JP2000210713A - 複合金属管の製造方法 - Google Patents

複合金属管の製造方法

Info

Publication number
JP2000210713A
JP2000210713A JP11014711A JP1471199A JP2000210713A JP 2000210713 A JP2000210713 A JP 2000210713A JP 11014711 A JP11014711 A JP 11014711A JP 1471199 A JP1471199 A JP 1471199A JP 2000210713 A JP2000210713 A JP 2000210713A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
metal
collecting chamber
material collecting
rotating wheel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11014711A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3695192B2 (ja
Inventor
Tatsuya Tonoki
達也 外木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP01471199A priority Critical patent/JP3695192B2/ja
Publication of JP2000210713A publication Critical patent/JP2000210713A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3695192B2 publication Critical patent/JP3695192B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
  • Extrusion Of Metal (AREA)
  • Metal Extraction Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造効率に優れ、2つの金属管を別個に準備
する必要のないコスト的に有利な複合金属管の製造方法
を提供する。 【解決手段】回転ホイール1の外周の溝部2と、回転ホ
イール1の所定の円弧長の溝部2に蓋を施すシューブロ
ック3によって構成される通路4に、回転ホイール1の
回転によってアルミニウム材13を引き込み、これを通
路4の奥の材料集合室5に送り込む。一方、銅管8をシ
ューブロック3の貫通孔7に送り込み、これを材料集合
室5とこれに連通した押出ダイス6に導入し、銅管8の
周囲にアルミニウム材13を被覆して押出ダイス6から
押し出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複合金属管の製造
方法に関し、特に、長尺な複合金属管を製造するための
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】熱交換器等において、たとえば、アルミ
ニウム管と銅管のような異種金属管を接続する場合に
は、ロウ付けなどによって直接接続することが難しいこ
とから、管継手を介して接続することが行われている。
【0003】図2は、管継手の例を示したもので、相互
を部分的に一体化させた銅の内層15とアルミニウムの
外層16から構成される。接続すべき一方の管である銅
管の中に内層15を挿入し、接続すべき他方の管である
アルミニウム管を外層16の中に挿入し、これにより互
いに衝合させられた同質管同士をロウ付けすることによ
って接続する。
【0004】図3は、管継手の原材料である複合金属管
を示し、管継手は、図のような複合金属管を所定の長さ
に切断し、内層15′と外層16′の所定の部分を図2
のように除去することによって作られる。
【0005】図4は、図3の複合金属管の製造方法を示
したもので、17は心体18の上に挿通された銅管、1
9は銅管17の外側に同心に配置されたアルミニウム
管、20はアルミニウム管19と心体18の頭部の周囲
にこれらを包むように設けられた火薬層、21は全体を
覆うカバーを示す。
【0006】22は雷管を示し、この雷管22によって
火薬層20を起爆させ、そのときの加圧力によってアル
ミニウム管19を縮管させ、銅管17とアルミニウム管
19を圧接する。この方法によって得られる複合金属管
は、固相圧接のために脆い金属間化合物が生成せず、従
って、内外層が強固に一体化された最適な管継手用素材
となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の複合金
属管の製造方法によると、1回の作業単位によって得ら
れる製品の長さが短い上に、段取りに多くの時間と手間
を要することから製造効率が悪く、さらに、2つの金属
管を別個に準備しなければならないなど高コストの要因
を多く抱えている。
【0008】従って、本発明の目的は、製造効率に優
れ、2つの金属管を別個に準備する必要のないコスト的
に有利な複合金属管の製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、所定の方向に回転する回転ホイールの外
周に形成された溝部と前記回転ホイールの所定の円弧長
にわたって前記溝部に蓋を施すシューブロックによって
構成される通路に前記回転ホイールの前記所定の方向の
回転によって金属材料を引き込み、引き込んだ前記金属
材料を前記回転ホイールの前記所定の方向の回転によっ
て前記通路に通じるように前記シューブロックの奥に形
成された材料集合室に送り込み、前記シューブロックの
前記材料集合室と連通する貫通孔に外部より金属管を送
り込んで前記材料集合室とこれに連通した押出ダイスに
前記金属管を導入し、導入した前記金属管の周上に前記
材料集合室に送り込まれた前記金属材料を被覆して前記
押出ダイスから押し出すことを特徴とする複合金属管の
製造方法を提供するものである。
【0010】上記の金属管と金属材料としては、特に材
質上の制限はないが、多くの場合、金属管は銅あるいは
銅合金によって構成され、金属材料にはアルミニウムあ
るいはアルミニウム合金が使用される。
【0011】金属管をシューブロックに送り込む直前に
おいて、フローティングプラグと引抜ダイスの組み合わ
せによって金属管を縮管するとともに、フローティング
プラグに連結した支持プラグによって材料集合室と押出
ダイスの位置における金属管の内面を支持し、これによ
って金属管の潰れおよび被覆される金属材料の偏肉を防
止することは好ましい実施態様である。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明による複合金属管の
製造方法の実施の形態について説明する。図1におい
て、1は回転ホイール、2はその外周に形成された溝
部、3は回転ホイール1の所定の円弧長にわたって溝部
2に蓋を施すシューブロックを示し、溝部2とシューブ
ロック3の間には、これによって通路4が形成される。
5は通路4に通じるようにシューブロック3の奥に形成
された材料集合室、6は材料集合室5に連通して設けら
れた押出ダイスを示す。
【0013】7は材料集合室5と連通するようにシュー
ブロック3に形成された貫通孔、8は外部より貫通孔7
に送り込まれる銅管を示す。この銅管8は、内側に位置
するフローティングプラグ9と外側に位置する引抜ダイ
ス10の組み合わせによって所定の寸法に縮管されてか
ら、貫通孔7に送り込まれる。
【0014】フローティングプラグ9には、連結部材1
1を介して支持プラグ12が連結されており、この支持
プラグ12は、材料集合室5と押出ダイス6の位置にお
いて銅管8の内面を支えている。
【0015】以上の構成において、回転ホイール1の回
転によってアルミニウム材13が通路4の中に引き込ま
れると、アルミニウム材13は通路4を通る間に摩擦に
よって発熱し、高圧力のもとに材料集合室5に送り込ま
れる。
【0016】材料集合室5に送り込まれたアルミニウム
材13は、銅管8の周囲に密接させられ、押出ダイス6
から銅管8とともに押し出される。銅管8とアルミニウ
ム材13は、回転ホイール1の回転に基づく高圧力のも
とに圧接されるので、両者間の接合は強固なものとな
る。
【0017】また、銅管8として長尺品を用意するか、
銅管8を連続的に供給すれば、従来に比べ各段に効率の
よい複合金属管14の製造が可能となり、また、これに
より、作業単位における製品量によって評価される段取
りも最小なものとなるので、低コストのもとに複合金属
管14を製造することができる。
【0018】さらに、アルミニウム材13を直接投下す
ることによる効果も大きく、従来のように別個にアルミ
ニウム管を準備する製造方法に比べると、アルミニウム
管を製造するための工程が省かれるので、その分加工費
が低減する。
【0019】なお、本実施形態においては、銅管8の内
面がフローティングプラグ9に連結された支持プラグ1
2によって支えられているので、高圧力が加わる材料集
合室5と押出ダイス6の部分において銅管8が潰れるよ
うなことがなく、従って、品質のよい複合金属管を製造
することができる。支持プラグ12に、偏肉防止のため
のニップルの作用を期待することは可能である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による複合
金属管の製造方法によれば、回転ホイールの外周に設け
た溝部とこれに蓋を施すシューブロックによって構成さ
れる通路に、回転ホイールの回転によって金属材料を引
き込んでこれを通路の奥に形成された材料集合室に送り
込み、シューブロックの貫通孔に送り込まれて材料集合
室を通過する金属管にこの金属材料を被覆し、これを押
出ダイスから押し出すことによって複合金属管を製造す
るため、効率よく複合金属管を製造することができる。
【0021】また、従来のように複合化するための金属
管を別個に準備する必要がないので、全体として低コス
トのもとに複合金属管を製造することができ、さらに、
金属管と金属材料が高圧のもとに圧接されるので、内外
層が強固に接合した高品質の複合金属管を製造すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による複合金属管の製造方法の実施の形
態を示す説明図。
【図2】管継手の説明図。
【図3】管継手の原材料となる複合金属管の説明図。
【図4】従来の複合金属管の製造方法を示す説明図。
【符号の説明】
1 回転ホイール 2 溝部 3 シューブロック 4 通路 5 材料集合室 6 押出ダイス 7 貫通孔 8 銅管 9 フローティングプラグ 10 引抜ダイス 11 連結部材 12 支持プラグ 13 アルミニウム材 14 複合金属管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16L 9/14 F16L 9/14

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の方向に回転する回転ホイールの外周
    に形成された溝部と前記回転ホイールの所定の円弧長に
    わたって前記溝部に蓋を施すシューブロックによって構
    成される通路に前記回転ホイールの前記所定の方向の回
    転によって金属材料を引き込み、 引き込んだ前記金属材料を前記回転ホイールの前記所定
    の方向の回転によって前記通路に通じるように前記シュ
    ーブロックの奥に形成された材料集合室に送り込み、 前記シューブロックの前記材料集合室と連通する貫通孔
    に外部より金属管を送り込んで前記材料集合室とこれに
    連通した押出ダイスに前記金属管を導入し、 導入した前記金属管の周上に前記材料集合室に送り込ま
    れた前記金属材料を被覆して前記押出ダイスから押し出
    すことを特徴とする複合金属管の製造方法。
  2. 【請求項2】前記金属管は、前記金属管の内側に位置す
    るフローティングプラグと前記金属管の外側に位置する
    引抜ダイスの組み合わせによって縮管されてから前記シ
    ューブロックの前記貫通孔に送り込まれ、前記材料集合
    室と前記押出ダイスを通過する部分を前記フローティン
    グプラグと連結した支持プラグによって内側から支えら
    れることを特徴とする請求項1項記載の複合金属管の製
    造方法。
  3. 【請求項3】前記金属材料は、アルミニウムであり、前
    記金属管は銅管であることを特徴とする請求項1項記載
    の複合金属管の製造方法。
JP01471199A 1999-01-22 1999-01-22 複合金属管の製造方法 Expired - Fee Related JP3695192B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01471199A JP3695192B2 (ja) 1999-01-22 1999-01-22 複合金属管の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01471199A JP3695192B2 (ja) 1999-01-22 1999-01-22 複合金属管の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000210713A true JP2000210713A (ja) 2000-08-02
JP3695192B2 JP3695192B2 (ja) 2005-09-14

Family

ID=11868750

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01471199A Expired - Fee Related JP3695192B2 (ja) 1999-01-22 1999-01-22 複合金属管の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3695192B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011120574A1 (en) * 2010-03-31 2011-10-06 Halcor Metal Works S.A. Seamless composite metal tube and method of manufacturing the same
CN103121045A (zh) * 2013-01-22 2013-05-29 大连交通大学 金属带绕包生产双金属复合材料的方法及设备
WO2015155826A1 (ja) * 2014-04-07 2015-10-15 三菱電機株式会社 熱交換器及び空気調和機
CN109174992A (zh) * 2018-06-27 2019-01-11 浙江海亮新材料有限公司 一种局部双合金复合铝型材的加工设备
CN110523800A (zh) * 2018-05-23 2019-12-03 上海电缆研究所有限公司 铜杆材以及铜合金杆材的加工方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101934301B (zh) * 2010-09-21 2012-08-08 河南科技大学 一种铜铝复合板的连续复合成形方法及其复合成形装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011120574A1 (en) * 2010-03-31 2011-10-06 Halcor Metal Works S.A. Seamless composite metal tube and method of manufacturing the same
US8663813B2 (en) 2010-03-31 2014-03-04 Halcor Metal Works S.A. Seamless composite metal tube and method of manufacturing the same
CN103121045A (zh) * 2013-01-22 2013-05-29 大连交通大学 金属带绕包生产双金属复合材料的方法及设备
CN103121045B (zh) * 2013-01-22 2015-04-22 大连交通大学 金属带绕包生产双金属复合材料的方法及设备
WO2015155826A1 (ja) * 2014-04-07 2015-10-15 三菱電機株式会社 熱交換器及び空気調和機
JPWO2015155826A1 (ja) * 2014-04-07 2017-04-13 三菱電機株式会社 熱交換器及び空気調和機
CN110523800A (zh) * 2018-05-23 2019-12-03 上海电缆研究所有限公司 铜杆材以及铜合金杆材的加工方法
CN109174992A (zh) * 2018-06-27 2019-01-11 浙江海亮新材料有限公司 一种局部双合金复合铝型材的加工设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP3695192B2 (ja) 2005-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20000029325A (ko) 복합-벽 관
US6822205B2 (en) Method for producing multilayer metal composite tubes
JP2000210713A (ja) 複合金属管の製造方法
JPH10128431A (ja) メッキ金属パイプの製造方法
EP1220723B1 (en) Continuous extrusion apparatus
EP0972915A1 (en) Muffler and its manufacturing method
CN104588964B (zh) 异种金属管材及其制备方法和应用
JPH06114571A (ja) クラッドパイプの製造方法
JP3229365B2 (ja) 管端末の成形方法
US6655415B2 (en) Copper tubing
JPH08141661A (ja) つば出し塩化ビニル鋼管の製造方法
JPS6124603B2 (ja)
JPH0526575B2 (ja)
JP3014491B2 (ja) 冷間圧延によるアイジョイントの製造方法
JPS6171191A (ja) 銅−リチウムクラツド材の製造方法
JP3832178B2 (ja) アルミニウム電解コンデンサ用リード線の製造装置および接合装置
JPH05131148A (ja) 楕円型メタル担体の製造方法
JPH01118333A (ja) ホース継手の製造方法
JP3370812B2 (ja) 排ガス浄化用メタル担体の製造方法
JPS58125314A (ja) 複合押出材の製造方法およびその装置
JPS6054123B2 (ja) 二重捲管を外側管とした細径金属重合管の製造方法
JP2868278B2 (ja) 複合管の製造方法
JPS59189977A (ja) 中空体内面のライニング方法
JPH08267611A (ja) パイプ継手の製造方法
JPH0394837A (ja) 排気ガス浄化触媒用金属担体の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040520

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050322

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050513

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050607

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050620

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090708

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees