JPH08141661A - つば出し塩化ビニル鋼管の製造方法 - Google Patents
つば出し塩化ビニル鋼管の製造方法Info
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- JPH08141661A JPH08141661A JP6308326A JP30832694A JPH08141661A JP H08141661 A JPH08141661 A JP H08141661A JP 6308326 A JP6308326 A JP 6308326A JP 30832694 A JP30832694 A JP 30832694A JP H08141661 A JPH08141661 A JP H08141661A
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- steel pipe
- wrap
- pvc
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L23/00—Flanged joints
- F16L23/02—Flanged joints the flanges being connected by members tensioned axially
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 配管後においてフランジ個所から腐食や水漏
れが発生しないようにフランジラップを鋼管部の端部に
密接圧着する。 【構成】 塩化ビニル鋼管の端部における外側の鋼管部
をフランジ加工した後に、外周に接着剤を塗布した円筒
形のフランジラップを鋼管部の端部に嵌め込み、ついで
このラップの内周面と対応する外面形状を有するブシュ
型をラップ内へ挿入し、該ブシュ型によってフランジラ
ップを加熱・加圧する。
れが発生しないようにフランジラップを鋼管部の端部に
密接圧着する。 【構成】 塩化ビニル鋼管の端部における外側の鋼管部
をフランジ加工した後に、外周に接着剤を塗布した円筒
形のフランジラップを鋼管部の端部に嵌め込み、ついで
このラップの内周面と対応する外面形状を有するブシュ
型をラップ内へ挿入し、該ブシュ型によってフランジラ
ップを加熱・加圧する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼管部の内側に塩化ビ
ニル管部を全体に密着させたつば出し塩化ビニル鋼管の
製造方法に関し、配管後においてフランジ個所から腐食
や水漏れが発生しないつば出し塩化ビニル鋼管の製造方
法に関する。
ニル管部を全体に密着させたつば出し塩化ビニル鋼管の
製造方法に関し、配管後においてフランジ個所から腐食
や水漏れが発生しないつば出し塩化ビニル鋼管の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】硬質のポリ塩化ビニル(PVC)管は、
耐薬品性が良好であるので多用されているが、その直径
が大きくなればなるほど高圧に耐えることができず、し
かも一般に70℃以上の高温環境では使用することがで
きない。このようなPVC管の本質的欠陥を回避するた
め、近年、PVCと鋼鉄の2層管であるPVC鋼管が提
案され、これは硬質PVC管よりも耐圧性及び機械的強
度が向上し、ビルやマンションにおける冷暖房設備など
の配管に使用されている。
耐薬品性が良好であるので多用されているが、その直径
が大きくなればなるほど高圧に耐えることができず、し
かも一般に70℃以上の高温環境では使用することがで
きない。このようなPVC管の本質的欠陥を回避するた
め、近年、PVCと鋼鉄の2層管であるPVC鋼管が提
案され、これは硬質PVC管よりも耐圧性及び機械的強
度が向上し、ビルやマンションにおける冷暖房設備など
の配管に使用されている。
【0003】 PVC鋼管は、前記のように単なる硬質
PVC管よりも広範囲の用途に適用でき、該PVC鋼管
に関して本発明者は既にその曲げ加工法などを種々提案
している。しかしながら、PVC鋼管の配管施工法は従
来とほぼ同様であり、通常の鋼管接合法であるネジ切り
接合方式,メカニカル継手接合方式,突き合せ溶接接合
方式,フランジ溶接接合方式,スタブエンド溶接接合方
式などの配管施工法を単に転用しているにすぎない。
PVC管よりも広範囲の用途に適用でき、該PVC鋼管
に関して本発明者は既にその曲げ加工法などを種々提案
している。しかしながら、PVC鋼管の配管施工法は従
来とほぼ同様であり、通常の鋼管接合法であるネジ切り
接合方式,メカニカル継手接合方式,突き合せ溶接接合
方式,フランジ溶接接合方式,スタブエンド溶接接合方
式などの配管施工法を単に転用しているにすぎない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらの接合方式をP
VC鋼管の配管に適用する場合、PVC内層を一旦部分
的に除去するため、接合後において溶接部分,継手接合
部又はネジ切り部から腐食又は水漏れ事故を起こしやす
い。しかも作業現場で溶接などを行なうと作業能率が非
常に悪く、安全作業上でも問題がある。この問題に関
し、工場で鋼管端にフランジ加工を施してルーズフラン
ジで接合すれば、現場作業の能率向上と省人・省力化に
なるとともに、工場加工による品質の向上・安定を比較
的容易に実現することが期待できる。
VC鋼管の配管に適用する場合、PVC内層を一旦部分
的に除去するため、接合後において溶接部分,継手接合
部又はネジ切り部から腐食又は水漏れ事故を起こしやす
い。しかも作業現場で溶接などを行なうと作業能率が非
常に悪く、安全作業上でも問題がある。この問題に関
し、工場で鋼管端にフランジ加工を施してルーズフラン
ジで接合すれば、現場作業の能率向上と省人・省力化に
なるとともに、工場加工による品質の向上・安定を比較
的容易に実現することが期待できる。
【0005】 つば出しPVC鋼管は、フランジ加工前
にPVC内層を一旦部分的に除去し、フランジ加工後に
つば出し面にPVC製ラップを密着することを要するけ
れども、該ラップを完全に密着することが非常に困難で
あり、その接着個所において部分的に空隙が発生しやす
く、該ラップが脱離したり、空隙個所から腐食又は水漏
れを起こしやすい。また、既存の金属鋼管のフランジ加
工装置は、一般に肉厚や寸法の異なる鋼管に対して適用
性が低く、融点や機械強度などが異なるPVCと鉄との
複合管であるPVC鋼管にそのまま適用することは不可
能である。
にPVC内層を一旦部分的に除去し、フランジ加工後に
つば出し面にPVC製ラップを密着することを要するけ
れども、該ラップを完全に密着することが非常に困難で
あり、その接着個所において部分的に空隙が発生しやす
く、該ラップが脱離したり、空隙個所から腐食又は水漏
れを起こしやすい。また、既存の金属鋼管のフランジ加
工装置は、一般に肉厚や寸法の異なる鋼管に対して適用
性が低く、融点や機械強度などが異なるPVCと鉄との
複合管であるPVC鋼管にそのまま適用することは不可
能である。
【0006】 本発明は、つば出しPVC鋼管の製造に
関する前記の問題点を改善するために提案されたもので
あり、ラップの接着個所に空隙が発生せず、配管後にお
いて腐食や水漏れが生じないつば出しPVC鋼管の製造
方法を提供することを目的としている。本発明の他の目
的は、加熱・加圧時にブシュ型が外方へ押し広がること
により、フランジラップを鋼管部の端部に容易に圧着で
きるつば出しPVC鋼管の製造方法を提供することを目
的としている。
関する前記の問題点を改善するために提案されたもので
あり、ラップの接着個所に空隙が発生せず、配管後にお
いて腐食や水漏れが生じないつば出しPVC鋼管の製造
方法を提供することを目的としている。本発明の他の目
的は、加熱・加圧時にブシュ型が外方へ押し広がること
により、フランジラップを鋼管部の端部に容易に圧着で
きるつば出しPVC鋼管の製造方法を提供することを目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る製造方法は、図1に示すように、鋼管
部1の内側にPVC管部2を嵌め込んで密着させるPV
C鋼管3について適用し、所望に応じて鋼管部1の外側
にもPVC管部を嵌合・密着させた3層管(図示しな
い)に適用してもよい。用いる鋼管部1は一般に炭素鋼
管であるが、ステンレス鋼管などを用いてもよい。ま
た、PVC管部2として、ポリエチレン管,ポリプロピ
レン管なども適用可能である。鋼管部1とPVC管部2
とは、一般に両者を嵌め合わせた後に接着剤で密着させ
る。
に、本発明に係る製造方法は、図1に示すように、鋼管
部1の内側にPVC管部2を嵌め込んで密着させるPV
C鋼管3について適用し、所望に応じて鋼管部1の外側
にもPVC管部を嵌合・密着させた3層管(図示しな
い)に適用してもよい。用いる鋼管部1は一般に炭素鋼
管であるが、ステンレス鋼管などを用いてもよい。ま
た、PVC管部2として、ポリエチレン管,ポリプロピ
レン管なども適用可能である。鋼管部1とPVC管部2
とは、一般に両者を嵌め合わせた後に接着剤で密着させ
る。
【0008】 PVC鋼管3は、その端部における外側
の鋼管部1をフランジ加工してフランジ部4(図5)を
形成し、この加工の際に鋼管部1のフランジ予定部5に
PVC管部2を除いている(図2参照)。フランジ予定
部5におけるPVC管部2は、あらかじめ短寸のPVC
管部2を嵌合・密着させて隙間を設けても、フランジ加
工前にPVC鋼管3のフランジ予定部5におけるPVC
管部を機械的に除去してもよい。
の鋼管部1をフランジ加工してフランジ部4(図5)を
形成し、この加工の際に鋼管部1のフランジ予定部5に
PVC管部2を除いている(図2参照)。フランジ予定
部5におけるPVC管部2は、あらかじめ短寸のPVC
管部2を嵌合・密着させて隙間を設けても、フランジ加
工前にPVC鋼管3のフランジ予定部5におけるPVC
管部を機械的に除去してもよい。
【0009】 鋼管部1のフランジ加工に用いるフラン
ジ加工装置7は、図3及び図4に示すように、鋼管部1
の端部内面に当接しながら回転する押圧部材10と、フ
ランジ加工作業の進行に応じて押圧部材10をほぼ水平
から直角まで位置変えするシリンダ機構11とを有す
る。押圧部材10の形状は、通常の円柱形又は截頭円錐
形であればよい。フランジ加工装置7は、塑性変形によ
って鋼管部1のフランジ予定部5にフランジ加工を施す
際に、ほぼ水平の状態に維持した押圧部材10をフラン
ジ加工作業の進行に応じてその回転中心に対して外方向
へ位置変えさせる別の移動機構(図示しない)を有す
る。
ジ加工装置7は、図3及び図4に示すように、鋼管部1
の端部内面に当接しながら回転する押圧部材10と、フ
ランジ加工作業の進行に応じて押圧部材10をほぼ水平
から直角まで位置変えするシリンダ機構11とを有す
る。押圧部材10の形状は、通常の円柱形又は截頭円錐
形であればよい。フランジ加工装置7は、塑性変形によ
って鋼管部1のフランジ予定部5にフランジ加工を施す
際に、ほぼ水平の状態に維持した押圧部材10をフラン
ジ加工作業の進行に応じてその回転中心に対して外方向
へ位置変えさせる別の移動機構(図示しない)を有す
る。
【0010】 PVC鋼管3における鋼管端部12に
は、外周に接着剤を塗布した円筒形のフランジラップ1
3(図5)を嵌め込み、該ラップもPVC管部2と同様
にPVC製である。図6に示すブシュ型8は、その外周
面がフランジラップ13の内周面と対応する形状であ
る。図7のように、プレス板14の先端に取付けたヒー
タ15をブシュ型8の貫通孔内へ進入させ、該プレス板
によってフランジラップ13を加熱すると同時に加圧す
る。ブシュ型8は、フッ素樹脂又は銅や鉄などの金属製
のフランジ付き円筒体であればよく、金属製の場合には
直径方向へ複数本の縦溝を設けている(図9参照)。
は、外周に接着剤を塗布した円筒形のフランジラップ1
3(図5)を嵌め込み、該ラップもPVC管部2と同様
にPVC製である。図6に示すブシュ型8は、その外周
面がフランジラップ13の内周面と対応する形状であ
る。図7のように、プレス板14の先端に取付けたヒー
タ15をブシュ型8の貫通孔内へ進入させ、該プレス板
によってフランジラップ13を加熱すると同時に加圧す
る。ブシュ型8は、フッ素樹脂又は銅や鉄などの金属製
のフランジ付き円筒体であればよく、金属製の場合には
直径方向へ複数本の縦溝を設けている(図9参照)。
【0011】
【作用】本発明の製造方法では、鋼管部1の端部12に
フランジラップ13を接着する際に、ブシュ型8によっ
て該ラップを管端部12の方へ強く押圧すると同時に加
熱する。ブシュ型8の加熱・加圧により、該ブシュ型は
外方へ押し広がってラップ13を管端部12に圧着す
る。この結果、ラップ13の外周面と端部12の内周面
とを密して空隙が消滅し、配管後においてラップ13と
鋼管部1との層間剥離などが発生しない。
フランジラップ13を接着する際に、ブシュ型8によっ
て該ラップを管端部12の方へ強く押圧すると同時に加
熱する。ブシュ型8の加熱・加圧により、該ブシュ型は
外方へ押し広がってラップ13を管端部12に圧着す
る。この結果、ラップ13の外周面と端部12の内周面
とを密して空隙が消滅し、配管後においてラップ13と
鋼管部1との層間剥離などが発生しない。
【0012】 本発明方法では、図4から明らかなよう
に、フランジ加工の際に鋼管部1のフランジ部4の下周
面と受け金型17の先端面との間に間隙18を有する。
これにより、フランジ部4の形成時に残留応力が殆ど増
加せず、磁気性つまり透磁率の上昇による腐食を解消す
る。この間隙18を設けるため、PVC鋼管3の鋼管部
1の肉厚が厚み約2mm以上であることが望ましい。
に、フランジ加工の際に鋼管部1のフランジ部4の下周
面と受け金型17の先端面との間に間隙18を有する。
これにより、フランジ部4の形成時に残留応力が殆ど増
加せず、磁気性つまり透磁率の上昇による腐食を解消す
る。この間隙18を設けるため、PVC鋼管3の鋼管部
1の肉厚が厚み約2mm以上であることが望ましい。
【0013】
【実施例】次に、本発明を実施例に基づいて説明する。
本発明方法は、図1に例示するようなPVC鋼管3につ
いて適用し、該PVC鋼管では炭素鋼管部1の内側にP
VC管部2を嵌め込んで接着剤で密着させる。この場
合、鋼管部1の外側にさらにPVC管部2を嵌合・密着
させた3層管でも適用可能である。PVC鋼管3は一般
に空調配管用又は上水道管用であり、炭素鋼管部1は例
えば直径60.5mm,厚み4mm、PVC管部2は直
径52.5mm,厚み2mmである。
本発明方法は、図1に例示するようなPVC鋼管3につ
いて適用し、該PVC鋼管では炭素鋼管部1の内側にP
VC管部2を嵌め込んで接着剤で密着させる。この場
合、鋼管部1の外側にさらにPVC管部2を嵌合・密着
させた3層管でも適用可能である。PVC鋼管3は一般
に空調配管用又は上水道管用であり、炭素鋼管部1は例
えば直径60.5mm,厚み4mm、PVC管部2は直
径52.5mm,厚み2mmである。
【0014】 PVC鋼管3は、その端部における鋼管
部1のフランジ加工のために、鋼管部1のフランジ予定
部5におけるPVC管部を機械的に除去する。PVC管
部を除去する幅は、PVC端面19がフランジ加工時の
加熱の影響を受けないように、鋼管部1におけるフラン
ジ予定部5の位置よりも相当に大きいことを要する。
部1のフランジ加工のために、鋼管部1のフランジ予定
部5におけるPVC管部を機械的に除去する。PVC管
部を除去する幅は、PVC端面19がフランジ加工時の
加熱の影響を受けないように、鋼管部1におけるフラン
ジ予定部5の位置よりも相当に大きいことを要する。
【0015】 本発明で用いるフランジ加工装置7は、
図3及び図4に示すように、鋼管部1のフランジ予定部
5の内面に当接しながら回転する押圧部材10と、フラ
ンジ加工作業の進行に応じて押圧部材10をほぼ水平か
ら直角まで位置変えするシリンダ機構11とからなる。
截頭円錐形の押圧部材10を中央に形成した横長ブロッ
ク20は、その連結軸21がU字形平面の支持枠22の
側壁に設けた湾曲貫通孔23を通過し、該連結軸を介し
てほぼ90度の範囲で位置変え可能である。一方、シリ
ンダ機構11は、一般に油圧シリンダ2本を1組にして
使用する。各油圧シリンダは、後端部24を支持枠22
の側壁上方に軸着し、且つその下端部25を連結軸21
と接続する。図示しないけれども、支持枠22と後方突
起部26とを相互に変位可能に接続し、両者間にラック
−ピニオン機構又は別個の油圧シリンダを設置すること
により、支持枠22が図面の上下方向に移動可能なよう
に構成している。
図3及び図4に示すように、鋼管部1のフランジ予定部
5の内面に当接しながら回転する押圧部材10と、フラ
ンジ加工作業の進行に応じて押圧部材10をほぼ水平か
ら直角まで位置変えするシリンダ機構11とからなる。
截頭円錐形の押圧部材10を中央に形成した横長ブロッ
ク20は、その連結軸21がU字形平面の支持枠22の
側壁に設けた湾曲貫通孔23を通過し、該連結軸を介し
てほぼ90度の範囲で位置変え可能である。一方、シリ
ンダ機構11は、一般に油圧シリンダ2本を1組にして
使用する。各油圧シリンダは、後端部24を支持枠22
の側壁上方に軸着し、且つその下端部25を連結軸21
と接続する。図示しないけれども、支持枠22と後方突
起部26とを相互に変位可能に接続し、両者間にラック
−ピニオン機構又は別個の油圧シリンダを設置すること
により、支持枠22が図面の上下方向に移動可能なよう
に構成している。
【0016】 フランジ加工装置7では、PVC鋼管3
の端部にフランジ部4(図5)を形成する際に、まず半
割型の受け金型17の上型を上昇させてPVC鋼管3を
受け金型17の下型内に挿入し、油圧シリンダ(図示し
ない)を伸長作動して前記上型を下方移動して受け金型
17を閉じてPVC鋼管3を水平に固定する。ついでヒ
ータ機構(図示しない)をほぼ水平の休止位置から作動
位置まで回動し、さらにガイドピンに沿って水平移動さ
せてガスバーナ(図示しない)をPVC鋼管3の端部中
心に位置させる。このガスバーナで鋼管部1のフランジ
予定部5の内面に向かって炎を噴射し、あらかじめ管端
内面を所定温度まで加熱する。所定の温度まで昇温した
ことを温度センサが感知すると、該温度センサからのフ
ィードバックによってヒータ機構へのガス供給を停止
し、該ヒータ機構をほぼ水平の休止位置に復帰させる。
の端部にフランジ部4(図5)を形成する際に、まず半
割型の受け金型17の上型を上昇させてPVC鋼管3を
受け金型17の下型内に挿入し、油圧シリンダ(図示し
ない)を伸長作動して前記上型を下方移動して受け金型
17を閉じてPVC鋼管3を水平に固定する。ついでヒ
ータ機構(図示しない)をほぼ水平の休止位置から作動
位置まで回動し、さらにガイドピンに沿って水平移動さ
せてガスバーナ(図示しない)をPVC鋼管3の端部中
心に位置させる。このガスバーナで鋼管部1のフランジ
予定部5の内面に向かって炎を噴射し、あらかじめ管端
内面を所定温度まで加熱する。所定の温度まで昇温した
ことを温度センサが感知すると、該温度センサからのフ
ィードバックによってヒータ機構へのガス供給を停止
し、該ヒータ機構をほぼ水平の休止位置に復帰させる。
【0017】 次に、支持枠22を前進移動し、押圧部
材10の周面をフランジ予定部5の内周面と接触させ
る。この状態で支持枠22を回転し、フランジ加工の進
行に応じて押圧部材10を鋼管部1の内面に当接しなが
ら位置変えしていく。押圧部材10が図4の実線位置ま
で約90度位置変えするとフランジ加工が完了する。形
成されるフランジ部4の下周面は、受け金型17の先端
面との間に約5mmの間隙18を有し、フランジ部4に
おいて残留応力が殆ど増加せずに透磁率も上昇しない。
フランジ加工作業が完了すれば、支持枠22を後退移動
し且つ受け金型17を開口してつば出しPVC鋼管3を
取り出す。
材10の周面をフランジ予定部5の内周面と接触させ
る。この状態で支持枠22を回転し、フランジ加工の進
行に応じて押圧部材10を鋼管部1の内面に当接しなが
ら位置変えしていく。押圧部材10が図4の実線位置ま
で約90度位置変えするとフランジ加工が完了する。形
成されるフランジ部4の下周面は、受け金型17の先端
面との間に約5mmの間隙18を有し、フランジ部4に
おいて残留応力が殆ど増加せずに透磁率も上昇しない。
フランジ加工作業が完了すれば、支持枠22を後退移動
し且つ受け金型17を開口してつば出しPVC鋼管3を
取り出す。
【0018】 得たつば出しPVC鋼管3は、図5から
図7に例示するように、クランプ(図示しない)などで
水平に固定してから、鋼管部1の端部12にフランジラ
ップ13を嵌入して接着する。図5から図7の工程は、
ラップ取付装置(図示しない)又は手作業によって連続
的に処理する。フランジラップ13は、PVC管部2と
同様のPVC製であり、フランジ部30と円筒部31を
有するフランジ付きの円筒体である。フランジラップ1
3において、その厚み及び円筒部31の内径はPVC管
部2のそれと、且つフランジ部30の外径は鋼管部1の
フランジ部4の直径とほぼ等しく、さらにその外周面は
PVC鋼管3における鋼管端部12の内周面と対応す
る。また、フランジラップ13の高さは、一般に鋼管部
1のフランジ部4の表面からPVC管部2の端面32ま
での距離よりも長く、このために環状段部を形成して下
方に小径部33に設けることを要する。
図7に例示するように、クランプ(図示しない)などで
水平に固定してから、鋼管部1の端部12にフランジラ
ップ13を嵌入して接着する。図5から図7の工程は、
ラップ取付装置(図示しない)又は手作業によって連続
的に処理する。フランジラップ13は、PVC管部2と
同様のPVC製であり、フランジ部30と円筒部31を
有するフランジ付きの円筒体である。フランジラップ1
3において、その厚み及び円筒部31の内径はPVC管
部2のそれと、且つフランジ部30の外径は鋼管部1の
フランジ部4の直径とほぼ等しく、さらにその外周面は
PVC鋼管3における鋼管端部12の内周面と対応す
る。また、フランジラップ13の高さは、一般に鋼管部
1のフランジ部4の表面からPVC管部2の端面32ま
での距離よりも長く、このために環状段部を形成して下
方に小径部33に設けることを要する。
【0019】 図5に示すように、フランジラップ13
を鋼管部1の端部12に嵌め込む際に、フランジ部30
の裏面及び円筒部31の外周面に接着剤を塗布し、この
接着剤はスリーボンド(商品名)などの公知のPVC用
熱反応性樹脂であればよい。フランジラップ13の嵌入
後に、図6においてブシュ型8をラップ内へ挿入する。
フッ素樹脂(ダイキン製)のブシュ型8は、ラップ13
と同様にフランジ付き円筒形であり、その貫通孔に熱伝
導性の高い銅スリーブ35(厚さ2mm)をインサート
している。ブシュ型8は、ラップ13の内周面と対応す
る外周面形状を有し、そのフランジ外径が該ラップのそ
れにほぼ等しく、図8に示すようにその外周面にラップ
13の小径部33に対応させて小径部36を形成するこ
とにより、該ラップ内へ挿入した際に密接する。
を鋼管部1の端部12に嵌め込む際に、フランジ部30
の裏面及び円筒部31の外周面に接着剤を塗布し、この
接着剤はスリーボンド(商品名)などの公知のPVC用
熱反応性樹脂であればよい。フランジラップ13の嵌入
後に、図6においてブシュ型8をラップ内へ挿入する。
フッ素樹脂(ダイキン製)のブシュ型8は、ラップ13
と同様にフランジ付き円筒形であり、その貫通孔に熱伝
導性の高い銅スリーブ35(厚さ2mm)をインサート
している。ブシュ型8は、ラップ13の内周面と対応す
る外周面形状を有し、そのフランジ外径が該ラップのそ
れにほぼ等しく、図8に示すようにその外周面にラップ
13の小径部33に対応させて小径部36を形成するこ
とにより、該ラップ内へ挿入した際に密接する。
【0020】 本発明の製造方法では、図7に示す矩形
プレス板14でブシュ型8に加圧し、この加圧は公知の
油圧シリンダ(図示しない)などによって約30Kg/
cm2を付与する。プレス板14の先端には円柱形のヒ
ータ15を垂直に取付け、該ヒータはブシュ型8の貫通
孔と密接して進入可能である。プレス板14をブシュ型
8に当接し、そのヒータ15をブシュ型8内へ挿入する
ことにより、ブシュ型8を介してラップ13を管端部1
2の方へ押圧すると同時に150〜240℃に加熱す
る。ブシュ型8を所定時間加熱すると、該ブシュ型のフ
ッ素樹脂は熱膨張によって外方へ約1〜2%押し広が
り、管端部12の内周壁とラップ13の外周面とを強く
圧着する。
プレス板14でブシュ型8に加圧し、この加圧は公知の
油圧シリンダ(図示しない)などによって約30Kg/
cm2を付与する。プレス板14の先端には円柱形のヒ
ータ15を垂直に取付け、該ヒータはブシュ型8の貫通
孔と密接して進入可能である。プレス板14をブシュ型
8に当接し、そのヒータ15をブシュ型8内へ挿入する
ことにより、ブシュ型8を介してラップ13を管端部1
2の方へ押圧すると同時に150〜240℃に加熱す
る。ブシュ型8を所定時間加熱すると、該ブシュ型のフ
ッ素樹脂は熱膨張によって外方へ約1〜2%押し広が
り、管端部12の内周壁とラップ13の外周面とを強く
圧着する。
【0021】 ラップ13への加熱・加圧が完了する
と、プレス板14を後退させる。この後にブシュ型8を
空冷してその熱膨張を解消させてから、該ブシュ型を管
端部12から除去する。ラップ13の外周面は、管端部
12の内周面に密着接着されて空隙が消滅し、配管後に
おいてラップ13と鋼管部1とが層間剥離を起こすこと
はない。
と、プレス板14を後退させる。この後にブシュ型8を
空冷してその熱膨張を解消させてから、該ブシュ型を管
端部12から除去する。ラップ13の外周面は、管端部
12の内周面に密着接着されて空隙が消滅し、配管後に
おいてラップ13と鋼管部1とが層間剥離を起こすこと
はない。
【0022】 図9に示すブシュ型40は、銅や鉄など
の金属製のフランジ付き円筒体であり、金属製としては
熱伝導性の点から銅製が好ましい。ブシュ型40には直
径方向へ複数本の縦溝41を設け、縦溝41,41はフ
ランジ表面において直交状に形成し、フランジ表面から
ブシュ型下方部まで下方へ延びている。ブシュ型40
は、フランジラップ13を鋼管部1の端部12へ嵌入し
た後にプレス板14を当圧し、その貫通孔42内へ円柱
形のヒータ15を密接進入させることにより、ブシュ型
40を介してラップ13を管端部12の方へ押圧すると
同時に加熱する。ブシュ型40は、所定時間の加熱・加
圧によって外方へ押し広がり、管端部12の内周壁とラ
ップ13の外周面とを強く圧着するけれども、縦溝4
1,41に対応した突条がラップ13の内周面に形成さ
れないように加熱温度と加圧力を制御する。
の金属製のフランジ付き円筒体であり、金属製としては
熱伝導性の点から銅製が好ましい。ブシュ型40には直
径方向へ複数本の縦溝41を設け、縦溝41,41はフ
ランジ表面において直交状に形成し、フランジ表面から
ブシュ型下方部まで下方へ延びている。ブシュ型40
は、フランジラップ13を鋼管部1の端部12へ嵌入し
た後にプレス板14を当圧し、その貫通孔42内へ円柱
形のヒータ15を密接進入させることにより、ブシュ型
40を介してラップ13を管端部12の方へ押圧すると
同時に加熱する。ブシュ型40は、所定時間の加熱・加
圧によって外方へ押し広がり、管端部12の内周壁とラ
ップ13の外周面とを強く圧着するけれども、縦溝4
1,41に対応した突条がラップ13の内周面に形成さ
れないように加熱温度と加圧力を制御する。
【0023】 図10に示すフランジラップ45は、前
記のフランジラップ13とほぼ同様のPVC製であるけ
れども、該ラップの下端面46が内壁から外壁に向かっ
て下方へ傾斜している。この結果、フランジラップ45
が管端部12の内周壁に圧着されると、該ラップの下端
部とPVC管部2の内周面との間に環状段部が形成され
ず、この環状段部に汚れが蓄積することが発生しない。
記のフランジラップ13とほぼ同様のPVC製であるけ
れども、該ラップの下端面46が内壁から外壁に向かっ
て下方へ傾斜している。この結果、フランジラップ45
が管端部12の内周壁に圧着されると、該ラップの下端
部とPVC管部2の内周面との間に環状段部が形成され
ず、この環状段部に汚れが蓄積することが発生しない。
【0024】 図11に示すフランジラップ50は、そ
の下端面51が外壁から内壁に向かって下方へ、一方、
PVC管部2の端面52がそれと反対向きに傾斜してい
る。フランジラップ50の高さは、鋼管部1のフランジ
部4の表面からPVC管部2の端面52までの距離とほ
ぼ等しく、このために円筒部53に環状段部を形成して
いない。ラップ50が管端部12の内周壁に圧着される
と、該ラップの傾斜下端面51とPVC管部2の傾斜端
面52とが当接し、該ラップの内周面とPVC管部2の
内周面とが一直線状になり、内周面に汚れが蓄積するこ
とが発生しない。
の下端面51が外壁から内壁に向かって下方へ、一方、
PVC管部2の端面52がそれと反対向きに傾斜してい
る。フランジラップ50の高さは、鋼管部1のフランジ
部4の表面からPVC管部2の端面52までの距離とほ
ぼ等しく、このために円筒部53に環状段部を形成して
いない。ラップ50が管端部12の内周壁に圧着される
と、該ラップの傾斜下端面51とPVC管部2の傾斜端
面52とが当接し、該ラップの内周面とPVC管部2の
内周面とが一直線状になり、内周面に汚れが蓄積するこ
とが発生しない。
【0025】
【発明の効果】本発明に係る製造方法では、鋼管部の端
部にフランジラップを接着する際に、ブシュ型によって
該ラップを管端部の方へ押圧すると同時に加熱すること
により、ブシュ型が外方へ押し広がってラップを管端部
に完全に圧着する。こうして得たつば出しPVC鋼管
は、フランジ加工前にPVC内層を一旦部分的に除去し
てもラップがつば出し面に圧着されていることにより、
その接着個所において空隙が発生せず、該ラップが脱離
したり、空隙個所から腐食又は水漏れなどが発生するこ
とがない。
部にフランジラップを接着する際に、ブシュ型によって
該ラップを管端部の方へ押圧すると同時に加熱すること
により、ブシュ型が外方へ押し広がってラップを管端部
に完全に圧着する。こうして得たつば出しPVC鋼管
は、フランジ加工前にPVC内層を一旦部分的に除去し
てもラップがつば出し面に圧着されていることにより、
その接着個所において空隙が発生せず、該ラップが脱離
したり、空隙個所から腐食又は水漏れなどが発生するこ
とがない。
【0026】 また、本発明に係る製造方法では、形成
されるフランジ部の下周面と金型の先端面との間に間隙
を有することにより、つば出し部において残留応力が増
加せず、磁気性つまり透磁率の上昇による腐食の問題も
解消している。この間隙を設けるため、PVC鋼管にお
ける鋼管部がある程度の肉厚を有し、これによって正確
なつば出し加工を達成している。したがって、本発明方
法を適用すると、PVC鋼管の不良品の発生が少なくな
り、しかもPVC鋼管の寸法精度が上がるうえに機械の
ランニングコストも減らすことができる。
されるフランジ部の下周面と金型の先端面との間に間隙
を有することにより、つば出し部において残留応力が増
加せず、磁気性つまり透磁率の上昇による腐食の問題も
解消している。この間隙を設けるため、PVC鋼管にお
ける鋼管部がある程度の肉厚を有し、これによって正確
なつば出し加工を達成している。したがって、本発明方
法を適用すると、PVC鋼管の不良品の発生が少なくな
り、しかもPVC鋼管の寸法精度が上がるうえに機械の
ランニングコストも減らすことができる。
【図1】 本発明方法で加工するPVC鋼管を示す縦断
面図である。
面図である。
【図2】 図1のPVC鋼管の端部においてPVC管部
を除去した状態を示す縦断面図である。
を除去した状態を示す縦断面図である。
【図3】 PVC鋼管におけるフランジ加工の開始状態
を示す部分縦断面図である。
を示す部分縦断面図である。
【図4】 PVC鋼管におけるフランジ加工の終了状態
を示す図3と同様の部分縦断面図である。
を示す図3と同様の部分縦断面図である。
【図5】 PVC鋼管の端部にフランジラップを挿入し
た状態を示す概略縦断面図である。
た状態を示す概略縦断面図である。
【図6】 図5のフランジラップの中にブシュ型を嵌入
した状態を示す概略縦断面図である。
した状態を示す概略縦断面図である。
【図7】 図6のブシュ型の中にプレス板を押し付けて
ヒータを嵌入した状態を示す概略縦断面図である。
ヒータを嵌入した状態を示す概略縦断面図である。
【図8】 本発明で用いるフッ素樹脂製のブシュ型の斜
視図である。
視図である。
【図9】 本発明で用いる銅製のブシュ型の斜視図であ
る。
る。
【図10】 フランジラップの変形例を示すPVC鋼管
の部分縦断面図である。
の部分縦断面図である。
【図11】 フランジラップの別の変形例を示すPVC
鋼管の部分縦断面図である。
鋼管の部分縦断面図である。
1 鋼管部 2 PVC管部 3 PVC鋼管 4 フランジ部 5 フランジ予定部 7 フランジ加工装置 8 ブシュ型 10 押圧部材 13 フランジラップ 14 プレス板 15 ヒータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 15/08 102 A 9349−4F
Claims (4)
- 【請求項1】 鋼管部の内側に塩化ビニル管部を嵌め込
みさらに所望に応じて鋼管部の外側にも塩化ビニル管部
を嵌合して密着させる塩化ビニル鋼管について、塩化ビ
ニル鋼管の端部における外側の鋼管部をフランジ加工し
た後に、外周に接着剤を塗布した円筒形のフランジラッ
プを鋼管部の端部に嵌め込み、ついでこのラップの内周
面と対応する外面形状を有するブシュ型をラップ内へ挿
入し、該ブシュ型によってフランジラップを加熱・加圧
することにより、該ラップを鋼管部の端部に圧着するつ
ば出し塩化ビニル鋼管の製造方法。 - 【請求項2】 フランジラップ内へ挿入するブシュ型が
フッ素樹脂製のフランジ付き円筒体であり、該ブシュ型
が加熱・加圧によって外方へ膨張してラップを圧着する
請求項1記載の製造方法。 - 【請求項3】 フランジラップ内へ挿入するブシュ型が
直径方向へ複数本の縦溝を設けた金属製のフランジ付き
円筒体であり、該ブシュ型を加熱・加圧によって外方へ
押し広げてラップを圧着する請求項1記載の製造方法。 - 【請求項4】 プレス板の先端に円柱形のヒータを垂直
に取付け、該ヒータをブシュ型の貫通孔内へ密接して進
入させるとともに、該プレス板によってブシュ型に加圧
する請求項1記載の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6308326A JPH08141661A (ja) | 1994-11-16 | 1994-11-16 | つば出し塩化ビニル鋼管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6308326A JPH08141661A (ja) | 1994-11-16 | 1994-11-16 | つば出し塩化ビニル鋼管の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08141661A true JPH08141661A (ja) | 1996-06-04 |
Family
ID=17979714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6308326A Pending JPH08141661A (ja) | 1994-11-16 | 1994-11-16 | つば出し塩化ビニル鋼管の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08141661A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19980073655A (ko) * | 1997-03-18 | 1998-11-05 | 이대원 | 섬유강화 복합관과 플랜지 커플링의 접합구조 |
KR100476998B1 (ko) * | 2001-12-04 | 2005-03-16 | 주식회사 건축사사무소광장 | 플랜지형 피복파형강관의 제조설비 |
KR100476650B1 (ko) * | 2001-12-04 | 2005-03-17 | 주식회사 화인종합건축사사무소 | 플랜지형 피복파형강관의 제조방법 및 그 피복파형강관 |
KR101597945B1 (ko) * | 2015-10-02 | 2016-02-25 | 비케이엠 주식회사 | 덕트 연결용 직관파이프 제조장치 |
KR101674949B1 (ko) * | 2015-06-29 | 2016-11-11 | 한국다이쇼쿠 주식회사 | 라이닝배관어댑터장치 |
-
1994
- 1994-11-16 JP JP6308326A patent/JPH08141661A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19980073655A (ko) * | 1997-03-18 | 1998-11-05 | 이대원 | 섬유강화 복합관과 플랜지 커플링의 접합구조 |
KR100476998B1 (ko) * | 2001-12-04 | 2005-03-16 | 주식회사 건축사사무소광장 | 플랜지형 피복파형강관의 제조설비 |
KR100476650B1 (ko) * | 2001-12-04 | 2005-03-17 | 주식회사 화인종합건축사사무소 | 플랜지형 피복파형강관의 제조방법 및 그 피복파형강관 |
KR101674949B1 (ko) * | 2015-06-29 | 2016-11-11 | 한국다이쇼쿠 주식회사 | 라이닝배관어댑터장치 |
KR101597945B1 (ko) * | 2015-10-02 | 2016-02-25 | 비케이엠 주식회사 | 덕트 연결용 직관파이프 제조장치 |
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