JPH10128431A - メッキ金属パイプの製造方法 - Google Patents
メッキ金属パイプの製造方法Info
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- B23K20/02—Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating by means of a press ; Diffusion bonding
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 メッキされた金属パイプ結合部材の製造方法
を提供する。 【解決手段】 メッキされた金属パイプの製造方法に関
し、特に、後の内面メッキを形成し、チューブブランク
を正確に挿入してパイプセクションの拡管とアップセッ
トによりメッキされた金属パイプを製造し、このように
成形されたパイプ結合部材を熱間押出しによりメッキさ
れた金属パイプを製造する。
を提供する。 【解決手段】 メッキされた金属パイプの製造方法に関
し、特に、後の内面メッキを形成し、チューブブランク
を正確に挿入してパイプセクションの拡管とアップセッ
トによりメッキされた金属パイプを製造し、このように
成形されたパイプ結合部材を熱間押出しによりメッキさ
れた金属パイプを製造する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、メッキされた金属
パイプの製造方法に関し、特に、内面的にメッキされた
金属パイプの製造方法に関するものである。
パイプの製造方法に関し、特に、内面的にメッキされた
金属パイプの製造方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】メッキされた金属パイプの製造について
種々の製造方法が既に知られている。 １．ロール溶接 圧延メッキ金属板がパイプに成形するために曲げられ、
長手方向に溶接される。 ２．遠心鋳造 金属溶融物が軸に対して回転可能なようにした方法で相
対的位置に堆積させて金属パイプを鋳造する。金属溶融
物は、それが回転中に金属パイプの円周長手および断面
方向に沿って均一に分布される。 ３．内面加圧メッキ 内面メッキを形成するために薄肉パイプを金属パイプの
内面に正確に結合するように挿入し、そして内面に圧力
を付与することによって外側のパイプの内面円周表面に
加圧する、（ドイツ特許第４，４０６，１８８号）。 ４．押出し 後でメッキを形成する金属の内側パイプが金属パイプに
押し込まれ、低融点合金がこの内側パイプ外周面に結合
剤（ハンダ）のような手段で付与される。前記２つのパ
イプの中間スペースは、次いで真空にされ、その結合材
は約１１００℃に加熱され、このようにして、２つのパ
イプ間の結合合金は溶融状態でそのスペースに流れ、そ
してこのパイプ結合材は次いで熱間押出される、（米国
特許第４，７４４，５０４号）。
種々の製造方法が既に知られている。 １．ロール溶接 圧延メッキ金属板がパイプに成形するために曲げられ、
長手方向に溶接される。 ２．遠心鋳造 金属溶融物が軸に対して回転可能なようにした方法で相
対的位置に堆積させて金属パイプを鋳造する。金属溶融
物は、それが回転中に金属パイプの円周長手および断面
方向に沿って均一に分布される。 ３．内面加圧メッキ 内面メッキを形成するために薄肉パイプを金属パイプの
内面に正確に結合するように挿入し、そして内面に圧力
を付与することによって外側のパイプの内面円周表面に
加圧する、（ドイツ特許第４，４０６，１８８号）。 ４．押出し 後でメッキを形成する金属の内側パイプが金属パイプに
押し込まれ、低融点合金がこの内側パイプ外周面に結合
剤（ハンダ）のような手段で付与される。前記２つのパ
イプの中間スペースは、次いで真空にされ、その結合材
は約１１００℃に加熱され、このようにして、２つのパ
イプ間の結合合金は溶融状態でそのスペースに流れ、そ
してこのパイプ結合材は次いで熱間押出される、（米国
特許第４，７４４，５０４号）。
【０００３】前述した殆どの製造方法は、各ケースにお
いて非常に多くの製造工程を経なければならないために
非常に手間のかかるものあり、最終製品が高価になり、
しかも、高品質材料のコンパクトなパイプを造る場合に
比較して競合が少ないことになる。本発明の目的は、よ
り安価な魅力的価格で、しかも高品質材料で造られたパ
イプと競合しうるような形で提供しうる最終製品のため
のメッキされたパイプの簡素化された製造方法に基づい
たものである。この目的は、それぞれの場合において、
金属或いは合金で造られたメッキされたパイプ、特に内
面にメッキされたパイプの製造である。パイプに運ばれ
るされる製品に向けて片面上に付与されたメッキは、よ
り高い品質の材料で、しかも特に耐食性のあるステンレ
ス鋼のような耐食性に優れた製品である。反面、実際に
使用するパイプは、例えば鋳鉄、炭素鋼或いは類似の材
料のようなより価値の低い材料である。特に、原則的に
はメッキは単層であるべきであるけれども、二層ないし
それ以上の層で形成されたメッキも勿論可能である。事
実、低品質の材料で造られたパイプの外面および内面の
両側に高品質のコーテングを施すような場合も同様に考
えられ得る。しかしながら、注目の焦点は、搬送用パイ
プの内面円周表面が高品質材料でメッキされるような製
品への適用である。従って、本発明は、前述した単層内
面メッキパイプで代表されるような限定したプロセスに
拘泥することなく、前述の後段で述べたような適用の場
合をベースに説明していく。
いて非常に多くの製造工程を経なければならないために
非常に手間のかかるものあり、最終製品が高価になり、
しかも、高品質材料のコンパクトなパイプを造る場合に
比較して競合が少ないことになる。本発明の目的は、よ
り安価な魅力的価格で、しかも高品質材料で造られたパ
イプと競合しうるような形で提供しうる最終製品のため
のメッキされたパイプの簡素化された製造方法に基づい
たものである。この目的は、それぞれの場合において、
金属或いは合金で造られたメッキされたパイプ、特に内
面にメッキされたパイプの製造である。パイプに運ばれ
るされる製品に向けて片面上に付与されたメッキは、よ
り高い品質の材料で、しかも特に耐食性のあるステンレ
ス鋼のような耐食性に優れた製品である。反面、実際に
使用するパイプは、例えば鋳鉄、炭素鋼或いは類似の材
料のようなより価値の低い材料である。特に、原則的に
はメッキは単層であるべきであるけれども、二層ないし
それ以上の層で形成されたメッキも勿論可能である。事
実、低品質の材料で造られたパイプの外面および内面の
両側に高品質のコーテングを施すような場合も同様に考
えられ得る。しかしながら、注目の焦点は、搬送用パイ
プの内面円周表面が高品質材料でメッキされるような製
品への適用である。従って、本発明は、前述した単層内
面メッキパイプで代表されるような限定したプロセスに
拘泥することなく、前述の後段で述べたような適用の場
合をベースに説明していく。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、メッキされ
た金属パイプの製造方法、特に、後の内面メッキを形成
し、チューブブランクを正確に挿入してパイプセクショ
ンの拡管とアップセットによりメッキされた金属パイプ
の製造し、このように成形されたパイプ結合部材を熱間
押出しによりメッキされた金属パイプの製造方法を提供
するものである。
た金属パイプの製造方法、特に、後の内面メッキを形成
し、チューブブランクを正確に挿入してパイプセクショ
ンの拡管とアップセットによりメッキされた金属パイプ
の製造し、このように成形されたパイプ結合部材を熱間
押出しによりメッキされた金属パイプの製造方法を提供
するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明によって提案されたプロセスは、以下の
手段の結合によって特徴ずけられたメッキされた金属パ
イプの製造のためのプロセスであり、その要旨は以下の
とおりである。メッキ金属パイプの製造方法であって、
（ａ）金属的に光沢のある相対向する円周面を有し、パ
イプセクションおよびチューブブランクの両者が同一の
長さで、かつ最終製品との関係においてより大きな肉厚
とより短い長さを有し、前記パイプセクションが前記チ
ューブブランクの内径に相当する外径を有し、後にメッ
キ層を形成するパイプセクションをチューブブランクに
適合するように正確に導入する工程、（ｂ）前記パイプ
セクションが放射状方向において前記パイプセクション
の塑性変形を発生する力によって軸方向において同時に
アップセットされ、しかも前記チューブブランクとプレ
ス結合するような状況において、前記パイプセクション
とチューブブランクの間に存在する空気を放出して前記
チューブブランクの円周表面に十分に接触するように位
置する方法で内圧をかけて前記パイプセクションをセッ
トする工程、および（ｃ）前記短縮されたパイプセクシ
ョンと前記チューブブランクとから成形されたパイプ結
合体を、成形温度に加熱し、次いで最終寸法に１つの動
作で押出す工程、を含むことを特徴とするメッキ金属パ
イプの製造方法。
ために、本発明によって提案されたプロセスは、以下の
手段の結合によって特徴ずけられたメッキされた金属パ
イプの製造のためのプロセスであり、その要旨は以下の
とおりである。メッキ金属パイプの製造方法であって、
（ａ）金属的に光沢のある相対向する円周面を有し、パ
イプセクションおよびチューブブランクの両者が同一の
長さで、かつ最終製品との関係においてより大きな肉厚
とより短い長さを有し、前記パイプセクションが前記チ
ューブブランクの内径に相当する外径を有し、後にメッ
キ層を形成するパイプセクションをチューブブランクに
適合するように正確に導入する工程、（ｂ）前記パイプ
セクションが放射状方向において前記パイプセクション
の塑性変形を発生する力によって軸方向において同時に
アップセットされ、しかも前記チューブブランクとプレ
ス結合するような状況において、前記パイプセクション
とチューブブランクの間に存在する空気を放出して前記
チューブブランクの円周表面に十分に接触するように位
置する方法で内圧をかけて前記パイプセクションをセッ
トする工程、および（ｃ）前記短縮されたパイプセクシ
ョンと前記チューブブランクとから成形されたパイプ結
合体を、成形温度に加熱し、次いで最終寸法に１つの動
作で押出す工程、を含むことを特徴とするメッキ金属パ
イプの製造方法。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明によるプロセスは、上述し
た目的を解決するものである。既に潜在的に知られた押
出しプロセスによって内面メッキされたパイプの生産の
ためのパイプ結合の準備のためには、驚くべきことに
は、一つの操作工程；主として内面圧力および後の内面
メッキを形成するパイプセクションの同時的なアップセ
テイングを行うだけで十分である。例えば、ろう付け層
の適用とか米国特許第４，７４４，５０４号にある必須
と見なされた中間スペースの真空化というような何らか
の更なる手段なしに、両者のパイプ間の優れたボンデイ
ング形成が十分行われ、引き続く押出しが、両者の材料
間の純粋な溶融結合を導くものである。油圧で付与され
る内面メッキパイプとチューブブランクの間のボンデイ
ングは、既に前提で引用した既知の全てのプロセスより
もかなり簡単でしかもより経済的に達成しうる。本発明
によるプロセスは、根本的に既知のプロセスと相違し、
第一にメッキが最終的に仕上げられたパイプに行われる
ことである。しかしながら、米国特許第４，７４４，５
０４号で知られたプロセスのように、材料の結合はパイ
プの製造以前に上述したように実質的により容易で、し
かもより費用効果の高い方法で行われる。本発明による
プロセスによれば、シームレスチューブブランクがシー
ムレスパイプセクションに処理されることができる。し
かしながら、溶接したチューブブランクおよび溶接した
パイプセクションの使用も、同様に可能である。最終的
な分析において、溶接したパイプセクションを伴うシー
ムレスチューブブランクの使用或いはシームレスパイプ
セクションを伴う溶接したチューブブランクの使用も同
様に考えられ得ることである。
た目的を解決するものである。既に潜在的に知られた押
出しプロセスによって内面メッキされたパイプの生産の
ためのパイプ結合の準備のためには、驚くべきことに
は、一つの操作工程；主として内面圧力および後の内面
メッキを形成するパイプセクションの同時的なアップセ
テイングを行うだけで十分である。例えば、ろう付け層
の適用とか米国特許第４，７４４，５０４号にある必須
と見なされた中間スペースの真空化というような何らか
の更なる手段なしに、両者のパイプ間の優れたボンデイ
ング形成が十分行われ、引き続く押出しが、両者の材料
間の純粋な溶融結合を導くものである。油圧で付与され
る内面メッキパイプとチューブブランクの間のボンデイ
ングは、既に前提で引用した既知の全てのプロセスより
もかなり簡単でしかもより経済的に達成しうる。本発明
によるプロセスは、根本的に既知のプロセスと相違し、
第一にメッキが最終的に仕上げられたパイプに行われる
ことである。しかしながら、米国特許第４，７４４，５
０４号で知られたプロセスのように、材料の結合はパイ
プの製造以前に上述したように実質的により容易で、し
かもより費用効果の高い方法で行われる。本発明による
プロセスによれば、シームレスチューブブランクがシー
ムレスパイプセクションに処理されることができる。し
かしながら、溶接したチューブブランクおよび溶接した
パイプセクションの使用も、同様に可能である。最終的
な分析において、溶接したパイプセクションを伴うシー
ムレスチューブブランクの使用或いはシームレスパイプ
セクションを伴う溶接したチューブブランクの使用も同
様に考えられ得ることである。
【０００７】耐食性ステンレス鋼で作られたパイプセク
ションを伴う非合金鋼で作られたチューブブランクの使
用は好ましいものである。しかしながら、搬送パイプは
他の金属材料、および他の高品質金属或いは合金のパイ
プセクションでも製造することができる。好ましくは、
パイプセクションは油圧で３５，０００バールまでの圧
力で、同時に、軸方向にアップセッテング操作を伴って
チューブブランク上に加圧される。それぞれの場合にお
いて、拡管のために付与される圧力値およびパイプセク
ションのアップセッテングのための力の値は、幾何学的
状況に依存し、特に、見積もられた幅および肉厚、同様
に材料強度に依存する。
ションを伴う非合金鋼で作られたチューブブランクの使
用は好ましいものである。しかしながら、搬送パイプは
他の金属材料、および他の高品質金属或いは合金のパイ
プセクションでも製造することができる。好ましくは、
パイプセクションは油圧で３５，０００バールまでの圧
力で、同時に、軸方向にアップセッテング操作を伴って
チューブブランク上に加圧される。それぞれの場合にお
いて、拡管のために付与される圧力値およびパイプセク
ションのアップセッテングのための力の値は、幾何学的
状況に依存し、特に、見積もられた幅および肉厚、同様
に材料強度に依存する。
【０００８】本発明によるプロセスの好ましい実施態様
によれば、緊締されたパイプセクションを有するチュー
ブブランクから成形されたパイプ結合体は、１，０５０
〜１２５０℃の範囲の温度にその長手方向に複数回加熱
された後で押出し加工される。以下に本発明を図面を参
照して説明する。
によれば、緊締されたパイプセクションを有するチュー
ブブランクから成形されたパイプ結合体は、１，０５０
〜１２５０℃の範囲の温度にその長手方向に複数回加熱
された後で押出し加工される。以下に本発明を図面を参
照して説明する。
【０００９】図１（ａ）による油圧プレスは、チューブ
ブランク４から成形されたパイプ結合のための筒状の支
持体３を有する型１の上部セクションと型２の下部セク
ション、およびそこにフィットするために正確に挿入さ
れたパイプセクション５で構成される。上部パンチ１１
は、前記型１の上部セクションを保持し、前記型２の下
部セクションは閉じている。前記チューブブランク４と
パイプセクション５の間の間隙は、明瞭とするために、
多少誇張されて広く示されている。基本的に、前記パイ
プセクション５は、前記チューブブランク４に正確に適
合するように位置している。密封リング７、８は、パイ
プ結合４、５の両端部に対して置かれている。前記密封
リング７、８の間には、環状のスペース６から空気を排
出するための軸方向孔部９をが形成されている。図１
（ｂ）は、図１（ａ）のＡ−Ｂ断面を示す図である。
ブランク４から成形されたパイプ結合のための筒状の支
持体３を有する型１の上部セクションと型２の下部セク
ション、およびそこにフィットするために正確に挿入さ
れたパイプセクション５で構成される。上部パンチ１１
は、前記型１の上部セクションを保持し、前記型２の下
部セクションは閉じている。前記チューブブランク４と
パイプセクション５の間の間隙は、明瞭とするために、
多少誇張されて広く示されている。基本的に、前記パイ
プセクション５は、前記チューブブランク４に正確に適
合するように位置している。密封リング７、８は、パイ
プ結合４、５の両端部に対して置かれている。前記密封
リング７、８の間には、環状のスペース６から空気を排
出するための軸方向孔部９をが形成されている。図１
（ｂ）は、図１（ａ）のＡ−Ｂ断面を示す図である。
【００１０】プレス操作を開始するために、図２に示す
ように、圧力パンチ１０が両サイドから適用される。次
いで、油圧油が前記圧力パンチ１０の一方或いは両方に
ある穿孔を通ってパイプセクション５内に導入され、そ
して内部の過剰な圧力Ｐ１がそこに発生する。この内部
の過剰な圧力は、前記パイプセクション５の均一な放射
状の膨張を誘起する効果があり、しかも前記チューブブ
ランク４の内部の円周表面と接触して前記パイプセクシ
ョンと密着することになる。このような状態において、
前記空隙６内にある空気は、前述の軸方向孔部９を通っ
て放出される。内部の過剰な圧力の発生と同時に、前記
パイプセクション５は、放射状の膨張プロセスを支持
し、かつ膨張した状態に前記パイプセクション５を維持
するためにその両端部から圧力機能１０の手段によって
アップセットされる。このような方法において、プレス
操作が終了した後でも前記チューブブランク４と前記パ
イプセクション５との間で圧縮された結合体が達成され
る。
ように、圧力パンチ１０が両サイドから適用される。次
いで、油圧油が前記圧力パンチ１０の一方或いは両方に
ある穿孔を通ってパイプセクション５内に導入され、そ
して内部の過剰な圧力Ｐ１がそこに発生する。この内部
の過剰な圧力は、前記パイプセクション５の均一な放射
状の膨張を誘起する効果があり、しかも前記チューブブ
ランク４の内部の円周表面と接触して前記パイプセクシ
ョンと密着することになる。このような状態において、
前記空隙６内にある空気は、前述の軸方向孔部９を通っ
て放出される。内部の過剰な圧力の発生と同時に、前記
パイプセクション５は、放射状の膨張プロセスを支持
し、かつ膨張した状態に前記パイプセクション５を維持
するためにその両端部から圧力機能１０の手段によって
アップセットされる。このような方法において、プレス
操作が終了した後でも前記チューブブランク４と前記パ
イプセクション５との間で圧縮された結合体が達成され
る。
【００１１】
【実施例】耐食性ステンレス鋼：ＡＩＳＩ ３１６Ｌか
ら作られたパイプセクションが、長さ：１，７００ｍ
ｍ、外径：５６０ｍｍ、肉厚：９３ｍｍの非合金炭素鋼
（Ｓｔ５２）から作られたチューブブランクに押し込め
られた。前記パイプセクションは、前記チューブブラン
クと同一の長さを有し、しかもこのチューブブランクの
内径：３３６ｍｍに相当する外径を有し、相互に正確に
適合するように挿入される。前記パイプセクション５の
外周表面と前記チューブブランクの内周表面は、材料同
士の離脱するよう機械加工、すなわち、溶融結合を改善
するためにスケールの除去および金属光沢をもつ表面と
するために旋盤加工或いは研摩加工される。プレス結合
は、８，０００バールの油圧により実施される。加圧プ
ロセス中に使用される油圧油は、１，０００バールで約
５％の圧縮能力を、また１０，０００バールで約２０％
の圧縮能力を有する。加圧と同時に適用されるアップセ
ッテイングのためには、水平方向の力が前記パイプセク
ションに軸方向に付与され、パイプセクション材料の塑
性限界を超えて前記パイプセクションの厚み内に張力状
態を起こすように軸方向効果をもたらし、拡管状態が維
持される。
ら作られたパイプセクションが、長さ：１，７００ｍ
ｍ、外径：５６０ｍｍ、肉厚：９３ｍｍの非合金炭素鋼
（Ｓｔ５２）から作られたチューブブランクに押し込め
られた。前記パイプセクションは、前記チューブブラン
クと同一の長さを有し、しかもこのチューブブランクの
内径：３３６ｍｍに相当する外径を有し、相互に正確に
適合するように挿入される。前記パイプセクション５の
外周表面と前記チューブブランクの内周表面は、材料同
士の離脱するよう機械加工、すなわち、溶融結合を改善
するためにスケールの除去および金属光沢をもつ表面と
するために旋盤加工或いは研摩加工される。プレス結合
は、８，０００バールの油圧により実施される。加圧プ
ロセス中に使用される油圧油は、１，０００バールで約
５％の圧縮能力を、また１０，０００バールで約２０％
の圧縮能力を有する。加圧と同時に適用されるアップセ
ッテイングのためには、水平方向の力が前記パイプセク
ションに軸方向に付与され、パイプセクション材料の塑
性限界を超えて前記パイプセクションの厚み内に張力状
態を起こすように軸方向効果をもたらし、拡管状態が維
持される。
【００１２】このようにして準備された前記チューブブ
ランク−パイプ結合体は、図３および図４に示すよう
に、押し出し装置１２内に搬送される。押出しパンチ１
３は、マンドレル１４を含み、押出しプレスオリフィス
１５と結合して、押出されたパイププロフィル１６の横
断面を限定する。前述の押出されたパイププロフィル
は、例えば、押出しプロセスによって外径３５５ｍｍを
有する一方、外側のパイプは肉厚１２．７ｍｍに、そし
て内側のパイプは肉厚１２．７ｍｍに減少される。前記
パイプは、パイプ結合の当初の長さの約９倍に相当する
１５．６ｍの長さに成形される。
ランク−パイプ結合体は、図３および図４に示すよう
に、押し出し装置１２内に搬送される。押出しパンチ１
３は、マンドレル１４を含み、押出しプレスオリフィス
１５と結合して、押出されたパイププロフィル１６の横
断面を限定する。前述の押出されたパイププロフィル
は、例えば、押出しプロセスによって外径３５５ｍｍを
有する一方、外側のパイプは肉厚１２．７ｍｍに、そし
て内側のパイプは肉厚１２．７ｍｍに減少される。前記
パイプは、パイプ結合の当初の長さの約９倍に相当する
１５．６ｍの長さに成形される。
【００１３】前記チューブブランクと前記パイプセクシ
ョン間のプレス接着の製造後、前記パイプ結合体は約８
７０℃の温度にガス加熱炉内で予備加熱され、次いで約
１，１８０℃の押出しプレス温度に電気誘導加熱手段で
加熱される。加熱されたパイプ結合は、次いで押出し装
置１２に運ばれ、１つの動作で押出される。
ョン間のプレス接着の製造後、前記パイプ結合体は約８
７０℃の温度にガス加熱炉内で予備加熱され、次いで約
１，１８０℃の押出しプレス温度に電気誘導加熱手段で
加熱される。加熱されたパイプ結合は、次いで押出し装
置１２に運ばれ、１つの動作で押出される。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はメッキさ
れた金属パイプの製造方法、特に、後の内面メッキを形
成し、チューブブランクを正確に挿入してパイプセクシ
ョンの拡管とアップセットによりメッキされた金属パイ
プの結合部材を熱間押出しによりメッキされた高品質の
金属パイプを極めて簡便かつ安価に製造することがで
き、工業的に極めて有用なものである。
れた金属パイプの製造方法、特に、後の内面メッキを形
成し、チューブブランクを正確に挿入してパイプセクシ
ョンの拡管とアップセットによりメッキされた金属パイ
プの結合部材を熱間押出しによりメッキされた高品質の
金属パイプを極めて簡便かつ安価に製造することがで
き、工業的に極めて有用なものである。
【図１】図１（ａ）は、本発明プロセスにおけるパイプ
結合の押出し圧力の負荷前の位置における油圧を通して
の長手方向の断面図、図１（ｂ）は、Ａ−Ｂにおける横
断面図。
結合の押出し圧力の負荷前の位置における油圧を通して
の長手方向の断面図、図１（ｂ）は、Ａ−Ｂにおける横
断面図。
【図２】本発明プロセスにおけるパイプ結合の油圧付与
操作における長手方向の断面図。
操作における長手方向の断面図。
【図３】本発明プロセスにおける押出し成形型、チュー
ブブランクおよびパイプセクションから成形されたパイ
プ結合、引き続く押出し成形のための原材料、および押
出しプロセス開始前の押出しプレスパンチを示す図。
ブブランクおよびパイプセクションから成形されたパイ
プ結合、引き続く押出し成形のための原材料、および押
出しプロセス開始前の押出しプレスパンチを示す図。
【図４】押出しプロセス開始直前の押し出しプレス長手
方向の断面図。
方向の断面図。
【図５】押出しプロセス終了時での押し出しプレス装置
の長手方向の断面図。
の長手方向の断面図。
１…上部セクションを有する型 ２…下部セクションを有する型 ３…筒状の支持体 ４…チューブブランク ５…パイプセクション ６…空隙 ７、８…密封リング ９…軸方向孔部 １０…圧力パンチ １１…上部パンチ １２…押出し装置 １３…押出しパンチ １４…マンドレル １５…押出しプレスオリフィス １６…パイププロフィル
フロントページの続き (72)発明者 ドナルド オズボーン アメリカ合衆国，ニューヨーク 14051, ユーエスエー−イー．アムハースト，オー ルド ポスト ロード イースト 8294
Claims (1)
- 【請求項１】 メッキ金属パイプの製造方法であって、 （ａ）金属的に光沢のある相対向する円周面を有し、パ
イプセクションおよびチューブブランクの両者が同一の
長さで、かつ最終製品との関係においてより大きな肉厚
とより短い長さを有し、前記パイプセクションが前記チ
ューブブランクの内径に相当する外径を有し、後にメッ
キ層を形成するパイプセクションをチューブブランクに
適合するように正確に導入する工程、 （ｂ）前記パイプセクションが放射状方向において前記
パイプセクションの塑性変形を発生する力によって軸方
向において同時にアップセットされ、しかも前記チュー
ブブランクとプレス結合するような状況において、前記
パイプセクションとチューブブランクの間に存在する空
気を放出して前記チューブブランクの円周表面に十分に
接触するように位置する方法で内圧をかけて前記パイプ
セクションをセットする工程、および（ｃ）前記短縮さ
れたパイプセクションと前記チューブブランクとから成
形されたパイプ結合体を、成形温度に加熱し、次いで最
終寸法に１つの動作で押出す工程、を含むことを特徴と
するメッキ金属パイプの製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
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|---|---|---|---|
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| DE19644999A DE19644999C1 (de) | 1996-10-30 | 1996-10-30 | Verfahren zur Herstellung innenplattierter Metallrohre |
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- 1997-09-16 EP EP97116050A patent/EP0839595A1/de not_active Withdrawn
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