JP2000209271A - ル―タ装置 - Google Patents
ル―タ装置Info
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- JP2000209271A JP2000209271A JP971399A JP971399A JP2000209271A JP 2000209271 A JP2000209271 A JP 2000209271A JP 971399 A JP971399 A JP 971399A JP 971399 A JP971399 A JP 971399A JP 2000209271 A JP2000209271 A JP 2000209271A
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- routing
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- routing table
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L45/00—Routing or path finding of packets in data switching networks
- H04L45/28—Routing or path finding of packets in data switching networks using route fault recovery
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L45/00—Routing or path finding of packets in data switching networks
- H04L45/02—Topology update or discovery
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 障害発生時に速やかに通信を復旧させること
ができるルータ装置を提供する。 【解決手段】 経路情報が変更される毎に新たな経路情
報が格納される複数のルーティングテーブルと、該複数
のルーティングテーブルの書き換え時刻情報を保持した
書き換え時刻保持部と、前記複数のルーティングテーブ
ルの切り替え制御を行うテーブル切り替え部と、ネット
ワーク運用者からの経路情報、またはルーティングプロ
トコルによって得られた経路情報をもとにルーティング
テーブルの設定、書き換え、消去などの管理を行うルー
トプロセッサ部とを具備し、ルーティングテーブルに起
因する通信障害が発生したとき、旧経路情報が格納され
たルーティングテーブルに切り替えて運用を継続し、切
り替え前後の経路情報の比較によって通信障害原因の究
明を行うことを特徴とする。
ができるルータ装置を提供する。 【解決手段】 経路情報が変更される毎に新たな経路情
報が格納される複数のルーティングテーブルと、該複数
のルーティングテーブルの書き換え時刻情報を保持した
書き換え時刻保持部と、前記複数のルーティングテーブ
ルの切り替え制御を行うテーブル切り替え部と、ネット
ワーク運用者からの経路情報、またはルーティングプロ
トコルによって得られた経路情報をもとにルーティング
テーブルの設定、書き換え、消去などの管理を行うルー
トプロセッサ部とを具備し、ルーティングテーブルに起
因する通信障害が発生したとき、旧経路情報が格納され
たルーティングテーブルに切り替えて運用を継続し、切
り替え前後の経路情報の比較によって通信障害原因の究
明を行うことを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、ネットワークで
使用されるルータ装置のルーティングテーブル管理方式
に関する。
使用されるルータ装置のルーティングテーブル管理方式
に関する。
【０００２】
【従来の技術】ネットワーク内では、常にルーティング
情報が飛び交い、時々刻々と無数に存在するルータ内
で、ルーティングテーブルの書き換えが行われている。
人為的ミスに起因するテーブル書き換えの失敗による通
信途絶が現実として起こるし、悪意による障害発生も起
こりうる。ネットワークの複雑化と高度化により、自装
置のみならず、他者への、あるいは他者からの事由によ
る障害発生も問題である。障害発生時には、原因の追求
も当然ではあるが、なによりも通信の速やかなる復旧が
もとめられている。
情報が飛び交い、時々刻々と無数に存在するルータ内
で、ルーティングテーブルの書き換えが行われている。
人為的ミスに起因するテーブル書き換えの失敗による通
信途絶が現実として起こるし、悪意による障害発生も起
こりうる。ネットワークの複雑化と高度化により、自装
置のみならず、他者への、あるいは他者からの事由によ
る障害発生も問題である。障害発生時には、原因の追求
も当然ではあるが、なによりも通信の速やかなる復旧が
もとめられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述の方法に
よる従来のルータ装置では、ルーティングテーブルを一
つしか持たないため、上述した障害に対する耐性が低
く、障害発生から復旧までに時間を要し、原因究明も容
易とは言えないという課題があった。通常、ネットワー
ク管理者は障害が発生したとき、原因の究明や解析より
は、当面必要とする通信の回復を優先して行うものでは
あるが、それでも障害発生から復旧までに時間を要して
いた。装置障害を回避するために、ルータ装置自体を複
数配設するようなネットワーク構成をとっている場合も
多いが、そういった対処をしていても、ルーティングテ
ーブルに起因する障害の場合には、通信障害となってい
た。
よる従来のルータ装置では、ルーティングテーブルを一
つしか持たないため、上述した障害に対する耐性が低
く、障害発生から復旧までに時間を要し、原因究明も容
易とは言えないという課題があった。通常、ネットワー
ク管理者は障害が発生したとき、原因の究明や解析より
は、当面必要とする通信の回復を優先して行うものでは
あるが、それでも障害発生から復旧までに時間を要して
いた。装置障害を回避するために、ルータ装置自体を複
数配設するようなネットワーク構成をとっている場合も
多いが、そういった対処をしていても、ルーティングテ
ーブルに起因する障害の場合には、通信障害となってい
た。
【０００４】本発明はこのような背景の下になされたも
ので、障害発生時に速やかに通信を復旧させることがで
きるルータ装置を提供することを目的とする。
ので、障害発生時に速やかに通信を復旧させることがで
きるルータ装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の発明
は、経路情報が変更される毎に新たな経路情報が格納さ
れる複数のルーティングテーブルと、該複数のルーティ
ングテーブルの書き換え時刻情報を保持した書き換え時
刻保持部と、前記複数のルーティングテーブルの切り替
え制御を行うテーブル切り替え部と、ネットワーク運用
者からの経路情報、またはルーティングプロトコルによ
って得られた経路情報をもとにルーティングテーブルの
設定、書き換え、消去などの管理を行うルートプロセッ
サ部とを具備し、ルーティングテーブルに起因する通信
障害が発生したとき、旧経路情報が格納されたルーティ
ングテーブルに切り替えて運用を継続し、切り替え前後
の経路情報の比較によって通信障害原因の究明を行うこ
とを特徴とするルータ装置を提供する。
は、経路情報が変更される毎に新たな経路情報が格納さ
れる複数のルーティングテーブルと、該複数のルーティ
ングテーブルの書き換え時刻情報を保持した書き換え時
刻保持部と、前記複数のルーティングテーブルの切り替
え制御を行うテーブル切り替え部と、ネットワーク運用
者からの経路情報、またはルーティングプロトコルによ
って得られた経路情報をもとにルーティングテーブルの
設定、書き換え、消去などの管理を行うルートプロセッ
サ部とを具備し、ルーティングテーブルに起因する通信
障害が発生したとき、旧経路情報が格納されたルーティ
ングテーブルに切り替えて運用を継続し、切り替え前後
の経路情報の比較によって通信障害原因の究明を行うこ
とを特徴とするルータ装置を提供する。
【０００６】請求項２に記載の発明は、前記旧経路情報
が、直近の旧経路情報であることを特徴とする請求項１
に記載のルータ装置を提供する。
が、直近の旧経路情報であることを特徴とする請求項１
に記載のルータ装置を提供する。
【０００７】また請求項３に記載の発明は、前記複数の
ルーティングテーブルが、それぞれ差分情報のみが格納
されたことを特徴とする請求項１または２に記載のルー
タ装置を提供する。
ルーティングテーブルが、それぞれ差分情報のみが格納
されたことを特徴とする請求項１または２に記載のルー
タ装置を提供する。
【０００８】通常のルータ装置では、経路情報を格納す
るテーブル（ルーティングテーブル）を一つしかもたな
いが、本発明による装置では、旧情報と新情報を同時に
保持していることを特徴とする。テーブル更新が起因と
推定される通信障害発生時には、直ちに旧情報に切り戻
すことにより、当面の通信を復旧させ、障害発生時間を
縮減せしめる。また、旧状態を保持しておくことによ
り、障害状態との比較を容易にし、障害発生原因の究明
に寄与するものである。
るテーブル（ルーティングテーブル）を一つしかもたな
いが、本発明による装置では、旧情報と新情報を同時に
保持していることを特徴とする。テーブル更新が起因と
推定される通信障害発生時には、直ちに旧情報に切り戻
すことにより、当面の通信を復旧させ、障害発生時間を
縮減せしめる。また、旧状態を保持しておくことによ
り、障害状態との比較を容易にし、障害発生原因の究明
に寄与するものである。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態につ
いて図を参照しながら説明する。図１は、この発明の一
実施形態によるルータ装置の構成を示すブロック図であ
る。ルートプロセッサ部１の配下に、テーブル切り替え
部２とルーティングテーブルに対応した書き換え時刻保
持部３がある。そして、テーブル切り替え部２の配下に
は複数のルーティングテーブルＲＴ１〜ＲＴＮが置かれ
ている。
いて図を参照しながら説明する。図１は、この発明の一
実施形態によるルータ装置の構成を示すブロック図であ
る。ルートプロセッサ部１の配下に、テーブル切り替え
部２とルーティングテーブルに対応した書き換え時刻保
持部３がある。そして、テーブル切り替え部２の配下に
は複数のルーティングテーブルＲＴ１〜ＲＴＮが置かれ
ている。
【００１０】ルートプロセッサ部１は、ネットワーク運
用者からの経路情報、あるいは、ルーティングプロトコ
ルにより得られた経路情報を基に、自身に必要な経路情
報を得、これらの経路情報を基に、ルーティングテーブ
ルの設定、書き換え、消去などの管理を行うとともに外
部との通信も管理している。本装置には、複数のルーテ
ィングテーブルＲＴ１〜ＲＴＮがあり、このルーティン
グテーブルにそれぞれ経路情報を保持している。通常ル
ーティングテーブルは一つ以上のメモリで構成される。
また、このルーティングテーブルは同じ大きさである必
要はない。つまり、メインのテーブルが１つ以上、それ
を補助するテーブル（たとえば差分情報のみを保持する
テーブル）が１つ以上という構成でも構わない。
用者からの経路情報、あるいは、ルーティングプロトコ
ルにより得られた経路情報を基に、自身に必要な経路情
報を得、これらの経路情報を基に、ルーティングテーブ
ルの設定、書き換え、消去などの管理を行うとともに外
部との通信も管理している。本装置には、複数のルーテ
ィングテーブルＲＴ１〜ＲＴＮがあり、このルーティン
グテーブルにそれぞれ経路情報を保持している。通常ル
ーティングテーブルは一つ以上のメモリで構成される。
また、このルーティングテーブルは同じ大きさである必
要はない。つまり、メインのテーブルが１つ以上、それ
を補助するテーブル（たとえば差分情報のみを保持する
テーブル）が１つ以上という構成でも構わない。
【００１１】テーブル切り替え部２は、ルートプロセッ
サ部１の指示により、その時点で適切なルーティングテ
ーブルを選択し、ルートプロセッサ部１に提供する部分
である。このテーブル切り替え部２は、ハードウエアに
よるセレクタでもよいし、論理的な管理によるものでも
よい。一方、書き換え時刻保持部３は、前述のルーティ
ングテーブルに１対１で対応した領域を持ち、そのルー
ティングテーブルが更新された時刻を保持する部分であ
る。
サ部１の指示により、その時点で適切なルーティングテ
ーブルを選択し、ルートプロセッサ部１に提供する部分
である。このテーブル切り替え部２は、ハードウエアに
よるセレクタでもよいし、論理的な管理によるものでも
よい。一方、書き換え時刻保持部３は、前述のルーティ
ングテーブルに１対１で対応した領域を持ち、そのルー
ティングテーブルが更新された時刻を保持する部分であ
る。
【００１２】ルートプロセッサ部１は、この書き換え時
刻保持部３のデータを参考にして、複数のルーティング
テーブルの管理を行う。書き換え時刻保持部３は、１つ
以上のメモリで構成しても良いし、レジスタで構成して
もよい。また、時刻の保持動作は、プロセッサ部非介在
のハードウエア自律による構成でも良いし、プロセッサ
部による書き込みによるものでも良い。また、書き換え
時刻保持部３で保持するデータは、時刻を標準とする
が、書き換えの新旧がわかるようなデータであればかな
らずしも時刻である必要はない。
刻保持部３のデータを参考にして、複数のルーティング
テーブルの管理を行う。書き換え時刻保持部３は、１つ
以上のメモリで構成しても良いし、レジスタで構成して
もよい。また、時刻の保持動作は、プロセッサ部非介在
のハードウエア自律による構成でも良いし、プロセッサ
部による書き込みによるものでも良い。また、書き換え
時刻保持部３で保持するデータは、時刻を標準とする
が、書き換えの新旧がわかるようなデータであればかな
らずしも時刻である必要はない。
【００１３】次に、この実施形態の動作を説明する。ル
ートプロセッサ部１は、通常、外部からの要求により、
経路情報をルーティングテーブルに蓄積する。この実施
形態では、ルーティングテーブルを２つ以上設けてある
ので１つのルーティングテーブルを選択して経路情報を
保持する。初期時であれば、デフォルトのルーティング
テーブルに経路情報を保持する。ルートプロセッサ部１
はルーティングテーブル設定後は、そのルーティングテ
ーブルの経路情報を基にルーティングを行う。
ートプロセッサ部１は、通常、外部からの要求により、
経路情報をルーティングテーブルに蓄積する。この実施
形態では、ルーティングテーブルを２つ以上設けてある
ので１つのルーティングテーブルを選択して経路情報を
保持する。初期時であれば、デフォルトのルーティング
テーブルに経路情報を保持する。ルートプロセッサ部１
はルーティングテーブル設定後は、そのルーティングテ
ーブルの経路情報を基にルーティングを行う。
【００１４】外部からの要求など、ルーティングテーブ
ルの更新が必要な場合には、ルートプロセッサ部が書き
換え時刻保持部を参照し、もっとも更新が古いテーブル
を選択してそのルーティングテーブルに対して経路情報
を蓄積する。書き換え完了後、ルートプロセッサ部１
は、テーブル切り替え部２を制御し、最新のルーティン
グテーブルに切り替え、これを基にルーティングを行
う。通常はこの論理により、複数のルーティングテーブ
ルを使い分けるものとする。
ルの更新が必要な場合には、ルートプロセッサ部が書き
換え時刻保持部を参照し、もっとも更新が古いテーブル
を選択してそのルーティングテーブルに対して経路情報
を蓄積する。書き換え完了後、ルートプロセッサ部１
は、テーブル切り替え部２を制御し、最新のルーティン
グテーブルに切り替え、これを基にルーティングを行
う。通常はこの論理により、複数のルーティングテーブ
ルを使い分けるものとする。
【００１５】通信障害が発生した場合は、それがルーテ
ィングテーブルによるものと推定される場合、本装置は
新旧複数のルーティングテーブルを持っているので、ル
ートプロセッサ部１は最新のルーティングテーブルの直
近のルーティングテーブルに切り替え、直ちに当面の通
信の回復を図るものとする。また、古いルーティングテ
ーブルと通信障害が発生したルーティングテーブルとの
比較により、原因の追及を行うものとする。
ィングテーブルによるものと推定される場合、本装置は
新旧複数のルーティングテーブルを持っているので、ル
ートプロセッサ部１は最新のルーティングテーブルの直
近のルーティングテーブルに切り替え、直ちに当面の通
信の回復を図るものとする。また、古いルーティングテ
ーブルと通信障害が発生したルーティングテーブルとの
比較により、原因の追及を行うものとする。
【００１６】ルーティングテーブルの使い方としては、
その時点での経路情報の全てを一つのルーティングテー
ブルに格納するものとし、変更時には、異なったルーテ
ィングテーブルに対して、変更後のすべての経路情報を
持たせるという使い方をする。この形式の場合は、後述
する差分だけを保持するやり方より管理が容易であると
いう特徴がある。このことから、より障害に強い構成方
法といえる。しかし、メモリ資源を多く必要とするし、
書き込み動作が多くなることから、概してシステムが大
きくなり、書き換えやルーティングテーブルの切り替え
の時間は大となる。
その時点での経路情報の全てを一つのルーティングテー
ブルに格納するものとし、変更時には、異なったルーテ
ィングテーブルに対して、変更後のすべての経路情報を
持たせるという使い方をする。この形式の場合は、後述
する差分だけを保持するやり方より管理が容易であると
いう特徴がある。このことから、より障害に強い構成方
法といえる。しかし、メモリ資源を多く必要とするし、
書き込み動作が多くなることから、概してシステムが大
きくなり、書き換えやルーティングテーブルの切り替え
の時間は大となる。
【００１７】一方、差分情報だけを複数あるルーティン
グテーブルで管理をするというやり方は、障害が発生す
る場合の多くは、通常時のテーブル更新時の経路情報の
一部が変る場合が多いことに着目する。メインのルーテ
ィングテーブルを一つ以上用意し、一つ以上のサブのテ
ーブルに対して旧情報を待避させるという論理で管理を
行う。
グテーブルで管理をするというやり方は、障害が発生す
る場合の多くは、通常時のテーブル更新時の経路情報の
一部が変る場合が多いことに着目する。メインのルーテ
ィングテーブルを一つ以上用意し、一つ以上のサブのテ
ーブルに対して旧情報を待避させるという論理で管理を
行う。
【００１８】この方法では、メモリやあるいはシステム
を小さく作りこむことが可能であり、ルーティングテー
ブルの切り替え時間を前述の方法より短くできる。しか
し、差分情報を管理することから、複数のルーティング
テーブルを管理する論理が複雑さを増す。また、完全な
ルーティングテーブルを複数持つ方法よりは、概して、
耐障害性という観点では劣ることが多い。
を小さく作りこむことが可能であり、ルーティングテー
ブルの切り替え時間を前述の方法より短くできる。しか
し、差分情報を管理することから、複数のルーティング
テーブルを管理する論理が複雑さを増す。また、完全な
ルーティングテーブルを複数持つ方法よりは、概して、
耐障害性という観点では劣ることが多い。
【００１９】次に、この発明の他の実施形態について図
２を参照して説明する。この実施形態の構成の特徴は、
ルーティングテーブルを複数持たせることにより増える
制御をハードウエアに担当させることを特徴とする構成
である。さらに説明すると、従来のルータ装置には、複
数のテーブルを使いまわすという概念がないことから、
従来からのルータ装置に適用されているプログラムやア
ルゴリズムに対する変更を最小とするために、従来のル
ータ装置と比較したときに追加になる制御については、
ハードウエアで極力行おうとする構成である。ルーティ
ングテーブルへの書き込み順序の保持を主眼とした、ラ
ウンドロビンレジスタ本体１３とその制御を行うラウン
ドロビン制御部１２を持つことが特徴である。
２を参照して説明する。この実施形態の構成の特徴は、
ルーティングテーブルを複数持たせることにより増える
制御をハードウエアに担当させることを特徴とする構成
である。さらに説明すると、従来のルータ装置には、複
数のテーブルを使いまわすという概念がないことから、
従来からのルータ装置に適用されているプログラムやア
ルゴリズムに対する変更を最小とするために、従来のル
ータ装置と比較したときに追加になる制御については、
ハードウエアで極力行おうとする構成である。ルーティ
ングテーブルへの書き込み順序の保持を主眼とした、ラ
ウンドロビンレジスタ本体１３とその制御を行うラウン
ドロビン制御部１２を持つことが特徴である。
【００２０】次に、この発明の他の実施形態の動作につ
いて説明する。上述の一実施形態では、複数のルーティ
ングテーブルの管理もルートプロセッサが行っていた
が、本構成では主にラウンドロビンアルゴリズムを持っ
たハードウエアによって行う。通常の運用時は、ルーテ
ィングテーブル管理はハードウエアが行うため、ルート
プロセッサ部１１は、ハードウエアが管理、制御してい
るルーティングテーブルに対して、書き込み読み出しを
行う。
いて説明する。上述の一実施形態では、複数のルーティ
ングテーブルの管理もルートプロセッサが行っていた
が、本構成では主にラウンドロビンアルゴリズムを持っ
たハードウエアによって行う。通常の運用時は、ルーテ
ィングテーブル管理はハードウエアが行うため、ルート
プロセッサ部１１は、ハードウエアが管理、制御してい
るルーティングテーブルに対して、書き込み読み出しを
行う。
【００２１】したがって、通常時のルートプロセッサ部
１１は、複数のルーティングテーブルの管理は意識しな
くて済む。障害発生時には、ルートプロセッサ部１１が
ラウンドロビン制御部１２に対してその旨を通知し、ハ
ード的にあるいはプロセッサからの任意の指示でもよい
が、障害発生直前のルーティングテーブルの状態に切り
戻す。この図では、テーブルとメモリが１対１対応であ
るが、論理的に区分、管理することも可能である。
１１は、複数のルーティングテーブルの管理は意識しな
くて済む。障害発生時には、ルートプロセッサ部１１が
ラウンドロビン制御部１２に対してその旨を通知し、ハ
ード的にあるいはプロセッサからの任意の指示でもよい
が、障害発生直前のルーティングテーブルの状態に切り
戻す。この図では、テーブルとメモリが１対１対応であ
るが、論理的に区分、管理することも可能である。
【００２２】以上、本発明の一実施形態の動作を図面を
参照して詳述してきたが、本発明はこの実施形態に限ら
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設
計変更等があっても本発明に含まれる。
参照して詳述してきたが、本発明はこの実施形態に限ら
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設
計変更等があっても本発明に含まれる。
【００２３】
【発明の効果】障害発生時に、多数の手順による複雑な
操作や不具合原因の解析作業をすることなしに、障害発
生直前の状態に直ちに戻すことができ、当面の通信を復
旧できる。発生前後のルーティングテーブルの状態を容
易に比較することが出来るので、通信障害発生原因の究
明が容易になることから、システムの品質、信頼性の向
上に寄与し、通信の品質、信頼性が向上するという効果
が得られる。
操作や不具合原因の解析作業をすることなしに、障害発
生直前の状態に直ちに戻すことができ、当面の通信を復
旧できる。発生前後のルーティングテーブルの状態を容
易に比較することが出来るので、通信障害発生原因の究
明が容易になることから、システムの品質、信頼性の向
上に寄与し、通信の品質、信頼性が向上するという効果
が得られる。
【図１】 本発明の一実施形態によるルータ装置の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図２】 本発明の他の実施形態によるルータ装置の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
１…ルートプロセッサ部 ２…テーブル切り替え部 ３…書き換え時刻保持部 １０…アービタ １１…ルートプロセッサ部 １２…ラウンドロビン制御部 １３…ラウンドロビンレジスタ本体 １４、１５、１６…方向制御部 ＲＴ１、ＲＴ２〜ＲＴＮ…ルーティングテーブル ＲＴ１１、ＲＴ１２〜ＲＴ１Ｎ…ルーティングテーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 弘志 東京都港区芝五丁目７番１号 日本電気株 式会社内 Ｆターム(参考） 5K030 GA12 KA01 KA05 LB07 LD18 MA13 MB01 MD01 5K033 AA05 AA06 DA05 DB12 DB14 DB18 EA04 EC03 9A001 CC03 CC07 LL02 LL05
Claims (3)
- 【請求項１】 経路情報が変更される毎に新たな経路情
報が格納される複数のルーティングテーブルと、 該複数のルーティングテーブルの書き換え時刻情報を保
持した書き換え時刻保持部と、 前記複数のルーティングテーブルの切り替え制御を行う
テーブル切り替え部と、 ネットワーク運用者からの経路情報、またはルーティン
グプロトコルによって得られた経路情報をもとにルーテ
ィングテーブルの設定、書き換え、消去などの管理を行
うルートプロセッサ部とを具備し、 ルーティングテーブルに起因する通信障害が発生したと
き、旧経路情報が格納されたルーティングテーブルに切
り替えて運用を継続し、切り替え前後の経路情報の比較
によって通信障害原因の究明を行うことを特徴とするル
ータ装置。 - 【請求項２】 前記旧経路情報は、 直近の旧経路情報であることを特徴とする請求項１に記
載のルータ装置。 - 【請求項３】 前記複数のルーティングテーブルは、 それぞれ差分情報のみが格納されたことを特徴とする請
求項１または２に記載のルータ装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP971399A JP2000209271A (ja) | 1999-01-18 | 1999-01-18 | ル―タ装置 |
| US09/484,459 US6625659B1 (en) | 1999-01-18 | 2000-01-18 | Router switches to old routing table when communication failure caused by current routing table and investigates the cause of the failure |
| US10/601,811 US20030231633A1 (en) | 1999-01-18 | 2003-06-24 | Router apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP971399A JP2000209271A (ja) | 1999-01-18 | 1999-01-18 | ル―タ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000209271A true JP2000209271A (ja) | 2000-07-28 |
Family
ID=11727913
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP971399A Pending JP2000209271A (ja) | 1999-01-18 | 1999-01-18 | ル―タ装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (2) | US6625659B1 (ja) |
| JP (1) | JP2000209271A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100472775B1 (ko) * | 2000-11-29 | 2005-03-07 | 엘지전자 주식회사 | 다중 기본 경로를 지원하는 라우팅 테이블 탐색방법 |
| JP2006333438A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-12-07 | Fujitsu Ten Ltd | ゲートウェイ装置及びルーティング方法 |
| WO2007121643A1 (fr) * | 2006-04-26 | 2007-11-01 | Huawei Technologies Co., Ltd. | Procédé et système d'amélioration de la fiabilité réseau |
| WO2014027687A1 (ja) * | 2012-08-17 | 2014-02-20 | 日本電気株式会社 | 通信システム、制御情報記録装置、制御装置、制御情報の記録方法及びプログラム |
| WO2014102993A1 (ja) | 2012-12-28 | 2014-07-03 | 株式会社日立製作所 | パケット中継装置、パケット転送方法および通信システム |
| JP2015149660A (ja) * | 2014-02-07 | 2015-08-20 | 西日本電信電話株式会社 | 障害解析装置及び障害解析システム |
| US11188444B2 (en) | 2019-02-26 | 2021-11-30 | Fujitsu Limited | Abnormality detection method and abnormality detection device |
Families Citing this family (22)
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