JP2003273905A - 通信経路切替方法および通信経路切替プログラム - Google Patents

通信経路切替方法および通信経路切替プログラム

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JP2003273905A
JP2003273905A JP2002070716A JP2002070716A JP2003273905A JP 2003273905 A JP2003273905 A JP 2003273905A JP 2002070716 A JP2002070716 A JP 2002070716A JP 2002070716 A JP2002070716 A JP 2002070716A JP 2003273905 A JP2003273905 A JP 2003273905A
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Yasuo Tamura
易男 田村
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 相互に独立した個々の通信経路の状態に応じ
て使用する経路を動的かつ効率的に切り替えることで、
インターネットからWWWサーバまでの通信路を常に確
保すること。 【解決手段】 DNSサーバ101は、ルータ102〜
105を経由してインターネットに接続するいずれかの
通信経路上での通信状況の変化を各経路上のルータから
通知されると、(1)現在使用中の経路で障害が発生し
た場合には、それ以外の問題のない経路から最も優先順
位の高いものを一つ選択、(2)使用中でない経路が復
旧した場合には、当該経路と現在使用中の経路のうち優
先順位の高いほうを一つ選択する。そして選択した経路
上のルータに割り当てられた、WWWサーバ100のグ
ローバルアドレスをそのドメイン名と対応づけて保持
し、問合せ元のクライアントはこのアドレスにより上記
ルータ経由で上記サーバにアクセスする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インターネット
などのネットワークとWWWサーバなどの情報処理装置
との間の複数の通信経路のうち、いずれか一つを使用す
る通信経路として選択する通信経路切替方法、通信経路
切替プログラムおよび通信経路切替装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットに設置される各種のサー
バは、常に外部からのアクセスが可能な状態になければ
ならない。そしてサーバそのものが安定していても、ネ
ットワークとの通信路に障害が発生することもあるの
で、通常は通信回線に現用系と待機系の二種類が用意さ
れ、現用系回線が使用不能となった場合は自動的に待機
系回線に切り替えることで、回線不調に伴ってサーバが
インターネットから隔離されてしまわないような工夫が
なされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通信コ
ストなどの観点から通常は現用系・待機系とも、同一の
ISP(Internet Service Prov
ider)と契約して借り受けた回線であるため、トラ
ブルの発生原因によってはどちらの回線も同時に使用不
能になってしまうことがある。そして、その場合は上記
のように通信回線を冗長化していても、現実にサーバに
対する外部からのアクセスが遮断されてしまうという問
題点があった。
【0004】この発明は上記従来技術による問題を解決
するため、相互に独立した個々の通信経路の状態に応じ
て使用する経路を動的かつ効率的に切り替えることで、
ネットワークからサーバまでの通信路を常に確保するこ
とが可能な通信経路切替方法、通信経路切替プログラム
および通信経路切替装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、この発明にかかる通信経路切替方
法、通信経路切替プログラムまたは通信経路切替装置
は、ネットワークと情報処理装置との間の複数の通信経
路のうちいずれか一つを使用する通信経路として選択す
る通信経路切替方法、通信経路切替プログラムまたは通
信経路切替装置において、前記複数の通信経路のうちい
ずれか一つの通信経路の状態が変化したことを示す情報
を受信すると、前記複数の通信経路のうちいずれか一つ
を使用する通信経路として選択するとともに、前記情報
処理装置のドメイン名と対応づけてDNSサーバに保持
されているグローバルアドレスを前記選択された通信経
路に割り当てられたグローバルアドレスに書き換えるこ
とを特徴とする。
【0006】また、この発明にかかる通信経路切替方法
は、受信した情報が前記複数の通信経路のうちいずれか
一つの通信経路で正常に通信ができなくなったことを示
す情報であり、かつ当該通信経路が使用する通信経路と
して選択されている場合には、前記複数の通信経路のう
ち当該選択されている通信経路以外のいずれか一つの通
信経路を選択することを特徴とする。
【0007】また、この発明にかかる通信経路切替方法
は、受信した情報が前記複数の通信経路のうちいずれか
一つの通信経路で正常に通信ができるようになったこと
を示す情報であり、かつ当該通信経路の優先順位が使用
する通信経路として選択されている通信経路の優先順位
よりも高い場合には、当該優先順位の高い通信経路を使
用する通信経路として選択することを特徴とする。
【0008】これらの発明によって、使用可能な複数の
通信経路のうちいずれかで通信状況が変化したのを契機
として、実際に使用する経路の再選択がおこなわれ、問
題のない経路のうち最も優先度の高い経路が使用経路と
して選択される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかる通信経路切替方法、通信経路切替プログラ
ムおよび通信経路切替装置の好適な実施の形態について
詳細に説明する。
【0010】(システム構成)まず、この発明の本実施
の形態にかかる通信経路切替装置を含む、通信経路切替
システムのシステム構成について説明する。図1は、こ
の発明の本実施の形態にかかる通信経路切替システムの
システム構成を示す説明図である。
【0011】図1において、100は文字列・画像・音
声・動画などから構成されるWebページのデータを保
持するWWWサーバであり、他のコンピュータなどから
の要求を受けて、HTTPプロトコルにより当該データ
を要求元に送信する。
【0012】また、101はこの発明の実施の形態によ
る通信経路切替装置たるDNSサーバである。DNSサ
ーバ101はドメイン名とグローバルアドレス(グロー
バルIPアドレス)との対応表を保持しており、他のコ
ンピュータなどからの問い合わせを受けて、あるドメイ
ン名で特定される機器のグローバルアドレスを返信す
る。ここまでは従来技術によるDNSサーバと同一であ
るが、本実施の形態によるDNSサーバ101は、上記
のほか通信回線の状態に応じて上記対応表を動的に書き
換える機能を有している。なお、この機能の詳細な内容
については後述する。
【0013】102〜105はいずれもルータであり、
LANによりWWWサーバ100およびDNSサーバ1
01に接続されるとともに、各々別個の通信回線により
別個のISPに接続されている。
【0014】ルータ102〜105は、各々に接続され
た通信回線の状態を常時監視しており、正常な通信がで
きなくなった場合(完全に不通になった場合やデータが
正しく送られないような場合を含む)には障害信号を、
逆に正常な通信ができるようになった場合には復旧信号
を、それぞれDNSサーバ101に送信する。
【0015】なお、この障害信号と復旧信号とを以下で
はまとめて「経路情報」という。経路情報とは通信経路
の状態が変化したことを示す情報であるともいうことが
できる。
【0016】また、ルータ102〜105はそれぞれ
(1)LAN側のローカルアドレス(ルータ自身のロー
カルアドレス)と、(2)WAN側のグローバルアドレ
スとを有しており、さらに後者には(2−1)ルータ自
身のグローバルアドレスと、(2−2)ルータに割り当
てられたWWWサーバ100のグローバルアドレスとの
二つがある。
【0017】図1に示すのは上記のうち(1)と(2−
2)であり、たとえばルータ102には当該ルータ自身
のローカルアドレスとして「L001」が、当該ルータ
に割り当てられたWWWサーバ100のグローバルアド
レスとして「G001」が、それぞれ付与されている。
【0018】なお、上記(2−1)は本発明における重
要度が低いので以後無視することとし、単にルータのグ
ローバルアドレスといったときは、ルータに割り当てら
れたWWWサーバのグローバルアドレスを意味するもの
とする。また、このグローバルアドレスは厳密には経路
上のルータに割り当てられるのであるが、意味的には当
該経路に割り当てられると考えることもできる。
【0019】(DNSサーバ101のハードウエア構
成)つぎに、この発明の本実施の形態にかかる通信経路
切替装置、すなわちDNSサーバ101のハードウエア
構成について説明する。図2は、この発明の本実施の形
態にかかるDNSサーバ101のハードウエア構成の一
例を示すブロック図である。
【0020】図2において、DNSサーバ101はCP
U201と、ROM202と、RAM203と、HDD
(ハードディスクドライブ)204と、HD(ハードデ
ィスク)205と、FDD(フロッピー(R)ディスク
ドライブ)206と、着脱可能な記録媒体の一例として
のFD(フロッピー(R)ディスク)207と、ディス
プレイ208と、I/F(インターフェース)209
と、キーボード211と、マウス212と、を備えてい
る。また、各構成部はバスまたはケーブル200によっ
てそれぞれ接続されている。
【0021】ここで、CPU201はDNSサーバ10
1の全体の制御を司る。ROM202は、ブートプログ
ラムなどのプログラムを記憶している。RAM203
は、CPU201のワークエリアとして使用される。H
DD204は、CPU201の制御にしたがってHD2
05に対するデータのリード/ライトを制御する。HD
205は、HDD204の制御にしたがって書き込まれ
たデータを記憶する。
【0022】FDD206は、CPU201の制御にし
たがってFD207に対するデータのリード/ライトを
制御する。FD207は、FDD206の制御にしたが
って書き込まれたデータを記憶したり、記憶しているデ
ータをFDD206の磁気ヘッドに読み取らせたりす
る。着脱可能な記録媒体としては、FD207のほか、
CD−ROM(CD−R、CD−RW)、MO、DVD
(Digital Versatile Disk)、
メモリーカードなどであってもよい。
【0023】ディスプレイ208は、たとえばCRT、
TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどで
あって、カーソル、アイコンあるいはツールボックスを
はじめ、文書、画像、機能情報などを表示する。I/F
209は、イーサネット(R)ケーブル210を通じて
LANに接続されるとともに、LANと装置内部とのデ
ータの送受信を司る。
【0024】キーボード211は、文字、数字、各種指
示などの入力のためのキーを備え、装置内部へのデータ
の入力をおこなう。タッチパネル式の入力パッドやテン
キーなどであってもよい。マウス212は、カーソルの
移動や範囲選択、あるいはウインドウの移動やサイズの
変更などをおこなう。ポインティングデバイスとして同
様の機能を備えるものであれば、トラックボール、ジョ
イスティック、十字キー、ジョグダイヤルなどであって
もよい。
【0025】(DNSサーバ101の機能的構成)つぎ
に、この発明の本実施の形態にかかるDNSサーバ10
1の機能的構成について説明する。図3は、この発明の
本実施の形態にかかるDNSサーバ101の機能的構成
を示す説明図である。
【0026】図3において、DNSサーバ101は経路
情報受信部300、経路状態判定部301、経路管理テ
ーブル302、経路管理テーブル更新部303、経路使
用有無判定部304、経路選択部305、ゲートウェイ
設定指示部306、グローバルアドレス管理テーブル3
07およびグローバルアドレス管理テーブル更新部30
8を含む構成である。各部の機能については後述のフロ
ーチャートで詳細に説明することとし、ここではその概
略のみを述べる。
【0027】経路情報受信部300は、ルータ102〜
105から送信されてきた上述の経路情報を受信すると
ともに、受信した経路情報を後述する経路状態判定部3
01に中継する機能部である。この経路情報受信部30
0は、たとえば図2に示したI/F209と、RAM2
03に読み込まれたそのドライバによって実現される。
【0028】経路状態判定部301は、経路情報受信部
300から引き渡された経路情報を参照して、それが正
常だった経路の障害信号なのか、異常だった経路の復旧
信号なのかを判定する機能部である。この経路状態判定
部301は、たとえば図2に示したHD205、FD2
07などに格納されたプログラムを、CPU201がR
AM203に読み出して実行することにより実現され
る。
【0029】経路管理テーブル302は、インターネッ
トとWWWサーバ100とを結ぶ複数の通信経路につい
て、経由するルータなどの情報を保持するテーブルであ
る。この経路管理テーブル302は、たとえば図2に示
したHD205に保持されている。そして、さらにそこ
からRAM203に読み出されているのであってもよ
い。
【0030】図4は、経路管理テーブル302の内容を
模式的に示す説明図である。図示するように、経路管理
テーブル302は複数の通信経路(ここでは4つ)につ
いて、以下のような情報を保持している。
【0031】(1)当該経路上のルータ(図中「ルー
タ」フィールド)
【0032】(2)当該経路上での障害の発生有無(図
中「障害」フィールド) 値が1であれば障害あり(正常な通信が不能)、0であ
れば障害なし(正常な通信が可能)をそれぞれ示してい
る。
【0033】(3)当該経路の使用有無(図中「使用」
フィールド) 値が1であれば現在使用中、すなわちインターネットか
らWWWサーバ100までの通信経路としては、使用可
能な複数の経路のうち特にこの経路が使用されているこ
とを示している。経路管理テーブル302内の複数のレ
コードのうち、「使用」フィールドが1となっているの
は一つしかない。
【0034】(4)当該経路上のルータのグローバルア
ドレス(図中「グローバルアドレス」フィールド)
【0035】(5)当該経路上のルータのローカルアド
レス(図中「ローカルアドレス」フィールド)
【0036】(6)当該経路の優先順位(図中「優先順
位」フィールド) 障害が発生した経路に代わる経路の選択、あるいは使用
中の経路と復旧した経路との二者択一にあたって参照さ
れる優先順位であり、順位が高いほど当該経路の使用さ
れる確率が高くなる。なお、この優先順位は本システム
の管理者があらかじめ回線使用料、回線の速度や安定性
などの観点からあらかじめ決定・設定しておくものであ
る。
【0037】図3に戻り、つぎに経路管理テーブル更新
部303は、後述する経路選択部305による経路選択
の結果などを受けて、経路管理テーブル302内の各種
情報を書き換える機能部である。この経路管理テーブル
更新部303は、たとえば図2に示したHD205、F
D207などに格納されたプログラムを、CPU201
がRAM203に読み出して実行することにより実現さ
れる。
【0038】経路使用有無判定部304は、経路情報受
信部300の受信した経路情報が経路状態判定部301
により障害信号であると判定された場合に、当該信号の
送信元となったルータを経由する通信経路が、現在使用
中であるかどうかを判定する機能部である。この判定は
上述の経路管理テーブル302を参照することによりお
こなう。この経路使用有無判定部304は、たとえば図
2に示したHD205、FD207などに格納されたプ
ログラムを、CPU201がRAM203に読み出して
実行することにより実現される。
【0039】経路選択部305は、経路状態判定部30
1および経路使用有無判定部304による判定結果にし
たがって、(1)障害信号が入力した場合は、障害が発
生した使用中の経路に代わるその他の経路の選択、また
(2)復旧信号が入力した場合は、復旧した経路と現在
使用中の経路とのいずれか一方の選択をおこなう。この
経路選択部305は、たとえば図2に示したHD20
5、FD207などに格納されたプログラムを、CPU
201がRAM203に読み出して実行することにより
実現される。
【0040】ゲートウェイ設定指示部306は、経路選
択部305により現在使用中の経路とは別の経路が選択
された場合に、WWWサーバ100に対して、そのデフ
ォルトのゲートウェイを当該選択された経路に変更する
よう指示する機能部である。このゲートウェイ設定指示
部306は、たとえば図2に示したHD205、FD2
07などに格納されたプログラムを、CPU201がR
AM203に読み出して実行することにより実現され
る。
【0041】デフォルトゲートウェイの変更は、具体的
にはWWWサーバ100が保持するデフォルトゲートウ
ェイ管理テーブルの内容を書き換えることによりおこな
う。図5は、WWWサーバ100が保持するデフォルト
ゲートウェイ管理テーブルの内容を模式的に示す説明図
である。図示するように、このテーブルにはゲートウェ
イの候補が複数列記され、そのうち「使用」フィールド
の値が1となっているレコードのルータ(ここではルー
タ102)が、WWWサーバ100のデフォルトのゲー
トウェイとして指定されていることを意味している。
【0042】図3に戻り、つぎにグローバルアドレス管
理テーブル307は、インターネット上に存在するそれ
ぞれの機器のドメイン名とグローバルアドレスとを対応
づけて保持するテーブルである。このグローバルアドレ
ス管理テーブル307は、たとえば図2に示したHD2
05に保持されている(さらにそこからRAM203に
読み出されているのであってもよい)。
【0043】図6は、グローバルアドレス管理テーブル
307の内容を模式的に示す説明図である。図中、「H
ogehoge.com」とあるのがWWWサーバ10
0のドメイン名であり、そのグローバルアドレスとして
は、現在のところルータ102に割り当てられた当該サ
ーバのグローバルアドレスである「G001」が設定さ
れている。
【0044】図3に戻り、つぎにグローバルアドレス管
理テーブル更新部308は、経路選択部305による経
路選択の結果を受けて、グローバルアドレス管理テーブ
ル307内のレコードを書き換える機能部である。この
グローバルアドレス管理テーブル更新部308は、たと
えば図2に示したHD205、FD207などに格納さ
れたプログラムを、CPU201がRAM203に読み
出して実行することにより実現される。
【0045】(DNSサーバ101における通信経路切
替処理)つぎに、この発明の本実施の形態にかかるDN
Sサーバ101における、通信経路切替処理の手順につ
いて説明する。図7は、この発明の本実施の形態にかか
るDNSサーバ101における、通信経路切替処理の手
順を示すフローチャートである。
【0046】DNSサーバ101は、その経路情報受信
部300によりルータ102〜105のいずれかから経
路情報を受信した場合(ステップS701:Yes)、
すなわちルータ102〜105のいずれかに接続された
通信回線の状態の変更を通知された場合に、図示する通
信経路切替処理を開始する。
【0047】まず、経路情報受信部300で受信した経
路情報が、障害信号であるのか復旧信号であるのかをそ
の経路状態判定部301により判定する(ステップS7
02)。そして障害信号である場合は(ステップS70
2:Yes)、ステップS703以下の障害時の通信経
路切替処理に、また復旧信号である場合は(ステップS
702:No)、ステップS711以下の復旧時の通信
経路切替処理に、それぞれ移行する。
【0048】(1)障害時の通信経路切替処理(ステッ
プS703〜S710) DNSサーバ101は、ルータ102〜105のいずれ
かから障害信号を受信した場合には、まずその経路管理
テーブル更新部303により図4に示した経路管理テー
ブル302中、当該信号の送信元となったルータを経由
する通信経路の「障害」フィールドの値を「0」から
「1」に書き換える、すなわち当該経路による正常な通
信が不能になった旨を上記テーブルに設定する(ステッ
プS703)。
【0049】つぎに、DNSサーバ101はその経路使
用有無判定部304により、経路管理テーブル302を
参照して、障害の発生した上記経路が現在使用中である
かどうかを判定する(ステップS704)。そして、上
記経路が使用中でない、すなわち上記経路のレコードの
「使用」フィールドの値が「0」であった場合には(ス
テップS704:No)、使用中の経路に障害が発生し
たわけではないので経路を切り替える必要がなく、この
まま通信経路切替処理を終了する。
【0050】一方、上記経路が使用中、すなわち上記経
路のレコードの「使用」フィールドの値が「1」であっ
た場合は(ステップS704:Yes)、つぎに経路選
択部305により、経路管理テーブル302の中から使
用中でなく障害も発生していない経路、すなわち「使
用」フィールドの値も「障害」フィールドの値も「0」
となっている経路をすべて選択する(ステップS70
5)。そして、さらに「優先順位」フィールドを参照し
て、それらの経路の中で優先順位の最も高い経路(「優
先順位」フィールドの値が最も小さい経路)を一つ選択
する(ステップS706)。
【0051】つぎに経路管理テーブル更新部303によ
り、現在使用中でかつ障害の発生した経路の「使用」フ
ィールドの値を「1」から「0」に書き換える、すなわ
ち当該経路が使用中でない旨を経路管理テーブル302
に設定する(ステップS707)。そしてこれと入れ違
いに、ステップS706で選択された経路の「使用」フ
ィールドの値を「0」から「1」に書き換える、すなわ
ち当該経路が使用中である旨を経路管理テーブル302
に設定する(ステップS708)。
【0052】つぎに、DNSサーバ101はそのゲート
ウェイ設定指示部306により、WWWサーバ100に
対して、ステップS706で選択された経路をデフォル
トのゲートウェイとして設定するよう指示する。そし
て、これを受けたWWWサーバ100は、図5に示した
デフォルトゲートウェイ管理テーブル内の複数の経路の
うち、ステップS706で選択された経路の「使用」フ
ィールドの値を「1」にするとともに、それ以外の経路
の「使用」フィールドの値を「0」にする。すなわち、
デフォルトのゲートウェイとして上記で選択された経路
を設定する(ステップS709)。
【0053】最後に、DNSサーバ101はそのグロー
バルアドレス管理テーブル更新部308により、図6に
示したグローバルアドレス管理テーブル307中、WW
Wサーバ100のレコードの「グローバルアドレス」フ
ィールドにステップS706で選択された経路上のルー
タのグローバルアドレスを書き込む。すなわちWWWサ
ーバ100のドメイン名に対応するグローバルアドレス
として、WWWサーバ100が有する複数のグローバル
アドレスのうち、上記ルータに割り当てられたアドレス
を設定する(ステップS710)。以上で障害発生時の
通信経路切替処理は終了である。
【0054】たとえば、インターネットからWWWサー
バ100に到達するための各経路の通信状況と使用状況
とが図4に示すようであった場合に、ルータ102を経
由する使用中の経路に障害が発生すると、使用中でなく
かつ障害も発生していない経路にはルータ104経由と
ルータ105経由の2ルートがあるが、優先順位の高さ
から前者のほうが代替経路として選択される。
【0055】その結果、経路管理テーブル302におい
て、ルータ102の経路では「障害」フィールドが1、
「使用」フィールドが0に、ルータ104の経路では
「使用」フィールドが1に、それぞれ書き換えられる。
また、図6に示したグローバルアドレス管理テーブル3
07では、WWWサーバ100のドメイン名「Hoge
hoge.com」に対応するグローバルアドレスが、
ルータ102に割り当てられた「G001」からルータ
104に割り当てられた「G003」に書き換えられ
る。さらに、図5に示したWWWサーバ100上のデフ
ォルトゲートウェイ管理テーブルでは、「使用」フィー
ルドの値がルータ104経由の経路で「1」となり、そ
れ以外の経路では「0」となる。
【0056】(2)復旧時の通信経路切替処理(ステッ
プS711〜S717) 他方、ルータ102〜105のいずれかから復旧信号を
受信した場合には(ステップS702:No)、DNS
サーバ101はまずその経路管理テーブル更新部303
により、図4に示した経路管理テーブル302中、当該
信号の送信元となったルータを経由する通信経路の「障
害」フィールドの値を「1」から「0」に書き換える、
すなわち当該経路が正常に通信可能である旨を上記テー
ブルに設定する(ステップS711)。
【0057】つぎに、DNSサーバ101はその経路選
択部305により経路管理テーブル302を参照して、
復旧した上記経路の「優先順位」フィールドの値が
「1」であるかどうか、すなわち復旧したのが使用可能
な全経路の中で最も優先順位の高い経路であるかどうか
を判定する(ステップS712)。
【0058】そして、復旧したのが最優先の経路であっ
た場合は(ステップS712:Yes)、使用する経路
を現在使用中のものから当該復旧した経路に切り替え
る。すなわち経路管理テーブル更新部303により、経
路管理テーブル302中の現在使用中の経路につき、そ
の「使用」フィールドの値を「1」から「0」に書き換
えるとともに(ステップS713)、逆に復旧した経路
につき、その「使用」フィールドの値を「0」から
「1」に書き換える(ステップS714)。
【0059】つぎに、DNSサーバ101はゲートウェ
イ設定指示部306からWWWサーバ100に指示し
て、その保持するデフォルトゲートウェイ管理テーブル
中、復旧した最優先の経路の「使用」フィールドを
「1」に書き換えさせる、すなわち当該経路をデフォル
トのゲートウェイとして設定させる(ステップS71
5)。また、グローバルアドレス管理テーブル更新部3
08により、グローバルアドレス管理テーブル307中
のWWWサーバ100のレコードに、復旧した経路上の
ルータのグローバルアドレスを書き込む(ステップS7
16)。
【0060】また、復旧したのが最優先の経路ではなか
った場合は(ステップS712:No)、経路選択部3
05により経路管理テーブル302を参照して、復旧し
た経路の優先順位が現在使用中の経路の優先順位より高
いかどうかを判定する(ステップS717)。
【0061】そして、現在使用中の経路より優先順位の
高い経路が復旧した場合には(ステップS717:Ye
s)、最優先の経路が復旧した場合と同様、使用する経
路を現在使用中のものから当該復旧した経路に切り替え
る(ステップS713〜S716)。逆に、現在使用中
の経路より優先順位の低い経路が復旧した場合には(ス
テップS717:No)、使用する経路を現在のものか
ら特に切り替える必要がないので、このまま通信経路切
替処理を終了する。
【0062】たとえば、インターネットからWWWサー
バ100に到達するための各経路の通信状況と使用状況
とが図4に示すようであった場合に、ルータ103を経
由する経路の障害が解消すると、この復旧した経路の優
先順位2は、ルータ102を経由する使用中の経路の優
先順位1より低いので、経路管理テーブル302で上記
復旧経路の「障害」フィールドが「1」から「0」に書
き換えられるだけで、使用する経路の切替はおこなわれ
ない。
【0063】以上説明した実施の形態によれば、インタ
ーネットからWWWサーバ101に到達するための通信
経路として、物理的に独立した複数の経路が用意されて
いるので、現用系回線にトラブルがあっても別の待機系
回線を使用することにより、上記サーバに常時アクセス
することができる。しかもその実現を、DNSサーバ1
01におけるグローバルアドレスの切替によりおこなう
ので、経路変更の事実をすべてのクライアントに画一的
に通知することができるほか、各クライアントがいずれ
の経路を使用するかを個々に判断する必要がない。
【0064】また、上述の実施の形態によれば個々の通
信経路の優先順位をあらかじめ定めておくことができ、
使用する経路は常に正常に通信可能な経路のうち、最も
優先順位の高いものとなる。したがって、より安定した
回線(障害発生の頻度の少ない回線)があるにもかかわ
らず相対的に不安定な回線を使い続けてしまう、安価な
現用系回線がもう復旧しているのに、高価な待機系回線
を使い続けてしまうなどといった無駄が発生しない。
【0065】なお、上述した実施の形態では優先順位は
管理者が固定的に付与するものとしたが、たとえば経路
ごとに障害発生回数などのログを取っておき、トラブル
の頻度が少ない経路ほど順位が高くなるように自動的に
優先順位を付け替えるようにしてもよい。これは回線の
安定性に注目して優先順位を定める例であるが、このほ
か注目する要素としては回線速度、回線使用料などがあ
る。また、どの要素をどの程度重視するかといった重み
付けも任意に定めることができる。
【0066】なお、本実施の形態における通信経路切替
方法はあらかじめ用意されたプログラムがパーソナルコ
ンピュータ、ワークステーションなどの各種のコンピュ
ータ上で実行されることにより実現されるが、このプロ
グラムはHD、FD、CD−ROM、MO、DVDなど
のコンピュータで読み取り可能な各種の記録媒体に記録
され、当該記録媒体によって配布することができるほ
か、インターネットなどのネットワークを介して配布す
ることも可能である。
【0067】(付記1)ネットワークと情報処理装置と
の間の複数の通信経路のうちいずれか一つを使用する通
信経路として選択する通信経路切替方法において、前記
複数の通信経路のうちいずれか一つの通信経路の状態が
変化したことを示す情報を受信する経路情報受信工程
と、前記経路情報受信工程で前記情報が受信された場合
に、前記複数の通信経路のうちいずれか一つを使用する
通信経路として選択する経路選択工程と、前記情報処理
装置のドメイン名と対応づけてDNSサーバに保持され
ているグローバルアドレスを前記経路選択工程で選択さ
れた通信経路に割り当てられたグローバルアドレスに書
き換えるアドレス書き換え工程と、を含んだことを特徴
とする通信経路切替方法。
【0068】(付記2)さらに、前記経路情報受信工程
で受信された情報が前記複数の通信経路のうちいずれか
一つの通信経路で正常に通信ができなくなったことを示
す情報であるかどうかを判定する経路状態判定工程と、
前記経路状態判定工程で、前記情報が前記通信経路で正
常に通信ができなくなったことを示す情報であると判定
された場合に、当該通信経路が使用する通信経路として
選択されているかどうかを判定する使用有無判定工程
と、を含み、前記経路選択工程では、前記使用有無判定
工程で前記通信経路が使用する通信経路として選択され
ていると判定された場合に、前記複数の通信経路のうち
当該選択されている通信経路以外のいずれか一つの通信
経路を選択することを特徴とする付記1に記載の通信経
路切替方法。
【0069】(付記3)前記経路選択工程では、前記複
数の通信経路のうち前記選択されている通信経路以外の
通信経路であってかつ優先順位の最も高い通信経路を選
択することを特徴とする付記2に記載の通信経路切替方
法。
【0070】(付記4)さらに、前記経路情報受信工程
で受信された情報が前記複数の通信経路のうちいずれか
一つの通信経路で正常に通信ができるようになったこと
を示す情報であるかどうかを判定する経路状態判定工程
と、前記経路状態判定工程で、前記情報が前記通信経路
で正常に通信ができるようになったことを示す情報であ
ると判定された場合に、当該通信経路の優先順位が使用
する通信経路として選択されている通信経路の優先順位
よりも高いかどうかを判定する優先順位判定工程と、を
含み、前記経路選択工程では、前記優先順位判定工程で
前記通信経路の優先順位が使用する通信経路として選択
されている通信経路の優先順位よりも高いと判定された
場合に、当該優先順位の高い通信経路を使用する通信経
路として選択することを特徴とする付記1に記載の通信
経路切替方法。
【0071】(付記5)ネットワークと情報処理装置と
の間の複数の通信経路のうちいずれか一つを使用する通
信経路として選択する通信経路切替プログラムにおい
て、前記複数の通信経路のうちいずれか一つの通信経路
の状態が変化したことを示す情報を受信する経路情報受
信工程と、前記経路情報受信工程で前記情報が受信され
た場合に、前記複数の通信経路のうちいずれか一つを使
用する通信経路として選択する経路選択工程と、前記情
報処理装置のドメイン名と対応づけてDNSサーバに保
持されているグローバルアドレスを前記経路選択工程で
選択された通信経路に割り当てられたグローバルアドレ
スに書き換えるアドレス書き換え工程と、をコンピュー
タに実行させることを特徴とする通信経路切替プログラ
ム。
【0072】(付記6)さらに、前記経路情報受信工程
で受信された情報が前記複数の通信経路のうちいずれか
一つの通信経路で正常に通信ができなくなったことを示
す情報であるかどうかを判定する経路状態判定工程と、
前記経路状態判定工程で、前記情報が前記通信経路で正
常に通信ができなくなったことを示す情報であると判定
された場合に、当該通信経路が使用する通信経路として
選択されているかどうかを判定する使用有無判定工程
と、を含み、前記経路選択工程では、前記使用有無判定
工程で前記通信経路が使用する通信経路として選択され
ていると判定された場合に、前記複数の通信経路のうち
当該選択されている通信経路以外のいずれか一つの通信
経路を選択することを特徴とする付記5に記載の通信経
路切替プログラム。
【0073】(付記9)ネットワークと情報処理装置と
の間の複数の通信経路のうちいずれか一つを使用する通
信経路として選択する通信経路切替装置において、前記
複数の通信経路のうちいずれか一つの通信経路の状態が
変化したことを示す情報を受信する経路情報受信手段
と、前記経路情報受信手段により前記情報が受信された
場合に、前記複数の通信経路のうちいずれか一つを使用
する通信経路として選択する経路選択手段と、前記情報
処理装置のドメイン名と対応づけてDNSサーバに保持
されているグローバルアドレスを前記経路選択手段によ
り選択された通信経路に割り当てられたグローバルアド
レスに書き換えるアドレス書き換え手段と、を備えたこ
とを特徴とする通信経路切替装置。
【0074】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
使用可能な複数の通信経路のうちいずれかで通信状況が
変化したのを契機として、実際に使用する経路の再選択
がおこなわれ、問題のない経路のうち最も優先度の高い
経路が使用経路として選択されるので、相互に独立した
個々の通信経路の状態に応じて使用する経路を動的かつ
効率的に切り替えることで、ネットワークからサーバま
での通信路を常に確保することが可能な通信経路切替方
法、通信経路切替プログラムおよび通信経路切替装置が
得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の本実施の形態にかかる通信経路切替
システムのシステム構成を示す説明図である。
【図2】この発明の本実施の形態にかかるDNSサーバ
101のハードウエア構成の一例を示すブロック図であ
る。
【図3】この発明の本実施の形態にかかるDNSサーバ
101の機能的構成を示す説明図である。
【図4】この発明の本実施の形態にかかる経路管理テー
ブル302の内容を模式的に示す説明図である。
【図5】この発明の本実施の形態にかかるデフォルトゲ
ートウェイ管理テーブルの内容を模式的に示す説明図で
ある。
【図6】この発明の本実施の形態にかかるグローバルア
ドレス管理テーブル307の内容を模式的に示す説明図
である。
【図7】この発明の本実施の形態にかかるDNSサーバ
101における、通信経路切替処理の手順を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
100 WWWサーバ 101 DNSサーバ 102〜105 ルータ 200 バスまたはケーブル 201 CPU 202 ROM 203 RAM 204 HDD 205 HD 206 FDD 207 FD 208 ディスプレイ 209 I/F 210 イーサネット(R)ケーブル 211 キーボード 212 マウス 300 経路情報受信部 301 経路状態判定部 302 経路管理テーブル 303 経路管理テーブル更新部 304 経路使用有無判定部 305 経路選択部 306 ゲートウェイ設定指示部 307 グローバルアドレス管理テーブル 308 グローバルアドレス管理テーブル更新部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークと情報処理装置との間の複
    数の通信経路のうちいずれか一つを使用する通信経路と
    して選択する通信経路切替方法において、 前記複数の通信経路のうちいずれか一つの通信経路の状
    態が変化したことを示す情報を受信する経路情報受信工
    程と、 前記経路情報受信工程で前記情報が受信された場合に、
    前記複数の通信経路のうちいずれか一つを使用する通信
    経路として選択する経路選択工程と、 前記情報処理装置のドメイン名と対応づけてDNSサー
    バに保持されているグローバルアドレスを前記経路選択
    工程で選択された通信経路に割り当てられたグローバル
    アドレスに書き換えるアドレス書き換え工程と、 を含んだことを特徴とする通信経路切替方法。
  2. 【請求項2】 さらに、前記経路情報受信工程で受信さ
    れた情報が前記複数の通信経路のうちいずれか一つの通
    信経路で正常に通信ができなくなったことを示す情報で
    あるかどうかを判定する経路状態判定工程と、 前記経路状態判定工程で、前記情報が前記通信経路で正
    常に通信ができなくなったことを示す情報であると判定
    された場合に、当該通信経路が使用する通信経路として
    選択されているかどうかを判定する使用有無判定工程
    と、 を含み、 前記経路選択工程では、前記使用有無判定工程で前記通
    信経路が使用する通信経路として選択されていると判定
    された場合に、前記複数の通信経路のうち当該選択され
    ている通信経路以外のいずれか一つの通信経路を選択す
    ることを特徴とする請求項1に記載の通信経路切替方
    法。
  3. 【請求項3】 ネットワークと情報処理装置との間の複
    数の通信経路のうちいずれか一つを使用する通信経路と
    して選択する通信経路切替プログラムにおいて、 前記複数の通信経路のうちいずれか一つの通信経路の状
    態が変化したことを示す情報を受信する経路情報受信工
    程と、 前記経路情報受信工程で前記情報が受信された場合に、
    前記複数の通信経路のうちいずれか一つを使用する通信
    経路として選択する経路選択工程と、 前記情報処理装置のドメイン名と対応づけてDNSサー
    バに保持されているグローバルアドレスを前記経路選択
    工程で選択された通信経路に割り当てられたグローバル
    アドレスに書き換えるアドレス書き換え工程と、 をコンピュータに実行させることを特徴とする通信経路
    切替プログラム。
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