JP2000209179A - Ofdm送受信装置 - Google Patents

Ofdm送受信装置

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JP2000209179A
JP2000209179A JP11007669A JP766999A JP2000209179A JP 2000209179 A JP2000209179 A JP 2000209179A JP 11007669 A JP11007669 A JP 11007669A JP 766999 A JP766999 A JP 766999A JP 2000209179 A JP2000209179 A JP 2000209179A
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Hiroaki Sudo
浩章 須藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチパス環境下においても正確にシン
ボル同期タイミングを検出し、同期ずれを防止するこ
と。 【解決手段】 AGC用シンボル挿入手段102が有効
シンボルにAGC用シンボルを付加し、同期用シンボル
挿入手段103が送信信号のAGC用シンボルと有効シ
ンボルとの間に同期用シンボル及び位相基準シンボルを
挿入し、相関値抑制用信号挿入手段104が送信信号の
AGC用シンボルと同期用シンボルとの間に例えば0シ
ンボルである相関値抑制用信号を挿入し、受信局側にお
いて受信信号と1シンボル遅延させた受信信号との間で
相関をとってシンボル同期タイミングを検出する際のシ
ンボル同期タイミングより前方で且つピーク付近の相関
値の大きさを抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、OFDM方式の無
線通信に用いられる送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、OFDM方式の無線通信におい
て送信信号は、ユーザ・データを含む有効シンボルと、
有効シンボルの直前に付加された遅延波の影響を除去す
るためのガード区間と、ガード区間の直前に付加された
シンボル同期を取るための既知シンボルである位相基準
シンボルと、位相基準シンボルの直前に付加された位相
基準シンボルと同じ信号である同期用シンボルと、同期
用シンボルの直前に付加されたAGC(Auto Ga
in Control)を行うためのAGC用シンボル
と、から成る。
【0003】OFDM方式の無線通信では、受信局側に
おいて、同期用シンボルと位相基準シンボルを用いてシ
ンボル同期を取る。すなわち、受信信号と1シンボル遅
延させた受信信号との間で相関をとり、相関値がピーク
となるタイミングを検出する。
【0004】しかし、この場合、同期用シンボルの直前
にAGC用シンボルが挿入されているため、AGC用シ
ンボルと同期用シンボルとの間に干渉を生じ、受信局側
で検出されるシンボル同期タイミングの精度が劣化する
という問題が生じる。シンボル同期タイミングは、FF
T処理開始タイミングとして用いられるため、シンボル
同期タイミングの検出精度劣化は同期ずれを招く。
【0005】そこで、従来のOFDM送受信装置は、A
GC用シンボルの前半部分は同期用シンボルの前半部分
と同じ信号とし、AGC用シンボルの後半部分は同期用
シンボルの後半部分を極性反転させた信号とすることに
よって、検出すべきシンボル同期タイミングより前方で
且つピーク付近の相関値を小さく抑えることにより、A
GC用シンボルの影響によるシンボル同期タイミング検
出精度の劣化を防止する。
【0006】以下、図8から図10を用いて従来のOF
DM送受信装置について説明する。図8は、従来のOF
DM送受信装置の概略構成を示す要部ブロック図であ
り、図9は、従来のOFDM方式の無線通信における送
信信号のフレーム構成を示す模式図であり、図10は、
従来のOFDM送受信装置の受信系における受信信号の
相関結果を示す模式図である。
【0007】図8に示すOFDM送受信装置において
は、まず、各サブキャリア毎の情報信号は、変調部80
1で、例えば、QPSK(Quadrature Ph
aseShift Keying)やQAM(Quad
rature Amplitude Modulati
on)などでディジタル変調処理された後、AGC用シ
ンボル挿入部802でAGC用シンボルが挿入され、更
に、同期用シンボル挿入部803で同期用シンボルが挿
入される。
【0008】同期用シンボルが挿入された信号は、IF
FT(Inverse FastFourier Tr
ansform)部804でIFFT処理されてOFD
M信号となる。このOFDM信号は、ガード区間挿入部
805でガード区間が挿入される。
【0009】このようにして、送信信号は、図9に示す
フレーム構成となり、AGC用シンボル901と、同期
用シンボル902と、同期用シンボル902と同じ信号
である位相基準シンボル903と、ガード区間904
と、有効シンボル905と、から構成される。
【0010】ここで、同期用シンボル902と位相基準
シンボル903は同じ信号であり、既知信号である。位
相基準シンボル903は、例えば、パイロットシンボル
である。
【0011】又、AGC用シンボル901の前半部分は
同期用シンボル902の前半部分と同じ信号であり、A
GC用シンボル901の後半部分は同期用シンボル90
2の後半部分を極性反転させた信号である。
【0012】ガード区間が挿入された信号は、D/A変
換部806でD/A変換されてベースバンド信号とな
る。このベースバンド信号は、図示しない無線送信部で
通常の無線送信処理がなされて送信信号としてアンテナ
を介して送信される。
【0013】一方、受信系においては、アンテナを介し
て受信された信号は、図示しない無線受信部で通常の無
線受信処理がなされてベースバンド信号となる。このベ
ースバンド信号は、直交検波器で直交検波処理され、ロ
ーパス・フィルタで不要周波数成分が除去される(直交
検波器及びローパス・フィルタはいずれも図示しな
い)。このベースバンド信号は、A/D変換部807で
A/D変換される。なお、直交検波処理により受信信号
は同相成分と直交成分に分かれるが図面では一つの信号
経路としている。
【0014】このベースバンド信号は、FFT(Fas
t Fourier Transform)部813で
FFT処理されて、各サブキャリアに割り当てられた信
号が得られる。このとき、ベースバンド信号は、遅延部
808により遅延されて乗算器809に送られ、乗算結
果が積算部810で積算される。そして、積算結果が、
減算器811に送られて、しきい値との間で減算処理さ
れ、判定部812でしきい値判定される。そして、この
判定結果がFFT部813に送られる。
【0015】FFT部813でFFT処理された信号
は、復調部814に送られ、遅延検波処理され、判定部
815で1ビット前の信号と異なるかどうかが判定され
て復調信号となる。
【0016】上記構成を有するOFDM送受信装置にお
いて、シンボル同期をとる場合、まず、FFT処理前の
ベースバンド信号と、FFT処理前の信号を遅延部80
8で1シンボルだけ遅延させた信号とを乗算部809に
送り、そこで複素乗算処理を行なう。
【0017】次いで、乗算部809の出力を積算部81
0に送り、複素乗算結果を積算する。この積算結果を図
10に示す。
【0018】ここで、位相基準シンボル903は、同期
用シンボル902と同じ信号であるため、両者の積算結
果、すなわち図10中の積算区間cの積算結果は、図1
0中の相関結果に示すように、1シンボル遅延させた信
号の位相基準シンボル903でピークを生じるため、積
算結果がしきい値を超えるタイミングを検出することに
よって、シンボル同期を確立することができる。
【0019】更に、AGC用シンボル901の後半部分
は、同期用シンボル902の後半部分を極性反転させた
ものであるため、図10中の積算区間a及び積算区間b
の積算結果は0となり、AGC用シンボル901と同期
用シンボル902が干渉すること及びそれに伴って誤っ
たピークが検出されることを防止することができる。
【0020】このように、従来のOFDM送受信装置
は、AGC用シンボル901の前半部分を同期用シンボ
ル902の前半部分と同じ信号とし、AGC用シンボル
901の後半部分を同期用シンボル902の後半部分を
極性反転させた信号とすることによって、シンボル同期
タイミングの精度を高めることができる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
OFDM送受信装置には以下の問題がある。すなわち、
AGC用シンボル901の前半部分と後半部分とで極性
が異なるため、信号が不連続となり、送信信号のスペク
トラムが広がってしまう。送信信号のスペクトラムが広
がると、他のユーザの帯域に干渉するだけでなく、不要
周波数成分の影響で余分な送信電力が消費されることに
もなる。
【0022】又、複数の、例えば20の、サブキャリア
間の位相は独立に変動するため、同期用シンボル902
の後半部分を極性反転させて生成されたAGC用シンボ
ル901の後半部分は、サブキャリアによっては、同期
用シンボル902と同相となったり、逆相となったりす
る。
【0023】位相変動によってAGC用シンボル901
の後半部分が同期用シンボル902と同相となる場合、
相関値が高められるため、相関値のピークが時間的に前
方にずれ、適切なシンボル同期タイミングを検出できな
くなる。
【0024】又、位相変動によってAGC用シンボル9
01の後半部分が同期用シンボル902と逆相となる場
合、相関値が抑えられるため、相関値のピークが時間的
に後方にずれ、適切なシンボル同期タイミングを検出で
きなくなる。
【0025】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、マルチパス環境下においても正確にシンボル同期
タイミングを検出し、同期ずれを防止するOFDM送受
信装置を提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明の骨子は、送信信
号のAGC用シンボルと同期用シンボルとの間に例えば
0シンボルである相関値抑制用信号を挿入することによ
って、受信局側において受信信号と1シンボル遅延させ
た受信信号との間で相関をとってシンボル同期タイミン
グを検出する際に、受信信号の同期用シンボル及び1シ
ンボル遅延させた受信信号のAGC用シンボルにおける
相関結果の大きさを抑制し、受信信号の位相基準シンボ
ルと1シンボル遅延させた受信信号の同期用シンボルと
の相関結果のみにピークが現れるようにする。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の第1の態様に係るOFD
M送受信装置は、少なくともAGC用シンボルを有効シ
ンボルに付加するシンボル付加手段と、前記AGC用シ
ンボルの直後に相関値抑制用信号を挿入する挿入手段
と、複数のパスから受信した信号を単位シンボル遅延さ
せ、受信信号と単位シンボル遅延した受信信号との間の
相関をとる相関値算出手段と、この算出された相関値に
ついてしきい値判定を行ないシンボル同期タイミングを
検出する検出手段と、を具備する構成を採る。
【0028】この構成によれば、送信信号中のAGC用
シンボルと同期用シンボルの間に相関値抑制用信号を挿
入し、シンボル同期タイミングより前方で且つピーク付
近の相関値を小さく抑えるため、シンボル同期タイミン
グを正確に検出することができ、送信局と受信局の同期
ずれを防止することができる。
【0029】本発明の第2の態様に係るOFDM送受信
装置は、第1の態様において、前記相関値抑制用信号の
区間長は、単位シンボルの長さよりも短い構成を採る。
【0030】この構成によれば、送信信号に挿入する相
関値抑制用信号の区間長が単位シンボル長よりも短いた
め、伝送効率の低下を防ぐことができる。
【0031】本発明の第3の態様に係るOFDM送受信
装置は、第1の態様又は第2の態様において、前記挿入
手段は、受信信号の回線品質に応じて適応的に前記相関
値抑制用信号の区間長を変える可変手段を具備する構成
を採る。
【0032】この構成によれば、相関値抑制用信号の挿
入の切り換えを行なうことができる構成を採るため、信
号フレームにおける相関値抑制用信号の区間を適応的に
可変とすることができ、回線品質に応じて柔軟に処理を
対応させることができる。
【0033】本発明の第4の態様に係るOFDM送受信
装置は、第3の態様において、前記挿入手段は、受信信
号の回線品質情報を平均化処理する平均化手段を有する
構成を採る。
【0034】この構成によれば、回線品質の推定に複数
バーストの平均値を用いることによって、突発的にしき
い値を超える値が得られた場合に相関値抑制用信号を長
くしてしまうことを防止できる。
【0035】本発明の第5の態様に係るOFDM送受信
装置は、第3の態様又は第4の態様において、前記可変
手段は、受信信号の回線品質が悪いと判断される時は前
記相関値抑制用信号の区間長を長くなるように制御し、
受信信号の回線品質が良いと判断される時は前記相関値
抑制用信号の区間長を短くなるように制御する構成を採
る。
【0036】この構成によれば、回線品質が悪いと判断
される場合には、現在の相関値抑制用信号の区間長が短
いと判断し、相関値抑制用信号の区間を長くする制御を
行うため、タイミング誤差の解消を図ることができる。
又、回線品質が良いと判断される場合には、相関値抑制
用信号の区間を短くする制御を行うため、伝送効率を向
上させることができる。
【0037】本発明の第6の態様に係るOFDM送受信
装置は、第1の態様から第5の態様のいずれかにおい
て、前記相関値抑制用信号は、ヌルシンボル又はヌル信
号である構成を採る。
【0038】この構成によれば、シンボル同期タイミン
グより前方で且つピーク付近の相関値を小さく抑えるこ
とができるため、シンボル同期タイミングを正確に検出
することができる。
【0039】本発明の第7の態様に係る基地局装置は、
第1の態様から第6の態様のいずれかにおけるOFDM
送受信装置を具備する構成を採る。
【0040】この構成によれば、シンボル同期タイミン
グを正確に検出することができるため、例えば通信端末
装置である通信相手局との同期ずれを防止することがで
きる。
【0041】本発明の第8の態様に係る通信端末装置
は、第1の態様から第6の態様のいずれかにおけるOF
DM送受信装置を具備する構成を採る。
【0042】この構成によれば、シンボル同期タイミン
グを正確に検出することができるため、例えば基地局装
置である通信相手局との同期ずれを防止することができ
る。
【0043】本発明の第9の態様に係る送信方法は、少
なくともAGC用シンボルを有効シンボルに付加するシ
ンボル付加工程と、前記AGC用シンボルの直後に相関
値抑制用信号を挿入する挿入工程と、相関値抑制用信号
を挿入した信号を送信する送信工程と、を具備するよう
にした。
【0044】この方法によれば、送信信号中のAGC用
シンボルと同期用シンボルの間に相関値抑制用信号を挿
入し、シンボル同期タイミングより前方で且つピーク付
近の相関値を小さく抑えるため、シンボル同期タイミン
グを正確に検出することができ、送信局と受信局の同期
ずれを防止することができる。
【0045】本発明の第10の態様に係る送信方法は、
第9の態様において、前記挿入工程は、受信信号の回線
品質に応じて適応的に前記相関値抑制用信号の区間長を
変えるようにした。
【0046】この方法によれば、相関値抑制用信号の挿
入の切り換えを行なうことができる構成を採るため、信
号フレームにおける相関値抑制用信号の区間を適応的に
可変とすることができ、回線品質に応じて柔軟に処理を
対応させることができる。
【0047】本発明の第11の態様に係る送信方法は、
第10の態様において、前記挿入工程は、受信信号の回
線品質情報を平均化処理してから用いるようにした。
【0048】この方法によれば、回線品質の推定に複数
バーストの平均値を用いることによって、突発的にしき
い値を超える値が得られた場合に相関値抑制用信号を長
くしてしまうことを防止できる。
【0049】本発明の第12の態様に係る送信方法は、
第10の態様又は第11の態様において、前記可変工程
は、受信信号の回線品質が悪いと判断される時は前記相
関値抑制用信号の区間長を長くなるように制御し、受信
信号の回線品質が良いと判断される時は前記相関値抑制
用信号の区間長を短くなるように制御するようにした。
【0050】この方法によれば、回線品質が悪いと判断
される場合には、現在の相関値抑制用信号の区間長が短
いと判断し、相関値抑制用信号の区間を長くする制御を
行うため、タイミング誤差の解消を図ることができる。
又、回線品質が良いと判断される場合には、相関値抑制
用信号の区間を短くする制御を行うため、伝送効率を向
上させることができる。
【0051】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して詳細に説明する。 (実施の形態1)本実施の形態に係るOFDM送受信装
置は、送信信号のAGC用シンボルと同期用シンボルと
の間に相関値抑制用信号として0シンボル(ヌルシンボ
ル)を挿入するものである。
【0052】以下、図1から図3を用いて、本実施の形
態に係るOFDM送受信装置について説明する。図1
は、本発明の実施の形態1に係るOFDM送受信装置の
概略構成を示す要部ブロック図であり、図2は、本発明
の実施の形態1に係るOFDM送受信装置が生成する送
信信号のフレーム構成を示す模式図であり、図3は、本
発明の実施の形態1に係るOFDM送受信装置の受信系
における受信信号の相関結果を示す模式図である。
【0053】図1に示すOFDM送受信装置において、
変調部101は、各サブキャリア毎の情報信号に対し
て、例えば、QPSKやQAM等でディジタル変調処理
を行う。
【0054】AGC用シンボル挿入部102は、送信信
号にAGC用シンボルを挿入し、同期用シンボル挿入部
103は同期用シンボル及び位相基準シンボルを挿入
し、相関値抑制用信号挿入部104は0シンボルを挿入
する。各挿入部は、スイッチで構成され、制御信号1〜
3によってそれぞれ切り替えられ、各信号を送信信号に
挿入する。
【0055】IFFT部105は、上記所定のシンボル
が挿入された送信信号に対してIFFT処理を行う。ガ
ード区間挿入部106は、IFFT処理された送信信号
にガード区間を挿入する。
【0056】D/A変換部107は、ガード区間が挿入
された送信信号をD/A変換し、ベースバンド信号とす
る。
【0057】一方、受信系において、A/D変換部10
8は、受信信号のベースバンド信号をA/D変換し、F
FT部114は、ベースバンド信号に対してFFT処理
を行う。遅延部109は、ベースバンド信号を1シンボ
ル遅延させて乗算器110に出力し、乗算器110は、
A/D変換部108の出力であるベースバンド信号と、
遅延部109の出力である1シンボル遅延されたベース
バンド信号とを複素乗算処理する。
【0058】積算部111は、乗算器110の出力を積
算する。減算器112は、積算部111の出力としきい
値とを減算処理し、判定部113はこの減算器112の
出力をしきい値判定し、判定結果をFFT部114に出
力する。
【0059】FFT部114は、判定部113の出力に
基づくタイミングで、A/D変換部108の出力である
ベースバンド信号に対してFFT処理を行い、復調部1
15は、FFT処理後の受信信号に対して遅延検波処理
を行い、判定部116は1ビット前の信号と異なるかど
うかを判定し、復調信号となる。
【0060】次いで、上記構成を有するOFDM送受信
装置の動作について説明する。
【0061】図1において、各サブキャリア毎の情報信
号は、まず、変調部101によってディジタル変調され
る。
【0062】ディジタル変調された送信信号は、AGC
用シンボル挿入部102によって、ユーザ・データを含
む有効シンボルの前にAGC用シンボルが挿入され、同
期用シンボル挿入部102によって、AGC用シンボル
と有効シンボルとの間に同期用シンボル及び位相基準シ
ンボルが挿入され、相関値抑制用信号挿入部104によ
って、AGC用シンボルと同期用シンボルとの間に0シ
ンボルが挿入される。
【0063】ここで、位相基準シンボルは、例えばパイ
ロットシンボルである既知信号であり、又、同期用シン
ボルは位相基準シンボルと同一の信号である。
【0064】上記所定のシンボルが挿入された送信信号
は、IFFT部105によって、IFFT処理、すなわ
ち、周波数軸上において位相と振幅の情報を含む複素数
データを各シンボル期間ごとに時間軸上へIFFT処
理、が行われ、時間軸上の信号波形となる。
【0065】次いで、IFFT処理後の信号波形は、ガ
ード区間挿入部106によって、位相基準シンボルと有
効シンボルとの間にガード区間が挿入される。ガード区
間は、有効シンボルの後端部の一部の波形と同一であ
り、遅延波による影響を除去し、ビット誤り率の増加を
抑え、耐マルチパス性を向上させることに寄与する。
【0066】ガード区間挿入後の送信信号のフレーム構
成を図2に示す。送信信号は、時間的に前方から順に、
AGC用シンボル201、0シンボル202、同期用シ
ンボル203、位相基準シンボル204、ガード区間2
05、有効シンボル206、から構成される。
【0067】ガード区間が挿入された送信信号は、D/
A変換部によってD/A変換され、図示しない無線送信
部で周波数変換及び増幅され、アンテナから送信され
る。
【0068】一方、アンテナから受信された信号は、図
示しない無線受信部で増幅され、周波数変換され、A/
D変換部108によってA/D変換され、ベースバンド
信号となる。なお、上述したように、受信信号は、図示
しない直交検波器で同相成分と直交成分に分けられてそ
れぞれ処理されるが、図においては、一つの経路で表わ
している。
【0069】以下、受信系におけるシンボル同期タイミ
ング検出について説明する。シンボル同期タイミング
は、FFT部114がベースバンド信号に対してFFT
処理を行う際の開始タイミングとなる。
【0070】まず、A/D変換部108の出力であるF
FT処理前のベースバンド信号は、遅延部109によっ
て、単位シンボル、例えば1シンボル、遅延させられ
る。
【0071】次いで、A/D変換部108の出力である
FFT処理前のベースバンド信号と、遅延部109の出
力である1シンボル遅延させられたFFT処理前のベー
スバンド信号と、が乗算器110によって複素乗算処理
される。
【0072】次いで、乗算器110の出力は、積算部1
11によって積算される。積算処理の様子を図3に示
す。
【0073】図3中の積算区間a及び積算区間bは、相
関を取る一方のシンボルが0シンボルであるため、算出
される相関値は低く抑えられる。
【0074】一方、図3中の積算区間cは、位相基準シ
ンボル204と同期用シンボル203が同一の信号であ
ることから、両者の積算結果は、図3に示すように、単
位シンボル(ここでは1シンボル)遅延させた受信信号
の位相基準シンボルでピークを生じる。
【0075】このピークを検出するため、積算111の
出力である積算結果は減算部112に出力され、減算部
112によって所定のしきい値と減算処理され、この減
算結果が判定部113によってそこで大小判定されるこ
とによって、積算結果に対するしきい判定がなされ、ピ
ーク、すなわちしきい値を超えたタイミングを検出す
る。
【0076】この場合、0シンボルが挿入されているこ
とにより、検出すべきシンボル同期タイミングより前方
で且つピーク付近、具体的には図3中の積算区間a及び
積算区間b、における相関結果が非常に小さい値となる
ことから、ピークを正確に特定することができる。
【0077】検出されたピークは、シンボル同期タイミ
ングとして、FFT部114におけるFFT処理開始タ
イミングとすることができる。このようにして、送信側
と受信側とでシンボル同期を合わせてFFTを開始する
ことができる。
【0078】このように検出されたシンボル同期タイミ
ングに基づいて、A/D変換処理されたベースバンド信
号は、FFT部114によってFFT処理され、各サブ
キャリアに割り当てられた信号が得られる。この信号
は、復調部115によって、遅延検波処理され、判定部
116によって1ビット前の信号と比較され、復調信号
となる。
【0079】このように、本実施の形態によれば、送信
信号中のAGC用シンボルと同期用シンボルの間に0シ
ンボルを挿入し、シンボル同期タイミングより前方で且
つピーク付近の相関値を小さく抑えるため、シンボル同
期タイミングを正確に検出することができ、送信局と受
信局の同期ずれを防止することができる。
【0080】(実施の形態2)本実施の形態に係る装置
は、実施の形態1と同様の構成を有し、但し送信信号中
のAGC用シンボルと同期用シンボルの間に挿入する相
関値抑制用信号を単位シンボル長よりも短い区間長の0
信号(ヌル信号)とするものである。
【0081】以下、図4及び図5を用いて、本実施の形
態に係るOFDM送受信装置について説明する。図4
は、本発明の実施の形態2に係るOFDM送受信装置の
概略構成を示す要部ブロック図であり、図5は、本発明
の実施の形態2に係るOFDM送受信装置が生成する送
信信号のフレーム構成を示す模式図である。なお、実施
の形態1と同様の構成には同一の符号を付し、詳しい説
明は省略する。
【0082】図4において、ガード区間挿入部106の
直後に設けられた相関値抑制用信号挿入部401は、ガ
ード区間が挿入された送信信号のAGC用シンボル20
1と同期用シンボル203との間に0信号を挿入する。
【0083】0信号が挿入された後の送信信号のフレー
ム構成を図5に示す。ここで、0信号501の区間長
は、単位シンボル長より短くなるようにする。この0信
号501の区間長は、例えば、ガード区間と同じ長さに
設定することが好ましい。
【0084】この場合、0信号が挿入されていることに
より、検出すべきシンボル同期タイミングより前方で且
つピーク付近における相関結果が非常に小さい値となる
ことから、ピークを正確に特定することができる。
【0085】このように、本実施の形態によれば、送信
信号中のAGC用シンボルと同期用シンボルの間に0信
号を挿入し、シンボル同期タイミングより前方で且つピ
ーク付近の相関値を小さく抑えるため、シンボル同期タ
イミングを正確に検出することができ、送信局と受信局
の同期ずれを防止することができる。
【0086】又、送信信号に挿入する相関値抑制用信号
の区間長が単位シンボル長よりも短いため、実施の形態
1と比べて、伝送効率の低下を防ぐことができる。
【0087】(実施の形態3)本実施の形態に係るOF
DM送受信装置は、実施の形態2と同様の構成を有し、
但し挿入する0信号の区間長を回線品質に応じて変える
ものである。
【0088】以下、図6を用いて、本実施の形態に係る
OFDM送受信装置について説明する。図6は、本発明
の実施の形態3に係るOFDM送受信装置の概略構成を
示す要部ブロック図ある。なお、実施の形態1と同様の
構成には同一の符号を付し、詳しい説明は省略する。
【0089】図6において、減算器605は、判定部1
16の入力信号と出力信号とを減算処理し、減算器60
4は、この算出された減算結果としきい値とを減算処理
し、判定部603は、この算出された減算結果をしきい
値判定する。ここで、減算器605の出力がしきい値よ
りも大きい値であれば回線品質が悪いと判断される。
【0090】スイッチ602は、推定された回線品質で
ある判定部603の出力に基づいて、制御信号5又は制
御信号6を相関値抑制用信号挿入部601へ出力する。
相関値抑制用信号挿入部601は、スイッチ602から
送られた制御信号に基づいてガード区間が挿入された後
の送信信号に0信号を挿入する。
【0091】ここでは、相関値抑制用信号挿入部601
は、制御信号5が入力されると0信号を挿入し、制御信
号6が入力されると0信号を挿入しないものとする。よ
って、推定された回線品質である判定部603の出力に
基づいて、スイッチ602から制御信号5又は制御信号
6が適宜出力されることによって、送信信号に挿入され
る0信号の長さを回線品質に応じて変えることができ
る。
【0092】具体的には、回線品質が悪いと判断される
場合には、現在の0信号の区間が短いと判断し、0信号
の区間を長くする制御を行ない、タイミング誤差の解消
を図る。逆に、回線品質が良いと判断される場合には、
伝送効率を向上させるために、0信号の区間を短くする
制御を行う。
【0093】このように、本実施の形態によれば、送信
信号中のAGC用シンボルと同期用シンボルの間に0信
号を挿入し、シンボル同期タイミングより前方で且つピ
ーク付近の相関値を小さく抑えるため、シンボル同期タ
イミングを正確に検出することができ、送信局と受信局
の同期ずれを防止することができる。
【0094】又、0信号の挿入の切り換えを行なうこと
ができる構成を採るため、信号フレームにおける0信号
の区間を適応的に可変とすることができ、回線品質に応
じて柔軟に処理を対応させることができる。
【0095】(実施の形態4)本実施の形態に係るOF
DM送受信装置は、実施の形態3と同様の構成を有し、
但し平均するものである。
【0096】以下、図7を用いて、本実施の形態に係る
OFDM送受信装置について説明する。図7は、本発明
の実施の形態4に係るOFDM送受信装置の概略構成を
示す要部ブロック図である。なお、実施の形態1及び3
と同様の構成には同一の符号を付し、詳しい説明は省略
する。
【0097】図7において、平均化器701は、減算器
605の出力である減算結果のバースト平均を算出す
る。したがって、突発的にしきい値を超える値が得られ
た時に0信号区間を長くしてしまうことを防止できる。
【0098】このように、本実施の形態によれば、送信
信号中のAGC用シンボルと同期用シンボルの間に0信
号を挿入し、シンボル同期タイミングより前方で且つピ
ーク付近の相関値を小さく抑えるため、シンボル同期タ
イミングを正確に検出することができ、送信局と受信局
の同期ずれを防止することができる。
【0099】又、0信号の挿入の切り換えを行なうこと
ができる構成を採るため、信号フレームにおける0信号
の区間を適応的に可変とすることができ、回線品質に応
じて柔軟に処理を対応させることができる。
【0100】更に、回線品質の推定に複数バーストの平
均値を用いることによって、突発的にしきい値を超える
値が得られた場合に0信号を長くしてしまうことを防止
できる。
【0101】なお、上記実施の形態1から4で述べたよ
うな相関値抑制用信号は、位相基準シンボルの直後に入
れることもできる。この場合、シンボル同期タイミング
より後方で且つピーク付近の相関値を小さく抑えること
ができるため、本発明と同様に、シンボル同期タイミン
グの正確な検出に寄与する。これらは、勿論、組み合わ
せて用いることが可能である。
【0102】又、本発明のOFDM送受信装置は、OF
DM方式の無線通信システムにおける通信端末装置及び
基地局装置に適用することができる。
【0103】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
マルチパス環境下においても正確にシンボル同期タイミ
ングを検出し、同期ずれを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るOFDM送受信装
置の概略構成を示す要部ブロック図
【図2】本発明の実施の形態1に係るOFDM送受信装
置が生成する送信信号のフレーム構成を示す模式図
【図3】本発明の実施の形態1に係るOFDM送受信装
置の受信系における受信信号の相関結果を示す模式図
【図4】本発明の実施の形態2に係るOFDM送受信装
置の概略構成を示す要部ブロック図
【図5】本発明の実施の形態2に係るOFDM送受信装
置が生成する送信信号のフレーム構成を示す模式図
【図6】本発明の実施の形態3に係るOFDM送受信装
置の概略構成を示す要部ブロック図
【図7】本発明の実施の形態4に係るOFDM送受信装
置の概略構成を示す要部ブロック図
【図8】従来のOFDM送受信装置の概略構成を示す要
部ブロック図
【図9】従来のOFDM方式の無線通信における送信信
号のフレーム構成を示す模式図
【図10】従来のOFDM送受信装置の受信系における
受信信号の相関結果を示す模式図
【符号の説明】
102 AGC用シンボル挿入部 103 同期用シンボル挿入部 104 相関値抑制用信号挿入部 201 AGC用シンボル 202 0シンボル 203 同期用シンボル 204 位相基準シンボル 401 相関値抑制用信号挿入部 501 0信号 601 相関値抑制用信号挿入部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともAGC用シンボルを有効シン
    ボルに付加するシンボル付加手段と、前記AGC用シン
    ボルの直後に相関値抑制用信号を挿入する挿入手段と、
    複数のパスから受信した信号を単位シンボル遅延させ、
    受信信号と単位シンボル遅延した受信信号との間の相関
    をとる相関値算出手段と、この算出された相関値につい
    てしきい値判定を行ないシンボル同期タイミングを検出
    する検出手段と、を具備することを特徴とするOFDM
    送受信装置。
  2. 【請求項2】 前記相関値抑制用信号の区間長は、単位
    シンボルの長さよりも短いことを特徴とする請求項1記
    載のOFDM送受信装置。
  3. 【請求項3】 前記挿入手段は、受信信号の回線品質に
    応じて適応的に前記相関値抑制用信号の区間長を変える
    可変手段を具備することを特徴とする請求項1又は請求
    項2記載のOFDM送受信装置。
  4. 【請求項4】 前記可変手段は、受信信号の回線品質情
    報を平均化処理する平均化手段を有することを特徴とす
    る請求項3記載のOFDM送受信装置。
  5. 【請求項5】 前記可変手段は、受信信号の回線品質が
    悪いと判断される時は前記相関値抑制用信号の区間長を
    長くなるように制御し、受信信号の回線品質が良いと判
    断される時は前記相関値抑制用信号の区間長を短くなる
    ように制御することを特徴とする請求項3又は請求項4
    記載のOFDM送受信装置。
  6. 【請求項6】 前記相関値抑制用信号は、ヌルシンボル
    又はヌル信号であることを特徴とする請求項1から請求
    項5のいずれかに記載のOFDM送受信装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれかに記載
    のOFDM送受信装置を具備することを特徴とする基地
    局装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項6のいずれかに記載
    のOFDM送受信装置を具備することを特徴とする通信
    端末装置。
  9. 【請求項9】 少なくともAGC用シンボルを有効シン
    ボルに付加するシンボル付加工程と、前記AGC用シン
    ボルの直後に相関値抑制用信号を挿入する挿入工程と、
    相関値抑制用信号を挿入した信号を送信する送信工程
    と、を具備することを特徴とする送信方法。
  10. 【請求項10】 前記挿入工程は、受信信号の回線品質
    に応じて適応的に前記相関値抑制用信号の区間長を変え
    る可変工程を有することを特徴とする請求項9記載の送
    信方法。
  11. 【請求項11】 前記可変工程は、受信信号の回線品質
    情報を平均化処理してから用いることを特徴とする請求
    項10記載の送信方法。
  12. 【請求項12】 前記可変工程は、受信信号の回線品質
    が悪いと判断される時は前記相関値抑制用信号の区間長
    を長くなるように制御し、受信信号の回線品質が良いと
    判断される時は前記相関値抑制用信号の区間長を短くな
    るように制御することを特徴とする請求項10又は請求
    項11記載の送信方法。
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