JP2000207911A - 車両用ランプ - Google Patents

車両用ランプ

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Publication number
JP2000207911A
JP2000207911A JP11006302A JP630299A JP2000207911A JP 2000207911 A JP2000207911 A JP 2000207911A JP 11006302 A JP11006302 A JP 11006302A JP 630299 A JP630299 A JP 630299A JP 2000207911 A JP2000207911 A JP 2000207911A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
reflector
light
gap
rib
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11006302A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Hojo
佑治 北條
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanto Jidosha Kogyo KK, Kanto Auto Works Ltd filed Critical Kanto Jidosha Kogyo KK
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Publication of JP2000207911A publication Critical patent/JP2000207911A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両用ランプのリフレクタの前縁及びレンズ
正面部間の隙間を追加部品無しで隠す。 【解決手段】 レンズ正面部5aの背後を包囲するレン
ズ周面部5bの後端部が、ハウジング1の前部に取付け
られ、バルブ2の照射光を反射するリフレクタ3が、そ
の前縁及びレンズ正面部5a間に隙間を置いてハウジン
グ内に取付けられている。レンズ正面部5aに、その内
面からリフレクタ3の前縁が占める位置へ延びる筒状の
リブ10を形成する。このリブ、レンズ正面部5aにお
けるリブ10よりも外側のレンズ正面周辺部5c及びレ
ンズ周面部5bの裏面に、光反射層11を施した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズ正面部の背
後を包囲するレンズ周面部の後端部が、ハウジングの前
部に取付けられ、バルブの照射光を反射するリフレクタ
が、その前縁及びレンズ正面部間に隙間を置いてハウジ
ング内に取付けられている車両用ランプに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図4及び図5は、この種の所謂マルチリ
フレクタ型のヘッドランプを示すもので、ハウジング1
に、背後にリフレクタ3が配置されたバルブ2が取付け
られると共に、方形状のレンズ正面部5aを有するレン
ズ5の周縁から後方へ延びて背後を包囲するレンズ周面
部5bの後端部が、ハウジング1の前端部に取付けられ
ている。リフレクタ3は複数ブロックに分割されたフォ
ーカス面を備え、それぞれの傾き、曲率に応じた反射拡
散を行うように構成されると共に、意匠性向上のために
レンズ正面部5aにレンズカットは施されていない。ま
た、車両姿勢のバラツキ等により光軸が設計角度と変わ
った場合に、内部のリフレクタ3のみをレンズ5やハウ
ジング1と干渉せずに角度調整し得るように、レンズ正
面5a及びハウジング1の周囲に対して隙間を備えた構
造になっている。したがって、下方のバンパ9の隙間或
は上方から光漏れが生じたり、内部が見えて外観上好ま
しくないと云う問題が生じるために、レンズ周面部5b
への背後からのねじ止めにより隙間を隠すエクステンシ
ョン4が、レンズ周面部5bの内側に沿って取付けられ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この種のリ
フレクタの前縁及びレンズ正面部間に隙間を有する車両
用ランプにおいて、隙間を隠すのに別部品のエクステン
ションを要していた点に鑑みて、追加部品無しで隙間を
隠すことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、この目的を達
成するために、請求項1により、レンズ正面部の背後を
包囲するレンズ周面部の後端部が、ハウジングの前部に
取付けられ、バルブの照射光を反射するリフレクタが、
その前縁及びレンズ正面部間に隙間を置いてハウジング
内に取付けられている車両用ランプにおいて、レンズ正
面部に、その内面からリフレクタの前縁が占める位置へ
延びる筒状のリブを形成すると共に、このリブ、レンズ
正面部におけるリブよりも外側のレンズ正面周辺部及び
レンズ周面部の裏面に、光反射層を施したことを特徴と
する。
【0005】レンズに施された光反射層により、ランプ
正面から或はランプ周辺から隙間が見えるのがを回避さ
れる。請求項2により、リフレクタが角度調整可能であ
り、その前縁が占め得る最も内側の位置へリブが延びる
ことにより、角度調整式のリフレクタに対して隙間を隠
すのに好ましい構造となる。請求項3により、光反射層
は全反射のレンズカットに代えることもできる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1及び図2を基に本発明の実施
の形態の一例によるヘッドランプを説明する。このヘッ
ドランプは前述のヘッドランプと基本的には同一構成の
所謂マルチリフレクタ型のヘッドランプであり、同一部
分もしくは同等部分は同一符号で説明する。即ち、リフ
レクタ3は複数のフォーカス面を有し、ハウジング1に
取付けられた状態で角度調整が可能になっている。ま
た、レンズ正面部5aはレンズカットを備えず、レンズ
周面部5bでハウジング1の前部に取付けられている。
リフレクタ3は、その前縁及びレンズ正面部5a間並び
にハウジング1の内面間に隙間が生じるように、ハウジ
ング1よりも小形に形成され、レンズ周面部5bに僅か
に侵入している。
【0007】レンズ正面部5aの内面には、図2に示す
ように、リフレクタ3の角度調整範囲でその前縁が占め
得る最も内側の位置に対応した筒形状のリブ10が一体
に形成されている。このリブの裏面には、レンズ正面部
5aにおけるリブ10よりも外側のレンズ正面周辺部5
c及びレンズ周面部5bの裏面と共に、光揮材としてア
ルミ粒子が透光性のグレーの塗料に配合されたシルバー
塗装により光反射層11が成層されている。このような
シルバー塗装により、レンズ及びリブの平滑な表面にア
ルミ粒子が均一に配列されてアルミ蒸着に近似した外観
を呈する光反射層が安価に形成される。因に、従来のエ
クステンションの表面にシルバー塗装を施してもレンズ
側から見えるのは塗膜の平滑度の相対的に低い表面側で
あり、光輝性を確保するにはアルミ蒸着に依らざるを得
ない。
【0008】光反射層11はバルブ照射光を反射し、外
部に対して遮光することにより、ランプ正面から隙間を
見えなくする。また、ランプ周辺からもレンズ正面周辺
部5c及びレンズ周面部5bで内部を隠して漏光も防止
する。リフレクタ3が、その点線で示すように位置調整
されてもリブ10が最も内側の位置を占めることによ
り、見栄えを確保し、漏光を防止する。
【0009】尚、光反射層11を施した領域には、図3
に示すように、全反射のレンズカットを施すことも考え
られる。本発明は、同様に構成されるフォグランプにも
適用可能である。
【0010】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、リフレクタの
前縁及びレンズ正面間の隙間を隠すのに別部品が不要と
なり、部品点数が削減されてコストの低減につながる。
また、質量も削減され、くもりの発生し易いレンズ周面
部を隠すことにもなる。請求項2の発明によれば、リフ
レクタが角度調整式の場合にも隙間を確実に隠すことが
できる。請求項3の発明によれば、レンズカットによ
り、光反射層に比べて低コストで隙間を隠すことができ
る。請求項4の発明によれば、シルバー塗装による光反
射層により隙間を安価な光輝面で隠すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるヘッドランプの断面
図である。
【図2】同ヘッドランプのリブ部分の斜視図である。
【図3】同ヘッドランプの別の実施の形態によるリブ部
分の部分断面図である。
【図4】本発明が前提とするヘッドランプの分解斜視図
である。
【図5】図4によるヘッドランプの断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 3 リフレクタ 5a レンズ正面部 5b レンズ周面部 5c レンズ正面周辺部 10 リブ 11 光反射層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズ正面部の背後を包囲するレンズ周
    面部の後端部が、ハウジングの前部に取付けられ、バル
    ブの照射光を反射するリフレクタが、その前縁及びレン
    ズ正面部間に隙間を置いてハウジング内に取付けられて
    いる車両用ランプにおいて、 レンズ正面部に、その内面からリフレクタの前縁が占め
    る位置へ延びる筒状のリブを形成すると共に、このリ
    ブ、前記レンズ正面部における前記リブよりも外側のレ
    ンズ正面周辺部及びレンズ周面部の裏面に、光反射層を
    施したことを特徴とする車両用ランプ。
  2. 【請求項2】 リフレクタが角度調整可能であり、その
    前縁が占め得る最も内側の位置へリブが延びることを特
    徴とする請求項1の車両用ランプ。
  3. 【請求項3】 光反射層に代えて、リブ、レンズ正面周
    辺部及びレンズ周面部の裏面に全反射のレンズカットを
    形成したことを特徴とする請求項1の車両用ランプ。
  4. 【請求項4】 光反射層が、光揮材が透光性塗料に配合
    されたシルバー塗装によることを特徴とする請求項1の
    車両用ランプ。
JP11006302A 1999-01-13 1999-01-13 車両用ランプ Pending JP2000207911A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015069862A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 豊田合成株式会社 照明装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

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