JP2000207543A - 高アドレス可能画像を回転させる方法 - Google Patents
高アドレス可能画像を回転させる方法Info
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Abstract
フィルタに通し、フィルタに通した画像をリサンプリン
グして、標準アドレス可能準グレイスケール画像を生成
する(S300,S400)。リサンプリングされた画像データ
を回転させる(S500)。回転した画像データに、高アド
レス可能ハーフトーンを施す(S600)。処理済み画像が
出力される。
Description
像を最適に回転させるシステムと方法に関するものであ
る。さらに具体的に言えば、本発明は、回転した画像の
区分線の存在を最小限に抑えながら、フィルタリング技
法、リサンプリング技法、ハーフトーン技法を用いて、
高アドレス可能ハーフトーン画像を回転させるシステム
と方法に関する。
写、または表示が、様々な環境において、様々な装置と
システムを用いて行われている。画像は、例えば、装置
に入力され、或るやり方で処理され、次に、装置から出
力される。いくつかの用途において、変換された画像デ
ータを別の装置が使用するという特定の目的で、或る装
置の入力と出力間で画像を変換することが必要である
か、あるいは望ましい場合がある。他の用途において、
或る特定の用途のために、入力画像を、装置自体の中で
変換することが必要であるか、あるいは望ましい場合が
ある。
やり方で表現される。例示として、画像は、一般に連続
トーン画像と呼ばれるグレイスケールの形式で表され
る。このような表現において、複数のグレイスケール値
を使用して、画像の様々な部分を生成する。このような
グレイスケール画像は、例えば0〜255の範囲の値を
持つピクセルから成る場合があり、その結果、この画像
が、256の可能なグレイスケール値を持つことにな
る。
もある。例示として、連続トーン画像は、変換される
か、またはハーフトーンが施され、二値形式で表され
る。二値形式において、画像は、ハーフトーンのセルま
たはドットを生成することにより表される。各セルは、
ピクセルの領域内のグレイスケール値を表す。二値画像
内のピクセルは、オンかオフ(すなわち、それぞれ、黒
(1)か白(0))のいずれかである。二値画像の領域
内のピクセルをオンまたはオフにすることにより、グレ
イスケール値をシミュレートできる。その結果、二値画
像は、連続トーンを使用することなく、グレイスケール
画像全体を複製することができる。
像(high addressability binary image)である場合が
ある。高アドレス可能二値画像は、装置により、書込み
スポットの空間アドレス可能密度が、書込みスポットの
サイズよりも細かくなるようにして生成される画像(画
素(書き込みスポット)を高密度にアドレスして得られ
た画像を有する二値画像)である。高アドレス可能密度
はまた、例えば、第1の方向におけるアドレス可能密度
(解像度)が、第1の方向に直角な第2の方向における
空間アドレス可能密度よりも細かいことをさすことが多
い。
セル格子を示した概念図である。図1に示されるとお
り、水平方向、すなわち高速走査方向におけるピクセル
の空間アドレス可能密度は、垂直方向、すなわち低速走
査(または処理)方向におけるものよりも細かい。フラ
イングスポット・レーザスキャナでは、この高速走査方
向は、例えばプリンタのレーザビームが、記録媒体上に
画像をプリントするために移動する方向である。この記
録媒体は、例えば現像して、一枚の用紙上に転写する乾
式感光体である。この乾式感光体は、高速走査方向に直
角な方向、すなわち、低速走査(または処理)方向に前
進する。この乾式感光体は、ベルト式装置用のローラを
用いて、あるいは、例えばプリンタにおいて常用される
とおり、回転ドラムとして、前進する。LEDイメージ
・バーライタなどの他の書込み装置も、高密度にアドレ
スすることの可能な性能を持っていることに注目するこ
と。これらの他の装置においては、ピクセル格子の向き
を回転させることもできるが、基礎となる考えは同一で
ある。
く、ノミナル・ピクセルや高アドレス可能なピクセルの
サイズも示している。高速走査方向におけるアドレス可
能密度は、例えばレーザビーム変調器により制御され
る。低速走査(または処理)方向におけるアドレス可能
密度は、プリンタまたは複写機の感光体前進機構により
制御される。レーザビームは、高アドレス可能なピクセ
ルの解像度に合わせて変調できる。しかしながら、感光
体前進機構は、このような細かい解像度が可能ではな
い。もっと適切に言えば、給紙機構は、ノミナル・ピク
セル解像度しか可能ではない。
らの方法は、画像のプリントまたは表示とともに、走
査、または他の画像収集を用いる処理も包括的に包む場
合がある。入力スキャナは、一般に、256のグレイレ
ベルを持つ画像情報を収集し、走査された画像内の1ス
ポットまたは1ピクセルを表現する。一般には、例えば
プリンタなどの画像出力装置は、限られた所定の空間解
像度で、或る領域内にスポットを生成できるだけであ
る。スキャナのグレイスケール解像度と対照的に、出力
装置は、一般に、画像情報を再生するのに利用できる2
つのグレイスケール・レベル、あるいは、何か他の比較
的少数のレベルだけを使用する。その結果、出力装置
は、一般に、ハーフトーン技法を通じて画像データを量
子化して、画像を、ハーフトーン、すなわち2つのグレ
イスケール・レベルを持つ二値画像として表現すること
で、余分のグレイスケール解像度情報と取組んでいる。
画像の品質低下(例えば、少なすぎる感覚グレイレベ
ル)を受けることもある。1つの解決策は、超高解像度
装置でハーフトーンを実行することである。このような
高解像度装置は、例えば1インチ当り2400スポット
以上の解像度を持つことがある。とはいえ、高密度にア
ドレス可能な技法を用いれば、装置は、高速の走査方向
でも処理方向でも、全空間解像度の向上に頼ることな
く、十分な数の感覚グレイレベルを得ることができる場
合がある。例示として、高密度にアドレス可能な方法
は、従来的には、一般に、書込みスポットのサイズより
も細かい空間的増分にて、レーザビームなどの書込み要
素を変調することになる。高アドレス可能画像生成と変
調を用いれば、特定の装置の空間解像度を向上させるこ
とができる。
は、物理的プリンタ装置を改造することなく、プリンタ
空間解像度を向上させるために、変調を用いている。上
述のとおり、高密度にアドレス可能な技法は、水平空間
解像度に影響を及ぼす目的で、使用される。例えば、プ
リンタ変調速度を2倍にすれば、垂直空間解像度を常に
一定にしておきながら、水平空間解像度が2倍になる。
レス可能二値画像を入力し、処理し、出力するときに
は、従来の方法では問題がある。特に、高アドレス可能
二値画像を回転しようとするときに、従来の方法では問
題が発生する。様々な装置および操作環境において、画
像を回転することが、必要であるか、あるいは望ましい
ことが多い。画像は、グレイスケール画像、すなわち二
値画像である場合がある。さらに具体的に言えば、二値
画像は、高アドレス可能画像である場合がある。従来の
方法およびシステムにおいて、グレイスケール画像を回
転させても、通常、この画像には、欠陥も人工物も導か
れない。とはいえ、二値の高アドレス可能画像を回転さ
せると、回転した画像の線画とテキスト部分に、ハーフ
トーンのグレイレベル区分線とぎざぎざの端縁が発生し
かねない。
が発生しかねない。さらに、従来の回転方法は、一般
に、同形解像度(垂直方向でも、水平方向でも同一であ
る)である画像を回転させるときに使用される。例え
ば、従来の技法は、ピクセルから成る画像を、90°だ
け回転させる目的で使用できる。このように、高アドレ
ス可能画像を回転させた結果、回転した画像には、グレ
イレベルの区分線が導かれる場合がある。従来の回転技
法を用いて導かれた上記の区分線、および他の画像人工
物は、きわめて好ましくない。
高アドレス可能二値画像(画素(書き込みスポット)を
高密度にアドレスして得られた画像を有する二値画像)
を最適に回転させるシステムと方法を提供する。即ち、
本発明の高アドレス可能二値画像を回転させる方法は、
高アドレス可能二値画像を処理して、標準アドレス可能
準グレイスケール画像(画素密度が高アドレス可能二値
画像より小さい画像)を生成する工程と、前記標準アド
レス可能準グレイスケール画像を回転させる工程と、前
記回転された準グレイスケール画像を、回転された高ア
ドレス可能二値画像に変換する工程と、を含む。
増すことなく、高アドレス可能二値画像を回転させるシ
ステムと方法を提供する。
を導くことなく、高アドレス可能二値画像を回転させる
システムと方法を提供する。
るどんな粒子の粗さも最小限に抑える、高アドレス可能
画像を回転させるシステムと方法を提供する。
るどんなモアレやパターン人工物も最小限に抑える、高
アドレス可能画像を回転させるシステムと方法を提供す
る。
像をわずかにぼけさせ、この画像をグレイスケール画像
に変換し、この画像を、リサンプリングを用いて同形画
像に変換し、この画像を回転させ、この回転した画像
を、高アドレス可能二値画像に戻す、システムと方法を
提供する。
において、高アドレス可能ハーフトーン画像の区分線の
ない回転が得られる。本発明のシステムと方法は、高ア
ドレス可能二値画像をローパス・フィルタに通して、リ
サンプリングする。このフィルタに通して、リサンプリ
ングされた画像データは、高アドレス可能二値画像を量
子化し、ハイブリッド二値画像(すなわち、準グレイス
ケール画像)を形成する。次に、このハイブリッド二値
画像は、同形解像度に合ったものがリサンプリングさ
れ、それを回転させる。特に、ハイブリッド二値画像
は、従来の回転技法を用いて回転させ、しかも、ビット
数を増すことなく、またどんなグレイレベルの区分線も
導くことなく、回転させることができる。回転後に、ハ
イブリッド二値画像は、回転した高アドレス可能画像を
得るために、好ましくは多少のランダム性のある高アド
レス可能ハーフトーン技法(例えば、誤差拡散処理)を
用いて処理される。
実施例に基づいて、歪形の高アドレス可能二値画像が入
力される。高密度にアドレスしたことによる「歪形」画
像は、相互に直角な方向において、異なる空間解像度を
持っている。例えば、水平方向における空間解像度は、
垂直方向における空間解像度よりも細かい。本発明のシ
ステムと方法に基づいて、歪形の高アドレス可能二値画
像を量子化して、それを同形の準グレイスケール画像に
変換する。この同形の準グレイスケール画像は、互いに
直角な方向において、同一の空間解像度を持っている。
例えば、水平方向における空間解像度は、垂直方向にお
ける空間解像度と同一である。
ール画像ではない。すなわち、真のグレイスケール画像
は、0〜255の範囲において、256のグレイスケー
ル値のどれでも持つことができるピクセルを含んでい
る。本発明のシステムと方法に基づいて処理された準グ
レイスケール画像は、それほど細かくは量子化されな
い。もっと適切に言えば、準グレイスケール画像は、例
えば、一方向の寸法における解像度が、他方向の寸法に
おける解像度の4倍であるシステムに対して、4の量子
化レベルしか持たない可能性がある。
イスケール画像を、従来の回転技法を用いて回転させ
る。回転後、回転した同形の準グレイスケール画像は、
回転した高アドレス可能な歪形二値画像を生成するため
に、ハーフトーン技法(すなわち、高アドレス可能ハー
フトーン技法)を用いて、処理される。本発明によるシ
ステムと方法は、プリントする前に高アドレス可能二値
画像を回転させる処理以外に、多種多様な画像処理に適
用できることも認識すべきである。
画像処理技法を、一連の工程で利用している。さらに、
本発明のシステムと方法は、画像の回転を行うために、
画像のビット数の増加を必要としない。ビット数を増や
さないから、本発明に基づいて回転処理を実施する費用
が、最小限に抑えられる。
特徴と利点は、模範的実施例の以下の詳細な説明に述べ
られているか、あるいは詳細な説明から明らかである。
ステム200の一般機能ブロック図の一模範的実施例を
示している。画像回転システム200は、一本の線すな
わちリンク110を使って、画像データ源100に接続
され、また一本の線すなわちリンク310を使って、画
像データシンク300に接続される。画像データ源10
0は、多種多様な画像データを画像回転システム200
に供給する。画像データシンク300は、画像回転シス
テム200により出力された処理済み画像を受取る。
ナ、ディジタル複写機、電子画像データを生成するのに
ふさわしいファクシミリ装置、あるいは、電子画像デー
タを格納し、かつ/または、送るのにふさわしい装置
(例えば、ネットワークのクライアントまたはサーバ)
などのいくつかの異なるデータ源のうちのどれであって
もよい。さらに、画像データ源100は、必ずしも単一
の装置である必要はなく、むしろ、2つ以上の別々の装
置で形成されてもよい。
の画像回転システム200にモノクロデータまたはカラ
ーデータを供給することのできる、任意の公知のデータ
源あるいは後に開発されたデータ源である。同様に、画
像データシンク300は、画像回転システム200によ
り出力された処理済み画像データを受取ることができ、
またその処理済み画像データを格納し、送り、かつ/ま
たは、表示することができる、任意の公知の装置あるい
は後に開発された装置である。したがって、画像データ
シンク300は、例えば、表示または格納のために、変
換された画像データまたは向上した画像データを送るチ
ャネル装置、あるいは、画像データを表示するか、また
は画像データをさらに送る必要が生じるまで、画像デー
タを不定に格納する記憶装置のいずれか一方、あるいは
その両方である。
ちチャネル装置は、画像回転システム200から、物理
的に遠方の記憶装置または表示装置に画像データを送る
任意の公知の構造体または装置である。したがって、チ
ャネル装置は、公衆交換電話網、LANまたはWAN、
イントラネット、インターネット、無線伝送チャネル、
他の任意の配信ネットワーク、もしくは、それらに類す
るものである。
スクとハードディスク装置、フロッピーディスクとフロ
ッピーディスク装置、光ディスクと光ディスク装置、フ
ラッシュメモリ、もしくは、それらに類するものなど画
像データを不定に格納する任意の公知の構造装置であ
る。最後に、表示装置は、画像の表示またはレンダリン
グを行うための任意の公知の装置である。したがって、
表示装置は、CRT、アクティブマトリックスまたはパ
ッシブマトリックスのLCD、アクティブまたはパッシ
ブのLEDディスプレイ、レーザプリンタ、インクジェ
ット・プリンタ、ディジタル複写機、もしくは、それら
に類するものである。
シンク300は、画像回転システム200から物理的に
遠方であって、上述のチャネル装置を使って到達でき
る。もう1つの方法として、画像回転システム200
は、画像データ源100と画像データシンク300のい
ずれか一方または両方と一体化できる。例えば、画像デ
ータ源100は、ディジタル複写機のスキャナである場
合もあるが、一方、画像データシンク300は、ディジ
タル複写機の画像出力端末である。
200は、コントローラ210、入出力インタフェース
220、ローカル画像データ解析回路230、メモリ2
40を含み、またそれぞれがデータバス295に接続さ
れている。入出力インタフェース220は、一本の線す
なわちリンク110と310を使ってそれぞれ、画像デ
ータ源100と画像データシンク300にも接続され
る。
40は、入力画像メモリ242、処理済み画像メモリ2
44、保持画像メモリ246を含む。入力画像メモリ2
42は、画像回転システム200に入力されている画像
データを、回転前に、一時的に格納する。処理済み画像
メモリ244は、回転した画像を出力する前に、画像回
転システム200で処理された回転画像データを一時的
に格納する。保持画像メモリ246は、回転前か、回転
後のいずれかに、長期的に画像データを格納する。画像
データは、画像データ源100から入出力インタフェー
ス220を経て入力されるか、あるいはまた、前に画像
回転システム200に格納された(具体的に言えば、保
持画像メモリ246に格納された)画像を変換して得ら
れる。
00で求められる必要などんな制御プログラムも、およ
び/またはデータも格納する。したがって、メモリ24
0は、SRAMまたはDRAM、フロッピーディスクと
フロッピーディスク装置、書込み可能な光ディスクと光
ディスク装置、ハードディスクとハードディスク装置、
フラッシュメモリ、もしくは、それらに類するものを用
いて実施できる。さらに、メモリ240は、PROM、
EPROM、EEPROM、CD−ROMとCD−RO
Mドライブ、もしくは、それらに類するものを含め、リ
ードオンリーメモリを含むこともできる。
画像は、図2に示される画像回転システム200を用い
て、回転される。特に、画像回転システム200は、回
転中、画像の劣化を最小限に抑えながら、高アドレス可
能二値画像を回転させる目的で使用される。
路230の機能ブロック図の一模範的実施例をさらに詳
しく示している。図3に示されるとおり、ローカル画像
データ解析回路230は、回転前サブシステム250、
画像回転回路260、回転後サブシステム270を含
む。回転前サブシステム250は、画像を回転させる前
に画像を解析して準備する。画像回転回路260は、画
像を回転させる。画像を回転させた後で、回転後サブシ
ステム270は、回転された画像に様々な処理を行っ
て、出力画像を生成する。これらの様々な処理には、例
えばハーフトーン処理、または他のスクリーニング処理
が含まれる場合がある。回転前サブシステム250、画
像回転回路260、回転後サブシステム270はすべ
て、データバス295に接続される。
の機能ブロック図の一模範的実施例をさらに詳しく示し
ている。図4に示されるとおり、回転前サブシステム2
50は、画像フィルタリング回路256と画像リサンプ
リング回路258を含み、またそれぞれの回路が、デー
タバス295に接続されている。画像フィルタリング回
路256は、回転前に、画像に対して、様々なフィルタ
リング処理のうち、どれでも行う。例えば、これらのフ
ィルタリング処理には、ローパス・フィルタとして知ら
れているフィルタリング処理が含まれる場合がある。ロ
ーパス・フィルタは、隣接するピクセルの加重平均を行
う。さらに、画像リサンプリング回路258は、フィル
タリング後、ただし回転前に、画像に対して、様々なリ
サンプリング処理のうち、どれでも行う。リサンプリン
グ処理は、二方向の寸法において、サンプリングレート
の差を排除する目的で行われ、それゆえ、従来の回転に
ふさわしい同形のサンプリングで画像がもたらされる。
画像フィルタリング回路256と画像リサンプリング回
路258で行われるフィルタリングと平均化の処理は、
高アドレス可能二値画像を準グレイスケール画像に変換
するか、あるいは、量子化し、このように処理された画
像を、区分線も、他の画像人工物も、画像に導くことな
く、従来の回転技法を用いて回転させることができる。
このサンプリング処理により、この画像の画素密度が、
同形の画素密度まで低下する。
の機能ブロック図の一模範的実施例をさらに詳しく示し
ている。図5に示されるとおり、回転後サブシステム2
70は、画像高アドレス可能ハーフトーン回路272と
終了回路276を含み、またそれらの回路が、データバ
ス295に接続されている。画像高アドレス可能ハーフ
トーン回路272は、画像回転回路260による回転後
に、回転した画像に再びハーフトーンを施す。実際上、
画像高アドレス可能ハーフトーン回路272は、この動
作を2工程で実行する。第1の工程は、所望の高密度に
アドレスして得た画像をリサンプリングすることであ
る。第1の工程において、複製を用いるスーパサンプリ
ング、あるいは何か他の形式の補間が使用される。第2
の工程は、ハーフトーンしきい値を用いることである。
さらに、終了回路276は、回転処理を終了させ、回転
後に、処理された画像を出力するか、または格納する。
像」は、動作中、画像回転システム200に入力される
か、あるいはまた、画像回転システム200の保持画像
メモリ246から取り出される。この模範的実施例にお
いて、オリジナル画像は、高アドレス可能二値画像であ
る。
画像は、高アドレス可能ピクセルを含む。その結果、高
アドレス可能オリジナル二値画像は、歪形の画像であ
る。すなわち、例えば、水平方向における高アドレス可
能オリジナル二値画像の解像度は、垂直方向における解
像度よりも細かい。本発明のシステムと方法は、オリジ
ナル画像を回転させる前に、この歪形の画像を同形の画
像に変換する。さらに具体的に言えば、高アドレス可能
オリジナル二値画像を入力した後で、回転前サブシステ
ム250は、高アドレス可能ピクセルを、グレイスケー
ルの量子化を高めたピクセルに変換し、すなわち高アド
レス可能オリジナル二値画像を準グレイスケール画像に
変換する。さらに、回転前サブシステム250は、同形
の解像度に合った画像もリサンプリングする。
ステム250の画像フィルタリング回路256は、高ア
ドレス可能オリジナル二値画像に、フィルタリング処理
を行う。具体的に言えば、高アドレス可能オリジナル二
値画像に、例えば、かなりのローパス・フィルタリング
を施す。フィルタは、ある画像(すなわち、高アドレス
可能オリジナル二値画像)を別の画像に変換する作用素
すなわち装置と見なすことができる。特に、ローパス・
フィルタは、画像の高空間周波数を減衰させて(すなわ
ち、下げて)、画像の低空間周波数を、一般に不変のま
まで通す。
を平均化するから、ローパス・フィルタリング処理は、
平均化処理として理解できる。その結果、高周波空間成
分が平均化されて、高周波数成分を下げる(すなわち、
高周波成分が平滑化される)から、ローパス・フィルタ
リングにより、画像がぼけることがよくある。ローパス
・フィルタは、画像を平滑化するか、あるいは望ましく
ない場合のある細かい部分を抑制するために、常用され
ている。
レイスケール画像を復元するか、あるいは最初に二値画
像から構築するときに用いる従来の方法である。ローパ
ス・フィルタは、二値画像内(すなわち、二値画像のウ
ィンドウ付き近傍に)のいくつかの観測ピクセル・パタ
ーンを、このウィンドウ内のターゲット・ピクセルに対
応するグレイスケール値に変換する。この近傍には、例
えば3〜9のピクセルなどの様々な数のピクセルを含む
場合がある。その結果、ローパス・フィルタを用いて処
理すると、オリジナルの二値画像よりも細かく量子化さ
れた画像が得られる。すなわち、結果的に得られる画像
は、さらに多くのグレイスケール・レベルを持つことに
なる。特定の量子化の程度(すなわち、グレイスケール
・レベルの数)は、個々の用途により様々である。例え
ば、4の量子化レベルが用いられる場合もある。
ング回路256は、ウィンドウを使用して、高アドレス
可能オリジナル二値画像の全体を走査する。画像フィル
タリング回路256は、ターゲット・ピクセルからター
ゲット・ピクセルへウィンドウを移動する。適切な公知
のウィンドウあるいは後に開発されたウィンドウは、ど
れでも使用できる。例えば、図6に示されるとおり、こ
のウィンドウは、3つのピクセルを有する3×1のウィ
ンドウ430である。すなわち、この近傍は、ウィンド
ウ内のあらゆるピクセルを含む。さらに、ターゲット・
ピクセル432は、中央のピクセルである場合がある。
それぞれのターゲット・ピクセルでは、画像フィルタリ
ング回路256は、ピクセルの近傍を観測する。
かとなる。この近傍は、ピクセルがオンか、オフである
かにより、特定のパターンを持つと言えよう。画像フィ
ルタリング回路256は、或る観測ピクセル・パターン
を、対応するグレイスケール値に変換し、そのグレイス
ケール値を、その近傍のターゲット・ピクセルに結び付
ける。例えば、4つのレベル、すなわち0、85、17
0、255のレベルを持つ準グレイスケール画像を使用
することが必要であるか、あるいは望ましい場合があ
る。この近傍のどのピクセルもオンでなければ、この近
傍のターゲット・ピクセルには、0のグレイスケール値
が割り当てられることになる。もう1つの方法として、
この近傍のあらゆるピクセルがオンである場合には、こ
の近傍向けのターゲット・ピクセルには、255のグレ
イスケール値が割り当てられることになる。さらに、ウ
ィンドウ内のピクセルの一部がオンであり、またその一
部がオフである場合には、ターゲット・ピクセルは、例
えばオンか、またはオフのピクセルの数により、例えば
85または170の値が割り当てられる。
か、またはオフのピクセルの数を単に決定することだけ
が、観測ウィンドウ用のターゲット・ピクセルに割り当
てられるグレイスケール値を決定するのに必ずしも充分
であるとは限らないことを認識すべきである。もっと適
切に言えば、画像フィルタリング回路256で用いられ
るフィルタ430は、どのグレイスケール値を特定のタ
ーゲット・ピクセルに割り当てるべきか決定するとき
に、「オン」ピクセルの総数だけでなく、「オン」ピク
セルの特定の位置に関する情報も利用する。
タリング処理(すなわち、変換処理)を達成するために
用いる特定の技法は、用途に応じて様々である。本発明
のシステムと方法の一模範的実施例により、画像フィル
タリング回路256は、ルックアップ・テーブルを使用
する。ルックアップ・テーブルは、可能なテンプレート
またはピクセル・パターンの集まり、すなわちリストで
ある。ルックアップ・テーブル内のテンプレートは、変
形または変換される画像のウィンドウ付き近傍の観測値
と比較される。すなわち、画像フィルタリング回路25
6は、画像内の特定の二値パターンと、ルックアップ・
テーブル内のパターンが一致する位置の指定グレイスケ
ール値を出力することで動作するフィルタを使用でき
る。
6は、ターゲット・ピクセルを解析することで、高アド
レス可能オリジナル二値画像を変換するか、あるいはフ
ィルタに通して、準グレイスケール画像を得る。この処
理は、オリジナル画像内の最後のターゲット・ピクセル
が解析されるまで、続く。その結果得られる準グレイス
ケール画像は、なおも高アドレス可能画像であり、なお
も歪形特性を保持することであろう。
は、画像フィルタリング回路256で生成された準グレ
イスケール画像を、同形のグレイスケール画像に変換す
る。具体的に言えば、画像リサンプリング回路258
が、サンプリング処理を用いて、歪形の準グレイスケー
ル画像を処理する。例示的に、図1に示されるピクセル
格子を参照して、画像リサンプリング回路258は、歪
形の準グレイスケール画像を走査して、同形の解像度の
サンプルを得る。
高アドレス可能なピクセルを平均化し、それらをリサン
プリングして、適切な量子化を持つ同形のピクセルをも
たらす。その結果、同形の準グレイスケール画像を、ロ
ーカル画像データ解析回路230内の画像回転回路26
0により容易に回転させることができる。回転前サブシ
ステム250が、ローパス・フィルタリング処理と平均
化処理を別々の処理として実行するか、あるいはまた、
2つの処理が組み合わされて、画像フィルタリングと画
像リサンプリングの単一の複合回路で行われる単一の処
理にされ、その回路において、リサンプリングされた値
が望ましい位置でのみ、フィルタリングが行われること
を認識すべきである。
レイスケール画像を生成した後で、その画像を回転させ
る。この処理は、画像回転回路260で行われる。画像
回転回路260は、様々な公知の回転処理あるいは後に
開発された回転処理のうち、どれでも使用して、準グレ
イスケール画像を回転させる。例示的に、図7は、2つ
のピクセル格子を示す。回転前の格子530は、回転前
のピクセルの配列を示している。さらに、回転後の格子
532は、+90°だけ回転させた後のピクセルの配列
を示している。格子530内のピクセルのそれぞれは、
PBR(x,y)で示される。ここで、x=0〜2(x方
向において)であり、またy=0〜2(y方向におい
て)である。さらに、格子532内のピクセルのそれぞ
れは、PAR(x,y)で示される。ここで、x=0〜2
(x方向において)であり、またy=0〜2(y方向に
おいて)である。ピクセル格子530を+90°だけ回
転させるために、画像回転回路260は、マッピング技
法を用いている。具体的に言えば、ピクセル格子530
を+90°だけ回転させるために、画像回転回路260
は、以下のように、ピクセルをマッピングする: PBR(0,0)〜PAR(2,0); PBR(1,1)〜PAR(1,1); PBR(1,0)〜PAR(2,1); PBR(2,1)〜PAR(1,2); PBR(2,0)〜PAR(2,2); PBR(0,2)〜PAR(0,0); PBR(0,1)〜PAR(1,0); PBR(1,2)〜PAR(0,1); PBR(2,2)〜PAR(0,2)
転した準グレイスケール画像が、回転後サブシステム2
70に入力される。さらに具体的に言えば、回転後サブ
システム270の画像高アドレス可能ハーフトーン回路
272は、なるべく、或るランダム構造を持つ高密度に
アドレスする処理を用いて、回転した準グレイスケール
画像に再びハーフトーンを施す。例示的に、画像高アド
レス可能ハーフトーン回路272は、例えば、従来の誤
差拡散処理、または従来の確率的スクリーニング処理を
用いている。
能ハーフトーン回路272は、近傍処理と呼ばれる誤差
拡散処理を使用できる。誤差拡散は、ピクセルを二値化
するときに発生する輝度誤差を計算して、画像の総灰色
含有量を定めるという概念を用いている。次に、この誤
差は、以降のピクセルの処理に織り込まれる。さらに説
明を続けると、誤差拡散処理においては、特定のピクセ
ルを観測する。このピクセルのグレイスケール値が、指
定レベル「T」を超える(例えば、T=128を超え
る)場合には、このピクセルに1が割り当てられる。す
なわち、このピクセルは、黒に変換される。そうでなけ
れば、ピクセルは、白に変換される。このような処理
は、レベルTでのピクセルを二値状態に、しきい値処理
することに属するものとする。
スケール値は、厳密には白でも黒でもない場合がある。
その結果、ピクセルが、しきい値処理されるときには、
多少の誤差がある。誤差拡散処理において、この誤差
は、まだ処理されていないピクセル、すなわち二値化さ
れていないピクセルに分散される。さらに、この誤差
は、或るタイプの加重方法で分散される。例えば、ラス
タ線の二値化ピクセルのすぐ前のピクセルは、この誤差
の第1の加重部分を受取るが、一方、次のラスタ線の隣
接するピクセルは、この誤差の別の加重部分を受取る。
ーン回路272で使用される誤差拡散処理は、回転した
準グレイスケール画像を、高アドレス可能画像に変換す
る。具体的に言えば、誤差拡散処理は、この画像をリサ
ンプリングして、高速走査方向において、すなわちラス
タ線に沿った方向において、さらに細かい解像度を提供
する。このリサンプリングは、複製または線形補間など
の公知の補間法を用いて実行される。回転した準グレイ
スケール画像のあらゆるピクセルに、誤差拡散処理を行
うと、この画像は、高アドレス可能回転二値画像に変換
されてきた。
る回転二値画像は、主構造体として、高アドレス可能オ
リジナル二値画像のハーフトーン・パターンを含む。画
像高アドレス可能ハーフトーン回路272が行う、次の
二次の高アドレス可能ハーフトーン処理とともに、画像
フィルタリング回路256および画像リサンプリング回
路258が行うフィルタリング処理および/または平均
化処理は、なお主構造体を保持しながら、回転二値画像
に、わずかなランダム性を加えている。すなわち、誤差
拡散処理は、本来、周期的に行われず、したがって、周
期性で、オリジナル画像の構造体が劣化することはまっ
たくないであろう。本発明を試すとき、グレイレベルの
区分線とパターン人工物の抑制に役立つように、このよ
うなランダム性が守られてきた。
能ハーフトーン回路272は、確率的スクリーニング処
理を用いて、回転した準グレイスケール画像に再びハー
フトーンを施す。確率的スクリーニングは、例えば、様
々な印刷装置において利用できるハーフトーン技法であ
る。ハーフトーン技法において、ハーフトーンが施され
た画像は、多数のピクセルを含む。ハーフトーンが施さ
れた画像の画像密度は、所与の区域においてオンにされ
たピクセルの数によって決まる。所与の区域において、
「オン」にされるピクセルが多くなる(すなわち、黒に
なる)につれて、生成される画像は、暗くなるように見
えることが明らかとなろう。これと対照的に、所与の区
域において、「オフ」にされるピクセルが多くなる(す
なわち、白になる)につれて、画像は、明るくなるよう
に見える。
ーン回路272で利用できる確率的スクリーニング処理
は、回転した準グレイスケール画像を、高アドレス可能
二値画像に変換する。高速走査方向において準グレイス
ケールのピクセルのブロックを解析し、この準グレイス
ケール画像の各ブロックを、ハーフトーン画像ピクセル
のブロックに変換すれば、このグレイスケール画像を、
ハーフトーン画像にマッピングすることができる。ハー
フトーン画像におけるピクセルのブロックは、対応する
準グレイスケールのブロックのグレイスケール値に基づ
いて、「オン」ピクセルの様々な密度を持っている。さ
らに、それぞれの関連画像の準グレイスケールのブロッ
クは、高速走査方向において、サンプリング区域に分け
られる。それゆえ、高速走査方向に、すなわちラスタ線
に沿った方向に、さらに細かい解像度を提供するため
に、高アドレス可能密度が導かれる。回転した準グレイ
スケール画像全体に、確率的スクリーニング処理が行わ
れると、その画像は、回転した高アドレス可能二値画像
に変換されてきた。
レス可能ハーフトーン回路272で行われた結果、回転
した高アドレス可能二値画像が生成される。この回転し
た高アドレス可能二値画像は、直接に、終了回路276
から画像データシンク300に出力される。もう1つの
方法として、終了回路276は、その画像を保持画像メ
モリ246に格納できる。
実施例に基づいて、本発明によるプロセスは、コンピュ
ータを用いて実施される。しかしながら、本発明のシス
テムと方法は、コンピュータを用いる用途に限定されな
いことを認識すべきである。もっと適切に言えば、本発
明によるシステムと方法は、電子構成要素と画像生成構
成要素の任意の適切な配置構成、専門的知識、あるいは
また、専門的知識とともに電子構成要素と画像生成構成
要素との混合体を用いて、実施される。
および環境に用いられる。さらに、本発明によるシステ
ムと方法の多数の変形例は、図2〜図5とともに述べら
れた一般処理を用いて実施されることも認識すべきであ
る。例示的に、本発明のシステムと方法による画像回転
処理のさらに他の実施例が、以下に述べられる。これら
の例示実施例はそれぞれ、画像回転システム200によ
り実施される。しかしながら、さらに他の実施例を実施
する際に、任意の適切なコンピュータシステム、または
画像生成構成要素の配置構成も使用される。さらに、本
発明のシステムと方法による処理が、手を使って行われ
る(例えば、手による計算を用いて)ことも認識すべき
である。
て、記述された処理の順序が変わる場合があることも認
識すべきである。一例として、高アドレス可能な1グル
ープのピクセルは、その成分としてもつ高アドレス可能
なビット用に定められた値を有する単一の同形ピクセル
であると定義されよう。次に、この単一の同形ピクセル
を回転させる。単一の同形ピクセルを回転させると、本
発明のシステムと方法により、例えばフィルタリングと
リサンプリングを実行できる。この場合、フィルタリン
グ・ウィンドウは、フィルタリング前に回転させるデー
タを明らかにするやり方で定められる。こうして、これ
らの工程は、再度、順序づけられて、本発明のシステム
と方法により、同等な処理が行われる。
例に基づいて、オリジナル画像は、例えば画像データ源
100から入力される。オリジナル画像は、4×アドレ
ス可能密度を持ち、すなわち、高速走査方向における空
間増分は、低速走査方向における空間増分の4倍細か
い。回転前サブシステム250は、従来のローパス・フ
ィルタリング処理を利用して、最初に、高アドレス可能
オリジナル二値画像を再量子化する。具体的に言えば、
画像フィルタリング回路256は、3×1の加重ウィン
ドウを有するローパス・フィルタを用いて、高アドレス
可能オリジナル二値画像をフィルタリングする。本発明
による加重ウィンドウの一模範的実施例において、この
ウィンドウは、重み(1−4−1)を持つ。すなわち、
ウィンドウの中央にあるターゲット・ピクセルには、こ
のターゲット・ピクセルの両側にある隣接ピクセルの4
倍の重みを付けている。入力画像は、高アドレス可能空
間で表現されるから、画像フィルタリング回路256で
行われるフィルタリング処理により、ウィンドウの重み
付き性質のために、隣接するピクセルが、ほんのわずか
ではあるが、ぼやけてしまう。
ルタに通した後でも、画像は、なおも、高アドレス可能
画像である。それゆえ、フィルタに通した高アドレス可
能二値画像が、回転前サブシステム250の画像リサン
プリング回路258によりリサンプリングされる。画像
リサンプリング回路258は、フィルタに通した高アド
レス可能ピクセルのブロックを平均化して、標準アドレ
ス可能密度の単一の同形ピクセルを生成する。
プリングした後で、フィリタに通し、平均化された標準
アドレス可能画像を、画像回転回路260に出力する。
画像回転回路260は、平均化された標準アドレス可能
ピクセルを回転させる。次に、回転した標準アドレス可
能画像が、回転後サブシステム270に出力される。具
体的に言えば、回転後サブシステム270の画像高アド
レス可能ハーフトーン回路272は、多少のランダム性
がある従来のドット・ハーフトーン処理(例えば、上述
の確率的スクリーニング処理)を用いて、回転画像を、
高アドレス可能画像に戻す。
2が、回転した標準アドレス可能画像を確率的にスクリ
ーニングした後で、終了回路276は、回転した高アド
レス可能画像を、例えば処理済み画像メモリ244に格
納する。次に、回転した高アドレス可能画像を、画像デ
ータシンク300に出力するか、あるいはまた、保持画
像メモリ246に格納する。
例において、高アドレス可能オリジナル二値画像が、例
えば保持画像メモリ246から取り出される。高アドレ
ス可能オリジナル二値画像は、2400×600×1の
解像度を持つ。すなわち、この画像は、高速走査方向に
おいて1インチ当り2400の高アドレス可能ピクセ
ル、低速走査(または処理)方向において、1インチ当
り600ピクセル、および1のビット深さ(すなわち、
ビットマップ)を含む。オリジナル画像は、処理のため
に、入力画像メモリ242に格納される。
タリング回路256で処理される。さらに、画像リサン
プリング回路258は、誤差拡散処理を用いて、この画
像を処理する。以上の2つの処理は、互いに共同して、
あるいは別々に行われる。その結果、高アドレス可能オ
リジナル二値画像は、2400×600×1の画像か
ら、600×600×4の解像度を持つ再量子化された
画像に変換される。すなわち、この再量子化された画像
は、16の量子化レベルを表す4のビット深さを有す
る。それゆえ、回転前サブシステム250は、ローパス
・フィルタリングと誤差拡散を行って、オリジナル画像
を量子化するか、あるいは再量子化する。その結果、回
転前サブシステム250は、再量子化された画像を生成
する。次に、再量子化された画像は、画像回転回路26
0により入力される。
像を回転させる。再量子化された画像を回転させるため
に、画像回転回路260は、上述の回転処理の任意のも
の、あるいは、他の任意の公知の回転処理または後に開
発された回転処理を使用できる。再量子化された画像を
回転させた後、回転した再量子化画像に再びハーフトー
ンを施すために、この回転した再量子化画像が、回転後
サブシステム270により入力される。具体的に言え
ば、回転した再量子化画像にハーフトーンを施すため
に、回転後サブシステム270の画像高アドレス可能ハ
ーフトーン回路272は、誤差拡散処理を用いる。画像
高アドレス可能ハーフトーン回路272は、4×高アド
レス可能密度にて、回転した再量子化画像に再びハーフ
トーンを施す。すなわち、画像高アドレス可能ハーフト
ーン回路272で行われる誤差拡散処理は、高速走査方
向における空間解像度を、低速走査(または処理)方向
における空間解像度よりも4倍細かくする。
画像は、回転後サブシステム270から出力されて、一
時的に、処理済み画像メモリ244に格納される。最終
出力画像は、例えば、画像データシンク300に出力さ
れるか、あるいはまた、保持画像メモリ246に格納さ
れる。
実施例を略述した流れ図である。図8に示されるとお
り、回転処理は、ステップS100で開始し、ステップ
S200に続く。
能オリジナル二値画像が入力される。次に、ステップS
300において、高アドレス可能画像データをローパス
・フィルタに通す。次に、回転処理の制御がステップS
400に移る。ステップS400において、フィルタに
通した画像をリサンプリングする。ステップS300と
ステップS400を組合わせれば、標準アドレス可能準
グレイスケール画像が生成される。次に、この処理の制
御がステップS500に移る。
グされた画像データを回転させる。次に、制御がステッ
プS600に続く。ステップS600において、回転し
た画像データに、高アドレス可能ハーフトーンを施す。
ステップS600の後で、制御がステップS700に移
る。ステップS700において、処理済み画像が、例え
ば或る適切な記憶装置に、またはネットワーク上に出力
される。次に、ステップS800において、回転処理が
終了する。
施例において、高アドレス可能オリジナル二値画像に
は、最初にハーフトーンが施されて、その画像を、4の
量子化レベルを持つ準グレイスケール画像に変換するこ
とを認識すべきである。とはいえ、本発明によるシステ
ムと方法は、4の量子化レベルに限定されないことを認
識すべきである。それと反対に、準グレイスケール画像
は、例えば8、16、または32などの多種多様なグレ
イスケール・レベルを持つ場合がある。
00は、好ましくは、プログラムを組込んだ汎用コンピ
ュータで実施される。しかしながら、図2〜図5に示さ
れる画像回転システム200は、専用コンピュータ、プ
ログラムを組込んだマイクロプロセッサまたはマイクロ
コントローラと周辺集積回路素子、ASICまたは他の
集積回路、ディジタル信号プロセッサ、ハードワイヤー
ド式の電子回路や論理回路(例えば、ディスクリート素
子回路)、プログラマブル・ロジック装置(例えば、P
LD、PLA、FPGA、またはPAL)、もしくは、
それらに類するものでも実施できる。一般に、図8に示
される流れ図を実施できる有限状態マシンをさらに実施
できるどんな装置も、画像回転システム200を実施す
る目的で、使用できる。
れ、適切なプログラムが組込まれた汎用コンピュータの
一部として、実施できるものである。もう1つの方法と
して、図2〜図5に示される回路はそれぞれは、ASI
C内の物理的に区別できるハードウェア回路として、あ
るいは、FPGA、PDL、PLA、またはPALを用
いて、あるいは、ディスクリート論理素子またはディス
クリート回路素子を用いて、実施できる。図2〜図5に
示される回路がそれぞれ取る特定の形式は、設計の好み
であって、当業者には明らかであり、かつ断定できるで
あろう。
はDRAMを用いて実施される。しかしながら、メモリ
240は、フロッピーディスクとフロッピーディスク装
置、書込み可能な光ディスクと光ディスク装置、ハード
ディスク装置、フラッシュメモリ、もしくは、他の任意
の公知の、あるいは後に開発された変更できる揮発性ま
たは不揮発性のメモリ装置またはメモリシステムを用い
ても実施できる。
ともに説明されてきたが、多数の代りの変形例または変
更例が、当業者には明白に理解できることは言うまでも
ない。それゆえ、ここに記述される本発明の模範的実施
例は、例示であって、限定的なものではない。本発明の
精神と範囲から逸脱することなく、様々な変更を行うこ
とができる。
示した説明図である。
実施例の機能ブロック図である。
路の機能ブロック図の一模範的実施例を、さらに詳しく
示した説明図である。
ブロック図の一模範的実施例を、さらに詳しく示した説
明図である。
ブロック図の一模範的実施例を、さらに詳しく示した説
明図である。
である。
概念図である。
せる方法の一模範的実施例を略述した流れ図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 高アドレス可能二値画像を処理して、標
準アドレス可能準グレイスケール画像を生成する工程
と、 標準アドレス可能準グレイスケール画像を回転させる工
程と、 回転した準グレイスケール画像を、回転した高アドレス
可能二値画像に変換する工程と、を含むことを特徴とす
る高アドレス可能二値画像を回転させる方法。
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