JP2000207386A - 食生活支援装置及びそれを用いた冷蔵庫 - Google Patents

食生活支援装置及びそれを用いた冷蔵庫

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JP2000207386A
JP2000207386A JP11343087A JP34308799A JP2000207386A JP 2000207386 A JP2000207386 A JP 2000207386A JP 11343087 A JP11343087 A JP 11343087A JP 34308799 A JP34308799 A JP 34308799A JP 2000207386 A JP2000207386 A JP 2000207386A
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food
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daily
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intake
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JP11343087A
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Takako Shiraishi
孝子 白石
Kazunari Nishii
一成 西井
Yasuyuki Kanazawa
靖之 金澤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 食生活支援装置において、1日に摂取した食
品素材の栄養バランスを、煩わしいカロリー計算を行う
ことなく、簡単な入力操作で判定し、報知すること。 【解決手段】 入力手段4が体重入力手段26を備え、
入力手段4からの食品摂取に関する情報と体重入力手段
26からの体重の増減に基づく栄養摂取量の過不足情報
とを併せて栄養バランスについて判定する判定手段5を
備えたものである。従って摂取食品品目数による栄養バ
ランスの支援と共に、体重の増減による食べ過ぎ等のチ
ェックも可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は美容や健康を目的と
して栄養バランスのよい食品摂取による食生活改善を支
援する食生活支援装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、成人病予防や美容のためのダイエ
ットや痩身に対する関心が高まってきている。特に食生
活の乱れからくる肥満や成人病が問題となり、さまざま
なダイエット法が紹介されている。これらダイエット法
の多くは、消費カロリーと摂取カロリーのバランスや栄
養成分に着目したもので、栄養成分やカロリーの計算を
簡単にし、献立や食生活を支援するものとして、従来い
ろいろな装置が提案されてきた。その事例として次のも
のがあげられる。特開昭61−173372号公報は、
食べたものに対応する食品カードを読み取り装置にセッ
トして符号を読み取らせることにより食事療法を手軽に
確実に実行できるようにしたものである。
【0003】また、実開昭63−195445号公報は
キー操作で、摂取した食品の熱量や塩分量などを各々計
算して表示できるもので、1日にどれだけのカロリーや
塩分を摂取したかが簡単に計算して知ることができるも
のである。さらに特開平2−29852号公報は、作成
した献立から栄養バランスや総カロリーを演算し、標準
値と比較することによりその過不足を報知するというも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記した3つの公報
は、食べた食品の量やメニューを入力し、その人のカロ
リーや栄養量の計算をし、結果を利用者に提示するもの
であり、カロリーや栄養の計算のわずらわしさを解消す
るものである。
【0005】しかし、人が食べるメニューは無限にあ
り、すべてのメニューのデータを用意することは不可能
である。また食べた料理名や食品名や分量をすべて入力
することは利用者の負担が大きい上、カロリーや栄養価
といった細かな数値データは、食事制限を必要とする病
人でもない限り日常の食生活においてはなじみが薄く、
かえってストレスとなる。また、単に摂取カロリーを控
えるだけではなく、体に必要な栄養素をまんべんなくと
ることが大切である。厚生省のガン予防の食生活指針で
も、1日30品目の食品摂取を推奨している。しかし、
現代の日本人の食品摂取は1日平均20品目程度だとい
われ、よほど注意をしていないと30品目の摂取は難し
い。また、同じ栄養成分のものばかり何種類も食べても
意味がなく、色々な栄養素のものを食べすぎないで効率
よく食べることに注意しなめればならない。食事は毎日
のことなので利用者に対する負担が少なく、厳密なカロ
リーや栄養計算に縛られずに、バラエティに富んだ楽し
い食生活を送ることも大切である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、体に必要な栄養素をまんべんなく摂取す
ることができるように、食品の栄養上の特徴を考慮して
分類した複数の食品群と各食品群の食品を表示し、利用
者は各食品群毎に1日に摂取した食品品目数に関する情
報を入力するだけで、栄養バランスを判定し、アドバイ
スを与えるようにしたものである。これにより利用者は
負担の少ない、健康的なダイエットと食生活改善を行う
ことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】上記の課題を解決するために請求
項1記載の発明は、入力手段が体重入力手段を備え、入
力手段からの食品摂取に関する情報と前記体重入力手段
からの体重の増減に基づく栄養摂取量の過不足情報と併
せて栄養バランスまたは食事摂取量について判定する判
定手段を備えたものである。
【0008】体重入力手段を介して体重を入力すること
により、判定手段は食品摂取状況と体重の増減に基づく
栄養摂取量の過不足情報に基づき、栄養バランスおよび
食事摂取量について判定し判定結果を報知手段に報知す
るように作用する。
【0009】また請求項2の発明は、入力手段が体温ま
たは基礎体温を入力する体温入力手段を備え、判定手段
は入力手段からの食品摂取に関する情報と、前記体温入
力手段から生理周期の状態を類推し、その時期(状態)
特有の食嗜好の情報とを併せて栄養バランスまたは食事
摂取量について判定する判定手段を備えたものである。
【0010】体温入力手段を介して基礎体温情報を入力
することにより、判定手段は食品摂取状況と、体温情報
に基づき生理周期の状態を類推し、その時期(状態)特
有の食嗜好の情報とを併せて栄養バランスおよび食事摂
取量について判定し、判定結果を報知手段に報知するよ
うに作用する。
【0011】また請求項3の発明は請求項1の発明に加
えて、入力手段が体温または基礎体温を入力する体温入
力手段を備え、判定手段が、入力手段からの食品摂取に
関する情報と、体重入力手段からの体重の増減に基づく
栄養摂取量の過不足情報と、体温入力手段から生理周期
の状態を類推しその時期(状態)特有の食嗜好の情報と
を併せて、栄養バランスまたは食事摂取量について判定
するものである。
【0012】請求項1の発明に加えて体温入力手段を介
して基礎体温情報を入力することにより、判定手段が、
入力手段からの食品摂取に関する情報と、体重入力手段
からの体重の増減に基づく栄養摂取量の過不足情報と、
体温入力手段から生理周期の状態を類推しその時期(状
態)特有の食嗜好の情報とを併せて、栄養バランスまた
は食事摂取量について判定し、判定結果を報知手段に報
知するように作用する。
【0013】また請求項4の発明は請求項1ないし3の
いずれか1項の発明に加えて、判定手段からの食品摂取
状況の情報に基づき健康的なダイエットや望ましい栄養
バランスや食事摂取量についてのアドバイス情報を報知
させるための助言手段を備えたものである。
【0014】これにより、助言手段は判定手段からの食
品摂取状況に関する情報に基づき望ましい栄養バランス
の食生活についてのアドバイス情報を報知手段に報知さ
せるように作用する。
【0015】また請求項5の発明は、請求項1ないし4
のいずれか1項の食生活支援装置を冷蔵庫に組み込み可
能なように構成してある。
【0016】これにより、食生活支援装置を冷蔵庫に組
み込むことができる。
【0017】(参考例)以下、本発明の第1の参考例を
図1ないし図3に参照しながら説明する。図1は本参考
例の食生活支援装置1の回路ブロック図である。2は食
品の栄養上の特徴に基づき分類した複数の食品群を報知
するための食品群報知制御手段であり、3は1日に摂取
すべき適正食品品目数を報知するための適正品目数報知
制御手段で、4は報知された適正食品品目数に対する摂
取食品品目数の過不足を入力する入力手段で、5は入力
手段からの情報に基づき栄養バランスの良否を判定する
判定手段で、6は食品群報知制御手段2または判定手段
5または適正品目数報知制御手段3からの情報を報知す
る報知手段である。
【0018】本参考例では報知手段6として、液晶表示
部からなる表示手段を使用し、入力手段4として液晶表
示部の前面に抵抗膜からなる透明タッチパネル7を設
け、ペン8を透明タッチパネル7のポインティングデバ
イスとして用いている。入力手段4は、キ−入力や、音
声入力でもよく、表示部はCRTや音声報知のためのス
ピーカーを備えたものでもよく、これらの要素は本発明
を拘束するものではない。
【0019】次に本参考例の具体的な動作について図2
および図3を参照しながら説明する。図2および図3は
報知手段6の表示例である。食品群報知制御手段2は、
報知手段6に図2のように食品群の内容が簡単にかつ直
感的にわかるように代表的食品のイラストとともに表示
する。食品群については本実施例では12に分類してい
る。その内訳は、乳製品・卵、豆・豆製品、魚、肉、緑
黄色野菜、淡色野菜、芋・かぼちゃ、きのこ・海草、果
物、主食、油脂類、嗜好品である。毎日の食事におい
て、これらの食品群からもれなくかつ過不足なく食品摂
取することにより、体に必要な栄養素がまんべんなく摂
取できる。食品群の分類方法は、糖尿病の食事管理用の
6食品群分類など栄養バランスを考慮した分類であれば
何でもよい。
【0020】利用者は食品群一括表示を見ながらペン8
で透明タッチパネル7をタッチする操作によってその日
1日に各食品群の食品の品目数に関する情報を入力す
る。各食品群の枠内をペン8でタッチすると、図3に示
すようにタッチされた食品群の摂取食品品目数に関する
情報を入力するためのチェックボックス9が表示され
る。油脂類のチェックを行う場合を例にとって説明す
る。適正品目数報知制御手段3はチェックボックス9内
に油脂類の1日に摂取すべき食品品目数である3品を表
示する。なお、本参考例では、適正品目数報知制御手段
3はあらかじめ標準的な人が1日に摂取すべき各食品群
の食品品目数を記憶しているものとするが、利用者の年
齢、性別、体調等の生理的特徴や減量、病気治療等の利
用目的に応じて適正品目数に変えられるようにすれば、
より多様な使い方に対応できる。
【0021】判定手段5はチェックボックス9内に利用
者が1日の摂取品目数を適正品目数に対する過不足で入
力できるように3種類のチェックマークを表示させる。
10は不足、11は適正品目数食べた、12は過剰を意
味している。利用者はあてはまるマークをペン8でタッ
チして入力する。野菜や海草やきのこのようにカロリー
が比較的低く、不足しがちな食品群については過剰マー
ク12を表示しない。
【0022】このようにして、12の食品群をそれぞれ
チェックし、登録ボタン13をペン8でタッチして入力
を終了し、入力された情報は判定手段5に送信される。
判定手段5は入力情報から各食品群の摂取品目数の過不
足の判定や総合的な栄養バランスの判定を行う。例え
ば、各食品群の重要度と摂取状況に応じてその日の食事
の栄養バランスを100点満点の点数で評価し、報知手
段6に表示する。なお判定良否判定の方法や判定結果の
表現方法は本発明を拘束しない。
【0023】以上のように、食品群毎に食べた品数を適
正品目数に対する過不足で自己チェックしていくので、
簡単な入力操作で栄養バランスの評価を行うことができ
る。また、摂取すべき食品群と食品群毎の適正食品品目
数の表示を見ながら入力しているので、記憶に残りやす
く、利用者は食事の良否と改善方向を自ら認識すること
ができる。カロリーや栄養素になじみがなく食品に対す
る知識の少ない人でも簡単で、栄養バランスのよい食事
のためにはどんなものを食べたらよいか、自分には何が
不足しているかの認識が深まり、食生活改善に役に立つ
食生活支援装置を提供することができる。
【0024】また、入力手段はペンタッチ入力装置で構
成しているので、表示画面に直接タッチして入力するこ
とができ、情報機器の扱いに不慣れな人でも直感的に簡
単に操作ができるインタフェースに優れた食生活支援装
置である。
【0025】次に本発明の第2の参考例について図2、
図4ないし図5を参照しながら説明する。図4は本参考
例の回路ブロック図である。本参考例は第1の参考例と
ほぼ同様の構成であるが、全食品群が一覧できるように
一括で表示するための食品群一括表示制御手段14とを
備え、入力手段4は、各食品群の摂取食品品目数を入力
するもので、判定手段5は入力手段4からの品目数の情
報と1日に摂取すべき食品群毎の適正品目数を記憶した
適正品目数記憶手段15からの品目数の情報とを照合
し、栄養バランスを判定し、報知手段6に報知する点が
異なる。
【0026】本参考例の動作について図2、図5ないし
図6を用いて説明する。図2、図5ないし図6は報知手
段6の表示例である。豆・豆製品の摂取状況を入力する
場合を例にとって説明する。まず、図2のような表示画
面において、豆・豆製品の枠をペン8でタッチするとチ
ェックボックス9が表示される。判定手段5は品目数を
入力するためのテンキー16を表示させ、利用者は豆腐
と納豆を食べた場合、テンキー16の2をペン8でタッ
チして入力する。これにより品目数を直接数字で入力で
きるので、素早く入力でき、正確な品目数の情報に基づ
いたより精度の高い栄養バランス判定を行うことができ
る。
【0027】尚、品目数の入力については、図6のよう
にチェック欄17を表示させ、食べたものを思い出しな
がら、一品につき一つのます目をペンでタッチさせる方
法でもよい。例えば納豆と豆腐を食べた場合、チェック
欄16のますを2つチェックすると、判定手段5はチェ
ックされた数をカウントし、2品と数字で表示する。こ
の入力方法によれば、食べたものを思い出しながら食品
品目数を数えていく日常行為に近く、簡単で、数を数え
る手間も省けて便利である。
【0028】次に本発明の第3の参考例について図2お
よび図6ないし図8を参照しながら説明する。図7は本
参考例の食生活支援装置1の回路ブロック図である。1
8は各食品群に属する食品を表示するための食品群別食
品表示制御手段で、19は1日に摂取すべき総食品品目
数を記憶した日別適正品目数記憶手段であり、入力手段
4を介して食品群別食品報知制御手段18が表示するそ
れぞれの食品の摂取状況を入力する。20は食品群毎の
摂取食品品目数をカウントする食品品目数カウント手段
で、21は1日の摂取総食品品目数をカウントする日別
品目数カウント手段である。判定手段5は入力手段4か
らの摂取品目に関する情報と適正品目数記憶手段からの
情報に基づき、各食品群毎の摂取食品品目数の過不足及
び栄養バランスを判定し、日別品目数カウント手段から
の情報と日別適正品目数記憶手段からの情報に基づき1
日の総合的栄養バランスについて判定する。22は判定
手段5からの判定情報に基づき、摂取が不足している食
品群の食品摂取を視覚的に誘導する情報を表示するため
の不足食品摂取誘導手段であり、23は判定手段4から
の判定情報に基づき、摂取過剰の食品群の食品摂取を視
覚的に抑制する情報を表示するための過剰食品摂取抑制
手段である。
【0029】本参考例の動作について図2、図8および
図9を参照しながら説明する。まず、入力方法につい
て、利用者が乳製品・卵の摂取状況に入力する場合を例
にとって説明する。食品群一括表示制御手段14が報知
手段6に表示させた図2のような食品群一括表示画面に
おいて、乳製品・卵の表示をペン8でタッチすると、図
8のように食品群別食品表示制御手段16が乳製品・卵
の食品群に属する食品をイラスト入りで表示し、適正品
目数報知制御手段3が乳製品・卵の1日の目標摂取品目
数を3品と表示する。利用者は摂取した食品の表示をペ
ン8でタッチして選択する。判定手段はタッチされた食
品の枠に選択された印として○を表示させ、食品品目数
カウント手段20は選択された食品の品目数を合計し表
示させる。さらに判定手段5は適正品目数報知制御手段
3と食品品目数カウント手段20からの情報を照合して
摂取品目数の過不足を判定し、過不足判定報知手段24
に表示させる。入力を終え、登録ボタン13を押すと食
品群一括表示の画面に戻る。同様に他の食品群について
も摂取した食品の入力を行う。すべての食品群の入力が
終わると日別品目数カウント手段21は1日に摂取され
た食品品目の合計をカウントし、日別適正品目数記憶手
段19からの1日に摂取すべき品目数と照合して1日の
摂取食品品目数の過不足を判定し、過不足判定報知手段
24に表示させる。また、図8に示すように、不足食品
摂取誘導手段19は判定手段5からの情報に基づき摂取
不足食品群のみイラストを表示する。その際、背景色を
食欲を増進させる橙色に変えて表示させる。過剰食品摂
取抑制手段23は判定手段5からの情報に基づき摂取過
剰食品群について、摂取を控えるように利用者に強く意
識させる表示を行う。本参考例では豚のイラストを表示
させたが、なお背景色を食欲を抑えるブルー等に変えて
もよい。
【0030】以上のように、本参考例によれば、食品摂
取品目数の入力時に各食品群毎に食品の名称やイラスト
等のビジュアル情報を詳しく見ながらチェックできるの
で、食べたものを思い出しやすく、簡単かつ楽しく入力
できる。各食品群にどんな食品があるのかの認識が深ま
り、料理や栄養に興味や知識がない若い世代や男性で
も、使いながら自然に栄養バランスのよい食事にはどん
な食品を食べたらよいかが学習できる。また、各食品群
毎の摂取食品品目数を自動的にカウントし、その数字と
過不足の判定結果を表示するので、手軽に食生活の評価
が得られる。
【0031】また、摂取不足食品群の食品を積極的に食
べるように、摂取過剰食品群はひかえるような効果のあ
る視覚情報を一覧で表示するので、利用者の記憶に残り
やすく、日々の食事において、不足食品を積極的に取
り、過剰のものをひかえるように仕向け、栄養バランス
のとれた食事へ導き、食生活の改善に役立つ。
【0032】次に本発明の第4の参考例について図10
を参照しながら説明する。図10は本参考例の食生活支
援装置1の回路ブロック図である。本参考例は第3の参
考例とほぼ同様の構成であるが、入力手段4または判定
手段5からの情報を記憶蓄積する記憶手段25を備えた
点が異なる。記憶手段25は入力手段4から入力された
毎日の食品摂取状況または判定手段5からの情報を記憶
蓄積する。判定手段5は記憶手段25からの情報に基づ
き、1週間や1ヵ月といった所定期間における栄養バラ
ンスについて判定し、報知手段6に報知する。また、不
足食品摂取誘導手段22および過剰摂取食品誘導手段2
3は第3の実施例同様に過不足を補正するような食品摂
取を促す視覚情報を報知手段6に表示させる。
【0033】食事は毎日のことで、一生続くものである
ので、1食や1日といった単位で厳密に管理するより、
1日のバランスの崩れを修正していき、ある程度の期間
において栄養バランスが取れていることが重要である。
本参考例によれば、入力情報を記憶蓄積することができ
るので、日々のバラツキを考慮した長期的傾向を判定
し、より精度の高い食事の判定を行うことができる。
【0034】(実施例)次に本発明の第1の実施例につ
いて図11および図12を参照しながら説明する。図1
1は本実施例の食生活支援装置1の回路ブロック図であ
る。本実施例は第4の参考例とほぼ同様の構成である
が、入力手段4は体重情報を入力するための体重入力手
段26を備え、判定手段5は体重入力手段26からの情
報に基づき、食事に関する判定情報と併せて体重情報を
報知手段6に報知する点が異なる。
【0035】本実施例の動作について図11を参照しな
がら説明する。体重入力手段26から入力された情報は
記憶手段25に送信され、判定手段5は、記憶手段25
からの食品摂取状況に関する情報と体重情報に基づき、
図12のように、報知手段6に1週間の食事判定結果と
体重グラフを時系列で一覧表示させる。栄養バランスの
判定は他の実施例同様に食品群別の摂取食品品目数の情
報に基づき良否判定をしたものである。今、非常によい
◎、よい○、やや悪い△、悪い×の4段階で評価したも
のを表示している。
【0036】食品群毎の摂取食品品目数で食生活の管理
を行う場合、栄養バランスのよい食事の支援はできる
が、カロリーや摂取総量のチェックを行わないので、食
べ過ぎのチェックができない。しかし、摂取カロリーは
体重の増減と相関が高いので、食べ過ぎは体重の増減を
みることでチェックできる。また、栄養バランス判定結
果と体重グラフを一覧で表示するので、食品摂取状況と
体重増減との相関が利用者にわかりやすいく、利用者自
ら確認することができるので、減量のための自分にあっ
た食事摂取のあり方を把握することができる。
【0037】以上ように、本実施例によれば、毎日の体
重を入力可能とし、体重情報を記憶し表示するので、栄
養バランスと体重と同時に管理でき、各栄養素をまんべ
んなく食べ、かつ食べすぎをひかえた食生活改善による
減量、痩身に効果的な食生活支援装置を提供することが
できる。
【0038】次に本発明の第2の実施例について図13
を参照しながら説明する。図13は本実施例の食生活支
援装置1の回路ブロック図である。本実施例は第1の実
施例とほぼ同様の構成であるが、入力手段4は基礎体温
を入力する体温入力手段27を備え、判定手段5は食事
摂取の状況に基づく栄養バランス判定情報と併せて基礎
体温の情報も報知手段6に報知する点が異なる。
【0039】本実施例の動作について図14を参照しな
がら説明する。まず体温入力手段27から入力された基
礎体温の情報を図14のように、1週間の栄養バランス
判定情報および体重グラフとともに報知手段6にグラフ
化して一覧表示させる。女性の体重の増減や食事はホル
モンの関係で生理の周期が大きく影響する。月経前の基
礎体温高温期の約2週間は黄体期といい、体が水分を蓄
えようとはたらき、一般的に体重が増える。またこの時
期は甘いものなどの糖質が食べたくなり、食事の内容に
変化が生じる人が多い。この時期は月経に備えて十分な
栄養補給が必要な時期であるので、無理に食事制限を行
うと思うように体重が減らずストレスとなるばかりか、
健康にもよくない。月経の始まったあとは水分の排出が
始まり、体重も減少しやすい。つまり、上手なダイエッ
トのためには体温の変化による自分の生理周期に対応し
た食事内容の変化や体重の増減といった自分のリズムを
把握し、食事に気をつける必要がある。
【0040】本実施例では食事摂取状況と、体重と、女
性の生理周期と密接な関係の基礎体温を同時に管理でき
るので、自分の生理的リズムを把握して適切な食事のコ
ントロールが行えるので、女性が健康的かつ効果的に食
生活管理やダイエットが行うことができる食生活支援装
置である。
【0041】次に本発明の第3の実施例について図15
および図16を参照しながら説明する。図14は本実施
例の食生活支援装置1の回路ブロック図である。本実施
例は第2の実施例とほぼ同様の構成であるが、望ましい
食生活やダイエットのためのアドバイス情報を記憶し、
判定手段6からの利用者の食事摂取状況や体重や生理的
リズムに基づき対応するアドバイス情報を報知手段に報
知させる助言手段28を設けた点が異なる。
【0042】動作について図16を用いて説明する。助
言手段25は判定手段5からの食事摂取、栄養バラン
ス、体重、体温等の情報に基づき、利用者の食事摂取の
事態や生理的リズムがどういった時期かを認識し、その
時期にふさわしいダイエットのための具体的食事摂取や
生活行動についてのアドバイス情報を図16のように報
知手段6に表示する。
【0043】本実施例によれば、利用者の食事摂取の実
態に基づき、体重や体温といった生理的リズムを考慮
し、具体的な食生活の改善のアドバイスを与えることが
できるので、利用者個人に対応した具体的行動目標が明
確になり、健康増進やダイエットのために効果的な食生
活支援装置を提供することができる。
【0044】本発明の第4の実施例について図17を用
いて説明する。図17は本実施例の構成を示す。本実施
例は第1ないし第3の実施例の食生活支援装置1を冷蔵
庫29に組むことを可能にしたものである。家庭で使う
ほとんどの食品は冷蔵庫に保存されており、食事の用意
をする場合、冷蔵庫の残り物で献立を考えるケースが非
常に多い。実際に献立を考えたり、料理する際に摂取食
品のチェックができ、食べたものを忘れずにチェックが
できる。また、判定結果やアドバイス情報を参照しなが
ら冷蔵庫の中身を見比べて献立を考えたり、買い物のリ
ストを作成できるので非常に便利で実質的な食生活支援
装置を提供できる。また、狭いキッチンでも、どこの家
庭にものある冷蔵庫に組み込むので場所を取らず使用で
きる。さらに、着脱可能にすれば、他の部屋で献立を考
えたり、買い物にも持っていくことができ便利である。
【0045】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、下記の効果が得られる。
【0046】(1)体重情報の入力、記憶を可能とし、
栄養バランスと体重と同時に管理でき、各栄養素をまん
べんなく食べ、かつ食べすぎを防ぎ、栄養バランスと体
重の相関が自ら確認でき、ダイエットに有効である。
【0047】(2)食事摂取状況と、生理周期を知るた
めの基礎体温を同時に管理するので、女性が生理的リズ
ムに対応したやせやすい時期が確認できるので、適切な
食事のコントロールが行え、健康的かつ効果的に食生活
管理やダイエットが行うことができる。
【0048】(3)利用者の食品摂取の実態や生理的リ
ズムに対応し望ましい食事摂取や生活行動についてのア
ドバイスを行う助言手段を設けているので、具体的行動
目標が明確になり、健康増進やダイエットのために効果
的である。
【0049】(4)食生活支援装置を冷蔵庫組み込み可
能としてので、献立や、料理する際に摂取食品のチェッ
クができ、食べたものを忘れずにチェックができる。ま
た、判定結果やアドバイス情報を参照しながら冷蔵庫の
中身を見比べて献立や買い物リストの作成ができ、非常
に便利で実質的である。またどこの家庭の台所にもある
冷蔵庫に組み込みになるので狭い台所でも場所を取らず
に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の参考例の食生活支援装置の回路
ブロック図
【図2】本発明の第1ないし第3の参考例の表示出力の
一例を示す図
【図3】本発明の第2の参考例の表示出力の一例を示す
【図4】本発明の第2の参考例の食生活支援装置の回路
ブロック図
【図5】同参考例の表示出力の一例を示す図
【図6】同参考例の表示出力の一例を示す図
【図7】本発明の第3の参考例の食生活支援装置の回路
ブロック図
【図8】同参考例の表示出力の一例を示す図
【図9】同参考例の表示出力の一例を示す図
【図10】本発明の第4の参考例の食生活支援装置の回
路ブロック図
【図11】本発明の第1の実施例の食生活支援装置の回
路ブロック図
【図12】同実施例の表示出力の一例を示す図
【図13】本発明の第2の実施例の食生活支援装置の回
路ブロック図
【図14】同実施例の表示出力の一例を示す図
【図15】本発明の第3の実施例の食生活支援装置の回
路ブロック図
【図16】同実施例の表示出力の一例を示す図
【図17】本発明の第4の実施例の食生活支援装置の構
成図
【符号の説明】
1 食生活支援装置 2 食品群報知制御手段 4 入力手段 5 判定手段 6 報知手段 15 適正品目数記憶手段 19 日別適正品目数記憶手段 20 食品品目数カウント手段 21 日別品目数カウント手段 25 記憶手段 26 体重入力手段 27 体温入力手段 28 助言手段 29 冷蔵庫

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】食品の栄養上の特徴に基づき分類した複数
    の食品群を報知するための食品群報知制御手段と、1日
    に摂取すべき各食品群毎の適正食品品目数を記憶する適
    正品目数記憶手段と、1日に摂取すべき食品総品目数を
    記憶する日別適正品目数記憶手段と、体重入力手段を備
    えると共に各食品群毎に1日に摂取した食品の品目数を
    入力する入力手段と、入力手段からの情報に基づき各食
    品群別の摂取食品数を算出する食品品目数カウント手段
    と、1日に摂取した食品品目の合計を算出する日別品目
    数カウント手段と、入力手段の入力情報を記憶蓄積する
    記憶手段と、入力手段からの食品摂取に関する情報と体
    重入力手段からの体重の増減に基づく栄養摂取量の過不
    足情報を併せて栄養バランスまたは食事摂取量について
    判定する判定手段と、所定期間の日々の栄養バランスの
    判定結果と所定期間の日々の体重の情報とを併せて報知
    する報知手段とを備えた食生活支援装置。
  2. 【請求項2】食品の栄養上の特徴に基づき分類した複数
    の食品群を報知するための食品群報知制御手段と、1日
    に摂取すべき各食品群毎の適正食品品目数を記憶する適
    正品目数記憶手段と、1日に摂取すべき食品総品目数を
    記憶する日別適正品目数記憶手段と、体温または基礎体
    温を入力する体温入力手段を備えると共に各食品群毎に
    1日に摂取した食品の品目数を入力する入力手段と、入
    力手段からの情報に基づき各食品群別の摂取食品数を算
    出する食品品目数カウント手段と、1日に摂取した食品
    品目の合計を算出する日別品目数カウント手段と、入力
    手段の入力情報を記憶蓄積する記憶手段と、入力手段か
    らの食品摂取に関する情報と体温入力手段から生理周期
    の状態を類推しその周期(状態)特有の食嗜好の情報と
    を併せて栄養バランスまたは食事摂取量について判定す
    る判定手段と、所定期間の日々の栄養バランスの判定結
    果と所定期間の日々の体温または基礎体温の情報とを併
    せて報知する報知手段とを備えた食生活支援装置。
  3. 【請求項3】入力手段は体温または基礎体温を入力する
    体温入力手段を備え、判定手段は入力手段からの食品摂
    取に関する情報と体重入力手段からの体重の増減に基づ
    く栄養摂取量の過不足情報と体温入力手段から生理周期
    の状態を類推しその周期(状態)特有の食嗜好の情報と
    を併せて栄養バランスまたは食事摂取量について判定
    し、所定期間の日々の栄養バランスの判定結果と、所定
    期間の日々の体重の情報と、所定期間の日々の体温また
    は基礎体温の情報とを、併せて報知手段で報知する請求
    項1記載の食生活支援装置。
  4. 【請求項4】判定手段からの食品摂取状況の情報に基づ
    き、望ましい栄養バランスの食生活や健康的ダイエット
    のためのアドバイス情報を表示させるための助言手段を
    備えた請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の
    食生活支援装置。
  5. 【請求項5】請求項1ないし請求項4のいずれか1項に
    記載の食生活支援装置を用いた冷蔵庫。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009175963A (ja) * 2008-01-23 2009-08-06 Yahoo Japan Corp ダイエットを支援する装置、方法
CN106152691A (zh) * 2016-07-05 2016-11-23 合肥华凌股份有限公司 冰箱内食物重量的检测方法及装置
JP2018112402A (ja) * 2018-04-26 2018-07-19 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫
JPWO2017179188A1 (ja) * 2016-04-15 2018-09-20 三菱電機株式会社 冷蔵庫及びそれを含むネットワークシステム

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