JP2000207215A - 自律走行型ロボット - Google Patents

自律走行型ロボット

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JP2000207215A JP11008069A JP806999A JP2000207215A JP 2000207215 A JP2000207215 A JP 2000207215A JP 11008069 A JP11008069 A JP 11008069A JP 806999 A JP806999 A JP 806999A JP 2000207215 A JP2000207215 A JP 2000207215A
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JP
Japan
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control program
operation control
program
cleaning robot
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Kazutoshi Takimoto
和利 滝本
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】装置本体の動作を制御する動作制御プログラム
を簡単に更新することができる自律走行型ロボットを提
供する。 【解決手段】掃除ロボット1の制御部10にはEEPR
OM10aに動作制御プログラムやマップ情報ファイル
等を記憶している。掃除ロボット1はプログラム更新装
置20から特定のコマンドが送信されてくると、EEP
ROM10aに記憶している動作制御プログラムをプロ
グラム更新装置20から送信されてくる動作制御プログ
ラムに書き換える。これにより、掃除ロボット1におけ
る動作制御プログラムを更新できる。したがって、掃除
ロボット1における動作制御プログラムの更新が簡単に
行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自律走行機能を
有する自律走行型ロボットに関し、特に本体の動作を制
御する動作制御プログラム等の更新が簡単に行える自律
走行型ロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自律走行機能を有する自律走行型
ロボットとしては室内を掃除する掃除ロボット、荷物を
搬送する搬送ロボット、デパート等の施設を案内するガ
イドロボット等があった。自律走行型ロボットでは、自
律走行機能としてモータで駆動される駆動輪等を備え、
公知の光学式誘導手段やジャイロを用いた慣性航法等に
より自律走行の制御を行っている。また、本体に配置さ
れた超音波センサにより、障害物の有無や障害物までの
距離を検出して走行速度を制御する機能を有するものも
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の自律
走行型ロボットは、本体の動作を制御する動作制御プロ
グラムをROMに記憶させ、該ROMを本体内部に設け
られた制御基板に取り付けていた。すなわち、動作制御
プログラムを更新して新たな機能を付加したり、既存の
機能の向上させる場合には上記ROMを交換する構成で
あった。
【0004】しかしながら、ROM交換には、装置本体
のカバーを外す等の作業がともなうため、動作制御プロ
グラムの更新に手間と時間がかかるという問題があっ
た。
【0005】この発明の目的は、装置本体の動作を制御
する動作制御プログラムを簡単に更新することができる
自律走行型ロボットを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した発明
は、本体の動作を制御するための動作制御プログラム、
本体の移動経路を示すマップ情報ファイル等を用いて本
体の自律走行を制御する制御部を備えた自律走行型ロボ
ットにおいて、外部装置との間で情報を入出力する情報
入出力部を備えるとともに、上記動作制御プログラムを
書き換え可能なメモリに記憶し、さらに、上記制御部
は、上記情報入出力部において上記外部装置から第1の
コマンドが入力されたとき、上記メモリに記憶している
動作制御プログラムを上記外部装置から入力される動作
制御プログラムに書き換えるものである。
【0007】この構成では、本体の動作を制御する動作
制御プログラムを例えば、EEPROM等の書き換え可
能なメモリに記憶している。そして、外部装置から第1
のコマンドが送信されてくると、上記メモリに記憶して
いる動作制御プログラムを上記外部装置から入力される
動作制御プログラムに書き換える。したがって、装置本
体に第1のコマンドを入力し、その後更新する新たな動
作制御プログラムを入力する機能を有する外部装置を用
いることで、従来のようなROM交換を行うことなく装
置本体に記憶されている動作制御プログラムを簡単に更
新することができる。
【0008】また、請求項2に記載した発明は、上記マ
ップ情報ファイルも書き換え可能なメモリに記憶し、上
記制御部は、上記情報入出力部において上記外部装置か
ら第2のコマンドが入力されたとき、上記メモリに記憶
しているマップ情報ファイルを上記外部装置から入力さ
れるマップ情報ファイルに書き換える構成である。
【0009】この構成では、装置本体に第2のコマンド
を入力し、その後更新する新たなマップ情報ファイルを
入力する機能を有する外部装置を用いることで、装置本
体が記憶しているマップ情報ファイルを更新することが
できる。しかも、動作制御プログラムとマップ情報ファ
イルとをそれぞれ個別に更新することができる。
【0010】なお、マップ情報ファイルを記憶するメモ
リは動作制御プログラムと同じメモリであってもよい
し、異なるメモリであってもよい。
【0011】また、請求項3に記載した発明は、上記動
作制御プログラムの書き換え中に、その旨のメッセージ
を出力する第1のメッセージ出力手段を備えている。
【0012】この構成では、動作制御プログラムの書き
換え中にその旨を示すメッセージを出力するようにした
ので、動作制御プログラムの更新中(書き換え中)であ
ることを簡単に確認することができる。
【0013】また、請求項4に記載した発明は、上記動
作制御プログラムの書き換え後に、動作制御プログラム
の書き換えを行った旨のメッセージを出力する第2のメ
ッセージ出力手段を備えている。
【0014】この構成では、動作制御プログラムの書き
換え後に動作制御プログラムを更新した旨のメッセージ
を出力するようにしたので、動作制御プログラムが更新
されているかどうかを簡単に確認することができる。
【0015】さらに、請求項5に記載した発明では、前
記情報入出力部は、外部装置と無線通信により情報の入
出力を行う。
【0016】この構成では、装置本体から離れた場所か
らでも動作制御プログラムを更新することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施形態であ
る掃除ロボット本体の断面を示す図であり、図2はこの
実施形態にかかる掃除ロボットの機能を示すブロック図
である。図1において、1は掃除ロボット本体(以下、
単に本体1と言う場合ある。)であり、本体1の底部の
左右にはそれぞれ走行用モータ11によって回転駆動さ
れる2つの駆動輪2および回転自在に取り付けた2つの
従輪3が設けられている(図1は片側の駆動輪2および
従輪3を示している。)。10は本体1の動作を制御す
る動作制御プログラムを記録した書き換え可能なEEP
ROM10aを有する制御部(制御基板)である。
【0018】EEPROM10aには、図3に示すよう
に更新プログラム、動作制御プログラム、マップ情報フ
ァイル等が記憶されている。更新プログラムは、動作制
御プログラムやマップ情報ファイル等の書き換えを実行
するプログラムであり、動作制御プログラムは本体1の
動作を制御するプログラムであり、マップ情報ファイル
は本体1の移動経路を示すファイル(掃除する室内のマ
ップ情報ファイル)である。さらに、この実施形態の掃
除ロボット1は公知の学習機能を備えており、EEPR
OM10aにはこの学習機能により学習した情報を記憶
する領域(不図示)が設けられている。
【0019】また、本体1の周囲には超音波センサ14
が設けられており、制御部10はこの超音波センサ14
の検出結果(出力)に基づいて壁面等の障害物の有無や
障害物までの距離を算出し、これに基づいて上記走行用
モータ11の回転を制御して(左右の駆動輪2の回転数
を制御することで方向転換等を行う。)障害物を回避し
ながら本体1の自律走行を制御する。4は本体1に動作
電源を供給するバッテリである。
【0020】さらに、5はファンを有する送風機であ
り、6は集塵室、7は本体底部に設けられた吸込口、8
は吸込口7と集塵室6とを接続するパイプである。制御
部10は吸込用モータ12により上記ファンの回転を制
御し、吸込口7から塵や埃等のゴミを集塵室6に吸い込
む。吸込口7にはブラシ9が設けられており、制御部1
0がブラシ用モータ13によりブラシ7の回転を制御す
る。15は掃除機1の動作状態の表示や、入力操作を受
け付ける表示・操作部である。16は、後述するプログ
ラム更新装置20(この発明で言う外部装置に相当す
る。)との通信を制御する通信部である。なお、この実
施形態では掃除ロボット1とプログラム更新装置20と
は、電磁波を利用した無線信号で通信を行う。
【0021】上記構成の掃除ロボット1は、EEPRO
M10aに記憶している動作制御プログラムやマップ情
報ファイル等に基づいて走行用モータ11の回転を制御
して障害物等を回避しながら本体1を走行させるととも
に、吸込用モータ12およびブラシ用モータ13の回転
を制御して吸込口7に対向している床面から塵や埃等の
ゴミを吸い込む。すなわち、公知の掃除ロボットと同様
の掃除機能を有している。
【0022】図4は、プログラム更新装置の構成を示す
ブロック図である。このプログラム更新装置20は、本
体の動作を制御する制御部21と、掃除ロボット1に供
給する動作制御プログラム等の情報を記憶する記憶部2
2と、表示を行う表示部23と、入力操作を行う操作部
24と、掃除ロボットと電磁波を利用した無線信号で通
信を行う通信部25とを備えている。なお、記憶部22
はプログラム更新装置20に設けた記憶素子(RAM
等)であってもよいし、プログラム更新装置20に着脱
自在のICカード(メモリカード)やCD−ROM等の
記憶媒体であってもよい。
【0023】以下、この実施形態にかかる掃除ロボット
の動作について説明する。まず、掃除動作について簡単
に説明する。この実施形態の掃除ロボット1は、上記し
たように制御部10が本体1の自律走行を制御しながら
掃除を行う。掃除ロボット1の表示・操作部15または
プログラム更新装置20の操作部24において、所定の
入力操作を行うことで掃除動作を開始させることができ
る。なお、プログラム更新装置20の操作部24におい
て所定の入力操作を行った場合には、プログラム更新装
置20が掃除ロボット1に対して通信部25から掃除動
作の開始を要求するコマンドを送信する。
【0024】また、掃除ロボット1は、掃除動作中に何
らかのエラーが発生すると表示・操作部15にエラー表
示を行う等して使用者に報知する。また、掃除ロボット
1は発生したエラーの内容を通信部16からプログラム
更新装置20に送信する機能を有しており、プログラム
更新装置20において掃除ロボット1で発生したエラー
の内容を確認することができる。
【0025】このように、この実施形態にかかる掃除ロ
ボット1では掃除動作の開始や掃除動作中に発生したエ
ラーの内容の確認等がプログラム更新装置20でも行え
る。すなわち、掃除ロボット1に近づくことなく、掃除
動作の開始や掃除動作中に発生したエラーの内容を確認
することができる。
【0026】次に、この実施形態にかかる掃除ロボット
に記憶されている動作制御プログラム等の情報を更新す
る処理について説明する。図5は掃除ロボット1の動作
を示すフローチャートであり、図6はプログラム更新装
置の動作を示すフローチャートである。この処理は、掃
除ロボット1のEEPROM10aに記憶している動作
制御プログラムまたはマップ情報ファイルを更新する処
理である。プログラム更新装置20は、操作部24にお
いて動作制御プログラムまたはマップ情報ファイルの更
新処理を開始する入力操作が行われると(n31、n3
2)、通信部24から掃除ロボット1に動作制御プログ
ラムの更新の開始を要求する第1のコマンドまたはマッ
プ情報ファイルの更新を要求する第2のコマンドを送信
する(n33、n34)。
【0027】掃除ロボット1は、通信部16においてプ
ログラム更新装置20からの更新処理開始を要求するコ
マンド(第1のコマンドまたは第2のコマンド)を受信
すると(n1)、EEPROM10aに記憶している更
新用プログラムを実行する。まず、本体1の初期化を行
う(n2)。このとき、掃除ロボット1が動作中(例え
ば掃除動作中)であれば、本体1の動作を停止して初期
化を行う。そして、表示・操作部15に更新処理中であ
ることを示すメッセージを表示する(n3)。これによ
り、プログラム更新装置20を操作しているオペレータ
以外の人(本体1の周囲にいる人)にも本体1が更新処
理を実行していることを認識させることができる。そし
て、掃除ロボット1は、プログラム更新装置20から送
信されてきたコマンドが動作制御プログラムの更新を要
求する第1のコマンド、マップ情報ファイルの更新を要
求する第2のコマンドのどちらであるかを判定する(n
4)。n4において第1のコマンドであると判定する
と、本体1はプログラム更新装置20に動作制御プログ
ラムの更新の実行確認を行う(n5)。一方、第2のコ
マンドであると判定すると、本体1は通信部16からマ
ップ情報ファイルの更新の実行確認を行う(n6)。n
5またはn6における実行確認は、プログラム更新装置
20に対して通信部16から確認要求を送信する処理で
ある。
【0028】プログラム更新装置20は、掃除ロボット
1からの確認要求があると(n35、n36)、表示部
23にその旨を表示し(n37、n38)、オペレータ
によって取消または実行が入力されるのを待つ(n3
9、n40、n41、n42)。プログラム更新装置2
0は、取消が入力されると動作制御プログラムまたはマ
ップ情報ファイルの更新を中止するコマンドを送信し
(n43、n44)、本処理を終了する。一方、実行が
入力されると第1のコマンドまたは第2のコマンドを再
度送信する。
【0029】掃除ロボット1は、n5またはn6で確認
要求を送信した後、プログラム更新装置20から中止コ
マンドまたは実行コマンド(第1のコマンドまたは第2
のコマンド)が送信されてくるのを待つている(n7、
n8、n9、n10)。掃除ロボット1はプログラム更
新装置20から送信されてきたコマンドが中止コマンド
であると、EEPROM10aに記憶している動作制御
プログラムやマップ情報ファイルの更新を行うことなく
本処理を終了する。これにより、n21またはn22で
動作制御プログラムまたはマップ情報ファイルの更新を
開始する入力操作を誤って行った時に、掃除ロボット1
における動作制御プログラムまたはマップ情報ファイル
を更新することなく本処理を終了することができる。
【0030】一方、n8またはn10で第1のコマンド
または第2のコマンドを受信すると(n9、n10)、
EEPROM10aにおいて動作制御プログラムを記憶
している記憶領域(図3に示すXXXX〜YYYYの領
域)またはマップ情報ファイルを記憶している記憶領域
(図3に示すYYYY〜ZZZZの領域)を初期化する
(n11、n12)。そして、通信部16からプログラ
ム更新装置20に対して動作制御プログラムまたはマッ
プ情報ファイルの送信要求を出力する(n13、n1
4)。
【0031】プログラム更新装置20は、n47または
n48で掃除ロボット1からの動作制御プログラムまた
はマップ情報ファイルの送信要求を受信すると、記憶部
22に記憶している動作制御プログラムまたはマップ情
報ファイルを掃除ロボット1に送信して本処理を終了す
る(n49、n50)。
【0032】掃除ロボット1は、n13またはn14で
動作制御プログラムまたはマップ情報ファイルの送信を
要求した後、プログラム更新装置20から送信されてき
た動作制御プログラムまたはマップ情報ファイルをEE
PROM10aの所定の領域(n11またはn12で初
期化した領域)に書き込む(n15、n16)。n15
またはn16における書き込み中にエラーが発生すると
(n17、n18)、表示・操作部15にその旨を示す
エラー表示を行って本処理を終了し(n19、20)、
エラーが発生しなければ表示・操作部15に更新した情
報の内容を示すメッセージを表示して本処理を終了する
(n21、n22)。例えば、動作制御プログラムを更
新したときには、表示・操作部15に更新した動作制御
プログラムのバージョン等を表示する。
【0033】このように、掃除ロボット1の動作制御プ
ログラムまたはマップ情報ファイルの更新がプログラム
更新装置20から掃除ロボット1に更新する動作制御プ
ログラムまたはマップ情報ファイルを送信することで行
える。すなわち、従来のようにROM交換を行うことな
く動作制御プログラムやマップ情報ファイルを更新する
ことができる。
【0034】しかも、動作制御プログラム、マップ情報
ファイルは別々に更新することができる。したがって、
掃除ロボット1に新たな機能を付加するときには動作制
御プログラムのみ更新でき、また掃除ロボット1の移動
経路を変更するときにはマップ情報ファイルのみ更新で
きる。また、動作制御プログラムやマップ情報ファイル
を更新する際に掃除ロボット1が学習機能によりすでに
学習した情報を消去することがない。すなわち、掃除ロ
ボット1が学習により得た情報が上記更新を行うたびに
消去されることもない。
【0035】また、表示・操作部5において、動作制御
プログラムまたはマップ情報ファイルの更新時にはその
旨のメッセージを表示するようにしたので、掃除ロボッ
ト1において動作制御プログラムまたはマップ情報ファ
イルの更新が行われていることを簡単に確認することが
できる。また、動作制御プログラムの更新が完了した時
には更新した動作制御プログラムのバージョン等を表示
するようにしたので、動作制御プログラムが更新された
かどうかを簡単に確認することができる。
【0036】さらに、上記の実施形態では掃除ロボット
1とプログラム更新装置20とは電磁波を利用して通信
を行うとしたが、赤外線等を利用して通信するように構
成してもよいし、また無線による通信ではなく掃除ロボ
ット1にプログラム更新装置20を装着したり、信号ケ
ーブルを介して接続する等してプログラム更新装置20
から掃除ロボット1に更新する情報(動作制御プログラ
ムやマップ情報ファイル)を入力するようにしてもよ
い。
【0037】また、上記の実施形態では、動作制御プロ
グラム、マップ情報ファイル等を単一のEEPROM1
0aに記憶するとしたが、これらを異なるメモリに記憶
するように構成してもよい。また、プログラム更新装置
20は複数の掃除ロボット1に対して動作制御プログラ
ム、マップ情報ファイル等の書き換えを指示することが
できる。
【0038】また、プログラム更新装置20は電話回線
等を介して送られてきた情報を記憶部22に記憶する構
成としてもよい。このように構成すれば、プログラム更
新装置20に、掃除ロボット1に送信する動作制御プロ
グラム、マップ情報ファイル等を電話回線等を介して送
信することができる。
【0039】また、プログラムグラム更新装置20にお
いて掃除ロボット1毎に動作制御プログラム、マップ情
報ファイル等を記憶しておき、掃除ロボット1を動作さ
せる際にプログラム供給装置20から必要な情報を供給
してもよい。このようにすれば、プログラムグラム更新
装置20で動作制御プログラムの管理が行える。
【0040】なお、この発明は搬送ロボットやガイドロ
ボット等、掃除ロボット以外の自律走行型ロボットにも
適用できる。
【0041】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、自律
走行型ロボットにおける動作制御プログラムやマップ情
報ファイル等を簡単に更新することができる。また、更
新中にはその旨を表示するようにしたので動作プログラ
ムの書き換えが実行されていることを確認することがで
きる。また、動作制御プログラムの更新が完了した時に
は更新した動作制御プログラムのバージョン等を表示す
るようにしたので、動作制御プログラムが更新されたか
どうかを簡単に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態である掃除ロボット本体の
断面を示す図である。
【図2】この実施形態の掃除ロボットの機能を示すブロ
ック図である。
【図3】この実施形態の掃除ロボットに利用されるEE
PROMの記憶領域の構成を示す図である。
【図4】プログラム更新装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図5】この実施形態にかかる掃除ロボットの処理を示
すフローチャートである。
【図6】この実施形態にかかるプログラム更新装置の処
理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1−掃除ロボット 10−制御部 10a−EEPROM 15−表示・操作部 16−通信部 20−プログラム更新装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体の動作を制御するための動作制御プ
    ログラム、本体の移動経路を示すマップ情報ファイル等
    を用いて本体の自律走行を制御する制御部を備えた自律
    走行型ロボットにおいて、 外部装置との間で情報を入出力する情報入出力部を備え
    るとともに、 上記動作制御プログラムを書き換え可能なメモリに記憶
    し、 さらに、上記制御部は、上記情報入出力部において上記
    外部装置から第1のコマンドが入力されたとき、上記メ
    モリに記憶している動作制御プログラムを上記外部装置
    から入力される動作制御プログラムに書き換える自律走
    行型ロボット。
  2. 【請求項2】 上記マップ情報ファイルも書き換え可能
    なメモリに記憶し、 上記制御部は、上記情報入出力部において上記外部装置
    から第2のコマンドが入力されたとき、上記メモリに記
    憶しているマップ情報ファイルを上記外部装置から入力
    されるマップ情報ファイルに書き換える請求項1に記載
    の自律走行型ロボット。
  3. 【請求項3】 上記動作制御プログラムの書き換え中
    に、その旨のメッセージを出力する第1のメッセージ出
    力手段を備えた請求項1または2に記載の自律走行型ロ
    ボット。
  4. 【請求項4】 上記動作制御プログラムの書き換え後
    に、動作制御プログラムの書き換えを行った旨のメッセ
    ージを出力する第2のメッセージ出力手段を備えた請求
    項1、2または3のいずれかに記載の自律走行型ロボッ
    ト。
  5. 【請求項5】 前記情報入出力部は、外部装置と無線通
    信により情報の入出力を行う請求項1〜3または4のい
    ずれかに記載の自律走行型ロボット。
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