JP2000207084A - ガイド処理プログラムを記録した媒体、ガイド処理装置およびガイド処理方法 - Google Patents

ガイド処理プログラムを記録した媒体、ガイド処理装置およびガイド処理方法

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JP2000207084A
JP2000207084A JP417399A JP417399A JP2000207084A JP 2000207084 A JP2000207084 A JP 2000207084A JP 417399 A JP417399 A JP 417399A JP 417399 A JP417399 A JP 417399A JP 2000207084 A JP2000207084 A JP 2000207084A
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guide
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guide screen
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Hiroshi Matsumoto
浩 松本
Makoto Shimizu
誠 清水
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AI SOFT KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウィザード形式によれば不慣れな利用者にと
っては手続きが分かりやすいと言えるが、融通が効かな
いことがあり、熟練した利用者などにとってては必ずし
も操作性が良いとは限らなかった。 【解決手段】 第1〜第5画面からなるガイド画面を順
次表示しつつ利用者の入力を促し、各ガイド画面におけ
る利用者の入力に応じてファクス送信時における表紙設
定などの通信設定を行うにあたり、各ガイド画面に「表
紙プレビュー」ボタンおよび「送信」ボタンを配置する
ことにより、いずれのガイド画面からでも表紙のプレビ
ューやファクス送信の即時実行を可能としたため、無駄
なガイド画面が表示される場面が少なくなり、全体とし
て利用者の操作性を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガイド処理プログ
ラムを記録した媒体、ガイド処理装置およびガイド処理
方法に関し、特に、所定のガイド画面を順次表示しつつ
利用者の入力を促し、各ガイド画面における利用者の入
力に基づいて対応する処理を実行するためのガイド処理
プログラムを記録した媒体、ガイド処理装置およびガイ
ド処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の技術の一例として、いわ
ゆるウィザード形式のソフトウェアが知られている。こ
のウィザード形式においては、複数の手続きで一連の処
理が完了する場合に、不慣れな利用者にとっても容易に
その処理を完了することができる。その簡単な一例とし
て、ワープロソフトを考慮し、このワープロソフトにて
用紙サイズの選択、イラスト等のテンプレートの選択、
文章の入力、印刷イメージのプレビュー、印刷の順に手
続きを行うものとする。
【0003】上記一連の手続きにおいてウィザード形式
を採用する場合、まず用紙サイズを選択するためのガイ
ド画面が表示されるので、ここで利用者が所望の用紙サ
イズを入力すると、次にテンプレートを選択するための
ガイド画面が表示される。そして、このガイド画面で利
用者が所望のテンプレートを入力すると、次に文章を入
力するためのガイド画面が表示され、以降同様にしてプ
レビュー用のガイド画面、印刷用のガイド画面の順に表
示される。すなわち、利用者は順次表示されるガイド画
面に従って必要な入力を行うだけで上記一連の手続きが
完了して印刷が行われるので、不慣れな利用者にとって
も容易に印刷することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術に
おいては、次のような課題があった。例えば、利用者に
よっては、テンプレートが不要であったり、文章入力が
不要であったり、プレビューが不要であったりするが、
このような場合でも一連のガイド画面が順次表示され
る。従って、利用者は、不要なガイド画面についても不
要である旨を入力し、次のガイド画面を表示させなけれ
ばならなかった。また、上述した例においては、テンプ
レートを選択した時点で印刷イメージをプレビューした
い場合であっても、文章入力用のガイド画面を経由しな
ければならなかった。このように、ウィザード形式によ
れば不慣れな利用者にとっては手続きが分かりやすいと
言えるが、融通が効かないことがあり、熟練した利用者
などにとってては必ずしも操作性が良いとは限らなかっ
た。
【0005】本発明は、上記課題にかんがみてなされた
もので、所定のガイド画面を順次表示しつつ利用者の入
力を促し、各ガイド画面における利用者の入力に基づい
て対応する処理を実行する場合において、利用者の操作
性を向上させることが可能なガイド処理プログラムを記
録した媒体、ガイド処理装置およびガイド処理方法の提
供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、所定のガイド画面を順次
表示しつつ利用者の入力を促し、各ガイド画面における
利用者の入力に基づいて対応する処理を実行するための
ガイド処理プログラムを記録した媒体であって、上記利
用者の入力を取得する入力取得ステップと、この入力取
得ステップにて取得された利用者の入力に対応して所定
のスキップキーが配置された各ガイド画面を一連の順序
で表示させて利用者の入力を促すガイド画面表示ステッ
プと、このガイド画面表示ステップにて表示された上記
ガイド画面上のスキップキーが操作された場合に、上記
一連の順序から外れてガイド画面を飛び越し表示させる
ガイド画面飛越表示ステップとを備えた構成としてあ
る。
【0007】上記のように構成した請求項1にかかる発
明においては、ガイド画面表示ステップにてガイド画面
を表示することによって利用者の入力を促すようになっ
ており、実際に利用者が入力を行うと入力取得ステップ
にてその入力が取得される。すると、ガイド画面表示ス
テップにてその利用者の入力に対応して次のガイド画面
が表示される。以降、同様にして利用者の入力に対応し
て一連の順序でガイド画面が表示され、各ガイド画面に
従って利用者が入力を完了すると対応する処理が実行さ
れる。ガイド画面表示ステップにて表示される各ガイド
画面には所定のスキップキーが配置されており、このス
キップキーを操作するとガイド画面飛越表示ステップに
て上記一連の順序から外れてガイド画面を飛び越し表示
させる。
【0008】すなわち、いずれのガイド画面においても
スキップキーが表示されているので、利用者は逐次ガイ
ド画面を表示させなくとも、スキップキーを操作するこ
とによって特定のガイド画面を表示させるなどすること
ができる。例えば、スキップキーを操作することによっ
て、上述したプレビュー用のガイド画面を表示させるよ
うにすれば、いずれの段階においてもプレビューするこ
とができ好適であると言える。むろん、ガイド画面飛越
表示ステップにてガイド画面を飛び越し表示させるとい
った場合、上記のように特定のガイド画面を表示させる
場合のほか、本来表示されるべきガイド画面を表示させ
ずして利用者の入力を完了させる場合など、各種の態様
を含むものである。また、各ガイド画面上のスキップキ
ーを操作するといった場合、所定のカーソルキーで操作
可能としたり、マウスなどのポインティングデバイスで
操作可能としたり、あるいはタッチパネル方式を採用し
て操作可能とするなど、各種の形態を適用可能である。
【0009】ここにおいてプログラムの記録対象となる
媒体は、磁気記録媒体であってもよいし光磁気記録媒体
であってもよいし、今後開発されるいかなる記録媒体に
おいても全く同様に考えることができる。また、一次複
製品、二次複製品などの複製段階については全く問う余
地無く同等である。その他、供給方法として通信回線を
利用して行なう場合でも本発明が利用されていることに
はかわりない。さらに、一部がソフトウェアであって、
一部がハードウェアで実現されている場合においても発
明の思想において全く異なるものではなく、一部を記録
媒体上に記憶しておいて必要に応じて適宜読み込まれる
ような形態のものとしてあってもよい。
【0010】ガイド画面を飛び越し表示させた場合、飛
び越されたガイド画面において何らかの入力が必要とな
る場合がある。例えば、上述したワープロソフトにおい
て、用紙サイズを選択するためのガイド画面が飛び越さ
れた場合、用紙サイズが設定されないことになってしま
う。かかる事情にかんがみ、請求項2にかかる発明は、
請求項1に記載のガイド処理プログラムを記録した媒体
において、上記ガイド画面飛越表示ステップは、各ガイ
ド画面における標準入力情報を記憶しており、上記スキ
ップキーが操作されて飛び越されたガイド画面について
対応する標準入力情報に基づいて上記利用者の入力を補
填する構成としてある。上記のように構成した請求項2
にかかる発明においては、各ガイド画面上のスキップキ
ーが操作され、いくつかのガイド画面が飛び越されたと
しても、ガイド画面飛越表示ステップは、各ガイド画面
における標準入力情報を記憶しており、かかる標準入力
情報に基づいて飛び越されたガイド画面における利用者
の入力を補填する。従って、上述した用紙サイズも標準
の用紙サイズが適用されることになる。
【0011】本発明においては、各ガイド画面上に配置
されたスキップキーを操作することにより、一連の流れ
から外れてガイド画面を飛び越し表示させることが可能
であるため、各種の表示態様を実現することができ操作
性も向上することになる。むろん、操作性を向上させる
ための他の機能が付加されていてもよく、その一例とし
て、請求項3にかかる発明は、請求項1または請求項2
のいずれかに記載のガイド処理プログラムを記録した媒
体において、上記ガイド画面表示ステップは、所定の操
作に従って直前のガイド画面を表示させることが可能で
あるとともに、上記入力取得工程は、上記直前のガイド
画面における利用者からの入力を取得し直す構成として
ある。上記のように構成した請求項3にかかる発明にお
いては、ガイド画面表示ステップにおいては、上述した
ように利用者の入力に応じて一連の順序でガイド画面を
表示させるが、所定の操作に従って直前のガイド画面を
表示させることができる。ここで、同直前のガイド画面
において利用者が新たに入力を行うと、入力取得工程に
おいてその入力を取得し直す。従って、入力ミスがあっ
た場合でも、最初から入力し直す必要がないことにな
る。
【0012】所定のガイド画面を順次表示しつつ利用者
の入力を促し、各ガイド画面における利用者の入力に基
づいて対応する処理を実行する場合において、ガイド画
面を飛び越し表示させるソフトウェアは装置に組み込ま
れて実現されるものであり、かかる装置としても機能す
ることは容易に理解できる。また、発明の思想としては
特定の形態に限定されるものではなく、各種の態様を含
むものである。従って、実質的にソフトウェアで実現す
るものであったり、ハードウェアで実現するものであっ
たりするなど、適宜変更可能である。
【0013】このため、請求項4にかかる発明は、所定
のガイド画面を順次表示しつつ利用者の入力を促し、各
ガイド画面における利用者の入力に基づいて対応する処
理を実行するガイド処理装置であって、上記利用者の入
力を取得する入力取得手段と、この入力取得手段にて取
得された利用者の入力に対応して所定のスキップキーが
配置された各ガイド画面を一連の順序で表示させて利用
者の入力を促すガイド画面表示手段と、このガイド画面
表示手段にて表示された上記ガイド画面上のスキップキ
ーが操作された場合に、上記一連の順序から外れてガイ
ド画面を飛び越し表示させるガイド画面飛越表示手段と
を備えた構成としてある。すなわち、必ずしもプログラ
ムを記録した媒体に限らず、同様の手法を利用した装置
においても有効であることに相違はない。
【0014】さらに、所定のガイド画面を順次表示して
利用者の入力を促し、所定のガイド画面を順次表示しつ
つ利用者の入力を促し、各ガイド画面における利用者の
入力に基づいて対応する処理を実行する場合において、
ガイド画面を飛び越し表示させる手法は、必ずしも実体
のある媒体や装置に限られる必要はない。その一例とし
て、請求項5にかかる発明は、所定のガイド画面を順次
表示しつつ利用者の入力を促し、各ガイド画面における
利用者の入力に基づいて対応する処理を実行するための
ガイド処理方法であって、上記利用者の入力を取得する
入力取得工程と、この入力取得工程にて取得された利用
者の入力に対応して所定のスキップキーが配置された各
ガイド画面を一連の順序で表示させて利用者の入力を促
すガイド画面表示工程と、このガイド画面表示工程にて
表示された上記ガイド画面上のスキップキーが操作され
た場合に、上記一連の順序から外れてガイド画面を飛び
越し表示させるガイド画面飛越表示工程とを備えた構成
としてある。すなわち、必ずしも実体のある媒体や装置
に限らず、その方法としても有効であることに相違はな
い。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、所定のガ
イド画面を順次表示しつつ利用者の入力を促し、各ガイ
ド画面における利用者の入力に基づいて対応する処理を
実行する場合において、各ガイド画面にスキップキーを
配置し、このスキップキーを操作することにより飛び越
し表示を可能としたため、各種の表示態様を実現するこ
とができ、利用者の操作性を向上させることが可能なガ
イド処理プログラムを記録した媒体を提供することがで
きる。また、請求項2にかかる発明によれば、飛び越さ
れたガイド画面における入力を標準入力情報で補填する
ようにしたため、飛び越されたガイド画面における入力
がないことによる不具合を防止することができる。さら
に、請求項3にかかる発明によれば、直前のガイド画面
に戻って入力し直すことができるため、入力ミスがあっ
た場合でも最初からやり直す必要がない。さらに、請求
項4にかかる発明によれば、同様にして各種の表示態様
を実現することができ、利用者の操作性を向上させるこ
とが可能なガイド処理装置を提供することができ、請求
項5にかかる発明によれば、ガイド処理方法を提供する
ことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態にか
かるガイド処理装置の具体的ハードウェア構成例をブロ
ック図により示している。同図において、コンピュータ
10にはCPU11aやROM11bやRAM11c等
の電子部品を搭載したメインボード11が備えられると
ともに、このメインボード11から所定のインターフェ
イスを介して各種ハードウェアが接続されている。ここ
において、コンピュータ10は、所定のオペレーティン
グシステムを介してハードディスク12、CD−ROM
ドライブ13やフロッピーディスクドライブ14等の各
種ドライブ装置にアクセス可能であるとともに、モデム
15に接続された公衆回線を介して外部と通信可能とな
っている。また、コンピュータ10には、キーボード1
6やマウス17等の入力装置が接続され、これらの入力
装置を介してデータを入力可能であるし、プログラムの
実行結果などはディスプレイ18やプリンタ19から出
力可能となっている。
【0017】図2は、ハードディスク12に記録された
プログラムの要部を示している。同図において、オペレ
ーティングシステム12aは、コンピュータ10の起動
時に読み込まれて稼働するようになっており、このオペ
レーティングシステム12a上で印刷アプリケーション
12b等のプログラムを必要時に実行することができ
る。ここにおいて、印刷アプリケーション12bはワー
プロソフトであるものと仮定する。この印刷アプリケー
ション12bで文書などを作成して印刷指示を発行した
場合、通常、ラスタライズされた印刷データがプリンタ
ドライバ12cに供給される。このプリンタドライバ1
2cにおいては、RGBで階調表現された印刷データを
所定要素色の階調データに色変換し、さらに256階調
から二階調に変換した後に所定のコントロールコードを
付してプリンタ19に転送する。上述しなかったが、プ
リンタ19はインクジェット方式のカラープリンタであ
り、上記の印刷データに基づいて所要の色インクをドッ
ト状に付すことにより、元の画像を再現して出力する。
【0018】本実施形態においては、印刷アプリケーシ
ョン12bからの印刷イメージをモデム15に接続され
た公衆回線を介して外部のファクス装置に転送すること
ができるようになっている。このようなファクス送信を
行う場合、印刷アプリケーション12bから上記の印刷
指示を発行する前に、所定の操作に従って図3に示すよ
うなプリンタの設定画面を表示させる。同図において、
プリンタの「名前」のリストボックスには、オペレーテ
ィングシステム12bに「通常使用するプリンタ」とし
て登録されているプリンタがデフォルトで設定されるよ
うになっており、特に設定を変更しない限り、上述した
ようにしてプリンタ19から印刷される。この「名前」
のリストボックスは、図4に示すようにオペレーティン
グシステム12bに登録されている出力先の中から所望
の出力先をプルダウンメニューにより選択できるように
なっており、ファクス送信を行う場合には「EasyF
ax」を選択する。この「EasyFax」は、予めコ
ンピュータ10にインストールされている出力先の名称
であり、図2におけるファクスアプリケーション12d
がこれに該当する。
【0019】このようにして出力先の設定を変更した
後、印刷アプリケーション12bから印刷指示を発行す
ると、ファクスアプリケーション12dが起動し、概略
図5に示すフローチャートに従ってファクス送信を実行
する。同図において、ステップS110では宛先のファ
クス番号の入力や、表紙の設定などの通信設定を行う。
なお、具体的な設定内容については後に詳述する。次な
るステップS120では、印刷アプリケーション12b
からの印刷イメージをファクス画像に変換する。より具
体的には、本実施形態においては、「MH」「MR」な
どのファクス画像圧縮方式を選択可能となっており、実
際に選択されている圧縮方式に従って画像を圧縮しつつ
ファクス画像を生成する。むろん、ステップS110に
て表紙の設定をした場合には、その表紙がファクス画像
の先頭に配置されることになる。
【0020】本実施形態においては、ステップS120
にてファクス画像をプレビューすることが可能であり、
ステップS110の通信設定にてプレビュー有りとした
場合には、ファクス画像の生成後に図6に示すようなプ
レビュー画面が表示される。同図に示すものは、全3ペ
ージのファクス送信が行われることを意味しており、左
側ページが添付された表紙、右側2ページが印刷アプリ
ケーション12bによる印刷イメージを表している。そ
して、ステップS130では、モデム15を介してステ
ップS110で設定された宛先に対してダイヤルした
後、所定のファクス伝送手順に従って回線接続を確立す
るなどのファクス通信手続を実行する。その後、ステッ
プS140では、ステップS120で生成したファクス
画像を宛先のファクス装置に転送し、転送終了後に回線
を切断して終了する。
【0021】上述したステップS110における通信設
定は、いわゆるウィザード方式を利用して不慣れな利用
者にとっても容易に通信設定を行うことができるにして
ある。具体的には、図7に示す順にガイド画面が適宜表
示されるので、利用者は表示されたガイド画面にて必要
な項目を入力すればよい。なお、図7においては、矢印
方向が時系列を表しており、最大で5つのガイド画面が
表示されることを意味している。説明の便宜上、左方向
から第1画面、第2画面、第3画面、第4画面といった
ように順に名称を付与し、最後のガイド画面には第5画
面という名称を付与してあるものとする。
【0022】図8〜図12は、それぞれ第1〜第5画面
の画面出力例を示している。図8に示す第1画面におい
て、利用者は図13に示す手順に従って各種の入力を行
う。同図において、ステップS205では「送信先」の
テキストボックスに宛先の名称などを入力するととも
に、「FAX番号」のテキストボックスに宛先のファク
ス番号を入力する。また、本実施形態においては、いわ
ゆるインターネットファクス装置に対してもファクス送
信可能であり、この場合には「FAX番号」のテキスト
ボックスに宛先装置のインターネット上でのアドレスを
入力するとともに、その下の「インターネットFAX」
のチェックボックスをオンにする。むろん、インターネ
ットファクス装置に対してファクス送信するといった場
合、実質的に公衆回線を経由して送信する場合もある
し、専用線を介して送信する場合もあるが、いずれの場
合であってもかまわない。なお、上記の「インターネッ
トFAX」のチェックボックスはデフォルトでオフが設
定されているものとする。
【0023】ここで「送信先」と「FAX番号」のテキ
ストボックスに入力を行うにあたっては、利用者がキー
ボード16を用いて直接文字入力することも可能である
が、画面中程に表示されている電話帳を利用して宛先を
登録しておき、この電話帳から所望の宛先を選択するこ
とも可能である。すなわち、宛先の氏名や会社名、ファ
クス番号などをデータベースで管理するとともに、この
電話帳によってデータベース内のレコードの読み出しや
編集を可能とし、宛先指定時に電話帳で選択されたレコ
ードの氏名および会社名、ファクス番号をそれぞれ「送
信先」と「FAX番号」のテキストボックスにセットす
る。
【0024】次なるステップS210では、画面右方の
「表紙を添付」のチェックボックスをオンまたはオフと
することにより、表紙添付の有無を設定する。すなわ
ち、このチェックボックスをオンとすれば、上述したよ
うにファクス画像の先頭に表紙を添付することができ
る。また、このとき「表紙を添付」のチェックボックス
の上側に配置されている「プレビューする」のチェック
ボックスにてオンまたはオフを設定する。ここで、この
チェックボックスをオンにしておくと、上述したように
ファクス画像の生成時に図6などに示すプレビュー画面
を表示させることができる。なお、これらのチェックボ
ックスは、デフォルトでオンとなるようにしてある。
【0025】ステップS215では、「表紙を添付」の
チェックボックスにてオンまたはオフのいずれが設定さ
れているかを判断し、オンが設定されていると判断した
場合には、ステップS220で画面上の「表紙プレビュ
ー」ボタンを有効にする。この「表紙プレビュー」ボタ
ンは、マウス17をクリック操作することにより押し下
げ可能であり、実際に押し下げられた場合にはステップ
S225で検知し、ステップS230で表紙プレビュー
画面を表示する。この表紙プレビュー画面については後
に詳述する。「表紙プレビュー」ボタンの左隣には「送
信」ボタンが配置されており、この「送信」ボタンが同
様にして押し下げられると、ステップS235で検知し
てステップS240で通信設定を終了し、上述したステ
ップS120に移行してファクス画像の生成処理を開始
する。また、「送信」ボタン下方の「キャンセル」ボタ
ンが押し下げられた場合には、ステップS245で検知
してステップS250でファクス送信を中断する。な
お、「ヘルプ」ボタンが押し下げられた場合には、所定
のヘルプ画面が表示されるようになっており、画面入力
にかかる各種のヘルプ情報を見ることができる。かかる
ヘルプ機能については、従来技術の範疇であるため、こ
こでは詳述しないこととする。
【0026】一方、「次へ」ボタンが押し下げられた場
合には、ステップS255で検知し、ステップS260
で「表紙を添付」のチェックボックスがオンであるか否
かを判断する。ここで、同チェックボックスがオンであ
ると判断した場合には、ステップS265で第2画面に
更新表示する。他方、ステップS260で「表示を添
付」のチェックボックスがオフであると判断した場合、
ステップS270で「インターネットFAX」のチェッ
クボックスがオンであるか否かを判断する。ここで、オ
ンであると判断した場合には、ステップS275で第4
画面に更新表示し、オフであると判断した場合にはステ
ップS280で第5画面に更新表示する。すなわち、第
2および第3画面は表紙設定用のガイド画面であるた
め、表紙を添付しない場合にはスキップする。本実施形
態においては、ガイド画面を更新表示するときに、直前
のガイド画面で利用者から入力された内容を順次所定の
記憶領域に記憶するようになっており、必要時に読み出
して利用可能である。また、各ガイド画面における入力
項目についてデフォルトの値を保持しており、利用者か
らの入力がなかった場合には、デフォルトの値を設定す
るようにしてある。
【0027】図9に示す第2画面が表示された場合、利
用者は図14に示す手順に従って各種の入力を行う。同
図において、ステップS305では画面上の「送信者」
のテキストボックスに入力するとともに、「テンプレー
ト」のリストボックスから所望の表紙テンプレートを選
択する。ここで、テンプレートを選択するにあたって
は、リストボックス内で選択されたテンプレートの印刷
イメージが右方に縮小されて表示されるので、利用者は
その表示を見ながら所望のテンプレートを選択する。な
お、「送信者」のテキストボックスにはオペレーティン
グシステム12aに登録されているコンピュータ名がデ
フォルトでセットされ、「テンプレート」のリストボッ
クスにおいても所定のテンプレートがデフォルトで選択
されている。従って、利用者は必要に応じて設定を変更
すればよいことになる。
【0028】その後、「表紙プレビュー」ボタンが押し
下げられると、ステップS310で検知してステップS
315で同様に表紙プレビュー画面を表示する。また、
「送信」ボタンが押し下げられた場合には、ステップS
320で検知してステップS325で同様に通信設定を
終了するし、「キャンセル」ボタンが押し下げられた場
合には、ステップS330で検知してステップS335
でファクス送信を中断する。一方、「次へ」ボタンが押
し下げられた場合には、ステップS340で検知してス
テップS345で第3画面に更新表示する。
【0029】また、「戻る」ボタンが押し下げられた場
合には、ステップS355で検知してステップS360
で直前の第1画面に戻って表示する。上述したように、
本実施形態においては、各ガイド画面にて利用者が入力
した内容を所定の記憶領域に記憶している。そこで、
「戻る」ボタンが押し下げられて直前のガイド画面に戻
って表示するにあたり、その直前のガイド画面にて利用
者が入力した内容を上記の記憶領域から読み出し、その
入力内容をセットして表示する。従って、利用者は直前
のガイド画面にて必要部分のみ修正することも可能であ
るし、新たに各種設定を行うことも可能である。
【0030】図10に示す第3画面が表示された場合、
利用者は図15に示す手順に従って各種の入力を行う。
同図において、ステップS405では表紙に記載する文
書を「コメント」のテキストボックスに入力する。ここ
において、同テキストボックスのデフォルトは空白であ
るものとする。その後、「表紙プレビュー」ボタンが押
し下げられると、ステップS410で検知してステップ
S415で同様に表紙プレビュー画面を表示する。ま
た、「送信」ボタンが押し下げられた場合には、ステッ
プS420で検知してステップS425で同様に通信設
定を終了するし、「キャンセル」ボタンが押し下げられ
た場合には、ステップS430で検知してステップS4
35でファクス送信を中断する。
【0031】一方、「次へ」ボタンが押し下げられた場
合には、ステップS440で検知し、ステップS445
で上記の記憶領域に記憶された利用者からの入力内容を
参照し、第1画面にて「インターネットFAX」のチェ
ックボックスがオンであるか否かを判断する。ここで、
オンであると判断した場合には、ステップS450で第
4画面に更新表示し、オフであると判断した場合にはス
テップS455で第5画面に更新表示する。すなわち、
第4画面はインターネットファクス装置へのファクス送
信時にのみ必要なガイド画面であるため、これ以外の場
合には第4画面をスキップして第5画面を表示させる。
また、「戻る」ボタンが押し下げられた場合には、ステ
ップS460で検知してステップS465で直前の第2
画面に戻って表示する。
【0032】図11に示す第4画面が表示された場合、
利用者は図16に示す手順に従って各種の入力を行う。
同図において、ステップS505では「件名」と「メー
ル本文」のテキストボックスに入力する。すなわち、イ
ンターネットファクス装置にファクス送信する場合、通
常の電子メールと同様に件名とメール本文を送信するこ
とが可能であり、これらの項目について入力する。な
お、ここにおいて、それぞれのテキストボックスのデフ
ォルトは空白であるものとする。その後、「表紙プレビ
ュー」ボタンが押し下げられると、ステップS510で
検知してステップS515で同様に表紙プレビュー画面
を表示する。また、「送信」ボタンが押し下げられた場
合には、ステップS520で検知してステップS425
で同様に通信設定を終了するし、「キャンセル」ボタン
が押し下げられた場合には、ステップS530で検知し
てステップS535でファクス送信を中断する。
【0033】一方、「次へ」ボタンが押し下げられた場
合には、ステップS540で検知してステップS545
で第5画面に更新表示する。また、「戻る」ボタンが押
し下げられた場合には、ステップS550で検知し、ス
テップS555で第1画面にて「表紙を添付」のチェッ
クボックスがオンであるか否かを判断する。ここで、オ
ンであると判断した場合には、ステップS560で第3
画面に戻って表示し、オフであると判断した場合にはス
テップS565で第1画面に戻って表示する。すなわ
ち、「表紙を添付」のチェックボックスがオンである場
合には直前のガイド画面は第3画面となり、同チェック
ボックスがオフである場合には直前のガイド画面は第1
画面となるため、このチェックボックスの条件に応じて
直前のガイド画面を切り替えて表示する。
【0034】図12に示す第5画面が表示された場合、
利用者は図17に示す手順に従って各種の入力を行う。
同図において、ステップS605では「即時に送信」
「コンピュータの未使用時に送信」「下記の日時に送
信」のラジオボタンにて所望の送信方法を選択する。な
お、ここにおいて「下記の日時に送信」を選択した場
合、その下に送信日時を入力する。すなわち、上述しな
かったが、ステップS130のファクス通信手続および
ステップS140のファクス画像送信の一連の処理は、
上記のように選択された送信方法に従って実行されるよ
うになっている。なお、上記のラジオボタンにおいて
は、デフォルトで「即時に送信」が選択されているもの
とする。その後、「表紙プレビュー」ボタンが押し下げ
られると、ステップS610で検知してステップS61
5で同様に表紙プレビュー画面を表示する。また、「送
信」ボタンが押し下げられた場合には、ステップS62
0で検知してステップS625で同様に通信設定を終了
するし、「キャンセル」ボタンが押し下げられた場合に
は、ステップS630で検知してステップS635でフ
ァクス送信を中断する。
【0035】一方、「戻る」ボタンが押し下げられた場
合には、ステップS640で検知し、ステップS645
で第1画面にて「インターネットFAX」のチェックボ
ックスがオンであるか否かを判断する。ここで、オンで
あると判断した場合には、ステップS650で第4画面
に戻って表示する。他方、オフであると判断した場合に
は、ステップS655で第1画面にて「表紙を添付」の
チェックボックスがオンであるか否かを判断する。ここ
で、オンであると判断した場合、ステップS660で第
3画面に戻って表示し、オフであると判断した場合、ス
テップS665で第3画面に戻って表示する。すなわ
ち、この第5画面においては、第1画面における「イン
ターネットFAX」のチェックボックスおよび「表紙を
添付」のチェックボックスの条件に応じて直前のガイド
画面が異なるため、その条件に応じて直前のガイド画面
を切り替えて表示させる。
【0036】ここで、表紙プレビュー画面の一例を図1
8に示す。同図に示す表紙プレビュー画面には、第2画
面で選択されたテンプレートが表示され、そのテンプレ
ート上の「送付先」の項目には第1画面で入力した宛先
の氏名、会社名やファクス番号などがセットされ、「発
信人」の項目には第2画面で入力した送信者がセットさ
れる。また、「通信欄」の項目には上記のようにして第
3画面で入力したコメントがセットされる。従って、利
用者は第1、第2および第3画面を順次表示させるとと
もに、各ガイド画面にて必要な項目を入力するだけで図
18に示すような表紙を作成することが可能である。よ
って、不慣れな利用者においても、容易に表紙を作成し
て添付することができることになる。
【0037】ところで、表紙を添付する場合、本来的に
は第3画面での入力が完了した時点で表紙が完成するた
め、この第3画面のみに「表紙プレビュー」ボタンを配
置しておけば十分のようにも思える。それにもかかわら
ず、第1画面および第2画面においても「表紙プレビュ
ー」ボタンが表示されていることが分かる。これは、第
1画面で「表紙を添付」のチェックボタンをオンにした
場合、第2および第3画面で利用者が入力を行わなくと
もデフォルトの値で表紙が作成されるためである。従っ
て、第1または第2画面においても、利用者が表紙をプ
レビューしたいと思うことも起こりうる。また、第3画
面以降の第4および第5画面において、利用者が作成し
た表紙をプレビューしたいと思うことも起こりうる。こ
こにおいて、第3画面のみに「表紙プレビュー」ボタン
を表示するものとすれば、表紙をプレビューするためだ
けに、適宜、「次へ」または「戻る」ボタンを押し下げ
て第3画面を表示させなければないことがあり、無駄な
ガイド画面が表示されることとなって使い勝手が悪くな
ってしまう。そこで、全てのガイド画面で「表紙プレビ
ュー」ボタンを配置することにより、いずれのガイド画
面からも表紙プレビューを可能とすれば利用者の操作性
も向上する結果となる。
【0038】また、第1〜第5の全てのガイド画面にお
いて、「送信」ボタンが配置されていることが分かる
が、この理由も「表紙プレビュー」ボタンの場合と概ね
同様である。すなわち、利用者によっては、宛先を入力
した後はデフォルトの設定で通信設定を完了したいと思
う場合もあるし、宛先および表紙のテンプレートを選択
した後はデフォルトの設定で通信設定を完了したいと思
うなど、利用者の要望としては各種の態様を考慮しうる
ものである。そこで、各ガイド画面に「送信」ボタンを
配置することにより、いずれのガイド画面からも通信設
定処理を完了可能としておけば、無駄なガイド画面を表
示させないようにすることができ操作性も向上する結果
となる。
【0039】次に、上記のように構成した本実施形態の
動作について具体例を挙げて説明する。印刷アプリケー
ション12bで作成した文書などを外部のファクス装置
に送信する場合、所定の操作に従って図3に示すような
プリンタの設定画面を表示させ、「名前」のリストボッ
クスにてプルダウンメニューを表示させる。利用者は、
そのプルダウンメニューの中から「EasyFax」な
る出力先を選択した後、実際の印刷指示を発行する。す
ると、ファクスアプリケーション12dが起動して通信
設定処理を開始する(ステップS110)。この通信設
定処理においては、図8に示す第1画面が表示されるの
で、利用者は「送信先」のテキストボックスに宛先の氏
名、会社名などを入力するとともに、「FAX番号」の
テキストボックスに宛先のファクス番号を入力する。ま
た、宛先のファクス装置がインターネットファクス装置
である場合には、「インターネットFAX」のチェック
ボックスをオンにする(ステップS205)。
【0040】この第1画面においては、デフォルトで
「表紙を添付」のチェックボックスがオンになってお
り、この状態で「表紙プレビュー」ボタンを押し下げる
と表紙プレビュー画面にデフォルトの表紙が表示される
(ステップS225,S230)。ここで、利用者は、
表紙のプレビューを確認し、変更がなく、かつ、即時送
信する場合には「送信」ボタンを押し下げて通信設定を
終了する(ステップS235,S240)。他方、表紙
のテンプレートなどを変更したい場合には、「次へ」ボ
タンを押し下げる(ステップS260)。すると、図9
に示す第2画面に更新表示される(ステップS26
5)。
【0041】利用者は、この第2画面上の表紙テンプレ
ートのリストボックスから所望のテンプレートを選択す
る。また、必要であれば、「送信者」のテキストボック
スに自分の名前などを入力することも可能である(ステ
ップS305)。その後、「表紙プレビュー」ボタンを
押し下げると、変更された表紙が同様に表紙プレビュー
画面に表示される(ステップS310,S315)。こ
こで、利用者は、表紙のプレビューを確認し、変更がな
ければ「送信」ボタンを押し下げて通信設定を終了する
(ステップS320,S325)。他方、この状態では
表紙の「通信欄」が空白であるため、ここにコメントな
どを入力したい場合は、「次へ」ボタンを押し下げる
(ステップS340)。すると、図10に示す第3画面
に更新表示される(ステップS345)。また、表紙の
プレビューを確認した結果、ファクス番号の入力ミスな
どを発見した場合には、「戻る」ボタンを押し下げて第
1画面を表示させ、新たに入力し直すことも可能である
(ステップS350,355)。
【0042】第3画面が表示された場合、利用者は表紙
の通信欄に記載する文書を「コメント」のテキストボッ
クスに入力する(ステップS405)。その後、「表紙
プレビュー」ボタンを押し下げると、変更された表紙が
同様に表紙プレビュー画面に表示される(ステップS4
10,S415)。ここで、利用者は、表紙のプレビュ
ーを確認し、変更がなく、かつ、即時送信する場合には
「送信」ボタンを押し下げて通信設定を終了する(ステ
ップS420,S425)。一方、インターネットファ
クス装置に対してファクス送信する場合であって電子メ
ールを送る場合、あるいは通常のファクス装置にファク
ス送信する場合であって指定した時間などにファクス送
信を実行させる場合には、第3画面にて「次へ」ボタン
を押し下げる。すると、インターネットファクス装置に
対してファクス送信する場合には、図11に示す第4画
面が表示される(ステップS445,S450)。ここ
で、利用者は「件名」および「メール本文」を入力した
後に「次へ」ボタンを押し下げる(ステップS50
5)。むろん、この第4画面においても「表紙プレビュ
ー」ボタンおよび「送信」ボタンが表示されているた
め、これらを押し下げることも可能である。
【0043】第3画面において、通常のファクス装置に
ファクス送信する場合であって「次へボタンを押し下げ
た場合(ステップS445,S455)、あるいは第4
画面にて「次へ」ボタンを押し下げた場合(ステップS
540,S545)、図12に示す第5画面が表示され
る。この第5画面においては、「即時に送信」「コンピ
ュータの未使用時に送信」「下記の日時に送信」のラジ
オボタンにて所望の送信方法を選択する。なお、ここに
おいて「下記の日時に送信」を選択した場合、その下に
送信日時を入力する(ステップS605)。むろん、こ
の第5画面においても、「表紙プレビュー」ボタンを押
し下げることができるが、必要がない場合には「送信」
ボタンを押し下げる(ステップS620,S625)。
すると、通信設定が完了する。
【0044】このようにして、通信設定が完了すると、
印刷アプリケーション12bからの印刷イメージがファ
クス画像に変換される。むろん、上述した第1画面にお
いて「表紙を添付」のチェックボックスがオンの場合に
は、表紙がファクス画像の先頭に配置されることになる
し、「プレビューする」のチェックボックスがオンの場
合には、ファクス画像の生成後に図6に示すようなファ
クス画像のプレビュー画面が表示される(ステップS1
20)。その後、ファクスアプリケーション12dは、
モデム15を介して上記第1画面にて設定された宛先に
対してダイヤルした後、所定のファクス伝送手順に従っ
て回線接続を確立するなどのファクス通信手続を実行す
る(ステップS130)。そして、上記生成したファク
ス画像を宛先のファクス装置に転送し、転送終了後に回
線を切断して終了する(ステップS140)。むろん、
上記の第5画面にて特定の送信時間を指定するなどした
場合には、その送信手順に従うことになる。なお、本実
施形態においては、本発明にかかるガイド処理装置をフ
ァクス送信時の通信設定に適用しているが、その適用対
象としてはこれに限られることはなく、適宜、変更可能
であることはいうまでもない。
【0045】このように、第1〜第5画面からなるガイ
ド画面を順次表示しつつ利用者の入力を促し、各ガイド
画面における利用者の入力に応じてファクス送信時にお
ける表紙設定などの通信設定を行うにあたり、各ガイド
画面に「表紙プレビュー」ボタンおよび「送信」ボタン
を配置することにより、いずれのガイド画面からでも表
紙のプレビューやファクス送信の即時実行を可能とした
ため、無駄なガイド画面が表示される場面が少なくな
り、全体として利用者の操作性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるガイド処理装置の
具体的ハードウェア構成例をブロック図である。
【図2】ハードディスクに記録されたプログラムを説明
するための図である。
【図3】プリンタの設定画面の画面出力を示す図であ
る。
【図4】同プリンタの設定画面にて出力先を変更する際
の画面出力を示す図である。
【図5】ファクス送信の処理手順を示す概略フローチャ
ートである。
【図6】ファクス画像のプレビュー画面の出力例を示す
図である。
【図7】通信設定時に表示されるガイド画面の流れを説
明するための図である。
【図8】同通信設定時に表示される第1画面の出力例を
示す図である。
【図9】同通信設定時に表示される第2画面の出力例を
示す図である。
【図10】同通信設定時に表示される第3画面の出力例
を示す図である。
【図11】同通信設定時に表示される第4画面の出力例
を示す図である。
【図12】同通信設定時に表示される第5画面の出力例
を示す図である。
【図13】第1画面における入力内容によって処理が分
岐することを示すフローチャートである。
【図14】第2画面における入力内容によって処理が分
岐することを示すフローチャートである。
【図15】第3画面における入力内容によって処理が分
岐することを示すフローチャートである。
【図16】第4画面における入力内容によって処理が分
岐することを示すフローチャートである。
【図17】第5画面における入力内容によって処理が分
岐することを示すフローチャートである。
【図18】表紙プレビュー画面の出力例を示す図であ
る。
【符号の説明】
10…コンピュータ 11…メインボード 11a…CPU 11b…ROM 11c…RAM 12…ハードディスク 12a…オペレーティングシステム 12b…印刷アプリケーション 12c…プリンタドライバ 12d…ファクスアプリケーション 13…CD−ROMドライブ 14…フロッピーディスクドライブ 15…モデム 16…キーボード 17…マウス 18…ディスプレイ 19…プリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E501 AA02 AA06 AA08 AB04 AB16 AC19 AC34 BA02 BA05 CA02 CA10 CB02 CB09 EA05 EA11 EB05 FA06 FA07 FA43 FB12

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のガイド画面を順次表示しつつ利用
    者の入力を促し、各ガイド画面における利用者の入力に
    基づいて対応する処理を実行するためのガイド処理プロ
    グラムを記録した媒体であって、 上記利用者の入力を取得する入力取得ステップと、 この入力取得ステップにて取得された利用者の入力に対
    応して所定のスキップキーが配置された各ガイド画面を
    一連の順序で表示させて利用者の入力を促すガイド画面
    表示ステップと、 このガイド画面表示ステップにて表示された上記ガイド
    画面上のスキップキーが操作された場合に、上記一連の
    順序から外れてガイド画面を飛び越し表示させるガイド
    画面飛越表示ステップとを具備することを特徴とするガ
    イド処理プログラムを記録した媒体。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載のガイド処理プログ
    ラムを記録した媒体において、上記ガイド画面飛越表示
    ステップは、各ガイド画面における標準入力情報を記憶
    しており、上記スキップキーが操作されて飛び越された
    ガイド画面について対応する標準入力情報に基づいて上
    記利用者の入力を補填することを特徴とするガイド処理
    プログラムを記録した媒体。
  3. 【請求項3】 上記請求項1または請求項2のいずれか
    に記載のガイド処理プログラムを記録した媒体におい
    て、上記ガイド画面表示ステップは、所定の操作に従っ
    て直前のガイド画面を表示させることが可能であるとと
    もに、 上記入力取得工程は、上記直前のガイド画面における利
    用者からの入力を取得し直すことを特徴とするガイド処
    理プログラムを記録した媒体。
  4. 【請求項4】 所定のガイド画面を順次表示しつつ利用
    者の入力を促し、各ガイド画面における利用者の入力に
    基づいて対応する処理を実行するガイド処理装置であっ
    て、 上記利用者の入力を取得する入力取得手段と、 この入力取得手段にて取得された利用者の入力に対応し
    て所定のスキップキーが配置された各ガイド画面を一連
    の順序で表示させて利用者の入力を促すガイド画面表示
    手段と、 このガイド画面表示手段にて表示された上記ガイド画面
    上のスキップキーが操作された場合に、上記一連の順序
    から外れてガイド画面を飛び越し表示させるガイド画面
    飛越表示手段とを具備することを特徴とするガイド処理
    装置。
  5. 【請求項5】 所定のガイド画面を順次表示しつつ利用
    者の入力を促し、各ガイド画面における利用者の入力に
    基づいて対応する処理を実行するためのガイド処理方法
    であって、 上記利用者の入力を取得する入力取得工程と、 この入力取得工程にて取得された利用者の入力に対応し
    て所定のスキップキーが配置された各ガイド画面を一連
    の順序で表示させて利用者の入力を促すガイド画面表示
    工程と、 このガイド画面表示工程にて表示された上記ガイド画面
    上のスキップキーが操作された場合に、上記一連の順序
    から外れてガイド画面を飛び越し表示させるガイド画面
    飛越表示工程とを具備することを特徴とするガイド処理
    方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002334094A (ja) * 2001-05-10 2002-11-22 Olympus Optical Co Ltd 画像ファイリングシステム
US7131072B2 (en) 2001-12-10 2006-10-31 Fujitsu Limited Command input device, command input method, and storage medium
US10965832B2 (en) 2018-12-25 2021-03-30 Ricoh Company, Ltd. Information processing apparatus saving fax transmission settings for redisplay

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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