JP2000206258A - 放射線検出装置、および、これを備えた放射線撮像装置 - Google Patents

放射線検出装置、および、これを備えた放射線撮像装置

Info

Publication number
JP2000206258A
JP2000206258A JP11004113A JP411399A JP2000206258A JP 2000206258 A JP2000206258 A JP 2000206258A JP 11004113 A JP11004113 A JP 11004113A JP 411399 A JP411399 A JP 411399A JP 2000206258 A JP2000206258 A JP 2000206258A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radiation
charge signal
signal
pixel electrode
charge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11004113A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4045681B2 (ja
Inventor
Susumu Adachi
晋 足立
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP00411399A priority Critical patent/JP4045681B2/ja
Publication of JP2000206258A publication Critical patent/JP2000206258A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4045681B2 publication Critical patent/JP4045681B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Radiation (AREA)
  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
  • Light Receiving Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】エイリアシング現象を防止する。 【解決手段】この発明の放射線検出装置は、放射線信号
(放射線投影像)を電荷信号に変換する放射線変換膜7
として低比抵抗の半導体膜が面センサ部11に設けられ
ており、電荷信号が真下の画素電極9だけに集中するこ
となく、電荷信号の一部が周辺の画素電極9へ拡散して
ローパスフィルタがかけられるような構成を備えている
ので、エイリアシング現象を引き起こす放射線投影像中
の細かい像パターンによる影響をサンプリング前に除け
る結果、エイリアシング現象のない放射線画像作成用の
電荷信号が面状センサから読み出されるようになり、最
終的にアーティファクトのない高品質画像の作成が可能
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、医用ないし産業
用の放射線検出装置および医用放射線装置や産業用非破
壊検査装置などの放射線撮像装置に係り、特にいわゆる
エイリアシング(aliasing)現象を防止するための技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、医用X線透視撮影装置等の放射線
装置用の放射線(X線)検出装置として、半導体タイプ
の放射線変換膜で放射線信号を電荷信号に変換する2次
元型の放射線検出装置が開発されている。この放射線検
出装置は、図9に示すように、放射線信号を電荷信号に
変換する放射線変換膜であるa−Se(アモルファス・
セレン)膜61の表側に共通電極62を設け、他側に画
素電極(電荷収集電極)63の群が2次元配列で縦横に
設けられているとともに、各画素電極63に付設形成さ
れたコンデンサCaに蓄積された放射線(X線)画像作
成用の電荷信号の読み出し用スイッチであるTFT(薄
膜トランジスタ)64が各画素電極63にそれぞれ接続
形成された直接変換型面状センサの構成となっている。
この従来の放射線検出装置は、大容積・重量物のイメー
ジインテンシファイアなどに比べ、薄型・軽量など幾つ
かの利点を有する。図9に示すような放射線検出装置
は、例えば文献:「W.Zhao,et al.,"A flatpanel detec
tor radiology using active matrix readout of amo
rphousselenium,"Proc.SPIE Vol.2708, PP.523-531,199
6.」に開示されている。
【0003】図9の放射線検出装置の場合、被写体であ
る患者(図示省略)を透過した放射線信号(放射線投影
像)がa−Se膜61に投影されると、放射線信号の強
弱(放射線投影像の濃淡)に比例した電荷信号(電子な
いし正孔)が膜内に発生するとともに、発生した電荷信
号が各画素電極63に収集されコンデンサCaに蓄積さ
れる。そして、読み出しタイミングになった各コンデン
サCaから順にTFT64を経由してX線画像作成用の
電荷信号が読み出される構成になっている。次々と読み
だされる各電荷信号は増幅・ディジタル化を経て画素信
号となる。医用X線透視撮影装置の場合なら、得られた
画素信号によりX線透視像が作成・表示される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の放射線検出装置の場合、比較的大きなエイリアシン
グ現象が発生するという問題がある。エイリアシング現
象が発生すると最終的な画像にアーティファクト(偽
像) が出現して、的確な診断が妨げられる事態を招くな
どの不都合がある。従来の放射線検出装置の場合、図1
0に示すように、放射線投影像が画素電極63のピッチ
dでサンプリングされディジタル化される方式である。
したがって、放射線投影像が画素電極63のピッチdよ
り細かい像パターンを含んでいる場合、より正確には放
射線投影像の空間周波数成分がサンプリング理論でのナ
イキスト周波数〔1/(2d)〕より高い空間周波数の
成分を含んでいる場合にエイリアシング現象が発生す
る。このエイリアシング現象が発生する理由を、次に具
体的に説明する。
【0005】図11に示すように、周期Tの被サンプリ
ング対象の信号Sをサンプリングする場合、図11の中
に×で示すように、サンプリング間隔が周期Tに比べず
っと短かければ、信号Sが正しく再現できるサンプリン
グとなることは明らかである。しかし、サンプリング間
隔が周期T/2に比べて長い(例えば図11の中に○で
示すような例えば3T/2)の場合、信号Sを正しく再
現できず、元の信号Sとは別の(一定鎖線で示す)信号
Saが再現されてしまう。これがエイリアシング現象で
あり、最終的に得られる画像では原信号の信号Sではな
い偽の信号Saによりアーティファクトが発生してしま
うことになる。
【0006】そして、図10の場合を図11の場合の状
況と対比してみれば、図10の場合は画素電極63のピ
ッチdでサンプリング周期が固定されることになるの
で、空間周波数成分が1/(2d)より高い空間周波数
成分となる細かい像パターンの場合が、サンプリング周
期が信号の周期より長い状態に相当し、エイリアシング
現象が発生する。例えば、人間の肺のX線透視撮影を行
う場合、肺中の間隔の極く狭い毛細血管などによりエイ
リアシング現象が生じる。
【0007】この発明は、上記事情に鑑み、エイリアシ
ング現象を防止することのできる放射線検出装置を提供
することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、請求項1の発明に係る放射線検出装置は、放射線信
号を電荷信号に変換する放射線変換膜の一側に画素電極
群が2次元配列で形成されてなる面状センサを備え、各
画素電極から放射線画像作成用の電荷信号が読み出され
るよう構成された放射線検出装置において、画素電極の
配列ピッチもしくは信号読み出し間隔で定まるエイリア
シング現象が電荷信号の一部拡散によって解消された状
態で電荷信号を面状センサから読み出すようにするエイ
リアシング現象防止手段を備えている。
【0009】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
の放射線検出装置において、エイリアシング現象防止手
段として、面状センサに低抵抗率の放射線変換膜が設け
られており、放射線変換膜の抵抗が低いことにより電荷
信号の一部拡散が起こるよう構成されている。
【0010】また、請求項3の発明は、請求項1に記載
の放射線検出装置において、エイリアシング現象防止手
段として、画素電極群の任意の画素電極の近傍で発生し
た電荷信号の一部が周辺の画素電極へ拡散し終えるまで
読み出しタイミングを遅延させて電荷信号を読み出す読
み出し制御手段を有しており、電荷信号の読み出しタイ
ミングの遅延により電荷信号の一部拡散が起こるよう構
成されている。
【0011】また、請求項4の発明は、請求項1に記載
の放射線検出装置において、エイリアシング現象防止手
段として、画素電極群の各画素電極に収集・蓄積された
電荷信号を、その一部を残留させるようにして読み出す
読み出し制御手段を有しており、電荷信号読み出しの際
の一部電荷残留により電荷信号の一部拡散が起こるよう
構成されている。
【0012】さらに、請求項5の発明に係る放射線撮像
装置は、請求項1から4までのいずれかに記載の放射線
検出装置を備えるとともに、放射線検出装置からの放射
線画像作成用の電荷信号に基づき放射線画像の作成が行
われるよう構成されている。
【0013】〔作用〕次に、この発明の放射線検出装置
におけるエイリアシング現象の防止作用について説明す
る。この発明の放射線検出装置では、放射線画像作成用
の電荷信号が面状センサから読み出される場合、放射線
変換膜に入射する放射線信号(放射線投影像)の強弱
(投影像の濃淡)に比例して膜内に発生した電荷信号
(電子ないし正孔)が各画素電極に収集されるととも
に、読み出しタイミングが到来した画素電極から順に収
集された電荷信号が取り出される。そして、この発明の
放射線検出装置では、エイリアシング現象防止手段によ
る電荷信号の一部拡散によって、画素電極の配列ピッチ
もしくは信号読み出し間隔で定まるエイリアシング現象
は解消された状態で電荷信号が面状センサから読み出さ
れることから、面状センサから読み出された電荷信号に
従って最終的に作成される放射線画像にはエイリアシン
グ現象に起因するアーティファクトが出現せず、高品質
のディジタル放射線画像を作成することが可能となる。
【0014】すなわち、画素電極により収集された電荷
信号の一部拡散は、サンプリング前の放射線画像作成用
の電荷信号に対してローパスフィルタをかけることと等
価なのである。例えばエイリアシング現象を引き起こす
放射線投影像中の細かい像パターンは高い空間周波数成
分であるので、ローパスフィルタをかけることにより、
適正画像の作成に必要な低い周波数成分の像パターンは
除かずに、放射線投影像中の細かい像パターンだけをサ
ンプリング前に除くのである。その結果、エイリアシン
グ現象が防止される。サンプリングしてしまった後で
は、エイリアシング現象を引き起こす放射線投影像中の
細かい像パターンの成分をローパスフィルタで除くこと
は非常に難しくて事実上無理といってもよい。このよう
に、電荷信号の一部拡散により放射線投影像中の細かい
像パターンが除かれるのであるから、電荷信号の一部拡
散は、言い換えれば放射線投影像を支障のない程度にわ
ざと少しぼかすということである。
【0015】請求項2の発明の放射線検出装置では、面
状センサに備えられてある放射線変換膜が低抵抗率であ
るので、画素電極群の任意の画素電極の近傍で発生した
電荷信号の一部が周辺の画素電極へ流れ込む結果、エイ
リアシング現象を防止する電荷信号の一部拡散が起こ
る。従来のように放射線変換膜が高抵抗率の場合には、
任意の画素電極の近傍で発生した電荷信号は当該任意の
画素電極に集中的に流れ込み、周辺の画素電極まで空間
的に拡散する事態は起こらない。
【0016】請求項3の発明の放射線検出装置では、読
み出し制御手段により読み出しタイミングが遅延させて
画素電極群の任意の画素電極の近傍で発生した電荷信号
の一部が周辺の画素電極へ拡散し終えた後に電荷信号が
読み出される結果、エイリアシング現象を防止する電荷
信号の一部拡散が起こる。つまり、請求項3の放射線検
出装置の場合、任意の画素電極の近傍で発生した電荷信
号が一旦は当該任意の画素電極に流れ込んだとしても、
読み出しタイミングが遅らされている間に電荷信号の一
部が当該任意の画素電極から周辺の画素電極へ空間的に
拡散するのである。
【0017】請求項4の発明の放射線検出装置では、読
み出し制御手段により、画素電極群の各画素電極に収集
・蓄積された電荷信号が、その一部を残留させて読み出
される結果、エイリアシング現象を防止する電荷信号の
一部拡散が起こる。つまり、請求項4の放射線検出装置
の一部拡散は、一部電荷が次の電荷信号の読み出しへ先
送りされる時間的拡散である。
【0018】請求項5の発明の放射線撮像装置では、請
求項1から4までのいずれかに記載の放射線検出装置の
面センサからエイリアシング現象のない放射線画像作成
用の電荷信号が読み出されるとともに、読み出された電
荷信号に基づき放射線画像が作成される。放射線画像作
成用の電荷信号はエイリアシング現象のないものである
ので、最終的に作成表示される放射線画像にエイリアシ
ング現象に起因するアーティファクトが出現しない。
【0019】
【発明の実施の形態】続いて、この発明の一実施例を図
面を参照しながら説明する。図1は実施例A(請求項2
の発明の実施例)に係る放射線検出装置を備えた第1実
施例(請求項5の発明の実施例)のX線透視撮影装置
(放射線撮像装置)の全体構成を示す基本的ブロック図
である。第1実施例のX線透視撮影装置は、図1に示す
ように、電源部2aからパワー供給を受けて天板1の上
の患者(被写体)MにX線(放射線)を照射するX線管
2と、X線照射によって生じるX線投影像を検出して画
像データを出力する放射線検出装置3と、放射線検出装
置3から出力される画像データに基づいてX線透視像を
作成する信号処理部4と、作成されたX線透視像を表示
する表示モニタ5を備える他、必要に応じてX線写真撮
影を実行する(周知の)速写撮影機構6などを備えてい
る。
【0020】そして、第1実施例の装置が備える実施例
Aの放射線検出装置3はエイリアシング現象防止機能と
いう従来装置になかった特徴を有しており、以下、実施
例Aの放射線検出装置3を中心に詳しく説明する。図2
は実施例Aの装置の断面構成を示す部分断面図、図3は
実施例Aの装置の概略的平面構成を示すブロック図であ
る。実施例Aの放射線検出装置3の場合、図2に示すよ
うに、放射線信号を電荷信号(電子ないし正孔)に変換
する低抵抗率の放射線変換膜7と、この放射線変換膜7
の表側に設けられたバイアス電圧印加用の共通電極8
と、放射線変換膜7の他側に図3に示すように2次元配
列で縦横に設けられた画素電極(電荷収集電極)9の群
と、各画素電極9に付設形成されている電荷蓄積用のコ
ンデンサCaと、各画素電極9に接続形成されたTFT
(薄膜トランジスタ)10とを備えた直接変換型の面状
センサ部11が配設されている。なお、TFT10は、
コンデンサCaに蓄積された放射線(X線)画像作成用
の電荷信号の読み出すための電子スイッチである。
【0021】低抵抗率の放射線変換膜7として、実施例
Aの場合は抵抗率1010〜1011Ω・cmのテルル化カ
ドミウム(CdTe)膜が用いられている。勿論、放射
線変換膜7は特定の種類の半導体膜に限られず、従来の
抵抗率1012〜1015Ω・cmのa−Se膜より低い抵
抗率の膜(例えばヨウ化鉛膜)なら用いることができ
る。画素電極群の2次元配列マトリックスとしては、横
(X方向)1024×縦(Y方向)1024の正方形マ
トリックが挙げられる。コンデンサ(蓄積容量)Caは
電荷信号を必要時間保持するために補助的に挿入されて
いるものであり、共通電極8と画素電極9で形成される
コンデンサ(キャパシター)の容量が十分であれば、コ
ンデンサCaは省略することも可能である。
【0022】また、面状センサ部11では、図2におい
て一点鎖線で囲んだ部分からなる1画素分の検出素子1
1aが、図3に示すように、X,Y方向に沿って多数配
列(例えば1024×1024)された形態となる。共
通電極8は全面的に形成されているが、画素電極9は個
別電極として各検出素子11a毎に分離形成されてい
る。またコンデンサCaやTFT10も各検出素子11
a毎にそれぞれ1個形成されている。面状センサ部11
は、コンデンサCa,TFT10,画素電極9,放射線
変換膜7および共通電極8などを膜蒸着技術やパターニ
ング技術等を用いて、絶縁基板12の上に積層形成する
ことにより製作できる。
【0023】また、放射線検出装置3の場合、図3に示
すように、検出素子11aのTFT10のソースが縦
(Y)方向の読み出し配線13に接続され、ゲートが横
(X)方向の配線14に接続されている。読み出し配線
13はプリアンプ群15を介してマルチプレクサ16に
接続されているとともに、配線14はゲートドライバ1
7に接続されている。プリアンプ群15では、1本の読
み出し配線13に対して、1個のプリアンプ(図示省
略)がそれぞれ接続されている。
【0024】そして、放射線検出装置3では、マルチプ
レクサ16およびゲートドライバ17へ電荷信号読み出
し用の走査信号が送り込まれる。放射線検出装置3の各
検出素子11aの特定は、X方向・Y方向の配列に沿っ
て各検出素子11aへ順番に割り付けられているアドレ
ス(例えば0〜1023)に基づいて行われるので、取
り出し用の走査信号は、それぞれX方向アドレスまたは
Y方向アドレスを指定する信号である。Y方向の走査信
号に従ってゲートドライバー17からY方向の読み出し
配線14に対し取り出し用の電圧が印加されるのに伴
い、各検出素子11aが行単位で選択される。そして、
X方向の走査信号に従ってマルチプレクサ16が切替え
られることにより、選択された列の検出素子11aのコ
ンデンサCaに蓄積された電荷信号が順にプリアンプ群
15およびマルチプレクサ16を経て読み出された後、
AD変換部18でディジタル化されてから放射線画像作
成用の画像データとして信号処理部4へ送り出されるこ
とになる。
【0025】なお、放射線検出装置3の作動中、バイア
ス電源19から適当な極性・電圧値のバイアス電圧が共
通電極8へ印加供給されることは言うまでもない。上の
ことから、放射線検出装置3における電荷信号の読み出
し方式は、概ね通常のTVカメラなどの映像機器に類似
の構成であると言える。
【0026】続いて、上記の構成を有する実施例Aの放
射線検出装置におけるX線透視像作成用の電荷信号の読
み出し動作およびその際のエイリアシング現象防止作用
を説明する。ここでは、図4(a)〜(c)に示すよう
に、共通電極8には正のバイアス電圧Vbを印加するも
のとする。図4(a)に示すように、放射線変換膜7に
入射したX線と変換膜物質との間で相互作用が起こる
と、図4(b)に示すように、正の電荷信号(正孔)+
Qと負の電荷信号(電子)−Qが分離誘起する。電荷信
号+Q,−Qは、バイアス電圧Vbによる電界に引かれ
て移動してゆき、図4(c)に示すように、電荷信号+
Qが画素電極9に収集されてコンデンサCaに蓄積され
る。読み出しタイミングが到来すれば、左側の画素電極
9から右側の画素電極9へと順に電荷信号が読み出され
る。図4(c)の場合は、左側から「0」,「+Q」,
「0」という電荷信号が順に読み出されることとなる。
【0027】画素電極9からの電荷信号読み出し過程で
画素電極9のピッチdでの放射線投影像のディジタルサ
ンプリングが行われるわけであるが、放射線投影像にナ
イキスト周波数〔1/(2d)〕より高い空間周波数の
成分が含まれているとエイリアシング現象が発生する恐
れがある。しかし、実施例Aの放射線検出装置3では、
放射線変換膜7が低抵抗率であるためエイリアシング現
象は発生しない。すなわち、放射線変換膜7の抵抗率が
低いと、図5に示すように、隣接する画素電極9の間が
等価抵抗rで結ばれていることになり、放射線変換膜7
の抵抗率が高ければ真ん中の画素電極9に全ての電荷信
号+Qが集中的に収集蓄積されるはずのところ、電荷信
号+Qの一部が等価抵抗rを経由して空間的に拡散する
ことになる。電荷の相対残存量αは、等価抵抗rの抵抗
値RとコンデンサCaの容量Cおよび経過時間Tの関数
として下の式(1)で表される。なお、式(1)におい
てkは定数である。 α=Exp(−kT/RC) ・・・(1)
【0028】今、例えば所定時間後に、真ん中の画素電
極9の蓄積電荷量がαQ(α<1)であったとすると、
左右の画素電極9の蓄積電荷量が(1−α)Q/2とな
るので、電荷信号としても、「(1−α)Q/2」,
「αQ」,「(1−α)Q/2」が順に読み出されるこ
とになる。つまり、作用の項で説明したとおり、電荷信
号の一部拡散によってサンプリング(データ読み出し)
前に空間的なローパスフィルタがかかり、エイリアシン
グ現象を防止することができるのである。ちなみに具体
的な数値例を挙げると次のようになる。α=1/2とな
るよう設定した場合はR≒3T/Cという近似的な関係
になり、例えばT=100ms,C=1pFであればR
=3×1011Ω程度の値となる。これは抵抗率に換算す
ると、5×109 Ω・cm程度となる。
【0029】放射線変換膜7が抵抗率の非常に高いa−
Se膜の場合、等価抵抗rの抵抗値が非常に大きいの
で、電荷信号の一部拡散が起こり難く、エイリアシング
現象が発生してしまうのである。前記の式(1)は、等
価抵抗rの抵抗値Rが低いほど、つまり放射線変換膜7
の抵抗率が低いほど電荷信号の分散が起こり易く、エイ
リアシング現象防止には効果的であることを示してい
る。ただ、電荷信号の分散は画像のぼけを招くことか
ら、必要以上に画像がぼけ無い範囲で放射線変換膜7の
抵抗率を低下させるようすることになる。なお、上述し
た低抵抗率の好ましい範囲は、1×107 〜1×1012
Ω・cmである。
【0030】次に、実施例B(請求項3の発明の実施
例)に係る放射線検出装置を備えた第2実施例(請求項
5の発明の実施例)のX線透視撮影装置を説明する。第
2実施例の場合、実施例Bの放射線検出装置では、電荷
信号の読み出しタイミングの遅延により電荷信号の一部
拡散が起こるようにしてエイリアシング現象を防止する
構成である他は、第1実施例と同様の装置であるので、
相違する部分のみを説明し、共通する部分の説明は省略
する。すなわち、実施例Bの放射線検出装置は、エイリ
アシング現象防止手段として、画素電極群の任意の画素
電極9の近傍で発生した電荷信号の一部が周辺の画素電
極9へ拡散し終えるまで読み出しタイミングを遅延させ
て電荷信号を読み出す読み出し制御手段を有している。
【0031】つまり、前記の式(1)は、経過時間Tが
長くなると電荷信号の分散が起こり、エイリアシング現
象が防止されることも示しているので、実施例Bの放射
線検出装置の場合、読み出しタイミングを遅延させるこ
とにより、経過時間Tを長くしてエイリアシング現象を
防止する構成をとっているのである。具体的な読み出し
制御手段は、例えば、1画面分(1フレーム分)の電荷
信号読み出し用走査信号をマルチプレクサ16およびゲ
ートドライバ17へ送り込んで1画面分のデータを得た
後、次の1画面分の電荷信号読み出し用走査信号がスタ
ートするタイミングが少し遅れるよう構成された走査信
号発生部(図示省略)が挙げられる。図6(a)に示す
ように、従来の走査信号のフレーム間休止期間〔t〕
が、図6(b)に示すように、実施例Bでは、走査信号
のフレーム間休止期間〔t+a〕と遅延時間aだけ遅延
させられることになるのである。なお、上述した遅延時
間の好まし範囲は、1フレームの走査時間+フレーム間
休止時間〔t+a〕の合計が、10ms〜10sであ
る。
【0032】このように構成されていると、或る画素電
極9から電荷信号読み出しが行われて以後、その或る画
素電極9から次の電荷信号が読み出されるまでの経過時
間Tは、読み出し用走査信号のスタートが遅延した遅延
時間aだけ長くなり、その或る画素電極9の近傍で発生
した電荷信号の一部が周辺の画素電極9へ拡散し終え
て、エイリアシング現象が防止されることになる。つま
り、経過時間Tを長くして画像のぼけを作ることにより
エイリアシング現象を防止することでもある。遅延時間
aの設定は、エイリアシング現象による典型的なアーテ
ィファクトをを生じる被写体のX線透視像でアーティフ
ァクトが出現せず、しかも、遅延時間aは画像のぼけを
招くことから、必要以上に画像がぼけ無いという範囲に
設定されるものである。
【0033】続いて、実施例C(請求項4の発明の実施
例)に係る放射線検出装置を備えた第3実施例(請求項
5の発明の実施例)のX線透視撮影装置を説明する。第
3実施例の場合、実施例Cの放射線検出装置では、電荷
信号読み出しの際の一部電荷残留により電荷信号の一部
拡散が起こるようにしてエイリアシング現象を防止する
構成である他は、第1実施例と同様の装置であるので、
相違する部分のみを説明し、共通する部分の説明は省略
する。すなわち、実施例Cの放射線検出装置は、エイリ
アシング現象防止手段として、画素電極群の各画素電極
9に収集・蓄積された電荷信号を、その一部を残留させ
るようにして読み出す読み出し制御手段を有している。
実施例A,Bの装置では、電荷信号の一部を空間的に拡
散させる構成がとられていたが、実施例Cの装置では、
電荷信号の一部を時間的に拡散させる構成がとられてい
る。
【0034】具体的な読み出し制御手段は、例えば、1
画素電極当たりの電荷信号読み出し時間が、電荷蓄積用
のコンデンサCaから全電荷信号が読み出せる時定数よ
りも短くなっているよう構成された走査信号発生部(図
示省略)が挙げられる。全電荷信号の読み出し時定数
は、勿論コンデンサCaの容量とTFT10のオン抵抗
値の積で定まるものである。図7(a)に示すように、
従来の走査信号の1画素電極当たりの読み出し時間
〔w〕が、図7(b)に示すように、実施例Cでは、走
査信号の1画素電極当たりの読み出し時間〔w−b〕と
短縮時間bだけ短くなる。
【0035】このように構成されていると、任意の画素
電極9から電荷信号読み出しが行われた場合、必ず短縮
時間bの長さに応じて電荷信号の一部がコンデンサCa
に残留し、画素電極9の残留電荷は読み出しが行われる
度に減少しながら次々と得られる画像に先送りされ、電
荷信号の一部が時間的に拡散されることになる。短縮時
間aの設定(つまり電荷残留割合の設定)は、エイリア
シング現象による典型的なアーティファクトを生じる被
写体のX線透視像でアーティファクトが出現せず、しか
も、短縮時間aは画像のぼけを招くことから、必要以上
に画像がぼけ無いという範囲に設定される。なお、上述
した残留率の好ましい値は、5%以上である。
【0036】例えば20%の電荷が残留するよう短縮時
間aを設定した場合、理解を容易にするために放射線変
換膜7から収集・蓄積される電荷信号qの大きさが変化
しないと仮定する(患者Mの撮影位置が変化しない場合
に相当)と、フレーム走査が進行するのに従って読み出
される電荷信号の全量および読み出される電荷信号中の
拡散量は次の通りである。
【0037】 第1回目 0.8(1+0)q=0.8q 拡散分 0 第2回目 0.8(1+0.2)q=0.96q 拡散分 0.16q 第3回目 0.8(1+0.24)q=0.992q 拡散分 0.192q 第4回目 0.8(1+0.248)q=0.9984
q 拡散分 0.1984q 第5回目 0.8(1+0.2496)q=0.999
68q 拡散分 0.19968q 第6回目 0.8(1+0.24992)q=0.99
9936q 拡散分 0.199936q
【0038】上記数値データ及び数値データをグラフ化
した図8に示すように、読み出される電荷信号qは、大
きさが毎回収集・蓄積される大きさへ向けて収束しつ
つ、しかも最大20%という時間的な拡散分を十分に含
むので、サンプリング前にローパスフィルタをかけられ
た信号と同等の電荷信号が読み出されて画像データが得
られることが分かる。第3実施例の装置の場合、X線透
視像の作成は、各フレーム走査毎に得られる画像データ
に基づいてフレーム毎に行ってもよいし、数フレーム分
の画像データを平均した平均画像データに基づいて数フ
レームおきに行ってもよい。
【0039】この発明は、上記実施の形態に限られるこ
とはなく、下記のように変形実施することができる。 (1)実施例A〜Cの場合、抵抗値Rや経過時間Tの調
整により電荷信号の一部を拡散させる構成であったが、
コンデンサCaの容量Cを調整することにより電荷信号
の一部を拡散させる構成の放射線検出装置も、変形例と
して挙げられる。前記の式(1)、すなわちα=Exp
(−kT/RC)はコンデンサCaの容量Cを調整する
ことにより電荷信号の一部を拡散させられることを明ら
かに示しているからである。また、R,T,Cのうち、
任意の2つを同時に調整することもできるし、3つを同
時に調整することもできる。
【0040】(2)実施例A,Bの放射線検出装置にお
いて、実施例Cのように電荷信号の一部残留読み出しが
行われるよう構成した装置が、それぞれ変形例として挙
げられる。この場合には、電荷信号の一部が空間的にも
時間的にも拡散させられることになる。
【0041】(3)第1〜第3実施例は、いずれも医用
X透視撮影装置の構成であったが、この発明の放射線撮
像装置は、特定の装置構成に限られるものではなく、例
えば産業用の非破壊X線透視検査装置の構成であっても
よい。
【0042】
【発明の効果】以上に詳述したように、請求項1の発明
の放射線検出装置によれば、エイリアシング現象防止手
段のローパスフィルタ機能により、エイリアシング現象
を引き起こす放射線投影像中の細かい像パターンによる
影響あるいは遠い移動物体による影響がサンプリング前
に除かれる構成となっているので、エイリアシング現象
のない放射線画像作成用の電荷信号が面状センサから読
み出される。
【0043】また、請求項2の発明の放射線検出装置に
よれば、面状センサの放射線変換膜を低抵抗率とするこ
とにより、エイリアシング現象を防止する電荷信号の一
部拡散を容易に実現させられる。
【0044】また、請求項3の発明の放射線検出装置に
よれば、面状センサからの電荷信号の読み出しタイミン
グを遅延させることにより、エイリアシング現象を防止
する電荷信号の一部拡散を容易に実現させられる。
【0045】また、請求項4の発明の放射線検出装置に
よれば、面状センサからの電荷信号の読み出しを一部電
荷残留とすることにより、エイリアシング現象を防止す
る電荷信号の一部拡散を容易に実現させられる。
【0046】さらに、請求項5の発明の放射線撮像装置
では、請求項1から4までのいずれかに記載のエイリア
シング現象防止機能を有する放射線検出装置の面センサ
からエイリアシング現象のない放射線画像作成用の電荷
信号が読み出される構成となっているので、最終的に作
成表示される放射線画像はエイリアシング現象に起因す
るアーティファクトのない高品質ディジタル画像とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るX線透視撮影装置の全体構成を示
す基本的ブロック図である。
【図2】実施例に係る放射線検出装置の断面構成を示す
部分断面図である。
【図3】実施例に係る放射線検出装置の概略的平面構成
を示すブロック図である。
【図4】実施例の放射線検出装置による電荷信号読み出
し動作を示す断面図である。
【図5】実施例の放射線検出装置での電荷信号の一部拡
散状況を示す断面図である。
【図6】放射線検出装置での走査信号のフレーム間休止
時間を示すグラフである。
【図7】放射線検出装置での走査信号の1画素電極当た
りの読み出し時間を示すグラフである。
【図8】実施例に係る放射線検出装置での電荷信号の読
み出し回数と量の関係を示すグラフである。
【図9】従来の放射線検出装置の断面構成を示す部分断
面図である。
【図10】放射線検出装置での画素電極の配列状態を示
す部分平面図である。
【図11】周期Tの信号Sのサンプリング状況を示すグ
ラフである。
【符号の説明】
2 …X線管 3 …放射線検出装置 4 …信号処理部 7 …放射線変換膜 9 …画素電極 16 …マルチプレクサ 17 …ゲートドライバ Ca …コンデンサ +Q …電荷信号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放射線信号を電荷信号に変換する放射線変
    換膜の一側に画素電極群が2次元配列で形成されてなる
    面状センサを備え、各画素電極から放射線画像作成用の
    電荷信号が読み出されるよう構成された放射線検出装置
    において、画素電極の配列ピッチもしくは信号読み出し
    間隔で定まるエイリアシング現象が電荷信号の一部拡散
    によって解消された状態で電荷信号を面状センサから読
    み出すようにするエイリアシング現象防止手段を備えて
    いることを特徴とする放射線検出装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の放射線検出装置におい
    て、エイリアシング現象防止手段として、面状センサに
    低抵抗率の放射線変換膜が設けられており、放射線変換
    膜の抵抗が低いことにより電荷信号の一部拡散が起こる
    よう構成されている放射線検出装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の放射線検出装置におい
    て、エイリアシング現象防止手段として、画素電極群の
    任意の画素電極の近傍で発生した電荷信号の一部が周辺
    の画素電極へ拡散し終えるまで読み出しタイミングを遅
    延させて電荷信号を読み出す読み出し制御手段を有して
    おり、電荷信号の読み出しタイミングの遅延により電荷
    信号の一部拡散が起こるよう構成されている放射線検出
    装置。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の放射線検出装置におい
    て、エイリアシング現象防止手段として、画素電極群の
    各画素電極に収集・蓄積された電荷信号を、その一部を
    残留させるようにして読み出す読み出し制御手段を有し
    ており、電荷信号読み出しの際の一部電荷残留により電
    荷信号の一部拡散が起こるよう構成されている放射線検
    出装置。
  5. 【請求項5】請求項1から4までのいずれかに記載の放
    射線検出装置を備えるとともに、放射線検出装置からの
    放射線画像作成用の電荷信号に基づき放射線画像の作成
    が行われるよう構成されている放射線撮像装置。
JP00411399A 1999-01-11 1999-01-11 放射線検出装置、および、これを備えた放射線撮像装置 Expired - Lifetime JP4045681B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00411399A JP4045681B2 (ja) 1999-01-11 1999-01-11 放射線検出装置、および、これを備えた放射線撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00411399A JP4045681B2 (ja) 1999-01-11 1999-01-11 放射線検出装置、および、これを備えた放射線撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000206258A true JP2000206258A (ja) 2000-07-28
JP4045681B2 JP4045681B2 (ja) 2008-02-13

Family

ID=11575740

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00411399A Expired - Lifetime JP4045681B2 (ja) 1999-01-11 1999-01-11 放射線検出装置、および、これを備えた放射線撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4045681B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008070253A (ja) * 2006-09-14 2008-03-27 Shimadzu Corp 電磁波検出器およびこれを用いた放射線撮影装置
WO2013125325A1 (ja) * 2012-02-23 2013-08-29 富士フイルム株式会社 放射線画像撮影装置、放射線画像撮影システム、放射線画像撮影装置の制御方法、及び放射線画像撮影装置の制御プログラム
CN113614565A (zh) * 2019-03-29 2021-11-05 凸版印刷株式会社 固体摄像装置、摄像系统及摄像方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008070253A (ja) * 2006-09-14 2008-03-27 Shimadzu Corp 電磁波検出器およびこれを用いた放射線撮影装置
WO2013125325A1 (ja) * 2012-02-23 2013-08-29 富士フイルム株式会社 放射線画像撮影装置、放射線画像撮影システム、放射線画像撮影装置の制御方法、及び放射線画像撮影装置の制御プログラム
CN113614565A (zh) * 2019-03-29 2021-11-05 凸版印刷株式会社 固体摄像装置、摄像系统及摄像方法
CN113614565B (zh) * 2019-03-29 2024-03-08 凸版印刷株式会社 固体摄像装置、摄像系统及摄像方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4045681B2 (ja) 2008-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7113565B2 (en) Radiological imaging apparatus and method
JP3415348B2 (ja) X線撮像装置
JP4173197B2 (ja) 補正ユニットを有する画像センサマトリックスを含むx線検査装置
JP5137770B2 (ja) 放射線画像撮影システム
JP2007068014A (ja) 放射線撮像装置、その制御方法及び放射線撮像システム
JPH10164437A (ja) 放射線撮像装置及び放射線撮像素子の駆動方法
WO2003057039A1 (fr) Appareil de radiodiagnostic
JP2001513202A (ja) X線検査装置
JP6195495B2 (ja) X線検出器において3dゴーストアーチファクトを低減させる方法
JP4739060B2 (ja) 放射線撮像装置、放射線撮像システム、及びその制御方法
JP2001189891A (ja) センサのセンサ要素を読み出す方法及びセンサ
JP2007105112A (ja) X線撮像装置
JP3277866B2 (ja) X線診断装置
US6912266B2 (en) X-ray diagnostic facility having a digital X-ray detector and a stray radiation grid
JP2012095201A (ja) 放射線画像検出器
JP2006346011A (ja) 放射線撮像装置及びその制御方法
JP2006304213A (ja) 撮像装置
JP2018201685A (ja) 放射線撮影装置、放射線撮影方法およびプログラム
JP2004080749A (ja) 放射線撮像装置及び放射線撮像方法
JP4045681B2 (ja) 放射線検出装置、および、これを備えた放射線撮像装置
JP2001066368A (ja) 放射線撮像装置
JPH0847491A (ja) X線診断装置
JP4242100B2 (ja) X線診断装置およびx線診断装置におけるコメットアーチファクトの補正方法
JP4618091B2 (ja) 撮像装置
JP4029491B2 (ja) X線撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050404

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070626

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070814

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071030

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071112

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101130

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111130

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121130

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121130

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131130

Year of fee payment: 6

EXPY Cancellation because of completion of term