JP2000204854A - ジッパ―ガスケット - Google Patents

ジッパ―ガスケット

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JP2000204854A
JP2000204854A JP11004485A JP448599A JP2000204854A JP 2000204854 A JP2000204854 A JP 2000204854A JP 11004485 A JP11004485 A JP 11004485A JP 448599 A JP448599 A JP 448599A JP 2000204854 A JP2000204854 A JP 2000204854A
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gasket
plate
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plate portion
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Nagakazu Nihei
修和 二瓶
Hisao Sasazaki
久夫 笹崎
Megumi Sugiki
めぐみ 杉木
Junya Masubuchi
準也 増渕
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FUSO RUBBER KOGYO KK
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    • F24S25/30Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules using elongate rigid mounting elements extending substantially along the supporting surface, e.g. for covering buildings with solar heat collectors
    • F24S25/33Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules using elongate rigid mounting elements extending substantially along the supporting surface, e.g. for covering buildings with solar heat collectors forming substantially planar assemblies, e.g. of coplanar or stacked profiles
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
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    • F24S25/60Fixation means, e.g. fasteners, specially adapted for supporting solar heat collector modules
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    • F24S80/70Sealing means

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  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Special Wing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 火災にあっても支持力を失わず、その支持す
るガラス板等のパネル部材を落下させることのないジッ
パーガスケットの提供。 【解決手段】 ガスケット本体1を、その裏面側で支持
部材6に結合し、ガラス板等のパネル部材8、8を両側
部のパネル嵌合溝9、9で嵌合支持する。ガスケット本
体1の表面側中央に長さ方向に沿って構成したジッパー
嵌合溝5に金属製の防火板3を接合状態に配し、支持部
材6に防火板3を通じてビス4を螺入して結合固定し、
ジッパー嵌合溝5に防火板3の上からジッパー2を嵌合
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物に於ける窓
等の開口部に配するガラス板又は外壁を構成するパネル
類の周囲を各一単位ごとに支持して、窓や外壁を平面状
に構成するためのジッパーガスケットに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】このようなジッパーガスケットは、通
常、合成ゴム類で成形されたものであり、耐火性又は防
火性を有するものではない。したがってこれによって窓
ガラス等を支持した窓等を有する建築物が火災に襲われ
た場合には、これが火炎に晒されると、燃焼して支持力
を失い、支えるべきガラス板等を落下させてしまうこと
になるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の従来
例の不都合を解消し、火災にあっても支持力を失わず、
その支持するガラス板等を落下させることのないジッパ
ーガスケットを提供することを解決の課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の1は、表面側に
は長さ方向に沿ってジッパーを嵌合するジッパー嵌合溝
を、裏面側には支持部材との取付手段を、長さ方向両側
にはパネル部材を嵌合し得るパネル部材嵌合溝を、それ
ぞれ備えた弾性材製の長尺のガスケット本体と、前記ジ
ッパー嵌合溝に嵌合するジッパーとからなるジッパーガ
スケットに於いて、前記ガスケット本体の表面側の部位
であって、前記ジッパー嵌合溝に嵌合するジッパーでカ
バーされる部位に、該ガスケット本体の長さ方向に沿っ
て金属製の防火板を配し、上記防火板を通じてその外面
側からビスを挿し込んで前記取付手段と結合固定した支
持部材に螺合することにより、前記ガスケット本体を支
持部材に固定し得るようにするとともに、前記ジッパー
を前記ジッパー嵌合溝に嵌合することにより前記防火板
を被覆し得るように構成したジッパーガスケットであ
る。
【0005】従って本発明1のジッパーガスケットによ
れば、これを建築物の外面に取り付け、窓ガラスその他
のパネル部材等をこれで支持した場合は、たとえ、その
建築物が火災等に遭遇することになっても、ガスケット
本体の前記防火板にカバーされた部位には直接火炎が接
触しないばかりでなく、ここに充分な空気が供給されな
いので、容易に燃焼することがない。それ故、本発明の
ジッパーガスケットは、火災の際にも窓ガラス等の支持
力を容易に失うことがなく、火災中にこれらを落下させ
てしまうような問題は生じない。更に防火板が露出して
いないので、外観上も防火板による違和感を生じさせな
い優れたものということができる。
【0006】本発明の2は、本発明の1に於いて、前記
支持部材として、中央横板部の一端側に位置するフラン
ジ部を他端側のそれより短くした変形のH型鋼であっ
て、その短くしたフランジ部を連結部として用いるH型
鋼を採用し、前記取付手段を、上記連結部が嵌合可能な
ようにほぼT字状の連結溝に構成するとともに、該取付
手段に、該連結部を嵌合状態に取り付け、その連結部の
中央付近に前記ビスを螺合することとしたジッパーガス
ケットである。
【0007】従って本発明の2のジッパーガスケットに
よれば、前記防火板と支持部材である変形のH型鋼の一
端側のフランジ部である連結部とで、そのガスケット本
体の大部分を挟持するようになるので、火災等の際に、
更にガスケット本体を保護し得る範囲が広くなり、それ
だけ火炎から保護され、一層火災時に於ける窓ガラスそ
の他のパネル部材の充分な支持状態を維持することがで
きる。
【0008】本発明の3は、本発明の1に於いて、前記
支持部材として、板状部材を採用し、前記取付手段を、
上記板状部材が嵌合可能な板状空間を持った連結溝に構
成するとともに、該取付手段に、該板状部材を嵌合状態
に取り付け、その中央付近に前記ビスを螺合することと
したジッパーガスケットである。
【0009】従って本発明の3のジッパーガスケットに
よれば、極めて簡単に上記支持部材に固定できるととも
に、前記防火板と前記支持部材としての板状部材とによ
り、前記ガスケット本体の多くの部分が挟持され、火災
等に遭遇した場合にも、これらによってガスケット本体
の大部分が火炎による熱から保護され、かつ空気の進入
も遮断され、容易に燃焼することがないため、ガスケッ
ト本体による窓ガラス等に対する支持力を継続して維持
させることができるものである。
【0010】本発明の4は、本発明の1に於いて、前記
支持部材として、組合せて角筒状となる角筒主片と角筒
従片とからなり、上記角筒主片は、側板部と、その後端
から直角内側方向に延びる背板部と、該側板部の途中か
ら直角内側方向に延びる中板部と、該側板部の前端から
直角内側方向に延びる連結板部と、前記背板部の外端部
から前記側板部と平行に延びる係止板部とで構成し、前
記角筒従片は、側板部と、その途中から直角内側方向に
延びる中板部と、該側板部の前端から直角内側方向に延
びる連結板部とで構成し、前記角筒主片と前記角筒従片
とを相互に横内向き対面状態に接合し、前者の係止板部
と後者の側板部の下部とを重ね合わせて固定することに
より対面状態の接合を固定する組合せ角筒部材を採用
し、前記取付手段を、前記ガスケット本体の裏面側の両
側部に長さ方向に沿った取付溝に構成し、該取付手段で
ある取付溝に、前記二つの連結板部を挿入嵌合させ、か
つその角筒主片の中板部に前記ビスを螺合することとし
たジッパーガスケットである。
【0011】従って本発明の4のジッパーガスケットに
よれば、簡単に上記支持部材に固定できるとともに、前
記防火板及び上記支持部材によって前記ガスケット本体
が火災等の際に、火炎から保護され、かつ空気の進入も
遮断されるため、容易に燃焼しない。それ故、火災の際
にも、ガスケット本体による窓ガラス等の支持状態が継
続して確保できることとなるものである。
【0012】本発明の5は、本発明の1、2、3又は4
に於いて、前記ジッパー嵌合溝を、前記ガスケット本体
の表面側中央に、長さ方向に沿って構成し、ジッパーに
よってカバーされる部位であるジッパー嵌合溝の底部に
前記防火板を配することとしたジッパーガスケットであ
る。
【0013】従って本発明の5のジッパーガスケットに
よれば、防火板がガスケット本体の中央部に配置される
こととなり、その重要な部分が確実に火災等の火炎等か
ら保護されるため、火災に遭遇した際にも、窓ガラス等
に対する支持力を確実に維持することができるものであ
る。
【0014】本発明の6は、本発明の1、2、3又は4
に於いて、前記ジッパー嵌合溝を、前記ガスケット本体
の表面側の両側に平行に構成し、かつ該ガスケット本体
の表面側の中央部に長さ方向に沿って接合用凹部を構成
し、該接合用凹部に前記防火板を配することとしたジッ
パーガスケットである。
【0015】従って本発明の6のジッパーガスケットに
よれば、本発明の5と同様に、防火板がガスケット本体
の中央部に配置されることとなり、その重要な部分が確
実に火災等の火炎等から保護されるため、火災に遭遇し
たような際にも、窓ガラス等に対する支持力は確実に維
持され、その落下の虞は殆ど生じない。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例に基づき図面を参照しながら説明する。図1〜図4は
本発明を適用した実施例1を示しており、図1は、ジッ
パーガスケットを支持部材である変形のH型鋼に取り付
け、かつそのパネル嵌合溝でパネル部材を支持した状態
を示した概略断面図、図2は、支持部材を除く組立対象
を分離解体した状態で示したジッパーガスケットの概略
断面図、図3は、ジッパーガスケットを支持部材である
変形のH型鋼に取り付け、かつそのパネル嵌合溝でパネ
ル部材を支持した状態を示した概略斜視図、図4は、ジ
ッパーガスケットでパネル部材を支持した状態を示した
建築物の表面の一部の概略正面図である。
【0017】図5及び図6は本発明を適用した実施例2
を示しており、図5は、そのジッパーガスケットを板状
の支持部材に取り付け、かつそのパネル嵌合溝でパネル
部材を支持した状態を示した概略断面図、図6は、組立
対象を分離解体した状態で示したジッパーガスケットの
概略断面図である。
【0018】図7及び図8は本発明を適用した実施例3
を示しており、図7は、そのジッパーガスケットを支持
部材である組合せ角筒部材に取り付け、かつそのパネル
嵌合溝でパネル部材を支持した状態を示した概略断面
図、図8は、支持部材を除く組立対象を分離解体した状
態で示したジッパーガスケットの概略断面図である。
【0019】(実施例1)図1〜図4に示すように、こ
の実施例1のジッパーガスケットは、ガスケット本体1
と、ジッパー2と、防火板3と、ビス4とで基本的に構
成したものである。
【0020】前記ガスケット本体1は、表面側中央に長
さ方向に沿って前記ジッパー2を嵌合するジッパー嵌合
溝5を、裏面側中央に長さ方向に沿って、後述する変形
のH型鋼である支持部材6のT型連結部6aと結合する
ためのT型取付溝(取付手段)7を、更に長さ方向両側
にガラス板等のパネル部材8を嵌合し得るパネル嵌合溝
9、9を、それぞれ備えた長尺材であり、適度の弾力性
を有する合成ゴムで構成したものである。
【0021】前記ジッパー嵌合溝5は、特に図2に示す
ように、その底部5aをガスケット本体1の幅の1/2
以上の幅の平面に定め、その両側下部を半円形に側方に
膨らんだ半円係止部5b、5bに構成し、かつその上縁
より上部は、該上縁から上方に向かって外広がりとなる
斜面5c、5cに構成したものである。前記底部5aは
前記防火板3を接合状態に配設する面でもあり、火災の
際等に外部からの空気を遮断する範囲を広くする趣旨か
ら、可能な限り幅広であるのが良い。
【0022】前記防火板3は、図1〜図3に示すよう
に、前記ジッパー嵌合溝5の底部5aに接合状態に配す
るものであるから、その幅に合わせた幅の金属製の長尺
板材であり、かつこの実施例1では、その両側を前記底
部5aの両側の半円係止部5b、5bに密接する断面円
弧状に折曲した形状としたものである。なおこの防火板
3の幅方向中央部には長さ方向の適当な間隔ごとにビス
孔3aが穿設してある。
【0023】前記ビス4は、図1〜図3に示すように、
前記防火板3の外側からそのビス孔3aを通じて、前記
T型取付溝(取付手段)7に結合した前記支持部材6の
T型連結部6aの雌ネジ部6cに螺合し得る長さで、必
要な強度を備えたものであれば良い。
【0024】前記ジッパー2は、図1〜図3に示すよう
に、前記ガスケット本体1と同様の合成ゴムで成形した
ものであり、前記ジッパー嵌合溝5の底部5aに防火板
3を配し、かつビス4を、前記のように、それを通じて
支持部材6に螺合させた上で、該ジッパー嵌合溝5に嵌
合することにより、該ガスケット本体1の両側のパネル
嵌合溝9、9によるガラス板等のパネル部材8の嵌合状
態を安定確実なものにし得るものである。しかしてその
形状は、底部5aに防火板3を配したジッパー嵌合溝5
にぴったり嵌合し得るとともに、防火板3の所定の位置
から突出するビス4の頭部が障害とならないように、そ
の底面の幅方向中央に長さ方向に沿って断面半円状の凹
部2aを構成したものとしてある。
【0025】前記支持部材6は、図1及び図3に示すよ
うに、中央横板部6bの一端側のフランジ部を他端側の
それより短くした変形のH型鋼であり、これを横向きに
して用い、その短くしたフランジ部を連結部として用い
ることとしたものである。上記短くしたフランジ部は中
央横板部6bの両側への張出し寸法が同一であるように
して、上記連結部はT型連結部6aに構成する。この支
持部材6は、既述のように変形のH型鋼で、金属製であ
り、ジッパーガスケットを介してガラス板等のパネル部
材8を良好に支持し得る充分な強度を有するものであ
り、建築物の躯体に既存の適当な手段で固設されるもの
である。なお前記T型連結部6aには、その中央に、長
さ方向に沿って、前記防火板3に開口したビス孔3a、
3a…と同一間隔で、前記雌ネジ部6c、6c…を形成
しておくものとする。
【0026】この実施例1では、以上のように構成した
ものであり、それ故、この実施例1のジッパーガスケッ
トによれば、これを前記支持部材6を介して建築物の外
面に取り付け、ガラス板等のパネル部材8、8…をこれ
で支持した場合は、その建築物が火災等に遭遇した場合
であっても、ガスケット本体1の防火板3にカバーされ
た部位には直接火炎が接触しないばかりでなく、ここに
充分な空気が供給されないので、容易に燃焼することが
ない。それ故、この実施例1のジッパーガスケットによ
れば、火災の際にも窓ガラス等のパネル部材8、8…に
対する支持力が容易に失われることがなく、火災中にこ
れらを落下させてしまうような問題は生じない。更に防
火板3がジッパー2でカバーされ、ガスケット本体1か
ら露出していないので、外観上も違和感のない優れたも
のである。
【0027】この実施例1のジッパーガスケットは、ま
ず、一般のそれと同様に、ガスケット本体1の裏面側に
構成したT型取付溝7に前記支持部材6のT型連結部6
aを結合する。支持部材6は、建築物の躯体に既存の手
段によって予め固設しておくべきことは云うまでもな
い。
【0028】上記ジッパーガスケットのガスケット本体
1の両側部に構成したパネル嵌合溝9、9には、図1及
び図3に示すように、対応するパネル部材8の側端を若
干の余裕を残して進入嵌合させる。その後、前記防火板
3を、ガスケット本体1のジッパー嵌合溝5の底部5a
に挿入接合させ、次いで、該防火板3の各ビス孔3aを
通じてビス4をガスケット本体1に螺入し、そのT型取
付溝7に結合しているT型連結部6aの中央の雌ネジ部
6cに螺入結合させる。こうしてガスケット本体1をし
っかりとT型連結部6aに固定し、かつパネル部材8、
8のパネル嵌合溝9、9への結合状態を安定確実なもの
にする。
【0029】その後、ジッパー2を、防火板3の上か
ら、ジッパー嵌合溝5に挿入嵌合し、更にパネル部材
8、8のパネル嵌合溝9、9への結合状態を安定確実な
ものにするとともに、ジッパーガスケットの外観の良好
性を確保する。このようにパネル部材8、8…をこの実
施例1のジッパーガスケットで支持した建築物の外面の
状態は図4に示すようになる。
【0030】この実施例1のジッパーガスケットは、こ
のように設置されるものであり、これを設置した建築物
が火災等に遭った場合にもこのジッパーガスケットは良
好に支持部材6に保持され、かつそのパネル嵌合溝9、
9によるパネル部材8、8の保持も確実に維持できるも
のである。
【0031】この実施例1のジッパーガスケットには、
そのジッパー嵌合溝5の底部5aに防火板3が接合状態
に配してあり、ガスケット本体1の重要部分である幅方
向中央部分が長さ方向に沿って該防火板3により保護さ
れているため、火災の際等に、このジッパーガスケット
に火炎等の熱が加わっても、ガスケット本体1の中央部
分には空気の接触が生ぜず、燃焼等による劣化が生じに
くい。それ故、このジッパーガスケットは支持部材6へ
の結合状態を確実に保持し、かつそのパネル嵌合溝9、
9によるパネル部材8、8に対する支持状態も確実に維
持し得ることとなるものである。
【0032】この実施例1に於ては、ガスケット本体1
の中央部分が、更に前記支持部材6のT型連結部6aに
よって裏面側からもカバーされる状態になっているた
め、火災等の際にも確実に保護され、支持部材6への固
定及びパネル部材8、8の支持が確実に行なわれること
となるものである。
【0033】(実施例2)図5及び図6に示すように、
実施例2のジッパーガスケットは、ガスケット本体11
と、ジッパー12と、防火板13と、ビス14とで基本
的に構成したものである。
【0034】前記ガスケット本体11は、表面側両側部
に各々長さ方向に沿って前記ジッパー12の二つの結合
部12a、12aの各一方を嵌合するジッパー嵌合溝1
5、15を、裏面側中央に長さ方向に沿って後記板状の
支持部材16と結合するための取付溝(取付手段)17
を、更に長さ方向両側にガラス板等のパネル部材18を
嵌合し得るパネル嵌合溝19、19を、それぞれ備えた
長尺部材であり、適度の弾力性を有する合成ゴムで構成
したものである。
【0035】前記ジッパー嵌合溝15、15の間、即
ち、前記ガスケット本体11の表面側中央には、その長
さ方向に沿って防火板13を接合するための接合用凹部
11aが構成してある。この接合用凹部11aは、ガス
ケット本体1の幅の1/2以上の幅に定め、その両側は
上方に向かって外広がりとなる斜面11c、11cに構
成したものである。なお上記接合用凹部11aは前記防
火板13を接合状態に配設する面であり、火災の際等に
外部からの空気を遮断する範囲を広くする趣旨から、可
能な限り幅広であるのが良い。
【0036】前記防火板13は、既述のように、前記ジ
ッパー嵌合溝15、15の間に構成した接合用凹部11
aに配するものであるから、その幅に合わせて構成した
金属製の長尺板材であり、かつ、この実施例2では、そ
の両側を上記接合用凹部11aの両側の斜面11c、1
1cに密接する斜面をもった立ち上げ部13a、13a
に折曲した形状としたものである。この防火板13の幅
方向中央部には長さ方向の適当な間隔ごとにビス孔13
bが穿設してある。
【0037】前記ビス14は、前記防火板13の外側か
らそれに開口したビス孔13bを通じて前記取付溝(取
付手段)17に結合した前記板状の支持部材16の雌ネ
ジ部16b及びその両側のナット部材16a、16aに
螺合し得る長さで、必要な強度を備えたものとする。
【0038】前記ジッパー12は、前記ガスケット本体
11と同様の合成ゴムで成形したものであり、前記接合
用凹部11aに防火板13を配し、かつビス14を、前
記のように、それを通じて支持部材16の雌ネジ部16
b及びその両側のナット部材16a、16aに螺合させ
た上で、その二つの結合部12a、12aをジッパー嵌
合溝15、15に嵌合させ、該ガスケット本体11の両
側のパネル嵌合溝19、19によるガラス板等のパネル
部材18の嵌合状態を安定確実なものにし得るものであ
る。しかしてその内面形状は、前記接合用凹部11aに
配した防火板13の表面側にぴったり接合し得るととも
に、防火板13の所定の位置から突出するビス14の頭
部が障害とならないように、その内面の幅方向中央に長
さ方向に沿って断面半円状の凹部12bを構成してある
ものである。
【0039】前記支持部材16は、この実施例2では金
属製の板状部材で構成したものであり、ジッパーガスケ
ットを介してパネル部材18を良好に支持し得る充分な
強度を有し、かつ建築物の躯体に既存の適当な手段で固
設されるものである。またこの支持部材16は、前記ビ
ス14を螺合するための雌ネジ部16bを、その幅方向
中央部に長さ方向に沿って、前記防火板13のビス孔1
3b、13b…の穿設間隔に対応する適当な間隔ごとに
設けてあるものであり、かつ各雌ネジ部16bの両側に
前記ナット部材16aを固設したものである(なお上記
雌ネジ部16b及びその両側のナット部材16a、16
aは、支持部材16の該当する各位置に穿設した孔の両
側にパイプ材を固設し、その内側に同時に雌ネジを形成
することで簡単に構成できる)。
【0040】この実施例2では、以上のように構成した
ものであり、それ故、実施例1のジッパーガスケットと
同様に、この実施例2のジッパーガスケットによれば、
これを前記支持部材16を介して建築物の外面に取り付
け、ガラス板等のパネル部材18をこれで支持した場合
は、その建築物が火災等に遭遇した場合であっても、ガ
スケット本体11の防火板13に被覆された部位には直
接火炎が接触しないばかりでなく、ここに充分な空気が
供給されることもないので、容易に燃焼することがな
い。それ故、この実施例2のジッパーガスケットによれ
ば、火災の際にもパネル部材18に対する支持力を失う
ことがなく、火災中にこれらを落下させてしまうような
問題は生じない。更に防火板13がジッパー12でカバ
ーされ、ガスケット本体11から露出していないので、
外観上も違和感のない優れたものである。
【0041】この実施例2のジッパーガスケットは、ま
ず、実施例1のそれと同様に、ガスケット本体11の裏
面側に構成した取付溝17に前記支持部材16を結合す
る。支持部材16は、建築物の躯体に既存の手段によっ
て予め固設してあることは云うまでもない。
【0042】上記ジッパーガスケットのガスケット本体
11の両側部に構成したパネル嵌合溝19、19には、
実施例1と同様に、かつ図5に示すように、対応するパ
ネル部材18の側端を若干の余裕を残して進入嵌合させ
る。
【0043】その後、前記防火板13を、ガスケット本
体11の二つのジッパー嵌合溝15、15の間に構成し
た接合用凹部11aに接合させ、次いで、該防火板13
の各ビス孔13bを通じてビス14をガスケット本体1
1中に螺入し、その取付溝17に結合している支持部材
16の雌ネジ部16b及びナット部材16a、16aに
螺入結合させる。こうしてガスケット本体11をしっか
りと該支持部材16に固定し、かつパネル部材18、1
8のパネル嵌合溝19、19への結合状態を安定確実な
ものにする。
【0044】その後、ジッパー12を、防火板13上に
被覆しつつ、その二つの結合部12a、12aをジッパ
ー嵌合溝15、15に挿入嵌合することにより、パネル
部材18、18のパネル嵌合溝19、19への結合状態
を一層安定確実なものにするとともに、ジッパーガスケ
ットの外観の良好性を確保する。
【0045】この実施例2のジッパーガスケットは、こ
のように設置されるものであり、実施例1のそれと同様
に、これを設置した建築物が火災等に遭った場合にもこ
のジッパーガスケットは良好な支持部材16への結合を
維持し、かつそのパネル嵌合溝19、19によるパネル
部材18、18の保持も確実に維持できるものである。
【0046】この実施例2のジッパーガスケットには、
その接合用凹部11aに防火板13が接合状態に配して
あり、ガスケット本体11の重要部分である幅方向中央
部分が長さ方向に沿って防火板13により被覆保護され
ているため、火災の際等に、このジッパーガスケットに
火炎等の熱が加わっても、ガスケット本体11の中央部
分には空気の接触が生ぜず、燃焼等による劣化が生じに
くい。それ故、このジッパーガスケットは支持部材16
への結合状態を確実に保持し、かつそのパネル嵌合溝1
9、19によるパネル部材18、18に対する支持状態
も確実に維持し得ることとなるものである。
【0047】この実施例2に於ては、ガスケット本体1
1の重要部分が、更に、前記支持部材16によって裏面
側からもカバーされる状態になっているので、火災等の
際に、一層確実に保護され、支持部材16への固定及び
パネル部材18、18の支持が確実に行なわれることと
なるものである。
【0048】(実施例3)図7及び図8に示すように、
実施例3のジッパーガスケットは、ガスケット本体21
と、ジッパー22と、防火板23と、ビス24とで基本
的に構成したものである。
【0049】前記ガスケット本体21は、実施例1のそ
れと同様に、表面側中央に長さ方向に沿って前記ジッパ
ー22を嵌合するジッパー嵌合溝25を、裏面側両側部
に長さ方向に沿って、後述する組合せ角筒部材に構成し
た支持部材26の両側の各一枚の連結板部36d、46
cと結合するための取付溝27、27を、更に長さ方向
両側にガラス板等のパネル部材28を嵌合し得るパネル
嵌合溝29、29を、それぞれ備えた長尺材であり、適
度の弾力性を有する合成ゴムで構成したものである。
【0050】前記ジッパー嵌合溝25は、実施例1のジ
ッパー嵌合溝5と全く同様の構成で、それぞれ、実施例
1の底部5aに対応する底部25a、半円係止部5b、
5bに対応する半円係止部25b、25b及び斜面5
c、5cに対応する斜面25c、25cを備えたもので
ある。前記防火板23もまた実施例1の防火板3と全く
同様の構成で、その幅方向中央部には長さ方向の適当な
間隔ごとにビス孔23aが穿設してある。
【0051】前記ビス24は、前記防火板23の外側か
らそれに開口したビス孔23aを通じて前記取付溝27
に結合した前記支持部材26における後記角筒主片36
の中板部36cの雌ネジ部36fに螺合し得る長さで、
必要な強度を備えたものである。
【0052】前記支持部材26は、図7に示すように、
組合せて角筒状となる角筒主片36と角筒従片46とで
構成したものであり、上記角筒主片36は、側板部36
aと、その後端から直角内側方向に延びる背板部36b
と、途中から直角内側方向に延びる中板部36cと、前
端から直角内側方向に延びる連結板部36dと、前記背
板部36bの外端部から前記側板部36aに平行に延び
る係止板部36eとからなり、前記角筒従片46は、側
板部46aと、その途中から直角内側方向に延びる中板
部46bと、側板部46aの前端から直角内側方向に延
びる連結板部46cとからなるものである。なお前記角
筒主片36及び前記角筒従片46は、それぞれ金属製で
あり、ジッパーガスケットを介してガラス板等のパネル
部材28を良好に支持し得る充分な強度を有するもので
ある。
【0053】なお前記中板部36cには、その長さ方向
に沿って前記防火板23に穿設したビス孔23a、23
a…と同一間隔で、雌ネジ部36f、36f…が形成し
てある。
【0054】しかして前記支持部材26は、以上の角筒
主片36と角筒従片46とを、図7に示すように、相互
に横内向き対面状態に接合し、前者の係止板部36eと
後者の側板部46aの下部の対応する部位を重ね合わせ
て、ビス40で固定することにより対面状態の接合を固
定する組合せ角筒部材であるということができる。なお
このように角筒主片36と角筒従片46とを結合する際
には、同時に、前記連結板部36d、46cを、前記ガ
スケット本体21のそれぞれ対応する取付溝27、27
に挿入して、該ガスケット本体21を、この支持部材2
6で支持する手順とする。
【0055】なおまたこの支持部材26は、以上のよう
なガスケット本体21の支持を行なうに先立って、その
角筒主片36を予め建築物の躯体に既存の適当な手段で
固設しておくべきなのは云うまでもない。
【0056】この実施例3では、以上のように構成した
ものであり、それ故、この実施例3のジッパーガスケッ
トによれば、これを前記支持部材26を介して建築物の
外面に取り付け、ガラス板等のパネル部材28、28…
をこれで支持した場合は、その建築物が火災等に遭遇し
た場合であっても、ガスケット本体21の防火板23に
カバーされた部位には直接火炎が接触しないばかりでな
く、ここに充分な空気が供給されないので、容易に燃焼
することがない。それ故、この実施例3のジッパーガス
ケットによれば、火災の際にもパネル部材28、28…
に対する支持力が容易に失われず、火災中にこれらが落
下してしまうような問題は生じない。更に防火板23が
ジッパー22でカバーされ、ガスケット本体21から露
出していないので、外観上も違和感のない優れたもので
ある。
【0057】この実施例3のジッパーガスケットは、ま
ず、一般のそれと同様に、ガスケット本体21の裏面側
両側部に構成した取付溝27、27に前記支持部材26
に於ける角筒主片36及び角筒従片46の連結板部36
d、46cをそれぞれ結合する。その結合の手順は既に
述べた通りである。また支持部材26の角筒主片36
は、建築物の躯体に既存の手段によって予め固設して置
くべきことは云うまでもない。
【0058】上記ジッパーガスケットのガスケット本体
21の両側部に構成したパネル嵌合溝29、29には、
図7に示すように、実施例1のそれと全く同様に、対応
するパネル部材28、28の側端を若干の余裕を残して
進入嵌合させる。その後、前記防火板23を、ガスケッ
ト本体21のジッパー嵌合溝25の底部25aに挿入接
合させ、次いで、該防火板23の各ビス孔23aを通じ
てビス24をガスケット本体21に螺入し、既述のよう
に、両取付溝27、27に結合している支持部材26の
角筒主片36と角筒従片46の内、角筒主片36の中板
部36cの中央部に形成した雌ネジ部36fに螺入結合
させる。こうしてガスケット本体21をしっかりと、角
筒主片36と角筒従片46の連結板部36d、46cに
固定し、かつパネル部材28、28のパネル嵌合溝2
9、29への結合状態を確実なものにする。
【0059】その後、ジッパー22を、実施例1と全く
同様に、防火板23の上から、ジッパー嵌合溝25に挿
入嵌合し、パネル部材28、28のパネル嵌合溝29、
29への結合状態を一層安定確実なものにするととも
に、ジッパーガスケットの外観の良好性を確保する。
【0060】この実施例3のジッパーガスケットは、こ
のように設置されるものであり、これを設置した建築物
が火災等に遭った場合にもこのジッパーガスケットは良
好に支持部材26に保持され、かつそのパネル嵌合溝2
9、29によるパネル部材28、28の保持も確実に維
持できるものである。
【0061】この実施例3のジッパーガスケットには、
実施例1と全く同様に、そのジッパー嵌合溝25の底部
25aに防火板23が接合状態に配してあるため、実施
例1に説明したと全く同様に、火災の際等にその熱が加
わっても、燃焼等による劣化が生じにくく、支持部材2
6への結合状態を確実に保持し、かつそのパネル嵌合溝
29、29によるパネル部材28、28に対する支持状
態も確実に維持し得ることとなるものである。
【0062】
【発明の効果】本発明の1のジッパーガスケットによれ
ば、これを建築物の外面に取り付け、窓ガラス等のパネ
ル部材をこれで支持した場合は、たとえ、その建築物が
火災等に遭遇することになっても、ガスケット本体の前
記防火板にカバーされた部位には直接火炎が接触しない
ばかりでなく、ここに充分な空気が供給されないので、
容易に燃焼することがない。それ故、本発明の1のジッ
パーガスケットは、火災の際にも窓ガラス等のパネル部
材に対する支持力を容易に失うことがなく、火災中にこ
れらを落下させてしまうような問題は生じない。更に防
火板が露出していないので、外観上も違和感を生じさせ
ない優れたものということができる。
【0063】本発明の2のジッパーガスケットによれ
ば、前記防火板と支持部材であるH型鋼の一端側のフラ
ンジ部とで、そのガスケット本体の大部分を挟持するよ
うにし得るので、火災等の際に、一層ガスケット本体を
保護し得る範囲が広くなり、それだけ火から保護され、
一層火災時に於ける窓ガラス等の支持力を強化すること
ができる。
【0064】本発明の3のジッパーガスケットによれ
ば、極めて簡単に支持部材に固定できるとともに、前記
防火板と板状の支持部材とにより、前記ガスケット本体
の多くの部分が挟持されるので、火災等の際に、これら
によってガスケット本体の大部分が火炎から保護され、
容易に燃焼しない。それ故、火災時に於けるガスケット
本体による窓ガラス等の支持状態を確実に維持すること
ができる。
【0065】本発明の4のジッパーガスケットによれ
ば、極めて簡単に支持部材に固定できるとともに、前記
防火板及び支持部材によって前記ガスケット本体が火災
等の際に、火から保護され、容易に燃焼しないため、ガ
スケット本体による窓ガラス等の支持状態が確実なもの
となる。
【0066】本発明の5のジッパーガスケットによれ
ば、防火板がガスケット本体の中央部に配置されること
となり、その重要な部分が確実に火災等の火炎等から保
護されるため、窓ガラス等のパネル部材に対する支持力
を確実に維持することができるものである。
【0067】本発明の6のジッパーガスケットによれ
ば、本発明の5と同様に、防火板がガスケット本体の中
央部に配置されることとなり、その重要な部分が確実に
火災等の火炎から保護されるため、窓ガラス等に対する
支持力を確実に維持することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のジッパーガスケットを支持部材であ
る変形のH型鋼に取り付け、かつそのパネル嵌合溝でパ
ネル部材を支持した状態を示した概略断面図。
【図2】支持部材を除く組立対象を分離解体した状態で
示した実施例1のジッパーガスケットの概略断面図。
【図3】実施例1のジッパーガスケットを支持部材であ
る変形のH型鋼に取り付け、かつそのパネル嵌合溝でパ
ネル部材を支持した状態を示した概略斜視図。
【図4】実施例1のジッパーガスケットでパネル部材を
支持した状態を示した建築物の表面の一部の概略正面
図。
【図5】実施例2のジッパーガスケットを板状の支持部
材に取り付け、かつそのパネル嵌合溝でパネル部材を支
持した状態を示した概略断面図。
【図6】組立対象を分離解体した状態で示した実施例2
のジッパーガスケットの概略断面図。
【図7】実施例3のジッパーガスケットを支持部材であ
る組合せ角筒部材に取り付け、かつそのパネル嵌合溝で
パネル部材を支持した状態を示した概略断面図。
【図8】支持部材を除く組立対象を分離解体した状態で
示した実施例3のジッパーガスケットの概略断面図。
【符号の説明】
1、11、21 ガスケット本体 2、12、22 ジッパー 2a 凹部 3、13、23 防火板 13a 立ち上げ部 4、14、24、40 ビス 5、15、25 ジッパー嵌合溝 5a、25a 底部 5b、25b 半円係止部 5c、25c 斜面 6、16、26 支持部材 6a T型連結部 6b 中央横板部 6c、16b、36f 雌ネジ部 7 T型取付溝(取付手段) 8、18、28 パネル部材 9、19、29 パネル嵌合溝 12a 結合部 17、27 取付溝(取付手段) 11a 接合用凹部 11c 斜面 16a ナット部材 36d、46c 連結板部 36 角筒主片 36a 側板部 36b 背板部 36c 中板部 36d 連結板部 36e 係止板部 46 角筒従片 46a 側板部 46b 中板部 46c 連結板部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉木 めぐみ 栃木県那須郡南那須町富士見台工業団地 富双ゴム工業株式会社内 (72)発明者 増渕 準也 栃木県那須郡南那須町富士見台工業団地 富双ゴム工業株式会社内 Fターム(参考) 2E002 NA01 NB02 NC03 PA04 RA02 RB03 RB06 WA06 XA16 2E016 AA01 AA04 BA07 BA09 CA01 CB01 CC01 DA05 DB02 DB04 DC01 DC03 DD06 DE04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面側には長さ方向に沿ってジッパーを
    嵌合するジッパー嵌合溝を、裏面側には支持部材との取
    付手段を、長さ方向両側にはパネル部材を嵌合し得るパ
    ネル部材嵌合溝を、それぞれ備えた弾性材製の長尺のガ
    スケット本体と、前記ジッパー嵌合溝に嵌合するジッパ
    ーとからなるジッパーガスケットに於いて、 前記ガスケット本体の表面側の部位であって、前記ジッ
    パー嵌合溝に嵌合するジッパーでカバーされる部位に、
    該ガスケット本体の長さ方向に沿って金属製の防火板を
    配し、上記防火板を通じてその外面側からビスを挿し込
    んで前記取付手段と結合固定した支持部材に螺合するこ
    とにより、前記ガスケット本体を支持部材に固定し得る
    ようにするとともに、前記ジッパーを前記ジッパー嵌合
    溝に嵌合することにより前記防火板を被覆し得るように
    構成したジッパーガスケット。
  2. 【請求項2】 前記支持部材として、中央横板部の一端
    側に位置するフランジ部を他端側のそれより短くした変
    形のH型鋼であって、その短くしたフランジ部を連結部
    として用いるH型鋼を採用し、 前記取付手段を、上記連結部が嵌合可能なようにほぼT
    字状の連結溝に構成するとともに、該取付手段に、該連
    結部を嵌合状態に取り付け、その連結部の中央付近に前
    記ビスを螺合することとした請求項1のジッパーガスケ
    ット。
  3. 【請求項3】 前記支持部材として、板状部材を採用
    し、 前記取付手段を、上記板状部材が嵌合可能な板状空間を
    持った連結溝に構成するとともに、該取付手段に、該板
    状部材を嵌合状態に取り付け、その中央付近に前記ビス
    を螺合することとした請求項1のジッパーガスケット。
  4. 【請求項4】 前記支持部材として、組合せて角筒状と
    なる角筒主片と角筒従片とからなり、上記角筒主片は、
    側板部と、その後端から直角内側方向に延びる背板部
    と、該側板部の途中から直角内側方向に延びる中板部
    と、該側板部の前端から直角内側方向に延びる連結板部
    と、前記背板部の外端部から前記側板部と平行に延びる
    係止板部とで構成し、前記角筒従片は、側板部と、その
    途中から直角内側方向に延びる中板部と、該側板部の前
    端から直角内側方向に延びる連結板部とで構成し、前記
    角筒主片と前記角筒従片とを相互に横内向き対面状態に
    接合し、前者の係止板部と後者の側板部の下部とを重ね
    合わせて固定することにより対面状態の接合を固定する
    組合せ角筒部材を採用し、 前記取付手段を、前記ガスケット本体の裏面側の両側部
    に長さ方向に沿った取付溝に構成し、該取付手段である
    取付溝に、前記二つの連結板部を挿入嵌合させ、かつそ
    の角筒主片の中板部に前記ビスを螺合することとした請
    求項1のジッパーガスケット。
  5. 【請求項5】 前記ジッパー嵌合溝を、前記ガスケット
    本体の表面側中央に、長さ方向に沿って構成し、ジッパ
    ーによってカバーされる部位であるジッパー嵌合溝の底
    部に前記防火板を配することとした請求項1、2、3又
    は4のジッパーガスケット。
  6. 【請求項6】 前記ジッパー嵌合溝を、前記ガスケット
    本体の表面側の両側に平行に構成し、かつ該ガスケット
    本体の表面側の中央部に長さ方向に沿って接合用凹部を
    構成し、該接合用凹部に前記防火板を配することとした
    請求項1、2、3又は4のジッパーガスケット。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007107345A (ja) * 2005-10-17 2007-04-26 Nippon Tetsupan Kk 太陽光発電外囲構造
WO2012016036A3 (en) * 2010-07-29 2012-04-05 First Solar, Inc Apparatus facilitating mounting of solar panels to a rail assembly
WO2012065206A3 (de) * 2010-11-19 2012-08-16 Thomas Nocker Montagesystem und verfahren zur befestigung von solarmodulrahmen auf darunterliegende primärschienen
WO2013163888A1 (zh) * 2012-05-02 2013-11-07 Ou Jieren 一种玻璃装饰主体
CN111119389A (zh) * 2020-01-16 2020-05-08 安徽晶晨能源有限公司 一种光伏玻璃幕墙连接结构

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