JP2000202635A - 接触倣い型プラズマト―チ - Google Patents

接触倣い型プラズマト―チ

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JP2000202635A
JP2000202635A JP11000701A JP70199A JP2000202635A JP 2000202635 A JP2000202635 A JP 2000202635A JP 11000701 A JP11000701 A JP 11000701A JP 70199 A JP70199 A JP 70199A JP 2000202635 A JP2000202635 A JP 2000202635A
Authority
JP
Japan
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plasma torch
cylinder
contact
piston
cutting
Prior art date
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Pending
Application number
JP11000701A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Koshimizu
洋 古清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピアシング時と切断時とのスタンド・オフを
個別に設定できる接触倣い型プラズマトーチの提供。 【解決手段】 昇降位置決め自在のシリンダ支持体1を
設け、プラズマトーチ3を昇降位置決め自在のシリンダ
3を前記シリンダ支持体に対して上下動自在に設け、前
記シリンダの下方に被切断材W表面に接触追従する上下
位置調節自在の接触子17を設け、該接触子が接する被
切断材表面と前記プラズマトーチ先端との間の距離(ス
タンド・オフ)をピアシング加工時と切断加工時におい
て個別に設定可能に設けたことを特徴とする接触倣い型
プラズマトーチ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は接触倣い型プラズマ
トーチに関する。
【0002】
【従来の技術】プラズマ加工機による板材の切断開始方
法には、板材端面から切断を開始する端面スタート法と
板材の内側に切断開始穴をあけるピアシング・スタート
法とがある。
【0003】端面スタート法は、始めに板材端部でパイ
ロットアークを発生させた後、板材とノズル内部の電極
との間にプラズマアークを発生させてこの端部から切断
を開始する方法で、多くの切断加工は端面スタート法で
ある。しかし、例えばリング状の製品を作る場合には、
被切断材の内側に切断開始点をとるピアシング・スター
ト法を使用しなければならない。
【0004】従来の接触倣い型プラズマトーチにおいて
は、スタンド・オフ(被切断材表面からトーチ先端まで
の距離)の調整は可能であるが、ピアシング時も切断時
も同一のスタンド・オフであるため、切断加工を基準に
スタンド・オフを設定すれば良好なピアシング(穿孔)
ができず、またピアシングを基準にスタンド・オフを設
定すれば、良好な切断ができなくなるという問題がる。
さらに、ピアシング加工時のスタンド・オフは比較的小
さいので、ピアシング加工時に伴う溶融金属の吹き上げ
によって、ノズルが損傷するという問題もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の如き問
題を解決するために成されたものであり、本発明の課題
は、ピアシング時と切断時とのスタンド・オフを個別に
設定できる接触倣い型プラズマトーチを提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する手段
として請求項1に記載の接触倣い型プラズマトーチは、
昇降位置決め自在のシリンダ支持体を設け、プラズマト
ーチを昇降位置決め自在のシリンダを前記シリンダ支持
体に対して上下動自在に設け、前記シリンダの下方に被
切断材表面に接触追従する上下位置調節自在の接触子を
設け、該接触子が接する被切断材表面と前記プラズマト
ーチ先端との間の距離(スタンド・オフ)をピアシング
加工時と切断加工時において個別に設定可能に設けたこ
とを要旨とするものである。
【0007】請求項2に記載の接触倣い型プラズマトー
チは、昇降位置決め自在のシリンダ支持体を設け、該シ
リンダ支持体に該シリンダ支持体に対して上下動自在の
シリンダを設け、該シリンダのピストンに該ピストンと
ピストンロッドを貫通するプラズマトーチ取付穴を設
け、該取付穴にプラズマトーチを一体的に固定して設け
ると共に、該プラズマトーチの先端をシリンダから突出
させて被切断材表面近傍まで延伸させて設け、前記シリ
ンダの下方に被切断材表面に接触追従する上下調節自在
の接触子を設け、該接触子が接する被切断材表面と前記
プラズマトーチ先端との間の距離(スタンド・オフ)を
ピアシング加工時と切断加工時において個別に設定可能
に設けたことを要旨とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
によって説明する。
【0009】図1は本発明に係わる接触倣い型プラズマ
トーチの説明図である。図1に示す様に、被切断材Wの
上方空間に設けたシリンダ支持体1には、プラズマトー
チ3を昇降位置決めするための空圧または油圧作動のシ
リンダ5が設けてある。
【0010】上述のシリンダ支持体1には、前記シリン
ダ5の上部フランジ部5aがシリンダ支持体1に設けた
ガイドピン7に上下動自在に係合させてある。
【0011】なお、前記シリンダ支持体1は、プラズマ
加工機本体(図示省略)に設けた空圧シリンダの如きア
クチュエータ(図示省略)により上下動自在に設けてあ
る。
【0012】また、前記シリンダ5は、シリンダ支持体
1に設けた取付穴9を貫通して下方の被切断材側に延伸
させて設けてある。そして、シリンダ5の下端部のフラ
ンジ部5bに中空円筒形の接触子保持体11の上部フラ
ンジ13がボルトなどの締結部材15により同軸に取付
てある。
【0013】上述の接触子保持体11の内径は、上部と
下部とで異径に設けてあって、上部の内径は前記シリン
ダ5の内径より若干小径に設けてある。すなわち、この
接触子保持体11の上面部が前記シリンダ5の底部を形
成している。
【0014】上述の接触子保持体11の下端部の内径部
には、後述の接触子17のほぼ中央に立設した中空円筒
状の取付部19が高さ位置調整可能に嵌合すると同時に
止めねじ21などにより固定してある。
【0015】前述の接触子17には円盤状のベアリング
ホルダ22が設けてあり、このベアリングホルダ22の
中央部に設けたトーチ挿入穴23に前記中空円筒状の取
付部19が立設してある。また、ベアリングホルダ22
の周囲には全方位に回転自在の支持球体25を有する複
数のフリーベアリング27が被切断材料Wの表面に接触
する様に取付てある。
【0016】前記シリンダ5には、ピストンロッド29
を一体的に形成したピストン31が設けてあり、このピ
ストン31には、ピストン31とピストンロッド29を
貫通するプラズマトーチ取付穴33が設けてある。ピス
トンロッド29は、シリンダ5の上端部から外部に突出
させてあり、シリンダ5の上端部の摺動部は気密保持の
シール35が設けてある。
【0017】上述のピストン31のプラズマトーチ取付
穴33には、公知のプラズマトーチ3がピストン31と
一体的に移動する様に止めねじなどによって取付てあ
る。そして、ピストン31に取付たプラズマトーチ3
は、シリンダ5の上方からシリンダ5の底部の前記接触
子保持体11の内径部を通り、その先端部は接触子17
の中空円筒状の取付部19からベアリングホルダ22内
部の被切断材表面近傍まで延伸させてある。
【0018】また、前述のピストン31の下面とシリン
ダ5の底部(接触子保持体11の上面)の間には、スト
ッパリング37が挿入してあり、このストッパリング3
7の外周に設けた複数のスプリング取付穴39にはピス
トン31を常時上方に付勢するスプリング41が装着し
てある。
【0019】なお、ストッパリング37の内径はプラズ
マトーチ3が通過できる大きさに設けてある。
【0020】前述のピストン31のロッド側とシリンダ
5の間に形成されたピストン上室43には、圧力源45
に制御弁(図示省略)を介して連通した流路47から圧
力流体が給排自在に設けてある。
【0021】また、前述のシリンダ5の上部フランジ部
5aには、ピストンロッド29上端部に係合当接可能の
係合部49(実施例では円形ハンドル)を備えた上限調
節ねじ51が螺合させてある。また上限調節ねじ51を
固定するロックねじ53が設けてある。
【0022】上記構成において、切断加工を行う場合、
シリンダ5のピストン上室43へ圧力源からの加圧流体
を供給すれば、プラズマトーチ3はピストン31がスプ
リング41の付勢力に抗してストッパリング37に当接
する位置までピストン31と共に下降する。
【0023】この時、被切断材Wとプラズマトーチ3の
間の距離、すなわち、スタンド・オフが所定の距離にな
る様に、予め接触子17の取付部19と接触子保持体1
1との取付を調節してある。
【0024】ピアシング加工時には、ピストン上室43
を大気圧に開放すれば、ピストン31はスプリング41
の上方への付勢力によって、シリンダ5の上端まで上昇
する。したがって、ピアシング加工時に発生する溶融金
属の吹き上げから、プラズマトーチ3の先端のノズルを
遠ざけることができる。
【0025】なお、ピストン31の上昇限は、上限調節
ねじ51を回して係合部49(実施例では円形ハンド
ル)の高さを上下させて、ピストン31のストローク長
さGを変更することにより、プラズマトーチ3の上限位
置を適当なものにすることができる。
【0026】
【発明の効果】請求項1または請求項2の発明によれ
ば、プラズマ切断機の接触倣い型プラズマトーチにおい
て、ピアシング時と切断時とのスタンド・オフを個別
に、かつ、容易に設定することができるので、ピアシン
グ加工または切断加工に適したそれぞれのスタンド・オ
フによる加工ができる。
【0027】また、ピアシング時にプラズマトーチを被
切断材の上方に待避させることができるので、ピアシン
グ加工時に伴う溶融金属の吹き上げからプラズマトーチ
のノズルの損傷を低減する効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる接触倣い型プラズマトーチの説
明図。
【符号の説明】
1 シリンダ支持体 3 プラズマトーチ 5 シリンダ 7 ガイドピン 9 取付穴 11 接触子保持体 13 上部フランジ 15 締結部材 17 接触子 19 取付部 21 止めねじ 22 ベアリングホルダ 23 トーチ挿入穴 25 支持球体 27 フリーベアリング 29 ピストンロッド 31 ピストン 33 プラズマトーチ取付穴 35 シール 37 ストッパリング 39 スプリング取付穴 41 スプリング 43 ピストン上室 45 圧力源 47 流路 49 係合部 51 上限調節ねじ 53 ロックねじ W 被切断材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降位置決め自在のシリンダ支持体を設
    け、プラズマトーチを昇降位置決め自在のシリンダを前
    記シリンダ支持体に対して上下動自在に設け、前記シリ
    ンダの下方に被切断材表面に接触追従する上下位置調節
    自在の接触子を設け、該接触子が接する被切断材表面と
    前記プラズマトーチ先端との間の距離(スタンド・オ
    フ)をピアシング加工時と切断加工時において個別に設
    定可能に設けたことを特徴とする接触倣い型プラズマト
    ーチ。
  2. 【請求項2】 昇降位置決め自在のシリンダ支持体を設
    け、該シリンダ支持体に該シリンダ支持体に対して上下
    動自在のシリンダを設け、該シリンダのピストンに該ピ
    ストンとピストンロッドを貫通するプラズマトーチ取付
    穴を設け、該取付穴にプラズマトーチを一体的に固定し
    て設けると共に、該プラズマトーチの先端をシリンダか
    ら突出させて被切断材表面近傍まで延伸させて設け、前
    記シリンダの下方に被切断材表面に接触追従する上下調
    節自在の接触子を設け、該接触子が接する被切断材表面
    と前記プラズマトーチ先端との間の距離(スタンド・オ
    フ)をピアシング加工時と切断加工時において個別に設
    定可能に設けたことを特徴とする接触倣い型プラズマト
    ーチ。
JP11000701A 1999-01-05 1999-01-05 接触倣い型プラズマト―チ Pending JP2000202635A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100906439B1 (ko) 2007-08-10 2009-07-09 웰텍 주식회사 용접 토치 회전 구조를 갖는 강관티그(tig)자동용접장치

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KR100906439B1 (ko) 2007-08-10 2009-07-09 웰텍 주식회사 용접 토치 회전 구조를 갖는 강관티그(tig)자동용접장치

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