JP2000201362A - 体積3dイメ―ジを表示するための改良された方法及び装置 - Google Patents

体積3dイメ―ジを表示するための改良された方法及び装置

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    • H04N13/30Image reproducers
    • H04N13/398Synchronisation thereof; Control thereof

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラー付きの体積3Dイメージの表示、及び
3Dイメージとバリアフリーのインタラクションを改善
する。 【解決手段】 生の3Dデータセットを、最初、分散し
た点、曲線及び表面の集合の形式の幾何学的記述及び対
応するカラー記述を有する可視データに処理する。1つ
のカラー組合わせ方法を用いて、各々が点の集合及び異
なるカラー周波数である3つのデータ・サブセットに可
視データを処理する。異なるカラー周波数の各パターン
から成る1組の別個のイメージ・パターンをカラー表示
システムに3つのデータ・サブセットの内容に従って表
示する。最後に、カラーの体積3Dイメージを形成する
ため1組の別個のイメージ・パターンを再び組み合わせ
て、体積表示装置に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的にカラー付
きの体積3Dイメージの表示、及び3Dイメージとバリ
アフリーのインタラクションのための改良された方法及
び装置に関する。
【0002】本発明は、1998年5月19日付けで発
行された米国特許No.5,754,147及び199
6年8月23日付けで出願された米国特許出願No.0
8/702,047に関連する。
【0003】
【従来の技術】体積3Dディスプレイは、3Dイメージ
を実3D空間に表示する。体積イメージの中の各「ボク
セル」は、想定されるあるべき空間的位置に実際にかつ
物理的に位置し、そして光線は、その位置から全方向に
向けて直接走行して、実イメージをビューアの眼に形成
する。その結果、体積デスプレイは、生理学的及び心理
学的な双方の深度キュー(depth cues)にお
いて全ての主要な要素を持ち、かつ特別の眼鏡を必要と
せずに多数のビューアによる360度の歩き回りビュー
イング(walk−around viewing)を
可能にする。
【0004】スキャニング(走査型)・レーザをイメー
ジ・ソースとして用いる2つの主要なタイプの体積デス
プレイがこれまであった。第1のタイプは、スキャニン
グ・レーザ点を運動する表示スクリーン上に直接投影し
て、イメージを形成する(文献:Garcia,Gar
cia及びWilliams,Batchko,Las
her他,Belfatto)。第2のタイプは、2段
励起の原理に基づいており(文献:Korevaar,
Downing他)、それはイメージを生成するため2
つのレーザ・ビームの交差点を用いてフォトルミネセン
ス媒体を励起する。フォトルミネセンス媒体の2段励起
に基づく別のアプローチでは、2つのマトリックスの平
行ビームを用いて、多くの交差点をボリュームの中に与
える(文献:Thompson)。カラー・イメージを
表示するのに対して、スキャニング・レーザの直接投影
の主要な欠点は、ボクセルの数が制限されることであ
る。レーザ投影ボリューム・ディスプレイの現状技術
は、ボリューム当たり20,000〜40,000ボク
セルであることを報告しており(文献:Lasher
他)、それはワイヤフレーム・イメージを表示するには
良好であるが、複雑なカラー・イメージを示すには十分
ではない。固体物質を用いる2段励起の場合(文献:D
owning他)、その欠点は、3原色のための3つの
異なる物質が必要となることである。気体物質を用いる
2段励起の場合、主要な問題は、用いられる典型的な気
体が毒性があるので安全性である。
【0005】別のアプローチは、イメージを生成するた
め電子ビーム及び蛍光体を用いる。これもまた2つのタ
イプのシステムがあり、1つは静止源から放出された電
子ビームを受け取るため蛍光体でコートされた運動する
スクリーンを用いるものであり、(文献:Blunde
ll)、もう1つは燐光性気体の2段励起に基づくもの
である(文献:Rowe)。回転型スクリーンのアプロ
ーチでは、一定に回転しているスクリーン上の異なるカ
ラーの蛍光体に対して電子ビームを正確に位置合わせす
ることが必要となろう。電子ビームによる2段励起のア
プローチについては、カラー・イメージを表示すること
が難しいであろう。
【0006】体積デスプレイの別のアプローチは、回転
するLED(発光ダイオード)パネルを用いる(文献:
Berlin)。光ファイバがまたLEDを交換するた
め用いられてきた(文献:MacFarlane)。こ
のアプローチの主要な問題は、マトリックスの光源の組
み立ての複雑さにある。
【0007】体積デスプレイの更に別の範疇のものは、
レーザ又は電子ビームの「点スキャニング」の代わりに
「全体フレーム表示」を用いている。1つのアプローチ
は、電気的に切り換え可能な液晶表示層の積み重ねを用
いている(文献:Hattori,Sadovini
k)。別のアプローチは、ピエゾベースの高速焦点レン
ズを用いて、イメージ・フレームをPDLCスクリーン
の積み重ねに投影している(文献:Paek)。双方の
アプローチは、積み重ね内のLCDパネル又はスクリー
ンの数が物理的に制限されるので分解能が制限されてい
た。更に別のアプローチは、平行光ビームから成るイメ
ージを運動するスクリーンに直接投影する(文献:Th
ompson)。光学的インタフェース機構を用いる異
なるアプローチは静止投影装置上に生成された全体フレ
ーム・イメージを運動するスクリーン(回転又は往復運
動)上へスムーズに送るが、このアプローチは、通常の
2D投影光学機器を用いて体積3Dイメージを生成する
のを可能にし、従って平行イメージ・ビームの要件を取
り除く(文献:Tsao他,Tsao)。
【0008】カラー3D体積イメージを表示するため、
「全体フレーム表示」に基づくアプローチ、特に光学的
インタフェース機構を用いるアプローチは、高ボクセル
数の利点を持ち、2Dディスプレイ用に用いられる多く
の技術を適用することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、このアプロー
チに基づいて、本発明は、カラー体積(volumet
ric)3Dイメージを表示するための新規で改良され
た方法及びシステムを提供する。本発明はまた、ユーザ
と体積表示システムとの間のインタラクションを改善す
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、一般的に、カ
ラー又はグレイ・スケールを有する体積3Dイメージを
表示するための新規で改良された方法及び装置に関す
る。基本概念は、次の4つのステップを含む。即ち、 1. 1組の生の3Dデータを可視データに処理する。
この可視データは、分散した点、曲線及び表面の集合
(collection)の形式である幾何学的記述、
及び対応するカラー記述を含む。
【0011】2. 可視データを1組の表示可能なデー
タに処理する。4つのカラー組合わせ方法の1つを用い
て、可視データを、各々が点の集合及び異なるカラー周
波数である3つのデータ・サブセットに処理し、それら
は後に空間において組み合わされ、カラー付きの体積イ
メージを形成することができる。4つのカラー組合わせ
方法は次の4つである。即ち、(1)正確な組合わせ:
1つのボクセルの中の全ての原色は、同じ位置に同じ体
積掃引(volume sweep)において現れる。
(2)空間的組合わせ:1つのボクセルのための原色
は、僅かに異なる位置にであるが同じ体積掃引において
現れる。(3)時間的組合わせ:1つのボクセルのため
の原色は同じ位置にではあるが異なる体積掃引において
現れる。(4)空間的−時間的組合わせ:(1)及び
(2)の組合わせである。
【0012】3. 1組の別個のイメージ・パターンを
発生しかつカラー表示システム上に表示する。異なるカ
ラー周波数の各パターンから成る1組の別個のイメージ
・パターンが、カラー表示システム上に表示可能なデー
タの内容に従って発生される。
【0013】4. 1組の別個のイメージ・パターンを
再び組み合わせかつ体積表示システム上に表示する。最
後のステップで、複数の組の別個のイメージ・パターン
は、再び組み合わされかつ体積表示装置上に表示され
て、カラー・体積3Dイメージを形成する。
【0014】本発明はまた、体積デスプレイの中のイメ
ージをユーザの空間に投影するため凹型ミラーを用いる
ことにより、そして仮想操作装置がユーザの動きを体積
表示空間の中に延長する方法を用いることにより、ユー
ザと体積デスプレイの中のイメージとの間のインタラク
ションを改善する。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明は、添付の図面の援助によ
り詳細に記述され得る。
【0016】本発明の基本概念は、次の4つのステップ
を含む。即ち、 1. 1組の生の3Dデータを可視データに処理する。
【0017】2. 可視データを表示可能なデータに処
理する。 3. 1組の別個のイメージ・パターンを発生しかつカ
ラー表示システム上に表示する。
【0018】4. 1組の別個のイメージ・パターンを
再び組合わせかつ体積表示システム上に表示する。
【0019】我々の実験的観察に基づくと、ビューアが
3Dの実空間においてかれらの空間的分布、即ち、分散
した点、曲線(直線を含む)及び表面(平面を含む)を
明瞭に知覚することができる3つの基本的な幾何学的形
式が存在する。
【0020】例えば、X線CT(コンピュータ化された
断層撮影)3Dデータは密集した状態で離間している点
の集合である場合があり、各データ点は、組織の密度を
表しかつ輝度又はグレイ・スケールの尺度に変換され得
る異なる値の減衰係数を表す。データ・セットの中の全
ての点が3D実空間に表示される場合、ビューアは密度
(又は輝度)分布を知覚することは難しいであろう。そ
れは、丁度、たとえ水の中の泥の濃度が場所場所により
変わっても人が泥水のタンクを通して見ることができな
いように、組織表面に近接した点が内部の点を阻止する
からである。
【0021】従って、第1のステップで、生の3Dデー
タは、3つの基本的な幾何学的形式の組合わせのデータ
形式、ここでは可視データと呼ばれるデータ形式に変換
されねばならない。なお、これらの基本的な幾何学的形
式は情景(scene)を阻止しかつ混乱させる問題を
持たないものである。一般的に、可視データは、その形
状を定義することができる幾何学的記述、及びその種々
の部分のカラー(色)を定義することができるカラー記
述を有する。幾何学的記述は、分散した点、曲線及び表
面の集合の形式である。
【0022】従って、X線CTデータの例に戻って、元
のデータは1組の境界表面により表すことができ、各境
界表面は密度のような異なる特性の領域を分離する。異
なる組織は通常医療の像形成データにおいて異なる値の
減衰係数を与えるので、従って異なる組織の境界は元の
データから見い出すことができる。減衰係数が突然の境
界なしに変化する場合、輪郭境界、即ち同じ範囲の減衰
係数を有する領域の境界は定義されることができる。図
1の(A)は、人間の頭部データが3層の境界表面、即
ち、頭骨110、脳120及び内部の有害組織130に
より表される例による概念を図示する。更に、図1の
(D)において参照番号160及び170で示されるよ
うに、分散した点が、内部の特性を示すため、境界表面
により囲まれる空間の中に加えられることができる。
【0023】3D医療データ及び多くの他のタイプの3
Dデータを視る際に、セクション(断面イメージ)が非
常に有効である。セクションは、平面のデータであり、
従って可視データである。更に、境界表面又はセクショ
ンが十分に示されることができ又は選択的に示されるこ
とができることに注目すべきである。それらが十分に示
されるとき、セクションは、ビットマップ・イメージが
3D実空間の中に位置することを除いて丁度ビットマッ
プ・イメージのように密度の高い点により示される。セ
クションが選択的に示されるとき、セクションは分散し
た点又は曲線により示される。例えば、図1の(B)
は、人間の頭部のセクション140が頭部100の境界
表面表示に重ね合わされている概念を図示する。セクシ
ョンが十分に示され、それにより、曲線145により囲
まれているビットマップ範囲142は脳の組織を表し、
同様に、曲線146により囲まれているビットマップ範
囲143は有害組織を表す。曲線144、145及び1
46は、境界表面110、120及び130それぞれの
断面である。代わりに、セクションは、図1の(C)の
参照番号140において示されるように、それらの曲線
によってのみ示されることもできる。
【0024】機械組立体の場合のように、3Dデータが
固体の対象物でありかつその固体の内部に関心がない場
合には、境界表面は、その固体を表すのに十分である。
図1の(E)は、3つの側面が3つの平面101−10
3により表され(他の3つの側面は図示されいない)、
各平面がビット・マップとして十分に示されている立方
体を図示する。追加のデータはその内部において必要と
されない。代わりに、立方体は、平面、例えば101が
4つのライン104−107により表されている図1の
(F)に示されるように、ワイヤフレーム(ライン)に
より表すこともできる。
【0025】第2のステップにおいて、可視データは別
個のデータ・サブセットに処理され、その別個のデータ
・サブセットは後に空間において組み合わされ、カラー
付きの体積イメージを形成する。各データ・サブセット
は、点の集合から成り、異なるカラー周波数を有する。
これらの別個のサブセットが実空間において組み合わさ
れるとき、それらは可視データにより定義されるように
幾何学的形状及びカラーを有するイメージを形成する。
この新しい組のデータは、カラー表示装置が表示するの
に適するが、可視データ自身は適していない。この新し
いデータ・セットは、これにより表示可能データと呼ば
れる。
【0026】表示可能データの形態、即ち、点が適切な
位置で異なるカラー周波数に割り当てられる仕方は、カ
ラー・イメージを生成するため用いられるカラーの組合
わせ方法に依存する。説明の便宜のため、固体の対象物
の例示的表示可能データが図2に図示されている。十分
に示された境界表面210は、ディスプレイ・ボリュー
ム(volume)の中の対象物を表す。その表面22
0の部分は、表面の点の位置と共に図示され、それはま
た、例えば221でカラー情報を担持する。平面201
は、体積掃引中のある瞬間に1つの投影されたフレーム
の位置を表し、そしてあの平面202での断面の小部分
は、可視データ203の一部の点を示すため拡大され、
そこにおいて4つの白い正方形222−225は対象物
210の境界表面上の4つの選択された点を表す。
【0027】4つの基本的なカラー組合わせ方法が存在
する。第1は、「正確な組合わせ」であり、それは1つ
のボクセルの中の全ての原色を同じ体積掃引の中の同じ
位置に現れさせる。図3に図示されているように、可視
データ210は表示可能データに処理される。その表示
可能データは3つのサブセットのデータ320R、32
0G及び320Bを含み、その各々は異なる原色、例え
ばR(赤)、G(緑)又はB(青)である。各データ
点、例えばサブセットの中の325R、325G及び3
25Bは、可視データ、例えば225におけるように同
じ対応位置に位置する。その結果、3つのサブセット
は、組み合わされて、可視データ210において定義さ
れるように同じ幾何学的形状及びカラーへ310になる
ことができる。
【0028】「正確なカラー組合わせ」は経済的に望ま
しくない場合がある。カラー組合わせの第2の方法は
「時間的組合わせ」であり、それは1つのボクセルのた
めの原色を同じ位置であるが異なる体積掃引において現
れさせる。我々の実験的観察に基づいて、10−15H
zのボリューム・リフレッシュ速度は、一般的に良好な
体積3Dイメージを与えることができる。従って、ボリ
ューム・リフレッシュ速度が例えば30−45Hzに増
大される場合、各々が異なる原色を担持する3つのデー
タ・サブセットは、組み合わされたカラー・イメージを
提示するよう連続的に表示されることができる。図4に
図示されるように、可視データ210は表示可能データ
に処理される。その表示可能データは、3つのサブセッ
トのデータ420R、420G及び420Gを含み、そ
の各々は、異なる原色であり、そして異なるしかし連続
したボリュームに示される。サブセットの中の各データ
点、例えば425R、425G及び425Bは、可視デ
ータ、例えば225におけるように同じ対応位置に位置
する。その結果、3つのサブセットは、再び組み合わさ
れて、可視データ210において定義されるように同じ
幾何学的形状及びカラーへ410になることができる。
【0029】第3のカラー組合わせ方法は「空間的組合
わせ」であり、それは1つのボクセルのための各原色を
僅かに異なる位置にあるがしかし同じ体積掃引において
現れさせる。図5に図示されるように、可視データ21
0の中の各データ点、例えば225は、異なる原色の3
つの僅かにオフセットされたサブ点、例えば525R、
525G及び525Bに処理される。3つの近接して離
間したサブ点は、元のデータ点に対応するカラーを有す
る1つの点として見える。組合わせにおいて、可視デー
タの幾何学的形状及びカラーは510で再び生成される
ことができる。
【0030】これは、多くの2D表示において用いられ
ている「カラー・トライアッド」技術に似ていて、それ
は3つのサブピクセルの異なる原色を用いて1つのピク
セルを形成する。しかしながら、2D表示においては、
1つのピクセルのためのサブピクセルの数はそれらのサ
イズにより制限される。体積3D表示においては、より
多くのサブボクセルを置いてより多くのカラー・レベル
を生成するための追加のスペースが存在する。3D対象
物の体積イメージは大部分境界表面から成ることが指摘
されてきた。従って、各々が異なる原色であるが類似の
形状である多数のサブ表面を密接に積み上げることによ
り、全ての個々の表面の色の混合を有する統合化された
表面を生成することができる。図6に図示されるよう
に、可視データの中の表面220は、各々が異なる原色
である3つのサブ表面620R、620G及び620B
に処理される。それら3つのサブ表面は密接に積み上げ
られる。統合化された表面620の部分の拡大図603
に図示されるように、例えば、カラーの青620B−
1、620B−2及び620B−3を有する点はサブ表
面620Bの部分を形成する。表面620R及び620
Gの場合も同様である。3つのサブ表面の色の混合は、
元のデータのカラーを再び生成する。例えば、点620
R−1(赤)、620G−1(緑)及び620B−1
(青)の組合わせは、元のデータにおける対応する点2
25のカラーとして、白のように見える。ビューアの視
線は表面620を視たときほとんどxy平面に平行であ
り、従ってほとんど矢印601により示されるように、
サブ表面に対してほとんど垂直であることに注目すべき
である。その結果、表面に対して垂直の方向にある表面
の「厚さ」の増大は、表面に対して平行の方向において
測定される空間的分解能の損失に変換されない。従っ
て、各サブ表面は、空間的分解能に影響を及ぼすことな
く幾つかの点の「厚さ」を持つことができる。より多く
の点は、カラーのより多くのレベルを結果として生じ
る。こうして、「カラー・サブ表面」の方法は、「カラ
ー・トライアッド」方法より体積3Dイメージのためよ
り多くのカラーを生成することができる。
【0031】第4のカラー組合わせ方法は「空間的−時
間的組合わせ」であり、それは空間的と時間的との両方
の色混合を適用する方法である。
【0032】本発明の第3のステップにおいて、各々が
異なる原色である1組の別個のイメージ・パターンが、
表示可能なデータに従って発生されかつカラー表示シス
テム、好適には投影システム上に表示される。
【0033】カラー投影システムにとって理想的なイメ
ージ・ソースは表示パネルであり、そのピクセルの各々
は異なるカラーを表示することが可能である。そのよう
な「カラー−ピクセル・パネル」を用いることにより
「正確な組合わせ」のカラーを有する体積イメージを容
易に発生することができる。原理的には、放出され、反
射され、又は送られる光の周波数を変える又は選択する
ため、好適には電気により、同調することができるいず
れの光の発光、反射又は送出デバイスが、「カラー−ピ
クセル・パネル」を作るため微細製作されかつ統合化さ
れることができる。1つの典型的な例は、FLC(強誘
電性液晶)から作られた高速切換え可能なカラー・フィ
ルタであり、それは印加される電圧の組合わせを変える
ことにより光の選択された周波数スペクトルをフィルタ
リングすることができる(文献:Displaytec
h)。従って、「カラー−ピクセル・パネル」は、各ピ
クセルが切換え可能なカラー・フィルタとして独立に作
用するように作ることができる。図7は、カラー・イメ
ージ投影システムの第1の好適な実施形態を図示する。
独立に制御されるFLC切換え可能カラー・フィルタ7
11のマトリックスから成る「カラー−ピクセル・パネ
ル」710が、イメージ・ソースとして用いられてい
る。集光レンズ720は、白色光をランプ730から集
め、カラー表示パネルを照射する。投影レンズ740
は、カラー表示パネル上に表示されるイメージを投影す
る。更に多くのカラー・レベルを生成するため、2以上
の「カラー−ピクセル・パネル」を用いることができ
る。投影されたイメージは、より多くのカラー・レベル
に重ね合わせることができる。
【0034】より共通には、表示パネルはモノクローム
であり、それはカラー・イメージを生成するためカラー
照射を必要とする。図8は、カラー・イメージ投影シス
テムの第2の好適な実施形態を図示し、それは、3つの
モノクローム表示パネル810R、810G及び810
Bをイメージ・ソースとして用いる。3原色の光ビーム
831R−Bが、3つのパネルのそれぞれを集光レンズ
720を通して照射する。ここに示す表示パネルは反射
型パネルであるので、TIR(合計内部反射)プリズム
850を用いて、パネル上のイメージを投影レンズ74
0へ送る。液晶パネルを用いる場合、偏光子が通常必要
とされ、それは図8に示されていない。表示パネルが透
過型である場合、光学的セットアップ部は図7に類似の
形式を取ることになる。1つの白色光源を1組の二色性
カラー・フィルタと共に用いることにより、カラー照射
831R−Bを発生させることができる。なお、1組の
二色性カラー・フィルタは光学エンジニアリングにおい
ては通常の実行である。イメージを3つのパネル上に再
び組み合わせるため、類似の二色性フィルタ装置を用い
ることができ、それは赤の反射器860A、青の反射器
860B及びミラー860Mを含む。各表示パネルから
出力の青反射器860BまでのOPL(光学的経路長)
は等しく保たれるべきで、それにより3つの別個のイメ
ージ・パターンを適正に再び組み合わせることができ
る。
【0035】カラー投影システムの第3の好適な実施形
態は、切換え可能なカラー照射システムを有する1つの
モノクローム表示パネルを用いる。図9の(A)に示さ
れるように、モノクローム表示パネル810は、切換え
可能なカラー・フィルタ910が光ビーム831の色を
切り換えるため用いられることを除いて、図8における
それと類似の投影光学機器の中にある。カラー・フィル
タの切換えは、表示パネルと同期化され、それにより各
原色は、同じ原色に対応するイメージ・パターンが表示
されるとき、パネルを照射する。カラーの各切換えはま
た、全てのボリューム・リフレッシングに同期化されて
いる。こうして、カラー・体積イメージは、「時間的組
合わせ」方法により表示されることができる。代替のカ
ラー切換え機構は、図9の(B)に示されるように、回
転型カラー・ホイール920である。
【0036】カラー投影システムの第4の好適な実施形
態は、カラー・トライアッドを有する表示パネルをイメ
ージ・ソースとして用いる。図10に示されるように、
表示パネル1010は、そのパネルの拡大図1011に
図示されるように、3原色のピクセルのモザイクを有す
る。勿論種々の形式のカラー・トライアッド構成があり
得る。この場合の投影光学装置は、再び図8におけるそ
れと似ている。より多くのレベルを得るため、3つのカ
ラー・トライアッド・パネルを用いることができ、そし
てそれらのイメージ・パターンを重ね合わせることがで
きる。
【0037】第5の好適な実施形態、即ち代替のカラー
・トライアッドのアプローチは、モノクローム表示パネ
ル、及びカラー・トライアッド・コーティングを有する
投影スクリーンを用いることである。図11に示される
ように、体積表示装置の投影スクリーン1050は、半
透明で拡散性の中央材料1052をサンドウィッチした
カラー・トライアッド形態(図示のようにストライプ
状)の2つのカラー・フィルタ・フィルム又はコーティ
ングから成る。モノクローム表示パネルからスクリーン
上へ投影されるイメージ・パターン1060は、白色光
の点である。赤のストライプ上へ投影された点1060
Rは赤の点として現れ、そして青又は緑のストライプ上
へ投影された点1060B及び1060Gは青又は緑の
点として現れる。代替として、スクリーン上のカラー・
トライアッドはまた、透明なベース層上にコーティング
された又は印刷された、3つの異なるカラーを有する拡
散性材料から作ることができる。
【0038】カラー投影システムの第6の好適な実施形
態は、カラー・トライアッドを有する3つの表示パネル
で切換え可能なカラー照射システムと一緒のものをイメ
ージ・ソースとして用いる。図12の(A)に示されよ
うに、このシステムは、切換え可能なカラー・フィルタ
910A−910Cを用いて表示パネルに対する照射の
色を制御する点を除いて、各々が本質的に図10の実施
形態である3つのサブシステム1100A−1100C
の組立体である。3つのサブシステムの投影されたイメ
ージは、ある距離1190において一致して、重ね合わ
されたフレーム・イメージを生成する。
【0039】全体フレーム投影に基づくボリューム・デ
ィスプレイのため、イメージ・パネルのフレーム速度
は、ボリュームをスイープする方向におけるイメージ分
解能を決定する。図12の(A)の実施形態は、この限
界より高い分解能(ボリュームをスイープする方向にお
いて)を有してカラー・イメージを生成することができ
る。動作概念を以下に説明する。カラー・トライアッド
表示パネル1010上に表示されたイメージ・パターン
の任意の1つのフレームは、3つのサブフレーム、即ち
赤パターン、緑パターン及び青パターンを含む。切換え
可能なカラー照射システムを用いて、これらの3つのサ
ブフレームを別々にかつ独立して投影することができ
る。例えば、典型的な切換え可能カラーFLCカラー・
フィルタは、およそ100マイクロ秒の切換え遷移時間
(10kHz)を有する。典型的なFLC表示パネル
は、およそ3kHzのフレーム速度(3000フレーム
/秒)を有する(文献:Diplaytech)。従っ
て、切換え可能なカラー・フィルタは、FLC表示パネ
ルの1フレームの時間内に1R−G−Bサイクルをラン
することができる。3つのこのようなサブシステム11
00A−1100Cを用い、かつこれら3つのサブシス
テムから投影された各サブフレームを、いずれの瞬間に
おいても、重ね合わされたイメージ・フレームが3つの
サブフレームを含むように重ね合わせることにより、各
々が異なる表示パネルからでかつ異なる原色であるカラ
ー・体積イメージであって表示パネルのフレーム速度に
より制限された分解能より3倍高い分解能(即ち、1ボ
リューム当たりの合計サブフレーム数)を有する前記カ
ラー・体積イメージを生成することができる。典型的な
投影シークエンスは次の通りである。
【0040】
【表1】
【0041】従って、各表示パネル上に表示された各フ
レームの内容は、上記の投影シークエンスに従って設計
(又はプログラム)されるべきあり、それによりパネル
1−3からのR、G及びBのサブフレームの重ね合わせ
は所望のカラー・サブフレームf1,f2…を生成する
ことができる。
【0042】カラー照射を切り換える代替方法は、カラ
ー・ホイールを用いるものである。図12の(B)に示
されるように、光ビームはレンズ1120により収束さ
れ、そのため光ビームはカラー・ホイール1110の最
小の直径1130を通る。カラー・ホイールは、図12
の(C)に示されるように多数の小さいカラー・フィル
タのストライプを規則的に含む。3つの光源からの焦点
合わせされた光ビーム1130A−1130Cは、各ビ
ームが任意の瞬間に異なるカラーのストライプによりフ
ィルタリングされるように位置決めされている。
【0043】一般に、この「サブフレーム方法」を用い
て、1ボリューム当たりより高いフレーム数を有してカ
ラー・イメージを生成する。しかしながら、この方法
は、カラー・イメージの生成に制限されない。必要なら
ば、スクリーンの運動の方向において更に一層高い分解
能を生じるため4以上のカラー・フィルタ・システムを
用いることにより、フレームの4以上の細分割を行うこ
とができる。この方法はまた、カラー・トライアッドの
表示パネルに制限されない。多重カラー・パターンの可
能ないずれの表示パネルも適用することができ、それ
は、カラー投影システムの第1の実施形態において説明
したカラー−ピクセル・ディスプレイ、並びにフィルム
・ベースのディスプレイを含む。
【0044】再び、図12の(A)のシステムに対する
代替システムは、カラー・トライアッドの3つの表示パ
ネル1010をモノクローム表示パネルと置換しかつカ
ラー・トライアッドを投影スクリーン上に配置するもの
である。
【0045】表示パネルを駆動する好適な方法は「ベク
トル駆動」方法である。イメージ投影装置は満足な体積
3Dイメージを生成するため高いフレーム速度を有する
必要があることが従来技術において指摘されていた(文
献:Tsao他、Tsao)。これはまた、イメージ・
データが表示パネルに高速度でアップロードされねばな
らないことを意味する。カラー表示にとって、この速度
要件は、ここでカラーの追加のデータが存在するので、
一層高くなり得る。現在の2D表示のためにほとんど採
用されている駆動方法は「ラスタリング」であり、それ
は内容が何であれ表示パネルの全てのピクセルを更新す
る。本発明においては、3D表示可能データは基本的に
境界表面、曲線及び散在した点の形式であるので、表示
パネルにアップロードされるべきイメージ・データ・フ
レームは、図13の1205に図示されるように、大部
分散在した点及び曲線の形式であることを分かることが
できる。即ち、表示パネルの有意の部分は黒であり、境
界曲線上のそれらのデータ点のみが実効的なデータであ
る。従って、イメージ・データ記憶装置(フレーム・バ
ッファ)のフォーマット及びピクセルのアドレス方法が
「ラスタ」形式に代わりに「ベクトル」形式に変えられ
た場合、メモリ・バッファ・サイズ、及びイメージ・ド
ライバのためのイメージ・データ転送速度についての要
件は、著しく低減されることができる。図13はこの概
念を図示する。ベクトル駆動方法の下では、フレーム・
バッファ1210は、ディスプレイのピクセル数に等し
い全マトリックスのデータ・エントリをもはや記憶しな
い。代わりに、有効なピクセルのみ(非黒ピクセル)の
アドレス及びデータ値(例えばグレイ・スケール数)を
含むより小さいデータ・アレイが記憶される(121
1)。フレームを表示するとき、イメージ・ドライバ回
路のCPU1220は、アレイの中の各データ値をその
対応するアドレス、即ち対応するピクセルに割り当て
る。これは、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)を
アドレスする方法に似ている。多くの現在の2D表示デ
バイスは、実際にはDRAM又はSRAM VLSI構
造に基づいており、従ってこのベクトル方法により駆動
されることができる。
【0046】本発明の第4のステップにおいては、複数
の組の別個のイメージ・パターンは、再び組合わせさ
れ、そして体積表示装置上に投影されて、最終の体積3
Dカラー・イメージを表示する。文献:Tsao他、及
びTsaoに開示された体積表示システムを本発明のた
め用いることができ、それは、静止投影装置上に表示さ
れた全体フレーム・イメージを運動しているスクリーン
(回転しているか往復運動しているかのいずれか)上へ
配送するため光学的インタフェース機構を用いる。
【0047】図14に図示されているように、回転型ス
クリーン・システムのうちの一つは、3つの主要部分、
即ち、回転するスクリーン・ユニット1330、高フレ
ーム速度イメージ投影システム1310及び光学的イン
タフェース機構1320を特徴とする。光学的インタフ
ェース機構1320は、イメージ・プロジェクタから投
影された光学的イメージを表示用スクリーン上へ中継す
るが、一方スクリーンが回転するとき、投影されたイメ
ージのサイズ、向き及び焦点を不変に保つ。好適な光学
的インタフェース機構は、スクリーンの半分の速度で回
転する光学的イメージ回転装置である。文献:Tsao
他及び文献:Tsao及びChenに開示された好適な
インタフェース機構の外に、用いることができる他の幾
つかのイメージ回転装置が存在し、それらはドーブ・プ
リズム(又はKミラー)及びピーチャン(Pecha
n)・プリズムのようなイメージを回転させるプリズム
を含む。しかしながら、これらのプリズムは内部の長い
光学的経路長を有し、それは影光学機器にとって有利で
はない。1つの好適な光学的インタフェース機構は90
°反射器に基づくものであり、それはイメージをフリッ
プ(flip)することができ、従ってイメージ回転装
置として用いることができる。図15に図示されている
ように。反射器1410は、回転軸に沿って到来する光
ビームを受け取り、そしてそれを90°反射器1420
に送り、その90°反射器1420は、イメージをフリ
ップし、反射器1430及び1440は、そのビームを
回転軸1301へ戻す。反射器組立体全体が回転するに
つれ、出力イメージは反射器組立体の速度の2倍の速度
で回転することになる。好適なシステムにおいては、対
称に構成された2組の4反射器セットアップ部から成る
形態が用いられている。この構成は、反射器のサイズを
低減し、オフ軸の光学的経路長を短くする。プリズムの
代わりに前表面ミラーが、重さを低減するため用いられ
る。
【0048】別の好適な光学的インタフェース機構は、
図16に示されるように、異なるセットアップ部内の5
つのミラーから成る。5ミラー・システムはイメージを
反転し、それによりその機構全体が回転するにつれ、投
影されたイメージ・フレームは2倍の速度で回転する。
このシステムはまた、対称的に配置された2つの5ミラ
ー・システムから成る10反射器組立体の中に作られ、
反射器のサイズを低減しかつオフ軸の光学的経路長を短
くすることができる。
【0049】更に別の好適な光学的インタフェース機構
は、図17に示されるように、2対の円筒形の投影レン
ズであってそれらのパワー子午線セット(power
meridians set)を直交方向に有する前記
2対の円筒形投影レンズから成る。レンズの度が選択さ
れ、それにより、投影されたイメージがレンズ1610
及び1620によりx方向において反転され、そしてレ
ンズ1630及び1640によりy方向において正立さ
れ、しかしイメージ位置及び倍率は同じである。これ
は、円筒形レンズがパワー子午線の方向のみに働くの
で、可能性がある。こうして、光学機器はイメージを反
転し、それにより機構全体が回転するにつれ、投影され
たイメージ・フレームは2倍の速度で回転する。この機
構において、イメージ回転とイメージ投影とが組み合わ
される。
【0050】図18は、体積表示システムの別の好適な
実施形態を図示する。このシステムは、表示パネル17
10及び投影光学機器全部を回転ユニット1730に配
置し、そこにはスクリーン1731及び側部反射器17
33が着座している。投影システムがスクリーンと共に
回転するので、光学的インタフェース・システムの必要
性がない。光源1750は回転する必要がない。光ビー
ム1751は、回転軸に沿って走行して、表示パネルに
到達する。スリップ・リング装置1760又は類似のも
のが、データを回転ユニットの中に送るため必要とされ
る。用いられる色組合わせ方法に応じて、切換え可能な
光シャッタ又はカラー・フィルタが、回転ユニット上に
又はそれの外側に静止光源と共に配置されてもよい。こ
のシステムは、表示パネル及び投影光学機器が小さい寸
法であり及び重さが軽いとき、最良に働く。
【0051】文献:Tsao他は、単一の反射器をイン
タフェース機構として用いる体積表示システムを開示し
ている。そのシステムは、1対の直交反射器をインタフ
ェース機構として用いることにより修正されることがで
きる。図19に示されるように、2つの反射器1820
は、90°の角度で取り付けられ、そして2つの反射器
が接触する屋根端部1825を通る共通軸1801の周
りを回転する。反射表面は凸側1820A及び1820
B上である。半透明スクリーン1831及び反対位置に
ある2つの側部反射器1833A及び1833Bはま
た、共通軸の周りを直交反射器の速度の2倍の速度で回
転する。直交反射器の反対側にある2つのイメージ投影
システム1810A及び1810Bが用いられる。1つ
のスクリーン回転から次のスクリーン回転まで、2つの
投影システムは、イメージ・フレームをスクリーンに直
交反射器を介して交番して投影する。2つの体積掃引を
有する各スクリーン回転内に、1つの反射器及び1つの
側部反射器(例えば1820A及び1833A)は、投
影されたイメージ・フレームを第1のボリュームの間に
スクリーンの一方の側上に中継し、また他方の反射器及
び他方の側部反射器(例えば1820B及び1833
B)は、投影されたイメージ・フレームを第2の体積掃
引の間にスクリーンの他方の側上に中継する。2つの光
シャッタ1811A及び1811Bを用いて、イメージ
投影システムからの投影ビームを調整して、投影ビーム
が確実に正しい反射器に到達するようにする。光シャッ
タは、文献:Tsaoに開示されているように、2つの
独立のシャッタ範囲を有する。
【0052】図20は、2つ以上の側部反射器、例えば
1933及び1934を用いて回転ユニット1930の
直径を増大することなくスクリーン・サイズ(即ち、表
示ボリューム)の増大に適応させる回転型スクリーンの
好適な実施形態を示す。
【0053】文献:Tsaoはまた、往復運動型スクリ
ーンに基づく幾つかの体積表示システムを開示してい
る。図21は、往復運動するスクリーンの動きを生じる
ため滑らかな回転機構を用いる改良された往復運動型ス
クリーン・システムを図示する。核心となる機構は、一
致して回転する2対の回転アーム2035A−2035
Dを有する。回転アームは、統合化されたマシン基台
(図示せず)に取り付けられ、タイミング・ベルト装置
を有するモータ(図示せず)作動されることができる。
半透明スクリーン2031はその両端部で2つのロッド
2036に装着され、それら2つロッド2036は回転
ベアリングを有する2対の回転アームに取り付けられて
いる。アームが回転するにつれ、スクリーンはそれに従
って移動し、表示ボリュームはスクリーンをスイープす
ることにより生成されることができる。4つの回転アー
ムが一致して回転するので、基本的に回転中にスクリー
ン及びロッド組立体にストレスが課されない。従って、
スクリーン及びロッドは、重さの軽い材料で作ることが
できる。各回転アームは、適正な重量分布により均衡を
とることができる。その結果、回転は、滑らかになり、
かつ十分に均衡するようにすることができる。イメージ
投影システム2010は、イメージ・フレームを光学的
インタフェース機構2020を介してスクリーン上に投
影する。光学的インタフェース機構は、文献:Tsao
に開示されている機構の1つであり、それはアクチュエ
ータ−センサ・システムを介してスクリーンの動きと同
期化されることができる。
【0054】ボリューム表示システムの更に別の好適な
実施形態は、2段励起アプローチを光学的インタフェー
ス機構と組み合わせる。基本的概念は、物理的スクリー
ンを、フォトルミネセンス材料の中の平面の光ビームと
置換し(第1段の励起)、そしてイメージの全体フレー
ムを平面の光ビームに投影する(第2段の励起)。図2
2は、回転させる方法を図示する。平面ビーム2131
は、第1の周波数のレーザ2135及び平面ビーム変換
器2136により生成され、その平面ビーム変調器21
36は、1組の円筒形レンズか回折光学機器かのいずれ
かである。平面ビーム変換器を回転させることにより、
平面ビームは、ドーム形状の容器2138の中に包囲さ
れたフォトルミネセンス材料をスイープする。イメージ
投影システム2110は、第2の周波数のイメージ・フ
レームを投影して、平面ビーム、即ち全体フレームを同
時に横切る。平面ビーム変換器及び中央反射器2132
は同期して回転し、光学的インタフェース機構2120
はそれらの速度の半分の速度で回転する。回転部品の数
を更に低減するため、図14における回転型側部反射器
は、ドームの内部の周りの反射用コーティングの帯21
33により置換されることができる。この反射用帯は球
形であり平坦でないので、補正レンズ又はミラーが投影
光経路に追加されねばならない(図示せず)。図23
は、往復運動型のアプローチを図示する。平面ビーム2
231が再びレーザ及び平面ビーム変換器により生成さ
れる。平行なスキャン平面2239をフォトルミネセン
ス材料の容器の中に生成する多くの方法があり得る。1
つの例は、図23に示されるように、パラボラ型反射器
2241及びスキャン用ミラー2243をその焦点ライ
ンに用いるものである。イメージ投影システム2210
は、第2の周波数の光のイメージ・フレームを投影す
る。光学的インタフェース機構2220は文献:Tsa
oに開示されているものであり、それはアクチュエータ
−センサ・システムを介してスキャン用ミラーの動きに
同期化されることができる。
【0055】体積3D表示システムは更に、より良いヒ
ューマン・システム・インタフェースを提供するよう修
正されることができる。1つの望ましい特徴は、ユーザ
が所望のデータ取り扱い又は操作を実行するため3Dデ
ータ・イメージの「中に手を伸ばす」ことを可能にする
ことである。図24は、そのような「バリアフリー」表
示システムの1つの好適な実施形態を図示し、それは体
積デスプレイ2310を凹型ミラー2320と組み合わ
せている。体積表示システムの表示ボリュームは、凹型
反射器の光軸2321近くの位置に配置される。光学の
原理により、表示ボリュームに表示された体積イメージ
は、図24に示されるように、凹型反射器の光軸近くの
中間の空中2350に浮かんでいる実イメージとして投
影されることができる。イメージは、3Dであり、そし
て反射器の外側に出ているように見える。このシステム
は、この結果「体積イメージ・プロジェクタ」と呼ばれ
る。位置追跡システム、3D座標測定アーム、又は触覚
型インタフェースのような3D入力装置2360は、シ
ステムと統合化されることができ、ユーザ2370が3
Dイメージと直接インタラクトすることを可能にする。
【0056】「バリアフリー」体積表示システムの別の
実施形態は、「仮想マニピュレータ」を用いて、ユーザ
がイメージと直接インタラクトすることを可能にする。
腕又は指を表示空間に直接伸ばす代わりに、ユーザは、
図25に示されるように、操作装置2470を表示ボリ
ューム2411の外側で用いる。しかしながら、操作装
置は、イメージ・データの形式のみで、物理的形式では
なく定義される「仮想端部」2471を有する。位置追
跡システム2460は、操作装置の3D位置及び向きを
追跡し、従って「仮想端部」の位置及び向きは、システ
ムを制御するコンピュータ2480に対して常に知られ
ている。コンピュータが仮想端部のいずれの部分を表示
ボリューム2411内で検出するとき、仮想端部のその
部分の体積3Dインタラクト471Aは、対応する位置
及び向きで表示ボリュームの中に表示されるであろう。
その結果、ユーザは、あたかもユーザが3Dイメージの
中に直接伸ばすことができるツールを有するかのよう
に、操作装置を用いることができる。この「仮想マニピ
ュレータ」の概念は3Dマウスのような既存の3D入力
システムとは異なることに注目すべきである。3Dマウ
スの動作は、3Dマウスとイメージとの間の位置マッピ
ングが相対的であるので、相対的な手と眼との協調に依
存している。「仮想マニピュレータ」の動作は、位置及
び向きの絶対的マッピングを用い、従って直接の手と眼
との協調を可能にする。力フィードバック・システムの
ような触覚型インタフェースは、「仮想ツール」を作る
ためこのシステムと統合化されることができる。例え
ば、図25に図示されるように、操作装置は、2つの力
フィードバック作用点2472及び2473を有する仮
想ピンセットである。ユーザは、2つの指を用いて、2
つの作用点を保持しかつ力を加えることができる。「仮
想端部」2471は、ピンセットの2つの先端部として
定義することができ、その2つの先端部は、ユーザが2
つの作用点を操作するにつれ動く。次いで、適切なコン
ピュータ・プログラミング及び制御により、ユーザは、
仮想ピンセットを用いて、表示ボリュームの中の体積3
Dイメージの形式のピックアップの先端部と組織により
組織表面2490を「持ち上げる」ことができる。「仮
想マニピュレータ」の概念はまた、勿論、「体積イメー
ジ・プロジェクタ」に用いることができる。
【0057】本発明はまた、フィルム・ベースのディス
プレイを用いて体積・カラー・イメージを生成すること
を含む。イメージ投影システムの多くの好適な実施形態
における表示パネルは、フィルム・プロジェクタにより
置換することができる。「カラー・サブ表面方法」及び
「サブフレーム方法」はまた、フィルム・ベースのイメ
ージ・ソースに拡張することができる。フィルム・ベー
スのシステムは、可視及び非可視双方の光の光パターン
を生成するためのフィルムを含むことになる。
【0058】前述した好適な実施形態に加えて、発明の
背景の章で説明した体積表示システムのような他の多く
の体積表示システムがまた、本発明と用いることができ
る。また、本発明の多くの方法が投影システムに基づく
体積デスプレイに限定されないことに注目すべきであ
る。例えば、「カラー・サブ表面」の方法及び「サブフ
レーム方法」は双方、回転型LEDに基づく、又は多層
のLCDに基づく体積デスプレイに適用可能である。
【0059】更に、本発明において用いられている用語
「カラー」(又は「色」)は一般的にカラー(又は色)
及びグレイ・スケールの双方の表示を含むことに注目す
べきである。また、用語「カラー・トライアッド」は一
般的にカラー・ストライプ又はマトリックス又は他の構
成を含む異なるカラー周波数のピクセルの種々のレイア
ウト構成を含むことに注目すべきである。それらのカラ
ー・トライアッドを生成するため用いられる技術は、カ
ラー・フィルタをトライアッド又はストライプの形式で
又は他の形式で用いる技術、及び回折光学機器又はホロ
グラフィー構成要素を用いた空間的彩色のカラー化され
た照射技術のようなカラー・フィルタのないのを要求す
る技術を含む。更に、用語「表示パネル」は、一般的に
SLM(空間的光変調器)、レーザのマトリックス、L
ED、CRT及び他のものを含む2D表示を生成するこ
とができる種々のイメージ・ソースを含む。また、「3
原色」及び「3つのパネル」を用いてカラー組合わせの
一般的概念を記載したが、著しく異なる周波数のいずれ
の2つのカラーは、全部のカラー(フルカラー)でない
場合、種々のカラーを生成するためカラー組合わせを実
行するのに十分であることに注目すべきである。参考文
献 Batchko,R.G.「回転型平坦スクリーンの完
全アドレス可能ボリューム表示システム(Rotati
ng Flat Screen FullyAddre
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ニア州サンノゼ、1998年1月24−30日における
光学エンジニアリング国際学会のコンファレンス(Co
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ngineering)で提示、Berlin,E.
P.「三次元ディスプレイ(Three Dimens
inal Display)」、米国特許No.4,1
60,973 Blundell,B.G.「三次元表示システム(T
hree dimensinal display s
ystem)」、米国特許No.5,703,606 コロラド州ロングモント(Lomgmont)のDis
palytech Inc.のDispalytech
製品カタログ Downing,E.他「三色固体三次元ディスプレイ
(A Three−Color,Solid−Stat
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頁、1996年8月 Garcia,F.Jr.「三次元カラー・ディスプレ
イ及びシステム(Three Dimensinal
Color Display and Syste
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D.「角度付けされた回転型スクリーンを有するリアル
タイム三次元ディスプレイ及び方法(RealTime
Three Dimensinal Display
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en and Method)」、米国特許No.5,
042,909 Hattori,T他「空間的光変調器を用いる空間変
調ディスプレイ(Spatial Modulatio
n Display using Spatial L
ight Modulators)」、Optical
Engineering、vol.31、No2、3
50頁、1992年 Korevaar,E.J.「三次元表示装置(Thr
ee Dimensinal Display App
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8、1989年 Lshaer,M他「レーザ投影型3D体積デスプレイ
(Laser Projected 3D Volum
etric Display)」(MingH.Wu編
者による投影ディスプレイIIの中)、Proc.SP
IE 2650の285頁(1996年) MacFarlane,D「体積三次元ディスプレイ
(VolumetricThree−dimensin
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s、1994年11月、v.33、n.31、7453
頁 Peak,E.G.他「PDLCを用いる3D投影ディ
スプレイ(A 3DProjection Displ
ay using PDLCs)」、カリフォルニア州
サンノゼ、1996年1月29日−2月2日における光
学エンジニアリング国際学会のコンファレンス(Con
ference of the Internatio
nal Society for Optical E
ngineering)で提供、Rowe,W.G.
「三次元表示装置(Three Dimensinal
Display Device)」、米国特許No.
4,063,233、1977年 Sadovnik,Lev.S.及びRizkin,A
「3Dボリューム視覚化ディスプレイ(3−D vol
ume visualization displa
y)」、米国特許No.5,764,317 Thompson,E,E及びDeMond,T.W.
「イメージ投影用装置及び方法(Apparatus
and Method for ImageProje
tion)」、米国特許No.5,506,597 Tsao,C.C.Zhou及びHu,A.K.J.
「三次元体積イメージを表示するための方法及び装置
(Method and Apparatus for
Displaying Three−dimensi
onal Volumetric Images)」、
米国特許No.5,754,147、1998年 Tsao,C.C.「体積三次元ディスプレイのための
可動スクリーン投影技術(Moving Screen
Projection Techniques fo
r Volumetric Three−dimens
inal Dispaly)」、1996年8月23日
付けで出願された米国特許出願No.08/702,0
47
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)から(F)は、本発明に従った可視デー
タ構造の例を図示する。
【図2】固体の対象物の例示的表示可能データを図示す
る。
【図3】本発明に従った正確なカラー組合わせの方法を
図示する。
【図4】本発明に従った時間的カラー組合わせの方法を
図示する。
【図5】本発明に従ったカラー・トライアッドによる空
間的カラー組合わせの方法を図示する。
【図6】本発明に従ったカラー・サブ表面による空間的
カラー組合わせの方法を図示する。
【図7】本発明に従ったカラー・イメージ投影システム
の第1の好適な実施形態を図示する。
【図8】本発明に従ったカラー・イメージ投影システム
の第2の好適な実施形態を図示する。
【図9】(A)は、本発明に従ったカラー・イメージ投
影システムの第3の好適な実施形態を図示し、(B)
は、(A)に示されるカラー切換え機構の代替である回
転型カラー・ホイール920を図示する。
【図10】本発明に従ったカラー・イメージ投影システ
ムの第4の好適な実施形態を図示する。
【図11】本発明に従った装置のためのスクリーンの例
示的実施形態を図示する。
【図12】本発明に従ったカラー・イメージ投影システ
ムの第6の好適な実施形態を図示する。
【図13】本発明に従った表示パネルを駆動する好適な
方法を図示する。
【図14】本発明に従った第1の好適な体積表示装置を
図示する。
【図15】図14の装置のための光学的インタフェース
機構の第1の例示的実施形態を図示する。
【図16】図14の装置のための光学的インタフェース
機構の第2の例示的実施形態を図示する。
【図17】図14の装置のための光学的インタフェース
機構の第3の例示的実施形態を図示する。
【図18】本発明に従った第2の好適な体積表示装置を
図示する。
【図19】本発明に従った第3の好適な体積表示装置を
図示する。
【図20】本発明に従った体積表示装置のための回転型
スクリーン・セットアップ部の例示的実施形態を図示す
る。
【図21】本発明に従った第4の好適な体積表示装置を
図示する。
【図22】本発明に従った第5の好適な体積表示装置を
図示する。
【図23】本発明に従った第6の好適な体積表示装置を
図示する。
【図24】本発明に従った第7の好適な体積表示装置を
図示する。
【図25】本発明に従った第8の好適な体積表示装置を
図示する。
【符号の説明】
100 頭部 110 頭骨 120 脳 130 有害組織 140 人間の頭部のセクション 203 可視データ 210 境界表面 620 サブ表面 710 カラー−ピクセル・パネル 720 集光レンズ 730 ランプ 740 投影レンズ 810R、810G、810B モノクローム表示パネ
ル 850TIR プリズム 860A 赤の反射器 860B 青の反射器 860M ミラー 910 切換え可能なカラー・フィルタ 920 回転型カラー・ホイール 1010 表示パネル 1050 投影スクリーン 1110 カラー・ホイール 1120 レンズ 1210 フレーム・バッファ 1310 高フレーム速度イメージ投影システム 1320 光学的インタフェース機構 1330 スクリーン・ユニット 1410、1430 反射器 1420 90°反射器 1610、1620、1630、1640 レンズ 1710 表示パネル 1730 回転ユニット 1731 スクリーン 1733 側部反射器 1750 光源 1760 スリップ・リング装置 1810A、1810B イメージ投影システム 1811A、1811B 光シャッタ 1820 反射器 1831 半透明スクリーン 1833A、1833B 側部反射器 1930 回転ユニット 1933、1834 反射器 2010 イメージ投影システム 2020 光学的インタフェース機構 2035A−2035D 回転アーム 2031 半透明スクリーン 2135 レーザ 2136 平面ビーム変調器 2138 容器 2110 イメージ投影システム 2120 光学的イメージ機構 2133 コーティングの帯 2210 イメージ投影システム 2220 光学的インタフェース機構 2241 パラボラ型反射器 2243 スキャン用ミラー 2310 体積デスプレイ 2320 凹型ミラー 2360 3D入力装置 2370 ユーザ 2460 位置追跡システム 2470 操作装置 2480 コンピュータ 2490 組織表面
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 15/00 G06F 15/72 450K

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー又はグレイ・スケールの体積3D
    イメージを有する3Dデータを表示する方法において、 (1)前記3Dデータを可視データに処理するステップ
    であって、前記可視データは、カラー又はグレイ・スケ
    ールのデータを有する、分散した点、曲線及び表面の対
    応したデータの集合である、前記可視データに処理する
    ステップと、 (2)前記可視データを表示可能なデータに処理するス
    テップであって、前記表示可能なデータはデータ点の多
    数のサブセットを有し、各サブセットは異なる所定のカ
    ラーである、前記表示可能なデータに処理するステップ
    と、 (3)1組の別個のイメージ・パターンを前記表示可能
    なデータに従って発生し、かつ前記別個のイメージ・パ
    ターンをカラー表示システムに表示するステップであっ
    て、各前記別個のイメージ・パターンは異なる所定のカ
    ラーである、前記表示するステップと、 (4)前記1組の別個のイメージ・パターンを体積表示
    システムの表示空間に再び組み合わせかつ表示するステ
    ップとを備える方法。
  2. 【請求項2】 前記表面は、3Dデータのセクション
    と、当該3Dデータの中の異なる特性の領域を分離する
    境界表面とを含む請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記別個のイメージ・パターンは、同じ
    位置及び同じ体積掃引の中に現れる各ボクセルに対して
    異なる所定のカラーと再び組み合わされる請求項1記載
    の方法。
  4. 【請求項4】 前記別個のイメージ・パターンは、僅か
    に異なる位置においてしかし同じ体積掃引の中に現れる
    各ボクセルに対して異なる所定のカラーと再び組み合わ
    される請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記別個のイメージ・パターンは、同じ
    位置においてしかし異なる体積掃引の中に現れる各ボク
    セルに対して異なる所定のカラーと再び組み合わされる
    請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記別個のイメージ・パターンは、僅か
    に異なる位置及び異なる体積掃引の中に現れる各ボクセ
    ルに対して異なる所定のカラーと再び組み合わされる請
    求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 各前記サブセットのデータ点は更に、多
    数のサブ表面を表すデータ点を含み、異なるカラーの当
    該サブ表面は、表示空間の中の多数の統合化されたカラ
    ー表面の中に再び組み合わされることが可能である請求
    項1記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記体積デスプレイに表示される各カラ
    ー・イメージ・フレームを多数のサブフレームにカラー
    切り換え手段により分離するステップであって、1つの
    前記カラー・イメージ・フレームの各サブフレームは異
    なる所定のカラーである、前記分離するステップを更に
    備える請求項1記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記表示可能なデータの非黒のデータ点
    のアドレス及びデータ値を前記ディスプレイのメモリ・
    バッファに記憶するステップと、 非黒データ点のアドレス及びデータ値をアップロードす
    るステップとを更に備える請求項1記載の方法。
  10. 【請求項10】 カラー表示システムと、 体積表示システムと、を備え、 前記カラー表示システムは、少なくとも1つのカラー・
    ピクセル表示パネルを備え、 前記カラー・ピクセル表示パネルは、多数の異なるカラ
    ーをそのピクセルの各々の上に表示することが可能であ
    る、カラーの体積3Dイメージを表示するシステム。
  11. 【請求項11】 前記カラー・ピクセル表示パネルは、
    統合化されたマトリックスの切り換え可能なカラー・フ
    ィルタである請求項10記載のシステム。
  12. 【請求項12】 カラー表示システムと、 体積表示システムと、を備え、 前記カラー表示システムは、少なくとも1つのモノクロ
    ーム表示パネルを備え、 各前記モノクローム表示パネルは、1つの異なる所定の
    カラーである、カラーの体積3Dイメージを表示するシ
    ステム。
  13. 【請求項13】 カラー表示システムと、 体積表示システムと、を備え、 前記カラー表示システムが、少なくとも1つの複数カラ
    ー・トライアッド表示パネルを備える、カラーの3D体
    積イメージを表示するシステム。
  14. 【請求項14】 カラー表示システムと、 体積表示システムと、を備え、 前記カラー表示システムが、少なくとも1つの複数フィ
    ルム・ベース型表示パネルを備える、カラーの3D体積
    イメージを表示するシステム。
  15. 【請求項15】 カラー表示システムと、 体積表示システムと、を備え、 前記カラー表示システムが、少なくとも1つのモノクロ
    ーム表示パネルを備え、 前記体積表示システムが、その表面に複数のカラー・ト
    ライアッドを有する表示スクリーンを有する、カラーの
    体積3Dイメージを表示するシステム。
  16. 【請求項16】 前記表示スクリーンが回転型スクリー
    ンであり、 前記体積表示システムは更に、前記スクリーンと回転す
    る2以上の側部反射器と、多重投影ビーム経路とを備え
    る請求項15記載のシステム。
  17. 【請求項17】 前記表示スクリーンは、一致して回転
    する多数の回転アームに取り付けられている請求項15
    記載のシステム。
  18. 【請求項18】 前記表示スクリーンが回転型スクリー
    ンであり、 前記カラー表示システムは更に静止投影ランプを備え、 前記静止投影ランプは、前記表示パネルを照射し、 前記表示パネルは前記回転型スクリーンと一致して回転
    し、 前記体積表示システムは更に、前記カラー表示システム
    を制御するための複数スリップリング装置を備える請求
    項15記載のシステム。
  19. 【請求項19】 各前記表示パネルのカラーを変える又
    はフィルタリングするカラー切り換え手段を更に備える
    請求項10、12、13、14及び15のうちのいずれ
    か一項に記載のシステム。
  20. 【請求項20】 前記カラー切り換え手段は、切り換え
    可能なカラー・フィルタ装置又はカラー・ホイールを備
    える請求項19記載のシステム。
  21. 【請求項21】 前記体積表示システムは、回転型光学
    インタフェース機構を備える請求項10、12、13、
    14及び15のうちのいずれか一項に記載のシステム。
  22. 【請求項22】 前記回転型光学インタフェース機構が
    ピーチャン・プリズムを備える請求項21記載のシステ
    ム。
  23. 【請求項23】 前記回転型光学インタフェース機構
    は、少なくとも1つの90度反射器を含む反射器組立体
    を備える請求項21記載のシステム。
  24. 【請求項24】 前記反射器組立体は、少なくとも1つ
    の4反射器セットアップ部を備え、 前記4反射器セットアップ部は、入力光ビームを受け取
    りかつ当該ビームを前記90度反射器へ反射させる第1
    の反射器、及び前記90度反射器からのビームを元の方
    向に戻すよう共働して案内する第2及び第3の反射器を
    備える請求項23記載のシステム。
  25. 【請求項25】 前記回転型光学インタフェース機構が
    少なくとも1つの5ミラー・セットアップ部を備える請
    求項21記載のシステム。
  26. 【請求項26】 前記回転型光学インタフェース機構が
    1組の円筒形レンズを備える請求項21記載のシステ
    ム。
  27. 【請求項27】 前記回転型インタフェース機構が1対
    の直交反射器を備える請求項21記載のシステム。
  28. 【請求項28】 前記体積表示システムが回転型表示ス
    クリーンを備える請求項10、12、13及び14のう
    ちのいずれか一項に記載のシステム。
  29. 【請求項29】 前記スクリーンと共に回転する2以上
    の側部反射器及び多重投影ビーム経路を更に備える請求
    項28記載のシステム。
  30. 【請求項30】 静止投影ランプを更に備え、 前記投影ランプは、前記表示パネルを照射し、 前記表示パネルは、前記回転型スクリーンと一致して回
    転し、 前記体積表示システムは更に、前記カラー表示システム
    を制御するための複数スリップリング装置を備える請求
    項28記載のシステム。
  31. 【請求項31】 前記体積表示システムは、回転する平
    面光ビーム及びフォトルミネセンス媒体を備え、 前記平面光ビームは、前記フォトルミネセンス媒体を遮
    る請求項10、12、13及び14のいずれか一項に記
    載のシステム。
  32. 【請求項32】 前記体積表示システムが往復型スクリ
    ーンを備え、 前記スクリーンが多数の回転型アームに取り付けられ、 前記多数の回転型アームが一致して回転する請求項1
    0、12、13及び14のいずれか一項に記載のシステ
    ム。
  33. 【請求項33】 前記体積表示システムが、往復運動す
    る平面光ビーム及びフォトルミネセンス媒体を備え、前
    記平面光ビームが前記フォトルミネセンス媒体を遮る請
    求項10、12、13及び14のいずれか一項に記載の
    システム。
  34. 【請求項34】 (1)複数体積表示システムと、 (2)凹型ミラーと、 (3)ユーザ位置を追跡するための複数位置追跡装置と
    を備える、3Dイメージ・データを表示しかつインタラ
    クトするシステム。
  35. 【請求項35】 (1)3Dイメージを複数体積表示シ
    ステムに表示するステップと、 (2)操作装置を設けるステップと、 (3)前記操作装置の仮想端部を表す1組のデータを定
    義するステップと、 (4)前記操作装置の位置及び向きを追跡する複数位置
    追跡装置を設けるステップと、 (5)前記操作装置の仮想端部の位置及び向きを計算す
    るステップと、 (6)仮想端部のイメージを前記体積表示システムに表
    示するステップと、 (7)仮想端部イメージと3Dイメージとの間のインタ
    ラクションのためのプログラムを設けるステップとを備
    える、3Dイメージ・データとインタラクトする方法。
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