JP2000201208A - 携帯通信装置 - Google Patents

携帯通信装置

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JP2000201208A
JP2000201208A JP11003110A JP311099A JP2000201208A JP 2000201208 A JP2000201208 A JP 2000201208A JP 11003110 A JP11003110 A JP 11003110A JP 311099 A JP311099 A JP 311099A JP 2000201208 A JP2000201208 A JP 2000201208A
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slide operation
slide
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unit
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JP11003110A
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English (en)
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Yoshiaki Kameyama
佳暁 亀山
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 視認性の良い大型の液晶表示部及び操作性の
良い広いキー操作部を得ると共に、操作性及び携帯性が
良い小型化したスライド操作部のスライド機構を実現す
る。 【解決手段】 スライド操作部31が装置本体30に対
してスライド移動する。スライド操作部31を閉じた状
態ではスライド機構31aの一端の第1着脱接続部によ
りキー操作部32の回路と装置本体30の回路とが接続
され、画面目視用窓33より液晶表示部34の一部領域
が目視可能となる。また、スライド操作部31を開いた
状態ではスライド機構31aの他端の第2着脱接続部に
よりキー操作部32の回路と装置本体30の回路とが接
続され、液晶表示部34の全体領域を目視しつつキー操
作部32による入力操作が可能となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声通話及び文字
/画像通信等が可能な携帯通信装置に関し、より詳しく
は、スライド操作部がスライド移動して装置本体に対し
て開閉するスライド操作装置を有する携帯通信装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近時のデジタルセルラー移動電話システ
ム(PDC:Personal Digital Cellular Telecommunic
ation System)やデジタルコードレス電話システム(P
HS:Personal Handyphone System)では、音声通話と
ともに、文字情報通信、いわゆる、文字メールやEメー
ルの通信サービスが実施されている。また、このPDC
/PHSでは、ISDNなどの有線電話網で実施されて
いるテレビ電話、すなわち、静止画/動画の画像通信が
実用化されるようになっている。このような音声通話及
び文字/画像通信を行う複合化携帯通信装置(以下適
宜、複合化携帯電話機と記載する)は、静止画や動画の
画像情報を見やすく映し出すために、液晶表示部におけ
る画像表示の拡大が望まれる。
【0003】以下、図面を参照して従来の携帯電話機に
ついて説明する。図10は文字情報の通信が可能な携帯
電話機の外観構成を示す斜視図であり、図11は文字情
報の通信が可能な他の携帯電話機の外観構成を示す斜視
図である。また、図12は文字情報の通信が可能なさら
に他の携帯電話機の外観構成を示す斜視図である。一般
的に、図10に示す携帯電話機はストレートタイプと呼
称され、また、図11に示す携帯電話機はフリップタイ
プであり、さらに、図12に示す携帯電話機は折り畳み
タイプと呼称されるものである。
【0004】図13は画像通信が可能な携帯電話機の外
観構成を示す斜視図であり、図14は画像通信が可能な
他の携帯電話機の外観構成を示す斜視図である。また、
図15は画像通信が可能なさらに他の携帯電話機の外観
構成を示す斜視図である。図13、図14及び図15に
示すそれぞれの携帯電話機は、前記した図10から図1
2と同様にそれぞれストレートタイプ、フリップタイ
プ、折り畳みタイプと呼称されるものである。
【0005】図10から図15において、この携帯電話
機には、無線通信回路を内蔵した装置本体(筐体)1
に、電話番号入力やオン/オフフックなどの操作を行う
ためのキー操作部3が配置されている。また、装置本体
(筐体)1には、入力された電話番号や移動したPDC
におけるセル(又はPHSにおけるマイクロセル)での
受信電界強度や文字/画像情報を画面表示する液晶表示
部4が設けられ、さらに、送受信用アンテナ13、受話
音声を出力するスピーカ19、送話音声を取り込んで出
力するマイクロホン20、着脱バッテリ22、イヤホン
ジャック24、回転機構部25が設けられ、また、装置
本体(筐体)1に連結されて、その一部を被うフリップ
部26が設けられている。また、図13から図15にお
いて、この携帯電話機には、撮像した画像情報を出力す
るCCDカメラ21が設けられている。
【0006】図10、図11、図13及び図15に示す
ストレートタイプ、フリップタイプの携帯電話機は、表
示画像を目視し易くするために液晶表示部4を大型化す
ると、装置本体1が大型化してしまう。すなわち、携帯
電話機の全体が大きくなる。したがって、携帯を容易に
するため、装置を小型化すると液晶表示部4の画面表示
部のサイズが制限されてしまうという問題点がある。
【0007】また、図12及び図15に示す折り畳みタ
イプの携帯電話機は、前記のストレートタイプ、フリッ
プタイプの携帯電話機に対して液晶表示部4を大型化す
ることも可能であり、かつ、携帯も容易であるが、折り
畳まれている状態から、開いて操作を行う必要があり、
その二段階の面倒な操作を伴うことになる。すなわち、
待ち受け状態での着信時は、特に電車内などの移動中の
場合、通話ボタンを至急に操作する必要があり、その折
り畳み状態から開く作業が面倒である。換言すれば、キ
ー操作部3が装置本体1の表面に設けられている方が、
その使用時の利便性が良いことになる。一方、文字/画
像通信を行う場合は、見やすい大きな表示部を有する液
晶表示部4とともに、操作性の良い広いキー操作部3を
備えていることも望まれる。
【0008】このような要求に対応する改善例として特
開平8−331225号公報例の携帯用情報端末装置で
は、少なくとも操作キー群を備えたカードケーシングが
本体ケーシングに対して摺動、反転自在に構成されてお
り、カードケーシングの表面及び裏面を有効活用できる
ようになっている。非使用時は通話又は通信用の操作キ
ー群が保護され、また、使用時にはコンパクトで安定し
た状態が得られる。
【0009】この公報例は、カードケーシングが本体ケ
ーシングに対して摺動、反転できるようにして、非使用
時に操作キー群を保護し、また、使用時にはコンパクト
で安定した状態が得られるようになっている。しかしな
がら、特に文字/画像通信を行うための大型の液晶表示
部及び操作性の良い広いキー操作部を設けることを考慮
していないため、音声通話及び文字/画像通信を行う複
合化携帯通信装置には適用し難いことが考えられる。
【0010】さらに、この種の複合化携帯通信装置で
は、キー操作部を設けたスライド操作部を装置本体に対
して閉じた際の音声通話時又は文字/画像通信の待機状
態と、スライド操作部を開いた状態の文字/画像通信時
とでの確実な電気的接続及び切り換え機構が必要である
が、その明確な構造については提案がなされておらず、
使用時に動作の不具合等が生じるおそれがある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、前記
従来例では、複合化携帯通信装置を実現する上で以下の
(1)〜(4)の問題点があり、その改善が望まれてい
る。
【0012】(1)文字/画像通信を行うための大型の
液晶表示部と操作性の良い広いキー操作部とを設けつつ
携帯性を確保するには困難を伴うため、その改善を行っ
て視認性及び操作性の向上と携帯性の向上を両立させる
必要がある。
【0013】(2)スライド操作部の開閉に伴う音声通
話時又は文字/画像通信の待機状態と文字/画像通信時
とにおけるスライド操作部と装置本体との確実な電気的
接続及び切り換え機構が知られておらず、使用時に動作
の不具合等が生じるおそれがある。すなわち、複合化携
帯通信装置の実現のためにスライド操作部の確実な切り
換えが可能な機構の明確化が必要である。
【0014】(3)音声通話時又は文字/画像通信の待
機状態と文字/画像通信時とでの画面表示を最適化でき
ない。すなわち、使用時の利便性の向上が必要である。
【0015】(4)小型化(コンパクト化)が要求され
る複合化携帯通信装置では、特に、文字/画像通信時に
人の手で確実に保持して、その操作を行うのが困難であ
る。すなわち、保持性の向上が必要である。
【0016】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、スライド操作部を開いた場
合には文字/画像通信等を行うための視認性の良い大型
の液晶表示部及び操作性の良い広いキー操作部を形成で
きると共に、スライド操作部を閉じた場合には携帯性が
良い小型化した構造とすることが可能なスライド操作装
置を有した携帯通信装置を提供することを目的としてい
る。
【0017】また、本発明は、スライド操作部の開閉に
伴う確実な電気的接続及び切り換え機構を実現すること
ができ、音声通話時又は文字/画像通信の待機状態など
のスライド操作部閉状態と、文字/画像通信時などのス
ライド操作部開状態とで適切に動作させることが可能な
携帯通信装置を提供することを目的としている。
【0018】さらに、本発明は、スライド操作部の閉じ
た状態と開いた状態とで画面表示を最適化することが可
能であり、使用時の利便性を向上できるとともに、小型
化が要求される携帯通信装置での通信時における操作が
容易であり、またその保持性を向上できるスライド操作
装置を有した携帯通信装置を提供することを目的として
いる。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の携帯通信装置は、請求項1に記載したよう
に、キー操作部を配置したスライド操作部がスライド移
動して装置本体に対して開閉するスライド操作装置を有
するものであって、前記スライド操作部が前記装置本体
に対してスライド移動するためのスライド機構と、前記
スライド操作部を閉じた状態で前記キー操作部の回路と
前記装置本体の回路とを接続する第1着脱接続部と、前
記スライド操作部を開いた状態で前記キー操作部の回路
と前記装置本体の回路とを接続する第2着脱接続部と、
を備えたものである。
【0020】また、請求項2に記載したように、前記ス
ライド操作部を閉じた際に、該スライド操作部が前記装
置本体に設けられた画像表示部を被うものとする。
【0021】また、請求項3に記載したように、前記ス
ライド操作部を閉じた状態で前記装置本体の画像表示部
の一部領域を目視可能にするための開孔窓部をスライド
操作部に設けたものとする。
【0022】また、請求項4に記載したように、前記ス
ライド機構と前記第1及び第2着脱接続部とが共働する
構造としたものとする。
【0023】さらに、請求項5に記載したように、前記
スライド機構は、前記装置本体側から突出したガイド部
材を、前記スライド操作部の少なくとも一方側の側縁部
に設けたガイド溝部に係合させて摺動可能とした構造で
ある。
【0024】また、請求項6に記載したように、前記ス
ライド機構は、前記装置本体側から突出したガイド部材
を、前記スライド操作部の少なくとも一方側の側縁部に
設けたガイド溝部に係合させて摺動可能とした構造であ
り、前記第1及び第2着脱接続部は、前記ガイド部材の
スライド移動方向における両端部にそれぞれ第1コネク
タを設け、前記スライド操作部のスライド移動の最大位
置における前記ガイド溝部にそれぞれ前記第1コネクタ
と着脱可能に接続する第2コネクタを配設したものとす
る。
【0025】また、請求項7に記載したように、前記第
1及び第2着脱接続部において、接続時に前記スライド
操作部を着脱可能に固定する固定機構を設けたものとす
る。
【0026】さらに、請求項8に記載したように、前記
スライド機構は、前記装置本体側から突出したガイド部
材を、前記スライド操作部の少なくとも一方側の側縁部
に設けたガイド溝部に係合させて摺動可能とした構造で
あり、前記固定機構は、前記スライド操作部のスライド
移動の最大位置において前記ガイド部材に対し弾性変形
して係合する係止部材を有してなるものとする。
【0027】また、請求項9に記載したように、前記ス
ライド機構は、前記装置本体側から突出したガイド部材
を、前記スライド操作部の少なくとも一方側の側縁部に
設けたガイド溝部に係合させて摺動可能とした構造であ
り、前記固定機構は、前記スライド操作部のスライド移
動の最大位置において前記ガイド部材を磁力により吸着
する吸着部材を有してなるものとする。
【0028】また、請求項10に記載したように、前記
スライド操作部を閉じた状態として前記第1着脱接続部
が接続された場合に、前記スライド操作部に設けた開孔
窓部に対応する画像表示部の一部領域にのみ表示を行う
第1の表示設定と、前記スライド操作部を開いた状態と
して前記第2着脱接続部が接続された場合に、前記画像
表示部の略全体領域を使用して表示を行う第2の表示設
定とを切り換える表示制御手段を備えたものとする。
【0029】このような本発明の携帯通信装置では、装
置本体に対するスライド操作部のスライド移動におい
て、スライド操作部を閉じた状態で所定動作(例えば音
声通話又は文字/画像通信における待機動作)を行うた
めにキー操作部と装置本体とを第1着脱接続部により接
続している。一方、スライド操作部を開いた状態で所定
動作(例えば文字/画像通信を行う動作)を行うために
キー操作部と装置本体とを第2着脱接続部により接続し
ている。この結果、スライド操作部の開閉に伴う確実な
電気的接続及び切り換え機構を実現することができ、音
声通話時又は文字/画像通信の待機状態などのスライド
操作部閉状態と、文字/画像通信時などのスライド操作
部開状態とで適切に動作させることが可能となる。
【0030】また、本発明の携帯通信装置では、スライ
ド操作部をスライド移動して装置本体に対して閉じた際
にはスライド操作部が装置本体に設けられた画像表示部
を被うように、スライド操作部を開いた際には画像表示
部全体が露呈するような構造にしている。この結果、ス
ライド操作部を開いた場合には文字/画像通信等を行う
ための視認性の良い大型の液晶表示部及び操作性の良い
広いキー操作部を形成できると共に、スライド操作部を
閉じた場合には携帯性が良い小型化した構造とすること
が可能となる。
【0031】さらに、本発明の携帯通信装置では、スラ
イド操作部を閉じた状態ではスライド操作部の開孔窓部
から装置本体の画像表示部における一部領域の表示画像
を目視可能であり、また、スライド操作部を開いた状態
では装置本体の広い画像表示部における全体領域の表示
画像を目視できるようになる。この結果、スライド操作
部の開閉状態に応じて画面表示を最適化できるようにな
り、その使用時の利便性が向上する。
【0032】また、本発明の携帯通信装置では、スライ
ド操作部を開いた状態においても、スライド操作部の開
孔窓部に人の指を当てて把持することが可能となってお
り、この状態でキー操作部に対する操作を行うことがで
きる。この結果、小型化が要求される携帯通信装置にお
けるキー操作が容易になり、その保持性及び操作性が向
上する。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の携帯通
信装置に係る一実施形態の全体構成を示す斜視図であ
り、図2は図1におけるスライド操作部を装置本体に収
納した状態を示す斜視図である。
【0034】本実施形態では、スライド操作装置を有す
る携帯通信装置の一例として音声通話及び文字/画像通
信が可能な複合化携帯電話機の構成を示す。図1は広い
表示画面による文字/画像通信を行う状態であり、図2
は音声通話又は文字/画像通信における待機の状態を示
したものである。
【0035】図1及び図2において、複合化携帯電話機
には、装置本体30に対してスライド移動して開閉する
スライド操作部31が設けられている。このスライド操
作部31は、以降で説明するスライド機構31aを利用
し、装置本体30に対してスライド移動しかつ開閉す
る。また、スライド操作部31は、電話番号等の入力、
オン/オフフック、あるいは音声通話や文字/画像通信
等の各種の入力操作を行うためのキー操作部32が設け
られている。このキー操作部32は、電話番号等を入力
するためのテンキー、オン/オフフックキーあるいは各
種の操作を行うキーが、操作し易いようにスライド操作
部31の全面に広がって配置されている。また、スライ
ド操作部31には、装置本体30に設けられる画像表示
部である表示部34の通信画面表示(例えば、受信電界
強度のアンテナマーク、電池容量表示、発信先名「○○
○」やその電話番号「090−1234−5678」、
時刻等)を表示する一部領域に対応して、開孔窓部であ
る画面目視用窓33が形成されている。
【0036】図1の状態はスライド操作部31を開いた
状態であり、装置本体30のスライド操作部31が配置
される面に、装置本体30の大半を占有する大型の液晶
表示部34が設けられている。さらに、装置本体30に
は、受話音声を出力するスピーカ35、送話音声を取り
込んで出力するマイクロホン36、送受信用アンテナ3
7、イヤホーンを接続するイヤホーンジャック38、着
信呼び出しを点滅して報知するための発光ダイオード3
9及び装置本体30に収納可能なCCDカメラ40が設
けられている。また、装置本体30には、着脱可能なバ
ッテリ41が装着されている。
【0037】次に、この実施形態の使用方法及びその動
作について説明する。図1のように文字/画像情報の通
信を広い表示画面を用いて行う場合は、スライド操作部
31を図2に示す閉じた状態から以降で説明するスライ
ド機構31aによって図1の矢印Aの方向にスライドし
て最大位置まで移動させる。さらに、CCDカメラ40
を引き上げ、この状態で、CCDカメラ40の撮像を行
い、以降で説明するテレビ電話による通信を行う。ま
た、文字メールや電子メールによる通信をキー操作部3
2を操作して行う。
【0038】この場合、装置本体30の大半を占有する
大型の液晶表示部34を用いており、その大サイズの表
示画面における広範囲の領域(ほぼ全領域)に文字/画
像情報が表示されるため、表示画面の視認性が良好であ
る。また、開いた状態のスライド操作部31には、テン
キー、オン/オフフックキー及び各種の操作を行うキー
が全面に広がって配置され、液晶表示部34の側部近傍
に位置するため、その操作が容易である。
【0039】図2のように音声による通話を行う場合
は、図1のように開いた状態のスライド操作部31を矢
印Bの方向にスライドさせて、図2に示すように装置本
体30における液晶表示部34の前面に嵌め込んで収納
する。この状態で前記した図10に示すストレートタイ
プの携帯電話機と同様の音声通話を行う。この場合、ス
ライド操作部31の画面目視用窓33から、装置本体3
0に設けられた液晶表示部34上の一部領域の表示画
面、例えば、音声通話にかかる受信電界強度のアンテナ
マーク、電池容量表示、発信先名やその電話番号等を目
視できる。
【0040】次に、スライド操作装置のスライド機構3
1a及びこれに設けられる電気的接続機構について説明
する。
【0041】図3は本実施形態に係るスライド機構の構
成を示す斜視図である。このスライド機構31aは、ス
ライド操作部31の保持及び電気信号の入出力を行うた
めの装置本体30から突出形成されたガイド部材となる
平板状の伝送部材45を有しており、この伝送部材45
はスライド操作部31の側縁部の細長い開孔部46を貫
通してスライド操作部31側に係合している。伝送部材
45の端部には開孔部46より大きいガイドつめ部47
が固設され、スライド操作部31の側部に形成されたス
ライド部50に収納されている。ガイドつめ部47の両
端には、装置本体30の回路と電気的に接続された第1
コネクタであるプラグコネクタ部48,49が設けられ
ている。
【0042】スライド操作部31のスライド部50は、
固定のガイドつめ部47に対してスライド操作部31が
摺動してスライド移動(図1及び図2参照)するように
ガイド溝部が形成されている。このスライド部50は、
例えば、プラスチック成形でスライド操作部31の基本
部材を作成する際に凹部を形成して設ける。また、スラ
イド部50の両端には、スライド操作部31のスイッチ
等の回路と電気的に接続され、プラグコネクタ部48,
49と係合して接続する第2コネクタであるレセプタク
ルコネクタ51,52が設けられている。
【0043】なお、開孔部46及びスライド部50は、
直線状の構造や図3に示すように途中で湾曲又は屈曲す
る構造でも良い。すなわち、設計時に、スライド操作部
31の大きさなどを考慮して、装置本体30から開いた
状態(文字/画像通信状態)で操作がし易い角度に任意
に設定する。図3に示すように途中で屈曲している構造
の場合、スライド操作部31を液晶表示部34(装置本
体30)に対して、例えば170度の開いた状態に設定
できる。
【0044】プラグコネクタ部49及びレセプタクルコ
ネクタ52は、第1着脱接続部を構成するものであり、
図2に示すようにスライド操作部31を閉じて液晶表示
部34の前面に嵌め込んで収納したときに接続される。
すなわち、この接続によって音声通話時又は文字/画像
通信の待機状態の際の入力操作信号等が伝送される。ま
た、プラグコネクタ部48及びレセプタクルコネクタ5
1は、第2着脱接続部を構成するものであり、図1に示
すようにスライド操作部31を開いた状態のときに接続
される。すなわち、この接続によって文字/画像通信を
行う際の入力操作信号等が伝送される。このようにスラ
イド機構と第1及び第2着脱接続部とが共働する構造に
より、装置本体30に対するスライド操作部31の固定
位置(図1及び図2参照)を確実にし、かつ、プラグコ
ネクタ部48,49及びレセプタクルコネクタ51,5
2の接続によって使用時の回路の断続が確実にできるよ
うになる。
【0045】次に、スライド機構31aの変形例につい
て説明する。図4及び図5はスライド機構31aにおい
て固定機構を構成する弾性つめによる係止固定手段を用
いた第1の変形例を示したものであり、図4はスライド
操作部31が閉じた状態を示す断面図、図5はスライド
操作部31が開いた状態を示す断面図である。
【0046】前述した図3の構造では、プラグコネクタ
部48,49及びレセプタクルコネクタ51,52自身
が固定機構を兼ねているが、この第1の変形例は、図3
に示したガイドつめ部47に対して、中央部の外縁部
(図における上下部)に凹部が形成されたガイドつめ部
47aが設けられている。また、スライド部50の一端
部近傍には、図4のようにスライド操作部31を閉じた
状態で、ガイドつめ部47aの凹部に弾性変形して係合
する係止部材である弾性凸部55a,55bが形成され
ている。また、スライド部50の他端部近傍には、図5
のようにスライド操作部31を開いた状態で、ガイドつ
め部47aの凹部に弾性変形して係合する係止部材であ
る弾性凸部56a,56bが形成されている。
【0047】この構造によって、図4に示すようにスラ
イド操作部31を閉じた状態では、ガイドつめ部47a
の凹部に弾性凸部55a,55bが弾性変形して係合
し、ガイドつめ部47aが係止固定された状態でプラグ
コネクタ部49及びレセプタクルコネクタ52が接続さ
れる。また、図5に示すようにスライド操作部31を開
いた状態では、ガイドつめ部47aの凹部に弾性凸部5
6a,56bが弾性変形して係合し、ガイドつめ部47
aが係止固定された状態でプラグコネクタ部48及びレ
セプタクルコネクタ51が接続される。
【0048】スライド操作部31を閉じた状態からスラ
イドさせて開きたい場合には、図4の固定状態からスラ
イド操作部31を人の指で矢印B方向に弾性凸部55
a,55bの押圧保持力を越える力で引き出すと、ガイ
ドつめ部47aの凹部と弾性凸部55a,55bの係合
が解除されて、自由にスライド可能な状態になる。そし
て、図5の状態に固定され、図1に示すように文字/画
像通信を行う状態、すなわちスライド操作部31を最大
に開いた状態に設定される。この構造では、スライド操
作部31を開いた状態及び閉じた状態で確実に保持され
るようになる。また、プラグコネクタ部48,49及び
レセプタクルコネクタ51,52の接続が確実に行われ
る。なお、ガイドつめ部47aを凹部を備える弾性部材
とし、弾性凸部55a,55b,56a,56bを非弾
性部材とする構造でも良い。
【0049】図6はスライド機構31aにおいて弾性つ
めによる係止固定手段を用いた第2の変形例を示す断面
図である。この第2の変形例は、図4及び図5に示した
第1の変形例のように凹部が形成されていないガイドつ
め部47bが設けられている。また、スライド部50に
は、スライド操作部31を閉じた状態又は最大に開いた
状態で、ガイドつめ部47bの端部に弾性変形して係合
する係止部材である弾性凸部57a,57b及び58
a,58bが形成されている。なお、この構造における
作用効果は前述した第1の変形例と同様である。また、
ガイドつめ部47bを弾性部材とし、弾性凸部57a,
57b,58a,58bを非弾性部材に変更した構造で
も良い。
【0050】図7はスライド機構において一方のスライ
ド機構に磁石を用いた第3の変形例を示す斜視図であ
る。前述した図3の構成では、図1における手前右側に
一つのスライド機構31aを設けている。この場合、図
7のように反対側にもスライド機構31aと同様のスラ
イド機構を設けると、そのスライド動作が安定する。な
お、装置本体30とスライド操作部31の回路を接続す
るコネクタは一方のスライド機構に1組あればよいた
め、反対側のスライド機構にはプラグコネクタ部48,
49及びレセプタクルコネクタ51,52が不要であ
る。
【0051】図7において、スライド操作部31の図に
おける右手前側に前述した図3ないし図6の構造のスラ
イド機構31aが設けられている。さらに、スライド機
構31aの反対側に、スライド機構31aと基本的に同
様の構造のスライド機構31bが設けられている。この
反対側のスライド機構31bには、スライド部50a内
を移動するガイドつめ部47cが設けられている。この
ガイドつめ部47cの両端には磁石60a,60bが設
けられており、これに対応してスライド部50aの両端
部に磁石60a,60bとそれぞれ磁力により吸着する
吸着部材である磁石61a,61bが設けられている。
【0052】この第3の変形例の構造では、スライド操
作部31を開閉した際に、その最大移動位置で、ガイド
つめ部47cの両端の磁石60a,60bとスライド部
50aの両端部の磁石60a,60bとがそれぞれ吸着
する。したがって、この開閉最大位置でスライド操作部
31が確実に保持される。この場合も、固定状態からス
ライド操作部31を人の指で磁気吸着力を越える力で移
動させると、その固定状態が解除されてスライド可能状
態になる。
【0053】なお、この図7に示す構造は、図4及び図
5、図6に示す他の変形例にも、そのまま適用可能であ
る。また、図7では、スライド操作部31の一方側に設
けたスライド機構31a及び電気的接続機構と別に、磁
石を用いたスライド機構31bをスライド操作部31の
他方側に設けているが、一方側のスライド機構31aに
おいて磁石を組み込んだ構造としても良い。
【0054】また、スライド機構31aは、図3の構成
とは反対に、伝送部材45及びガイドつめ部47をスラ
イド操作部31側に設け、装置本体30側に開孔部46
及びスライド部50を設けるようにし、ガイドつめ部4
7とスライド部50との関係を逆にして入れ換えた構造
とすることも可能である。
【0055】図8は図1及び図2に示す複合化携帯電話
機の電気的構成を示すブロック図である。この複合化携
帯電話機は、PDC,PHS,GSM,IS−95CD
MA,W−CDMAなどの方式の移動通信端末に、画像
信号を送受信する、例えば有線電話網(特に、ISD
N)で実施されているテレビ電話伝送システム(帯域圧
縮符号化/伸長復号化方式方式(MPEG/JPE
G))を併設したものである。
【0056】以下、一例として高速伝送が可能なPHS
端末を適用して説明する。複合化携帯電話機は、内部に
無線部(高周波(RF)部)63、変調/復調器64、
音声処理部65、制御部67、画像処理部70、スライ
ド開閉検出部71を有して構成される。
【0057】ARIB(社団法人電波産業会)のRCR
−STD−28規格によるシーケンスを屋外装置(基地
局)と実行し、受信時に送受信用アンテナ37からの受
信信号を無線部(高周波(RF)部)63において高周
波増幅、周波数変換、中間周波(IF)増幅、自動利得
制御(AGC)等の処理を行う。また、この無線部63
では、AGC等のために受信電界強度(RSSI)を検
出し、さらに、高速切換シンセサイザによって送受信周
波数を切り換えている。また、無線部63は、送信時に
送受信用アンテナ37を通じて無線信号を送出する周波
数変換や電力増幅を行っている。
【0058】さらに、変調/復調器64はQPSK信号
などの受信時における復調及び送信時における変調を行
う。復調された受信信号は、音声関連データ、通信プロ
トコル関連データ、画像関連データからなる。音声処理
部65では、受信した音声関連データを復号化し、か
つ、送信する音声信号を符号化するコーデック処理を行
っている。音声処理部65からの受信信号が音声信号に
変換されてスピーカ35から出力される。また、マイク
ロホン36からの音声信号が音声処理部65に入力され
て音声関連データに変換される。
【0059】また、制御部67は、この複合化携帯電話
機の各部を制御し、適応する通信プロトコルによる通信
手順処理を実行するとともに、特に、表示制御手段とし
て後述する本発明に対応する表示モード制御を実行す
る。さらに、制御部67は、着信呼び出し駆動信号を発
光ダイオード39に出力し、発光ダイオード39の点滅
による着信呼び出しを行う。なお、制御部67はスピー
カ35(リンガ)に着信呼び出し音信号を出力する。ま
た、制御部67にはバッテリ41が接続されており、そ
の電圧(電池残量)を監視している。
【0060】また、CCDカメラ40からの撮像した画
像信号が画像処理部70に入力されて、例えば、送信時
の帯域圧縮符号化処理等が行われて画像関連データに変
換される。また、受信した画像関連データは画像処理部
70において受信時の帯域伸長復号化処理等が行われ、
液晶表示部34に表示するための信号形態に適合した画
像信号に変換される。これにより、撮像した画像関連デ
ータを送信したり、受信した画像関連データを液晶表示
部34に出力し、その画像表示を行うことができる。
【0061】次に、本発明に対応する表示モード制御に
ついて説明する。表示モード制御は、(A)スライド操
作部31を閉じた音声通話時又は文字/画像通信の待機
状態における表示制御(第1の表示設定)、及び、
(B)スライド操作部31を開いた文字/画像通信時に
おける表示制御(第2の表示設定)の切り換えを行うも
のである。
【0062】制御部67は、スライド操作部31におけ
るキー操作部32の入力操作信号、例えば、電源オン/
オフ、電話番号入力、オン/オフフック等の入力操作信
号を取り込み、スライド操作部31の状態に応じて前記
した(A),(B)の制御を実行する。この(A),
(B)の制御の実行は、スライド操作部31の開閉によ
る図3に示したプラグコネクタ部48,49及びレセプ
タクルコネクタ51,52の接続状態をスライド開閉検
出部71が検出し、この検出した接続状態を制御部67
が取り込んでスライド操作部31の開閉状態を識別す
る。
【0063】制御部67は、この開閉状態の識別に応じ
て、スライド操作部31が図2に示すように閉じている
状態、すなわち、音声通話時又は文字/画像通信におけ
る待機状態を認識した場合には、(A)の第1の表示設
定として音声通話/待機モードに設定する。この場合、
音声通話や通信待機時に必要な情報(図2に示す受信電
界強度のアンテナマーク、電池容量表示、発信先名「○
○○」やその電話番号「090−1234−567
8」、時刻等)を、画像処理部70を通じて液晶表示部
34において画面目視用窓33から目視できる一部領域
のみに画面表示する。
【0064】また、制御部67は、スライド操作部31
が図1に示すように開いた状態、すなわち、文字/画像
通信時であることを認識した場合には、(B)の第2の
表示設定として文字/画像通信モードに設定する。この
場合、制御部67は、文字情報又は画像情報を画像処理
部70を通じて液晶表示部34においてほぼ全面領域に
画像表示可能にする。
【0065】このように液晶表示部34の表示モードを
切り換えることによって、音声通話時及び通信待機時の
利便性と文字/画像通信時の快適性が向上する。また、
スライド操作部31がスライド途中であるときは、一時
的にキー操作部32の回路が装置本体30の回路から切
り離されるため、キーの誤操作を防ぐことができる。
【0066】図9は図1及び図2に示す複合化携帯電話
機の使用状態を説明するための斜視図である。 図9に
おいて、スライド操作部31を開いた画像通信(テレビ
電話)の状態では、CCDカメラ40を引き起こして使
用者を撮影しながら使用者の右手でキー操作部32を操
作する。この際、使用者は画面目視用窓33に左手の親
指Mを当てて把持することによって、複合化携帯電話機
が滑り落ちることもなく、装置本体30全体を安定して
保持できるようになる。
【0067】なお、この実施形態では、装置本体30の
短手方向に対して、スライド操作部31をスライドして
開閉する構造としているが、装置本体30の長手方向に
対してスライド操作部31をスライドして開閉する構造
にすることもできる。
【0068】また、この実施形態では、スライド操作部
31にキー操作部32を配置した例をもって説明した
が、このキー操作部32とともにマイクロホン、スピー
カ、リンガ、バッテリ等を配置するようにしても良い。
【0069】さらに、上記構成例としては、PHS端末
においてテレビ電話伝送システムによる画像通信機能を
併設した例をもって説明したが、他の画像通信方式も適
用可能である。例えば、最大伝送速度2Mbpsのワイ
ドバンドCDMA(W−CDMA)方式による高解像度
の画像通信機能を持った携帯通信装置等にも適用可能で
ある。また、通信ネットワークのより高速伝送化にとも
なって、高フレームレートの動画による画像通信機能を
持った携帯通信装置にも適用可能になる。
【0070】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の携帯通信装置によれば、装置本体に対してスライド操
作部がスライド移動して開閉するようなスライド機構を
設け、スライド操作部を閉じた状態でキー操作部と装置
本体とを第1着脱接続部により接続する一方、スライド
操作部を開いた状態でキー操作部と装置本体とを第2着
脱接続部により接続することにより、スライド操作部を
開いた場合には文字/画像通信等を行うための視認性の
良い大型の液晶表示部及び操作性の良い広いキー操作部
を形成できると共に、スライド操作部を閉じた場合には
携帯性が良い小型化した構造とすることが可能である。
【0071】また、スライド操作部の開閉に伴う確実な
電気的接続及び切り換え機構を実現することができ、音
声通話時又は文字/画像通信の待機状態などのスライド
操作部閉状態と、文字/画像通信時などのスライド操作
部開状態とで適切に動作させることが可能な携帯通信装
置を提供できる。
【0072】また、スライド操作部の閉じた状態と開い
た状態とで画面表示を最適化することが可能であり、使
用時の利便性を向上できるとともに、小型化が要求され
る携帯通信装置での通信時における操作が容易であり、
またその保持性を向上させることが可能な携帯通信装置
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯通信装置に係る一実施形態の全体
構成を示す斜視図である。
【図2】図1におけるスライド操作部を装置本体に収納
した状態を示す斜視図である。
【図3】本実施形態に係るスライド機構の構成を示す斜
視図である。
【図4】スライド機構の第1の変形例を示したものであ
り、スライド操作部が閉じた状態を示す断面図である。
【図5】スライド機構の第1の変形例を示したものであ
り、スライド操作部が開いた状態を示す断面図である。
【図6】スライド機構の第2の変形例を示す断面図であ
る。
【図7】スライド機構の第3の変形例を示す斜視図であ
る。
【図8】図1及び図2に示す複合化携帯電話機の電気的
構成を示すブロック図である。
【図9】 実施形態にあって複合化携帯電話機の使用状
態を説明するための斜視図である。
【図10】従来例にあって文字情報の通信が可能な携帯
電話機の外観構成を示す斜視図である。
【図11】従来例にあって文字情報の通信が可能な他の
携帯電話機の外観構成を示す斜視図である。
【図12】従来例にあって文字情報の通信が可能なさら
に他の携帯電話機の外観構成を示す斜視図である。
【図13】従来例にあって画像通信が可能な携帯電話機
の外観構成を示す斜視図である。
【図14】従来例にあって画像通信が可能な他の携帯電
話機の外観構成を示す斜視図である。
【図15】従来例にあって画像通信が可能なさらに他の
携帯電話機の外観構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
30 装置本体 31 スライド操作部 31a スライド機構 32 キー操作部 34 液晶表示部 33 画面目視用窓 40 CCDカメラ 46 開孔部 47,47a,47b,47c ガイドつめ部 48,49 プラグコネクタ部 50,50a スライド部 51,52 レセプタクルコネクタ 55a,55b 弾性凸部 57a,57b,58a,58b 弾性凸部 60a,60b,61a,61b 磁石 67 制御部 70 画像処理部 71 スライド開閉検出部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キー操作部を配置したスライド操作部が
    スライド移動して装置本体に対して開閉するスライド操
    作装置を有する携帯通信装置であって、 前記スライド操作部が前記装置本体に対してスライド移
    動するためのスライド機構と、 前記スライド操作部を閉じた状態で前記キー操作部の回
    路と前記装置本体の回路とを接続する第1着脱接続部
    と、 前記スライド操作部を開いた状態で前記キー操作部の回
    路と前記装置本体の回路とを接続する第2着脱接続部
    と、 を備えたことを特徴とする携帯通信装置。
  2. 【請求項2】 前記スライド操作部を閉じた際に、該ス
    ライド操作部が前記装置本体に設けられた画像表示部を
    被うことを特徴とする請求項1に記載の携帯通信装置。
  3. 【請求項3】 前記スライド操作部を閉じた状態で前記
    装置本体の画像表示部の一部領域を目視可能にするため
    の開孔窓部をスライド操作部に設けたことを特徴とする
    請求項2に記載の携帯通信装置。
  4. 【請求項4】 前記スライド機構と前記第1及び第2着
    脱接続部とが共働する構造としたことを特徴とする請求
    項1に記載の携帯通信装置。
  5. 【請求項5】 前記スライド機構は、前記装置本体側か
    ら突出したガイド部材を、前記スライド操作部の少なく
    とも一方側の側縁部に設けたガイド溝部に係合させて摺
    動可能とした構造であることを特徴とする請求項1に記
    載の携帯通信装置。
  6. 【請求項6】 前記スライド機構は、前記装置本体側か
    ら突出したガイド部材を、前記スライド操作部の少なく
    とも一方側の側縁部に設けたガイド溝部に係合させて摺
    動可能とした構造であり、 前記第1及び第2着脱接続部は、前記ガイド部材のスラ
    イド移動方向における両端部にそれぞれ第1コネクタを
    設け、前記スライド操作部のスライド移動の最大位置に
    おける前記ガイド溝部にそれぞれ前記第1コネクタと着
    脱可能に接続する第2コネクタを配設したことを特徴と
    する請求項1に記載の携帯通信装置。
  7. 【請求項7】 前記第1及び第2着脱接続部において、
    接続時に前記スライド操作部を着脱可能に固定する固定
    機構を設けたことを特徴とする請求項1に記載の携帯通
    信装置。
  8. 【請求項8】 前記スライド機構は、前記装置本体側か
    ら突出したガイド部材を、前記スライド操作部の少なく
    とも一方側の側縁部に設けたガイド溝部に係合させて摺
    動可能とした構造であり、 前記固定機構は、前記スライド操作部のスライド移動の
    最大位置において前記ガイド部材に対し弾性変形して係
    合する係止部材を有してなることを特徴とする請求項7
    に記載の携帯通信装置。
  9. 【請求項9】 前記スライド機構は、前記装置本体側か
    ら突出したガイド部材を、前記スライド操作部の少なく
    とも一方側の側縁部に設けたガイド溝部に係合させて摺
    動可能とした構造であり、 前記固定機構は、前記スライド操作部のスライド移動の
    最大位置において前記ガイド部材を磁力により吸着する
    吸着部材を有してなることを特徴とする請求項7に記載
    の携帯通信装置。
  10. 【請求項10】 前記スライド操作部を閉じた状態とし
    て前記第1着脱接続部が接続された場合に、前記スライ
    ド操作部に設けた開孔窓部に対応する画像表示部の一部
    領域にのみ表示を行う第1の表示設定と、前記スライド
    操作部を開いた状態として前記第2着脱接続部が接続さ
    れた場合に、前記画像表示部の略全体領域を使用して表
    示を行う第2の表示設定とを切り換える表示制御手段を
    備えたことを特徴とする請求項3に記載の携帯通信装
    置。
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