JP2000200987A - 電子機器の冷却装置 - Google Patents

電子機器の冷却装置

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JP2000200987A
JP2000200987A JP11001457A JP145799A JP2000200987A JP 2000200987 A JP2000200987 A JP 2000200987A JP 11001457 A JP11001457 A JP 11001457A JP 145799 A JP145799 A JP 145799A JP 2000200987 A JP2000200987 A JP 2000200987A
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Japan
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electronic device
fan
opening
cooling device
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JP11001457A
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Yoichi Higuchi
陽一 樋口
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NEC Computertechno Ltd
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NEC Computertechno Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保守点検のために保守点検用の開口部を開放
させる必要があっても、発熱部品の冷却を確実に行うよ
うにする。 【解決手段】 天板2の保守点検用の開口部13にドー
ターカード8に対応させて個別に設けられた開閉自在の
カバー5を開放するとき、カバー5を装置1の内部に落
し込むとともに、底面部との間に所定の隙間1aを保っ
た状態で保持し、開口部13からのファン3,4によっ
て吸入された外気の漏れを抑制するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保守点検時におけ
る高熱発熱部の冷却に適した電子機器の冷却装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子機器は、機能の増加のために、実装
密度が高められている。発熱部品に対しては、ファンに
よる強制冷却が必要となる。
【0003】そこで、通常、ファンによって外気を装置
内部に取込むとともに、発熱部品を冷却した熱い空気を
装置の背面側から外部に排出するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の冷却方法では、たとえばドーターカードの交換を行
う際、装置の保守点検用の開口部を開放させる必要があ
る。この場合、ファンによって取込まれた外気は、保守
点検用の開口部から装置の外部に漏れ出してしまうた
め、発熱部品の冷却が困難となる。
【0005】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、保守点検のために保守点検用の開口部を
開放させる必要があっても、発熱部品の冷却を確実に行
うことができる電子機器の冷却装置を提供することがで
きるようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の電子機
器の冷却装置は、電子機器本体の側面に設けられた外気
を吸入するファンと、電子機器本体の内部の底面部に設
けられた複数の発熱部品を搭載するマザーボードと、マ
ザーボード上にファンによる外気の流入方向に沿って垂
直に並設された複数のドーターカード及び仕切り板と、
電子機器の上部を覆うとともに、保守点検用の開口部を
有する天板と、天板の開口部にドーターカードに対応さ
せて個別に設けられた開閉自在のカバーとを備え、カバ
ーは、開放時に、電子機器本体内部に落し込まれるとと
もに、底面部との間に所定の隙間を保った状態で保持さ
れ、開口部からのファンによって吸入された外気の漏れ
を抑制することを特徴とする。また、カバーは、ドータ
ーカードの並設方向に対して直交方向に設けられた支持
棒によって開閉自在とされているようにすることができ
る。また、カバーの内側には、支持棒が挿通される長穴
が設けられており、カバーの開放時には、長穴の終端に
支持棒が係合することで、底面部との間の所定の隙間が
確保されるようにすることができる。また、長穴は、断
面コ字形状とされ、カバーの開放動作と電子機器本体内
部への落し込み動作とを許容しているようにすることが
できる。また、長穴は、カバーの一端からファンによる
外気の流入方向に向けて所定の長さで形成されているよ
うにすることができる。また、電子機器本体の内部に
は、カバーを底面部に対して垂直向きにスライドさせる
ガイドが設けられているようにすることができる。本発
明に係る電子機器の冷却装置においては、天板の保守点
検用の開口部にドーターカードに対応させて個別に設け
られた開閉自在のカバーを開放するとき、カバーを電子
機器本体内部に落し込むとともに、底面部との間に所定
の隙間を保った状態で保持し、開口部からのファンによ
って吸入された外気の漏れを抑制するようにする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0008】図1は、本発明の電子機器の冷却装置の一
実施の形態を示す斜視図、図2は、図1の電子機器の冷
却装置の内部構成を示す斜視図、図3は、図1及び図2
のカバーを示す斜視図、図4〜図7は、図1の電子機器
の冷却装置の動作を説明するための断面図である。
【0009】図1及び図2において、電子機器の冷却装
置の電子機器本体である装置1の前方には、外部空気を
吸入するファン3,4が設けられている。
【0010】装置1の底面部には、複数の発熱部品6を
搭載したマザーボード7が取付けられている。マザーボ
ード7上には、複数枚のドーターカード8及び仕切り板
9が垂直に実装されている。
【0011】装置1の上面には、天板2が設けられてい
る。天板2には、保守点検用の開口部13が設けられて
いる。天板2には、支持棒10を介して複数のカバー5
が開閉自在に取付けられている。これらのカバー5は、
複数のドーターカード8を交換する際、個別に開閉され
るものである。また、支持棒10は、複数枚のドーター
カード8の並設方向に対して直交するように設けられて
いる。
【0012】装置1の内部には、支持棒10を支点とし
て90度開放させたカバー5を、装置1の底面部へスラ
イドさせるL字状のガイド11が設けられている。
【0013】これらのカバー5の内側には、図3(a)
に示すように、断面コ字形状の長穴12が設けられてい
る。この長穴12には、支持棒10が挿通されている。
これにより、図3(b)に示すように、カバー5を開放
させることができるとともに、支持棒10に邪魔される
ことなく、カバー5を装置1の底面部へ向けてスライド
させることができる。
【0014】次に、このような構成の装置1の動作を、
図4〜図7を用いて説明する。
【0015】まず、図4に示すように、カバー5を閉じ
た状態では、ファン3,4によって吸込まれた空気がマ
ザーボード7に垂直に実装された複数枚のドーターカー
ド8の列に流込む。
【0016】このとき、各ドーターカード8及びマザー
ボード7上の発熱部品6が冷却される。冷却した空気
は、装置1の背面側に排出される。
【0017】次に、ドーターカード8を交換するため
に、図5のように、カバー5を支持棒10を支点として
90度開放する。このとき、ファン3,4によって吸込
まれた空気の一部は、開口部13から外部へ流れ出る。
【0018】そこで、カバー5を装置1の底面部へスラ
イドさせると、図6に示すように、開口部13は、カバ
ー5によって閉塞される。このとき、カバー5は、図2
に示したガイド11に案内されつつスライドするととも
に、停止位置ではガイド11によって鉛直に保持され
る。またこのとき、支持棒10が長穴12の終端に係合
することで、カバー5のスライド量が規制される。
【0019】この状態では、図6及び図7に示すよう
に、カバー5の先端と、装置1の底面部との間に隙間1
aが形成される。このため、図6に示すように、ファン
3,4によって吸込まれた空気は、その隙間1aを通っ
て各ドーターカード8の列に流込む。
【0020】これにより、カバー5が開放された状態に
あっても、各ドーターカード8及びマザーボード7上の
発熱部品6の冷却が行われる。このとき、隙間1aを通
過する空気は、流速が速められて各ドーターカード8及
びマザーボード7上の発熱部品6側に流込む。
【0021】このように、本実施の形態では、天板2の
保守点検用の開口部13にドーターカード8に対応させ
て個別に設けられた開閉自在のカバー5を開放すると
き、カバー5を装置1の内部に落し込むとともに、底面
部との間に所定の隙間1aを保った状態で保持し、開口
部13からのファン3,4によって吸入された外気の漏
れを抑制するようにしたので、保守点検のために保守点
検用の開口部13を開放させる必要があっても、発熱部
品6の冷却を確実に行うことができる。
【0022】また、カバー5の先端と装置1の底面部と
の間に隙間1aを設けるようにしたので、隙間1aを通
過する空気の流速を速めることができ、各ドーターカー
ド8及びマザーボード7上の発熱部品6の冷却を確実に
行うことができる。
【0023】さらに、ガイド11によってカバー5を装
置1の底面部へスライドさせるとともに、カバー5の開
放状態を維持するようにしたので、カバー5の自閉を防
止することができ、安全に交換作業が行える。
【0024】
【発明の効果】以上の如く本発明に係る電子機器の冷却
装置においては、天板の保守点検用の開口部にドーター
カードに対応させて個別に設けられた開閉自在のカバー
を開放するとき、カバーを電子機器本体内部に落し込む
とともに、底面部との間に所定の隙間を保った状態で保
持し、開口部からのファンによって吸入された外気の漏
れを抑制するようにしたので、保守点検のために保守点
検用の開口部を開放させる必要があっても、発熱部品の
冷却を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子機器の冷却装置の一実施の形態を
示す斜視図である。
【図2】図1の電子機器の冷却装置の内部構成を示す斜
視図である。
【図3】図1及び図2のカバーを示す斜視図である。
【図4】図1の電子機器の冷却装置の動作を説明するた
めの断面図である。
【図5】図1の電子機器の冷却装置の動作を説明するた
めの断面図である。
【図6】図1の電子機器の冷却装置の動作を説明するた
めの断面図である。
【図7】図1の電子機器の冷却装置の動作を説明するた
めの断面図である。
【符号の説明】
1 装置 1a 隙間 2 天板 3,4 ファン 5 カバー 6 発熱部品 7 マザーボード 8 ドーターカード 9 仕切り板 10 支持棒 11 ガイド 12 長穴 13 開口部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器本体の側面に設けられた外気を
    吸入するファンと、 前記電子機器の内部の底面部に設けられた複数の発熱部
    品を搭載するマザーボードと、 前記マザーボード上に前記ファンによる外気の流入方向
    に沿って垂直に並設された複数のドーターカード及び仕
    切り板と、 前記電子機器本体の上部を覆うとともに、保守点検用の
    開口部を有する天板と、 前記天板の開口部に前記ドーターカードに対応させて個
    別に設けられた開閉自在のカバーとを備え、 前記カバーは、開放時に、前記電子機器本体内部に落し
    込まれるとともに、前記底面部との間に所定の隙間を保
    った状態で保持され、前記開口部からの前記ファンによ
    って吸入された外気の漏れを抑制することを特徴とする
    電子機器の冷却装置。
  2. 【請求項2】 前記カバーは、前記ドーターカードの並
    設方向に対して直交方向に設けられた支持棒によって開
    閉自在とされていることを特徴とする請求項1に記載の
    電子機器の冷却装置。
  3. 【請求項3】 前記カバーの内側には、前記支持棒が挿
    通される長穴が設けられており、前記カバーの開放時に
    は、前記長穴の終端に前記支持棒が係合することで、前
    記底面部との間の所定の隙間が確保されることを特徴と
    する請求項2に記載の電子機器の冷却装置。
  4. 【請求項4】 前記長穴は、断面コ字形状とされ、前記
    カバーの開放動作と前記電子機器本体内部への落し込み
    動作とを許容していることを特徴とする請求項3に記載
    の電子機器の冷却装置。
  5. 【請求項5】 前記長穴は、前記カバーの一端から前記
    ファンによる外気の流入方向に向けて所定の長さで形成
    されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の電
    子機器の冷却装置。
  6. 【請求項6】 前記電子機器本体の内部には、前記カバ
    ーを前記底面部に対して垂直向きにスライドさせるガイ
    ドが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の
    電子機器の冷却装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011519084A (ja) * 2008-04-14 2011-06-30 ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. 点検位置にあるコンピュータ要素のためのファン

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011519084A (ja) * 2008-04-14 2011-06-30 ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. 点検位置にあるコンピュータ要素のためのファン
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