JP2009111300A - 冷却補助ユニット及び冷却システム - Google Patents

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Abstract

【課題】高い冷却効率を有する冷却補助ユニット及び冷却システムを提供する。
【解決手段】電子機器6を収納する収納室10に使用される冷却補助ユニット20は、床4に設けられた通気穴5の上に直立し、通気穴5に接続された通気路31と通気路31に接続された開口32とを有するダクト部30と、通気路31に沿って空気を移動させるファン50と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般には、冷却補助ユニット及びそれを利用した冷却システムに関する。本発明は、複数の電子機器を収納する計算機室、データセンターその他電子機器を収納する部屋(以下、「収納室」という。)の冷却に好適である。
近年、サーバーなどの大型コンピュータの処理速度が向上するにつれて発熱量が大きくなってきており、収納室では、冷却の効率化が益々要求されている。図8は、従来の収納室1の冷却システムを示す概略斜視図である。水冷管2aを有する水冷式の空調機2から床4の下を通って供給される冷気Cは床4の通気穴5から収納室1内に導入される。床4は、支持部3から一定間隔離れている。図8に示す収納室1には、複数のラックマウント型サーバーユニット6が横方向に4行、奥行き方向に2列配置されている。各サーバーユニット6は、外気を吸い込む図示しないファンが内蔵されており、これにより、冷気Cを内部に吸い込んで、吸い込み面とは反対面から暖気Wとして排気する。暖気Wは天井側から空調機2に取り込まれて冷却及び循環する。なお、ラックマウント型サーバーユニット6は、内部に複数段のサーバーと電源ユニットを高さ方向に格納している。
その他の従来技術としては特許文献1乃至4がある。
特開昭60−223929号公報 特開平9−97989号公報 特開平8−219633号公報 特開昭55−038074号公報
しかし、図8に示す冷却システムは、図9に示すように、暖気Wが冷気Cの供給側に回り込む回流を招く虞がある。また、各サーバーユニット6の高さ方向に冷気Cが均一に供給されない虞がある。具体的には、最下部のサーバーには多くの冷気Cが供給されるが最上部のサーバーには冷気Cの量が少なくなるおそれがある。この結果、各サーバーユニット6内で高い位置に配置されたサーバーが冷却されにくくなり、冷却効果が不均一になる。
本発明は、高い冷却効率を有する冷却補助ユニット及び冷却システムを提供することを例示的目的とする。
本発明の一側面としての冷却補助ユニットは、電子機器を収納する収納室に使用される冷却補助ユニットであって、床に設けられた通気穴の上に直立し、前記通気穴に接続された通気路と当該通気路に接続された開口とを有するダクト部と、前記通気路に沿って空気を移動させるファンと、を有することを特徴とする。かかる冷却補助ユニットは、ファンが空気を移動するので冷気を上昇させたり暖気を下降させたりする。この結果、冷気を上昇させる場合には電子機器の高い位置まで冷気を供給することができ、暖気を下降させる場合には暖気の上昇とそれによる回流を防止することができる。床式の場合には、前記収納室は、床下から冷気が前記通気穴を介して供給され、前記冷気が前記通気路を通過可能で前記開口は前記冷気を前記電子機器に放出し、前記ファンは前記通気路に沿って前記冷気を上昇させる。
前記ダクト部は鉛直上向きに垂直な断面が矩形、円形又は多角形であってもよい。矩形形状や多角形形状はダクト部の各辺の少なくとも一つの辺に対向して電子機器が配置される場合に便宜であり、円形はダクト部の周囲に複数の電子機器が配置される場合に便宜である。前記冷却補助ユニットは一対の電子機器の間に配置され、前記一対の電子機器の間隔をDとすると、前記ダクト部は3Px≦D≦10Pxを満足する幅Pxを前記間隔と平行な方向に有してもよい。Dが3Pxよりも小さくなると電子機器と冷却補助ユニットとの間に作業員が入って作業し辛くなる。Dが10Pxよりも大きくなると電子機器と冷却補助ユニットとの間隔が大きすぎて冷気が鉛直下向きに落下して電子機器を高さ方向に均一に冷却したり、暖気の回流を防止したりすることが困難になる。前記ダクト部は、樹脂製であってもよい。ダクト部を樹脂を利用した成形によって形成すれば通気路や開口を高精度かつ簡単に形成することができる。前記ファンは前記ダクト部の内部に設けられてもよい。これにより、通気路内の空気の移動(冷気の上昇や暖気の下降)を効率よく行うことができる。
冷却補助ユニットは、前記ダクト部に固定されて前記通気路を遮蔽し、前記電子機器よりも高い位置に配置された天板を更に有してもよい。天板は、暖気の回流を防止することができ、冷却の効率化を図ることができる。前記天板の底面は、例えば、前記電子機器よりも鉛直方向に20cm乃至40cm高い位置に配置されてもよい。20cmよりも小さくなると天板が電子機器に接近しすぎるために火災やその他の安全性を担保する上で好ましくない。また、40cmよりも大きくなると開口から噴出される冷気によるエアカーテンの効果や暖気の回流を防止する効果が低減する。
前記ダクト部は、前記電子機器と同じ高さの位置から前記天板が固定されている位置に向かって鉛直上向きに垂直な断面の大きさが大きくなってもよい。これにより、開口を設ける面積が増加するので開口の数が増加し、風量が増加する。大きな風量は暖気の回流を効果的に防止することができるので好ましい。前記天板は、矩形、円形又は多角形の形状の面を有してもよい。矩形形状や多角形形状は天板の各辺の少なくとも一つの辺に対向して電子機器が配置される場合に便宜であり、円形は天板の周囲に複数の電子機器が配置される場合に便宜である。
前記冷却補助ユニットは一対の電子機器の間に配置され、前記一対の電子機器の距離をDとすると、前記天板は0.7D≦Dc≦1.3Dを満足する幅Dcを有してもよい。Dcが0.7Dよりも小さくなると天板と電気機器との距離が大きくなるために暖気の回流の防止が不十分となる。Dcが1.3Dよりも大きくなると電子機器の上部付近がダクト部と近接するので作業者による電子機器の保守や操作が困難になる。また、複数の天板を設ける場合に天板同士が干渉するおそれがある。
本発明の冷却システムは、電子機器を収納する収納室に使用される冷却システムであって、冷気を供給する冷却機と、上述のいずれかの冷却補助ユニットと、を有することを特徴とする。かかる冷却システムは、冷却補助ユニットを有するため上述の作用を奏する。冷却機は、冷気を排気すると共に暖気を吸気する空調機として構成されてもよい。
本発明の更なる目的又はその他の特徴は、以下、添付図面を参照して説明される好ましい実施例によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、高い冷却効率を有する冷却補助ユニット及び冷却システムを提供することができる。
図1は、収納室10の概略部分拡大断面図である。図1において、鉛直方向をZ方向とし、水平方向をX方向とする。鉛直上向きをZとし、鉛直下向きをZ方向とする。収納室10と図8に示す収納室1とは、収納室10が複数の冷却補助ユニット20を有する点で相違し、その他の点では収納室10は、収納室1と同様の構造を有する。即ち、収納室10は、床4の下から冷気Cが床4に設けられた通気穴5を介して供給され、ラックマウント型サーバーユニット6(電子機器)又はそれに搭載されている図示しないサーバー(電子機器)を収納する。このため、図1において図8と同一部材には同一の参照符号を付して説明を省略する。
冷却補助ユニット20は、収納室10に使用され、冷気Cを少なくとも一面から外部に放出する。冷却補助ユニット20は、図1においては、一対のラックマウント型サーバーユニット6の間に配置されている。図2は、図1の紙面に垂直な方向に配置される一対の冷却補助ユニット20の斜視図である。冷却補助ユニット20は、各サーバーユニット6の吸気面6a側に配置されている。各吸気面6aは扉状になっており、サーバーユニット6側に引くことによって開口し、サーバーを着脱することができる。もっとも、本発明は必ずしも各冷却補助ユニット20の両側にサーバーユニット6が配置されることは要求しない。
冷却補助ユニット20は、図2に示すように、ダクト部30及び40と、ファン50と、天板60とを有する柱形状を有する。
ダクト部30は、図2においては、鉛直上向きVに垂直な断面が矩形形状である。矩形は、正方形及び長方形を含むが、本発明は図4乃至図8を参照して後述するようにかかる形状に限定されない。ダクト部30は、通気穴5の上に直立し、通気路31と複数の開口32とを有する。通気路31は、通気穴5に接続されて冷気Cが通過可能な通路であり、通気路31はZ方向に延びている。
ダクト部30は、一対の排気面30aを有する。各排気面30aはサーバーユニット6の吸気面6aに平行に配置されている。各排気面30aには複数の開口32が形成されている。各開口32は通気路31に接続されて冷気Cを放出する。なお、冷却方式が天井式の場合には、30aは吸気面として機能し、各開口32は通気路31に接続されて暖気Wを吸気することになる。
本実施例では、各開口32は同じ円形形状を有し、排気面30aの開口率は30乃至40%であり、開口率は排気面30aにおいて一定である。なお、図2では、作図の便宜上、一部の開口32のみを示している。本実施例では、冷却補助ユニット20を一対のサーバーユニット6の中央に配置して各排気面30aの開口率を同一に設定しているが、冷却補助ユニット20をどちらかのサーバーユニット6に近づけて、開口率も両排気面30aの間で異ならせてもよい。例えば、図1の右側のサーバーユニット6の発熱量が大きければ右側の排気面30aの開口率を大きくしたり、右側のサーバーユニット6の吸気面6aの扉を開口するのに必要なスペースが左側のサーバーユニット6のそれよりも小さい場合には冷却補助ユニット20を右側のサーバーユニット6に近づけるなどである。
XY平面に垂直な方向をY方向とする。図2に示すように、ダクト部30のX、Y及びZ方向のそれぞれの長さをPx、Py及びPzとする。また、図1において、一対のサーバーユニット6のX方向の間隔をDとする。また、各サーバーユニット6のZ方向の高さをUとする。すると、Pxは、次式を満足することが好ましい。
Dが3Pxよりも小さくなるとサーバーユニット6の吸気面6aの扉を開けにくくなる。Dが10Pxよりも大きくなるとダクト部30から離れすぎて冷気CがZ方向に落下してサーバーをZ方向に均一に冷却することが困難になる。本実施例ではPxは20乃至30cmであり、Dは約1.2乃至2.0mである。
本実施例において、Pyは、サーバーユニット6の図1の紙面に垂直なY方向の長さに略等しい。これにより、サーバーユニット6のY方向に亘って冷気Cを供給することができ、図示しない各サーバーをY方向に均一に冷却することができる。但し、Pyは、後述するように、サーバーユニット6のY方向の長さの2以上の整数倍であってもよい。また、PzはUzと略等しい。これにより、Z方向に亘ってサーバーユニット6に冷気Cを均一に供給することができ、図示しない各サーバーをZ方向に均一に冷却することができる。
ダクト部40は、図2に示すXZ平面を見ると、サーバーユニット6の上面6bと同じ高さにあるダクト部30と40との間の境界からZ方向にX方向の長さが増加している。ダクト部40のYZ面にも開口32と同一形状の開口44が形成されている。YZ面は本実施例では曲面であるが斜面であってもよい。開口44は、開口32と同様に冷気Cを放出する。しかし、開口32から放出される冷気Cは主としてサーバーユニット6に取り込まれて内部のサーバーを冷却するのに使用されるのに対して、開口44から放出される冷気Cは暖気Wの回流(即ち、暖気Wが一対のサーバーユニット6の間に戻ること)を防止するためのエアカーテンを形成するのに主として使用される。
図3は、ダクト部40近傍のXZ方向から見た側面図である。ダクト部40をダクト部30と同じ幅Pxで作成すると点線のようになる。ダクト部40とダクト部30との境界のX方向の端部を41とし、天板60と接続するダクト部40のX方向の端部を42とする。一方、ダクト部40をダクト部30と同じ幅Pxで作成した場合のダクト部と天板60とのX方向の端部を43とする。すると、YZ面を臨むT方向からダクト部40を見ると、端部41と43で構成される点線で示すYZ平面よりも端部41と42で構成される実線で示すYZ曲面の方が面積が大きい。このため、開口率が同じであれば、端部41と42で構成される実線で示すYZ曲面の開口32の面積は大きくなるから風量が大きくなる。大きな風量は暖気Wの回流を効果的に防止することができるので好ましい。
ダクト部30及び40は、樹脂により成形によって形成されてもよい。これにより、開口32及び42を高精度に形成することができる。
ファン50は、ダクト部30の途中又は内部に設けられ、通気穴5から導入された冷気Cを通気路31に沿って上昇させる。従来は、ファン50が設けられていなかったので、貫通孔5から導入された冷気Cは床4付近に溜まり易く、Z方向に亘ってサーバーユニット6に冷気Cを均一に供給することができなかった。このため、サーバーユニット6にZ方向に多段式に収納されている図示しないサーバーをZ方向に均一に冷却することができなかった。これに対して、本実施例では、ファン50が冷気CをZ方向に上昇させることによって冷気Cをより高い位置のサーバーに供給することができ、従来の問題を解決している。本実施例においては、ファン50により、冷気Cは通気路31に沿って3m/sで上昇する。
なお、ファン50は、必ずしもダクト部30の内部に設けられなくてもよい。例えば、冷気Cをサーバーユニット6の上面6b以上に上昇させられる限り、床4の通気穴5に設けたり、ダクト部40に設けたりしてもよい。
天板60は、ダクト部40の上端に固定され、通気路31を遮蔽し、サーバーユニット6の上面6bよりも高い位置に配置されている。従って、通気路31に沿って上昇する冷気Cは天板60にぶつかる。本実施例では、天板60の底面61は、サーバーユニット6の上面6bよりも20cm乃至40cm高い。即ち、図1において、天板60の底面61をX方向に延長した位置とサーバーユニット6の上面6bとの距離Fは20cm乃至40cmである。距離Fが20cmよりも小さくなると一対の電子機器の間の空間を閉鎖してしまう虞があるため火災やその他の安全性を担保する上で好ましくない。また、距離Fが40cmよりも大きくなると開口44から噴出される冷気によるエアカーテンの効果が低減する。
天板60のX方向の幅をDcとすると、次式を満足することが好ましい。
Dcが0.7Dよりも小さくなると天板60の端部とサーバーユニット6の上面6bの端部との距離が大きくなるために暖気Wの遮断が不十分となる。Dcが1.3Dよりも大きくなるとサーバーユニット6の上面6b付近で吸気面6aの扉がダクト部40と干渉して開口しづらくなる。また、X方向に配置される別の天板とも干渉するおそれがある。
本実施例の天板60は、矩形形状の平板であり、X方向に平行に配置されているが、その形状は後述するように限定されない。
図2に示す天板60は、図4(a)に示すような正方形形状であるが、図4(b)に示すような長方形形状を有する天板60Aを使用してもよい。図4(a)及び図4(b)における点線は天板60及び60Aを上から見た場合にダクト部30を透過した輪郭である。図5は、図4(b)に示す天板60Aを有する冷却補助ユニット20Aとサーバーユニット6との配置の例を示す上面図である。一つの冷却補助ユニット20Aを片側2つのサーバーユニット6のために使用している。
また、天板60は、図6(b)に示す円形形状を有する天板60Bや図6(c)に示す長円形状を有する天板60Cに置換されてもよい。その他、天板60は、多角形形状でもよい。図6(b)及び図6(c)における点線は天板60B及び60Cを上から見た場合にダクト部30を透過した輪郭である。同様に、ダクト部30のZ方向に垂直な断面は矩形ではなく円形や多角形であってもよい。図6(a)はダクト部30のZ方向に垂直な断面が円形である場合の冷却補助ユニット20Bの斜視図である。なお、円形は、円、長円、楕円のいずれも含む趣旨である。図7は、図6(c)に示す天板60Cを有する冷却補助ユニット20Cとサーバーユニット6との配置の例を示す上面図である。一つの冷却補助ユニット20Cを周囲に配置された8つのサーバーユニット6のために使用している。この場合には、開口32はダクト部30の周囲に設けられる。
収納室10の動作において、空調機2から供給される冷気Cは床下を通って通気穴5から通気路31に導入されてファン50によってZ方向に上昇する。冷気Cの一部はサーバーユニット6に設けられた図示しないファンによって吸気面6aからサーバーユニット6の内部に導入されてサーバーユニット6内の図示しない複数のサーバーを冷却する。ファン50によって冷気Cは上部のサーバーにも供給されるので上部のサーバーも十分に冷却される。冷気Cはサーバーユニット6内を通過することによって暖気Wとなる。暖気Wの一部Wは一対のサーバーユニット6の間に回流しようとするが、ダクト部40の開口44から排出される冷気Cがエアカーテンを形成して暖気Wを外側に押し出す。これによって、暖気の回流を防止して冷却効率を高めることができる。また、天板60も天井側からの暖気Wの回流を防止する。暖気Wは収納室10内にある空調機2に取り込まれて冷気Cとして循環する。
以上、本発明の好ましい実施例を説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その要旨の範囲内で様々な変形及び変更が可能である。
本発明は更に以下の事項を開示する。
(付記1) 電子機器を収納する収納室に使用される冷却補助ユニットであって、
床に設けられた通気穴の上に直立し、前記通気穴に接続された通気路と当該通気路に接続された開口とを有するダクト部と、
前記通気路に沿って空気を移動させるファンと、
を有することを特徴とする冷却補助ユニット。(1)
(付記2) 前記収納室は、床下から冷気が前記通気穴を介して供給され、前記冷気が前記通気路を通過可能で前記開口は前記冷気を前記電子機器に放出し、前記ファンは前記通気路に沿って前記冷気を上昇させることを特徴とする付記1に記載の冷却補助ユニット。(2)
(付記3) 前記ダクト部は鉛直上向きに垂直な断面が矩形、円形又は多角形であることを特徴とする付記1に記載の冷却補助ユニット。(3)
(付記4) 前記冷却補助ユニットは一対の電子機器の間に配置され、前記一対の電子機器の間隔をDとすると、前記ダクト部は3Px≦D≦10Pxを満足する幅Pxを前記間隔と平行な方向に有することを特徴とする付記1に記載の冷却補助ユニット。(4)
(付記5) 前記ダクト部は、樹脂製であることを特徴とする付記1に記載の冷却補助ユニット。
(付記6) 前記ファンは前記ダクト部の内部に設けられることを特徴とする付記1に記載の冷却補助ユニット。
(付記7) 前記ダクト部に固定されて前記通気路を遮蔽し、前記電子機器よりも高い位置に配置された天板を更に有することを特徴とする付記1に記載の冷却補助ユニット。(5)
(付記8) 前記天板の底面は、前記電子機器よりも鉛直方向に20cm乃至40cmだけ高いことを特徴とする付記7に記載の冷却補助ユニット。(6)
(付記9) 前記ダクト部は、前記電子機器と同じ高さの位置から前記天板が固定されている位置に向かって鉛直上向きに垂直な断面の大きさが大きくなっていることを特徴とする付記7に記載の冷却補助ユニット。(7)
(付記10) 前記天板は、矩形、円形又は多角形の形状の面を有することを特徴とする付記7に記載の冷却補助ユニット。(8)
(付記11) 前記冷却補助ユニットは一対の電子機器の間に配置され、前記一対の電子機器の距離をDとすると、前記天板は0.7D≦Dc≦1.3Dを満足する幅Dcを有することを特徴とする付記7に記載の冷却補助ユニット。(9)
(付記12) 電子機器を収納する収納室に使用される冷却システムであって、
冷気を供給する冷却機と、
付記1乃至11のうちいずれか一項に記載の冷却補助ユニットと、
を有することを特徴とする冷却システム。(10)
本発明の一実施例の収納室の概略部分拡大断面図である。 図1に示す冷却補助ユニットの概略斜視図である。 図2に示す冷却補助ユニットの概略断面図である。 図4(a)及び図4(b)は図2に示す冷却補助ユニットに適用可能な天板の平面図である。 図4(b)に示す天板を有する冷却補助ユニットを使用した場合の配置を示す平面図である。 図6(a)は図2に示す冷却補助ユニットの変形例の斜視図である。図6(b)及び図6(c)は図6(a)に示す冷却補助ユニットに適用可能な天板の平面図である。 図6(c)に示す天板を有する冷却補助ユニットを使用した場合の配置を示す平面図である。 従来の収納室の概略斜視図である。 図8に示す収納室の問題点を説明する斜視図である。
符号の説明
4 床
5 通気穴
6 サーバーユニット(電子機器)
10 収納室
20 冷却補助ユニット
30、40 ダクト部
31 通気路
32、44 開口
50 ファン
60 天板

Claims (10)

  1. 電子機器を収納する収納室に使用される冷却補助ユニットであって、
    床に設けられた通気穴の上に直立し、前記通気穴に接続された通気路と当該通気路に接続された開口とを有するダクト部と、
    前記通気路に沿って空気を移動させるファンと、
    を有することを特徴とする冷却補助ユニット。
  2. 前記収納室は、床下から冷気が前記通気穴を介して供給され、前記冷気が前記通気路を通過可能で前記開口は前記冷気を前記電子機器に放出し、前記ファンは前記通気路に沿って前記冷気を上昇させることを特徴とする請求項1に記載の冷却補助ユニット。
  3. 前記ダクト部は鉛直上向きに垂直な断面が矩形、円形又は多角形であることを特徴とする請求項1に記載の冷却補助ユニット。
  4. 前記冷却補助ユニットは一対の電子機器の間に配置され、前記一対の電子機器の間隔をDとすると、前記ダクト部は3Px≦D≦10Pxを満足する幅Pxを前記間隔と平行な方向に有することを特徴とする請求項1に記載の冷却補助ユニット。
  5. 前記ダクト部に固定されて前記通気路を遮蔽し、前記電子機器よりも高い位置に配置された天板を更に有することを特徴とする請求項1に記載の冷却補助ユニット。
  6. 前記天板の底面は、前記電子機器よりも鉛直方向に20cm乃至40cmだけ高いことを特徴とする請求項5に記載の冷却補助ユニット。
  7. 前記ダクト部は、前記電子機器と同じ高さの位置から前記天板が固定されている位置に向かって鉛直上向きに垂直な断面の大きさが大きくなっていることを特徴とする請求項5に記載の冷却補助ユニット。
  8. 前記天板は、矩形、円形又は多角形の形状の面を有することを特徴とする請求項5に記載の冷却補助ユニット。
  9. 前記冷却補助ユニットは一対の電子機器の間に配置され、前記一対の電子機器の距離をDとすると、前記天板は0.7D≦Dc≦1.3Dを満足する幅Dcを有することを特徴とする請求項5に記載の冷却補助ユニット。
  10. 電子機器を収納する収納室に使用される冷却システムであって、
    冷気を供給する冷却機と、
    請求項1乃至9のうちいずれか一項に記載の冷却補助ユニットと、
    を有することを特徴とする冷却システム。
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