JP2000200334A - 非接触型icラベルおよびその製造方法 - Google Patents

非接触型icラベルおよびその製造方法

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JP2000200334A JP30456999A JP30456999A JP2000200334A JP 2000200334 A JP2000200334 A JP 2000200334A JP 30456999 A JP30456999 A JP 30456999A JP 30456999 A JP30456999 A JP 30456999A JP 2000200334 A JP2000200334 A JP 2000200334A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録または再生内容の表示に不具合を生じさ
せず、耐環境特性に優れた非接触型ICラベルおよびそ
の製造方法を提供する。 【解決手段】 非接触型ICラベル1は、IC2を有す
るアンテナ基板3と紙などのラベル4とをPETフィル
ムなどの基材5上に具備するものであり、アンテナ基板
3は、アンテナ基板3の少なくともIC2を実装した面
全体を被覆された保護層6を有するとともに、アンテナ
基板3を、窓7を有する基材5の第1の主面8上に、I
C2が実装された面側からIC2を窓7に挿入するよう
に載置して有し、第1の主面8上およびアンテナ基板3
のIC2を実装した面と反対面上に、第1の粘着層9を
介してラベル4を有し、基材5の第2の主面10上に第
2の粘着層11を有して構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は非接触型ICラベル
およびその製造方法に関し、さらに詳しくは、耐環境特
性に優れた非接触型ICラベルおよびその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】ビデオカセットなどの情報記録媒体にお
いて、ビデオカセット自体をビデオデッキに装填し、記
録または再生を行うことなしに、その記録または再生内
容を表示する方法として、ビデオカセットに貼りつけた
非接触型ICラベルのICメモリに記録または再生内容
をあらかじめ入力しておいて、ビデオカセットをビデオ
デッキの受信部に近づけてかざすことによりその信号を
送信することにより表示する方法が開発されている。
(特開昭62−157391号公報、特開平5−198
139号公報参照。)
【0003】従来の非接触型ICラベルの構成を、従来
の非接触型ICラベルの一例を示す概略構成断面図であ
る図3を参照して説明する。非接触型ICラベル14
は、例えば、PETフィルムなどの基材5の第1の主面
8上にIC2を実装したアンテナ基板3を、第1の主面
8上に、IC2が実装された面側からIC2が基材5の
窓7に挿入されるように載置するとともに、第1の主面
8上およびアンテナ基板3のIC2が実装された面の反
対面上に、紙などのラベル4を第1の粘着層9を介して
貼り付け、さらに基材5の第2の主面10上に第2の粘
着層11を形成した構成となっている。アンテナ基板3
には、IC2が実装された面に、図示を省略する渦巻き
状のアンテナパターンが形成されており、その端子部が
IC2に接続されている。そして、この非接触型ICラ
ベル14は、図示を省略するビデオカセットなどの情報
記録媒体上に、第2の粘着層11により貼り付けられて
使用される。
【0004】しかしながら、このような構成の非接触型
ICラベル14においては、高湿度の環境下において、
吸湿の影響により、送信周波数のずれが発生し、記録ま
たは再生内容の表示に不具合を生じることが問題となっ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】記録または再生内容の
表示に不具合を生じさせず、耐環境特性に優れた非接触
型ICラベルおよびその製造方法を提供することを課題
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の非接触
型ICラベルは、ICを有するアンテナ基板とラベルと
を基材上に具備する非接触型ICラベルであって、アン
テナ基板は、アンテナ基板の少なくともICを有する面
全体を被覆した保護層を有するとともに、アンテナ基板
を、窓を有する基材の第1の主面上に、ICが実装され
た面側からICを窓に挿入するように載置し、第1の主
面上およびアンテナ基板のICが実装された面の反対面
上に、第1の粘着層を介してラベルを有し、基材の第2
の主面上に第2の粘着層を有することを特徴とする。
【0007】請求項2に記載の非接触型ICラベルは、
ICを有するアンテナ基板とラベルとを基材上に具備す
る非接触型ICラベルであって、アンテナ基板を、窓を
有する基材の第1の主面上に、ICが実装された面側か
らICを窓に挿入するように載置して有し、第1の主面
上およびアンテナ基板のICが実装された面の反対面上
に、第1の粘着層を介してラベルを有する非接触型IC
ラベルの前駆体を有し、前駆体は前駆体全体を被覆され
た保護層を有するとともに、保護層は基材の第2の主面
側に第2の粘着層を有することを特徴とする。
【0008】請求項1または請求項2に記載の非接触型
ICラベルにおいて、保護層は、ポリシロキサン系樹
脂、フッ素変性シリコーン系樹脂、シリコーン系樹脂、
酸化シリコン薄膜、窒化シリコン薄膜、酸窒化シリコン
薄膜およびダイヤモンド状カーボン薄膜のうちの少なく
ともいずれか1種であることが望ましい。これら樹脂あ
るいは薄膜は、単体で用いてもよく積層して用いてもよ
い。
【0009】請求項4に記載の非接触型ICラベルの製
造方法は、ICを有するアンテナ基板とラベルとを基材
上に実装する非接触型ICラベルの製造方法であって、
アンテナ基板の少なくともICを実装した面全体を保護
層で被覆するとともに、基材に窓を形成し、保護層で被
覆されたアンテナ基板を、基材の第1の主面上に、IC
が実装された面側からICを窓に挿入するように載置
し、第1の主面上およびアンテナ基板のICが実装され
た面の反対面上に、第1の粘着層を用いてラベルを接合
し、基材の第2の主面上に第2の粘着層を形成すること
を特徴とする。
【0010】請求項5に記載の非接触型ICラベルの製
造方法は、ICを有するアンテナ基板とラベルとを基材
上に実装する非接触型ICラベルの製造方法であって、
基材に窓を形成するとともに、アンテナ基板を、ICが
実装された面側からICを窓に挿入するように基材の第
1の主面上に載置し、第1の主面上およびアンテナ基板
のICが実装された面の反対面上に、第1の粘着層を用
いてラベルを接合して、非接触型ICラベルの前駆体を
形成し、前駆体全体を保護層を用いて被覆するととも
に、保護層上に基材の第2の主面側から第2の粘着層を
形成することを特徴とする。
【0011】請求項4または請求項5に記載の非接触型
ICラベルの製造方法において、保護層は、ポリシロキ
サン系樹脂、フッ素変性シリコーン系樹脂、シリコーン
系樹脂、酸化シリコン薄膜、窒化シリコン薄膜、酸窒化
シリコン薄膜およびダイヤモンド状カーボン薄膜のうち
の少なくともいずれか1種が用いられることが望まし
い。これら樹脂あるいは薄膜は、単体で用いてもよく積
層して用いてもよい。
【0012】本発明の非接触型ICラベルおよびその製
造方法によれば、アンテナ基板または前駆体に保護層を
被覆することにより、耐環境特性に優れ、記録または再
生内容の表示に不具合を生じない非接触型ICラベルを
提供できる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、非接触型
ICラベルの実施の形態例について、非接触型ICラベ
ルの概略構成断面図である図1〜図2を参照して以下に
説明する。図1は、本発明に係わるアンテナ基板に保護
層を被覆した非接触型ICラベルの一例であり、図2
は、本発明に係わる前駆体に保護層を被覆した非接触型
ICラベルの一例である。
【0014】実施の形態例1 非接触型ICラベル1は、図1のように、IC2を有す
るアンテナ基板3と紙などのラベル4とをPETフィル
ムなどの基材5上に具備するものであり、IC2を実装
したアンテナ基板3は、アンテナ基板3の少なくともI
C2を実装した面全体を被覆された保護層6を有すると
ともに、アンテナ基板3を、窓7を有する基材5の第1
の主面8上に、IC2が実装された面側からIC2を窓
7に挿入するように載置して有し、第1の主面8上およ
びアンテナ基板3のIC2を実装した面と反対面上に、
第1の粘着層9を介してラベル4を有し、基材5の第2
の主面10上に第2の粘着層11を有して構成される。
アンテナ基板3には、IC2が実装された面に、図示を
省略する渦巻き状のアンテナパターンが形成されてお
り、その端子部がIC2に接続されている。
【0015】保護層6には、ポリシロキサン系樹脂、フ
ッ素変性シリコーン系樹脂、シリコーン系樹脂を、1μ
m以上、好ましくは5μm以上100μm以下塗布す
る。あるいは、酸化シリコン薄膜、窒化シリコン薄膜、
酸窒化シリコン薄膜およびダイヤモンド状カーボン薄膜
などを、40nm以上、好ましくは1μm以下、さらに
好ましくは、0.5μm以下形成する。第1の粘着層ま
たは第2の粘着層には、共重合ポリエステルなどの粘着
剤が用いられる。
【0016】非接触型ICラベル1の製造方法は、図1
のように、IC2を実装したアンテナ基板3と紙などの
ラベル4とをPETフィルムなどの基材5上に実装する
ものであって、IC2を実装したアンテナ基板3の少な
くともIC2を実装した面全体を保護層6で被覆すると
ともに、基材5に窓7を形成し、アンテナ基板3を、基
材5の第1の主面8上に、IC2が実装された面側から
IC2を窓7に挿入するように載置し、第1の主面8上
およびアンテナ基板3のICが実装された面の反対面上
に、第1の粘着層9を用いてラベル4を積層し、基材5
の第2の主面10上に第2の粘着層11を形成して製造
される。
【0017】保護層6としては、ポリシロキサン系樹
脂、フッ素変性シリコーン系樹脂またはシリコーン系樹
脂をディッピング法、傾斜コーティング法またはグラビ
アロール法などにより塗布するか、または酸化シリコン
薄膜、窒化シリコン薄膜、酸窒化シリコン薄膜またはダ
イヤモンド状カーボン薄膜などをスパッタ法またはプラ
ズマCVD(Chemical Vapor Deposition) 法などの薄膜
形成法により形成することができる。第1の粘着層また
は第2の粘着層は、共重合ポリエステルなどの粘着剤
を、ロールコータなどにより塗布することにより形成さ
れる。なお本実施の形態例では、保護層6はアンテナ基
板3のIC2を実装した面全体を被覆したが、この面と
ともにアンテナ基板の裏面や側面を被覆するように形成
してもよい。
【0018】実施の形態例2 非接触型ICラベル12は、図2のように、IC2を有
するアンテナ基板3と紙などのラベル4とをPETフィ
ルムなどの基材5上に具備するものであり、アンテナ基
板3を、窓7を有する基材5の第1の主面8上に、IC
2が実装された面側からIC2を窓7に挿入するように
載置して有し、第1の主面8上およびアンテナ基板3の
IC2が実装された面の反対面上に第1の粘着層9を介
してラベル4を有する非接触型ICラベル12の前駆体
13を有し、前駆体13は全体を被覆された保護層6を
有するとともに、保護層6は基材5の第2の主面10側
に第2の粘着層11を有して構成される。アンテナ基板
3には、IC2が実装された面に、図示を省略する渦巻
き状のアンテナパターンが形成されており、その端子部
がIC2に接続されている。
【0019】保護層6には、ポリシロキサン系樹脂、フ
ッ素変性シリコーン系樹脂、シリコーン系樹脂、酸化シ
リコン薄膜、窒化シリコン薄膜、酸窒化シリコン薄膜お
よびダイヤモンド状カーボン薄膜などが用いられる。第
1の粘着層または第2の粘着層には、共重合ポリエステ
ルなどの粘着剤が用いられる。
【0020】非接触型ICラベル12の製造方法は、図
2のように、IC2を有するアンテナ基板3と紙などの
ラベル4とをPETフィルムなどの基材5上に実装する
ものであり、基材5に窓7を形成し、アンテナ基板3
を、基材5の第1の主面8上に、IC2が実装された面
側からIC2を窓7に挿入するように載置し、第1の主
面8上およびアンテナ基板3のIC2が実装された面の
反対面上に第1の粘着層9を用いてラベル4を積層し
て、非接触型ICラベル12の前駆体13を形成し、前
駆体13の全体を保護層6を用いて被覆するとともに、
保護層6上に基材5の第2の主面10側から第2の粘着
層11を形成することにより製造される。
【0021】保護層6としては、ポリシロキサン系樹
脂、フッ素変性シリコーン系樹脂またはシリコーン系樹
脂をディッピングまたは塗布するか、または酸化シリコ
ン薄膜、窒化シリコン薄膜、酸窒化シリコン薄膜または
ダイヤモンド状カーボン薄膜などをスパッタ法やプラズ
マCVD法などの薄膜形成法により形成することができ
る。第1の粘着層または第2の粘着層は、共重合ポリエ
ステルなどの粘着剤を、ロールコータなどにより塗布す
ることにより形成される。
【0022】
【実施例】実施例1 実施の形態例1と同様な構成の非接触型ICラベルにつ
いて、種々の保護層を適用した場合に、以下のような信
頼性試験を行った。すなわち、保護層として、ポリシロ
キサン系樹脂、フッ素変性シリコーン系樹脂、シリコー
ン系樹脂を用い、これらの原料を有機溶剤に溶かし、粘
度調整した高分子溶液をアンテナ基板にディッピング法
により塗布後、有機溶剤を乾燥除去し、高分子膜を形成
する。そして、これらのアンテナ基板を用いて、非接触
型ICラベルを作製し、次のような信頼性試験を行っ
た。40℃95%RHの環境下で、非接触型ICラベル
を2週間放置した後に、送信周波数が、試験前の周波数
13.56MHzから0.2Hzずれた場合をNGとし
た。試験結果を表1に示す。
【0023】
【表1】
【0024】上記の試験結果から、信頼性を保持するた
めには、保護層の高分子膜の厚さは1μm以上あればよ
いが、5μm以上100μm以下であることが好まし
い。これは、100μm以上の膜厚とすると、粘度が大
きい高分子溶液を塗布する必要があり作業性が悪いため
である。
【0025】実施例2 実施の形態例1と同様な構成の非接触型ICラベルにつ
いて、種々の保護層を適用した場合に、以下のような信
頼性試験を行った。すなわち、保護層として、酸化シリ
コン、窒化シリコン、酸窒化シリコン薄膜またはダイア
モンド状カーボンの薄膜を用いた場合、アンテナ基板
に、スパッタ法またはプラズマCVD法により薄膜を形
成する。そして、これらのアンテナ基板を用いて、非接
触型ICラベルを作製し、実施例1と同様な信頼性試験
を行った。試験結果を表2に示す。
【0026】
【表2】
【0027】上記の試験結果から、信頼性を保持するた
めには、保護層の厚さは40nm以上あればよいが、厚
すぎると薄膜の内部応力のためにクラックやはがれが生
じるので、1μm以下が好ましく、0.5μm以下であ
ることがさらに好ましい。なお酸窒化シリコン薄膜につ
いても、酸化シリコン薄膜および窒化シリコン薄膜と同
様の試験結果を得た。
【0028】実施例3 実施の形態例2と同様な構成の非接触型ICラベルにつ
いて、種々の保護層を適用した場合に、以下のような信
頼性試験を行った。実施の形態例2と同様な、アンテナ
基板をPETフィルムなどの非接触型ICラベル用の基
材に実装し、紙製のラベルをその上に貼り付けた非接触
型ICラベルの前駆体に、保護層として、ポリシロキサ
ン系樹脂、フッ素変性シリコーン系樹脂またはシリコー
ン系樹脂を用い塗布する。この場合、紙にも浸透し、塗
布可能な材料を選択する必要があり、粘度が大きいと紙
に浸透せず塗布むらが生じる。保護層の塗布は、ディッ
ピングにより行ったが、塗布材料は紙により吸収される
ので、ディッピング時間により膜厚を調整した。信頼性
試験を、実施例1、2と同様な試験法により行い、その
試験結果を表3に示す。
【0029】
【表3】
【0030】上記の試験結果から、信頼性を保持するた
めには、高分子液の粘度にもよるが、10秒以上ディッ
ピングすればよく、1分以上では効果は変わらなかっ
た。また、10秒未満では効果がみられなかった。
【0031】
【発明の効果】本発明の非接触型ICラベルおよびその
製造方法によれば、アンテナ基板または非接触型ICラ
ベルの前駆体に保護層を形成することにより、耐環境特
性に優れ、記録または再生内容の表示に不具合を生じな
い非接触型ICラベルを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わるアンテナ基板に保護層を形成
した非接触型ICラベルの概略構成断面図である。
【図2】 本発明に係わる前駆体に保護層を形成した非
接触型ICラベルの概略構成断面図である。
【図3】 従来例の非接触型ICラベルの概略構成断面
図である。
【符号の説明】
1,12,14…非接触型ICラベル、2…IC、3…
アンテナ基板、4…ラベル、5…基材、6…保護層、7
…窓、8…第1の主面、9…第1の粘着層、10…第2
の主面、11…第2の粘着層、13…前駆体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICを有するアンテナ基板とラベルとを
    基材上に具備する非接触型ICラベルであって、 前記アンテナ基板は、該アンテナ基板の少なくとも前記
    ICを有する面全体を被覆した保護層を有するととも
    に、前記アンテナ基板を、窓を有する前記基材の第1の
    主面上に、前記ICが実装された面側から前記ICを前
    記窓に挿入するように載置して有し、前記第1の主面上
    および前記アンテナ基板の前記ICが実装された面の反
    対面上に、第1の粘着層を介して前記ラベルを有し、前
    記基材の第2の主面上に第2の粘着層を有することを特
    徴とする非接触型ICラベル。
  2. 【請求項2】 ICを有するアンテナ基板とラベルとを
    基材上に具備する非接触型ICラベルであって、 前記アンテナ基板を、窓を有する前記基材の第1の主面
    上に、前記ICが実装された面側から前記ICを前記窓
    に挿入するように載置して有し、前記第1の主面上およ
    び前記アンテナ基板の前記ICが実装された面の反対面
    上に、第1の粘着層を介して前記ラベルを有する前記非
    接触型ICラベルの前駆体を有し、 前記前駆体は該前駆体全体を被覆された保護層を有する
    とともに、前記保護層は前記基材の第2の主面側に第2
    の粘着層を有することを特徴とする非接触型ICラベ
    ル。
  3. 【請求項3】 前記保護層は、ポリシロキサン系樹脂、
    フッ素変性シリコーン系樹脂、シリコーン系樹脂、酸化
    シリコン薄膜、窒化シリコン薄膜、酸窒化シリコン薄膜
    およびダイヤモンド状カーボン薄膜のうちの少なくとも
    いずれか1種であることを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の非接触型ICラベル。
  4. 【請求項4】 ICを有するアンテナ基板とラベルとを
    基材上に実装する非接触型ICラベルの製造方法であっ
    て、 前記アンテナ基板の少なくとも前記ICを実装した面全
    体を保護層で被覆するとともに、前記基材に窓を形成
    し、 前記保護層で被覆された前記アンテナ基板を、前記基材
    の第1の主面上に、前記ICが実装された面側から前記
    ICを前記窓に挿入するように載置し、前記第1の主面
    上および前記アンテナ基板の前記ICが実装された面の
    反対面上に、第1の粘着層を用いて前記ラベルを接合
    し、前記基材の第2の主面上に第2の粘着層を形成する
    ことを特徴とする非接触型ICラベルの製造方法。
  5. 【請求項5】 ICを有するアンテナ基板とラベルとを
    基材上に実装する非接触型ICラベルの製造方法であっ
    て、 前記基材に窓を形成するとともに、前記アンテナ基板
    を、前記ICが実装された面側から前記ICを前記窓に
    挿入するように前記基材の第1の主面上に載置し、前記
    第1の主面上および前記アンテナ基板の前記ICが実装
    された面の反対面上に、第1の粘着層を用いて前記ラベ
    ルを接合して、前記非接触型ICラベルの前駆体を形成
    し、前記前駆体全体を保護層を用いて被覆するととも
    に、前記保護層上に前記基材の第2の主面側から第2の
    粘着層を形成することを特徴とする非接触型ICラベル
    の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記保護層は、ポリシロキサン系樹脂、
    フッ素変性シリコーン系樹脂、シリコーン系樹脂、酸化
    シリコン薄膜、窒化シリコン薄膜、酸窒化シリコン薄膜
    およびダイヤモンド状カーボン薄膜のうちの少なくとも
    いずれか1種が用いられたことを特徴とする請求項4ま
    たは請求項5に記載の非接触型ICラベルの製造方法。
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