JP2000199321A - 建造物外壁のタイル仕上げ方法及びタイル仕上げ構造 - Google Patents

建造物外壁のタイル仕上げ方法及びタイル仕上げ構造

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JP2000199321A
JP2000199321A JP10378494A JP37849498A JP2000199321A JP 2000199321 A JP2000199321 A JP 2000199321A JP 10378494 A JP10378494 A JP 10378494A JP 37849498 A JP37849498 A JP 37849498A JP 2000199321 A JP2000199321 A JP 2000199321A
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tile
wall
groove
filled
siding board
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Yasuhiro Kawachi
保弘 河内
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Daishin Foods & Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】目地部における伸縮や、亀裂の発生を溝部で吸
収することができ、外壁面に亀裂等の進行がなく、タイ
ルの剥落の防止でき、美観に優れた建造物の外壁を仕上
げ構造を提供する。 【解決手段】周辺部の上層部に切欠き段部を設けてなる
サイディングボードの多数個の配列物と、同サイディン
グボードの一つと隣接する他のサイディングボードとの
間に形成される目地部にコーキング材が充填されてなる
底面中央部に目地表面を有する溝部と、同溝部に網体と
弾性モルタルが順次積層充填された充填物層と、そして
その充填物層の最上面と周囲の前記サイディングボード
表面に連続して水平に接着積層されたタイルとから構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建造物外壁に関
し、特にひび割れの発生を防ぎ高耐久でかつ美観に優れ
たサイディングボード製の建造物外壁のタイル仕上げ方
法及びタイル仕上げ構造に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】建造物
等の外壁仕上げ面は、建造物全体の美観及びその保護と
いう重要な役割を担っており、建造物全体の耐久性能に
も大きな影響力を及ぼす。一般に構造物の外部を被覆す
る板状、無定形等の材料を外装材と称し、無形の外装材
とされる塗料によるものに対し、定形の外装材には、煉
瓦状、ブロック状、シート状、ボード状、パネル状のも
のなどが挙げられる。しかるに、外装材による外壁仕上
げ面は、雨、風、地震など外的劣化要因に大きく作用さ
れやすく、剥落やひび割れ発生の防止、防水性、耐震
性、耐久性の向上などにおいて、依然問題を抱えてい
る。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題の解決
を目的とするものであって、耐久性、耐震性に富み、景
観の優れた建造物外壁のタイル仕上げ構造を提供しよう
とするものである。すなわち、本発明は、 (1)周辺部の上層部に切欠き段部を設けてなるサイデ
ィングボードの一つと隣接する他方の同じサイディング
ボードとの間に形成される目地部にコーキング材を充填
して、底面中央に目地表面を有する溝部を構成し、同溝
部には網体と弾性モルタルとを順次積層して充填し、そ
してその最上面と周囲のサイディングボード表面とには
連続して水平にタイルを順次接着積層してなることを特
徴とする建造物外壁のタイル仕上げ方法。 (2)一つのサイディングボードと隣接する他方のサイ
ディングボードとの間に形成される目地部にコーキング
材とバックアップ材を充填することを特徴とする前記
(1)項に記載の建造物外壁のタイル仕上げ方法。 (3)溝部に積層する網体が、可撓性材料製の網体であ
ることを特徴とする前記(1)項又は(2)項に記載の
建造物外壁のタイル仕上げ方法。 (4)溝部に、積層する弾性モルタルが繊維混入の弾性
モルタルであることを特徴とする前記(1)項〜(3)
項のいずれか1項に記載の建造物外壁のタイル仕上げ方
法。 (5)溝部にシーラ層と網体とシーラ層と弾性
モルタルとを順次積層して充填してなることを特徴とす
る前記(1)項〜(4)項のいずれか1項に記載の建造
物外壁のタイル仕上げ方法。 (6)溝部の最上面と周囲のサイディングボード表面に
シーラ層と下地材とタイル接着モルタルとタイルを順次
積層してなることを特徴とする前記(1)項〜(5)項
のいずれか1項に記載の建造物外壁のタイル仕上げ方
法。 (7)周辺部の上層部に切欠き段部を設けてなるサイデ
ィングボードの多数個の配列物と、同サイディングボー
ドの一つと隣接する他のサイディングボードとの間に形
成される目地部にコーキング材が充填されてなる底面中
央部に目地表面を有する溝部と、同溝部に網体と弾性モ
ルタルが順次積層充填された充填物層と、そしてその充
填物層の最上面と周囲の前記サイディングボード表面と
水平に連続して水平に接着積層されたタイルとから構成
されてなることを特徴とする建造物外壁のタイル仕上げ
構造である。
【0004】
【発明の実施の形態】ここで、本願発明の実施の形態に
ついて図1に基づいて説明する。図1は、本発明の建造
物外壁のタイル仕上げ方法の工程図であり、まず、図1
の(a)に示すように、建造物の外壁部において、周辺
部の上層部に切欠き段部を設けてなるサイディングボー
ド1と他方の同じサイディングボード1’の間に目地部
2が形成されている。ここで、本発明におけるサイディ
ングボードは、ボード状のもので、石棉セメント板、石
膏ボード、木毛セメント板等外壁としてされるボード状
の外装材のすべてを含んでいる。外装材は、構造物を保
護する目的あるいは外観を美観にする目的等で、外部か
ら被覆するもので、劣化外力の作用に対して強く、変形
追従性が高いものが好ましく、剥落が生じない取付構造
とすること等が要求される。
【0005】ついで、図1(b)に示すごとく、目地部
2にコーキング材4が充填される。通常、伸縮によるひ
び割れを目地部で発生させて、塗装面に亀裂を生じさせ
ないために、目地部には伸縮性に富んだ、保水性の高い
材料が充填される。本発明においては、サイディングボ
ードの亀裂防止及び漏水等を防ぐため、まず、目地部
へ、コーキング材をあるいは、コーキング材とバックア
ップ材を充填する。目地部への充填は、コーキング材の
みでも十分に伸縮性に富んだ、保水性の高い目地部を形
成が可能であるが、目地部にまず、バックアップ材を充
填し、その上でコーキング材を施すことにより、コーキ
ング材のみの充填よりも安価に施工が可能になり、さら
に伸縮に柔軟に対応することができる。なお、充填する
バックアップ材には、スポンジやウレタンなどを用い、
また、コーキング材にはシリコンやウレタンなどを用い
るのが好ましい。
【0006】また、目地部2へのコーキング材4の充填
により、底面中央に目地表面を有する溝部6が形成され
る。溝部6は、目地部の伸縮に影響されない程度の幅と
深さを備えている。溝部6の幅や深さは、溝部6に充填
される充填物の伸縮性、強度など、その特性を充分に生
かせる厚さを構成できる程度の深さ、さらに、サイディ
ングボードの厚さや大きさを考慮した幅及び深さで形成
するのが好ましい。
【0007】さらに、前記溝部6には、図1(c)のご
とく、網体8が積層されている。本発明において、溝部
6に積層される網体8は、モルタルの亀裂や欠落を防止
し、伸縮が、溝部6に積層されるモルタルに進行するの
を防止するため、さらにはセメントやモルタルとのなじ
み強度を高めるためのものである。そのことから網体8
は、セメントやモルタルとなじみやすく、かつ剪断抵抗
・引裂抵抗が大きいもので、さらに可撓性の材料でガラ
ス繊維や樹脂などで形成されるものが好ましい。
【0008】次に、溝部6には図1の(d)のように、
弾性モルタル9が積層される構成となっている。弾性モ
ルタル9は、弾力性が高く、耐久性及び衝撃性に強いも
のが好ましい。特に、繊維混入の弾性モルタル、例え
ば、ガラス繊維、アラミド繊維やアクリル繊維などの長
繊維又は短繊維を混入したものなどがよい。繊維混入モ
ルタルを用いることにより弾力性に富み、伸縮を確実に
吸収し、亀裂の進行を抑え、かつ耐久性及び衝撃性に強
いモルタルの形成が可能となる。
【0009】最後に、溝部最上面と周囲のサイディング
ボード表面1aに、図1の(e)に示すごとくタイルを
水平に貼付して、タイル仕上げとする。また、図1に図
示してはいないが、溝部には、目地表面部と網体の間、
網体と弾性モルタルの間及び、溝部の上面と一面となる
サイディングボード表面とタイルの間に、シーラ層を積
層することにより、接着力、防水性などを向上させるこ
とが可能となる。ここで、シーラ層とは、シーリング材
が塗布されている層のことである。シーリング材は、シ
ーラント、シール材とも呼ばれ、カーテンウォールやサ
ッシ回りの目地や隙間に充填されるペースト状の材料の
ことである。一般にシーリング工事は、水密性、気密性
を得るために、また伸縮する隙間にシーリング材を充填
することによって行われる。本発明におけるシーラ層
は、そのシーリング材として、コンクリートやモルタ
ル、鋼材などに対する接着力が大きく、防水性がよく、
乾燥収縮が小さいもの、たとえば、SBRエマルジョン
(スチレン・ブタジエンゴム)、アクリルエマルジョン
等で形成するのが好ましい。SBRエマルジョン等を、
セメントモルタルの結合材として混入することにより、
一般的に、曲げ引張り強度や伸び能力が大きくなり、防
水性がよく、凍結融解に対する抵抗性が大きくなる。ま
た、乾燥収縮が小さくなり、コンクリート、モルタル、
鋼材などに対する接着力が大きくなり、耐衝撃性、耐摩
耗性が大きくなるという特性を持たせることができる。
【0010】また、シーラ層とタイルの間には、シーリ
ング材を塗布した後に、下地材あるいはならしモルタル
ともいわれる接着性が高く、高弾性の調整材を薄く積層
するのが好ましい。下地材は、塗装などの仕上がりが施
される表面に塗布され、塗布面を平らにした上で、耐水
性と耐アルカリ性を保持し、その上に積層される材に対
して、接着効果を持っているものである。一般に下地材
は、アクリル系、酢酸ビニル系、エチレン酢酸ビニル
系、合成ゴム系などの混合系が用いらるが、高弾性で、
吸水性、透水性に優れたものが好ましい。下地材の上に
は、タイル接着用モルタルが下地材より厚めに塗布され
るのが好ましい。タイル接着用モルタルは、メチルセル
ロース等の水溶性樹脂、合成樹脂エマルションなどで、
保水性が高く、高弾性で、内側の伸縮に影響されず、最
表面のタイルに割れを生じさせにくく、かつ強度をも
ち、最表面のタイルが、剥離することない程度の接着性
をもつものが好ましい。
【0011】タイルは、素地により磁器質のものや、せ
っ器質のものなどがあるが、耐凍害性に優れたものな
ど、使用環境に合わせた材質が用いられる。本発明のタ
イル仕上げ構造においては、内側からの亀裂などに考慮
せず、建造物に適した外壁用タイルを選択することが可
能となっている。タイル張りには、先付け工法、手張り
工法等の施工方法が挙げられるが、本発明においては手
張り工法を用いている。タイルの剥落は、この構造物の
景観や保護性能の低下のみならず、人命の安全性にも大
きな影響を及ぼすので、それらに十分に配慮した上で、
ひび割れや浮きのない精度の高い状態の接着モルタル
に、仕上がりや、経済性などを考慮し、その構造物に適
した工法で施工するのが好ましい。
【0012】上記の方法により、図5に示すように、周
辺部の上層部に切欠き段部を設けてなるサイディングボ
ードの多数個の配列物20と、同サイディングボード1
の一つと隣接する他のサイディングボード1’との間に
形成される目地部2にコーキング材4が充填されてなる
底面中央部に目地表面を有する溝部6と、同溝部6に網
体8と弾性モルタル9が順次積層(図2参照)充填され
た充填物層と、そしてその充填物層の最上面と周囲の前
記サイディングボード表面と水平に連続して積層された
タイル12(図示せず)とから構成されてなる建造物外
壁のタイル仕上げ構造となる。
【0013】
【実施例】次に上記における建造物外壁のタイル仕上げ
方法及びタイル仕上げ構造の施工手順を図に基づいて説
明する。図2は本発明の建造物外壁のタイル仕上げ構造
の拡大断面図、図3は図2の一部拡大断面図、図4は本
発明の建造物外壁のタイル仕上げ方法の途中工程におけ
るタイル仕上げ構造の斜視図、図5は本発明の建造物外
壁のタイル仕上げ構造の一部切欠き平面図である。 図
中、1・1’はサイディングボード、1aはサイディン
グボード表面、2は目地部、3はバックアップ材、4は
コーキング材である。また、5は切欠き段部であり、6
は溝部、7・7a・7bはシーラ層、8は網体である。
9は繊維混入の弾性モルタルであり、9’は繊維混入の
弾性モルタルの最上面、10は下地材、11はタイル接
着モルタル、12はタイルとなっている。
【0014】図2に示すように、サイディングボード
1、1’の間に目地部2を形成する。目地部2には、亀
裂防止及び漏水等を防ぐために、バックアップ材3とコ
ーキング材4を充填する。サイディングボード1、1’
の上層部には、切欠き段部5が設けられており、切欠き
段部5は、図4に示すように、一方のサイディングボー
ド1と隣接する他方のサイディングボード1’とで溝部
6を構成している。溝部6は、その底面の中央部に目地
部2の表面を有するように形成され、その溝部6に、図
3に示すように、まず、シーリング材を塗布し、シーラ
層7を形成した後、その塗布面に網体8を張る。シーラ
層7におけるシーリング材は、コンクリートやモルタ
ル、鋼材などに対する接着力が大きく、防水性がよく、
乾燥収縮が小さいもの、たとえば、SBRエマルジョン
(スチレン・ブタジエンゴム)、アクリルエマルジョン
等で形成する。網体8は、剪断抵抗・引裂抵抗が大き
く、可撓性材料の樹脂製のものや金属製のものを使用す
る。
【0015】溝部6は、網体8を張ったのち、その上面
に、シーラ層7aを形成し、その上に繊維混入の弾性モ
ルタル9を積層する。弾性モルタル9は、セメント15
00g、硅砂6,7号の混合物を1500g、テクノー
ラ320(商品名:帝人株式会社製のアラミド樹脂製短
繊維)15g、CMX−02F(商品名:タケダ・ユー
プレックス製のSBRポリマーエマルジョン)708g
の配合で構成されている。さらに、最上部の弾性モルタ
ル9の最上面9’とサイディングボード表面1aを平ら
に形成した後に、シーラント材を塗布し、シーラ層7b
を積層し、その表面に下地材10を施す。下地材10
は、セメント4000g、硅砂5号と6号の混合物を7
600g、トレロン(商品名:東レ株式会社製のアクリ
ル系樹脂製短繊維)30g、CMX−02F(商品名:
タケダ・ユープレックス製のSBRポリマーエマルジョ
ン)700g、及び水1200gの配合で構成されてい
る。そして、下地材10にタイル接着用モルタル11を
塗布して、タイル12を張り、タイル仕上げる。なお、
本実施例において、サイディングボード1は900mm
×180mm×12mmで、切欠き段部5の幅20m
m、深さ3mmとし、目地部幅を2mmで構成し、溝部
6の幅が42mmで構成されている。
【0016】
【発明の効果】本発明において提供される建造物外壁の
タイル仕上げ構造によれば、目地部における伸縮や、亀
裂の発生を溝部で吸収することができ、外壁面に進行さ
せることを防ぐことができる。また、溝部最上面と周囲
のサイディングボード表面を平らにし一面として、下地
材を施した上に、タイル接着モルタルを塗布しタイルを
張るので、内部の影響を受けにくく亀裂や割れが生じに
くいかつ、タイルの剥落の防止もできるので、安全性が
高く、美観に優れた建造物の外壁をタイル仕上げること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の建造物外壁のタイル仕上げ方法の工
程図
【図2】 本発明の建造物外壁のタイル仕上げ構造の拡
大断面図
【図3】 図2の一部拡大断面図
【図4】 本発明の建造物外壁のタイル仕上げ方法の途
中工程におけるタイル仕上げ構造の斜視図
【図5】 本発明の建造物外壁のタイル仕上げ構造の一
部切欠き平面図
【符号の説明】
1・1’ サイディングボード 1a サイディングボード表面 2 目地部 3 バックアップ材 4 コーキング材 5 切欠き段部 6 溝部 7・7a・7b シーラ層 8 網体 9 繊維混入の弾性モルタル 9’ 繊維混入の弾性モルタルの最上面 10 下地材 11 タイル接着モルタル 12 タイル 20 配列物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E110 AA14 AA19 AA26 AA27 AA48 AA57 AB04 AB22 BA12 CA03 CA22 CA23 DA12 DC24 DD03 DD08 GA14Z GA15Z GA17Z GA22Z GA32Z GA33W GA33Y GA42Z GA50Z GB01Z GB19Y GB23Y GB23Z GB24Z GB28W GB42Z GB43Z GB44Z GB45Z GB55Z GB62Y

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周辺部の上層部に切欠き段部を設けてなる
    サイディングボードの一つと隣接する他方の同じサイデ
    ィングボードとの間に形成される目地部にコーキング材
    を充填して、底面中央に目地表面を有する溝部を構成
    し、同溝部には網体と弾性モルタルとを順次積層して充
    填し、そしてその最上面と周囲のサイディングボード表
    面とには連続して水平にタイルを順次接着積層すること
    を特徴とする建造物外壁のタイル仕上げ方法。
  2. 【請求項2】一つのサイディングボードと隣接する他方
    のサイディングボードとの間に形成される目地部にコー
    キング材とバックアップ材を充填することを特徴とする
    請求項1に記載の建造物外壁のタイル仕上げ方法。
  3. 【請求項3】溝部に積層する網体が、可撓性材料製の網
    体であることを特徴とする前記請求項1又は請求項2に
    記載の建造物外壁のタイル仕上げ方法。
  4. 【請求項4】溝部に、積層する弾性モルタルが繊維混入
    の弾性モルタルであることを特徴とする前記請求項1〜
    3のいずれか1項に記載の建造物外壁のタイル仕上げ方
    法。
  5. 【請求項5】溝部にシーラ層と網体とシーラ層と
    弾性モルタルとを順次積層して充填してなることを特
    徴とする前記請求項1〜4のいずれか1項に記載の建造
    物外壁のタイル仕上げ方法。
  6. 【請求項6】溝部の最上面と周囲のサイディングボード
    表面にシーラ層と下地材とタイル接着用モルタルとタイ
    ルを順次積層してなることを特徴とする前記請求項1〜
    5のいずれか1項に記載の建造物外壁のタイル仕上げ方
    法。
  7. 【請求項7】周辺部の上層部に切欠き段部を設けてなる
    サイディングボードの多数個の配列物と、同サイディン
    グボードの一つと隣接する他のサイディングボードとの
    間に形成される目地部にコーキング材が充填されてなる
    底面中央部に目地表面を有する溝部と、同溝部に網体と
    弾性モルタルが順次積層充填された充填物層と、そして
    その充填物層の最上面と周囲の前記サイディングボード
    表面に連続して水平に接着積層されたタイルとから構成
    されてなることを特徴とする建造物外壁のタイル仕上げ
    構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009108532A (ja) * 2007-10-29 2009-05-21 Fs Technical Corp アンカータイル、タイルユニット、タイルの手張り工法、タイルの型枠先付け工法およびタイルのpc板先付け工法
CN112942756A (zh) * 2021-02-24 2021-06-11 上海红蚂蚁装潢设计有限公司 一种美缝工艺

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