JP2000198868A - 発泡性ゴム組成物及び導電性ロ―ル - Google Patents
発泡性ゴム組成物及び導電性ロ―ルInfo
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Abstract
可能な、低硬度かつ低体積抵抗率で接触性の良い導電性
発泡ゴムロールを提供する。 【構成】 低〜中粘度ポリマーを主材とする発泡性ゴム
組成物に対して少量の高粘度ポリマー及び/又はシリコ
ーンオイルを添加する。
Description
写機やプリンタ等に用いる導電性ロールにおけるゴム発
泡体層を構成するための発泡性ゴム組成物、及び、該組
成物を用いて発泡形成された電子導電系ゴム発泡体層を
備える導電性ロールに関する。
いる帯電ロール,現像ロール等の導電性ロールは、優れ
た導電性(低抵抗性)、感光体等の相手材との安定した
接触性、接触部の振動騒音防止のための低硬度等の特性
が要求される。そして従来より、上記要求に総合的に対
応するため、導電性ロールとしては電子導電系(カーボ
ンブラックを添加した)のゴム発泡体層を備えた発泡ゴ
ムロールが好ましく用いられている。
のEPDMに発泡剤,加硫剤,カーボンブラック等を添
加した発泡性ゴム組成物を用いて発泡形成されたもので
あって、微細な発泡セル構造(例えばセル直径700〜
1200μm程度)とすることにより、軽量,低硬度で
接触性の良いロールとし、かつ該セル構造中にカーボン
ストラクチャーを構成することにより良好な導電性を実
現しようとするものである。
のコピー速度やプリンタのプリント速度の高速化に対す
る要求が著しく、これに伴い高回転時においても上記各
種のロール性能を確保できる導電性ロールが望まれ、前
記したような発泡性ゴム組成物を発泡形成させるだけで
は、上記導電性ロールの諸特性を満足させることができ
なくなって来ている。
例えばコンパウンド粘度を低くして(低粘度のEPDM
を用いて)高発泡させることにより、良好な導電性を維
持したままで低硬度化を図ることが考えられる。しかし
この対策では、発泡ゴムのセルが粗く不均一となるた
め、ロールの接触性が犠牲になる。従って、例えば感光
体との良好な接触による均一な帯電が困難になる。ゴム
発泡体に表層を設けても、かかる不具合は充分に解消で
きない。
ンド全体の粘度を高くすれば、発泡ゴムのセルを例えば
700μm程度以下に微細・均一化できるが、この場合
にはゴム組成物の練り加工時のシェアによりカーボンス
トラクチャーが切断され、体積抵抗率の増大によりゴム
発泡体層の導電性が犠牲になる他、その硬度も急激に上
昇すると言う不具合がある。
れた導電性,安定した接触性,低硬度等の諸要求を、近
年において要求される高いレベルでバランス良く満足さ
せる導電性ロールと、これを可能とする発泡性ゴム組成
物とを提供することを、解決すべき課題とする。
課題を解決するための本願第1発明(請求項1に記載の
発明)の構成は、低〜中粘度のEPDM(エチレン−プ
ロピレン−ジエン三元共重合体:主ポリマー)とカーボ
ンブラックとを含み、発泡ゴム材を構成可能に組成され
た発泡性ゴム組成物に対して、高粘度のEPDM(副ポ
リマー)が主/副ポリマー合計量の1〜30重量%を占
める割合で添加されている、発泡性ゴム組成物である。
めの本願第2発明(請求項2に記載の発明)の構成は、
前記第1発明における主ポリマーの粘度(ML1+4:1
00°C)が8〜50であり、副ポリマーの粘度(ML
1+4:100°C)が51を超える、発泡性ゴム組成物
である。
めの本願第3発明(請求項3に記載の発明)の構成は、
低〜中粘度のEPDM(主ポリマー)とカーボンブラッ
クとを含み発泡ゴム材を構成可能に組成された発泡性ゴ
ム組成物に対して、EPDMとの相溶性を有する表面張
力低下剤が添加されている、発泡性ゴム組成物である。
めの本願第4発明(請求項4に記載の発明)の構成は、
前記第3発明における表面張力低下剤が、前記主ポリマ
ー100重量部に対して0.05〜15重量部添加され
た、EPDMとの相溶化変性を受けたポリシロキサンで
ある、発泡性ゴム組成物である。
めの本願第5発明(請求項5に記載の発明)の構成は、
低〜中粘度のEPDM(主ポリマー)とカーボンブラッ
クとを含み発泡ゴム材を構成可能に組成された発泡性ゴ
ム組成物に対して、第1発明又は第2発明に係る副ポリ
マーと、第3発明又は第4発明に係る表面張力低下剤と
が併せ添加されている、発泡性ゴム組成物である。
めの本願第6発明(請求項6に記載の発明)の構成は、
第1発明〜第5発明のいずれかに係る発泡性ゴム組成物
を用いて発泡形成された電子導電系ゴム発泡体層を備え
る、導電性ロールである。
明に係る発泡性ゴム組成物を用いて発泡形成したゴム発
泡体層は、前記したコンパウンド粘度を全体に高くする
場合に比較して、発泡ゴムのセルを微細・均一化すると
言う効果において優れ、しかもゴム発泡体層の導電性が
良好であり、かつ、その硬度も殆ど上昇しない。従っ
て、優れた導電性,安定した接触性及び低硬度と言う諸
要求を高いレベルでバランス良く満足させる導電性ロー
ルを提供することができる。
効果が得られる理由は未だ明確ではないが、少なくと
も、少量の高粘度のEPDM副ポリマーの添加により発
泡時のセル成長が抑制されている事と、高粘度EPDM
副ポリマーの添加にも関わらずカーボンストラクチャー
が切断されていない事が認められる。一つの仮説とし
て、カーボンストラクチャーを構成すべきカーボンブラ
ックの大半が低〜中粘度のEPDM主ポリマー中に含ま
れることとなる一方で、少量の高粘度のEPDM副ポリ
マーが発泡ゴムのセル成長を抑制すると言う役割分担が
成立しているのではないか、とも推定される。
に、主ポリマーの粘度(ML1+4:100°C)が8〜
50程度であり、副ポリマーの粘度(ML1+4:100
°C)が51を超える場合に、前記第1発明の作用・効
果が特に顕著である。
発泡性ゴム組成物を用いて発泡形成したゴム発泡体層に
おいても、第1発明の場合と同様に、発泡ゴムのセルが
良好に微細・均一化されると共に、ゴム発泡体層の導電
性が良好でその硬度も殆ど上昇しない。よって優れた導
電性,安定した接触性及び低硬度と言う諸要求を高いレ
ベルでバランス良く満足させる導電性ロールを提供する
ことができる。
由は、EPDMとの相溶性を有する表面張力低下剤の添
加によって、発泡性ゴム組成物の表面張力が低下してセ
ルが良好に微細・均一化される一方、その添加はコンパ
ウンド粘度や発泡ゴムの硬度を別段に上昇させないから
である、と推定される。
て、前記第3発明に係る表面張力低下剤の特に好ましい
実施形態が提供される。即ち、EPDMとの相溶化変性
を受けたポリシロキサンを、とりわけ主ポリマー100
重量部に対して0.05〜15重量部の範囲で添加した
場合、前記第3発明の作用・効果が特に顕著である。
に、前記第1発明又は第2発明に係る副ポリマーと、第
3発明又は第4発明に係る表面張力低下剤とを併せ添加
したとき、これらの上記効果が相乗して、とりわけ好ま
しい導電性ロールを提供することができる。
性ロールは、第1発明〜第5発明のいずれかに係る発泡
性ゴム組成物を用いて発泡形成された電子導電系ゴム発
泡体層を備えるので、近年の複写機のコピー速度やプリ
ンタのプリント速度の高速化に対応して、高回転時の優
れた導電性,安定した接触性,低硬度等の諸要求を、高
いレベルでバランス良く満足させることができる。
の形態について説明する。以下において単に「本発明」
と言うときは、第1発明〜第6発明を一括して指してい
る。
は、低〜中粘度のEPDM(主ポリマー)とカーボンブ
ラックとを含み、発泡ゴム材を構成可能に組成されたも
のであって、更に、第1発明及び第2発明においては高
粘度のEPDM(副ポリマー)が添加され、第3発明及
び第4発明においては表面張力低下剤が添加され、第5
発明においては上記の副ポリマーと表面張力低下剤が併
せ添加される。第5発明の構成が、とりわけ好ましい。
分については、発泡ゴム材を構成可能である限りにおい
て限定されないが、通常は少なくとも発泡剤と加硫剤と
が添加される。
ラックの種類及び添加量は限定されないが、ジブチルフ
タレートの吸油量の比較的大きい(例えば120ml/
100g程度以上の)ものを用いると、より導電性の良
い(体積抵抗率の低い)導電ロールを得易くなる。添加
量としては、7〜40phr(per hundred rubber:第
1,第2及び第5発明においては主ポリマー及び副ポリ
マーの合計100重量部に対する重量部数を言い、第3
発明及び第4発明においては主ポリマー100重量部に
対する重量部数を言う。以下において同じ。)程度が好
ましい。
されないが、例えばアゾジカルボンアミド(ADC
A)、ジニトロソペンタメチレンテトラアミン(DP
T)と重曹との所定の比率での併用又は各単独の使用、
4,4’−オキシビスベンゼンスルホニルヒドラジッド
(OBSH)等が好ましく用いられ、それらの添加量と
しては5〜30phr程度が好ましい。上記DPTと重
曹とを併用する場合においては、発生するアンモニアガ
スの吸着剤としてデキストリンを発泡性ゴム組成物に添
加しても良い。
されないが、例えば硫黄が用いられ、添加量としては
0.5〜3phr程度が好ましい。
外にも、本発明の作用・効果を実質的に阻害しない限り
において、この種の組成物に添加されることがある公知
の任意の組成分を任意の割合で添加することができる。
又、例えば特開平8−15953号公報に係る発明にお
いて、ゴム発泡体層の表面状態を改善するために使用さ
れている薄片形状のマイカ等のように、特殊な目的で添
加される組成分を含んでいても良い。
は、発泡性ゴム組成物の主成分たる原料ゴムであって、
低〜中粘度のEPDMが用いられる。ここに「低〜中粘
度」とは、導電ロールとして通常要求される程度の発泡
ゴムの低硬度を確保できるポリマー粘度を言い、具体的
には必ずしも一律に規定されないが、例えば、JIS
K 6300に準拠して、L型ロータを使用し、余熱時
間1分、ロータの作動時間4分、試験温度100°Cの
条件にて測定されたムーニー粘度(ML1+4:100°
C)が8〜50であるものが、好ましい。
マー及び副ポリマーが原料ゴムを構成し、その内の主ポ
リマーの割合は70〜99重量%であることが好まし
い。第3発明及び第4発明においては主ポリマーのみが
原料ゴムを構成する。
用いる副ポリマーは、上記主ポリマーに対して主/副ポ
リマー合計量の1〜30重量%を占める割合で添加され
る高粘度のEPDMである。ここに「高粘度」とは、主
ポリマーに対して相対的に高粘度であり、かつ、発泡時
のセルの過度な成長を有効に抑制し得る程度に高粘度で
あることを言い、具体的には必ずしも一律に規定されな
いが、例えば、上記ムーニー粘度(ML1+4:100°
C)が51を超えることが好ましい。
発泡性ゴム組成物に添加される表面張力低下剤は、発泡
性ゴム組成物の表面張力を低下させて発泡時のセルを良
好に微細・均一化させ得る限りにおいて、その種類及び
添加量は限定されない。
溶化変性を受けたポリシロキサンを0.05〜15ph
r添加することである。上記「ポリシロキサン」とは、
主鎖にシロキサン結合を有する高分子物質であって、そ
の代表的なものが、いわゆるシリコーンオイルである。
上記「相溶化変性」とは、ポリシロキサンの高分子末端
をアルキル基,フェニル基,カルボキシル基,高級脂肪
酸エステル基等で変性させてEPDMとの相溶性を付与
することを言う。
添加量が0.05phr未満である場合には、発泡性ゴ
ム組成物の表面張力を低下させる効果が不十分であり、
一方、その添加量が15phrを超えると、ブリードや
圧縮永久歪の悪化と言う不具合を生ずる恐れがある。
ールは、少なくとも、上記各種の発泡性ゴム組成物を用
いて発泡形成された電子導電系ゴム発泡体層を備えるも
のであれば良く、その他の点は、導電性ロールとして適
宜に構成されている限りにおいて、全く限定されない。
導電性ロールの1,2の具体的な構成例を図1,図2に
示す。
軸体2の外周に、本発明に係る発泡性ゴム組成物を用い
て電子導電系ゴム発泡体層3が発泡形成され、更にその
外周には、それぞれ所定の材料からなる抵抗調整層4,
保護層5がコーティングにより所定厚さを以て形成され
ている。そしてゴム発泡体層3によりロールの低硬度
性,導電性及び接触性が確保され、抵抗調整層4と保護
層5により電気抵抗の均一化,リーク防止,感材固着性
の低減等が図られる。
直径は700μm以下、特に300〜600μm程度で
あることが好ましく、発泡ゴムの硬度は、高分子計器
(株)製のスポンジ用硬度計ASKER−F型において
40〜80程度、SRIS 0101に準拠したASK
ER−C型において5以下であることが好ましく、ゴム
発泡体の電気抵抗(Ω/cm)はDC250Vの電圧印
加時に1×105Ω・cm以下程度であることが好まし
い。
に製造される。即ち、まず練り加工した発泡性ゴム組成
物を押出成形等により所定の内径と外径を有する円筒状
に成形する。次に、円柱形の金型キャビティー内に、前
記軸体2と上記円筒状成形物を同軸に位置決めした後、
加熱等による加硫/発泡操作を行い、軸体2の外周にゴ
ム発泡体層3を発泡形成させる。その後、ゴム発泡体層
3の外周に、ディッピング等の公知の手法によって所定
の材料からなる抵抗調整層4,保護層5をそれぞれ形成
するのである。
上の軸体2,ゴム発泡体層3を備えるが、該ゴム発泡体
層3の外周面はスキン層7とされ、又、スキン層7の外
周には導電性弾性層8が形成されている。そして導電性
弾性層8の外周には同上の抵抗調整層4,保護層5が形
成されている。この導電性ロール6の機能及び製造プロ
セスは、上記導電性ロール1と概ね同様である。
す組成を以て、比較例,実施例1−1,実施例2−1〜
2−6、実施例3−1〜3−4に係る発泡性ゴム組成物
を調製した。その組成内容より分かるように、比較例は
従来技術に係るものであり、実施例1−1は第1発明又
は第2発明に係る実施例であり、実施例2−1〜2−6
は第3発明又は第4発明に係る実施例であり、実施例3
−1〜3−4は第5発明に係る実施例である。又、表1
中の各組成分の数値はいずれも重量部単位の表記である
が、エスプレン600Fについては1:1に油展された
ものの表記であるため、ポリマーとしての正味重量部数
は数値表記の半量である。
度(ML1+4:100°C)が45である三井化学
(株)製の中粘度EPDMを、「エスプレン600F」
はポリマー粘度(ML1+4:100°C)が53である
住友化学工業製の高粘度EPDMを示す。酸化亜鉛は加
硫助剤として添加したものであり、「ルナックS30」
は加工助剤として添加した花王製のステアリン酸であ
る。
チルフタレート吸油量が360ml/100gであるケ
ッチェンブラックインターナショナル製の導電性カーボ
ンであり、「ダイアナプロセスPW380」は出光興産
製のプロセスオイル(パラフィン油)である。更に、
「KF910」と「KF413」とは、それぞれ信越化
学工業製の、末端を高級脂肪酸エステル変性したシリコ
ーンオイルと末端をアルキル変性したシリコーンオイル
である。
も大内新興化学工業製のノクセラーBZ,ノクセラーC
Z,ノクセラーTET及びノクセラーTSを、互いに所
定の比率で合計5.5重量部となるように添加してい
る。硫黄は加硫剤として添加したものであり、「セルマ
イクRUB」は三協化成製のアゾジカルボンアミド(A
DCA)系発泡剤である。
泡性ゴム組成物を用いて、前記図1に示す導電性ロール
を、同ロールの前記製造プロセスの通りにそれぞれ試作
した。その際、各例においてゴム発泡体層の厚さは3m
mとし、又、抵抗調整層(厚さ160μm)と保護層
(厚さ10μm)はそれぞれ以下の組成のコーティング
液を以て前記製造プロセス通りに形成した。
におけるゴム発泡体層につき、まずセル直径を観察した
処、表1に示す通り(単位μm)であった。
比較例に対してセル直径が著しく微細であり、実施例相
互間の比較では、実施例3−1〜3−4が特に微細であ
ることが分かる。
導電性ロールの試作プロセス中、ゴム発泡体層を発泡形
成した時点で、そのゴム発泡体層につき、高分子計器
(株)製のスポンジ用硬度計ASKER−F型及びSR
IS 0101に準拠したASKER−C型で硬度を測
定した処、表1に示す通りであった。
副ポリマー(エスプレン600F)やシリコーンオイル
を添加しているにも関わらず、比較例に比べて硬度が遜
色ないことが分かる。
試作とは別途に、各例に係る発泡性ゴム組成物を用い
て、板形状のキャビティを有する金型によりゴム発泡体
をそれぞれ発泡形成させ、その板状発泡成形物の略中央
部分から厚さ3mmのゴム発泡体シートをそれぞれ切り
出して、それらのシートの平面方向の端部及び中央部の
DC250Vの電圧印加時の電気抵抗を測定した処、表
1に示す通りであった。
副ポリマー(エスプレン600F)やシリコーンオイル
を添加しているにも関わらず、電気抵抗が同等以上に低
く、発泡性ゴム組成物の練り加工時にカーボンストラク
チャーが切断されていないことが分かる。
断面図である。
示す断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 低〜中粘度のEPDM(主ポリマー)と
カーボンブラックとを含み、発泡ゴム材を構成可能に組
成された発泡性ゴム組成物に対して、高粘度のEPDM
(副ポリマー)が主/副ポリマー合計量の1〜30重量
%を占める割合で添加されていることを特徴とする発泡
性ゴム組成物。 - 【請求項2】 前記主ポリマーの粘度(ML1+4:10
0°C)が8〜50であり、前記副ポリマーの粘度(M
L1+4:100°C)が51を超えることを特徴とする
請求項1に記載の発泡性ゴム組成物。 - 【請求項3】 低〜中粘度のEPDM(主ポリマー)と
カーボンブラックとを含み発泡ゴム材を構成可能に組成
された発泡性ゴム組成物に対して、EPDMとの相溶性
を有する表面張力低下剤が添加されていることを特徴と
する発泡性ゴム組成物。 - 【請求項4】 前記表面張力低下剤が、前記主ポリマー
100重量部に対して0.05〜15重量部添加され
た、EPDMとの相溶化変性を受けたポリシロキサンで
あることを特徴とする請求項3に記載の発泡性ゴム組成
物。 - 【請求項5】 低〜中粘度のEPDM(主ポリマー)と
カーボンブラックとを含み発泡ゴム材を構成可能に組成
された発泡性ゴム組成物に対して、請求項1又は請求項
2のいずれかに記載の副ポリマーと、請求項3又は請求
項4のいずれかに記載の表面張力低下剤とが併せ添加さ
れていることを特徴とする発泡性ゴム組成物。 - 【請求項6】 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の
発泡性ゴム組成物を用いて発泡形成された電子導電系ゴ
ム発泡体層を備えることを特徴とする導電性ロール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publication Number | Publication Date |
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JP3804320B2 JP3804320B2 (ja) | 2006-08-02 |
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JP (1) | JP3804320B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1205818A2 (en) | 2000-11-08 | 2002-05-15 | Canon Kasei Kabushiki Kaisha | Charging member, process cartridge and electrophotographic apparatus |
JP2011118112A (ja) * | 2009-12-02 | 2011-06-16 | Canon Inc | 弾性ローラ、電子写真プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 |
GB2521995A (en) * | 2013-08-16 | 2015-07-15 | Thermoseal Group Ltd | Elastomeric blend composition and use in window spacers |
-
1999
- 1999-01-05 JP JP25599A patent/JP3804320B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2011118112A (ja) * | 2009-12-02 | 2011-06-16 | Canon Inc | 弾性ローラ、電子写真プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 |
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