JP2000197539A - 家具のマットレス - Google Patents

家具のマットレス

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JP2000197539A
JP2000197539A JP11000659A JP65999A JP2000197539A JP 2000197539 A JP2000197539 A JP 2000197539A JP 11000659 A JP11000659 A JP 11000659A JP 65999 A JP65999 A JP 65999A JP 2000197539 A JP2000197539 A JP 2000197539A
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JP
Japan
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mattress
furniture
cushioning property
changed
cushioning
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Pending
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JP11000659A
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English (en)
Inventor
Teruyuki Kimura
晃之 木村
Keisuke Nagamachi
圭祐 長町
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Kokuyo Co Ltd
Original Assignee
Kokuyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 家具に適用されるマットレスであって、簡単
な構成で任意の部位のクッション性に変化をもたせるよ
うにしているものを提供する。 【解決手段】 椅子Aの座2及び背もたれ3を構成する
マットレス22、32に孔4を設け、この孔4の数量、
径、穿設深さ、隣接する孔4間の配設ピッチを変更する
ことにより或いはこれらを組み合わせて変更することに
より、任意の部位でクッション性に変化をもたせるよう
にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各部位のクッショ
ン性を自由に変更できるようにした家具のマットレスに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、椅子の背もたれ等に適用
されるマットレスにおいて、使用者の背部が当接する上
半部を腰部が当接する下半部よりも硬度を低下させる
等、各部位でクッション性に変化をもたせるようにして
いるものがある。各部位でクッション性に変化をもたせ
る具体的な方法としては、マットレスを構成する発泡弾
性体の発泡度や材質等を各部位で変える方法や、マット
レス内の任意の部位にバネを埋設しバネ性の違いを層に
してクッション性を調整するようにしている方法等があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各部位
で発泡度や材質を変える前者は、適用する椅子によって
各々規格の異なるものを使用せねばならず、汎用性が低
い。さらに、加工に手間がかかり容易に各部位でクッシ
ョン性に変化をもたせることは困難である。また、バネ
を使用する後者は、マットレスだけでなくバネ等の別部
材が必要となり部品点数の増大を招く上、機構や加工作
業が複雑となり、これも容易に各部位でクッション性に
変化をもたせることが困難である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、マットレスに肉盗み部を設けて簡単な
構成で容易にクッション性に変化をもたせることを可能
にしている。
【0005】
【発明の実施の形態】すなわち、本発明は、家具に適用
されるマットレスであって、任意の部位に肉盗み部を設
けることによってクッション性に変化をもたせるように
している。このような構成のものであると、同一材質の
マットレスに肉盗み部を設けることにより簡単な加工作
業で各部位でクッション性を自由に設定することができ
る。なお、本明細書中のマットレスとは、クッション等
を含むものである。そして、ここでいうクッション性と
は、マットレスの硬度や弾性力等を複合して指すもので
あり、具体的には、肉盗み部を設けるとマットレスの硬
度及び弾性力が低下し、柔らかく荷重がかかると沈みや
すいものとなる。しかも、本発明の構成によると、バネ
等の別部材を設けることなく、マットレスだけで各部位
のクッション性に変化をもたせることが可能となり、部
品点数の削減を図ることができる。また、この肉盗み部
を設けることにより、マットレスの蒸れを防止する、吸
音効果が得られる等の付加的な効果も期待できるもので
ある。
【0006】肉盗み部の具体的な実施の形態としては、
この肉盗み部が、孔であるものやスリットであるものを
挙げることができる。クッション性に変化をもたせる好
適な実施の形態としては、肉盗み部の数量、径或いは縦
横幅、肉盗み部の穿設深さ、隣接する肉盗み部の配設ピ
ッチを変更することによってクッション性に変化をもた
せるようにしているものを挙げることができる。また、
これらの方法を自由に組合わせることによって、各部位
のクッション性を様々に設定することが可能となる。
【0007】家具の好適な実施の形態としては、椅子
や、ベッドを挙げることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。この椅子Aは、図1及び図2に示すよう
に、肘掛けを兼ねた左右の側板1間に座2及び背もたれ
3を適宜の手段で傾動可能に配設したものである。な
お、図1及び図2では、これら座2及び背もたれ3を傾
動可能にする機構や、座2を支持してなる支柱等は省略
している。
【0009】座2は、一定の硬度を有するバックアップ
部材21と、このバックアップ部材の上面に添設してな
るマットレス22と、これらバックアップ部材21及び
マットレス22を外装してなる布製の上張地23とを具
備してなるものである。マットレス22は、ポリウレタ
ンフォーム等の素材自体が弾性力を有する発泡弾性体か
ら構成されている。
【0010】背もたれ3も、前記座2と同様、一定の硬
度を有するバックアップ部材31の前面に、弾性を有す
るマットレス32を添設した状態で、これらバックアッ
プ材31及びマットレス32を布製の上張地33により
外装してなるものである。マットレス32は、前述した
座2のマットレス22と同様、ポリウレタンフォーム等
の素材自体が弾性力を有する発泡弾性体から構成されて
いる。
【0011】このような構成のものにおいて、本実施例
では、前記マットレス22、32の任意の部位に複数の
肉盗み部たる孔4を設けることにより、該マットレス2
2、32の任意の部位のクッション性に変化をもたせる
ようにしている。具体的には、この孔4は、マットレス
22、32の表面から裏面に亘って貫通してなる平面視
或いは正面視円形状のものである。この孔4は、マット
レス22、32を構成する発泡弾性体の原材料を型枠に
流し込んで発泡させる際に、予め型枠内に孔4を形成す
るための抜型を介在させる、或いは発泡後、抜型で抜く
等の方法で形成されるものである。そして、この孔4の
数量、径、穿設深さ或いは隣接する孔4同士の配設ピッ
チを調整することにより各部位でクッション性に変化を
もたせるようにしている。ここでいうクッション性と
は、マットレス22、32の硬度や弾性力等を複合して
指すものであり、具体的には、孔4を設けるとマットレ
ス22、32の硬度及び弾性力が低下し、柔らかく荷重
がかかると沈みやすいものとなる。例えば、本実施例で
は、背もたれ3において、使用者の背部が当接する上半
部に孔4を多数設けるようにして、硬度や弾性力を低下
させるようにしている。また、前述したような数量、
径、穿設深さ或いは配設ピッチ等を組み合わせることに
より、各部位でクッション性を様々に変更することが可
能となる。
【0012】このような構成のものならば、同一材質の
マットレス22に、孔4を設けることにより各部位でそ
のクッション性を自由に設定することができる。しか
も、バネ等の別部材を設けることなく、マットレス22
単体で各部位で容易にクッション性を変化させることが
可能となり、部品点数の削減を図ることができるととも
に、加工、工数の手間を低減することが可能となる。ま
た、この孔4が存在することにより蒸れを防止する、吸
音効果が得られる等の付加的な効果も期待できるもので
ある。
【0013】なお、各部の具体的な構成は、上述した実
施例に限定されるものではない。例えば、このマットレ
スは、上述したような椅子Aの座2や背もたれ3への適
用に限定されず、例えば、ベッドやソファー等に適用し
てもよいのは勿論である。また、孔は、貫通孔でなくと
もよいのは勿論である。また、肉盗み部は、孔に限定さ
れず、スリット等でもよい。その他の構成も、本発明の
趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0014】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され以下に記載されるような効果を奏する。すなわ
ち、このものは、任意の部位に肉盗み部を設けることに
よってクッション性に変化をもたせるようにしているの
で、同一材質のマットレスにおいて、バネ等の別部材を
設けることなく、簡単な加工作業で各部位でクッション
性を自由に設定することができる。また、肉盗み部を設
けることによりクッション性に変化をもたせるだけでな
く、蒸れを防止する、吸音効果が得られる等の付加的な
効果も期待できる。
【0015】肉盗み部が、孔であるならば、加工作業が
容易で任意の部位に比較的自由に穿設することができ
る。肉盗み部が、スリットであるならば、連続した肉盗
み部を設けることができ、横方向及び縦方向に連続した
クッション性をもたせることが容易となる。肉盗み部の
数量を変更することによってクッション性に変化をもた
せるようにしているならば、同一の抜型を使用して容易
にクッション性に変化をもたせることが可能となる。
【0016】肉盗み部の径或いは縦横幅を変更すること
によってクッション性に変化をもたせたり、肉盗み部の
穿設深さを変更することによってクッション性に変化を
もたせたり、複数の肉盗み部を設け、隣接する肉盗み部
の配設ピッチを変更することによってクッション性に変
化をもたせるようにしているならば、簡単な構成で容易
にクッション性に変化をもたせることが可能となる。
【0017】また、これらの方法を自由に組合わせるこ
とによって、容易に各部位のクッション性を様々に設定
することが可能となる。家具が、椅子やベッドであるな
らば、各部位でクッション性に変化をもたせることが要
望されているものであるので、本発明の構成を実施する
のに非常に最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す一部構造を省略した斜
視図。
【図2】同一部構造を省略した縦断面図。
【符号の説明】
22、32…マットレス 4…肉盗み部(孔) A…椅子

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】家具に適用されるマットレスであって、任
    意の部位に肉盗み部を設けることによってクッション性
    に変化をもたせるようにしていることを特徴とする家具
    のマットレス。
  2. 【請求項2】少なくとも一部の肉盗み部が、孔であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の家具のマットレス。
  3. 【請求項3】少なくとも一部の肉盗み部が、スリットで
    あることを特徴とする請求項1又は2記載の家具のマッ
    トレス。
  4. 【請求項4】肉盗み部の数量を変更することによってク
    ッション性に変化をもたせるようにしていることを特徴
    とする請求項1、2又は3記載の家具のマットレス。
  5. 【請求項5】肉盗み部の径或いは縦横幅を変更すること
    によってクッション性に変化をもたせるようにしている
    ことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の家具の
    マットレス。
  6. 【請求項6】肉盗み部の穿設深さを変更することによっ
    てクッション性に変化をもたせるようにしていることを
    特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の家具のマ
    ットレス。
  7. 【請求項7】複数の肉盗み部を設け、隣接する肉盗み部
    間の配設ピッチを変更することによりクッション性に変
    化をもたせるようにしていることを特徴とする請求項
    1、2、3、4、5又は6記載の家具のマットレス。
  8. 【請求項8】家具が、椅子であることを特徴とする請求
    項1、2、3、4、5、6又は7記載の家具のマットレ
    ス。
  9. 【請求項9】家具が、ベッドであることを特徴とする請
    求項1、2、3、4、5、6又は7記載の家具のマット
    レス。
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