JP2000197377A - 超音波モ―タおよび超音波モ―タ付き電子機器 - Google Patents

超音波モ―タおよび超音波モ―タ付き電子機器

Info

Publication number
JP2000197377A
JP2000197377A JP10370918A JP37091898A JP2000197377A JP 2000197377 A JP2000197377 A JP 2000197377A JP 10370918 A JP10370918 A JP 10370918A JP 37091898 A JP37091898 A JP 37091898A JP 2000197377 A JP2000197377 A JP 2000197377A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibrating body
vibration
ultrasonic motor
electrode
vibrating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10370918A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Iino
朗弘 飯野
Masao Kasuga
政雄 春日
Makoto Suzuki
鈴木  誠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Instruments Inc filed Critical Seiko Instruments Inc
Priority to JP10370918A priority Critical patent/JP2000197377A/ja
Publication of JP2000197377A publication Critical patent/JP2000197377A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 低電圧で高い回転数を得ると共に、低速時に
安定した回転を得ることができる超音波モータおよび振
動アラーム、並びに振動アラームを用いた携帯電子機
器、超音波モータを用いた電子機器を提供する。 【解決手段】 振動体の突起109を振動の腹と節との
中間位置からずれた位置、例えば節よりに設けて同じ振
動でも突起を大きく運動させて低電圧でも大きな移動量
が得られるようにする。逆に、突起を腹よりに設けて突
起を小さく運動させて低速でも安定して回転が得られる
ようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、低電圧で高い回
転数を得ると共に、低速時に安定した回転を得ることが
できる超音波モータおよび振動アラーム、並びに振動ア
ラームを用いた携帯電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、超音波モータの研究が盛んに行わ
れており、種々の超音波モータが提案されている。超音
波モータは、駆動方式からいえば定在波方式と進行波方
式とに大別される。定在波方式は、圧電素子を駆動材料
とし、回転方向に駆動成分を持つ振動体を回転体に接触
させ、この摩擦力によって当該回転体を回転させるもの
である。本願発明は、この定在波方式の超音波モータに
関するものである。
【0003】図13は、従来の定在波方式の超音波モー
タの構造を示す組立図である。図14は、図13に示し
た超音波モータを示す断面図である。超音波ステータユ
ニット1の端部には固定軸2が設けられ、当該固定軸2
には押さえバネ座3が挿通されている。また、超音波ス
テータユニット1の略中央には、中心軸4が設けられて
いる。中心軸4には、円盤状の振動体5が固定されてい
る。振動体5の裏面には、圧電素子6が張り付けられて
いる。圧電素子6には、強誘電体材料、例えばチタン酸
バリウム、チタン酸ジルコン酸鉛を用いる。
【0004】また、圧電素子6には分極処理が施され、
圧電素子リード7を介して電源(図示省略)に接続され
ている。振動体5上には、超音波ロータユニット8に接
触する突起9が形成されている。電極の分極状態および
突起の形成間隔につていは、後述する。
【0005】超音波ロータユニット8は、ブシュ10を
介して中心軸4にて回転可能に支持されている。超音波
ロータユニット8は、円柱形状のロータ体11と、ロー
タ体11の外周に取り付けた偏心重錘12と、ロータ体
11と偏心重錘12とを固定する固定板13とから構成
されている。偏心重錘12を設けたのは、慣性により振
動を発生させるためであり、通常の回転をさせる場合は
ロータ体11のみでよい。また、超音波ロータユニット
8の上面中心には、ピボット14が取り付けられてい
る。ピボット14は、押さえバネ座3にねじ止め固定し
た片持ち構造の押さえバネ15により、加圧されてい
る。これにより、ロータ体11と振動体5の突起9との
間に適度な摩擦力が働くようになる。図15は、組立状
態の超音波モータを示す斜視図である。
【0006】図16は、振動体の分極状態を示す平面図
である。この振動体5では、圧電素子6を12分割する
ように電極16を形成し、2つの電極毎に正極16aと
負極16bとを交互に並べている。図17は、電極16
と突起9およびロータ体11との関係を示す概略構成図
である。突起9は、正極16aと正極16aとの中間位
置、負極16bと負極16bとの中間位置にそれぞれ設
けられている。
【0007】この超音波モータの仕様は、振動体5の外
径が8mm、モータの厚みが4.5mmである。電源に
は、1.5Vのものを用い、これによって得られる無負
荷回転数は、1200rpmとなる。また、起動トルク
が0.5gf−cm、無負荷電流が60mAとなる。
【0008】つぎに、この超音波モータの動作について
説明する。図18は、振動体5の振動状態を示す説明図
である。同図(a)に示すように、2枚一組になった電
極16の一方(図中斜線で示した電極16a、16b)
にパルス電圧を印加すると、振動体5に振動が発生す
る。このとき、前記突起9は、振動の腹と節とのちょう
ど中間に位置するから、突起9が振動することによって
当該突起9の先端が図中矢印Aの方向に運動する。この
ような運動をする突起先端がロータ体11に接触する
と、その回転方向の駆動成分が伝搬し、当該ロータ体1
1が図中矢印方向Rに回転することになる。
【0009】同図(b)に示すように、他方の電極16
a、16b(斜線なしの電極)にパルス電圧を印加して
も前記振動体5が振動するが、この場合、突起9の先端
は同図(a)と異なり、図中矢印Bの方向に運動する。
このような運動をする突起先端がロータ体11に接触す
ると、その回転方向の駆動成分が伝搬し、当該ロータ体
11が図中矢印L方向((a)とは逆方向)に回転する
ことになる。
【0010】このような超音波モータは、小型で電池に
よる駆動が可能であり、磁気の影響を受けず、磁気ノイ
ズを出さないという特徴がある。また、通電していない
場合にも保持トルクを有し、静粛で微小位置決めが可能
である。本願出願人は、この超音波モータを腕時計に内
蔵し、偏心重錘により発生する振動をアラーム代わりに
利用している。また、超音波モータは、非常に小型であ
るという特徴から、時計以外の種々の分野に適用するこ
とができる。例えば計測機器や医療機器、或いは小型情
報携帯機器などに適用可能である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の超音波モータでは、曲げ振動の腹と節との中間に突
起9を位置させているので、正逆転を切り替えることが
可能で且つ両方向の回転特性を等しくできるが、この特
性を維持するため、極めて高い回転数を得ることが困難
であるという問題点があった。さらに、高い回転数を得
るには、高い電圧を印加する必要があり、消費電力の点
でも問題点があった。逆に、低速時には振動体厚み方向
の振動振幅も小さくなり回転が安定しないという問題点
があった。
【0012】そこで、この発明は、上記に鑑みてなされ
たものであって、低電圧で高い回転数を得ると共に、低
速時に安定した回転を得ることができる超音波モータお
よび振動アラーム、並びに振動アラームを用いた携帯電
子機器、超音波モータを用いた電子機器を提供すること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1に係る超音波モータは、板状の振動体
と、この振動体の一面に設けた圧電体と、この圧電体上
に正極および負極が交互になるよう形成した複数の電極
と、前記振動体の他面であって、前記電極に通電して振
動体を振動させ、この振動の腹と節との中間位置からず
れた位置に設けた複数の突起と、前記振動体の他面側に
対向し、片面が前記突起に接触する移動体と、を備えた
ものである。
【0014】振動の腹と節の中間位置に突起を配置する
ことが必ずしも振動体の移動量を大きくすることになら
ない。すなわち、当該中間位置から節よりに突起を設け
るほうが、同じ振動でも当該突起を移動体の進行方向に
大きく運動できるから、移動体の移動量をより大きくで
きるのである。逆に、突起を腹よりに設けることによ
り、同じ振動でも当該突起を移動体の進行方向に小さ
く、移動体との接触方向には大きく運動させることがで
きる。このため、同じ振動でも移動体の移動量が小さく
なる。しかし、移動体との接触方向の振幅は大きい為、
移動は安定する。以下に、係る視点から好ましい形態を
示す。なお、超音波モータは、回転型、直線型のいずれ
でもよい。
【0015】また、請求項2に係る超音波モータは、板
状の振動体と、この振動体の一面に設けた圧電体と、こ
の圧電体上に正極および負極がそれぞれ2つおきで交互
になるよう形成した複数の電極と、前記振動体の他面で
あって、前記各極一方の電極に通電して振動体を振動さ
せ、この振動の腹と節との中間位置からずれた位置に設
けた複数の突起と、前記振動体の他面側に対向し、片面
が前記突起に接触する移動体と、を備えたものである。
【0016】また、請求項3に係る超音波モータは、板
状の振動体と、この振動体の一面に設けた圧電体と、こ
の圧電体上に正極および負極がそれぞれ2つおきで交互
になるよう形成した複数の電極と、前記振動体の他面で
あって、同極となる2つの電極の中心位置からずれた位
置に設けた複数の突起と、前記振動体の他面側に対向
し、片面が前記突起に接触する移動体と、を備えたもの
である。
【0017】また、請求項4に係る超音波モータは、板
状の振動体と、この振動体の一面に設けた圧電体と、こ
の圧電体上に正極および負極が交互になるよう形成した
複数の電極と、前記振動体の他面であって、前記電極に
通電して振動体を振動させ、この振動の腹と節との中間
位置から節よりの位置に設けた複数の突起と、前記振動
体の他面側に対向し、片面が前記突起に接触する移動体
と、を備えたものである。このように、節よりに突起を
設けると、その分、大きな運動が得られるので、移動体
の移動量が大きくなる。
【0018】また、請求項5に係る超音波モータは、板
状の振動体と、この振動体の一面に設けた圧電体と、こ
の圧電体上に正極および負極が交互になるよう形成した
複数の電極と、前記振動体の他面であって、前記電極に
通電して振動体を振動させ、この振動の腹と節との中間
位置から腹よりの位置に設けた複数の突起と、前記振動
体の他面側に対向し、片面が前記突起に接触する移動体
と、を備えたものである。このように、腹よりに突起を
設けると、当該突起先端の移動体の移動方向の運動が小
さくなるとともに、接触方向の振幅は大きくなる。ま
た、突起を中間位置に設けた場合に比べ移動体との接触
圧を大きくしても振動が抑えられない為大きなトルクを
発生することができる。
【0019】つぎに、請求項6に係る超音波モータは、
板状の振動体と、この振動体の一面に設けた圧電体と、
この圧電体上に正極および負極が交互になるよう形成し
た複数の電極と、圧電体上の前記電極を形成した部分以
外に形成したダミー電極と、前記振動体の他面であっ
て、前記電極に通電して振動体を振動させ、この振動の
腹と節との中間位置からずれた位置に設けた複数の突起
と、前記振動体の他面側に対向し、片面が前記突起に接
触する移動体と、を備えたものである。また、突起を中
間位置に設けた場合に比べ移動体との接触圧を大きくし
ても振動が抑えられない為大きなトルクを発生すること
ができる。
【0020】一方向に移動体を移動させる場合、圧電体
全面に電極を設ける必要はないが、一部に分極処理が施
していないと、振動体の機械的特性が不均一になって好
ましい振動が得られない。更にはスプリアス振動を発生
しやすく、自励発振回路を構成するのが困難となったり
性能が不安定になる場合さえあった。そこで、実際には
使用しないが残る一部にもダミー電極を設けた。
【0021】つぎに、請求項7、8に係る超音波モータ
は、上記超音波モータにおいて、前記突起と振動体の結
合振動を利用して移動体を駆動するものである。
【0022】例えば突起を長尺にすると、突起の曲げ振
動の固有振動数が低下するので、当該振動体の振動と突
起の振動との間に結合振動が生じ、当該突起先端が大き
く運動する。これにより、移動体の移動量が大きくな
る。
【0023】超音波モータは種々の応用が可能であり、
例えば請求項9では、超音波モータを振動アラームに応
用した。この請求項8に係る振動アラームは、円板状の
振動体と、前記振動体の一面に設けた圧電体と、この圧
電体上に正極および負極が交互になるよう形成した複数
の電極と、前記振動体の他面であって、前記電極に通電
して振動体を振動させ、この振動の腹と節との中間位置
からずれた位置に設けた複数の突起と、前記振動体の他
面側に対向し、片面が前記突起に接触し偏心重りを有す
る移動体と、を備えたものである。
【0024】移動体に偏心部材を設けたので、移動体の
回転に伴い振動が発生する。このため、携帯電子機器な
どに広く適用できる(請求項10)。更には本発明の超
音波モータを用いれば小型で制御性に優れ、駆動音の静
かな超音波モータ付き電子機器が実現できる。(請求項
11)
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明につき図面を参照
しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこ
の発明が限定されるものではない。
【0026】(実施の形態1)図1は、この発明の実施
の形態1に係る超音波モータの、振動体を示す平面図で
ある。この実施の形態1に係る超音波モータ100は、
従来の超音波モータのように、突起9を腹と節との中間
位置に配置するのではなく、少しずらして配置する点に
特徴がある。従って、具体的な超音波モータの構成は、
図11に示したものと略同様となり、突起9の位置が異
なるものとなる。
【0027】同図に示すように、振動体5の裏面には圧
電素子6が展着されている。振動体5と圧電素子6とは
接着剤によって接着する。また、圧電素子6には、分極
処理によって12分割した電極16が形成され、当該2
つの電極16毎に正極16aと負極16bとが交互に並
べられている。突起109は、正極16aと正極16a
との中間位置、負極16bと負極16bとの中間位置か
ら少しずれたところに形成されている。ただし、振動体
5が振動した場合の、腹または節の部分に位置しないよ
うにする。
【0028】また、変形例として、振動体5に12分割
した圧電素子6を展着し、それぞれの圧電素子6に分極
処理を施すようにしてもよい。
【0029】図2は、振動体5の振動状態を示す説明図
である。同図(a)に示すように、2枚一組になった電
極16の一方(図中斜線で示した電極16a、16b)
にパルス電圧を印加すると、振動体5に振動が発生す
る。突起109は、腹と節との中間位置から節よりに形
成されているから、当該突起109が振動することによ
ってその先端が図中矢印Cの方向に運動する。このた
め、突起先端がロータ体11に接触し、当該ロータ体1
1が図中矢印R方向に回転する。ところが、前記突起1
09が節よりに形成されているため、当該突起先端の回
転方向駆動成分は、上記従来例(図16(a)参照)に
比べて大きくなる。このため、従来例に比べて、ロータ
体11の回転数を極めて高速にできる。
【0030】つぎに、同図(b)に示すように、他方の
電極16a、16b(図中斜線なしの電極)にパルス電
圧を印加しても、振動体5に振動が発生し、その先端が
図中矢印Dの方向に運動することになる。この場合、前
記突起109が腹よりに形成されているため、当該突起
109先端の回転方向駆動成分は、上記従来例(図16
(b)参照)に比べて小さくなる。このため、ロータ体
11は図中矢印L方向に回転するが、従来例に比べて、
当該ロータ体11の回転数が極めて低速になる。
【0031】図3は、振動体の挙動を示す説明図であ
る。発明者により、上記振動体5の挙動をシミュレーシ
ョンしたところ、振動体5の中心が固定されているこ
と、振動体5が円盤形状であることなどから、実際には
かなり複雑な挙動を示すことが判った。しかし、振動体
5の構造が機械的に均一であれば、突起109先端の、
移動体の移動方向に対する軌跡は、ほぼ図2に示すよう
になると考えて差し支えない。
【0032】以上、この超音波モータでは、正逆転可能
であるが、特に所定一方向に回転させるときに大きな移
動量が得られ(図2の(a))、ロータ体11の回転数
を極めて高くできる。しかも、印加する電圧は、従来例
と変わりない。このため、低電圧で高い回転数を得るこ
とができる。一方、反対方向に回転させるときには移動
量が小さくなるから(図2の(b))、ロータ体11の
回転数を極めて低くできると共に回転が安定する。すな
わち、この超音波モータ100は、(1) 両方向に回
転するが、各方向で回転数が異なる、(2) 回転数が
極めて高速で且つ低電圧である、(3) 回転数が極め
て低速で且つ安定である、という特徴を有する。
【0033】図4は、上記振動体の変形例を示す平面図
である。この振動体5は、突起209が、正極16aと
正極16aとの中間位置(負極16bと負極16bとの
中間位置)を中心に上記振動体5の突起109と対称な
位置に形成されている点が異なる。このため、上記同様
に電極16にパルス電圧を印加すると、その回転方向が
逆になる。しかしながら、通常上記(2)もしくは
(3)の何れか一方の用途のみを目的として使用し、正
逆転の切換えは行わない。但し、この場合にも前述した
ように圧電素子の中で、駆動電圧を印可しない部分や、
振動状態の把握や自励発振回路構成の為の信号検出に使
用しない部分にも分極処理を施すことが望ましい。ま
た、分極時の残留歪みが大きく変化する電極と電極の間
を避けて突起を設けたことにより圧電素子6と振動体5の
接着ずれによる振動状態のばらつき、すなわちモータ特
性のばらつきを小さくすることができる。
【0034】この実施の形態1では、超音波モータ10
0を振動アラームに応用した例を挙げて説明したが、こ
れに限定されるものではない。例えばカメラのオートフ
ォーカス、ブラインド開閉装置、アームロボットなど様
々な分野に応用できる。原理は上記の通りであるが、超
音波モータ100の構造は応用分野によって様々であ
る。
【0035】また、実施の形態1では、回転型の超音波
モータを開示したが、これを直線型の超音波モータとし
て構成してもよい(図示省略)。直線型の超音波モータ
は、上記超音波モータの構成を直線展開すれば実施でき
る。
【0036】(実施の形態2)図5は、この発明の実施
の形態2に係る超音波モータの、振動体5を示す平面図
である。実際に一方向のみの回転で足りるなら、実施の
形態1のように隣接する同極の電極16は不要になる。
この観点からすると、電極16は、6個で事足りること
になる(図中斜線で示す)。しかし、図中斜線なしで示
した電極がなかった場合、機械的に振動特性が変化して
回転が安定しなくなる。そこで、通電しないまでも、圧
電素子6の全面に電極16を形成するようにした。以上
のように一方向の駆動しかしない場合であっても圧電素
子全体に電圧を印加するのではなく、このように駆動に
大きく寄与する部分だけに電圧信号を印加することで省
電力化が可能となる。
【0037】すなわち、圧電素子6には、6枚の電極1
6が形成され、正極16aおよび負極16bが交互に並
べられている。それぞれの電極16は、中心の1/2が
実際に用いる電極16a、16bとなり、その両側はダ
ミー電極16xとなっている。突起109は、実際の電
極16a、16bとダミー電極16xとの界面より中心
側に形成される(ただし、中心部分直上ではない)。こ
のようにすれば、振動体5全体が機械的に均一な構造に
なるため、ロータ体11の回転が安定すると共に回転効
率が向上する。
【0038】(実施の形態3)図6は、この発明の実施
の形態3に係る超音波モータの振動体を示す斜視図であ
る。振動体5の面外曲げモードと突起209の曲げモー
ドとの結合振動を用いて、ロータ体11を回転させる点
に特徴がある。このため、突起209は、長尺になって
いる。その他の構成は、上記実施の形態1の振動体5と
同様であるから、説明を省略する。
【0039】圧電素子6に電圧を印加することにより、
振動体5に特定の面外曲げモードの振動が発生する。こ
の面外曲げモードの固有周波数と突起209の曲げモー
ドの固有周波数が近いと、振動体5には面外曲げモード
と突起209の曲げモードが結合した振動を持つことに
なる。この時、突起209の先端の変位は大きくなる
為、移動体11は高速で回転するようになる。このため
電圧や移動体11の加圧条件と合わせて回転効率のよい
突起長を設定する。図9に、一例として突起209の寸
法を変えたときの回転数を実測値と予測値に分けて示し
てある。移動体11の回転数は突起209の周方向の変
位に比例するが、突起209の周方向変位は振動体5の
面外曲げモードの中立面から移動体11との接触点まで
の距離に比例する。すなわち、振動体5の厚みをt、突
起209の高さをhとすると回転数はt/2+hに比例す
ると考えられる。図9における実測値は振動体5の厚み
が45(1/100mm)のときに突起209の高さ35(1/100m
m)の実測値を基に計算したものである。この図から突起
209の高さが高くなるほど予測値よりも回転数が高く
なることが分かる。突起209の固有周波数は突起20
9の高さ35、50,65に対して夫々1307kHz、915kH
z、703kHzであり、振動体円板部5の固有周波数363kHz
に対して、夫々3.6倍、2.5倍、1.9倍である。従って、
両者の結合振動により突起209の先端の変位が大きく
なり回転数が大幅に大きくなることが確認されている。
【0040】特に、突起209のの径方向の幅を周方向
の幅よりも大きくし、移動体11の移動方向の曲げ振動
のみ振動体5の面外曲げモードと結合する様にした方が
駆動に寄与する振動成分のみが拡大される為、効率がよ
い。径方向の曲げ振動の影響を受けると突起209の運
動が不安定になるとともに移動体11の移動に対するロ
スとなるとともに、移動体11並びに突起209の摩耗
も多くなる。
【0041】図7は、この振動体5の挙動を示す説明図
である。発明者により、上記振動体5の挙動をシミュレ
ーションしたところ、振動体5の面外振動の他、突起2
09の曲げ振動が顕著に確認された。また、この時、突
起を図16と同様に電極間に設けたにもかかわらず、突
起は振動の腹と節の中間位置からずれることが確認され
ている。
【0042】図8は、この振動体の振動状態を示す説明
図である。電極16の一方16a、16bにパルス電圧
を印加すると、振動体5が振動する。この振動に、突起
209の曲げ振動が合成され、当該突起209の先端が
図中矢印Eの方向に運動する。これにより、突起209
先端がロータ体11に接触し、当該ロータ体11が図中
矢印方向Lに回転する。この振動体5では、突起209
の曲げ振動も加わっているから、突起209先端の回転
方向駆動成分は、上記実施の形態1の場合に比べて大き
くなる。このため、ロータ体11の回転数を更に高速化
できる。
【0043】(実施の形態4)図10は、超音波モータ
の応用例を示す説明図である。超音波モータ100を腕
時計のムーブメント200に組み込む。電源は、クオー
ツ発振器に電力を供給する水銀電池201から得る。音
によるアラームは便利であるが、アラームが気になった
り、周囲が迷惑したりすることがある。そこで、この超
音波モータ100を振動アラームとしてムーブメント2
00に組み込むことで、音を気にせず、時刻を知らせる
ことができる。
【0044】また、携帯電子機器では、近年、携帯電話
やPHSの呼出音による公害が顕著になってきた(図示
省略)。そこで、この超音波モータ100を振動アラー
ムとして用いれば、携帯電話のサイズ増大を招くことな
く、ユーザを呼び出すことができる。
【0045】また、超小型マッサージ機器として使用す
ることもできる。図11に、その超小型マッサージ機器
300の構成図を示す。電池室301とモータ室302
とは、ねじ込むことで一体化できる構造である。電池室
301にはボタン電池303が収納されており、また、
電池室301内壁には、当該ボタン電池303の負極に
接続された電極304が取り付けられている。モータ室
302には、上記超音波モータ100が収容されてお
り、その中心軸4の底部が当該モータ室302の下側か
ら露出している。また、超音波モータ100は、モータ
室302の外側上面に設けた2つの電極305、306
と接続されている。一方の電極305はボタン電池30
3の正極と接触し、他方の電極306は電池室301の
電極304と同一半径位置に配置する。モータ室302
の外側底面307には、身体に張り付けるテープ308
が設けられている。
【0046】この超小型マッサージ機器300を患部に
張り付け、前記電池室301を回転させると、電池室側
の電極304と電極306とが接触して超音波モータ1
00に電力が供給される。これにより、前記ロータ体1
1が回転し、偏心重錘12の作用によって超音波モータ
100が振動する。この振動は、中心軸4を介して身体
患部に伝わる。電池室301を反対に回転させると、両
電極304、306が離れて超音波モータ100の振動
が止まる。このように、超音波モータ100を超小型マ
ッサージ機器300に適用すれば、磁石を粘着テープで
患部に貼り付けるような健康器具と同様の用い方をする
ことができる。 (実施の形態5)図12は本発明に係る超音波モータを
電子機器に適用した実施の形態5のブロック図を示す。
本電子機器は、前述の振動体5と振動体5により駆動さ
れる移動体11と、移動体11と振動体11に接触圧を
与える加圧手段15と、移動体11と連動して稼動する
伝達機構17と、伝達機構17の動作に基づいて運動す
る出力機構18を備えることを特徴とする。ここで、伝
達機構17には、例えば歯車、摩擦車等の伝達者を用い
る。伝達機構17を省略し、直接出力機構18を設けて
も構わない。出力機構18には例えば、指示装置や電子
時計においては指針あるいは指針駆動機構やカレンダ等
の表示板、あるいは表示板駆動機構を、コピー機やプリ
ンタにおいてはレーザーの方向を変えるミラーを、カメ
ラやビデオカメラにおいてはシャッタ駆動機構、絞り駆
動機構、レンズ駆動機構、フィルム巻き上げ機構等を、
レーザーや光を利用した計測器や製造装置、センサーに
おいては光の遮断・透過や特定波長の光のみを透過する
フィルターやスリット板を、音響機器のボリュウム等に
は抵抗値や容量値を可変する接点機構やギャップ板を、
ハードディスクや光ディスクにおいてはピックアップ駆
動機構を用いる。また、移動体11に出力軸を取りつ
け、出力軸からトルクを伝達する動力伝達機構を有する
構成とすれば、超音波モータ自身で駆動機構が実現でき
る。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の超音波
モータ(請求項1〜5)によれば、振動体の突起を振動
の腹と節との中間位置からずれた位置、例えば節よりに
設けたので、同じ振動でも当該突起を大きく運動できる
から、移動体の移動量をより大きくできる。このため、
低電圧で大きな移動量を得ることができる。逆に、突起
を腹よりに設けることにより、当該突起の運動が小さく
なるから、低速で安定した回転が得られる。
【0048】つぎに、この発明の超音波モータ(請求項
6)によれば、圧電体上の電極を形成した部分以外にダ
ミー電極を形成したので、振動体の機械的特性が均一に
なって移動体の移動が安定し、効率がよくなる。
【0049】つぎに、この発明の超音波モータ(請求項
7、8)によれば、突起を長尺にしたので、周方向の変
位が拡大されるとともに振動体の振動と突起の振動との
結合振動により当該突起先端が大きく運動する。これに
より、移動体の移動量が大きくなる。
【0050】つぎに、この発明の振動アラーム(請求項
9)によれば、移動体に偏心部材を設け、移動体の回転
に伴い振動が発生するようにしたので、振動によって情
報を伝えることができる。
【0051】つぎに、この発明の携帯電子機器(請求項
10)によれば、超音波モータが小型であるという点か
ら種々の携帯電子機器に適用することができる。つぎ
に、この発明の超音波モータ付き電子機器(請求項1
1)によれば、超音波モータが小型・高トルクであると
いう点から種々の電子機器の小型化に寄与することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係る超音波モータ
の、振動体を示す平面図である。
【図2】図1に示した振動体の振動状態を示す説明図で
ある。
【図3】図1に示した振動体の挙動を示す説明図であ
る。
【図4】図1に示した振動体の変形例を示す平面図であ
る。
【図5】この発明の実施の形態2に係る超音波モータ
の、振動体を示す平面図である。
【図6】この発明の実施の形態3に係る超音波モータの
振動体を示す斜視図である。
【図7】図6に示した振動体の挙動を示す説明図であ
る。
【図8】図6に示した振動体の変形例を示す平面図であ
る。
【図9】突起の高さと回転数の関係を示した図である。
【図10】超音波モータの応用例を示す説明図である。
【図11】超音波モータの応用した超小型マッサージ機
器の構成図である。
【図12】この発明の実施の形態5に係る超音波モータ
付き電子機器のブロック図である。
【図13】従来の定在波方式の超音波モータの構造を示
す組立図である。
【図14】図11に示した超音波モータを示す断面図で
ある。
【図15】組立状態の超音波モータを示す斜視図であ
る。
【図16】振動体の分極状態を示す平面図である。
【図17】電極と突起およびロータ体との関係を示す概
略構成図である。
【図18】振動体の振動状態を示す説明図である。
【符号の説明】
100 超音波モータ 1 超音波ステータユニット 2 固定軸 3 押さえバネ座 4 中心軸 5 振動体 6 圧電素子 7 圧電素子リード 8 超音波ロータユニット 109 突起 10 ブシュ 11 ロータ体 12 偏心重錘 13 固定板 14 ピボット 15 押さえバネ 16 電極 17 伝達機構 18 出力機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 誠 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインスツルメンツ株式会社内 Fターム(参考) 5H680 AA06 BB01 BB13 BC01 BC04 BC05 BC08 CC06 DD15 DD23 DD28 DD53 DD66 DD73 DD85 DD92 EE12 FF08

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状の振動体と、 この振動体の一面に設けた圧電体と、 この圧電体上に正極および負極が交互になるよう形成し
    た複数の電極と、 前記振動体の他面であって、前記電極に通電して振動体
    を振動させ、この振動の腹と節との中間位置からずれた
    位置に設けた複数の突起と、 前記振動体の他面側に対向し、片面が前記突起に接触す
    る移動体と、を備えたことを特徴とする超音波モータ。
  2. 【請求項2】 板状の振動体と、 この振動体の一面に設けた圧電体と、 この圧電体上に正極および負極がそれぞれ2つおきで交
    互になるよう形成した複数の電極と、 前記振動体の他面であって、前記各極一方の電極に通電
    して振動体を振動させ、この振動の腹と節との中間位置
    からずれた位置に設けた複数の突起と、 前記振動体の他面側に対向し、片面が前記突起に接触す
    る移動体と、を備えたことを特徴とする超音波モータ。
  3. 【請求項3】 板状の振動体と、 この振動体の一面に設けた圧電体と、 この圧電体上に正極および負極がそれぞれ2つおきで交
    互になるよう形成した複数の電極と、 前記振動体の他面であって、2つの電極の中心位置から
    ずれた位置に設けた複数の突起と、 前記振動体の他面側に対向し、片面が前記突起に接触す
    る移動体と、を備えたことを特徴とする超音波モータ。
  4. 【請求項4】 板状の振動体と、 この振動体の一面に設けた圧電体と、 この圧電体上に正極および負極が交互になるよう形成し
    た複数の電極と、 前記振動体の他面であって、前記電極に通電して振動体
    を振動させ、この振動の腹と節との中間位置から節より
    の位置に設けた複数の突起と、 前記振動体の他面側に対向し、片面が前記突起に接触す
    る移動体と、を備えたことを特徴とする超音波モータ。
  5. 【請求項5】 板状の振動体と、 この振動体の一面に設けた圧電体と、 この圧電体上に正極および負極が交互になるよう形成し
    た複数の電極と、 前記振動体の他面であって、前記電極に通電して振動体
    を振動させ、この振動の腹と節との中間位置から腹より
    の位置に設けた複数の突起と、 前記振動体の他面側に対向し、片面が前記突起に接触す
    る移動体と、を備えたことを特徴とする超音波モータ。
  6. 【請求項6】 板状の振動体と、 この振動体の一面に設けた圧電体と、 この圧電体上に正極および負極が交互になるよう形成し
    た複数の電極と、 圧電体上の前記電極を形成した部分以外に形成したダミ
    ー電極と、 前記振動体の他面であって、前記電極に通電して振動体
    を振動させ、この振動の腹と節との中間位置からずれた
    位置に設けた複数の突起と、 前記振動体の他面側に対向し、片面が前記突起に接触す
    る移動体と、を備えたことを特徴とする超音波モータ。
  7. 【請求項7】 前記移動体を駆動する振動体の振動モー
    ドは振動体平板部の曲げ振動と突起の少なくとも一方向
    の曲げ振動の結合振動であることを特徴とする請求項1
    〜6のいずれか1つに記載の超音波モータ。
  8. 【請求項8】 板状の振動体と、 この振動体の一面に設けた圧電体と、 この圧電体上に正極および負極が交互になるよう形成し
    た複数の電極と、 前記振動体の他面であって、前記電極に通電して振動体
    を振動させ、この振動の腹と節との中間位置に設けた複
    数の突起と、 前記振動体の他面側に対向し、片面が前記突起に接触す
    る移動体と、を備えたことを特徴とする超音波モータで
    あって、 前記移動体を駆動する振動体の振動モードは振動体平板
    部の曲げ振動と突起の少なくとも一方向の曲げ振動の結
    合振動であることを特徴とする超音波モータ。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載の超音波
    モータの移動体に偏心重りを設けることにより、移動体
    の回転で生じる振動で情報を伝達する振動アラーム。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の振動アラームを用い
    たことを特徴とする携帯電子機器。
  11. 【請求項11】 請求項1〜8のいずれかに記載の超音
    波モータを用いたことを特徴とする超音波モータ付き電
    子機器。
JP10370918A 1998-12-25 1998-12-25 超音波モ―タおよび超音波モ―タ付き電子機器 Pending JP2000197377A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10370918A JP2000197377A (ja) 1998-12-25 1998-12-25 超音波モ―タおよび超音波モ―タ付き電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10370918A JP2000197377A (ja) 1998-12-25 1998-12-25 超音波モ―タおよび超音波モ―タ付き電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000197377A true JP2000197377A (ja) 2000-07-14

Family

ID=18497822

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10370918A Pending JP2000197377A (ja) 1998-12-25 1998-12-25 超音波モ―タおよび超音波モ―タ付き電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000197377A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4377956B2 (ja) 光学対物レンズ・モジュール
EP0963033B1 (en) Actuator, and clock and annunciator mounted with the same
NL8201577A (nl) Piezo-electrische motor.
WO2000038309A1 (fr) Actionneur piezo-electrique, compteur de temps et dispositif portable
WO2006004108A1 (ja) 圧電アクチュエータおよび機器
JP2003516100A (ja) 圧電ドライブ
JP2007215390A (ja) 圧電アクチュエータの駆動制御方法、圧電アクチュエータの駆動制御装置、および電子機器
JP4222208B2 (ja) 圧電アクチュエータおよび圧電アクチュエータを備えた時計並びに携帯機器
JP2007089384A (ja) 圧電アクチュエータの駆動制御装置、電子機器、および圧電アクチュエータの駆動制御方法
US6201339B1 (en) Piezoelectric actuator
JP2001218481A (ja) 圧電駆動体、超音波モータ及び超音波モータ付き電子機器
JP4265493B2 (ja) 圧電アクチュエータの駆動装置、電子機器
JP2007129804A (ja) 圧電アクチュエータの位置制御駆動方法、圧電アクチュエータの位置制御駆動装置、および電子機器
JP3190634B2 (ja) 圧電アクチュエータおよび圧電アクチュエータの駆動方法並びに圧電アクチュエータの駆動方法をコンピュータに実行させるプログラムを格納した、コンピュータが読取可能な記憶媒体
JP2002354853A (ja) アクチュエータ、およびそれを用いた時計並びに報知装置
JP2000197377A (ja) 超音波モ―タおよび超音波モ―タ付き電子機器
JP4236957B2 (ja) 超音波モータ及び超音波モータ付電子機器
US6359369B1 (en) Ultrasonic motor and electronic appliance having same
JP2003111453A (ja) 圧電モータ
JPH0847273A (ja) 駆動装置
JPH09225401A (ja) 報知用振動装置
JPH05137359A (ja) 超音波振動子および超音波駆動装置
JP3283446B2 (ja) 超音波モータ及び超音波モータ付電子機器
JPH0472471B2 (ja)
JP3680602B2 (ja) 圧電アクチュエータ、時計および携帯機器

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20040302