JP2000197274A - 電気自動車のバッテリ充電装置 - Google Patents

電気自動車のバッテリ充電装置

Info

Publication number
JP2000197274A
JP2000197274A JP10370395A JP37039598A JP2000197274A JP 2000197274 A JP2000197274 A JP 2000197274A JP 10370395 A JP10370395 A JP 10370395A JP 37039598 A JP37039598 A JP 37039598A JP 2000197274 A JP2000197274 A JP 2000197274A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
charging
battery
motor
ecu
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10370395A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiro Abe
邦宏 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
Priority to JP10370395A priority Critical patent/JP2000197274A/ja
Publication of JP2000197274A publication Critical patent/JP2000197274A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

Landscapes

  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータへ駆動電力を供給するバッテリを充電
する際、小型で安価な電流開閉手段を用いて充電の開始
・停止を制御する。 【解決手段】 電磁リレーRYのリレー接点52aを閉
として、DC12V系バッテリから直流電圧を入力する
と、トランジスタTR1〜TR4によるブリッジ回路に
よって交流に変換され、トランス51bによって所定の
電圧に昇圧された後、ダイオードD5〜D8によるブリ
ッジ回路によって整流され、高圧バッテリ10Aの充電
が開始される。その後、所定の充電時間が経過したと
き、電磁リレーRYのリレー接点52aを開とし、トラ
ンス51bからの交流電圧出力を遮断することで充電を
停止する。電磁リレーRYは、交流電圧を開閉するた
め、小型で安価なリレーを用いることができ、コスト低
減、艤装スペースの節約、重量軽減を図ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータへ駆動電力
を供給するバッテリを充電する電気自動車のバッテリ充
電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電気自動車には、モータのみを
走行駆動源とする純粋な電気自動車と、エンジンとモー
タとを併用するハイブリッド車とがあるが、モータに電
力を供給する主バッテリが放電してしまった場合、モー
タのみを走行駆動源とする純粋な電気自動車は勿論のこ
と、基本的に外部充電の必要の無いハイブリッド車にお
いても、エンジン始動をモータによって行うため、走行
不能となってしまう。従って、ハイブリッド車において
も、緊急時に、通常の車載の充電システムとは別に、主
バッテリを充電可能な手段を備える必要がある。
【0003】緊急用の主バッテリに対する充電手段とし
ては、例えば、自車搭載の直流12V系バッテリ電源と
他のガソリンエンジン車等に搭載される直流12V系バ
ッテリ電源とを併用して自車両の主バッテリを充電する
充電器が知られており、また、特開平8−223706
号公報には、商用電源に接続される整流回路の直流出力
の一方を開閉スイッチを介してモータの固定励磁巻線に
接続し、整流回路の直流出力の他方を、直流電源(主バ
ッテリ)とモータの固定子巻線との間のインバータに並
列接続される4象限チョッパ回路の直流電源接続端に接
続することで、商用電源の使用を前提として専用バッテ
リ充電器を廃止する技術が開示されている。
【0004】また、緊急時、電気自動車のモータに電力
を供給する主バッテリを充電する場合には、主バッテリ
の残存容量に基づいて充電時間を定め、この充電時間だ
け充電を行う場合があり、このような場合、充電用の直
流電圧を出力する整流回路と主バッテリとの間に、電磁
リレー或いはスイッチ等の電流開閉手段を設けること
で、充電の開始・停止を制御するようにしている。
【0005】例えば、図3に示すように、直流入力電圧
を交流電圧に変換して所定の電圧に昇圧する変換回路部
151と、この変換回路部151からの交流電圧出力を
整流して直流に変換する整流回路部152とを一体的に
ユニット化して形成した充電器150を用い、電磁リレ
ーを用いて主バッテリの充電の開始・停止を制御する場
合には、充電器150と主バッテリ100Aとを充電用
タイマ170によって限時動作する電磁リレー160の
リレー接点を介して接続する。
【0006】そして、自車搭載の直流12V系バッテリ
100Bと他のガソリンエンジン車等に搭載される直流
12V系バッテリ200とを併用する等してDC12V
系バッテリからの直流電圧を充電器150の変換回路部
151に供給すると、変換回路部151の入力フィルタ
151aを介してトランジスタブリッジ回路151bに
入力されて交流電圧に変換され、トランス151cによ
って所定の電圧に昇圧される。
【0007】トランス151cからの交流出力は、充電
用タイマ170によって閉成された電磁リレー160の
リレー接点を介してダイオードブリッジによる整流回路
部152に入力され、この整流回路部152で整流・平
滑された直流出力によって主バッテリ100Aが充電さ
れる。その後、充電用タイマ170にセットされた所定
の充電時間が経過すると、電磁リレー160のリレー接
点が開となり、整流回路部152からの直流出力を遮断
して充電を終了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、充電器
と主バッテリとの間に介装される電磁リレーでは、主バ
ッテリの充電停止時に高電圧の直流電流を遮断するた
め、接点解離時に大きなアーク放電が発生し、接点の消
耗を招いて接触信頼性が低下する。このため、充電器と
主バッテリとの間に介装される電磁リレーは、直流電流
を遮断する際に発生するアーク放電に耐えられるよう接
点容量を大きくし、且つ確実に遮断が可能なよう接点間
の間隙を確保する必要があり、さらに、接点閉成時の接
触信頼性を確保するため、接点の接触圧も比較的高くす
る必要がある。
【0009】従って、必然的に、起磁力の大きなリレー
コイルを有する大型で高価なリレーを使用せざるを得
ず、コストが上昇するばかりでなく、艤装上の制約や重
量増を招くといった問題がある。電磁リレーに代えて操
作スイッチを使用する場合も同様であり、電磁リレーに
比較して小型化を図れるものの、接点の接触信頼性を確
保するにはアーク放電に対して接点を保護する消孤回路
が必要となり、この消孤回路には、高電圧の直流電圧を
遮断する際の大きなアークエネルギーを吸収するために
大容量の回路部品を使用せざるを得ない。
【0010】すなわち、主バッテリを充電する整流直流
出力を電磁リレーやスイッチ等の電流開閉手段を用いて
遮断し、主バッテリの充電を停止する従来の技術では、
コスト上昇、艤装上の制約、重量増を回避することは困
難である。
【0011】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、モータへ駆動電力を供給するバッテリを充電する
際、小型で安価な電流開閉手段を用いて充電の開始・停
止を制御することのできる電気自動車のバッテリ充電装
置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、直流入力電圧を交流電圧に
変換して所定の電圧レベルに昇圧する変換回路部と、上
記変換回路部から出力される交流電圧を直流電圧に変換
し、モータへ駆動電力を供給する主バッテリを充電する
ための充電電流を出力する整流回路部と、上記変換回路
部と上記整流回路部との間に介装され、上記変換回路部
から上記整流回路部への交流出力を開閉する交流開閉部
とを備えたことを特徴とする。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、上記交流開閉部を、所定の充電時間で限時
動作する電磁リレーによって構成することを特徴とす
る。
【0014】すなわち、請求項1記載の発明では、モー
タへ駆動電力を供給するための主バッテリを充電する場
合、充電開始に際して交流開閉部を閉状態として変換回
路部と整流回路部とを接続し、変換回路部で直流入力電
圧を交流電圧に変換して昇圧した後、整流回路部で交流
電圧を整流して主バッテリへ供給する。そして、主バッ
テリへの充電を停止する場合には、交流開閉部を開状態
として変換回路部と整流回路部とを切り離し、変換回路
部から整流回路部への交流出力を遮断する。
【0015】この場合、請求項2記載の発明では、交流
開閉部を所定の充電時間で限時動作する電磁リレーによ
って構成し、所定の充電時間だけ主バッテリを充電して
過充電を防止する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1及び図2は本発明の実施の一
形態に係わり、図1はバッテリ充電装置の構成図、図2
はハイブリッド車のシステム構成図である。
【0017】図2は電気自動車の制御システムを示し、
本形態ではエンジンとモータとを併用するハイブリッド
車の制御システムを示す。このハイブリッド車は、エン
ジン1と、エンジン1の起動及び発電・動力アシストを
担うモータAと、エンジン1の出力軸1aにモータAを
介して連結されるプラネタリギヤユニット3と、このプ
ラネタリギヤユニット3の機能を制御し、発進・後進時
の駆動力源になるとともに減速時の回生エネルギーの回
収を担うモータBと、変速及びトルク増幅を行なって走
行時の動力変換機能を担う動力変換機構4とを基本構成
とする駆動系を備えている。
【0018】プラネタリギヤユニット3は、サンギヤ3
a、このサンギヤ3aに噛合するピニオンを回転自在に
支持するキャリア3b、ピニオンと噛合するリングギヤ
3cを有するシングルピニオン式のプラネタリギヤであ
り、サンギヤ3aとキャリア3bとを締結・解放するロ
ックアップクラッチ2が併設されている。
【0019】また、動力変換機構4としては、歯車列を
組み合わせた変速機や流体トルクコンバータを用いた変
速機等を用いることが可能であるが、入力軸4aに軸支
されるプライマリプーリ4bと出力軸4cに軸支される
セカンダリプーリ4dとの間に駆動ベルト4eを巻装し
てなるベルト式無段変速機(CVT)を採用することが
望ましく、以下、動力変換機構4をCVT4として説明
する。
【0020】すなわち、本形態のハイブリッド車の駆動
系では、サンギヤ3aとキャリア3bとの間にロックア
ップクラッチ2を介装したプラネタリギヤユニット3が
エンジン1の出力軸1aとCVT4の入力軸4aとの間
に配置されており、プラネタリギヤユニット3のサンギ
ヤ3aがエンジン1の出力軸1aに一方のモータAを介
して結合されるとともにキャリア3bがCVT4の入力
軸4aに結合され、リングギヤ3cに他方のモータBが
連結されている。そして、CVT4の出力軸4cに減速
歯車列5を介してデファレンシャル機構6が連設され、
このデファレンシャル機構6に駆動軸7を介して前輪或
いは後輪の駆動輪8が連設された構成となっている。
【0021】この場合、前述したようにエンジン1及び
モータAをプラネタリギヤユニット3のサンギヤ3aへ
結合するとともにリングギヤ3cにモータBを結合して
キャリア3bから出力を得るようにし、さらに、キャリ
ア3bからの出力をCVT4によって変速及びトルク増
幅して駆動輪8に伝達するようにしているため、2つの
モータA,Bは発電と駆動力供給との両方に使用するこ
とができ、比較的小出力のモータを使用することができ
る。
【0022】また、走行条件に応じてロックアップクラ
ッチ2の締結によりプラネタリギヤユニット3のサンギ
ヤ3aとキャリア3bとを結合することで、間に2つの
モータA,Bが配置された、エンジン1からCVT4に
至るエンジン直結の駆動軸を形成することができ、効率
よくCVT4に駆動力を伝達し、或いは駆動輪8側から
の制動力を利用することができる。
【0023】尚、ロックアップクラッチ2の締結・解放
時のプラネタリギヤユニット3を介したエンジン1及び
モータA,Bのトルク伝達や発電による電気の流れにつ
いては、本出願人が先に提出した特願平10−4080
号に詳述されている。
【0024】以上のハイブリッド車を制御するハイブリ
ッド制御システムは、システム全体を統括するハイブリ
ッドECU(HEV_ECU)20を中心とし、モータ
Aを駆動制御するモータAコントローラ21、モータB
を駆動制御するモータBコントローラ22、エンジン1
を駆動制御するエンジンECU(E/G_ECU)2
3、ロックアップクラッチ2及びCVT4の制御を行う
トランスミッションECU(T/M_ECU)24、モ
ータA,Bへ電力を供給する主バッテリ(高圧バッテ
リ)10Aの電力管理を主として行うバッテリマネージ
メントユニット(BAT_MU)25が第1の多重通信
ライン30によってHEV_ECU20に結合され、ブ
レーキ制御を行うブレーキECU(BRK_ECU)2
6が専用の第2の多重通信ライン31によってHEV_
ECU20に結合されている。
【0025】HEV_ECU20は、ハイブリッド制御
システム全体の制御を行うものであり、ドライバの運転
操作状況を検出するセンサ・スイッチ類、例えば、図示
しないアクセルペダルの踏み込み量を検出するアクセル
ペダルセンサ(APS)11、図示しないブレーキペダ
ルの踏み込みによってONするブレーキスイッチ12、
変速機のセレクト機構部13の操作位置がPレンジ又は
NレンジのときにONし、Dレンジ,Rレンジ等の走行
レンジにセットされているときにOFFするインヒビタ
スイッチ14等が接続されている。
【0026】そして、HEV_ECU20では、各セン
サ・スイッチ類からの信号や各ECUから送信されたデ
ータに基づいて必要な車両駆動トルクを演算して駆動系
のトルク配分を決定し、多重通信によって各ECUに制
御指令を送信する。
【0027】尚、HEV_ECU20には、車速、エン
ジン回転数、バッテリ充電状態等の車両の運転状態を表
示する各種メータ類や、異常発生時に運転者に警告する
ためのウォーニングランプ等からなる表示器27が接続
されている。この表示器27は、T/M_ECU24に
も接続されており、HEV_ECU20に異常が発生し
たとき、HEV_ECU20に代ってT/M_ECU2
4が異常時制御を行い、表示器27に異常表示を行う。
【0028】一方、モータAコントローラ21は、モー
タAを駆動するためのインバータを備えるものであり、
基本的に、HEV_ECU20から多重通信によって送
信されるサーボON/OFF指令や回転数指令によって
モータAの定回転数制御を行う。また、モータAコント
ローラ21からは、HEV_ECU20に対し、モータ
Aのトルク、回転数、及び電流値等をフィードバックし
て送信し、更に、トルク制限要求や電圧値等のデータを
送信する。
【0029】モータBコントローラ22は、モータBを
駆動するためのインバータを備えるものであり、基本的
に、HEV_ECU20から多重通信によって送信され
るサーボON/OFF(正転、逆転を含む)指令やトル
ク指令(力行、回生)によってモータBの定トルク制御
を行う。また、モータBコントローラ22からは、HE
V_ECU20に対し、モータBのトルク、回転数、及
び電流値等をフィードバックして送信し、更に、電圧値
等のデータを送信する。
【0030】E/G_ECU23は、基本的にエンジン
1のトルク制御を行うものであり、HEV_ECU20
から多重通信によって送信される正負のトルク指令、燃
料カット指令、エアコンON/OFF許可指令、燃料カ
ット指令等の制御指令、及び、実トルクフィードバック
データ、車速、インヒビタスイッチ14による変速セレ
クト位置(P,Nレンジ等)、APS11の信号による
アクセル全開データやアクセル全閉データ、ブレーキス
イッチ12のON,OFF状態、ABSを含むブレーキ
作動状態等に基づいて、図示しないインジェクタからの
燃料噴射量、ETC(電動スロットル弁)によるスロッ
トル開度、A/C(エアコン)等の補機類のパワー補正
学習、燃料カット等を制御する。
【0031】また、E/G_ECU23では、HEV_
ECU20に対し、エンジン1の制御トルク値、燃料カ
ットの実施、燃料噴射量に対する全開増量補正の実施、
エアコンのON,OFF状態、図示しないアイドルスイ
ッチによるスロットル弁全閉データ等をHEV_ECU
20にフィードバックして送信すると共に、エンジン1
の暖機要求等を送信する。
【0032】T/M_ECU24は、HEV_ECU2
0から多重通信によって送信されるCVT4の目標プラ
イマリプーリ回転数、CVT入力トルク指示、ロックア
ップ要求等の制御指令、及び、E/G回転数、アクセル
開度、インヒビタスイッチ14による変速セレクト位
置、ブレーキスイッチ12のON,OFF状態、エアコ
ン切替許可、ABSを含むブレーキ作動状態、アイドル
スイッチによるエンジン1のスロットル弁全閉データ等
の情報に基づいて、ロックアップクラッチ2の締結・解
放を制御すると共にCVT4の変速比を制御する。
【0033】また、T/M_ECU24からは、HEV
_ECU20に対し、車速、入力制限トルク、CVT4
のプライマリプーリ回転数及びセカンダリプーリ回転
数、ロックアップ完了、インヒビタスイッチ14に対応
する変速状態等のデータをフィードバックして送信する
と共に、CVT4の油量をアップさせるためのE/G回
転数アップ要求、低温始動要求等を送信する。
【0034】BAT_MU25は、いわゆる電力管理ユ
ニットであり、モータA,Bの電源となる高圧バッテリ
10Aや各種補機類及び制御用機器の電源となる低圧バ
ッテリ10B(図1参照)を管理する上での各種制御、
すなわち、バッテリ充放電制御、ファン制御、外部充電
制御等を行い、高圧バッテリ10Aの残存容量、電圧、
電流制限値等のデータや外部充電中を示すデータを多重
通信によってHEV_ECU20に送信する。また、高
圧バッテリ10Aを外部から充電する場合には、コンタ
クタ9を切り換えて高圧バッテリ10AとモータAコン
トローラ21及びモータBコントローラ22とを切り離
す。
【0035】BRK_ECU26は、HEV_ECU2
0から多重通信によって送信される回生可能量、回生ト
ルクフィードバック等の情報に基づいて、必要な制動力
を演算し、ブレーキ系統の油圧を制御するものであり、
HEV_ECU20に対し、回生量指令(トルク指
令)、車速、油圧、ABSを含むブレーキ作動状態等を
フィードバックして送信する。
【0036】ここで、モータA,Bに電力を供給する高
圧バッテリ10Aは、例えば複数のセルを有する単位電
池を複数個組み合わせた組電池として構成され、公称電
圧240Vのバッテリとなっている。そして、車両の走
行中、モータAによる発電電力やモータBからの回生電
力によって高圧バッテリ10Aが充電される一方、長期
間の車両放置等で高圧バッテリ10Aの能力が低下し、
充電が必要となった場合には、図1に示すように、自車
搭載の低圧バッテリ10Bと救援車の低圧バッテリ70
とを併用し、トランクルーム内などに設置される充電器
50によって充電することができる。
【0037】充電器50は、直流入力電圧を交流電圧に
変換して所定の電圧に昇圧する変換回路部51と、この
変換回路部51からの交流電圧出力を整流して直流に変
換し、高圧バッテリ10Aを充電する整流回路部53と
を基本構成とし、さらに、変換回路部51から整流回路
部53への交流出力を開閉し、充電に必要な所定時間だ
け変換回路部51と整流回路部53とを接続する交流開
閉部52を備えた構成となっている。
【0038】変換回路部51は、NPN形トランジスタ
TR1〜TR4によるブリッジ回路を基本とするDC−
ACインバータであり、直流電圧を入力するための入力
フィルタ51aとブリッジ回路出力を昇圧するトランス
51bとを備えている。入力フィルタ51aの正極入力
側には、自車搭載の低圧バッテリ(DC12V系)10
Bの正極側がヒューズF1を介して接続され、入力フィ
ルタ51aの接地側に低圧バッテリ10Bの負極側が接
続される。
【0039】また、入力フィルタ51aの出力側には、
トランジスタTR1,TR2のコレクタが共通接続さ
れ、トランジスタTR1,TR2の各エミッタが、それ
ぞれ、トランジスタTR3,TR4のコレクタに接続さ
れると共にトランス51bの一次側に接続されている。
トランジスタTR3,TR4の各エミッタは共通接続さ
れて入力フィルタ51aの接地側に接続され、各トラン
ジスタTR1,TR2,TR3,TR4のコレクタ−エ
ミッタ間には、それぞれフライホイールダイオードD
1,D2,D3,D4が接続されている。
【0040】また、各トランジスタTR1,TR2,T
R3,TR4のベースは、BAT_MU25内の図示し
ない制御回路に接続され、この制御回路からの信号によ
って各トランジスタがON,OFFされ、インバータと
しての動作が制御されるようになっている。
【0041】交流開閉部52は、本形態においては常開
のリレー接点52aを有する小型の電磁リレーRYによ
って構成され、リレー接点52aがトランス51bの二
次側の一端と整流回路部53との間に介装され、リレー
コイル52bが充電用タイマ60に接続されている。充
電用タイマ60は、例えばBAT_MU25によって制
御され、BAT_MU25で検出した高圧バッテリ10
Aの残存容量に応じた充電時間がセットされる。そし
て、充電用タイマ60にセットされた充電時間だけ、電
磁リレーRYのリレーコイル52bが通電され、リレー
接点52aが閉成されてトランス51bの二次側と整流
回路部53とが接続される。
【0042】整流回路部53は、本形態ではダイオード
D5〜D8によるブリッジ型全波整流回路である。すな
わち、ダイオードD5のアノード側とダイオードD7の
カソード側とが共通接続されてトランス51bの二次側
の一端に接続され、ダイオードD6のアノード側とダイ
オードD8のカソード側とが共通接続されてトランス5
1bの二次側の他端に接続されている。
【0043】また、ダイオードD5のカソード側とダイ
オードD6のカソード側とが共通接続されてヒューズF
3を介して高圧バッテリ10Aの正極側に接続され、こ
の高圧バッテリ10Aの負極側に、ダイオードD7のア
ノード側とダイオードD8のアノード側とが共通接続さ
れている。さらに、ダイオードD5,D6のカソード側
すなわちブリッジのプラス出力側と、ダイオードD7,
D8のアノード側すなわちブリッジのマイナス出力側と
の間に、平滑用コンデンサC2が介装されている。尚、
高圧バッテリ10Aの負極側(接地側)は、低圧バッテ
リ10Bの負極側(接地側)とは絶縁されている。
【0044】以上のハイブリッド車では、長期間の走行
や車両放置等によって高圧バッテリ10Aのバッテリ容
量が低下した場合、このバッテリ容量の低下がBAT_
MU25によって検知され、表示器27に充電の警告が
表示される。この場合には、自車搭載の低圧バッテリ1
0Bと他のガソリンエンジン車等の救援車に搭載したD
C12V系のバッテリとを併用して高圧バッテリ10A
を充電する。
【0045】すなわち、図示しないブースターケーブル
等を用いて自車の12V系低圧バッテリ10Bと救援車
のDC12V系バッテリ70とを互いに同極同士で接続
し、図示しない充電スイッチをONにする。すると、入
力フィルタ51aを介して入力されるDC12V系バッ
テリからの直流電圧がトランジスタTR1〜TR4によ
るブリッジ回路によって交流に変換され、トランス51
bによって所定の交流電圧に昇圧される。本形態では、
高圧バッテリ10Aの公称電圧がDC240Vであるた
め、トランス51bの出力は略200Vの交流電圧であ
る。
【0046】同時に、BATA_MU25によって充電
用タイマ60に高圧バッテリ10Aの残存容量に応じた
充電時間がセットされ、充電用タイマ60の出力によっ
て電磁リレーRYのリレーコイル52bが通電され、リ
レー接点52aが閉成してトランス51b二次側の交流
電圧が整流回路部53に入力される。これにより、トラ
ンス51bからの交流電圧が整流回路部53のダイオー
ドD5〜D8からなるブリッジ回路によって全波整流さ
れてコンデンサC2で平滑され、略280Vの直流電圧
となって高圧バッテリ10Aを充電する。
【0047】そして、充電用タイマ60にセットされた
充電時間が経過すると、充電用タイマ60の出力がOF
Fとなり、電磁リレーRYのリレーコイル52bへの通
電が停止されてリレー接点52aが開状態に復帰し、変
換回路部51と整流回路部53とが切り離され、充電が
停止される。
【0048】この際、電磁リレーRYのリレー接点52
aは、トランス51b二次側の交流出力を遮断するた
め、従来のように整流後の高電圧の直流出力をリレー接
点で遮断する場合に比較し、接点間に大きなアークが飛
ぶこともなく、安価で小型のリレーを採用することがで
きる。
【0049】尚、電磁リレーRYに代えて操作スイッチ
を用いた場合においても、接点の接触信頼性確保のため
に大容量の高価な回路部品を用いた消孤回路を設ける必
要がなく、小型で安価な操作スイッチを使用することが
できる。
【0050】すなわち、高圧バッテリ10Aの充電を停
止させるに際して、極性の変化する交流電圧を遮断する
ため、接点解離に伴うアーク放電の発生が抑制されて接
点の消耗が少ないため、直流電圧を遮断する場合に比較
して大幅に接点寿命が延び、接触信頼性を確保しつつ小
型で安価な電流開閉手段を用いることができる。これに
より、コスト低減を達成することができるばかりでな
く、艤装スペースの節約、重量軽減を図ることが可能と
なる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、モ
ータへ駆動電力を供給するための主バッテリを充電する
場合、充電開始に際して交流開閉部を閉状態として変換
回路部と整流回路部とを接続し、変換回路部で直流入力
電圧を交流電圧に変換して昇圧した後、整流回路部で交
流電圧を整流して主バッテリへ供給する。そして、主バ
ッテリへの充電を停止する場合には、交流開閉部を開状
態として変換回路部と整流回路部とを切り離し、変換回
路部から整流回路部への交流出力を遮断するため、整流
直流出力を遮断して主バッテリの充電を停止させる場合
に比較し、接点解離に伴うアーク放電の発生が抑制され
て接点の消耗が少なく、接触信頼性を確保しつつ小型で
安価な電流開閉手段を用いて主バッテリに対する充電の
開始・停止を制御することができ、コスト低減、艤装ス
ペースの節約、重量軽減を図ることが可能となる。
【0052】この場合、請求項2記載の発明では、交流
開閉部を所定の充電時間で限時動作する電磁リレーによ
って構成することで、主バッテリの残存容量に見合った
適正な時間だけ充電を行うことができ、過充電を防止し
て安全性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】バッテリ充電装置の構成図
【図2】ハイブリッド車のシステム構成図
【図3】従来のバッテリ充電装置の構成図
【符号の説明】
10A…高圧バッテリ(主バッテリ) 10B…低圧バッテリ 50 …充電器 51 …変換回路部 52 …交流開閉部 53 …整流回路部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5G003 AA04 BA01 CA01 CA11 CC02 FA06 GC04 5H115 PA08 PC06 PG04 PI16 PI24 PO01 PO10 PO15 PU08 PU22 PU24 PU25 PU29 PV09 PV23 QN03 QN12 TI02 TR19 TU17 TZ07 UB05 UB08 UB11

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流入力電圧を交流電圧に変換して所定
    の電圧レベルに昇圧する変換回路部と、 上記変換回路部から出力される交流電圧を直流電圧に変
    換し、モータへ駆動電力を供給する主バッテリを充電す
    るための充電電流を出力する整流回路部と、 上記変換回路部と上記整流回路部との間に介装され、上
    記変換回路部から上記整流回路部への交流出力を開閉す
    る交流開閉部とを備えたことを特徴とする電気自動車の
    バッテリ充電装置。
  2. 【請求項2】 上記交流開閉部を、所定の充電時間で限
    時動作する電磁リレーによって構成することを特徴とす
    る請求項1記載の電気自動車のバッテリ充電装置。
JP10370395A 1998-12-25 1998-12-25 電気自動車のバッテリ充電装置 Pending JP2000197274A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10370395A JP2000197274A (ja) 1998-12-25 1998-12-25 電気自動車のバッテリ充電装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10370395A JP2000197274A (ja) 1998-12-25 1998-12-25 電気自動車のバッテリ充電装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000197274A true JP2000197274A (ja) 2000-07-14

Family

ID=18496803

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10370395A Pending JP2000197274A (ja) 1998-12-25 1998-12-25 電気自動車のバッテリ充電装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000197274A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018097640A1 (ko) * 2016-11-25 2018-05-31 르노삼성자동차 주식회사 전기자동차를 충전하지 않을 때 대기전력을 차단하는 전기자동차 충전장치 및 충전방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018097640A1 (ko) * 2016-11-25 2018-05-31 르노삼성자동차 주식회사 전기자동차를 충전하지 않을 때 대기전력을 차단하는 전기자동차 충전장치 및 충전방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4132382B2 (ja) 電気自動車のバッテリ充電装置
JP4438887B1 (ja) 電動車両及び電動車両の充電制御方法
US7764044B2 (en) Motor driving apparatus capable of driving motor with reliability
JP4735000B2 (ja) モータ駆動装置
JP5552328B2 (ja) ハイブリッド車両のモータ駆動システムの制御方法
WO2012056870A1 (ja) ハイブリッド車輌の制御装置
JP2013071551A (ja) ハイブリッド車両の制御装置
JP2012121549A (ja) ハイブリッド自動車のオイルポンプ制御装置及び方法
JP2006304390A (ja) ハイブリッド車両用電源装置
US6581707B2 (en) Control apparatus for hybrid vehicle
AU2011200023A1 (en) Apparatus and Method for Controlling Oil Pump of Plug-in Hybrid Electronic Vehicle
JP3515404B2 (ja) 電源装置
JP5967313B2 (ja) 車両の制御装置および制御方法
JP2009126456A (ja) ハイブリッド車両の制御装置
JP2012091770A (ja) ハイブリッド車両のバッテリー保護方法およびその装置
JP2008001301A (ja) ハイブリッド車両の制御装置
JP4394186B2 (ja) 電気自動車のバッテリ充電装置
EP2397385B1 (en) Method for controlling a parallel hybrid driving system for a vehicle equiped with a manual transmission and corresponding drivind system
JP2000303873A (ja) ハイブリッド車の制御装置
JP4292730B2 (ja) 車両補機駆動方法及び制御装置
KR101854017B1 (ko) 마일드 하이브리드 차량의 모터 발전기 전원 공급 장치 및 이의 제어 방법
WO2022217388A1 (zh) 双电机混合动力车辆及其电池故障处理方法和系统
JP2000197274A (ja) 電気自動車のバッテリ充電装置
JP3704996B2 (ja) ハイブリッド車両の制御装置
US20040060752A1 (en) Hybrid vehicle and method for controlling the same

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090125

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100125

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110125

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110125

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120125

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees