JP2000303873A - ハイブリッド車の制御装置 - Google Patents

ハイブリッド車の制御装置

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JP2000303873A
JP2000303873A JP11111230A JP11123099A JP2000303873A JP 2000303873 A JP2000303873 A JP 2000303873A JP 11111230 A JP11111230 A JP 11111230A JP 11123099 A JP11123099 A JP 11123099A JP 2000303873 A JP2000303873 A JP 2000303873A
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motor
engine
voltage
auxiliary battery
battery
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JP11111230A
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Masaya Tanaka
雅也 田中
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Fuji Heavy Industries Ltd
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K6/00Arrangement or mounting of plural diverse prime-movers for mutual or common propulsion, e.g. hybrid propulsion systems comprising electric motors and internal combustion engines ; Control systems therefor, i.e. systems controlling two or more prime movers, or controlling one of these prime movers and any of the transmission, drive or drive units Informative references: mechanical gearings with secondary electric drive F16H3/72; arrangements for handling mechanical energy structurally associated with the dynamo-electric machine H02K7/00; machines comprising structurally interrelated motor and generator parts H02K51/00; dynamo-electric machines not otherwise provided for in H02K see H02K99/00
    • B60K6/20Arrangement or mounting of plural diverse prime-movers for mutual or common propulsion, e.g. hybrid propulsion systems comprising electric motors and internal combustion engines ; Control systems therefor, i.e. systems controlling two or more prime movers, or controlling one of these prime movers and any of the transmission, drive or drive units Informative references: mechanical gearings with secondary electric drive F16H3/72; arrangements for handling mechanical energy structurally associated with the dynamo-electric machine H02K7/00; machines comprising structurally interrelated motor and generator parts H02K51/00; dynamo-electric machines not otherwise provided for in H02K see H02K99/00 the prime-movers consisting of electric motors and internal combustion engines, e.g. HEVs
    • B60K6/50Architecture of the driveline characterised by arrangement or kind of transmission units
    • B60K6/54Transmission for changing ratio
    • B60K6/543Transmission for changing ratio the transmission being a continuously variable transmission

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  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】各種電装品に電力供給する低圧の補機バッテリ
のアイドル時における電圧低下を確実に防止し、且つ、
モータに電力供給する高圧の主バッテリの残存容量不足
を防止する。 【解決手段】アイドル時に、補機バッテリの電圧、及
び、主バッテリの残存容量が共に低下しているときは
(S103,S104)、エンジンを定トルク制御する
と共に(S105)、補機バッテリの電圧に応じてモー
タ回転数を設定して発電機兼用のモータAを定回転数制
御し(S107)、主としてエンジンによりオルタネー
タを駆動する。また、補機バッテリの電圧のみが低下
し、主バッテリの残存容量に余裕があるときには、エン
ジンを燃料カットしてエンジンを休止状態とし(S10
8)、補機バッテリの電圧に基づいてモータを定回転制
御し、エンジンの出力軸に直結するモータによって、エ
ンジン出力軸を回転させてオルタネータを駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンの出力軸
と発電機兼用のモータとを直結し、車両の走行駆動源と
して上記エンジンと発電機兼用モータとの少なくとも一
方を用い、発電機兼用モータを走行駆動源として用いる
とき電力供給し、発電機兼用モータを発電機として作用
させたとき充電される高電圧の主バッテリと、エンジン
の出力軸の回転によって駆動されるオルタネータにより
充電され、走行駆動源としてのモータを除く電気負荷に
電力供給する低電圧の補機バッテリとを備えたハイブリ
ッド車に関し、詳しくは、アイドル時に、補機バッテリ
の電圧状態及び主バッテリの残存容量状態に応じエンジ
ン及びモータを制御するハイブリッド車の制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車等の車両においては、低公
害、省資源の観点からエンジンとモータとを併用するハ
イブリッド車が開発されており、エンジンの出力軸と発
電機兼用のモータとを直結し、車両の駆動源としてエン
ジンと発電機兼用モータとの少なくとも一方を用いて走
行するハイブリッド車が知られている。
【0003】このハイブリッド車では、発電機兼用モー
タを走行駆動源として用いるとき電力供給し、発電機兼
用モータを発電機として作用させたとき充電される高電
圧の主バッテリと、エンジンの出力軸の回転によって駆
動されるオルタネータにより充電され、走行駆動源とし
てのモータを除く各種電装品(電気負荷)に電力供給す
る低電圧の補機バッテリとを備えている。
【0004】ここで、車両停車等によるアイドル時にお
いては、エンジンとモータとの双方を停止させ、或い
は、エンジンの出力軸の回転により駆動され各種油圧機
器に油圧を供給するオイルポンプを作動するために、エ
ンジンを燃料カットしてエンジン休止状態のもとでエン
ジン出力軸に直結するモータを極低回転数で運転するも
のが多い。
【0005】このため、アイドル時に、オルタネータに
よる補機バッテリヘの充電が行われず、或いは補機バッ
テリヘの充電不足が生じ、各種電装品による電力消費に
よって補機バッテリの電圧が低下し、各種の弊害を招く
不都合がある。
【0006】これに対処するに、特開平8−79915
号公報には、エンジンと発電機兼用モータとの間にクラ
ッチを設け、クラッチと発電機兼用モータとの間にオル
タネー夕への駆動力伝達手段(ベルト伝動機構)を配設
し、アイドル時など、エンジンが停止した場合にクラッ
チを開放し、補機バッテリ電圧の低下等によりオルタネ
ータを含む補機を作動させる要求があるとき、発電機兼
用モータをモータとして作動させ、その出力によりオル
タネータを駆動することで、補機バッテリヘの充電を可
能とし、補機バッテリの電圧低下を防止する技術が開示
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記先行例に
おいては、エンジンと発電機兼用モータとの間にクラッ
チを設け、クラッチと発電機兼用モータとの間にオルタ
ネータヘの駆動力伝達手段(ベルト伝動機構)を配設し
ているため、従来に対し、エンジン、発電機兼用モー
タ、オルタネータ、及びオルタネータヘの動力伝達機構
のレイアウトを大幅に変更する必要がある。
【0008】また、エンジン停止のアイドル時におい
て、補機バッテリの電圧低下時に、一律に発電機兼用モ
ータによりオルタネータを駆動しているため、発電機兼
用モータに電力供給する主バッテリの残存容量不足時に
も発電機兼用モータが作動されることとなり、主バッテ
リの残存容量不足が深刻化する。甚だしい場合は、エン
ジンのアイドル時において、主バッテリの残存容量不足
により発電機兼用モータを作動させることができず、補
機バッテリの電圧低下に対処することができない不都合
がある。
【0009】本発明は、上記事情に鑑み、エンジン、発
電機兼用モータやオルタネータ等のレイアウトを変更す
ることなく実現でき、且つ、アイドル時における補機バ
ッテリの電圧低下を確実に防止すると共に主バッテリの
残存容量不足を防止することが可能なハイブリッド車の
制御装置を提供することを目的とする。
【0010】
【諜題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明によるハイブリッド車の制御装
置は、エンジンの出力軸と発電機兼用のモータとを直結
し、車両の走行駆動源として上記エンジンと発電機兼用
モータとの少なくとも一方を用い、さらに、発電機兼用
モータを走行駆動源として用いるとき電力供給し、発電
機兼用モータを発電機として作用させたとき充電される
高電圧の主バッテリと、エンジンの出力軸の回転によっ
て駆動されるオルタネータにより充電され、走行駆動源
としてのモータを除く電気負荷に電力供給する低電圧の
補機バッテリとを備えたハイブリッド車において、アイ
ドル時に、上記補機バッテリの電圧及び上記主バッテリ
の残存容量が共に低下しているときは、上記エンジンを
定トルク制御し、また、補機バッテリの電圧のみが低下
しているときには、エンジンを燃料カットするエンジン
制御手段と、アイドル時に、少なくとも上記補機バッテ
リの電圧が低下しているときには、補機バッテリの電圧
に基づいてモータ回転数を設定し、該モータ回転数に上
記モータを定回転制御するモータ制御手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、上記エンジン制御手段は、アイドル時に、
補機バッテリの電圧のみが低下しているときには、エン
ジンを燃料カットすると共に、エンジンのスロットル弁
を全開制御することを持微とする。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、上記モータ制御手段は、アイドル時に、上
記補機バッテリの電圧及び上記主バッテリの残存容量が
共に低下しているときは、上記モータに界磁電流を供給
して該モータを発電機として作用させることを特徴とす
る。
【0013】すなわち、請求項1記載の発明は、アイド
ル時に、走行駆動源としてのモータを除く電気負荷に電
力供給する低電圧の補機バッテリの電圧、及び、モータ
に電力供給する高圧の主バッテリの残存容量が共に低下
しているときには、エンジンを定トルク制御すると共
に、補機バッテリの電圧に応じてモータ回転数を設定し
てモータを定回転数制御することで、補機バッテリの電
圧に応じたモータの定回転数制御の下でエンジンを定ト
ルク運転して、エンジン出力軸に連設するオルタネータ
を主にエンジンによって駆動し、補機バッテリの電圧低
下量に応じたオルタネータの発電電力を得て、電気負荷
に電力供給すると共に補機バッテリを充電し、アイドル
時における補機バッテリの電圧低下を確実に防止しつ
つ、主バッテリの残存容量不足を防止する。また、補機
バッテリの電圧のみが低下し、主バッテリの残存容量に
余裕があるときには、エンジンを燃料カットしてエンジ
ンを休止状態として、補機バッテリの電圧に基づいてモ
ータを定回転数制御し、エンジンの出力軸に直結するモ
ータによって、エンジン出力軸を回転させてオルタネー
タを駆動し、補機バッテリの電圧低下量に応じたオルタ
ネータの発電電力を得る。
【0014】また、請求項2記載の発明は、アイドル時
に、補機バッテリの電圧のみが低下しているときに、エ
ンジンを燃料カットしてエンジン休止状態の下でモータ
を運転するとき、エンジンのスロットル弁を全開させ
て、エンジンによるポンピングロスを低減する。
【0015】更に、請求項3記載の発明は、アイドル時
に、補機バッテリの電圧及び主バッテリの残存容量が共
に低下し、エンジン駆動するときは、発電機兼用モータ
に界磁電流を供給してモータを発電機として作用させ、
余剰なエンジントルクを電気エネルギーに変換して回収
し、モータの発電によって主バッテリを充電して、主バ
ッテリの残存容量不足を確実に解消する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図面は本発明の実施の一形態に係
わり、図1は補機バッテリ充電制御ルーチンのフローチ
ャート、図2は制御系の構成を示す説明図、図3はHE
V_ECUを中心とする制御信号の流れを示す説明図で
ある。
【0017】本発明に適用されるハイブリッド車は、エ
ンジンとモータとを併用する車両であり、図2に示すよ
うに、エンジン1と、エンジン1の出力軸1aに直結さ
れエンジン1の起動及び発電・動力アシストを担う発電
機兼用のモータAと、エンジン1の出力軸1aにモータ
Aを介して連結されるプラネタリギヤユニット3と、こ
のプラネタリギヤユニット3の機能を制御し、発進・後
進時の駆動力源になるとともに減速エネルギーの回収を
担うモータBと、変速及びトルク増幅を行なって走行時
の動力変換機能を担う動力変換機構4とを基本構成とす
る駆動系を備えている。
【0018】ここで、エンジン1は電子制御スロットル
方式のエンジンであり、エンジン1のインテークマニホ
ルド1bに連通する吸気管1cの中途に、スロットルア
クチュエータ1dにより駆動されるスロットル弁1eが
介装されている。このスロットル弁1eには、スロット
ル開度を検出するスロットル開度センサ1fが連設され
ている。
【0019】また、プラネタリギヤユニット3は、サン
ギヤ3a、このサンギヤ3aに噛合するピニオンを回転
自在に支持するキャリア3b、ピニオンと噛合するリン
グギヤ3cを有するシングルピニオン式のプラネタリギ
ヤであり、サンギヤ3aとキャリア3bとを締結・解放
するためのロックアップクラッチ2が併設されている。
【0020】また、動力変換機構4としては、歯車列を
組み合わせた変速機や流体トルクコンバータを用いた変
速機等を用いることが可能であるが、入力軸4aに軸支
されるプライマリプーリ4bと出力軸4cに軸支される
セカンダリプーリ4dとの間に駆動ベルト4eを巻装し
てなるベルト式無段変速機(CVT)を採用することが
望ましく、本形態においては、以下、動力変換機構4を
CVT4として説明する。
【0021】すなわち、本形態におけるハイブリッド車
の駆動系では、サンギヤ3aとキャリア3bとの間にロ
ックアップクラッチ2を介装したプラネタリギヤユニッ
ト3がエンジン1の出力軸1aとCVT4の入力軸4a
との間に配置されており、プラネタリギヤユニット3の
サンギヤ3aがエンジン1の出力軸1aに直結されたモ
ータAを介して結合されるとともにキャリア3bがCV
T4の入力軸4aに結合され、リングギヤ3cにモータ
Bが連結されている。そして、CVT4の出力軸4cに
減速歯車列5を介してデファレンシャル機構6が連設さ
れ、このデファレンシャル機構6に駆動軸7を介して前
輪或いは後輪の駆動輪8が連設されている。
【0022】この場合、前述したようにエンジン1及び
モータAをプラネタリギヤユニット3のサンギヤ3aへ
結合するとともにリングギヤ3cにモータBを結合して
キャリア3bから出力を得るようにし、さらに、キャリ
ア3bからの出力をCVT4によって変速及びトルク増
幅して駆動輪8に伝達するようにしているため、2つの
モータA,Bは発電と駆動力供給との両方に使用するこ
とができ、比較的小出力のモータを使用することができ
る。
【0023】また、走行条件に応じてロックアップクラ
ッチ2によりプラネタリギヤユニット3のサンギヤ3a
とキャリア3bとを結合することで、間に2つのモータ
A,Bが配置された、エンジン1からCVT4に至るエ
ンジン直結の駆動軸を形成することができ、効率よくC
VT4に駆動力を伝達し、或いは駆動輪8側からの制動
力を利用することができる。
【0024】尚、ロックアップクラッチ2の結合・解放
時のプラネタリギヤユニット3を介したエンジン1及び
モータA,Bのトルク伝達や発電による電気の流れにつ
いては、本出願人が先に提出した特願平10−4080
号に詳述されている。
【0025】ここで、上記モータA,Bには、これらに
電力を供給する、例えば公称電圧240Vの主バッテリ
10がモータAコントローラ21,モータBコントロー
ラ22、コンタクタ9を介して接続されている。また、
この主バッテリ10は、例えば複数のセルを有する単位
電池を複数個組み合わせた組電池として構成され、モー
タAによる発電電力やモータBからの回生電力によって
充電されるようになっている。
【0026】また、ハイブリッド車には、主バッテリ1
0の他に、走行駆動源としてのモータA,Bを除く各種
電装品や制御用機器等の電気負荷に電源を供給するため
の例えば公称電圧12Vの補機バッテリ11が搭載され
ており、この補機バッテリ11を充電するためにオルタ
ネータ15が接続されている。このオルタネータ15
は、駆動力伝達手段の一例としてベルト伝動機構16を
介してエンジン1の出力軸1aに連結され、エンジン1
の出力軸1aの回転により駆動されて発電する。また、
図示のように、オルタネータ15は、エンジン1に対
し、モータAと反対側に設置されている。
【0027】次に、以上の駆動系を制御しハイブリッド
車の走行制御を行う制御系(ハイブリッド制御システ
ム)について説明する。本形態におけるハイブリッド制
御システムは、7つの電子制御ユニット(ECU)を多
重通信系で結合し、各ECUがマイクロコンピュータと
マイクロコンピュータによって制御される機能回路とか
ら構成されている。
【0028】具体的には、システム全体を統括するハイ
ブリッドECU(HEV_ECU)20を中心とし、モ
ータAを駆動制御するモータAコントローラ21、モー
タBを駆動制御するモータBコントローラ22、エンジ
ン1を制御するエンジンECU(E/G_ECU)2
3、ロックアップクラッチ2及びCVT4の制御を行う
トランスミッションECU(T/M_ECU)24、主
バッテリ10及び補機バッテリ11の電力管理を行うバ
ッテリマネージメントユニット(BAT_MU)25が
第1の多重通信ライン30でHEV_ECU20に結合
され、ブレーキ制御を行うブレーキECU(BRK_E
CU)26が第2の多重通信ライン31でHEV_EC
U20に結合されている。
【0029】HEV_ECU20は、ハイブリッド制御
システム全体の制御を行うものであり、ドライバの運転
操作状況を検出するセンサ・スイッチ類、例えば、図示
しないアクセルペダルの踏み込み量を検出するアクセル
ポジションセンサ(APS)11、図示しないブレーキ
ペダルの踏み込みによってONするブレーキスイッチ1
2、変速機のセレクト機構部13の操作位置がPレンジ
又はNレンジのときにONし、Dレンジ,Rレンジ等の
走行レンジにセットされているときにOFFするインヒ
ビタスイッチ14等が接続されている。
【0030】そして、HEV_ECU20は、各センサ
・スイッチ類からの信号や各ECUから送信されたデー
タに基づいて必要な車両駆動トルクを演算して駆動系の
トルク配分を決定し、図3に示すように、多重通信によ
って各ECUに制御指令を送信する。
【0031】尚、HEV_ECU20には、車速、エン
ジン回転数、主バッテリ10及び補機バッテリ11の充
電状態等の車両の運転状態を表示する各種メータ類や、
異常発生時に運転者に警告するためのウォーニングラン
プ等からなる表示器27が接続されている。この表示器
27は、T/M_ECU24にも接続されており、HE
V_ECU20に異常が発生したとき、HEV_ECU
20に代ってT/M_ECU24が異常時制御を行い、
表示器27に異常表示を行う。
【0032】一方、モータAコントローラ21は、モー
タAを駆動するためのインバータを備えるものであり、
基本的に、HEV_ECU20から多重通信によって送
信されるサーボON/OFF指令や回転数指令によって
モータAの定回転数制御を行う。また、モータAコント
ローラ21からは、HEV_ECU20に対し、モータ
Aのトルク、回転数、及び電流値等をフィードバックし
て送信し、更に、トルク制限要求や電圧値等のデータを
送信する。
【0033】モータBコントローラ22は、モータBを
駆動するためのインバータを備えるものであり、基本的
に、HEV_ECU20から多重通信によって送信され
るサーボON/OFF(正転、逆転を含む)指令やトル
ク指令(力行、回生)によってモータBの定トルク制御
を行う。また、モータBコントローラ22からは、HE
V_ECU20に対し、モータBのトルク、回転数、及
び電流値等をフィードバックして送信し、更に、電圧値
等のデータを送信する。
【0034】E/G_ECU23は、基本的にエンジン
1のトルク制御を行うものであり、HEV_ECU20
から多重通信によって送信される正負のトルク指令、燃
料カット指令、エアコンON/OFF許可指令等の制御
指令、及び、実トルクフィードバックデータ、車速、イ
ンヒビタスイッチ14による変速セレクト位置(P,
N,D,Rレンジ位置)、APS11の信号によるアク
セル全開データやアクセル全閉データ、ブレーキスイッ
チ12のON,OFF状態、ABSを含むブレーキ作動
状態等に基づいて、スロットル弁1eのスロットル開
度、図示しないインジェクタからの燃料噴射量、A/C
(エアコン)等の補機類のパワー補正学習、燃料カット
等を制御する。
【0035】また、E/G_ECU23は、HEV_E
CU20に対し、エンジン1の制御トルク値、燃料カッ
トの実施、燃料噴射量に対する全開増量補正の実施、エ
アコンのON,OFF状態等をHEV_ECU20にフ
ィードバックして送信すると共に、エンジン1の暖機要
求等を送信する。
【0036】T/M_ECU24は、HEV_ECU2
0から多重通信によって送信されるCVT4の目標プラ
イマリ回転数、CVT入力トルク指示、ロックアップ要
求等の制御指令、及び、E/G回転数、アクセル開度、
インヒビタスイッチ14による変速セレクト位置、ブレ
ーキスイッチ12のON,OFF状態、エアコン切替許
可、ABSを含むブレーキ作動状態等の情報に基づい
て、ロックアップクラッチ2の締結・解放を制御すると
共にCVT4の変速比を制御する。
【0037】また、T/M_ECU24からは、HEV
_ECU20に対し、車速、入力制限トルク、CVT4
のプライマリプーリ回転数及びセカンダリプーリ回転
数、ロックアップ完了、インヒビタスイッチ14に対応
する変速状態等のデータをフィードバックして送信する
と共に、CVT4の油量をアップさせるためのE/G回
転数アップ要求、低温始動要求等を送信する。
【0038】BAT_MU25は、いわゆる電力管理ユ
ニットであり、モータA,Bの電源となる主バッテリ1
0や各種補機類及び制御用機器の電源となる補機バッテ
リ11を管理する上での各種制御、すなわち、バッテリ
充放電制御、ファン制御、外部充電制御等を行い、バッ
テリ10,11の残存容量、電圧、電流制限値等のデー
タや外部充電中を示すデータを多重通信によってHEV
_ECU20に送信する。また、主バッテリ10を外部
から充電する場合には、コンタクタ9を切り換えて主バ
ッテリ10とモータAコントローラ21及びモータBコ
ントローラ22とを切り離す。
【0039】BRK_ECU26は、HEV_ECU2
0から多重通信によって送信される回生可能量、回生ト
ルクフィードバック等の情報に基づいて、必要な制動力
を演算し、ブレーキ系統の油圧を制御するものであり、
HEV_ECU20に対し、回生量指令(トルク指
令)、車速、油圧、ABSを含むブレーキ作動状態等を
フィードバックして送信する。
【0040】以上のハイブリッド制御システムによって
制御されるハイブリッド車の走行モードは、トランスミ
ッション入力軸から見た場合、以下に示す3つの基本モ
ードに大別することができ、走行状況に応じて各走行モ
ードの状態遷移が繰返される。
【0041】(1)シリーズ(シリーズ&パラレル走行
モード) 要求駆動力が小さいとき、ロックアップクラッチ2を開
放し、エンジン1とモータAとでモータBの反力を支え
ながら、主としてモータBで走行する。このとき、エン
ジン1の駆動力の一部がプラネタリギヤユニット3のサ
ンギヤ3aに入力され、リングギヤ3cのモータBの駆
動力と合成されてキャリア3bから出力される。
【0042】(2)パラレル走行モード 要求駆動力が大きいとき、ロックアップクラッチ2を締
結してプラネタリギヤユニット3のサンギヤ3aとキャ
リア3bとを結合し、エンジン1の駆動力にリングギヤ
3cからモータBの駆動力を加算してキャリア3bから
出力し、エンジン1単独或いはエンジン1とモータBと
の双方のトルクを用いて走行する。
【0043】(3)制動力回生モード 減速時、ブレーキ制御と協調しながらモータBで制動力
を回生する。すなわち、ブレーキペダルの踏込み量に応
じたブレーキトルクをモータBによる回生トルクとブレ
ーキ機構による制動トルクとで協調して分担し、回生制
動を行う。
【0044】また、以上の走行モードの他、車両停車等
のアイドル時におけるアイドルモードがあり、本実施の
形態においては、CVT4に油圧を供給するオイルポン
プをエンジン1に備えており、アイドル時においても油
圧を確保するため、エンジン1を燃料カットしてエンジ
ン休止状態のもとでエンジン出力軸1aに直結するモー
タAを極低回転数で運転する。
【0045】従って、アイドル時に、オルタネータ15
による補機バッテリ11への充電が行われず、或いは補
機バッテリ11への充電不足が生じ、各種電装品等の電
気負荷による電力消費によって補機バッテリ11の電圧
が低下する。
【0046】このため、車両停車等によるアイドル時に
も、補機バッテリ11の電圧、及び、主バッテリ10の
残存容量をBAT_MU25によって監視し、HEV_
ECU20にこれらデータを送信する。そして、HEV
_ECU20は、アイドル時に、補機バッテリ11の電
圧、及び、主バッテリ10の残存容量が共に低下してい
るとき、E/G_ECU23に定トルク指令を与えて、
E/G_ECU23によりエンジン1を定トルク制御に
より運転させると共に、補機バッテリ11の電圧に応じ
たモータ回転数を設定してモータAコントローラ21に
該モータ回転数による定回転指令を与え、モータAコン
トローラ21によってモータAを定回転数制御により運
転させる。これにより、補機バッテリ11の電圧に応じ
たモータAの定回転数制御の下でエンジン1を定トルク
運転して、エンジン出力軸1aに連設するオルタネータ
15を主にエンジン1によって駆動し、補機バッテリ1
1の電圧低下量に応じたオルタネータ15の発電電力を
得て、各種電装品等の電気負荷に電力供給すると共に補
機バッテリ11を充電し、アイドル時における補機バッ
テリ11の電圧低下を確実に防止しつつ、主バッテリ1
0の残存容量不足を防止する。
【0047】また、アイドル時に、補機バッテリ11の
電圧のみが低下し、主バッテリ10の残存容量に余裕が
あるときには、エンジン1を燃料カットしてエンジン1
を休止状態として、補機バッテリ11の電圧に基づいて
モータAを定回転数制御し、エンジン1の出力軸に直結
するモータAによって、エンジン出力軸1aを回転させ
てオルタネータ15を駆動し、補機バッテリ11の電圧
低下量に応じたオルタネータ15の発電電力を得る。
【0048】すなわち、本実施の形態においては、HE
V_ECU20及びE/G_ECU23によって本発明
に係るエンジン制御手段の機能が実現され、また、HE
V_ECU20及びモータAコントローラ21によりモ
ータ制御手段の機能が実現される。
【0049】具体的には、図示しないキースイッチのオ
ンによりハイブリッド制御システムが起動されていると
き、HEV_ECU20において所定時間毎に実行され
る図1に示す補機バッテリ充電制御ルーチンにより、E
/G_ECU23及びモータAコントローラ21に制御
指令を与えることで、各手段の機能を実現する。
【0050】以下、HEV_ECU20を中心とするア
イドル時における補機バッテリ充電制御処理について、
図1のフローチャートに従って説明する。
【0051】先ず、ステップS101で、車両停車等に
よるアイドル時か否かを判断し、非アイドル時すなわち
走行時には、ステップS102へ進み、上述の走行モー
ドに応じた通常制御を行い、ルーチンを抜ける。
【0052】また、アイドル時は、ステップS101か
らステップS103へ進み、補機バッテリ11の電圧を
予め設定された所定値(例えば、8V)と比較し、補機
バッテリ11の電圧が低下しているか否かを判断する。
【0053】そして、補機バッテリ11の電圧が所定値
未満で、補機バッテリ11の電圧が低下しているとき、
ステップS104へ進み、更に、主バッテリ10の残存
容量SOCを予め設定された所定値(例えば、50%)
と比較して、主バッテリ10の残存容量が低下し残存容
量不足状態にあるか否かを判断する。
【0054】そして、主バッテリ10の残存容量が所定
値未満で、補機バッテリ11の電圧低下と共に、主バッ
テリ10の残存容量が低下しているとき、ステップS1
05ヘ進み、E/G_ECU23に定トルク指令を与え
て、E/G_ECU23によりエンジン1を定トルク制
御により運転させて、ステップS106へ進む。
【0055】ステップS106では、補機バッテリ11
の電圧に応じてテーブル参照等によりモータAに対する
モータ回転数を設定する。ここで、補機バッテリ11の
電圧低下が大きいほど、これに対応してオルタネータの
回転数を上昇させてオルタネータによる発電量を増加す
るため、ステップ中に示すように、補機バッテリの電圧
低下に伴いモータ回転数を上昇設定する。
【0056】そして、ステップS107で、モータAコ
ントローラ21に上記モータ回転数による定回転指令を
与え、モータAコントローラ21によってモータAを定
回転数制御により補機バッテリ11の電圧低下に応じた
所定回転数で定回転運転させると共に、モータAに界磁
電流を供給してモータAを発電機として作用させて、ル
ーチンを抜ける。
【0057】これにより、アイドル時に、補機バッテリ
11の電圧、及び、主バッテリ10の残存容量が共に低
下しているときは、補機バッテリ11の電圧に応じたモ
ータAの定回転数制御の下でエンジン1を定トルク運転
して、エンジン出力軸1aに連設するオルタネータ15
を主にエンジン1によって駆動し、補機バッテリ11の
電圧低下量に応じたオルタネータ15の発電電力を得
て、各種電装品等の電気負荷に電力供給すると共に補機
バッテリ11を充電する。また、このとき、発電機兼用
のモータAに界磁電流を供給してモータAを発電機とし
て作用させ、余剰なエンジントルクを電気エネルギーに
変換して回収し、モータAの発電によって主バッテリ1
0を充電して、主バッテリ10の残存容量不足を確実に
解消することが可能となる。
【0058】一方、上記ステップS104において、主
バッテリ10の残存容量が所定値以上で、主バッテリ1
0の残存容量に余裕があるときには、ステップS108
へ進み、E/G_ECU23に燃料カット指令及びスロ
ットル弁全開指令を与えて、E/G_ECU23により
エンジン1を燃料カットさせてエンジン1を休止状態と
すると共に、エンジン1のスロットル弁1eを全開にし
て、上記ステップS106,S107を経て、ルーチン
を抜ける。
【0059】但し、このときは、発電機兼用のモータA
に界磁電流を供給せずに、モータAに主バッテリから電
力供給し、モータとして運転させる。
【0060】これにより、アイドル時に、補機バッテリ
11の電圧のみが低下し、主バッテリ10の残存容量に
余裕があるときには、エンジン1を燃料カットしてエン
ジン1を休止状態として、補機バッテリ11の電圧に基
づいてモータAを定回転数制御し、エンジン1の出力軸
に直結するモータAによって、エンジン出力軸1aを回
転させてオルタネータ15を駆動し、補機バッテリ11
の電圧低下量に応じたオルタネータ15の発電電力を得
ることが可能となる。
【0061】また、エンジン1を燃料カットしてエンジ
ン休止状態の下でモータAを運転するとき、エンジン1
のスロットル弁1eを全開とすることで、エンジン1に
よるポンピングロスを低減して、モータAの駆動負荷を
低減することが可能となり、主バッテリ10からモータ
Aへの電力供給の浪費を抑制することが可能となる。
【0062】一方、上記ステツプS103において、補
機バッテリ11の電圧が所定値以上で、補機バッテリ1
1の電圧低下による影響がないときには、前述のステッ
プS102を経て、ルーチンを抜ける。
【0063】但し、このときはアイドルモードであり、
モータAを定回転制御すると共に、主バッテリ10の残
存容量に応じた制御を行う。すなわち、上記ステツプS
104と同様に、主バッテリ1Oの残存容量を予め設定
された所定値(例えば、50%)と比較する。そして、
主バッテリ10の残存容量が所定値未満で残存容量が低
下しているとき、E/G_ECU23に定トルク指令を
与えて、エンジン1を定トルク制御により運転させると
共に、モータAコントローラ21に所定モータ回転数に
よる定回転指令を与える。そして、モータAを定回転運
転させると共に、モータAに界磁電流を供給してモータ
Aを発電機として作用させ、モータAの発電によって主
バッテリ10を充電して、主バッテリ10の残存容量不
足を解消する。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、アイドル時に、走行駆動源としてのモータ
を除く電気負荷に電力供給する低電圧の補機バッテリの
電圧、及び、モータに電力供給する高圧の主バッテリの
残存容量が共に低下しているときには、エンジンを定ト
ルク制御すると共に、補機バッテリの電圧に応じてモー
タ回転数を設定してモータを定回転数制御するので、補
機バッテリの電圧に応じたモータの定回転数制御の下で
エンジンを定トルク運転して、エンジン出力軸に連設す
るオルタネータを、主にエンジンによって駆動し、補機
バッテリの電圧低下量に応じたオルタネータの発電電力
を得て、各種電装品等の電気負荷に電力供給すると共に
補機バッテリを充電することができ、アイドル時におけ
る補機バッテリの電圧低下を確実に防止しつつ、主バッ
テリの残存容量不足を防止することができる。
【0065】また、アイドル時に、補機バッテリの電圧
のみが低下し、主バッテリの残存容量に余裕があるとき
には、エンジンを燃料カットしてエンジンを休止状態と
して、補機バッテリの電圧に基づいてモータを定回転制
御するので、エンジンの出力軸に直結するモータによっ
て、エンジン出力軸を回転させてオルタネータを駆動
し、エンジンを運転することなく、補機バッテリの電圧
低下量に応じたオルタネータの発電電力を得ることがで
き、アイドル時における補機バッテリの電圧低下を確実
に防止することができる。
【0066】さらに、全てを制御処理によって対処する
ので、エンジン、発電機兼用モータやオルタネータ等の
レイアウトを変更することなく、アイドル時における補
機バッテリの電圧低下を確実に防止すると共に主バッテ
リの残存容量不足を防止することができる。
【0067】請求項2記載の発明によれば、アイドル時
に、補機バッテリの電圧のみが低下しているときに、エ
ンジンを燃料カットしてエンジン休止状態の下でモータ
を運転するとき、エンジンのスロットル弁を全開させる
ので、請求項1記載の発明の効果に加え、エンジンによ
るポンピングロスを低減して、モータの駆動負荷を低減
することができ、従って、主バッテリからモータヘの電
力供給の浪費を抑制することができる効果を有する。
【0068】請求項3記載の発明によれば、アイドル時
に、補機バッテリの電圧及び主バッテリの残存容量が共
に低下し、エンジン駆動するときは、発電機兼用モータ
に界磁電流を供給してモータを発電機として作用させる
ので、請求項1記載の発明の効果に加え、余剰なエンジ
ントルクを電気エネルギーに変換して回収し、モータの
発電によって主バッテリを充電することができ、主バッ
テリの残存容量不足を確実に解消することができる効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】補機バッテリ充電制御ルーチンのフローチャー
【図2】制御系の構成を示す説明図
【図3】HEV_ECUを中心とする制御信号の流れを
示す説明図
【符号の説明】
1 エンジン 1a エンジン出力軸 1e スロットル弁 A 発電機兼用モータ 10 主バッテリ 11 補機バッテリ 15 オルタネータ 20 ハイブリッドECU(HEV_ECU) 23 エンジンECU(E/G_ECU) 25 バッテリマネージメントユニット(BAT_M
U)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02J 7/34 Fターム(参考) 3G093 AA06 AA07 AA16 BA00 BA22 CA04 CB01 DB00 DB19 EA02 EA05 EA09 EB00 EB09 FA10 FA11 FB02 5G003 AA07 BA01 CA11 DA04 EA05 FA06 GC05 5H115 PG04 PI15 PI16 PI22 PI29 PI30 PO17 PU01 PU22 PU24 PU25 QE10 QI04 QN06 QN09 QN12 RB08 RE03 RE05 SE04 SE05 SJ12 SJ13 TB01 TE02 TE03 TI02 TI05 TO04 TO12 TO21 TO23 TO26 TR19 TZ07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンの出力軸と発電機兼用のモータと
    を直結し、車両の走行駆動源として上記エンジンと発電
    機兼用モータとの少なくとも一方を用い、さらに、発電
    機兼用モータを走行駆動源として用いるとき電力供給
    し、発電機兼用モータを発電機として作用させたとき充
    電される高電圧の主バッテリと、エンジンの出力軸の回
    転によって駆動されるオルタネータにより充電され、走
    行駆動源としてのモータを除く電気負荷に電力供給する
    低電圧の補機バッテリとを備えたハイブリッド車におい
    て、 アイドル時に、上記補機バッテリの電圧及び上記主バッ
    テリの残存容量が共に低下しているときは、上記エンジ
    ンを定トルク制御し、また、補機バッテリの電圧のみが
    低下しているときには、エンジンを燃料カットするエン
    ジン制御手段と、 アイドル時に、少なくとも上記補機バッテリの電圧が低
    下しているときには、補機バッテリの電圧に基づいてモ
    ータ回転数を設定し、該モータ回転数に上記モータを定
    回転制御するモータ制御手段とを備えたことを特徴とす
    るハイブリッド車の制御装置。
  2. 【請求項2】上記エンジン制御手段は、アイドル時に、
    補機バッテリの電圧のみが低下しているときには、エン
    ジンを燃料カットすると共に、エンジンのスロットル弁
    を全開制御することを特徴とする請求項1記載のハイブ
    リッド車の制御装置。
  3. 【請求項3】上記モータ制御手段は、アイドル時に、上
    記補機バッテリの電圧及び上記主バッテリの残存容量が
    共に低下しているときは、上記モータに界磁電流を供給
    して該モータを発電機として作用させることを特徴とす
    る請求項1記載のハイブリッド車の制御装置。
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