JP2000197083A - 無線固定加入者装置及びその電源供給方法 - Google Patents
無線固定加入者装置及びその電源供給方法Info
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- JP2000197083A JP2000197083A JP10376971A JP37697198A JP2000197083A JP 2000197083 A JP2000197083 A JP 2000197083A JP 10376971 A JP10376971 A JP 10376971A JP 37697198 A JP37697198 A JP 37697198A JP 2000197083 A JP2000197083 A JP 2000197083A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】屋外ユニットと屋内ユニット間の接続に使用さ
れる通信ケーブルの特性に影響を受ける事無く、精度の
高い入力電圧検出とその後の処理を行うことができる無
線固定加入者装置及びその電源供給方法を提供するこ
と。 【解決手段】屋内に設置され、AC/DC電源を供給す
るAC/DC電源供給屋内ユニット16と、屋外に設置
されて前記AC/DC電源供給屋内ユニットから複数の
ケーブルにより電源の供給を受け電話機22を公衆網に
無線接続するアンテナ一体屋外ユニット13ととからな
り、アンテナ一体屋外ユニットは複数のケーブルの入力
電圧を検出する電圧検出部を備え、電圧検出部は異なる
負荷の動作モード毎に変化する入力電圧に対応して設定
された異なる電圧検出しきい値により入力電圧を検出す
るようにした。
れる通信ケーブルの特性に影響を受ける事無く、精度の
高い入力電圧検出とその後の処理を行うことができる無
線固定加入者装置及びその電源供給方法を提供するこ
と。 【解決手段】屋内に設置され、AC/DC電源を供給す
るAC/DC電源供給屋内ユニット16と、屋外に設置
されて前記AC/DC電源供給屋内ユニットから複数の
ケーブルにより電源の供給を受け電話機22を公衆網に
無線接続するアンテナ一体屋外ユニット13ととからな
り、アンテナ一体屋外ユニットは複数のケーブルの入力
電圧を検出する電圧検出部を備え、電圧検出部は異なる
負荷の動作モード毎に変化する入力電圧に対応して設定
された異なる電圧検出しきい値により入力電圧を検出す
るようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンテナと制御部
一体型のWLL(WireLess-Local-Loop )システム無線
固定加入者装置に関し、特に有線で接続された電話機が
無線を介して公衆網に接続された他の電話機と発信・着
信・通話を行えるようにした無線固定加入者装置及びそ
の電源供給方法に関する。
一体型のWLL(WireLess-Local-Loop )システム無線
固定加入者装置に関し、特に有線で接続された電話機が
無線を介して公衆網に接続された他の電話機と発信・着
信・通話を行えるようにした無線固定加入者装置及びそ
の電源供給方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の無線固定加入者装置及び
その電源供給方法としては図1に示すようなものがあっ
た。図1は、従来の及び本発明の実施の形態を実施しう
る無線固定加入者装置の構成を示すブロック図である。
図1において、11はアンテナ、12は無線ユニット、
13は無線固定加入者端末装置屋外ユニット(通称、ア
ンテナ一体屋外ユニット)、14は電源レギュレータ
部、15は電圧検出部、16はAC/DC電源供給屋内
ユニット、17は二次電池、18はAC/DC、19は
TDMA/TDD処理部+CPU、20は通話回路部、
22は電話機、23は定電流回路、24はリンガ駆動回
路である。
その電源供給方法としては図1に示すようなものがあっ
た。図1は、従来の及び本発明の実施の形態を実施しう
る無線固定加入者装置の構成を示すブロック図である。
図1において、11はアンテナ、12は無線ユニット、
13は無線固定加入者端末装置屋外ユニット(通称、ア
ンテナ一体屋外ユニット)、14は電源レギュレータ
部、15は電圧検出部、16はAC/DC電源供給屋内
ユニット、17は二次電池、18はAC/DC、19は
TDMA/TDD処理部+CPU、20は通話回路部、
22は電話機、23は定電流回路、24はリンガ駆動回
路である。
【0003】次に、図1を参照して、無線固定加入者装
置の構成をさらに詳細に説明する。図1において、無線
固定加入者端末装置屋外ユニット13は、4線、または
複数の通信ケーブル21で接続される、AC/DC電源
供給屋内ユニット16を通じて有線で1または複数の電
話機22と接続される。11はアンテナであり公衆網
(図示しない)に接続された基地局との間で無線電波を
送受信する。TDMA/TDD処理部+CPU19と無
線ユニット12は、アンテナ11より受信した信号を音
声信号に復調し、かつ電話機22からの音声信号を変調
してアンテナ11より送信する。
置の構成をさらに詳細に説明する。図1において、無線
固定加入者端末装置屋外ユニット13は、4線、または
複数の通信ケーブル21で接続される、AC/DC電源
供給屋内ユニット16を通じて有線で1または複数の電
話機22と接続される。11はアンテナであり公衆網
(図示しない)に接続された基地局との間で無線電波を
送受信する。TDMA/TDD処理部+CPU19と無
線ユニット12は、アンテナ11より受信した信号を音
声信号に復調し、かつ電話機22からの音声信号を変調
してアンテナ11より送信する。
【0004】また、20は電話機22と接続するための
電話線2線を、無線部に接続するための送話用2線と受
話用2線の合計4本に変換し、通話時SLT間の直流ル
ープ形成を制御するための通話回路部20である。14
は接続された電話機22に電力を供給するとともに、屋
外ユニットの各ブロックに対して電源を供給する電源レ
ギュレータ部14である。定電流回路23は、SLTに
対する定電流の供給を制御する。
電話線2線を、無線部に接続するための送話用2線と受
話用2線の合計4本に変換し、通話時SLT間の直流ル
ープ形成を制御するための通話回路部20である。14
は接続された電話機22に電力を供給するとともに、屋
外ユニットの各ブロックに対して電源を供給する電源レ
ギュレータ部14である。定電流回路23は、SLTに
対する定電流の供給を制御する。
【0005】また、リンガ駆動回路24は電話機22の
リンガ音を鳴動させる呼出音を送出する。また、二次電
池17は、AC給電の停止時(停電時)に電力を供給す
る。二次電池17はAC通電時にAC/DC18から充
電される。電圧検出部15は、屋外ユニットの入力電圧
を検出するものである。TDMA/TDD処理部+CP
U19は無線ユニット12とリンガ駆動回路24を制御
して、電話機22が無線を介して公衆網に接続された他
の電話機と発信・着信・通話ができるように制御する。
リンガ音を鳴動させる呼出音を送出する。また、二次電
池17は、AC給電の停止時(停電時)に電力を供給す
る。二次電池17はAC通電時にAC/DC18から充
電される。電圧検出部15は、屋外ユニットの入力電圧
を検出するものである。TDMA/TDD処理部+CP
U19は無線ユニット12とリンガ駆動回路24を制御
して、電話機22が無線を介して公衆網に接続された他
の電話機と発信・着信・通話ができるように制御する。
【0006】次に、図1及び図3を参照して、無線固定
加入者装置の動作を説明する。図3は無線固定加入者装
置の従来の動作を示すフローチャートである。図3にお
いて、CPU19は、電圧検出部15を通して、ACの
通電/停電情報をAC/DC18の電圧と二次電池17
の出力電圧差から検出し(ステップ51)、LED等の
表示装置を利用して使用者に電源状況を通知し、停電の
場合は停電処理を行う(ステップ52)。また、CPU
19は電圧検出部15からの情報を常にモニターして
(ステップ53)、二次電池動作時に機器としての下限
動作電圧を検出し(ステップ54)、下限動作電圧に接
近すると各種減電圧時処理(ステップ55)を実施す
る。
加入者装置の動作を説明する。図3は無線固定加入者装
置の従来の動作を示すフローチャートである。図3にお
いて、CPU19は、電圧検出部15を通して、ACの
通電/停電情報をAC/DC18の電圧と二次電池17
の出力電圧差から検出し(ステップ51)、LED等の
表示装置を利用して使用者に電源状況を通知し、停電の
場合は停電処理を行う(ステップ52)。また、CPU
19は電圧検出部15からの情報を常にモニターして
(ステップ53)、二次電池動作時に機器としての下限
動作電圧を検出し(ステップ54)、下限動作電圧に接
近すると各種減電圧時処理(ステップ55)を実施す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の無線固定加入者装置の電圧検出方法においては、屋
外ユニットと屋内ユニット間を接続する通信ケーブルで
生じる電圧ロスから、各種の動作モード間で、屋外ユニ
ットの入力電圧にばらつきが発生する。すなわち、上記
従来のアンテナ一体屋外ユニットは、設置工事の時に、
その設置環境によって接続に使用される通信ケーブル長
が規定しにくく、また、使用される通信ケーブルも、一
般的に0.4φ〜0.65φ(抵抗値50mΩ/m〜1
50mΩ/m)と変化幅が大きい。このため、屋外ユニ
ットの入力電圧は、各モード(待ち受け,通話,着
信...)ごとに大きく変化するため、減電圧検出値
や、加入者機器への電力供給値等のスペックに、誤差が
生じる。このため、固定の電圧検出しきい値のみにより
この検出を行った場合には、誤った検出処理をしてしま
う可能性があるという問題があった。
来の無線固定加入者装置の電圧検出方法においては、屋
外ユニットと屋内ユニット間を接続する通信ケーブルで
生じる電圧ロスから、各種の動作モード間で、屋外ユニ
ットの入力電圧にばらつきが発生する。すなわち、上記
従来のアンテナ一体屋外ユニットは、設置工事の時に、
その設置環境によって接続に使用される通信ケーブル長
が規定しにくく、また、使用される通信ケーブルも、一
般的に0.4φ〜0.65φ(抵抗値50mΩ/m〜1
50mΩ/m)と変化幅が大きい。このため、屋外ユニ
ットの入力電圧は、各モード(待ち受け,通話,着
信...)ごとに大きく変化するため、減電圧検出値
や、加入者機器への電力供給値等のスペックに、誤差が
生じる。このため、固定の電圧検出しきい値のみにより
この検出を行った場合には、誤った検出処理をしてしま
う可能性があるという問題があった。
【0008】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、屋外ユニットと屋内ユニット間の接
続に使用される通信ケーブルの特性に影響を受ける事無
く、精度の高い入力電圧検出とその後の処理を行うこと
ができる無線固定加入者装置及びその電源供給方法を提
供することを目的とする。
になされたもので、屋外ユニットと屋内ユニット間の接
続に使用される通信ケーブルの特性に影響を受ける事無
く、精度の高い入力電圧検出とその後の処理を行うこと
ができる無線固定加入者装置及びその電源供給方法を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の問題を
解決するため、運用動作初期時に各種の動作モード時に
おける電圧検出しきい値を補正して設定し、定期的に、
各動作モード毎にその電圧検出を実施して、各動作モー
ド時の電圧検出しきい値を補正するようにしたものであ
る。
解決するため、運用動作初期時に各種の動作モード時に
おける電圧検出しきい値を補正して設定し、定期的に、
各動作モード毎にその電圧検出を実施して、各動作モー
ド時の電圧検出しきい値を補正するようにしたものであ
る。
【0010】本発明は、屋外ユニットと屋内ユニットの
接続に使用される通信ケーブルの特性に影響を受ける事
無く、各動作モード毎にその電圧検出しきい値を初期的
に補正して設定し、定期的に補正するようにしたことに
より、精度の高い入力電圧検出とその後の補正処理を行
うことができる無線固定加入者装置及びその電源供給方
法が得られる。
接続に使用される通信ケーブルの特性に影響を受ける事
無く、各動作モード毎にその電圧検出しきい値を初期的
に補正して設定し、定期的に補正するようにしたことに
より、精度の高い入力電圧検出とその後の補正処理を行
うことができる無線固定加入者装置及びその電源供給方
法が得られる。
【0011】また、本発明は、上記の問題を解決するた
め、定期的な電圧検出から特に負荷の重いモード動作時
には電圧検出しきい値の検出/補正を行わず、さらに、
定期的な電圧検出からケーブルの接触不良や機器の異常
等を検出して、使用者/基地局に対し通知するようにし
たものである。
め、定期的な電圧検出から特に負荷の重いモード動作時
には電圧検出しきい値の検出/補正を行わず、さらに、
定期的な電圧検出からケーブルの接触不良や機器の異常
等を検出して、使用者/基地局に対し通知するようにし
たものである。
【0012】本発明は、屋外ユニットと屋内ユニットの
接続に使用される通信ケーブルの特性に影響を受ける事
無く、定期的な電圧検出から特に負荷の重い動作モード
時には電圧検出しきい値の検出/補正処理を行わず、定
期的な電圧検出からケーブル等の接触不良や機器の異常
等を検出したときに、使用者/基地局に対し通知するよ
うにしたことにより、精度の高い入力電圧検出とその後
の通知処理を行うことができる無線固定加入者装置及び
その電源供給方法が得られる。
接続に使用される通信ケーブルの特性に影響を受ける事
無く、定期的な電圧検出から特に負荷の重い動作モード
時には電圧検出しきい値の検出/補正処理を行わず、定
期的な電圧検出からケーブル等の接触不良や機器の異常
等を検出したときに、使用者/基地局に対し通知するよ
うにしたことにより、精度の高い入力電圧検出とその後
の通知処理を行うことができる無線固定加入者装置及び
その電源供給方法が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、電源を供給する電源供給屋内ユニットと、前記電源
供給屋内ユニットから複数のケーブルにより電源の供給
を受け電話機を公衆網に無線接続する無線固定加入者端
末装置屋外ユニットととからなり、前記無線固定加入者
端末装置屋外ユニットは前記複数のケーブルの入力電圧
を検出する電圧検出部を備え、前記電圧検出部は異なる
負荷の動作モード毎に変化する入力電圧に対応して設定
された異なる電圧検出しきい値により入力電圧を検出す
るようにしたものであり、各動作モード間の負荷の違い
から生じる入力電圧変動に対応して電圧検出及び補正を
行い、特に時間の短い動作モードにおいてはその検出処
理自体を行わないという処理を実現し、精度の高い入力
電圧検出とその後の補正処理を行うことができるという
作用を有する。
は、電源を供給する電源供給屋内ユニットと、前記電源
供給屋内ユニットから複数のケーブルにより電源の供給
を受け電話機を公衆網に無線接続する無線固定加入者端
末装置屋外ユニットととからなり、前記無線固定加入者
端末装置屋外ユニットは前記複数のケーブルの入力電圧
を検出する電圧検出部を備え、前記電圧検出部は異なる
負荷の動作モード毎に変化する入力電圧に対応して設定
された異なる電圧検出しきい値により入力電圧を検出す
るようにしたものであり、各動作モード間の負荷の違い
から生じる入力電圧変動に対応して電圧検出及び補正を
行い、特に時間の短い動作モードにおいてはその検出処
理自体を行わないという処理を実現し、精度の高い入力
電圧検出とその後の補正処理を行うことができるという
作用を有する。
【0014】本発明の請求項2に記載の発明は、各動作
モード毎の電圧検出しきい値を、運用初期時に、任意の
最小動作負荷時と任意の最大負荷動作時の電圧を検出し
てその差分により補正して設定し、前記設定した電圧検
出しきい値を、定期的に、任意の最小動作負荷時と任意
の最大負荷動作時の電圧を検出してその差分により補正
するようにしたものであり、各動作モード毎の電圧検出
しきい値の設定について、設置環境により任意に決ま
る、すなわち屋外ユニットと屋内ユニット間を接続する
通信ケーブル長による電圧ロスの変動に対応するため、
運用初期時に最大負荷モードと最小負荷モードとの電圧
検出値の差分から各動作モード毎の電圧検出しきい値を
補正して設定し、定期的にその値を補正して、精度の高
い入力電圧検出とそれに対応した補正処理を行うことが
できるという作用を有する。
モード毎の電圧検出しきい値を、運用初期時に、任意の
最小動作負荷時と任意の最大負荷動作時の電圧を検出し
てその差分により補正して設定し、前記設定した電圧検
出しきい値を、定期的に、任意の最小動作負荷時と任意
の最大負荷動作時の電圧を検出してその差分により補正
するようにしたものであり、各動作モード毎の電圧検出
しきい値の設定について、設置環境により任意に決ま
る、すなわち屋外ユニットと屋内ユニット間を接続する
通信ケーブル長による電圧ロスの変動に対応するため、
運用初期時に最大負荷モードと最小負荷モードとの電圧
検出値の差分から各動作モード毎の電圧検出しきい値を
補正して設定し、定期的にその値を補正して、精度の高
い入力電圧検出とそれに対応した補正処理を行うことが
できるという作用を有する。
【0015】本発明の請求項3に記載の発明は、前記定
期的な電圧検出しきい値の補正において、その補正値が
あらかじめ任意に設定された設定値を超えた場合、ケー
ブルの異常、電源を供給する屋内ユニットの異常と判断
するようにしたものであり、定期的な電圧検出しきい値
の補正時に、任意の値以上の電圧値補正が生じた場合、
接続されている通信ケーブルや電源を供給する屋内ユニ
ットの異常であると判断し、精度の高い入力電圧検出と
その後の補正処理を確実に行うことができるという作用
を有する。
期的な電圧検出しきい値の補正において、その補正値が
あらかじめ任意に設定された設定値を超えた場合、ケー
ブルの異常、電源を供給する屋内ユニットの異常と判断
するようにしたものであり、定期的な電圧検出しきい値
の補正時に、任意の値以上の電圧値補正が生じた場合、
接続されている通信ケーブルや電源を供給する屋内ユニ
ットの異常であると判断し、精度の高い入力電圧検出と
その後の補正処理を確実に行うことができるという作用
を有する。
【0016】本発明の請求項4に記載の発明は、前記定
期的な電圧検出しきい値の補正において、ケーブルの異
常、電源を供給する屋内ユニットの異常と判断した場
合、無線信号によるメッセージで基地局に通知するよう
にしたものであり、定期的な電圧検出しきい値の判断結
果については定期的に基地局に通知すると共に、通信ケ
ーブルの異常や、電源を供給する屋内ユニットの異常で
あると判断した場合、瞬時的にその内容を基地局に通知
して、サービス対応の必要性を促し、精度の高い入力電
圧検出とその後の補正処理を迅速且つ確実に行うことが
できるという作用を有する。
期的な電圧検出しきい値の補正において、ケーブルの異
常、電源を供給する屋内ユニットの異常と判断した場
合、無線信号によるメッセージで基地局に通知するよう
にしたものであり、定期的な電圧検出しきい値の判断結
果については定期的に基地局に通知すると共に、通信ケ
ーブルの異常や、電源を供給する屋内ユニットの異常で
あると判断した場合、瞬時的にその内容を基地局に通知
して、サービス対応の必要性を促し、精度の高い入力電
圧検出とその後の補正処理を迅速且つ確実に行うことが
できるという作用を有する。
【0017】本発明の請求項5に記載の発明は、前記定
期的な電圧検出しきい値の補正において、ケーブルの異
常、電源を供給する屋内ユニットの異常と判断した場
合、接続した電話機に対する特殊音送出やリンガ駆動に
より、機器の異常を加入者に知らせるようにしたもので
あり、定期的な電圧検出しきい値の判断により通信ケー
ブルの異常や、電源を供給する屋内ユニットの異常であ
ると判断した場合、接続されている電話機に対して、通
話時には、任意な周波数及び断続パターンの信号を送信
し、待ち受け等の電話機のオンフック時は、任意な周波
数及び断続パターンのリンガ音を送出して、使用者にそ
の異常内容を通知することにより、精度の高い入力電圧
検出と、その後の補正処理とを迅速且つ確実に行うこと
ができるという作用を有する。
期的な電圧検出しきい値の補正において、ケーブルの異
常、電源を供給する屋内ユニットの異常と判断した場
合、接続した電話機に対する特殊音送出やリンガ駆動に
より、機器の異常を加入者に知らせるようにしたもので
あり、定期的な電圧検出しきい値の判断により通信ケー
ブルの異常や、電源を供給する屋内ユニットの異常であ
ると判断した場合、接続されている電話機に対して、通
話時には、任意な周波数及び断続パターンの信号を送信
し、待ち受け等の電話機のオンフック時は、任意な周波
数及び断続パターンのリンガ音を送出して、使用者にそ
の異常内容を通知することにより、精度の高い入力電圧
検出と、その後の補正処理とを迅速且つ確実に行うこと
ができるという作用を有する。
【0018】本発明の請求項6に記載の発明は、電源供
給屋内ユニットから電源を供給し、電話機を公衆網に無
線接続する無線固定加入者端末装置屋外ユニットに対し
複数のケーブルを通して前記電源供給屋内ユニットから
電源を供給し、前記無線固定加入者端末装置屋外ユニッ
トにより前記複数のケーブルの入力電圧を検出し、異な
る負荷の動作モード毎に変化する入力電圧に対応して電
圧検出しきい値を設定し、前記設定された異なる電圧検
出しきい値により入力電圧を検出する各工程からなるよ
うにしたものであり、各動作モード間の負荷の違いから
生じる入力電圧変動に対応して電圧検出及び補正を行
い、特に時間の短い動作モードにおいてはその検出処理
自体を行わないという処理を実現し、精度の高い入力電
圧検出とその後の補正処理を行うことができるという作
用を有する。
給屋内ユニットから電源を供給し、電話機を公衆網に無
線接続する無線固定加入者端末装置屋外ユニットに対し
複数のケーブルを通して前記電源供給屋内ユニットから
電源を供給し、前記無線固定加入者端末装置屋外ユニッ
トにより前記複数のケーブルの入力電圧を検出し、異な
る負荷の動作モード毎に変化する入力電圧に対応して電
圧検出しきい値を設定し、前記設定された異なる電圧検
出しきい値により入力電圧を検出する各工程からなるよ
うにしたものであり、各動作モード間の負荷の違いから
生じる入力電圧変動に対応して電圧検出及び補正を行
い、特に時間の短い動作モードにおいてはその検出処理
自体を行わないという処理を実現し、精度の高い入力電
圧検出とその後の補正処理を行うことができるという作
用を有する。
【0019】本発明の請求項7に記載の発明は、前記動
作モード毎の電圧検出しきい値を、運用初期時に、任意
の最小動作負荷時と任意の最大負荷動作時の電圧を検出
してその差分により補正して設定し、前記設定した電圧
検出しきい値を、定期的に、任意の最小動作負荷時と任
意の最大負荷動作時の電圧を検出してその差分により補
正するようにしたものであり、各動作モード毎の電圧検
出しきい値の設定について、設置環境により任意に決ま
る、すなわち屋外ユニットと屋内ユニット間を接続する
通信ケーブル長による電圧ロスの変動に対応するため、
運用初期時に最大負荷モードと最小負荷モードとの電圧
検出値の差分から各動作モード毎の電圧検出しきい値を
補正して設定し、定期的にその値を補正して、精度の高
い入力電圧検出とそれに対応した補正処理を行うことが
できるという作用を有する。
作モード毎の電圧検出しきい値を、運用初期時に、任意
の最小動作負荷時と任意の最大負荷動作時の電圧を検出
してその差分により補正して設定し、前記設定した電圧
検出しきい値を、定期的に、任意の最小動作負荷時と任
意の最大負荷動作時の電圧を検出してその差分により補
正するようにしたものであり、各動作モード毎の電圧検
出しきい値の設定について、設置環境により任意に決ま
る、すなわち屋外ユニットと屋内ユニット間を接続する
通信ケーブル長による電圧ロスの変動に対応するため、
運用初期時に最大負荷モードと最小負荷モードとの電圧
検出値の差分から各動作モード毎の電圧検出しきい値を
補正して設定し、定期的にその値を補正して、精度の高
い入力電圧検出とそれに対応した補正処理を行うことが
できるという作用を有する。
【0020】本発明の請求項8に記載の発明は、前記定
期的な電圧検出しきい値の補正において、その補正値が
あらかじめ任意に設定された設定値を超えた場合、ケー
ブルの異常、電源を供給する屋内ユニットの異常と判断
し、基地局及び加入者に知らせるようにしたものであ
り、定期的な電圧検出しきい値の補正時に、あらかじめ
任意に設定された設定値を超えた電圧値の補正が生じた
場合、接続されている通信ケーブルや電源を供給する屋
内ユニットの異常であると判断し、基地局及び加入者に
知らせることにより、精度の高い入力電圧検出とその後
の補正処理を迅速且つ確実に行うことができるという作
用を有する。
期的な電圧検出しきい値の補正において、その補正値が
あらかじめ任意に設定された設定値を超えた場合、ケー
ブルの異常、電源を供給する屋内ユニットの異常と判断
し、基地局及び加入者に知らせるようにしたものであ
り、定期的な電圧検出しきい値の補正時に、あらかじめ
任意に設定された設定値を超えた電圧値の補正が生じた
場合、接続されている通信ケーブルや電源を供給する屋
内ユニットの異常であると判断し、基地局及び加入者に
知らせることにより、精度の高い入力電圧検出とその後
の補正処理を迅速且つ確実に行うことができるという作
用を有する。
【0021】以下、添付図面、図1及び図2に基づき、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。 (実施の形態1)まず、図1を参照して、本発明の実施
の形態1における無線固定加入者装置の構成を説明す
る。図1は、上記のように、従来の及び本発明の実施の
形態1を実施しうる無線固定加入者装置の構成を示すブ
ロック図である。図1において、11はアンテナ、12
は無線ユニット、13は無線固定加入者端末装置屋外ユ
ニット(通称、アンテナ一体屋外ユニット)、14は電
源レギュレータ部、15は電圧検出部、16はAC/D
C電源供給屋内ユニット、17は二次電池、18はAC
/DC、19はTDMA/TDD処理部+CPU、20
は通話回路部、22は電話機、23は定電流回路、24
はリンガ駆動回路である。
本発明の実施の形態を詳細に説明する。 (実施の形態1)まず、図1を参照して、本発明の実施
の形態1における無線固定加入者装置の構成を説明す
る。図1は、上記のように、従来の及び本発明の実施の
形態1を実施しうる無線固定加入者装置の構成を示すブ
ロック図である。図1において、11はアンテナ、12
は無線ユニット、13は無線固定加入者端末装置屋外ユ
ニット(通称、アンテナ一体屋外ユニット)、14は電
源レギュレータ部、15は電圧検出部、16はAC/D
C電源供給屋内ユニット、17は二次電池、18はAC
/DC、19はTDMA/TDD処理部+CPU、20
は通話回路部、22は電話機、23は定電流回路、24
はリンガ駆動回路である。
【0022】次に、図1を参照して、本発明の実施の形
態1における無線固定加入者装置の更に詳細な構成を説
明する。図1において、無線固定加入者端末装置屋外ユ
ニット13は、4線、または複数の通信ケーブル21で
接続される、AC/DC電源供給屋内ユニット16を通
じて有線で1または複数の電話機22と接続される。1
1はアンテナであり公衆網(図示しない)に接続された
基地局との間で無線電波を送受信する。
態1における無線固定加入者装置の更に詳細な構成を説
明する。図1において、無線固定加入者端末装置屋外ユ
ニット13は、4線、または複数の通信ケーブル21で
接続される、AC/DC電源供給屋内ユニット16を通
じて有線で1または複数の電話機22と接続される。1
1はアンテナであり公衆網(図示しない)に接続された
基地局との間で無線電波を送受信する。
【0023】また、TDMA/TDD処理部+CPU1
9と無線ユニット12は、アンテナ11より受信した信
号を音声信号に復調し、かつ電話機22からの音声信号
を変調してアンテナ11より送信する。通話回路部20
は電話機22と接続するための電話線2線を、無線部に
接続するための送話用2線と受話用2線の合計4本に変
換し、通話時SLT間の直流ループ形成を制御するため
の通話回路部である。電源レギュレータ部14は接続さ
れた電話機22に電力を供給するとともに、屋外ユニッ
トの各ブロックに対して電源を供給する電源レギュレー
タ部である。
9と無線ユニット12は、アンテナ11より受信した信
号を音声信号に復調し、かつ電話機22からの音声信号
を変調してアンテナ11より送信する。通話回路部20
は電話機22と接続するための電話線2線を、無線部に
接続するための送話用2線と受話用2線の合計4本に変
換し、通話時SLT間の直流ループ形成を制御するため
の通話回路部である。電源レギュレータ部14は接続さ
れた電話機22に電力を供給するとともに、屋外ユニッ
トの各ブロックに対して電源を供給する電源レギュレー
タ部である。
【0024】また、定電流回路23は、SLTに対する
定電流の供給を制御する。リンガ駆動回路24は電話機
22のリンガ音を鳴動させる呼出音を送出する。二次電
池17は、AC給電の停止時(停電時)に電力を供給す
る。二次電池17はAC通電時にAC/DC18から充
電される。電圧検出部15は、屋外ユニットの入力電圧
を検出する電圧検出部である。TDMA/TDD処理部
+CPU19は無線ユニット12とリンガ駆動回路24
を制御して、電話機22が無線を介して公衆網に接続さ
れた他の電話機と発信・着信・通話ができるように制御
する。
定電流の供給を制御する。リンガ駆動回路24は電話機
22のリンガ音を鳴動させる呼出音を送出する。二次電
池17は、AC給電の停止時(停電時)に電力を供給す
る。二次電池17はAC通電時にAC/DC18から充
電される。電圧検出部15は、屋外ユニットの入力電圧
を検出する電圧検出部である。TDMA/TDD処理部
+CPU19は無線ユニット12とリンガ駆動回路24
を制御して、電話機22が無線を介して公衆網に接続さ
れた他の電話機と発信・着信・通話ができるように制御
する。
【0025】次に、図1及び図2を参照して、本発明の
実施の形態1における無線固定加入者装置及びその電源
供給方法または動作を説明する。図2は本発明の実施の
形態1における無線固定加入者装置の動作を示すフロー
チャートである。無線固定加入者装置屋外ユニット13
は、各運用動作の開始時に、電圧補正タイマー値を読み
込み(ステップ31)、任意に決められた初期電圧補正
の値であるか否かを認識して、電圧補正が必要な場合は
直ちにユーザが認識できない範囲で、任意の最小動作負
荷時(例えば、待機動作時)と任意の最大負荷動作時
(例えば、電話機が鳴動不可能な周波数でのリンガ信号
出力時)の電圧検出を行い、その差分から接続に使用さ
れた通信ケーブルの電圧ロスを算出して、いわゆる学習
により各動作モード毎の電圧検出しきい値の補正を行い
(ステップ41)、最後に定期電圧補正動作の合否に使
用する任意に設定可能な補正タイマー値を設定して(ス
テップ42)、ステップ32へ進む。
実施の形態1における無線固定加入者装置及びその電源
供給方法または動作を説明する。図2は本発明の実施の
形態1における無線固定加入者装置の動作を示すフロー
チャートである。無線固定加入者装置屋外ユニット13
は、各運用動作の開始時に、電圧補正タイマー値を読み
込み(ステップ31)、任意に決められた初期電圧補正
の値であるか否かを認識して、電圧補正が必要な場合は
直ちにユーザが認識できない範囲で、任意の最小動作負
荷時(例えば、待機動作時)と任意の最大負荷動作時
(例えば、電話機が鳴動不可能な周波数でのリンガ信号
出力時)の電圧検出を行い、その差分から接続に使用さ
れた通信ケーブルの電圧ロスを算出して、いわゆる学習
により各動作モード毎の電圧検出しきい値の補正を行い
(ステップ41)、最後に定期電圧補正動作の合否に使
用する任意に設定可能な補正タイマー値を設定して(ス
テップ42)、ステップ32へ進む。
【0026】ステップ31において、初期電圧補正が必
要でない場合、またはステップ42からステップ32へ
進み、各動作モードに対応した電圧検出しきい値を設定
し、ステップ33において、補正タイマー値から定期電
圧補正が必要であるかどうかを判断して(例えば、補正
タイマー値=0)、初期電圧補正と同様の処理を行い、
最後に補正ターマー値を−1する(ステップ34)。ま
た、ステップ33において、定期的な電圧検出及び電圧
補正が必要な場合は、ステップ43へ進み、初期電圧補
正の場合と同様、学習による各動作モード毎の電圧検出
しきい値の補正を行う(ステップ43)。
要でない場合、またはステップ42からステップ32へ
進み、各動作モードに対応した電圧検出しきい値を設定
し、ステップ33において、補正タイマー値から定期電
圧補正が必要であるかどうかを判断して(例えば、補正
タイマー値=0)、初期電圧補正と同様の処理を行い、
最後に補正ターマー値を−1する(ステップ34)。ま
た、ステップ33において、定期的な電圧検出及び電圧
補正が必要な場合は、ステップ43へ進み、初期電圧補
正の場合と同様、学習による各動作モード毎の電圧検出
しきい値の補正を行う(ステップ43)。
【0027】定期的な電圧補正時にその補正値が任意に
設定可能な設定値を超えた場合(ステップ44)、接続
に使用された通信ケーブル、電源ユニット等の異常と判
断して、ネットワークの管理者に対しては無線を使用し
たメッセージで、また電話機を使用するユーザに対して
は電話機に対し、通話時には任意に設定可能な周波数で
断続パターンの信号送信を行い、待機時には任意に設定
可能な周波数で断続パターンによるリンガ信号を出力し
てこの異常内容を通知し(ステップ44)、サービス対
応の必要性を促す。また、定期的な電圧検出において、
特に負荷の重い動作モード時には電圧検出しきい値の検
出/補正処理を行わず、検出したケーブル等の接触不良
や機器の異常等を使用者/基地局に対して通知する。
設定可能な設定値を超えた場合(ステップ44)、接続
に使用された通信ケーブル、電源ユニット等の異常と判
断して、ネットワークの管理者に対しては無線を使用し
たメッセージで、また電話機を使用するユーザに対して
は電話機に対し、通話時には任意に設定可能な周波数で
断続パターンの信号送信を行い、待機時には任意に設定
可能な周波数で断続パターンによるリンガ信号を出力し
てこの異常内容を通知し(ステップ44)、サービス対
応の必要性を促す。また、定期的な電圧検出において、
特に負荷の重い動作モード時には電圧検出しきい値の検
出/補正処理を行わず、検出したケーブル等の接触不良
や機器の異常等を使用者/基地局に対して通知する。
【0028】また、ステップ34に戻り、ステップ34
を終了して、ACの通電/停電情報をAC/DC18の
電圧と二次電池17の出力電圧差から検出し(ステップ
35)、停電か否かを識別し(ステップ36)、LED
等の表示装置を利用して使用者に電源状況を通知し、停
電の場合は停電処理を行う(ステップ37)。また、C
PU19は電圧検出部15からの情報を常にモニターし
て(ステップ38)、二次電池動作時に機器としての下
限動作電圧を検出し(ステップ39)、下限動作電圧に
接近すると各種減電圧時処理(ステップ40)を実施す
る。
を終了して、ACの通電/停電情報をAC/DC18の
電圧と二次電池17の出力電圧差から検出し(ステップ
35)、停電か否かを識別し(ステップ36)、LED
等の表示装置を利用して使用者に電源状況を通知し、停
電の場合は停電処理を行う(ステップ37)。また、C
PU19は電圧検出部15からの情報を常にモニターし
て(ステップ38)、二次電池動作時に機器としての下
限動作電圧を検出し(ステップ39)、下限動作電圧に
接近すると各種減電圧時処理(ステップ40)を実施す
る。
【0029】以上説明した本実施の形態1における無線
固定加入者装置及びその電源供給方法は、ハードウェア
の他、ソフトウェアによっても容易に実現することがで
きるものである。
固定加入者装置及びその電源供給方法は、ハードウェア
の他、ソフトウェアによっても容易に実現することがで
きるものである。
【0030】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成され、特に
屋外ユニットと屋内ユニットの接続に使用される通信ケ
ーブルの特性に影響を受ける事無く、各動作モード毎に
その電圧検出しきい値を初期的に補正して設定し、定期
的に補正するようにしたことにより、精度の高い入力電
圧検出とその後の補正処理を行うことができる無線固定
加入者装置及びその電源供給方法が得られる。
屋外ユニットと屋内ユニットの接続に使用される通信ケ
ーブルの特性に影響を受ける事無く、各動作モード毎に
その電圧検出しきい値を初期的に補正して設定し、定期
的に補正するようにしたことにより、精度の高い入力電
圧検出とその後の補正処理を行うことができる無線固定
加入者装置及びその電源供給方法が得られる。
【0031】本発明は、特に屋外ユニットと屋内ユニッ
トの接続に使用される通信ケーブルの特性に影響を受け
る事無く、定期的な電圧検出から特に負荷の重い動作モ
ード時には電圧検出しきい値の検出/補正処理を行わ
ず、定期的な電圧検出からケーブル等の接触不良や機器
の異常等を検出したときに、使用者/基地局に対し通知
するようにしたことにより、精度の高い入力電圧検出と
その後の通知処理を確実に行うことができる無線固定加
入者装置及びその電源供給方法が得られる。
トの接続に使用される通信ケーブルの特性に影響を受け
る事無く、定期的な電圧検出から特に負荷の重い動作モ
ード時には電圧検出しきい値の検出/補正処理を行わ
ず、定期的な電圧検出からケーブル等の接触不良や機器
の異常等を検出したときに、使用者/基地局に対し通知
するようにしたことにより、精度の高い入力電圧検出と
その後の通知処理を確実に行うことができる無線固定加
入者装置及びその電源供給方法が得られる。
【図1】一般的な無線固定加入者装置の構成を示すブロ
ック図、
ック図、
【図2】本発明の実施の形態1における無線固定加入者
装置の動作を示すフローチャート、
装置の動作を示すフローチャート、
【図3】従来の無線固定加入者装置の動作を示すフロー
チャート。
チャート。
11 アンテナ 12 無線ユニット 13 アンテナ一体屋外ユニット 14 電源レギュレータ部 15 電圧検出部 16 AC/DC電源供給屋内ユニット 17 バックアップ用二次電池 18 AC/DC部 19 TDMA/TDD処理部+CPU 20 通話回路部 21 屋外ユニット−屋内ユニット接続用通信ケーブル 22 電話機 23 定電流回路
Claims (8)
- 【請求項1】電源を供給する電源供給屋内ユニットと、
前記電源供給屋内ユニットから複数のケーブルにより電
源の供給を受け電話機を公衆網に無線接続する無線固定
加入者端末装置屋外ユニットととからなり、前記無線固
定加入者端末装置屋外ユニットは前記複数のケーブルの
入力電圧を検出する電圧検出部を備え、前記電圧検出部
は異なる負荷の動作モード毎に変化する入力電圧に対応
して設定された異なる電圧検出しきい値により入力電圧
を検出するようにしたことを特徴とする無線固定加入者
装置。 - 【請求項2】各動作モード毎の電圧検出しきい値を、任
意の最小動作負荷時と任意の最大負荷動作時の電圧を検
出してその差分により、運用初期時に補正して設定し、
前記設定した電圧検出しきい値を、任意の最小動作負荷
時と任意の最大負荷動作時の電圧を検出してその差分に
より、定期的に補正するようにしたことを特徴とする請
求項1記載の無線固定加入者装置。 - 【請求項3】定期的な電圧検出しきい値の補正におい
て、その補正値があらかじめ任意に設定された設定値を
超えた場合、ケーブルの異常、電源を供給する屋内ユニ
ットの異常と判断するようにしたことを特徴とする請求
項2記載の無線固定加入者装置。 - 【請求項4】定期的な電圧検出しきい値の補正におい
て、ケーブルの異常、電源を供給する屋内ユニットの異
常と判断した場合、無線信号によるメッセージで基地局
に通知するようにしたことを特徴とする請求項3記載の
無線固定加入者装置。 - 【請求項5】前記定期的な電圧検出しきい値の補正にお
いて、ケーブルの異常、電源を供給する屋内ユニットの
異常と判断した場合、接続した電話機に対する特殊音送
出やリンガ駆動により、機器の異常を加入者に知らせる
ようにしたことを特徴とする請求項3記載の無線固定加
入者装置。 - 【請求項6】電源供給屋内ユニットから電源を供給し、
電話機を公衆網に無線接続する無線固定加入者端末装置
屋外ユニットに対し複数のケーブルを通して前記電源供
給屋内ユニットから電源を供給し、前記無線固定加入者
端末装置屋外ユニットにより前記複数のケーブルの入力
電圧を検出し、異なる負荷の動作モード毎に変化する入
力電圧に対応して電圧検出しきい値を設定し、前記設定
された異なる電圧検出しきい値により入力電圧を検出す
る各工程からなることを特徴とする無線固定加入者装置
の電源供給方法。 - 【請求項7】前記動作モード毎の電圧検出しきい値を、
運用初期時に、任意の最小動作負荷時と任意の最大負荷
動作時の電圧を検出してその差分により補正して設定
し、前記設定した電圧検出しきい値を、定期的に、任意
の最小動作負荷時と任意の最大負荷動作時の電圧を検出
してその差分により補正するようにしたことを特徴とす
る請求項6記載の無線固定加入者装置の電源供給方法。 - 【請求項8】前記定期的な電圧検出しきい値の補正にお
いて、その補正値があらかじめ任意に設定された設定値
を超えた場合、ケーブルの異常、電源を供給する屋内ユ
ニットの異常と判断し、基地局及び加入者に知らせるよ
うにしたことを特徴とする請求項7記載の無線固定加入
者装置の電源供給方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10376971A JP2000197083A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 無線固定加入者装置及びその電源供給方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10376971A JP2000197083A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 無線固定加入者装置及びその電源供給方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000197083A true JP2000197083A (ja) | 2000-07-14 |
Family
ID=18508042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10376971A Pending JP2000197083A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 無線固定加入者装置及びその電源供給方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000197083A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005160091A (ja) * | 2003-11-25 | 2005-06-16 | Agere Systems Inc | 電力が低減される伝送モードを利用した電力管理方法および装置 |
-
1998
- 1998-12-28 JP JP10376971A patent/JP2000197083A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005160091A (ja) * | 2003-11-25 | 2005-06-16 | Agere Systems Inc | 電力が低減される伝送モードを利用した電力管理方法および装置 |
JP4594046B2 (ja) * | 2003-11-25 | 2010-12-08 | アギア システムズ インコーポレーテッド | 電力が低減される伝送モードを利用した電力管理方法および装置 |
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