JP2000196978A - 投写型表示装置およびそのための画像処理方法 - Google Patents

投写型表示装置およびそのための画像処理方法

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JP2000196978A
JP2000196978A JP10366364A JP36636498A JP2000196978A JP 2000196978 A JP2000196978 A JP 2000196978A JP 10366364 A JP10366364 A JP 10366364A JP 36636498 A JP36636498 A JP 36636498A JP 2000196978 A JP2000196978 A JP 2000196978A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 投写型表示装置を用いて画像をあおり投写す
る場合に、投写された画像の画像内の輝度をうまく調整
することができる技術を提供する。 【解決手段】 投写型表示装置は、画像信号を調整して
調整済み画像信号を出力するための画像調整部と、調整
済み画像信号に基づいて画像を形成するための画像形成
部と、画像形成部に形成された元画像をスクリーン上に
投写するための投写光学系とを備える。画像調整部は、
略矩形の元画像がスクリーン上にあおり投写される場合
に生じる画像歪みを補正するために、画像形成部におい
て略台形の元画像が形成されるように調整し、画像形成
部において形成される略台形の元画像がスクリーン上に
あおり投写される場合に生じる画像内の輝度変化を補正
するために、略台形の元画像を構成する複数のラインの
ライン画像の輝度が、略台形の元画像の上底のライン画
像から下底のライン画像に向かって単調に小さくなるよ
うに調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、投写型表示装置
において、特に、あおり投写する場合に生じる画像の歪
みを調整する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、投写型表示装置を用いて投写さ
れる画像を示す説明図である。図1(A)は、投写型表
示装置20とスクリーン30との第1の位置関係を示し
ており、図1(B)は、図1(A)に示す位置関係にお
いて、スクリーン30上に表示される画像32を示して
いる。図1(A)に示す位置関係では、投写型表示装置
20から射出される画像を表す光(以下、「画像光」と
も呼ぶ)の光軸20cとスクリーン30の法線30nと
が一致している。この場合には、図1(B)に示すよう
にスクリーン30上に表示される画像32は、歪みのな
い画像(以下、歪みのない画像を「正画像」とも呼ぶ)
となる。
【0003】一方、図1(C)は、投写型表示装置20
とスクリーン30との第2の位置関係を示しており、図
1(D)は、図1(C)に示す位置関係において、スク
リーン30上に表示される画像34を示している。図1
(C)に示す位置関係では、投写型表示装置20から射
出される画像光の光軸20cとスクリーン30の法線3
0nとが一致しておらず、角度θだけずれている。この
ような場合には、図1(D)に示すように、スクリーン
30上に表示される画像34は略台形に歪んだ画像(以
下、歪んだ画像を「歪み画像」とも呼ぶ)となる。
【0004】図1(C)に示すように、画像光をあおり
投写する場合には、例えば、投写型表示装置20の内部
に備えられた液晶パネルなどに予め略台形に歪ませた画
像を形成する。これにより、スクリーン30上に投写さ
れる画像を図1(D)の破線で示すような歪みのない正
画像34Aとして表示している。なお、図1(D)の正
画像34Aは、図1(B)の正画像32とほぼ同じ画像
となっている。
【0005】図2は、あおり投写する場合に、スクリー
ン30上に表示される画像と液晶パネル300に形成さ
れる画像との関係を示す説明図である。図2(A)はス
クリーン30上に表示される画像を示しており、図2
(B)は液晶パネル300に形成される画像を示してい
る。なお、実際には、スクリーン30上に表示される画
像は液晶パネル300に形成される画像よりも十分に大
きいが、図2においては、図示の便宜上、ほぼ同じ大き
さで描かれている。図2(B)の液晶パネル300にお
いて、パネルの表示領域全面に形成された正画像34’
をあおり投写した際に表示される画像は、図2(A)に
示す歪み画像34となる。一方、図2(B)の液晶パネ
ル300において、パネルの表示領域内に形成された略
台形の歪み画像34A’をあおり投写した際に表示され
る画像は、図2(A)に示すように正画像34Aとする
ことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図2に示すよ
うに、液晶パネル300に略台形の歪み画像34A’を
形成する場合には、スクリーン30上に表示される正画
像34Aの輝度が画像内で変化してしまうという問題が
あった。すなわち、液晶パネル300の略台形の歪み画
像34A’の上底34A’u(図2(B))がスクリー
ン30において正画像34の上底34u(図2(A))
に拡大される場合の拡大率は、液晶パネル300の略台
形の歪み画像34A’の下底34A’d(図2(B))
がスクリーン30において正画像34Aの上底34Au
(図2(A))に拡大される場合の拡大率より大きい。
したがって、例えば、液晶パネル300上に形成される
歪み画像34A’がその画像内において等しい輝度を有
する単色の「べた画像」である場合には、スクリーン3
0上に形成される正画像34Aの上底34Auにおける
輝度は、下底34Adにおける輝度よりも小さくなり、
暗くなってしまう。
【0007】この発明は、従来技術における上述の課題
を解決するためになされたものであり、投写型表示装置
において、画像をあおり投写する場合に、投写された画
像の画像内の輝度をうまく調整することができる技術を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
述の課題の少なくとも一部を解決するため、本発明の装
置は、投写型表示装置であって、入力される画像信号を
調整して調整済み画像信号を出力するための画像調整部
と、前記調整済み画像信号に基づいて画像を形成するた
めの画像形成部と、前記画像形成部に形成された元画像
をスクリーン上に投写するための投写光学系と、を備
え、前記画像調整部は、略矩形の元画像が前記スクリー
ン上にあおり投写される場合に生じる画像歪みを補正す
るために、前記画像形成部において略台形の元画像が形
成されるように前記入力される画像信号を調整する画像
歪み調整部と、前記画像形成部において形成される前記
略台形の元画像が前記スクリーン上にあおり投写される
場合に生じる画像内の輝度変化を補正するために、前記
略台形の元画像を構成する複数のラインのライン画像の
輝度が、前記略台形の元画像の上底のライン画像から下
底のライン画像に向かって単調に小さくなるように、複
数のライン画像のそれぞれを調整する輝度調整部と、を
備えることを特徴とする。
【0009】本発明の装置を用いれば、画像形成部にお
いて形成された略台形の歪み画像をあおり投写する場合
に、スクリーン上に歪みのない画像を表示するととも
に、表示される歪みのない画像の画像内の輝度をうまく
調整することが可能となる。
【0010】なお、本明細書においては、略台形を構成
する互いにほぼ平行な2辺のうち、短辺を「上底」と呼
び、長辺を「下底」と呼ぶ。
【0011】上記の装置において、前記輝度調整部は、
前記略台形の元画像に含まれる前記複数のライン画像の
うち上底のライン画像を基準ライン画像として、下底の
ライン画像に向かうにつれて単調に小さくなる輝度調整
係数を各ライン画像に含まれる複数の画素の画素値に乗
じて輝度を調整することが好ましい。
【0012】このように、略台形の元画像の上底のライ
ン画像を基準ライン画像とすれば、下底側の各ライン画
像に対して、基準ライン画像より小さな輝度補正係数を
乗じることができるので、スクリーン上に表示された画
像の画像内の輝度をうまく調整することが可能となる。
【0013】上記の装置において、前記輝度調整部は、
前記略台形の元画像に含まれる前記複数のライン画像の
うち下底のライン画像を基準ライン画像として、上底の
ライン画像に向かうにつれて単調に大きくなる輝度調整
係数を各ライン画像に含まれる複数の画素の画素値に乗
じて輝度を調整してもよい。
【0014】このように、略台形の元画像の下底のライ
ン画像を基準ライン画像とする場合には、上底側の各ラ
イン画像に対して、基準ライン画像より大きな輝度補正
係数を乗じることによって、スクリーン上に表示された
画像の輝度をうまく調整することができる。
【0015】また、上記の装置において、前記輝度調整
部は、前記略台形の元画像に含まれる前記複数のライン
画像のうち、各ライン画像に含まれる複数の画素の画素
値の平均が最大となるライン画像を基準ライン画像とし
て、前記基準ライン画像より上底のライン画像に向かう
につれて単調に大きくなる輝度調整係数を各ライン画像
に含まれる複数の画素の画素値に乗じて輝度を調整し、
前記基準ラインより下底のライン画像に向かうにつれて
単調に小さくなる輝度調整係数を各ライン画像に含まれ
る複数の画素の画素値に乗じて輝度を調整するようにし
てもよい。
【0016】このようにすれば、略台形の元画像のうち
各画素の平均の輝度が最も大きいライン画像を基準ライ
ン画像とすることができる。この基準ライン画像を基準
とした第3および第4の輝度調整係数を各ライン画像に
含まれる複数の画素の画素値に乗じれば、スクリーン上
に表示された画像の輝度をうまく調整することができ
る。
【0017】上記の装置において、前記輝度調整係数
は、前記画像歪み調整部において前記入力される画像信
号を調整する際に用いられる歪みの補正量に基づいて決
定されることが好ましい。
【0018】このようにすれば、画像歪み調整部におい
て用いた歪みの補正量に基づいて各ライン画像に含まれ
る複数の画素の画素値を調整することができるので、歪
みの補正量と対応した輝度の調整を行うことが可能とな
る。
【0019】上記の装置において、前記輝度調整係数
は、少なくとも前記略台形の元画像のライン方向の歪み
の補正量を用いて決定されることが好ましい。
【0020】このようにすれば、スクリーン上に表示さ
れた画像の輝度をうまく調整することができる。
【0021】また、上記の装置において、前記輝度調整
係数は、さらに、前記略台形の元画像の高さ方向の歪み
の補正量を用いて決定されることが好ましい。
【0022】このようにすれば、スクリーン上に表示さ
れた画像の輝度をうまく調整することができる輝度調整
係数をより正確に決定することが可能となる。
【0023】なお、本明細書において、「高さ方向」と
は、略台形を構成する互いにほぼ平行な2辺(上底およ
び下底)に垂直な方向を意味する。
【0024】上記の装置において、前記輝度調整係数
は、前記画像形成部において形成される前記略台形の元
画像の上底のライン画像の幅と前記略矩形の元画像の下
底のライン画像の幅とに基づいて決定される上底のライ
ン画像から下底のライン画像に向かって線形に変化する
第1の調整係数と、前記輝度調整係数の前記高さ方向の
輝度補正量は、前記画像形成部において形成される前記
略台形の元画像の高さと前記略矩形の元画像の高さとに
基づいて決定される上底のライン画像から下底のライン
画像に向かって線形に変化する第2の調整係数と、を乗
じた値に比例する値であるようにしてもよい。
【0025】このようにしても、スクリーン上に表示さ
れた画像の輝度を比較的うまく調整することができる。
【0026】本発明の方法は、画像をスクリーン上に投
写して表示する投写型表示装置の画像形成部に形成され
る元画像を処理するための画像処理方法であって、略矩
形の元画像が前記スクリーン上にあおり投写される場合
に生じる画像歪みを補正するために、前記画像形成部に
おいて略台形の元画像が形成されるように入力される画
像信号を調整する工程と、前記画像形成部において形成
される前記略台形の元画像が前記スクリーン上にあおり
投写される場合に生じる画像内の輝度変化を補正するた
めに、前記略台形の元画像を構成する複数のラインのラ
イン画像の輝度が、前記略台形の元画像の上底のライン
画像から下底のライン画像に向かって単調に小さくなる
ように、複数のライン画像のそれぞれを調整する工程
と、を備えることを特徴とする。
【0027】本発明の方法を用いても、上記の装置と同
様の作用・効果を有し、画像形成部において形成された
略台形の歪み画像をあおり投写する場合に、スクリーン
上に歪みのない画像を表示するとともに、表示される歪
みのない画像の画像内の輝度をうまく調整することが可
能となる。
【0028】
【発明の実施の形態】A.投写型表示装置:次に、本発
明の実施の形態を実施例に基づき説明する。図3は、本
発明の実施例としての投写型表示装置の電気的構成を主
として示すブロック図である。この装置には、CPU1
00と、ビデオデコーダ110と、同期分離回路120
と、AD変換部122と、ビデオプロセッサ200と、
2組のフレームメモリ140,142と、駆動部150
と、液晶パネル300とが備えられている。CPU10
0とビデオプロセッサ200とは、バスライン100a
を介して接続されている。また、バスライン100aに
は、液晶パネル300に形成される画像を生成するため
のパラメータ測定部402と、パラメータ設定部404
と、輝度調整モード設定部406とが接続されている。
また、この装置には、光源部310と投写レンズ320
とが備えられている。
【0029】なお、図3に示す液晶パネル300が本発
明の画像形成部に相当し、光源部310と投写レンズ3
20とが本発明の投写光学系に相当する。また、図3に
示す液晶パネル300と光源部310と投写レンズ32
0とを除く各部が本発明の画像調整部に相当する。
【0030】ビデオデコーダ110には、ビデオレコー
ダやテレビなどから出力されたアナログ画像信号AV1
が入力される。アナログ画像信号AV1は、輝度信号と
色信号と同期信号とが重畳された信号である。ビデオデ
コーダ110は、入力されたアナログ画像信号AV1か
ら、R,G,Bの3色のデジタル色信号で構成されるデ
ジタル画像信号DV1を生成して出力するとともに、垂
直および水平同期信号VSYNC1,HSYNC1を分
離して出力する。なお、出力されたデジタル画像信号D
V1と2つの同期信号VSYNC1,HSYNC1と
は、後述するビデオプロセッサ200に入力される。
【0031】一方、同期分離回路120には、パーソナ
ルコンピュータから出力されたアナログ画像信号AV2
が入力される。アナログ画像信号AV2は、アナログ色
信号と垂直および水平同期信号とを含んでいる。同期分
離回路120は、アナログ画像信号AV2から、垂直お
よび水平同期信号VSYNC2,HSYNC2と、3色
の色信号で構成されるアナログ色信号AV2’とを分離
して出力する。アナログ色信号AV2’はAD変換部1
22に入力される。
【0032】AD変換部122は、3つのAD変換器を
含んでいる。AD変換部122は、アナログ色信号AV
2’に含まれる3色の色信号のそれぞれを順次AD変換
して、3色のデジタル色信号で構成されるデジタル画像
信号DV2を出力する。デジタル画像信号DV2と2つ
の同期信号VSYNC2,HSYNC2とは、ビデオプ
ロセッサ200に入力される。なお、AD変換部122
におけるアナログ色信号AV2’のAD変換は、ビデオ
プロセッサ200から出力されるドットクロック信号D
CLK(後述する)に従って実行される。
【0033】ビデオプロセッサ200は、入力されたデ
ジタル画像信号DV1,DV2から液晶パネル300に
供給するための画像データを生成する機能を有してい
る。
【0034】図4は、ビデオプロセッサ200の内部構
成の一例を示す説明図である。ビデオプロセッサ200
は、サンプリングクロック生成部210と、データセレ
クタ220と、制御部230と、書込制御部240と、
読出制御部250と、読出アドレス生成部260と、輝
度調整部280とを備えている。制御部230は、バス
ライン100aを介してCPU100と接続されてお
り、CPU100からの指示に基づいてビデオプロセッ
サ200内の各部を制御する。なお、図4に示す読出制
御部250と読出アドレス生成部260とが、本発明の
画像歪み調整部に相当する。
【0035】サンプリングクロック生成部210には、
図3のビデオデコーダ110から出力された第1の同期
信号VSYNC1,HSYNC1と、同期分離回路12
0から出力された第2の同期信号VSYNC2,HSY
NC2とが入力されている。サンプリングクロック生成
部210は、制御部230から供給される制御信号CT
RSに基づいて、第1および第2の同期信号のいずれか
一方を選択し、選択された同期信号に基づいてサンプリ
ングクロック信号SCLKを生成する。生成されたサン
プリングクロック信号SCLKは制御部230に入力さ
れ、制御部230がビデオプロセッサ200内の各部を
制御するのに利用される。サンプリングクロック生成部
210は、第2の同期信号VSYNC2,HSYNC2
が選択された場合には、さらに、AD変換部122(図
3)に供給するための前述のドットクロック信号DCL
Kを出力する。
【0036】データセレクタ220には、2つのデジタ
ル画像信号DV1,DV2が入力されている。データセ
レクタ220は、制御部230から供給されるセレクト
信号SELに基づいて2つのデジタル画像信号DV1,
DV2のうちいずれか一方を選択し、選択されたデジタ
ル画像信号DVを出力する。
【0037】書込制御部240は、入力されたデジタル
画像信号DVを2組のフレームメモリ140(図3)に
交互に書き込む機能を有している。書込制御部240
は、2組のフレームメモリ140に対し、それぞれ1フ
レーム分の画像データDT,DT’を書き込む。すなわ
ち、第1のフレームメモリ140に1フレーム分の画像
データDTを書き込んだ後に、第2のフレームメモリ1
42に次の1フレーム分の画像データDT’を書き込
む。第1および第2のフレームメモリ140,142に
書き込まれる画像データDT,DT’は略矩形の画像を
表している。なお、書込制御部240における書き込み
動作は、制御部230から供給される書込制御信号CT
RWに基づいて行われる。書込制御信号CTRWは、制
御部230において、サンプリングクロック生成部21
0から入力されるサンプリングクロック信号SCLKに
応じて生成される。
【0038】読出制御部250は、2組のフレームメモ
リ140,142から略台形の歪み画像を表す歪み画像
データDTS,DTS’を交互に読み出す機能を有して
いる。読出制御部250は、2組のフレームメモリ14
0,142に記憶された略矩形の画像を表す画像データ
DT,DT’に含まれる複数の画素のうち、略台形の歪
み画像を表す歪み画像データDTS,DTS’を構成す
るのに必要な画素の画素データを選択して読み出す。こ
の読み出し画素の選択は、後述する読出アドレス生成部
260から供給されるアドレス制御信号ADDによって
制御される。また、読み出し動作は、制御部230から
供給される制御信号CTRRによって制御される。な
お、制御信号CTRRは、駆動部150(図3)から供
給される同期信号VSYNC3,HSYNC3に従って
生成される信号である。このように読み出された歪み画
像データDTS,DTS’は、歪み画像データDDVと
して読出制御部250から順次出力される。なお、この
歪み画像データDDVに基づく歪み画像を、そのまま図
3の液晶パネル300に形成すれば、スクリーン30上
で図2(A)に示すような歪みのない正画像34Aを表
示することが可能となる。
【0039】図5は、液晶パネル300に形成される正
画像34’と歪み画像34A’との関係を示す説明図で
ある。なお、図5に示す2つの画像34’,34A’
は、図2(B)に示す2つの画像34’,34A’と同
じである。前述したように、あおり投写しない場合に
は、液晶パネル300には正画像34’を形成すればよ
い。一方、あおり投写する場合には、液晶パネル300
には歪み画像34A’を形成させる必要がある。換言す
れば、あおり投写の場合には、正画像34’を歪み画像
34A’に変換して形成させる必要がある。具体的に
は、図5に示すように、正画像34’の点FP’におけ
る画像が、歪み画像34A’における点FPA’の位置
に形成されるように変更する。正画像34’と歪み画像
34A’との関係は、例えば、数式1によって表され
る。
【0040】
【数1】
【0041】ここで、(Xb,Yb)は、図5に示すよ
うに、液晶パネル300における正画像34’の座標値
を示している。(Hn,Vn)は、液晶パネル300に
おける歪み画像34A’の座標値を示している。Vm
は、液晶パネル300の垂直方向の最大の座標値を示し
ている。なお、これらの座標値は、図5に示す液晶パネ
ル300の左下点を座標原点ORG(0,0)とした場
合の座標値である。また、Lは、図1に示すように、投
写型表示装置20内の液晶パネル300とスクリーン3
0との距離を示している。θは、投写型表示装置20か
ら射出される光の光軸20cとスクリーン30の法線3
0nとのずれ角を示している。数式1に示す関係につい
ては、例えば、特開平8−98119号公報に記載され
ている。なお、本実施例においては、数式1に示す関係
に基づいて、歪み画像34A’を生成するが、他の関係
式を用いてもよい。
【0042】数式1の距離Lとずれ角θとの2つのパラ
メータは、図3に示すパラメータ測定部402あるいは
パラメータ設定部404によって与えられる。パラメー
タ測定部402は、距離Lとずれ角θとを測定する機能
を有している。距離Lは、例えば、カメラのオートフォ
ーカスなどで用いられる距離計測用の超音波センサなど
を投写型表示装置20に備えることによって測定するこ
とができる。ずれ角θは、図1に示すように、あおり投
写する際の投写型表示装置20の傾きを調整する「足」
の出方を測定することによって求めることができる。一
方、パラメータ設定部404においては、ユーザが距離
Lとずれ角θとの値をそれぞれ設定する。パラメータ測
定部402あるいはパラメータ設定部404によって決
定される2つのパラメータL,θを用いれば、数式1の
関係から、歪み画像34A’内の各点に対応する正画像
34’内の点の位置関係を知ることができる。なお、パ
ラメータ測定部402あるいはパラメータ設定部404
によって決定された2つのパラメータL,θは、バスラ
イン100aおよび図4の制御部230を介して読出ア
ドレス生成部260に与えられる。
【0043】読出アドレス生成部260は、制御部23
0から入力されるパラメータL,θの値を用いて、数式
1の関係に基づいて、前述のアドレス制御信号ADDを
出力する。具体的には、図5に示す略台形の歪み画像3
4A’内に含まれる各画素位置(Hn,Vn)に対応す
る正画像34’の画素位置(Xb,Yb)を特定するた
めのアドレス値をアドレス制御信号ADDとして出力す
る。また、図5の斜線部に示す略台形の歪み画像34
A’内に含まれない画素位置に対応する正画像34’の
画素位置、液晶パネル300の領域外となる。この場合
には、アドレス制御信号ADDとして、対応する正画像
34’の画素が存在しないことを示すアドレス値(例え
ば、「0」)を出力する。アドレス制御信号ADDは、
制御部230から供給される制御信号CTRRに基づく
タイミングで順次出力される。
【0044】上記のように、読出制御部250は、2つ
のフレームメモリ140,142に記憶された画像デー
タDT,DT’に含まれる複数の画素のうち、アドレス
制御信号ADDによって指定されたアドレスに記憶され
た画素データのみを順次抽出することによって、歪み画
像データDDVを出力する。このとき、対応する正画像
34’の画素が存在しないことを示すアドレス値(例え
ば、「0」)が入力される場合には、その画素について
は、例えば、「黒」を示す画素データを出力する。これ
によって、読出制御部250は、図5に示す略台形の歪
み画像34A’を含む矩形の画像を表す歪み画像データ
DDVを出力することができる。
【0045】輝度調整部280は、読出制御部250か
ら出力された歪み画像データDDVによって表される歪
み画像の輝度を調整して、調整済み画像データADVを
出力する機能を有している。
【0046】図6は、輝度調整部280における処理を
示す説明図である。図6(A)は、輝度調整部280に
入力される歪み画像データDDVによって表される略台
形の歪み画像が液晶パネル300にそのまま形成された
場合を示している。図6(B)〜(D)は、輝度調整部
280から出力される調整済み画像データADV1〜A
DV3によって表される3種類の略台形の歪み画像が液
晶パネル300に形成された場合を示している。なお、
図6(A)〜(D)に示す画像は、図4のフレームメモ
リ140,142内に全て同じ画素値を有する単色の
「べた画像」を表す画像データDT,DT’が記憶され
ている場合に出力される歪み画像データDDVおよび調
整済み画像データADV1〜ADV3によって表される
画像を示している。したがって、液晶パネル300に形
成される図6(A)の歪み画像の画像内の輝度はほぼ均
一であるが、図6(B)〜(D)の調整済み画像の画像
内の輝度は調整されている。
【0047】輝度調整部280における図6(B)〜
(D)に示す処理は、図3の輝度調整モード設定部40
6において設定される輝度調整モードに従って行われ
る。ユーザにより設定された輝度調整モードは、図4に
示すようにバスライン100aおよび制御部230を介
して、モード情報信号MDとして輝度調整部280に入
力される。
【0048】図6(B)は、第1の輝度調整モードを用
いた場合の調整済み画像データADV1によって表され
る調整済み画像が、液晶パネル300に形成された場合
を示している。第1の輝度調整モードを用いる場合に
は、略台形の歪み画像の上底の水平ラインが基準ライン
として設定され、各水平ラインの輝度が調整される。こ
こで、「基準ライン」とは、輝度調整の基準となる水平
ラインを意味し、他の水平ラインは基準ラインとの関係
により輝度が調整される。本実施例の輝度調整において
は、各水平ラインに含まれる複数の画素のそれぞれに対
して、水平ライン毎に変化する第1の係数K1(t)が
乗じられる。第1の係数K1(t)は、次の数式2によ
って表される。
【0049】
【数2】
【0050】ここで、図6(A)に示すように、tは、
略台形の歪み画像を構成する各水平ラインを下底から数
えたときのt番目の水平ラインを示しており、tmax
は、略台形の歪み画像の上底の水平ラインであるtmax
番目の水平ラインを示す。H(t)は、略台形の歪み画
像を構成するt番目の水平ラインの幅を意味し、V
(t)は、t番目の水平ラインの高さを意味する。した
がって、H(tmax )は、略台形の歪み画像のtmax 番
目の水平ライン(上底の水平ライン)の幅を示してお
り、V(tmax )は、上底の水平ラインの高さを示して
いる。また、Hmは、図5に示すHmと同じであり、0
番目の水平ライン(下底の水平ライン)の幅H(0)を
意味する。また、S1は、0より大きな定数である。な
お、定数S1については、さらに、後述する。
【0051】数式2から分かるように、第1の係数K1
(t)は、基準ラインであるtmax番目の上底の水平ラ
インについては「S1」となり、0番目の下底の水平ラ
インについては「S1・(H(tmax )・V(tmax
))/(Hm・Vm)」となるように変化する。具体
的には、数式2のHmが含まれる第1の括弧内の関数
は、上底ラインであるtmax 番目の水平ラインにおいて
「1」となり、下底ラインである0番目の水平ラインに
おいて「H(tmax )/Hm」となるように、水平ライ
ンtに応じて線形に変化する。また、Vmが含まれる第
2の括弧内の関数は、上底ラインであるtmax 番目の水
平ラインにおいて「1」となり、下底ラインである0番
目の水平ラインにおいて「V(tmax )/Vm」となる
ように、水平ラインtに応じて線形に変化する。したが
って、第1の係数K1(t)は、略台形の歪み画像を構
成する上底側の水平ラインから下底側の水平ラインに向
かうにつれて単調に小さくなる。
【0052】なお、上記の説明から分かるように、数式
2のHmが含まれる第1の括弧内の関数は、略台形の歪
み画像の水平方向の歪みの補正量に基づく水平方向に関
する輝度補正量を意味する。また、数式2のVmが含ま
れる第2の括弧内の関数は、略台形の歪み画像の垂直方
向の歪みの補正量に基づく垂直方向に関する輝度補正量
を意味する。
【0053】このとき、液晶パネル300に形成される
略台形の歪み画像の輝度は、図6(B)に示すように調
整される。すなわち、液晶パネル300に表示される基
準ラインである上底の水平ラインのライン画像の輝度に
ついてはS1倍に調整され、他の水平ラインのライン画
像の輝度については、上底側の水平ラインから下底側の
水平ラインに向かうにつれて単調に小さくなる。なお、
図6(B)においては、図示の便宜上、略台形の歪み画
像の輝度変化は6つの領域に区分して表されているが、
実際には、各水平ライン毎に単調に輝度が変化してい
る。このようにして、液晶パネル300に形成される略
台形の歪み画像の輝度を調整した調整済み画像データA
DV1を生成することにより、スクリーン30上に表示
される正画像の輝度を、その画像全体でほぼ均一にする
ことが可能となる。
【0054】なお、スクリーン30上に表示される画像
が比較的暗い場合には、定数S1を1より大きな値に設
定することによって、画像全体を明るくすることができ
る。すなわち、第1の係数K1(t)に含まれる定数S
1は、スクリーン30上に表示される正画像の画像全体
の輝度をほぼ均一に保ったまま、さらに、画像全体の輝
度を調整するための乗数である。なお、定数S1の設定
は、例えば、輝度を調整する前の略台形の歪み画像に含
まれる全ての画素の平均の画素値を求めることによって
うまく行うことができる。この平均の画素値は、読出制
御部250(図4)において略台形の歪み画像を構成す
る各画素データを読み出す際に求めることができる。求
められた平均の画素値が比較的小さい場合には、スクリ
ーン30上に表示される画像を明るくするために定数S
1として1を超える比較的大きな値を設定すればよい。
【0055】図6(C)は、第2の輝度調整モードを用
いた場合の調整済み画像データADV2によって表され
る調整済み画像が、液晶パネル300に形成された場合
を示している。第2の輝度調整モードを用いる場合に
は、略台形の歪み画像の下底の水平ラインが基準ライン
として設定され、各水平ラインの輝度が調整される。こ
の場合には、各水平ラインに含まれる複数の画素のそれ
ぞれに対して、水平ライン毎に変化する第2の係数K2
(t)が乗じられる。第2の係数K2(t)は、次の数
式3によって表される。
【0056】
【数3】
【0057】数式3から分かるように、第2の係数K2
(t)は、基準ラインである0番目の下底の水平ライン
について「S2」となり、tmax 番目の上底の水平ライ
ンについて「S2・(Hm・Vm)/(H(tmax )・
V(tmax ))」となるようい変化する。具体的には、
数式3のHmが含まれる第1の括弧内の関数は、上底ラ
インであるtmax 番目の水平ラインにおいて「Hm/H
(tmax )」となり、下底ラインである0番目の水平ラ
インにおいて「1」となるように、水平ラインtに応じ
て線形に変化する。また、Vmが含まれる第2の括弧内
の関数は、上底ラインであるtmax 番目の水平ラインに
おいて「Vm/V(tmax )」となり、下底ラインであ
る0番目の水平ラインにおいて「1」となるように、水
平ラインtに応じて線形に変化する。したがって、この
場合にも、第2の係数K2(t)は、略台形の歪み画像
を構成する上底側の水平ラインから下底側の水平ライン
に向かうにつれて単調に小さくなっている。
【0058】このとき、液晶パネル300に形成される
略台形の歪み画像の輝度は、図6(C)に示すように、
基準ラインである下底の水平ラインのライン画像の輝度
についてはS2倍に調整され、他の水平ラインのライン
画像の輝度については、下底側の水平ラインから上底側
の水平ラインに向かうにつれて単調に大きくなる。第2
の係数K2(t)を用いる場合にも、第1の係数K1
(t)を用いる場合と同様に、スクリーン30上に表示
される正画像の輝度を、その画像全体においてほぼ均一
にすることができる。
【0059】ただし、数式3に示す第2の係数K2
(t)は、定数S2が「1」である場合には常に1以上
の値となるため、略台形の歪み画像の上底側のライン画
像に含まれる画素の画素値が大きな値を示す場合には、
第2の係数K2(t)を乗じることによって画素値のダ
イナミックレンジを超えてしまう場合がある。例えば、
各画素の画素値が8ビットで構成されている場合には、
第2の係数K2(t)を乗じることによって、ダイナミ
ックレンジ(0〜255)を超える値となってしまう場
合がある。このような場合には、第2の係数K2(t)
に含まれる定数S2を1より小さな値に設定することに
よって、画像全体を暗くすることが好ましい。なお、定
数S2の設定は、上記の定数S1の設定と同様に、輝度
を調整する前の略台形の歪み画像に含まれる全ての画素
の平均の画素値に基づいて行うことができる。
【0060】図6(D)は、第3の輝度調整モードを用
いた場合の調整済み画像データADV3によって表され
る調整済み画像が、液晶パネル300に形成された場合
を示している。第3の輝度調整モードを用いる場合に
は、略台形の歪み画像の各水平ラインに含まれる複数の
画素の画素値の平均が最大となる水平ラインが基準ライ
ンとして設定され、各水平ラインの輝度が調整される。
輝度調整においては、各水平ラインに含まれる複数の画
素のそれぞれに対して、水平ライン毎に変化する第3の
係数K3(t)が乗じられる。第3の係数K3(t)
は、次の数式4によって表される。
【0061】
【数4】
【0062】ここで、tlは、基準ラインとなるtl番
目の水平ラインを示している。また、H(tl)は、略
台形の歪み画像を構成するtl番目の水平ラインの幅を
示している。
【0063】数式4から分かるように、第3の係数K3
(t)は、略台形の歪み画像を構成する各水平ラインに
ついては、上底側の水平ラインから下底側の水平ライン
に向かうにつれて単調に小さくなり、また、基準ライン
tlについては「S3」となる。
【0064】このとき、液晶パネル300に形成される
略台形の歪み画像の輝度は、図6(D)に示すように調
整される。液晶パネル300に表示される基準ラインで
あるtl番目の水平ラインのライン画像の輝度について
はS3倍に調整され、他の水平ラインのライン画像の輝
度については、上底側の水平ラインから下底側の水平ラ
インに向かうにつれて単調に小さくなる。したがって、
第3の係数K3(t)を用いる場合にも、上記の第1お
よび第2の係数K1(t),K2(t)を用いる場合と
同様に、スクリーン30上に表示される正画像の輝度
を、その画像全体においてほぼ均一にすることができ
る。また、この場合には、略台形の歪み画像の各水平ラ
インに含まれる複数の画素の画素値の平均が最大となる
水平ラインが基準ラインとして設定されているので、下
底の水平ラインを基準ラインとする第2の輝度調整モー
ド(数式3)よりも、各水平ラインに含まれる画素値が
ダイナミックレンジを超える恐れが少なくなるという利
点がある
【0065】なお、上記においては、略台形の歪み画像
の各水平ラインに含まれる複数の画素の画素値の平均が
最大となる水平ラインが基準ラインとして設定されてい
るが、略台形の歪み画像に含まれる全ての画素うち画素
値が最大となる画素を含む水平ラインを基準ラインとし
て設定してもよい。
【0066】このように、輝度調整部280(図4)
は、制御部230から入力されるモード情報信号MDに
従って、輝度調整モードを決定する。また、読出アドレ
ス生成部260から入力される種々の水平ライン(上底
ライン、下底ライン、基準ラインなど)の幅や高さなど
の係数決定情報KDに基づいて、各輝度調整モードにお
いて必要な輝度調整係数K1(t)〜K3(t)の内容
を決定する。そして、決定された輝度調整係数に基づい
て、歪み画像データDDVを構成する各ライン画像信号
の画素値を調整し、調整済み画像データADVを出力す
る。
【0067】ところで、上記の第1ないし第3の係数K
1(t)〜K3(t)では、上底の水平ラインから下底
の水平ラインに向かって、水平方向(ライン方向)につ
いてのみならず垂直方向(高さ方向)についても、その
輝度補正量は線形で変化している。例えば、数式2に示
す第1の係数K1(t)では、垂直方向の輝度補正量を
示すVmが含まれる第2の括弧内の関数は、水平ライン
の位置tに応じて線形に変化する関数である。しかし、
実際には、略台形の歪み画像は、数式1に基づいて、図
5に示すように補正される。すなわち、略台形の歪み画
像は、水平方向については、上底の水平ラインから下底
の水平ラインまでほぼ線形に補正されているが、垂直方
向については、上底側ほど大きな割合で補正されてい
る。したがって、垂直方向の輝度補正量については、数
式1に忠実に従った補正量を用いることが望ましい。こ
うすれば、歪み画像を生成する際の補正量と対応した輝
度調整を行うことができるので、スクリーン上に表示さ
れる画像内の輝度分布をよりかなり均一にすることがで
きるという利点がある。ただし、上記のように垂直方向
について線形に変化する輝度補正量を用いる場合には、
スクリーン30上に表示される正画像の画像内の輝度を
容易にほぼ均一にすることができるという利点がある。
【0068】また、上記の係数K1(t)〜K3(t)
は、略台形の歪み画像を構成する各ラインの水平方向の
輝度補正量にのみ基づいて決定されていてもよい。この
場合には、第1の係数K1(t)については、例えば、
数式2の水平方向の輝度補正量に関するHmが含まれる
第1の括弧内の関数を2乗したものを用いればよい。こ
うしても、スクリーン30上に表示される正画像の輝度
分布をほぼ均一にすることが可能となる。
【0069】また、上記の第1ないし第3の係数K1
(t)〜K3(t)に代えて、次の数式5で表される係
数K(t)を用いてもよい。
【0070】
【数5】
【0071】ここで、sは、0より大きな定数である。
【0072】上記の数式5を用いても、スクリーン30
上に表示される正画像の輝度分布をほぼ均一にすること
ができる可能性がある。
【0073】上記の説明から分かるように、輝度調整係
数は、略矩形の歪み画像を表す歪み画像データDDVを
生成する際に用いられる歪みの補正量に基づいて決定さ
れていればよい。
【0074】図3の駆動部150は、供給された調整済
み画像データADVに従って液晶パネル300を駆動す
る。液晶パネル300には、光源部310から射出され
る光が照射されており、液晶パネル300が駆動される
ことにより液晶パネル300に調整済み画像データAD
Vによって表される輝度が調整された歪み画像が形成さ
れる。液晶パネル300に形成された歪み画像は、投写
光学系によって投写され、スクリーン30上に輝度がほ
ぼ均一に調整された正画像が表示される。
【0075】以上、説明したように、本実施例において
は、液晶パネル300に形成される略台形の歪み画像を
構成する各ラインのライン画像の輝度を調整する。これ
により、スクリーン30上において、歪みのない正画像
を表示させることができるとともに、表示される正画像
の画像内の輝度をうまく調整することが可能となる。
【0076】なお、この発明は上記の実施例や実施形態
に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲に
おいて種々の態様において実施することが可能であり、
例えば以下のような変形も可能である。
【0077】(1)上記実施例では、画像形成部とし
て、液晶パネル300を用いているが、これに代えてマ
イクロミラー型光変調装置を用いるようにしてもよい。
マイクロミラー型光変調装置としては、例えば、DMD
(デジタル・マイクロミラー・デバイス)(TI社の登
録商標)を用いることができる。また、画像形成部とし
て、高輝度ブラウン管を用いることも可能である。本発
明の画像形成部としては、一般に、画像信号を画像光に
変換する種々の装置を利用することができる。
【0078】なお、画像形成部として、上記の高輝度ブ
ラウン管を用いる場合には、通常、最高輝度の状態は利
用されていないので、略台形の歪み画像の上底側のライ
ン画像の輝度を、対応する矩形の正画像のライン画像の
輝度よりも大きくすることが容易である。一方、液晶パ
ネルにおいては、通常、パネルのほぼ最高の光透過率ま
で利用されているため、略台形の歪み画像の上底側のラ
イン画像の輝度を、対応する矩形の正画像のライン画像
の輝度と同等にして、略台形の歪み画像の下底側のライ
ン画像の輝度を小さくすることが好ましい。
【0079】(2)上記実施例では、図4に示す読出制
御部250は、略台形の歪み画像を構成するのに必要な
画素データをフレームメモリ140,142からそのま
ま読み出すことにより歪み画像データDDVを出力して
いるが、略台形の歪み画像データDDVに含まれる各画
素データは補完されていてもよい。画素データの補完
は、例えば、略台形の歪み画像において隣接する画素の
画素データ間で行えばよい。
【0080】(3)上記実施例では、図1(B)に示す
ように、投写型表示装置20から射出される画像を上方
にあおり投写する場合について説明したが、投写型表示
装置20を天井などに吊り下げて画像を下方にあおり投
写する場合についても、同様に本発明を適用することが
できる。この場合には、液晶パネル300上に、図6に
示す略台形の歪み画像と上下逆向きの画像を形成すれば
よい。この場合にも、略台形の歪み画像の輝度は、上底
(短辺)の水平ラインから下底(長辺)の水平ラインに
向かって単調に小さくなるように調整すればよい。
【0081】(4)上記実施例では、図4に示すよう
に、本発明の画像歪み調整部と輝度調整部とに相当する
読出制御部250と読出アドレス生成部260と輝度調
整部280とが、投写型表示装置20の内部に備えられ
ている場合について説明したが、他の画像処理装置が、
画像歪み調整部と輝度調整部とを備えるようにしてもよ
い。この場合には、他の画像処理装置が、入力される画
像信号を調整することによって調整済み画像信号を生成
し、画像形成部と投写光学系とを備える投写部に供給す
ればよい。なお、この場合には、他の画像処理装置と投
写部とが、本発明の投写型表示装置に相当する。
【図面の簡単な説明】
【図1】投写型表示装置を用いて投写される画像を示す
説明図。
【図2】あおり投写する場合に、スクリーン30上に表
示される画像と液晶パネル300に形成される画像との
関係を示す説明図。
【図3】本発明の実施例としての投写型表示装置の電気
的構成を主として示すブロック図。
【図4】ビデオプロセッサ200の内部構成の一例を示
す説明図。
【図5】液晶パネル300に形成される正画像34’と
歪み画像34A’との関係を示す説明図。
【図6】輝度調整部280における処理を示す説明図。
【符号の説明】
20…投写型表示装置 30…スクリーン 100…CPU 100a…バスライン 110…ビデオデコーダ 120…同期分離回路 122…AD変換部 140,142…フレームメモリ 150…駆動部 200…ビデオプロセッサ 210…サンプリングクロック生成部 220…データセレクタ 230…制御部 240…書込制御部 250…読出制御部 260…読出アドレス生成部 280…輝度調整部 300…液晶パネル 310…光源部 320…投写レンズ 402…パラメータ測定部 404…パラメータ設定部 406…輝度調整モード設定部

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投写型表示装置であって、 入力される画像信号を調整して調整済み画像信号を出力
    するための画像調整部と、 前記調整済み画像信号に基づいて画像を形成するための
    画像形成部と、 前記画像形成部に形成された元画像をスクリーン上に投
    写するための投写光学系と、を備え、前記画像調整部
    は、 略矩形の元画像が前記スクリーン上にあおり投写される
    場合に生じる画像歪みを補正するために、前記画像形成
    部において略台形の元画像が形成されるように前記入力
    される画像信号を調整する画像歪み調整部と、 前記画像形成部において形成される前記略台形の元画像
    が前記スクリーン上にあおり投写される場合に生じる画
    像内の輝度変化を補正するために、前記略台形の元画像
    を構成する複数のラインのライン画像の輝度が、前記略
    台形の元画像の上底のライン画像から下底のライン画像
    に向かって単調に小さくなるように、複数のライン画像
    のそれぞれを調整する輝度調整部と、を備えることを特
    徴とする投写型表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の投写型表示装置であっ
    て、 前記輝度調整部は、前記略台形の元画像に含まれる前記
    複数のライン画像のうち上底のライン画像を基準ライン
    画像として、下底のライン画像に向かうにつれて単調に
    小さくなる輝度調整係数を各ライン画像に含まれる複数
    の画素の画素値に乗じて輝度を調整する、投写型表示装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の投写型表示装置であっ
    て、 前記輝度調整部は、前記略台形の元画像に含まれる前記
    複数のライン画像のうち下底のライン画像を基準ライン
    画像として、上底のライン画像に向かうにつれて単調に
    大きくなる輝度調整係数を各ライン画像に含まれる複数
    の画素の画素値に乗じて輝度を調整する、投写型表示装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の投写型表示装置であっ
    て、 前記輝度調整部は、前記略台形の元画像に含まれる前記
    複数のライン画像のうち、各ライン画像に含まれる複数
    の画素の画素値の平均が最大となるライン画像を基準ラ
    イン画像として、前記基準ライン画像より上底のライン
    画像に向かうにつれて単調に大きくなる輝度調整係数を
    各ライン画像に含まれる複数の画素の画素値に乗じて輝
    度を調整し、前記基準ラインより下底のライン画像に向
    かうにつれて単調に小さくなる輝度調整係数を各ライン
    画像に含まれる複数の画素の画素値に乗じて輝度を調整
    する、投写型表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項2ないし4のいずれかに記載の投
    写型表示装置であって、 前記輝度調整係数は、前記画像歪み調整部において前記
    入力される画像信号を調整する際に用いられる歪みの補
    正量に基づいて決定される、投写型表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の投写型表示装置であっ
    て、 前記輝度調整係数は、少なくとも前記略台形の元画像の
    ライン方向の歪みの補正量を用いて決定される、投写型
    表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の投写型表示装置であっ
    て、 前記輝度調整係数は、さらに、前記略台形の元画像の高
    さ方向の歪みの補正量を用いて決定される、投写型表示
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の投写型表示装置であっ
    て、 前記輝度調整係数は、 前記画像形成部において形成される前記略台形の元画像
    の上底のライン画像の幅と前記略矩形の元画像の下底の
    ライン画像の幅とに基づいて決定される上底のライン画
    像から下底のライン画像に向かって線形に変化する第1
    の調整係数と、前記輝度調整係数の前記高さ方向の輝度
    補正量は、前記画像形成部において形成される前記略台
    形の元画像の高さと前記略矩形の元画像の高さとに基づ
    いて決定される上底のライン画像から下底のライン画像
    に向かって線形に変化する第2の調整係数と、を乗じた
    値に比例する値である、投写型表示装置。
  9. 【請求項9】 画像をスクリーン上に投写して表示する
    投写型表示装置の画像形成部に形成される元画像を処理
    するための画像処理方法であって、 (a)略矩形の元画像が前記スクリーン上にあおり投写
    される場合に生じる画像歪みを補正するために、前記画
    像形成部において略台形の元画像が形成されるように入
    力される画像信号を調整する工程と、 (b)前記画像形成部において形成される前記略台形の
    元画像が前記スクリーン上にあおり投写される場合に生
    じる画像内の輝度変化を補正するために、前記略台形の
    元画像を構成する複数のラインのライン画像の輝度が、
    前記略台形の元画像の上底のライン画像から下底のライ
    ン画像に向かって単調に小さくなるように、複数のライ
    ン画像のそれぞれを調整する工程と、を備えることを特
    徴とする画像処理方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の画像処理方法であっ
    て、 前記工程(b)は、前記略台形の元画像に含まれる前記
    複数のライン画像のうち上底のライン画像を基準ライン
    画像として、下底のライン画像に向かうにつれて単調に
    小さくなる輝度調整係数を各ライン画像に含まれる複数
    の画素の画素値に乗じて輝度を調整する、画像処理方
    法。
  11. 【請求項11】 請求項9記載の画像処理方法であっ
    て、 前記工程(b)は、前記略台形の元画像に含まれる前記
    複数のライン画像のうち下底のライン画像を基準ライン
    画像として、上底のライン画像に向かうにつれて単調に
    大きくなる輝度調整係数を各ライン画像に含まれる複数
    の画素の画素値に乗じて輝度を調整する、画像処理方
    法。
  12. 【請求項12】 請求項9記載の画像処理方法であっ
    て、 前記工程(b)は、前記略台形の元画像に含まれる前記
    複数のライン画像のうち、各ライン画像に含まれる複数
    の画素の画素値の平均が最大となるライン画像を基準ラ
    イン画像として、前記基準ライン画像より上底のライン
    画像に向かうにつれて単調に大きくなる輝度調整係数を
    各ライン画像に含まれる複数の画素の画素値に乗じて輝
    度を調整し、前記基準ラインより下底のライン画像に向
    かうにつれて単調に小さくなる輝度調整係数を各ライン
    画像に含まれる複数の画素の画素値に乗じて輝度を調整
    する、画像処理方法。
  13. 【請求項13】 請求項10ないし12のいずれかに記
    載の画像処理方法であって、 前記輝度調整係数は、前記画像歪み調整部において前記
    入力される画像信号を調整する際に用いられる歪みの補
    正量に基づいて決定される、画像処理方法。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の画像処理方法であっ
    て、 前記輝度調整係数は、少なくとも前記略台形の元画像の
    ライン方向の歪みの補正量を用いて決定される、画像処
    理方法。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の画像処理方法であっ
    て、 前記輝度調整係数は、さらに、前記略台形の元画像の高
    さ方向の歪みの補正量を用いて決定される、画像処理方
    法。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の画像処理方法であっ
    て、 前記輝度調整係数は、 前記画像形成部において形成される前記略台形の元画像
    の上底のライン画像の幅と前記略矩形の元画像の下底の
    ライン画像の幅とに基づいて決定される上底のライン画
    像から下底のライン画像に向かって線形に変化する第1
    の調整係数と、前記輝度調整係数の前記高さ方向の輝度
    補正量は、前記画像形成部において形成される前記略台
    形の元画像の高さと前記略矩形の元画像の高さとに基づ
    いて決定される上底のライン画像から下底のライン画像
    に向かって線形に変化する第2の調整係数と、を乗じた
    値に比例する値である、画像処理方法。
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