JP2000196500A - 伝送遅延を判定する装置およびその方法 - Google Patents

伝送遅延を判定する装置およびその方法

Info

Publication number
JP2000196500A
JP2000196500A JP31769399A JP31769399A JP2000196500A JP 2000196500 A JP2000196500 A JP 2000196500A JP 31769399 A JP31769399 A JP 31769399A JP 31769399 A JP31769399 A JP 31769399A JP 2000196500 A JP2000196500 A JP 2000196500A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
code
sequence
generating
value
buffer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP31769399A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4332270B2 (ja
JP2000196500A5 (ja
Inventor
Luc Dangeau Martin
マーティン・ルク・ダンジュー
V Kotov Anatori
アナトリ・ヴィー・コトフ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nortel Networks Corp
Original Assignee
Nortel Networks Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US09/215,463 external-priority patent/US6445714B1/en
Application filed by Nortel Networks Corp filed Critical Nortel Networks Corp
Publication of JP2000196500A publication Critical patent/JP2000196500A/ja
Publication of JP2000196500A5 publication Critical patent/JP2000196500A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4332270B2 publication Critical patent/JP4332270B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Complex Calculations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】並列相関器をより効率的に実現する方法を提供
する。 【解決手段】符号生成装置は、初期LCマスク602、
初期状態レジスタ604、状態バッファ、ローカルPN
符号発生器10、およびIとQシフトレジスタを備え
る。初期LC状態マスクは、LC線形フィードバック・
シフトレジスタ(LFSR)のマスクを入力する。初期
状態レジスタ604は、同相および直交の初期内容を、
LC LFSRの初期内容と共に入力する。その後、ロ
ーカルPN符号発生器10は、ILCおよびQLC系列
を生成し、IおよびQシフトレジスタに入力される。シ
フトレジスタは、ILCおよびQLC系列を相関デバイ
スに出力する。ILCおよびQLC系列の長さは、シフ
トレジスタ内のレジスタ数よりも大きく、複数のパスが
必要である。状態バッファは、特定の時間にLFSRの
内容を保存する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は符号発生器に関
し、より具体的には、符号分割多元接続(CDMA)通
信システムにおいて使用される符号発生器に関する(し
かし、このような符号発生器に限るわけではない)。
【0002】
【従来の技術】CDMAシステムは周知である。一般に
は、CDMA Cellular Mobile Co
mmunications and Network
Security(Dr.Man Young Rhe
e、Prentice Hall 1988、ISBN
0−13−598418−1)および標準TIA/EI
A/IS−95を参照されたい。標準TIA/EIA/
IS−95を、以下「IS−95」と呼ぶ。
【0003】CDMAシステムでは、移動局から基地局
へ送信される情報ビットは、たたみ込み符号化、シンボ
ル繰り返し、ブロック・インターリービングを受け、そ
の結果、コード・シンボルと呼ばれるものを含むビット
・ストリームを得ることができる。図1に示すように、
コード・シンボルは、その後、「ウォルシュ(Walsh)
チップ」に変調され、CDMA分野では「ロングコー
ド」(LC)と呼ばれる順次ビットによって擬似雑音
(PN)チップに「拡散(spread)」される。次いで、P
Nチップは、IチャネルおよびQチャネルと呼ばれる2
つのチャネルに、オフセット1/4位相シフトキーイン
グ(OQPSK)変調される。Qチャネルは、PNチッ
プ区間の2分の1だけ遅延される。2つのチャネルへの
拡散は、モジュロ2演算において、PNチップ・ストリ
ームを、それぞれPNおよびPNと呼ばれる2つの
異なる擬似雑音バイナリ系列の順次ビットに加えること
によって達成される。その後、PNチップは、基地局へ
の「エア・リンク(air link)」(無線伝送)のため、ベ
ースバンドから無線伝送周波数に変換される。
【0004】基地局が信号を復調するとき、基地局は、
ベースバンドに変換し直し、前述のOQPSK変調、ロ
ングコード拡散およびウォルシュ変調を解除する。この
目的のため、移動局のウォルシュ関数、ロングコード発
生器、PN発生器およびPN発生器の対応する要素
が、送信されるデータを拡散して変調するのに使用され
た符号の「ローカル・レプリカ」を生成するために、基
地局に存在することができる。しかし、移動局からの送
信の開始時には、特に送信中に起こる遅延のために、一
般的に基地局の発生器は受信信号と同期しない。また、
移動局は、衝突回避のために遅延を導入することができ
る。したがって、基地局は、同期を行うために送信遅延
の量を求める必要がある。これは、一般に「サーチャー
(searcher)」と呼ばれる装置によって行われる。一般
に、遅延は、「不確定領域」と呼ばれる特定の量以下で
あると仮定することができる。
【0005】従来のサーチャーは一般に、相関回路を使
用して、意味のある結果が得られるまで、着信した受信
信号に対して様々な量の遅延を試すことによって試行錯
誤を重ねる。
【0006】「1分岐(one-branch)」探索方式は、1の
みの相関器を使用して生の入ってくる入力に対する相関
を試みる。このような方式は非常に低速であり、(たと
えば、IS−95標準に記載された)CDMAシステム
の厳しい要件を満たすことができない。
【0007】生の入力データを使用する「多重分岐(mul
ti-branch)」方式(基本的に、それぞれのサーチャーが
異なる遅延量を試す複数の1分岐サーチャー)は、サー
チャーが多い分だけ1分岐方式よりも高速であるが、多
くの場合、依然としてCDMAシステムに関する標準の
ような厳しい標準を満たしていない。
【0008】「完全並列(total parallel)」探索方式
は、最大尤度基準に従う探索を最適化する。このような
方式は、「1分岐」方式よりもずっと高速であり、CD
MAシステムの厳しい要件を満たす。しかし、これは、
複雑さおよび経費が増大するという犠牲を払うことによ
って得られる。
【0009】並列相関器のシステムを、複数の相関器の
複数のパスを使用して達成される必要な探索領域を完全
にカバーすることにより、制限された状態で実現するこ
ともできる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】完全な方式であるか、
または制限された方式であるかにかかわらず、任意の並
列相関方式の1つの重要な問題は、必要な符号発生器の
数である。通常の相関方式では、相関器ごとに1つの符
号発生器がある。並列相関構成では、すでに複雑な実施
態様に、かなりな量の複雑さを足すこととなる。また、
この場合、回路全体内にかなりの量の追加のゲート、信
号方式およびアクセス・ポートを必要とする。したがっ
て、利用可能な資源をより効率的に使用することを可能
にする並列相関器を用いて、機能拡張された単一の符号
発生器を実現する必要がある。
【0011】この発明の目的は、従来技術の欠点を解消
し、特に、並列相関器をより効率的に実現することので
きるシステムおよび方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の側面によると、こ
の発明は、それぞれに第1のデータ・ビット系列が入力
される複数の相関デバイスに結合されるよう配置された
符号生成装置を提供する。該符号生成装置は、符号発生
器と、少なくとも1つの個別のレジスタを有する第1の
シフトレジスタと、状態バッファとを備える。符号発生
器は、第1のシフトレジスタに出力される第2のデータ
・ビット系列を生成し、第1のシフトレジスタは、少な
くとも1つのシフトされた第2のデータ・ビット系列を
生成する。また符号生成装置は、相関デバイスのそれぞ
れに、第2のデータ・ビット系列およびシフトされた第
2のデータ・ビット系列の少なくとも一方が入力される
よう配置される。状態バッファは、第1のシフトレジス
タにおける予め決められた数のシフトの後で、少なくと
も符号発生器からの記憶情報を記憶し、予め決められた
復元時間に、少なくとも符号発生器に該記憶情報を出力
する。
【0013】第2の側面によると、この発明は、第1の
側面に従う符号生成装置を組み込み、さらに複数の相関
デバイスを備える相関装置を提供する。該相関装置に
は、第1のデータ・ビット系列が入力される。相関デバ
イスのそれぞれには、第1のデータ・ビット系列と、第
2のデータ・ビット系列およびシフトされた第2のデー
タ・ビット系列の少なくとも一方とが入力される。
【0014】第3の側面によると、この発明は、それぞ
れに第1のデータ・ビット系列が入力される複数の相関
デバイスに結合されるよう配置された符号生成装置にお
いて、相関デバイスのそれぞれに入力される第2のデー
タ・ビット系列を生成する方法を提供する。該方法は、
符号発生器を初期化するステップと、符号発生器を使用
して第2のデータ・ビット系列を生成するステップと、
第1のシフトレジスタを使用して第2のデータ・ビット
系列をシフトし、少なくとも1つのシフトされた第2の
データ・ビット系列を生成するステップと、第2のデー
タ・ビット系列およびシフトされた第2のデータ・ビッ
ト系列の少なくとも一方を相関デバイスのそれぞれに出
力するステップと、第2のデータ・ビット系列を予め決
められたシフト回数だけシフトした後、少なくとも1つ
の符号発生器からの記憶情報を保存するステップと、予
め決められた復元時間に、少なくとも1つの符号発生器
に該記憶情報を出力するステップとを含む。
【0015】
【発明の実施の形態】この発明の第1および第2の好ま
しい実施形態は共に、受信信号をオーバーサンプリング
し、これらの信号サンプルのうち少なくともいくつかの
サンプルの和をとってバッファに記憶し、記憶された和
を、遅延量をインクリメントして生成されたローカル・
レプリカに対して、加速されたクロックレートで相関
し、遅延量を特定する相関を求めることによって、受信
信号に加えられた遅延を求める「サーチャー」の形態内
で実現される。
【0016】図2はサーチャー・アーキテクチャのブロ
ック図であり、このアーキテクチャ内で、この発明の第
1の実施形態が実現される。以下のパラメータを、この
発明の実施形態に適用することができる。
【0017】・PNチップレート:1.2288Mcp
s ・フレーム区間:20ms ・1フレームは、96個のウォルシュ・シンボルを含
む。 ・ロングコードは、42ビットのLFSRから得る。 ・IチャネルPN符号およびQチャネルPN符号は、1
5ビットのLFSRから得る。 ・変調:OQPSK ・アクセス手順:アクセス・チャネルのプリアンブルお
よびアクセス・チャネルのメッセージ・カプセルからな
るアクセス・プローブの送信 ・アクセス・チャネルのプリアンブルは、1〜16個の
フレーム(20ms〜320ms)でよい。 ・不確定領域は、512個のPNチップ未満である。 ・1つのウォルシュ・シンボルは、256個のPNチッ
プを含む。
【0018】当該技術分野の当業者には、構成要素の選
択に応じてこれらのパラメータを変更できることが認識
されよう。
【0019】一例として、このアーキテクチャは、3つ
のセクタをカバーするCDMA基地局に存在し、それぞ
れのセクタが2本のダイバーシチ・アンテナを有すると
仮定する。したがって、A1〜A6で指定される6本の
アンテナがある。当該技術分野の当業者には、3つより
も多いまたは少ないセクタを含み、2本よりも多いまた
は少ないアンテナを使用できることが明らかであろう。
セクタにおけるダイバーシチ・アンテナのそれぞれは、
マルチパス環境の異なるパスを介して受信できるので、
それぞれのアンテナについて個別に遅延を求めることが
できる。
【0020】それぞれのアンテナは無線周波数(RF)
ユニット1に接続され、無線周波数ユニットは、受信信
号をベースバンドに変換する。アナログ・デジタル(A
/D)変換器2のそれぞれは、それぞれのRFユニット
1に結合され、PNチップレートの8倍のレートで、受
信信号の4ビットサンプルを取り込む(オーバーサンプ
リング)。代替の実施形態では、これよりも高いまたは
低いサンプリング・レートを使用することができる。
【0021】スイッチ3は、A/D変換器2のすべてに
結合され、一度に1本のアンテナからのサンプルを処理
する。現在サンプリングされているアンテナについて、
スイッチ3に結合された事前組合せ(precombining)要素
4は、制御サーチャー13の制御下で、4ビットサンプ
ルの組合せの4つの系列をバッファ5に記憶する。この
実施形態では、使用されるサンプルの範囲は、1つのウ
ォルシュ・シンボル区間(256個のPNチップ)に対
応する。サンプルが、1、2、3、4、5、...と番
号付けされているものと仮定する。Iサンプルストリー
ムおよびQサンプルストリームのそれぞれにおけるサン
プルの系列について、以下のようにバッファ5に記憶さ
れる。
【0022】1)Buffer_odd_Iは、Iサン
プルのストリームから、サンプル3とサンプル7の和、
サンプル11とサンプル15の和、サンプル19とサン
プル23の和、...、サンプル2043とサンプル2
047の和を記憶する。 2)Buffer_odd_Qは、Qサンプルのストリ
ームから、対応する和を記憶する。 3)Buffer_even_Iは、Iサンプルのスト
リームから、サンプル7とサンプル11の和、サンプル
15とサンプル19の和、サンプル23とサンプル27
の和、...、サンプル2047とサンプル2051の
和を記憶する。 4)Buffer_even_Qは、Qサンプルストリ
ームから、対応する和を記憶する。
【0023】この実施形態は、この発明では論じない受
信機の他の部分にもオーバーサンプリングを使用するこ
とを意図している。たとえば、受信機のいくつかの部分
は、1PNチップ区間よりもかなり細かい増分で遅延を
調整するために、オーバーサンプリングを使用すること
ができる。この発明は、PNチップ区間あたり2のみの
サンプルを使用する。
【0024】こうして、256個の和がそれぞれのバッ
ファに格納され、それぞれの和のサイズは、2つの4ビ
ットサンプルの和であるので5ビットとなる。偶数バッ
ファを充填する際に使用されるサンプルは、2分の1チ
ップ時間だけ遅れて取り込まれたサンプルから得られる
ので、奇数バッファを充填する際に使用されるサンプル
から2分の1PNチップだけ本質的に遅延される。サン
プルのこれらの特別の組合せは、相関器6に対するバッ
ファ5の相互接続性と相俟って、信号対雑音比(SN
比)の損失無くして、信号処理の速度を2倍にする能力
を付与する。
【0025】OQPSK相関器6はバッファ5に結合さ
れ、以下に詳細に述べるように、バッファ5に記憶され
た受信信号の「断片(piece)」を、ローカルPN符号発
生器10の不確定領域にわたるすべての可能な状態に対
して相関付ける。移動局では、ロングコード(Long Cod
e;LC)は通常、既知の構成である42ビットの線形フ
ィードバック・シフトレジスタ(LFSR)によって生
成され、PN符号およびPN符号は、既知の構成で
ある15ビットのLFSRによって生成される。当該技
術分野の当業者に周知の手段によって、同じ構成のLF
SRを、初期状態マスク11も含め、基地局の受信機こ
の場合はローカルPN符号発生器10内に含めることが
できる。これらの構成要素を用い、ローカルPN符号発
生器10は、当該技術分野の当業者に周知の手段によ
り、モジュロ2演算において、LC系列の連続ビットに
PN系列およびPN系列の連続ビットをそれぞれ加
えることによって、ILC系列およびQLC系列を出力
することができる。このように生成されたビット系列I
LC、QLCが、移動局で使用される符号の「ローカル
・レプリカ」である。
【0026】これらの符号系列ILC、QLCは、好ま
しい実施形態では、それぞれ図2に示すようにIシフト
レジスタ8およびQシフトレジスタ9に順次入力され、
符号系列ILC、QLCのシフトされたものを生成す
る。これらのシフトされたILCおよびQLCを、以下
ではILCn、QLCnと呼ぶ。ここでnは、系列が受
けたシフトの回数である。たとえば、ILC0、QLC
0は、シフトされていないローカル・レプリカである。
好ましい実施形態におけるシフトレジスタ8、9は、相
関器6およびローカルPN符号発生器10との間に結合
され、15個の個々のレジスタを備える。シフトレジス
タ8、9、ローカルPN符号発生器10、初期状態マス
ク11、シフトレジスタ8、9およびローカルPN符号
発生器10の両方に結合された状態バッファ12は、共
に図2に示すこの発明の第1の好ましい実施形態の構成
要素であり、これらの構成要素について以下に図5を参
照して詳しく説明する。第2の好ましい実施形態につい
ては、以下に図6を参照して説明する。
【0027】図3は、この発明の第1の好ましい実施形
態の詳細を含む図2のサーチャーの詳細を示す。具体的
に言うと、最初に図2に示された相関器6は、図3にお
いて、それぞれ相関器Z1およびZ2を示す要素6−1
および6−2として、相関器Z3、Z4、Z
5、...、Z32を概略的に表わす一般化された相関
器要素6−Nと共に示されている。現在説明している実
施形態は、32個の相関器を使用する。ただし代替の実
施形態では、この数を増やして性能を向上させる、また
は削減して経済性を高めることができる。
【0028】相関器6の数は、シフトレジスタ8、9の
いずれからも利用可能なタップの数(合計して16個の
タップ)の2倍(32)である。それぞれの相関器対
(すなわち、Z1およびZ2、Z3およびZ
4、...、Z31およびZ32)は、シフトレジスタ
8、9からの同じILCn、QLCn系列を使用する。
相関器6の対およびバッファ5の特別な接続によって、
それぞれの相関器対Z1およびZ2、Z3およびZ
4、...、Z31およびZ32からの相関値が2分の
1PNチップ離れるよう相関積分が計算される。
【0029】提供されるバッファ5およびシフトレジス
タ8、9には、使用される回路の能力を超えないかぎ
り、任意のクロックレートを使用することができる。こ
の実施形態は、19.66MHzのクロックレートを使
用する。このレートは、PNチップレートの16倍であ
り、今日の回路の能力範囲内にある。
【0030】図3では、バッファ5が、バッファ5−1
から5−4として示される。これらのバッファのそれぞ
れは、出力1および2を持つ。ただし出力2は、バッフ
ァ5−1および5−2上でのみ使用される。それぞれの
バッファ5における出力2は、出力1から1PNチップ
時間だけ遅延される。相関器6のそれぞれは、I、Id
elay、Q、およびQdelayと示された、バッフ
ァ5からの4つの入力を持つ。図3は、バッファ5およ
び相関器6の相互接続性の詳細を示す。また、相関器6
のそれぞれは、Iシフトレジスタ8およびQシフトレジ
スタ9のそれぞれにある特定のタップからの入力を持
つ。相関器6の対が、シフトレジスタ8、9内の同一タ
ップに接続するということは理解されよう。たとえば、
相関器Z1およびZ2は、両方のシフトレジスタ8、9
上のタップ15に接続され、相関器Z3およびZ4(一
般化された要素6−Nに暗黙的に示される)は、タップ
14に接続され、以下同様である。前述した遅延のため
に、1つの対における相関器6は、互いに2分の1PN
チップ区間離れて、記憶されたサンプルと共に動作す
る。上記の遅延を表1に要約する。
【0031】
【表1】
【0032】Z2(およびすべての偶数相関器)のすべ
ての入力が、Z1への入力に対して2分の1PNチップ
遅延されることが、表1からわかる。こうして、それぞ
れの相関器対によって生成された2つの相関値は、互い
に2分の1PNチップ区間離れている。前述したよう
に、サンプルを2分の1PNチップ区間離して事前に組
み合わせることによって、2分の1PNチップ分解能で
相関値を得ることが容易になる。
【0033】バッファ5に記憶された受信信号の「断
片」は、不確定領域にわたるローカル・レプリカのセグ
メントに対して相関付けられ、どの断片が著しく大きな
相関値を生成するかを判定し、こうして遅延を判定す
る。それぞれのセグメントの長さは256ビット(それ
ぞれのバッファにおけるサンプル和の数と一致する)で
あり、この長さは、1ウォルシュ・シンボル期間をカバ
ーするよう選択された。ILC系列およびQLC系列の
それぞれについて使用されるセグメントの総数は512
であり、これは、不確定領域の大きさに等しい。使用さ
れる第1のセグメントは、ローカル・レプリカの第1ビ
ット位置から始まり、その後に続く511個のセグメン
トのそれぞれは、後に続く511個のビット位置からそ
れぞれ始まる。相関器6は対として働き、対におけるそ
れぞれの相関器が、2分の1PNチップ区間だけ離れた
データサンプルで動作するので、512個のセグメント
を使用することによって1024個の相関値が得られ、
2分の1PNチップ区間における遅延を判定することが
できるようになる。
【0034】図4は、相関器6のそれぞれにおいて実行
される論理関数を示す。バッファ5からのI入力、Id
elay入力、Q入力、およびQdelay入力は、そ
れぞれ5ビットサンプルから構成される。I入力および
Q入力は、乗算器401、403によって、シフトレジ
スタ8、9の、特定の相関器6についての特定のタップ
から出力された特定のQLCn系列のビットが乗じられ
る。一方、Idelay入力およびQdelay入力
は、乗算器402、404によって、対応するILCn
系列のビットが乗じられる。これらの乗算器401、4
02、403、404は、相関器6の他の構成要素と共
に、機能性を示すよう概略的に示されている。複数のビ
ットの処理の詳細は、設計上の選択による。
【0035】乗算器401の出力および乗算器404の
出力は5ビット積であり、加算器405によって加算さ
れて、6ビットの虚数和が生成される。乗算器402の
出力および乗算器403の出力は、加算器406によっ
て加算されて、6ビットの実数和が生成される。256
個の虚数和および実数和は、256ビットのローカル・
レプリカがシフトレジスタ8、9を介してクロックされ
るとき、積分器407、408のそれぞれによってそれ
ぞれ積分される。256個の6ビット和の積分の長さ
は、14ビットのことがある。その後、これらの積分
は、要素409、410によってそれぞれ二乗され、そ
の結果が15ビットの長さに切り捨てられる。この長さ
は、現在説明している実施形態について十分精密な長さ
である。要素409、410の2つの結果が要素411
によって合計され、特定の相関器すなわちZ1〜Z32
を生成する32個の相関器のうちの1つについて、16
ビットのZ出力を生成する。
【0036】再び図2を参照すると、相関器出力は、累
算器(ACC)7に記憶される。累算器7は、この実施
形態の6本のアンテナのそれぞれについて1024個の
16ビット・セルに等しい6144個の16ビット・セ
ルを持つ。このように、現在のアンテナについて最初の
32個のセルがどのように求められてロードされるかが
示された。
【0037】次に、図5および図6を使用して、この発
明の第1および第2の好ましい実施形態を使用してIL
C系列およびQLC系列がそれぞれどのように生成され
るか、および同様な相関処理をさらに31回実行して1
本のアンテナについて1024個のセルをどのように完
成するかについて説明する。
【0038】図5は、第1の好ましい実施形態に従っ
て、初期状態マスク11、ローカルPN符号発生器1
0、状態バッファ12、およびIシフトレジスタ8とQ
シフトレジスタ9を備える全体的なサーチャーPN発生
器を示す。最初に、初期状態マスク11は、対応する移
動局内にある、以下LCREG0、LREG0、および
QREG0とそれぞれ呼ばれるLC LFSR、PN
LFSR、およびPNLFSRの初期状態を、バス
502を介してローカルPN符号発生器10に転送す
る。当該技術分野の当業者には、LC LFSRがLC
マスクをも備え、この第1の好ましい実施形態におい
て、LCマスクがローカルPN符号発生器10内で定義
されることが認識されよう。
【0039】全体的なサーチャーPN発生器の第2の好
ましい実施形態は、第1の好ましい実施形態と類似して
いるが、実施態様にわずかな変更を伴う。第2の好まし
い実施形態によると、全体的なサーチャーPN発生器
は、図6に示すように、初期LC状態マスク602、初
期状態レジスタ604、第1、第2および第3のセレク
タ606、608、610、状態バッファ12、ローカ
ルPN符号発生器10、およびIシフトレジスタ8とQ
シフトレジスタ9を備える。最初に、初期LC状態マス
ク602は、LC LFSR用の初期LCマスクを、バ
ス612を介してローカルPN符号発生器10に転送す
る。その後、初期状態レジスタ604は、対応する移動
局にあるIREG0状態、QREG0状態およびLCR
EG0状態を、それぞれバス614、616、618を
介してそれぞれのセレクタ606、608、610に転
送する。最初に、セレクタ606、608、610は、
IREG0値、QREG0値およびLCREG0値を、
バス620、622、624をそれぞれ介して状態バッ
ファ12に転送し、その後で、バス626、628、6
30をそれぞれ介してローカルPN符号発生器10内の
対応するLFSRに転送するよう構成される。
【0040】その後、第1の好ましい実施形態および第
2の好ましい実施形態の両方によると、ローカルPN符
号発生器10は、バス17、18をそれぞれ介して、そ
れぞれの系列の最初の15ビットでロードされているシ
フトレジスタ8、9で、ILC0系列およびQLC0系
列の生成を開始する。これは、シフトレジスタ8、9の
それぞれを構成する15個のレジスタを介してビットを
クロックすることによって行われる。
【0041】ILC0およびQLC0のビットをビット
1、2、3等と示すと、図3では、相関器Z1およびZ
2には、それぞれのシフト・レジスタ8、9の(図3に
示される)タップ15から、ILC0系列、QLC0系
列のビット1がそれぞれ入力され、相関器Z3およびZ
4にはビット2が入力され(したがって、ILC1系
列、QLC1系列のビット1がそれぞれ入力される)、
以下同様であり、最後に相関器Z31およびZ32に
は、ビット16が入力される(したがって、ILC15
系列、QLC15系列のビット1がそれぞれ入力され
る)。
【0042】その後、シフトレジスタ8、9が256回
シフトされる(および、ローカルPN符号発生器10が
256回先へ進む)。表2の「第1のパス」エントリを
参照すると、相関器Z1およびZ2は、ILC0系列、
QLC0系列のビット1〜256を、前述したバッファ
5のそれぞれに記憶された256個の和に対して相関付
け、相関器Z3およびZ4は、ILC1系列、QLC1
系列を構成するビット2〜257を相関付け、以下同様
であり、最後に、相関器Z31およびZ32は、ILC
15系列、QLC15系列を構成するビット16〜27
1を相関付けることがわかる。こうして第1のパスが完
了し、現在のアンテナについての最初の32個の相関器
の値が、ACC7内に記憶される。
【0043】
【表2】
【0044】第1の好ましい実施形態では、それぞれの
パスにおける16回のシフトの後で、状態バッファ12
は、バス504、506をそれぞれ介してシフトレジス
タ8、9の状態を記憶し、バス508を介してローカル
PN符号発生器10の状態を記憶する。こうして第1の
パスにおいて、LFSRは、表2に示すようにILC0
系列、QLC0系列のビット17を生成する直前の時点
で保存される。この第1の好ましい実施形態では、状態
バッファ12は、LC LFSRについての42ビッ
ト、PN LFSRのそれぞれについての15ビット、
およびシフトレジスタ8、9のそれぞれについての15
ビットの102ビットから成る。第1の好ましい実施形
態によると、それぞれの連続パスに先だって、シフトレ
ジスタ8、9およびローカルPN符号発生器10内のL
FSRは、状態バッファ12から復元される。
【0045】第2の好ましい実施形態では、それぞれの
パスにおける16回のシフトの後で、状態バッファ12
は、バス630、632、634、セレクタ606、6
08、610、およびバス620、622、624を介
して、ローカルPN符号発生器10の状態を記憶する。
第1の好ましい実施形態と同様に、ローカルPN符号発
生器10内のLFSRは、ILC0系列、QLC0系列
のビット17から保存され、それぞれの連続パスに先だ
って状態バッファ12から復元される。第2の好ましい
実施形態では、状態バッファ12は、LC LFSRに
ついて42ビット、およびPN LFSRのそれぞれに
ついて15ビットの72ビットのみから成る。
【0046】第2の好ましい実施形態は、第1の好まし
い実施形態とは異なり、シフトレジスタ8、9を再度初
期化するのに必要な現在のILCn系列、QLCn系列
の最初の16ビットを生成するために、ローカルPN符
号発生器10を、状態バッファ12から復元した後でオ
ンにしなければならない。第1の好ましい実施形態で
は、シフトレジスタ8、9は、状態バッファ12から直
接的に再度初期化される。
【0047】第1の好ましい実施形態および第2の好ま
しい実施形態の両方において第2のパスについての復元
手順の後、それぞれのILC0系列、QLC0系列のビ
ット17(これは、ILC16系列、QLC16系列の
ビット1である)は、それぞれシフトレジスタ8、9に
おける先頭ビットになる。表2に示すように、第2のパ
スを構成する256回のシフトによって、相関器Z1お
よびZ2にはビット17〜272、したがってILC1
6系列、QLC16系列が入力され、以下同様であり、
最後に相関器Z31およびZ32にはビット32〜28
7、したがってILC31系列、QLC31系列が入力
される。この場合も第2のパス中において、状態バッフ
ァ12は、16回のシフトの後で、ILC0系列、QL
C0系列のビット33を生成する直前のLFSRの内容
を保存し、第1の好ましい実施形態では、シフトレジス
タ8、9の内容をも保存する。この情報は、第3のパス
の準備をするときに復元される。
【0048】32回のパスの正味効果は、16個の相関
器対のそれぞれに、32個のILCn系列およびQLC
n系列を出力し、組み合わされた相関器6に合計で10
24個のビット系列(512個のILCn系列および5
12個のQLCn系列)を入力することである。ここ
で、それぞれの系列は256の連続ビットから成り、第
1の系列は特定のILC0系列またはQLC0系列のビ
ット1から始まり、第2の系列はビット2から始まり、
以下同様であり、第512の系列は512番目のビット
から始まる。こうして、1024個の相関値がACC7
に記憶され、これらの相関値は、2分の1PNチップ区
間の時間ステップを表わす。このように、相関値は、5
12個PNチップ区間に及ぶ。不確定領域は、512個
のPNチップとみなされており、よって不確定領域全体
が表わされる。
【0049】相関器の値は、当該技術分野で周知である
ように調べることができる。図7は、400番目のエン
トリで顕著なピークを有する1本のアンテナについての
1024個のACC7の内容のグラフを示す。この実施
形態のステップサイズは、2分の1PNチップであるの
で、この例では、送信遅延は200PNチップ時間であ
ると判定することができる。
【0050】図8は、マルチパス環境における信号の3
つの受信コピーに対応する遅延を示す相関器の値(位置
400〜435)の選択された範囲のグラフである。遅
延の相対増分を求めることができ、当技術分野で知られ
ているように、この相対増分を使用して「レーキ(rak
e)受信機」の「フィンガ(fingers)」を、マルチパス
受信の質を最適化するよう構成することができる。
【0051】32個の相関器を有する前述の実施形態で
は、32個のパスおよびPNチップレートの16倍のク
ロックレートは、これらのパラメータについて可能な設
計上の選択のほんの一例である。当該技術分野の当業者
には、たとえば、4分の1の数であるが、4倍の速さの
クロックレートで動作し、4倍のパス数を持つ相関器を
有する実施形態を構成することができ、このような実施
形態は、前述の実施形態と同じ全体的な性能を示すこと
は明らかであろう。相関器の数を増加して性能を向上さ
せるか、または削減して経済性を高めることができる。
他の多数の様々な形態を考慮することができる。
【0052】当該技術分野の当業者には、この発明が、
並列相関器を用いて実現されるべき符号生成技法であ
り、それぞれの個々の相関器について符号発生器を持つ
という欠点を減らすことが理解されよう。この発明の例
示的な実施形態では、必要な範囲を完全に相関付けるの
に、複数の相関装置の複数のパスが必要とされる。この
発明の好ましい実施形態は、効率的なサーチャーの範囲
内で上記に説明したが、これは、この発明の範囲を制限
することを意味するものではない。実際には、この発明
は、通信システム内に含まれるサーチャーに制限すべき
でなく、この発明の原理を、連続ビット系列を必要とす
る複数の相関器が使用される任意の状況に適用すること
ができる。連続系列、任意の予め決められた数だけシフ
トされた系列を意味することができる。前述の好ましい
実施形態では、この予め決められた数は1である。
【0053】
【発明の効果】この発明にはいくつかの重要な利点があ
る。1つには、並列相関装置内に実現されるのに必要な
符号発生器の数が削減されるので、複雑さが低減し、必
要な資源が著しく減少する。たとえば、この発明はゲー
ト数、それに伴う信号方式、および並列相関装置を実現
するのに必要な制御アクセス・ポート数を削減する。並
列相関器は比較的複雑であるので、符号発生器をできる
だけ簡単にすることが重要である。したがって、この発
明の簡単さは有力な利点の1つである。
【0054】当該技術分野の当業者には、前述の装置と
同様な装置を使用して複数の相関器システムの効率を高
める代替の実施態様および修正形態が可能であり、上記
の実施態様がこの発明のこの実施形態の単なる例示に過
ぎないことが理解されよう。したがって、この発明の範
囲は、特許請求の範囲によってのみ制限される。
【図面の簡単な説明】
【図1】CDMA送信機で実行される機能を示す従来技
術のブロック図。
【図2】この発明の第1の好ましい実施形態が実現され
るサーチャーのブロック図。
【図3】図2に示す多重分岐OQPSK相関器の動作を
示すブロック図。
【図4】図3の相関器によって実行される論理関数を示
す図。
【図5】この発明の第1の好ましい実施形態の要素を示
す図。
【図6】この発明の第2の好ましい実施形態の要素を示
す図。
【図7】図2の相関器の例示的な出力を示すグラフ。
【図8】マルチパス受信中に生じることのある、図2の
相関器の例示的な出力を示すグラフ。
【符号の説明】
1 無線周波数ユニット 2 アナログ・デジタル変換器 6 OQPSK相関器 10 ローカルPN符号発生器 602 初期LCマスク 604 初期状態レジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390023157 THE WORLD TRADE CEN TRE OF MONTREAL,MON TREAL,QUEBEC H2Y3Y 4,CANADA (72)発明者 マーティン・ルク・ダンジュー カナダ、ジェイ8ティー、1ダブリュー 9、ケベック州、ガティノー、ヴェンディ ー、11、ナンバー 3 (72)発明者 アナトリ・ヴィー・コトフ カナダ、ケー2ピー、2イー6、オンタリ オ州、オタワ、エルギン・ストリート、 475、アパートメント 506

Claims (56)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれに第1のデータ・ビット系列が入
    力される複数の相関デバイスに結合されるよう配置さ
    れ、符号発生器、少なくとも1つの個別のレジスタを有
    する第1のシフトレジスタ、および状態バッファを備え
    る符号生成装置であって、 前記符号発生器は、前記第1のシフト・レジスタに出力
    される第2のデータ・ビット系列を生成し、該第1のシ
    フト・レジスタは、少なくとも1つのシフトされた第2
    のデータ・ビット系列を生成し、 前記符号生成装置が、前記第2のデータ・ビット系列お
    よびシフトされた第2のデータ・ビット系列のうち少な
    くとも一方が前記相関デバイスのそれぞれに入力される
    よう配置され、 前記状態バッファは、前記第1のシフト・レジスタにお
    ける予め決められた数のシフトの後、少なくとも前記符
    号発生器からの記憶情報を記憶し、予め決められた復元
    時間に少なくとも該符号発生器に該記憶情報を出力する
    ようにした符号生成装置。
  2. 【請求項2】前記状態バッファが、前記第1のシフトレ
    ジスタにおける予め決められた数のシフトの後で、該第
    1のシフトレジスタおよび前記符号発生器からの記憶情
    報を記憶し、前記予め決められた復元時間に該第1のシ
    フトレジスタおよび符号発生器に該記憶情報を出力する
    ようにした請求項1に記載の符号生成装置。
  3. 【請求項3】前記第1のシフトレジスタにおける予め決
    められた数のシフトが、前記第1のシフトレジスタの個
    々のレジスタの数に等しい請求項1に記載の符号生成装
    置。
  4. 【請求項4】前記符号発生器が、前記第2のデータ・ビ
    ット系列を生成するのに使用される少なくとも2つの線
    形フィードバック・シフトレジスタ(LFSR)を備え
    ており、 前記記憶情報が、少なくとも該LFSRの内容を含むよ
    うにした請求項1に記載の符号生成装置。
  5. 【請求項5】前記状態バッファが、前記第1のシフトレ
    ジスタにおける予め決められた数のシフトの後で、該第
    1のシフトレジスタおよび前記符号発生器からの記憶情
    報を記憶し、前記予め決められた復元時間に該第1のシ
    フトレジスタおよび符号発生器に該記憶情報を出力し、 該記憶情報が、前記第1のシフトレジスタの個々のレジ
    スタの内容および前記LFSRの内容を含むようにした
    請求項4に記載の符号生成装置。
  6. 【請求項6】前記LFSRが、ロングコードのLFSR
    と、同相LFSRおよび直交LFSRの少なくとも一方
    とを備える請求項4に記載の符号生成装置。
  7. 【請求項7】前記予め決められた復元時間が、次のサイ
    クル期間の開始時点である請求項1に記載の符号生成装
    置。
  8. 【請求項8】前記符号生成装置が初期状態マスクを備え
    ており、該初期状態マスクが、前記第2のデータ・ビッ
    ト系列を生成するのに前記符号発生器によって使用され
    る初期状態情報を、該符号発生器に入力するようにした
    請求項1に記載の符号生成装置。
  9. 【請求項9】前記符号発生器が、前記第2のデータ・ビ
    ット系列を生成するのに使用される少なくとも2つの線
    形フィードバック・シフトレジスタ(LFSR)を備え
    ており、 前記初期状態情報が、該LFSRの初期内容を含むよう
    にした請求項8に記載の符号生成装置。
  10. 【請求項10】前記記憶情報が、少なくとも前記LFS
    Rの内容を含むようにした請求項9に記載の符号生成装
    置。
  11. 【請求項11】前記状態バッファが、前記第1のシフト
    レジスタにおける予め決められた数のシフトの後で、該
    第1のシフトレジスタおよび前記符号発生器からの記憶
    情報を記憶し、前記予め決められた復元時間に該第1の
    シフトレジスタおよび符号発生器に該記憶情報を出力
    し、 該記憶情報が、前記第1のシフトレジスタの個々のレジ
    スタの内容および前記LFSRの内容を含むようにした
    請求項10に記載の符号生成装置。
  12. 【請求項12】前記LFSRが、ロングコードのLFS
    Rと、同相LFSRおよび直交LFSRの少なくとも一
    方とを備える請求項9に記載の符号生成装置。
  13. 【請求項13】前記符号生成装置が、前記符号発生器に
    結合された、前記ロングコードのLFSRにロングコー
    ドのマスクを入力するロングコード・マスク・デバイス
    を備える請求項12に記載の符号生成装置。
  14. 【請求項14】前記第1のシフトレジスタが、複数の個
    々のレジスタを有し、複数のシフトされた第2のデータ
    ・ビット系列を生成する請求項1に記載の符号生成装
    置。
  15. 【請求項15】前記符号生成装置が、少なくとも1つの
    個別のレジスタを有する第2のシフトレジスタをさらに
    備えており、 前記符号発生器は、該第2のシフトレジスタに出力され
    る第3のデータ・ビット系列を生成し、該第2のシフト
    レジスタが、少なくとも1つのシフトされた第3のデー
    タ・ビット系列を生成し、 前記符号生成装置が、該第3のデータ・ビット系列およ
    びシフトされた第3のデータ・ビット系列の少なくとも
    一方が前記相関デバイスのそれぞれに入力されるよう配
    置されており、 前記状態バッファは、前記第1および第2のシフトレジ
    スタにおける予め決められた数のシフトの後で、少なく
    とも前記符号発生器からの記憶情報を記憶し、予め決め
    られた復元時間に少なくとも該符号発生器に該記憶情報
    を出力するようにした請求項1に記載の符号生成装置。
  16. 【請求項16】前記状態バッファが、前記第1および第
    2のシフトレジスタにおける予め決められた数のシフト
    の後で、該第1および第2のシフトレジスタおよび前記
    符号発生器からの記憶情報を記憶し、前記予め決められ
    た復元時間に、前記第1および第2のシフトレジスタお
    よび符号発生器に該記憶情報を出力するようにした請求
    項15に記載の符号生成装置。
  17. 【請求項17】前記符号生成装置が、初期状態マスクを
    さらに備えており、 該初期状態マスクが、前記第2および第3のデータ・ビ
    ット系列を生成するのに前記符号発生器によって使用さ
    れる初期状態情報を該符号発生器に入力するようにした
    請求項15に記載の符号生成装置。
  18. 【請求項18】前記符号発生器が、前記第2および第3
    のデータ・ビット系列を生成するのに使用される少なく
    とも3つの線形フィードバック・シフトレジスタ(LF
    SR)を備えており、 前記初期状態情報が、該LFSRの初期内容を含み、前
    記記憶情報が、少なくとも該LFSRの内容を含むよう
    にした請求項17に記載の符号生成装置。
  19. 【請求項19】前記状態バッファが、前記第1および第
    2のシフトレジスタにおける予め決められた数のシフト
    の後で、該第1および第2のシフトレジスタおよび前記
    符号発生器からの記憶情報を記憶し、前記予め決められ
    た復元時間に、該第1および第2のシフトレジスタおよ
    び符号発生器に該記憶情報を出力し、 該記憶情報が、前記第1および第2のシフトレジスタの
    個々のレジスタの内容および前記LFSRの内容を含む
    ようにした請求項18に記載の符号生成装置。
  20. 【請求項20】前記LFSRが、ロングコードのLFS
    R、同相LFSRおよび直交LFSRを備えており、 前記第2のデータ・ビット系列が、該ロングコードのL
    FSRおよび同相LFSRを使用することによって生成
    され、前記第3のデータ・ビット系列が、該ロングコー
    ドのLFSRおよび直交LFSRを使用することによっ
    て生成されるようにした請求項19に記載の符号生成装
    置。
  21. 【請求項21】前記符号生成装置が、前記符号発生器に
    結合された、前記ロングコードのLFSRにロングコー
    ド・マスクを入力するロングコード・マスク・デバイス
    を備えるようにした請求項20に記載の符号生成装置。
  22. 【請求項22】請求項1に記載の符号生成装置を組み込
    んだ相関装置であって、それぞれに前記第1のデータ・
    ビット系列が入力される複数の相関デバイスを備え、 それぞれの相関デバイスに、前記第2のデータ・ビット
    系列およびシフトされた第2のデータ・ビット系列の少
    なくとも一方が入力されようにした相関装置。
  23. 【請求項23】前記第1のシフトレジスタにおける予め
    決められた数のシフトが、該第1のシフトレジスタの個
    々のレジスタの数に等しい請求項22に記載の相関装
    置。
  24. 【請求項24】前記予め決められた復元時間が、次のサ
    イクル期間の開始時点である請求項22に記載の相関装
    置。
  25. 【請求項25】前記符号生成装置が初期状態マスクをさ
    らに備えており、 該初期状態マスクが、前記第2のデータ・ビット系列を
    生成するのに前記符号発生器によって使用される初期状
    態情報を、該符号発生器に入力するようにした請求項2
    2に記載の相関装置。
  26. 【請求項26】前記符号発生器が、前記第2のデータ・
    ビット系列を生成するのに使用される少なくとも2つの
    線形フィードバック・シフトレジスタ(LFSR)を備
    えており、 前記初期状態情報が、該LFSRの初期内容を含み、前
    記記憶情報が、少なくとも該LFSRの内容を含むよう
    にした請求項25に記載の相関装置。
  27. 【請求項27】前記状態バッファが、前記第1のシフト
    レジスタにおける予め決められた数のシフトの後で、該
    第1のシフトレジスタおよび前記符号発生器からの記憶
    情報を記憶し、前記予め決められた復元時間に、該第1
    のシフトレジスタおよび符号発生器に該記憶情報を出力
    し、 該記憶情報が、前記第1のシフトレジスタの個々のレジ
    スタの内容および前記LFSRの内容を含むようにした
    請求項26に記載の相関装置。
  28. 【請求項28】前記LFSRが、ロングコードのLFS
    Rと、同相LFSRおよび直交LFSRの少なくとも一
    方とを備える請求項26に記載の相関装置。
  29. 【請求項29】前記シフトレジスタが複数の個々のレジ
    スタを備えており、複数のシフトされた第2のデータ・
    ビット系列を生成するようにした請求項22に記載の相
    関装置。
  30. 【請求項30】前記相関デバイスの数が、前記シフトさ
    れた第2のデータ・ビット系列の数以上である請求項2
    9に記載の相関装置。
  31. 【請求項31】前記相関デバイスの数が、前記シフトさ
    れた第2のデータ・ビット系列の数の少なくとも2倍で
    ある請求項29に記載の相関装置。
  32. 【請求項32】請求項22に記載の相関装置を組み込ん
    だ符号分割多元接続(CDMA)の探索装置。
  33. 【請求項33】それぞれに第1のデータ・ビット系列が
    入力される複数の相関デバイスに結合されるよう配置さ
    れた符号生成装置における、該相関デバイスのそれぞれ
    に入力される第2のデータ・ビット系列を生成する方法
    であって、 符号発生器を初期化するステップと、 前記符号発生器を使用して第2のデータ・ビット系列を
    生成するステップと、 第1のシフトレジスタを使用して前記第2のデータ・ビ
    ット系列をシフトし、少なくとも1つのシフトされた第
    2のデータ・ビット系列を生成するステップと、 前記第2のデータ・ビット系列およびシフトされた第2
    のデータ・ビット系列の少なくとも一方を前記相関デバ
    イスのそれぞれに出力するステップと、 前記第2のデータ・ビット系列を予め決められたシフト
    回数だけシフトした後、少なくとも前記符号発生器から
    の記憶情報を保存するステップと、 予め決められた復元時間に、少なくとも前記符号発生器
    に前記記憶情報を出力するステップと、 を含む第2のデータ・ビット系列を生成する方法。
  34. 【請求項34】CDMAシステムにおいて、移動局から
    受信された伝送に従って該システムの時間遅延を基地局
    で判定する方法であって、該伝送は、ロングコードによ
    って拡散され、第1および第2のPN符号に従って変調
    されており、 該伝送をベースバンド信号にダウンコンバートするステ
    ップと、 前記ベースバンド信号のPNチップレートよりも速いレ
    ートで、該ベースバンド信号の一部をサンプリングして
    サンプル値を生成するステップと、 前記サンプル値を記憶するステップと、 前記ロングコードの連続ビットおよび前記第1のPN符
    号の連続ビットの和である第1の系列を生成するステッ
    プと、 前記ロングコードの連続ビットおよび前記第2のPN符
    号の連続ビットの和である第2の系列を生成するステッ
    プと、 一連のN個の相関値対を生成するステップであって、N
    はゼロより大きい正の整数であり、 第1の記憶されたサンプルから始まる、記憶されたいく
    つかの連続サンプルを、前記第1および第2の系列の同
    じ数の連続ビットに対してそれぞれ相関付けることによ
    り、それぞれの相関値対を生成し、 それぞれ第1のビットから始まる、前記第1および第2
    の系列の連続ビットを使用して、第1の相関値対を生成
    し、 それぞれ次の順次ビットから始まる、前記第1および第
    2の系列の連続ビットを使用して、それぞれの連続した
    相関値対を生成するステップと、 前記一連の相関値のうち最大の相関値を求めるステップ
    と、 前記一連の相関値における前記最大の相関値の位置に応
    じて、前記時間遅延を判定するステップと、 含むCDMAシステムの時間遅延を判定する方法。
  35. 【請求項35】前記サンプリングするステップにおい
    て、前記レートが、前記ベースバンド信号のPNチップ
    レートの少なくとも2倍である請求項34に記載の方
    法。
  36. 【請求項36】前記Nが、前記システムの時間遅延を含
    むPNチップ区間の数に少なくとも等しい請求項34に
    記載の方法。
  37. 【請求項37】前記一連の相関値対が、前記ベースバン
    ド信号のPNチップレートよりもかなり速いレートで、
    前記系列の連続ビットを使用するようにした請求項34
    に記載の方法。
  38. 【請求項38】少なくとも1つの送信機および少なくと
    も1つの受信機を備え、該送信機において、送信すべき
    デジタル・データは、2−1ビットごとに繰り返す予
    め決められた開始値のバイナリのロングコード(LC)
    系列を用いて拡散され、一定の予め決められたPNチッ
    プ区間および一定の予め決められたPNチップレートの
    擬似雑音(PN)チップの第1および第2のチャネルに
    変調され、該第1のPNチャネルは、2−1ビットご
    とに繰り返す予め決められた開始値の第1のバイナリP
    N系列に関連し、該第2のPNチャネルは、2−1ビ
    ットごとに繰り返す予め決められた開始値の第2のバイ
    ナリPN系列に関連し、前記送信機から受信機への伝送
    が伝送遅延を伴い、JおよびKがゼロよりも大きい正の
    整数であってJがK以上である無線通信システムにおけ
    る、いくつかのPNチップ区間によって前記伝送遅延を
    判定する方法であって、 Mが0よりも大きい正の整数であり、サンプルが少なく
    とも前記PNチップレートで取り込まれたM個の受信信
    号サンプルをバッファに保存するステップと、 前記ロングコード系列を生成するステップと、 前記PN系列を生成するステップと、 前記バッファに保存されたサンプルを、前記PNチップ
    レートよりかなり速い速度で、前記ロングコードと第1
    のPN系列の組合せであるN個の系列および前記ロング
    コードと第2の系列との組合せであるN個の系列に対し
    て相関付けて、2N個の相関値を生成するステップであ
    って、前記Nは0より大きい正の整数であり、前記N個
    の系列のそれぞれの長さはMビットであり、前記それぞ
    れの系列の最初のものは、前記ロングコードとPN系列
    の組合せの第1のビット位置から始まり、前記N個の系
    列の後続のそれぞれは、前記ロングコードとPN系列の
    組合せの後続の位置から始まるようにするステップと、 最大の相関値を求めるステップと、 前記相関値における前記最大の相関値の位置に従って、
    前記遅延を求めるステップと、 を含む伝送遅延を判定する方法。
  39. 【請求項39】前記無線通信システムがCDMAシステ
    ムであり、前記Jが42に等しく、前記Kが15に等し
    い請求項38に記載の方法。
  40. 【請求項40】前記Nが、最大の伝送遅延を含むPNチ
    ップ区間の数に少なくとも等しい請求項38に記載の方
    法。
  41. 【請求項41】少なくとも1つの送信機および少なくと
    も1つの受信機を備え、該送信機において、デジタルデ
    ータは、2−1ビットごとに繰り返す予め決められた
    開始値のバイナリのロングコード(LC)系列を用いて
    拡散され、一定の予め決められたPNチップ区間および
    一定の予め決められたPNチップレートの擬似雑音(P
    N)チップの第1および第2のチャネルに変調され、該
    第1のPNチャネルは、2−1ビットごとに繰り返す
    予め決められた開始値の第1のバイナリPN系列に関連
    し、該第2のPNチャネルは、2−1ビットごとに繰
    り返す予め決められた開始値の第2のバイナリPN系列
    に関連し、前記送信機から受信機への伝送が伝送遅延を
    伴い、JおよびKがゼロよりも大きな正の整数であって
    JがK以上である無線通信システムにおける、PNチッ
    プ区間の数によって前記伝送遅延を判定する方法であっ
    て、 前記第1および第2のPNチャネルをベースバンドにダ
    ウンコンバートするステップと、 前記PNチップレートの少なくとも2倍のレートで、前
    記第1および第2のチャネルのデジタルサンプルを求め
    るステップと、 2分の1PNチップ区間おきに取り込まれたサンプルを
    含む、前記第1のPNチャネルのサンプル対の、少なく
    ともM個の和の系列を第1のバッファに保存するステッ
    プと、 2分の1PNチップ区間おきに取り込まれたサンプルを
    含む、前記第2のPNチャネルのサンプル対の、少なく
    ともM個の和の系列を第2のバッファに保存するステッ
    プと、 2分の1PNチップ区間おきに取り込まれたサンプルを
    含む、前記第1のPNチャネルのサンプル対の、少なく
    ともM個の和の系列を第3のバッファに保存するステッ
    プであって、最初に取り込まれるサンプルが、前記第1
    のバッファの最初の和のサンプルよりも2分の1チップ
    区間遅れて取り込まれるステップと、 2分の1PNチップ区間おきに取り込まれたサンプルを
    含む、前記第2のPNチャネルのサンプル対の、少なく
    ともM個の和の系列を第4のバッファに保存するステッ
    プであって、最初に取り込まれるサンプルが、前記第2
    のバッファの最初の和のサンプルよりも2分の1チップ
    区間遅れて取り込まれるステップと、 前記ロングコートおよび前記第1のバイナリPN系列の
    モジュロ2順次和である第1の順次バイナリ符号を生成
    するステップと、 前記ロングコードおよび前記第2のバイナリPN系列の
    モジュロ2順次和である第2の順次バイナリ符号を生成
    するステップと、 前記バッファに保存された和を、前記PNチップレート
    よりかなり速い速度で、前記第1および第2の順次符号
    のそれぞれのセグメントに対して相関付け、相関値を生
    成するステップと、 それぞれの相関値の中から最大の相関値を求めるステッ
    プと、 前記伝送遅延を、前記相関値における前記最大相関値の
    位置の2分の1に等しいPNチップ区間の数として判定
    するステップと、 を含む伝送遅延を判定する方法。
  42. 【請求項42】前記相関付けを行うステップが、 前記第1および第2の順次バイナリ符号における第1の
    位置を基準位置として示すステップと、 第1の相関値を生成するステップと、 第2の相関値を生成するステップと、 前記基準位置を、それより前の初期値よりも1だけ大き
    い位置に復元し、前記第1の相関値および第2の相関値
    を求めるステップを合計N回繰り返して、2N個の相関
    値を求めるステップとを含み、前記第1の相関値を生成
    するステップが、 前記第1のバッファの値のそれぞれのビットに、前記第
    2の順次バイナリ符号の基準位置を順次乗じて第1の積
    を生成するステップと、 前記第3のバッファの値のそれぞれのビットに、前記第
    1の順次バイナリ符号の基準位置を順次乗じて第2の積
    を生成するステップと、 前記第2のバッファの値のそれぞれのビットに、前記第
    2の順次バイナリ符号の基準位置を順次乗じて第3の積
    を生成するステップと、 前記第4のバッファの値のそれぞれのビットに、前記第
    1の順次バイナリ符号の基準位置を順次乗じて第4の積
    を生成するステップと、 前記第4の積のビットに、負の前記第1の積を順次加え
    て第1の和を生成するステップと、 前記第3の積のビットに、前記第2の積のビットを順次
    加えて第2の和を生成するステップと、 前記第1の和を構成するビットを第1の積分値に並列に
    加え、 前記第2の和を構成するビットを第2の積分値に並列に
    加え、 反復的に、前記バッファの次の位置に進み、前記基準位
    置を前記順次バイナリ符号の次の位置に進ませ、前記第
    1および第2の積分値のそれぞれに前記M個の和が加え
    られるまで、前記第1の積を生成するステップから前記
    第2の積分値に並列に加えるステップまでのステップを
    繰り返すステップと、 前記第1の積分値を2乗して第1の平方を生成するステ
    ップと、 前記第2の積分値を2乗して第2の平方を生成するステ
    ップと、 前記第1の平方および第2の平方の和をとり、第1の相
    関値を生成するステップと、 前記第2の相関値を生成するステップが、 前記第3のバッファの値のそれぞれビットに、前記第2
    の順次バイナリ符号の基準位置を順次乗じて第5の積を
    生成するステップと、 1PNチップ区間遅延された第1のバッファの値のそれ
    ぞれのビットに、前記第1の順次バイナリ符号の基準位
    置を順次乗じて第6の積を生成するステップと、 前記第4のバッファの値のそれぞれのビットに、前記第
    2の順次バイナリ符号の基準位置を順次乗じて第7の積
    を生成するステップと、 1PNチップ区間遅延された第2のバッファの値のそれ
    ぞれのビットに、前記第1の順次バイナリ符号の基準位
    置を順次乗じて第8の積を生成するステップと、 前記第8の積のビットに、負の前記第5の積のビットを
    順次加えて第3の和を生成するステップと、 前記第7の積のビットに、前記第6の積のビットを順次
    加えて第4の和を生成するステップと、 前記第3の和を構成するビットを、第3の積分値に並列
    に加えるステップと、 前記第4の和を構成するビットを、第4の積分値に並列
    に加えるステップと、 反復的に、前記バッファの次の位置に進み、前記基準位
    置を前記順次バイナリ符号の次の位置に進ませ、前記第
    3および第4の積分値のそれぞれにM個の和が加えられ
    るまで、前記第5の積を生成するステップから前記第4
    の積分値に並列に加えるステップまでのステップを繰り
    返すステップと、 前記第3の積分値を2乗して第3の平方を生成するステ
    ップと、 前記第4の積分値を2乗して第4の平方を生成するステ
    ップと、 前記第3の平方と第4の平方の和をとり、第2の相関値
    を生成するステップとを含む、請求項41に記載の方
    法。
  43. 【請求項43】前記無線通信システムがCDMAシステ
    ムであり、前記Jが42に等しく、前記Kが15に等し
    い請求項41に記載の方法。
  44. 【請求項44】前記Nが、前記システムの時間遅延を含
    むPNチップ区間に少なくとも等しい請求項42に記載
    の方法。
  45. 【請求項45】少なくとも1つの送信機および少なくと
    も1つの受信機を備え、該送信機において、デジタルデ
    ータは、2−1ビットごとに繰り返す予め決められた
    開始値のバイナリのロングコード(LC)系列を用いて
    拡散され、一定の予め決めあれたPNチップ区間および
    一定の予め決められたPNチップレートの擬似雑音(P
    N)チップの第1および第2のチャネルに変調され、該
    第1のPNチャネルは、2−1ビットごとに繰り返す
    予め決められた開始値の第1のバイナリPN系列に関連
    し、該第2のPNチャネルは、2−1ビットごとに繰
    り返す予め決められた開始値の第2のバイナリPN系列
    に関連し、前記送信機から受信機への伝送が伝送遅延を
    伴い、JおよびKがゼロよりも大きい正の整数であって
    JがK以上である無線通信システムにおける、PNチッ
    プ区間の数によって伝送遅延を判定する装置であって、 Mが0よりも大きい正の整数であって、M個のサンプル
    値を保存するバッファと、 受信信号サンプルのM個の組合せを算出して、前記バッ
    ファに保存する事前組合せ手段と、 前記ロングコードの系列を生成する第1の生成手段と、 前記PN系列を生成する第2の生成手段と、 前記バッファに保存された組合せを、前記PNチップレ
    ートよりかなり速い速度で、前記ロングコードと第1の
    PN系列の組合せであるN個の系列および前記ロングコ
    ードと第2のPN系列の組合せであるN個の系列に対し
    て相関付けて、2N個の相関値を生成する相関手段であ
    って、該N個の系列のそれぞれの長さはMビットであ
    り、該N個の系列のそれぞれの最初のものは、前記ロン
    グコードとPN系列の組合せの第1のビット位置から始
    まり、該N個の系列の後続のそれぞれは、前記ロングコ
    ードとPN系列の組合せの後続の位置から始まるように
    する相関手段と、 前記相関値を記憶する累算手段と、 前記相関値の最大を求める手段と、 前記相関値における前記最大の相関値の位置に従って前
    記遅延を判定する手段と、 を備える伝送遅延を判定する装置。
  46. 【請求項46】前記無線通信システムがCDMAシステ
    ムであり、前記Jが42に等しく、前記Kが15に等し
    い請求項45に記載の方法。
  47. 【請求項47】前記Nが、前記伝送遅延を含むPNチッ
    プ区間の数に少なくとも等しい請求項45に記載の方
    法。
  48. 【請求項48】少なくとも1つの送信機および少なくと
    も1つの受信機を備え、該送信機において、デジタルデ
    ータは、2−1ビットごとに繰り返す予め決められた
    開始値のバイナリのロングコード(LC)系列を用いて
    拡散され、一定の予め決められたPNチップ区間および
    一定の予め決められたPNチップレートの擬似雑音(P
    N)チップの第1および第2のチャネルに変調され、該
    第1のPNチャネルは、2−1ビットごとに繰り返す
    予め決められた開始値の第1のバイナリPN系列に関連
    し、該第2のPNチャネルは、2−1ビットごとに繰
    り返す予め決められた開始値の第2のバイナリPN系列
    に関連し、前記送信機から受信機への伝送が伝送遅延を
    伴い、JおよびKがゼロよりも大きい正の整数であって
    JがK以上である無線通信システムにおける、PNチッ
    プ区間の数によって伝送遅延を求める装置であって、 前記第1および第2のPNチャネルをベースバンドにダ
    ウンコンバートする手段と、 前記PNチップレートの少なくとも2倍のレートで、前
    記第1および第2のチャネルのデジタルサンプルを求め
    る手段と、 Mが0よりも大きい正の整数であって、それぞれが少な
    くともM個のサンプル値を記憶するバッファと、 2分の1PNチップ区間おきに取り込まれたサンプルを
    含む、前記第1のPNチャネルのサンプル対の、少なく
    ともM個の和の系列を第1のバッファに保存する事前組
    合せ手段と、 2分の1PNチップ持続区間おきに取り込まれたサンプ
    ルを含む、前記第2のPNチャネルのサンプル対の、少
    なくともM個の和の系列を第2のバッファに保存する事
    前組合せ手段と、 2分の1PNチップ区間おきに取り込またサンプルを含
    む、前記第1のPNチャネルのサンプル対の、少なくと
    もM個の和の系列を第3のバッファに保存する事前組合
    せ手段であって、最初に取り込まれるサンプルが、前記
    第1のバッファの最初の和のサンプルよりも2分の1チ
    ップ区間遅れて取り込まれるようにする事前組み合わせ
    手段と、 2分の1PNチップ区間おきに取り込まれたサンプルを
    含む、前記第2のPNチャネルのサンプル対の、少なく
    ともM個の和の系列を第4のバッファに保存する事前組
    合せ手段であって、最初に取り込まれるサンプルが、前
    記第2のバッファの最初の和のサンプルよりも2分の1
    チップ区間遅れて取り込まれるようにする事前組み合わ
    せ手段と、 前記ロングコードと前記第1のバイナリPN系列のモジ
    ュロ2順次和である第1の順次バイナリ符号を生成する
    第1の生成手段と、 前記ロングコードと前記第2のバイナリPN系列のモジ
    ュロ2順次和である第2の順次バイナリ符号を生成する
    第2の生成手段と、 前記第1および第2の順次バイナリ符号のそれぞれのビ
    ット位置を、第1、第2、第3および第4のバッファに
    おける値と相関付けて、相関値を求める相関手段と、 前記相関値を記憶する手段と、 前記相関値のうち最大である最大相関値を求める手段
    と、 前記相関値における前記最大相関値の位置の2分の1に
    等しいPNチップ区間の数として、前記伝送遅延を判定
    する手段と、 を備える伝送遅延を判定する装置。
  49. 【請求項49】前記相関付けを行う手段が、 前記第1および第2の順次バイナリ符号における第1の
    位置を基準位置として示す手段と、 第1の相関値を生成する手段と、 第2の相関値を生成する手段と、 前記基準位置を、その前の初期値よりも1だけ大きい位
    置に復元し、偶数の相関値および奇数の相関値を求める
    手段を合計でN回繰り返し使用して、2N個の相関値を
    求める手段とを備えており、前記第1の相関値を生成す
    る手段が、 前記第1のバッファからの値のそれぞれのビットに、前
    記第2の順次バイナリ符号の基準位置を順次乗じて第1
    の積を生成する手段と、 前記第3のバッファからの値のそれぞれのビットに、前
    記第1の順次バイナリ符号の基準位置を順次乗じて第2
    の積を生成する手段と、 前記第2のバッファからの値のそれぞれのビットに、前
    記第2の順次バイナリ符号の基準位置を順次乗じて第3
    の積を生成する手段と、 前記第4のバッファからの値のそれぞれのビットに、前
    記第1の順次バイナリ符号の基準位置を順次乗じて第4
    の積を生成する手段と、 前記第4の積のビットに、負の前記第1の積を順次加え
    て第1の和を生成する手段と、 前記第3の積のビットに、第2の積のビットを順次加え
    て第2の和を生成する手段と、 前記第1の和を構成するビットを、第1の積分値に並列
    に加える手段と、 前記第2の和を構成するビットを、第2の積分値に並列
    に加える手段と、 反復的に、前記バッファの次の位置に進み、前記基準位
    置を順次バイナリ符号の次の位置に進ませ、前記第1お
    よび第2の積分値のそれぞれにM個の和が加えられるま
    で、前記第1の積を生成する手段から前記第2の積分値
    に並列に加える手段までを繰り返し使用する手段と、 前記第1の積分値を2乗して第1の平方を生成する手段
    と、 前記第2の積分値を2乗して第2の平方を生成する手段
    と、 前記第1の平方と第2の平方の和をとり、第1の相関値
    を生成する手段とを備えており、前記第2の相関値を生
    成する手段が、 前記第3のバッファからの値のそれぞれのビットに、前
    記第2の順次バイナリ符号の基準位置を順次乗じて第5
    の積を生成する手段と、 1PNチップ区間遅延された第1のバッファからの値の
    それぞれのビットに、前記第1の順次バイナリ符号の基
    準位置を順次乗じて第6の積を生成する手段と、 前記第4のバッファからの値のそれぞれのビットに、前
    記第2の順次バイナリ符号の基準位置を順次乗じて第7
    の積を生成する手段と、 1PNチップ区間遅延された第2のバッファからの値の
    それぞれのビットに、前記第1の順次バイナリ符号の基
    準位置を順次乗じて第8の積を生成する手段と、 前記第8の積のビットに、負の前記第5の積のビットを
    順次加えて第3の和を生成する手段と、 前記第7の積のビットに、前記第6の積のビットを順次
    加えて第4の和を生成する手段と、 前記第3の和を構成するビットを、第3の積分値に並列
    に加える手段と、 前記第4の和を構成するビットを、第4の積分値に並列
    に加える手段と、 反復的に、前記バッファの次の位置に進み、前記基準位
    置を順次バイナリ符号の次の位置に進ませ、前記第3お
    よび第4の積分値のそれぞれにM個の和が加えられるま
    で、前記第5の積を生成する手段から前記第4の積分値
    に並列に加える手段まで繰り返し使用する手段と、 前記第3の積分値を2乗して第3の平方を生成する手段
    と、 前記第4の積分値を2乗して第4の平方を生成する手段
    と、 前記第3の平方と第4の平方の和をとり、第2の相関値
    を生成する手段とを備える請求項48に記載の伝送遅延
    を判定する装置。
  50. 【請求項50】前記無線通信システムがCDMAシステ
    ムであり、前記Jが42に等しく、前記Kが15に等し
    い請求項48に記載の方法。
  51. 【請求項51】前記Nが、前記伝送遅延を含むPNチッ
    プ区間の数に少なくとも等しい請求項49に記載の方
    法。
  52. 【請求項52】PN符号系列で拡散することによって生
    成されるPNチップを伝送信号が含む無線通信システム
    における、受信信号を復調することによって該システム
    の時間遅延を判定する方法であって、 PNチップレートよりも速いレートで、前記伝送信号を
    サンプリングし、信号サンプル値を得るステップと、 前記信号サンプル値の系列を記憶するステップと、 前記PN符号系列のローカル・レプリカを生成するステ
    ップと、 前記記憶された信号サンプル値の系列を、前記PNチッ
    プレートより速いクロックレートで、連続した前記ロー
    カル・レプリカと相関付けし、連続した相関値を得るス
    テップと、 最大相関値を求めることによって前記時間遅延を判定す
    るステップと、 を含む無線通信システムの時間遅延を求める方法。
  53. 【請求項53】前記連続したローカル・レプリカのうち
    第1のローカル・レプリカが、最小の予測された時間遅
    延以下の時間遅延に適用可能なPN符号系列を含み、 それぞれの連続するローカル・レプリカが、1ビットず
    つ遅延されるようにした請求項52に記載の方法。
  54. 【請求項54】それぞれのローカル・レプリカが、前記
    記憶された信号サンプル値の系列における信号サンプル
    値の数に等しいビット長を持つようにした請求項53に
    記載の方法。
  55. 【請求項55】前記信号サンプル値の系列が、信号サン
    プル対の和を含むようにした請求項52に記載の方法。
  56. 【請求項56】前記信号サンプル値の系列が、第1の信
    号サンプルから始まる信号サンプル対の和と、第2の信
    号サンプルから始まる信号サンプル対の和とを含むよう
    にした請求項52に記載の方法。
JP31769399A 1998-12-17 1999-11-09 伝送遅延を判定する装置およびその方法 Expired - Lifetime JP4332270B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/215,463 US6445714B1 (en) 1998-08-19 1998-12-17 Code generator for multiple correlators
US09/215463 1998-12-17

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2000196500A true JP2000196500A (ja) 2000-07-14
JP2000196500A5 JP2000196500A5 (ja) 2006-12-07
JP4332270B2 JP4332270B2 (ja) 2009-09-16

Family

ID=22803082

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31769399A Expired - Lifetime JP4332270B2 (ja) 1998-12-17 1999-11-09 伝送遅延を判定する装置およびその方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4332270B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004515093A (ja) * 2000-09-29 2004-05-20 クゥアルコム・インコーポレイテッド 通信システムにおいて信号を効率的にウォルシュカバリングおよび加算するための方法および装置
JP2012231451A (ja) * 2011-04-26 2012-11-22 Intel Corp 低電力無線ネットワーク用の方法及び装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004515093A (ja) * 2000-09-29 2004-05-20 クゥアルコム・インコーポレイテッド 通信システムにおいて信号を効率的にウォルシュカバリングおよび加算するための方法および装置
JP4913312B2 (ja) * 2000-09-29 2012-04-11 クゥアルコム・インコーポレイテッド 通信システムにおいて信号を効率的にウォルシュカバリングおよび加算するための方法および装置
JP2012231451A (ja) * 2011-04-26 2012-11-22 Intel Corp 低電力無線ネットワーク用の方法及び装置
US8989102B2 (en) 2011-04-26 2015-03-24 Intel Corporation Methods and arrangements for low power wireless networks

Also Published As

Publication number Publication date
JP4332270B2 (ja) 2009-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2174740C2 (ru) Способ и система для осуществления параллельной демодуляции множественных элементарных посылок сигнала в условиях обеспечения коллективного доступа с кодовым разделением каналов
KR100938022B1 (ko) 통신 시스템에서 수신 신호를 처리하기 위한 방법 및 장치
US6459883B2 (en) Generic finger architecture for spread spectrum applications
US5583884A (en) Spread spectrum modulation and demodulation systems which accelerate data rate without increasing multilevel indexing of primary modulation
US6163563A (en) Digital communication system for high-speed complex correlation
CA2175488C (en) Method and apparatus for bifurcating signal transmission over in-phase and quadrature phase spread spectrum communication channels
KR0173904B1 (ko) 직접 확산 부호 분할 다중 접속 시스템용 레이크수신장치
US6445714B1 (en) Code generator for multiple correlators
KR100229042B1 (ko) 하드웨어소모 감소 및 탐색성능이 향상된 레이크 수신기
US6714582B2 (en) Code division multiple access communication system and code division multiple access transmitting apparatus
CN1157074C (zh) 移动无线通信系统中的基带信号解调装置与方法
US6424641B1 (en) Searcher architecture for CDMA systems
JP2000196500A (ja) 伝送遅延を判定する装置およびその方法
JP3869674B2 (ja) スペクトラム拡散通信用スライディングコリレータ
JP2002135168A (ja) Rach受信装置
JP2895398B2 (ja) 同期捕捉方法
WO2000052862A1 (fr) Appareil et procede pour demodulation cdma et systeme de communication pour mobiles cdma
JP2778396B2 (ja) スペクトル拡散信号の受信機
JP2000209124A (ja) スペクトラム拡散通信用相関回路
JP3666623B2 (ja) 相関器
JP2000244378A (ja) スペクトラム拡散通信用相関回路及び復調回路及び受信装置
JPH07307718A (ja) 移動通信方式
JPH0758727A (ja) 周波数ダイバーシチ伝送装置
JP2001136105A (ja) マッチトフィルタ及び受信装置
JPH10178368A (ja) レイク合成回路

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061023

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061023

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090203

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090427

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090526

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090622

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4332270

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120626

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120626

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130626

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term