JP2000196318A - アンテナキャップ - Google Patents

アンテナキャップ

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JP2000196318A
JP2000196318A JP10373279A JP37327998A JP2000196318A JP 2000196318 A JP2000196318 A JP 2000196318A JP 10373279 A JP10373279 A JP 10373279A JP 37327998 A JP37327998 A JP 37327998A JP 2000196318 A JP2000196318 A JP 2000196318A
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antenna
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antenna cap
cap
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JP10373279A
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Yoshimitsu Suda
田 能 充 須
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話等の無線通信機のアンテナにおい
て、発光ダイオードの弱い放射光をアンテナキャップで
屈折させることにより明瞭な光束となして、高い照度を
得る。 【解決手段】 アンテナキャップ1は、頂部がドーム状
に閉じられた円筒形状に成形され、携帯電話機等の無線
受信機のアンテナの先端に取付けられる。発光並列共振
回路20の内蔵空間4を内部に備える。内蔵空間4は円
筒空間部6と、円筒空間部6の上部に連設した多面体空
間部7と、多面体空間部7の先端に連設され頂部が平坦
に閉鎖された多角錘空間部8で構成して高い照度とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機等の無
線通信機のアンテナにおいて、並列共振回路に接続され
た発光体を内蔵するアンテナキャップに関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機等の無線通信機では受信感度
の向上と検出電波の視覚化を行う特開平10−1975
81号公報がある。この携帯電話機では、アンテナの先
端部にコイル状の並列共振回路からなるアンテナ素子を
備えて800メガヘルツ〜1.5ギガヘルツ等の高周波
電磁波を受信し該電磁波が励起した高周波交流を、更に
検波回路を通じて直流電流に整流している。これにより
発光ダイオドを発光させ、呼び出し状態の視覚化を可能
にすると共に、電波の強弱方向の知覚や、その方向にア
ンテナの向きを調節することを可能にしている。これら
の高機能アンテナでは、発光体を備えたアンテナ素子を
保護するため絶縁材の樹脂で成形されたアンテナキャッ
プが取付けられている。
【0003】図6に示すように、前記従来のアンテナA
は、導体によって棒状に形成されたアンテナ本体2と、
該アンテナ本体2の上端に着脱可能に設けられたアンテ
ナキャップ1aと、アンテナ本体2に挿通されて、アン
テナ本体2を支持する支持部3より構成されている。ア
ンテナキャップ1aは図7に示すように電波を受信して
高周波交流を励起し、告知する発光並列共振回路20を
内蔵している。アンテナキャップ1aは上部が透明ない
しは半透明な透明キャップ部15で覆われ、下部は不透
明部16となっている。アンテナキャップ1aの下部に
は螺合によって固定されたアンテナ接続部14が設けら
れている。
【0004】前記発光並列共振回路20は図7に示すよ
うに、アンテナ接続部14上に固定されている容量性の
抵抗21及びこの容量性の抵抗21上部の凸部に嵌合に
よって固定されたコイル23と、コイル23の中間部分
からコイル23の内部に設けられるエレメント22と、
該エレメント22の中間部分に直列に接続される検波ダ
イオード24と、コイル23の終端とエレメント22の
終端とに直列に接続される発光ダイオード25で構成さ
れる。
【0005】前記アンテナキャップ1aは先端部の透明
キャップ部15から発光ダイオード25の光を放射する
ようになっているが、発光体として発光ダイオード25
を用いているため大きな照度は得られない。照度を増大
させるためにはできるだけ照度の高い発光ダイオードを
接続することが望ましいが、高性能な発光ダイオード2
5はコストが高くなる問題があった。
【0006】図7に示すように、前記アンテナキャップ
1aは、頂部が閉じられた円筒形状に成形されて、発光
体と接続された発光並列共振回路20を内蔵する円筒状
の内蔵空間26が設けられているが、先端が細い円頭状
の発光ダイオード25とアンテナキャップ内壁5との隙
間が先端に行くほど空隙が大きくなる。このため発光ダ
イオード25を内部に収納する製作工程で発光ダイオー
ド25が内蔵空間26の中央部に収まらず不良品が発生
する品質の問題があった。また、前記空隙は発光ダイオ
ード25からの光を内壁で反射拡散させるため、一方か
ら見ると照度が見かけ暗くなる問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した点
を鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、弱い光源の発光ダイオードの放射光を散乱しないよ
うアンテナキャップで屈折させることにより明瞭な光束
となして、高い照度を得ることにある。
【0008】また、照度の低い発光ダイオードでも明瞭
な点灯、点滅光を得られることにより、照度の高い高価
な発光ダイオードを取付けることを抑制しコストを下げ
ることを目的とする。
【0009】更に、アンテナの製造工程において、アン
テナキャップ内に発光並列共振回路20を組込む作業が
簡単にでき、しかも発光ダイオードがアンテナキャップ
の中央に曲がることなく収めることができ、これにより
品質の安定と効率化とを図ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係わるアンテナキャップは、頂部がドーム
状に閉じられた円筒形状に成形され、携帯電話機等の無
線通信機のアンテナの先端に取付けられ、並列共振回路
と発光体との内蔵空間を内部に備え、該内蔵空間は円筒
空間部と、該円筒空間部の上部に連設した多面体空間部
と、該多面体空間部の先端に連設され頂部が平坦に閉鎖
された多角錘空間部で構成されていることを特徴とす
る。
【0011】また、前記多面体空間部は上端に向かうほ
ど細くなる台形状空間に形成されていることを特徴と
す。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に係わるアンテナキャップ
について図1及び図2を用いて説明する。
【0013】図1に示す実施の形態のアンテナキャップ
1は、頂部がドーム状に閉じられた円筒形状に成形され
ている。このアンテナキャップ1はアンテナ接続部14
に螺合又は接着によって取付けられている。該アンテナ
接続部14は携帯電話機等のアンテナ本体2の先端に設
けられた接続部13に固着されている。
【0014】該アンテナキャップ1は内側に発光並列共
振回路20が収納される内蔵空間4を備える。該内蔵空
間4は円筒空間部6と、該円筒空間部6の上部に連設し
た多面体空間部7と、該多面体空間部7の先端に連設さ
れ頂部9が平坦部10に閉鎖された多角錘空間部8とが
順に形成されている。
【0015】前記多面体空間部7は、上端に向かうほど
細くなる台形状空間に形成され、内蔵する発光ダイオー
ド25のカバー25a表面との隙間が極めて少なくなる
ようになっていると共に、該多面体空間部7の外周表面
は上端に向かうほど細くなる円筒形状で、光を透過させ
る透明ないしは彩色された半透明な樹脂で形成されてい
る。
【0016】前記多面体空間部7に連設されている多角
錘空間部8は頂部9がドーム状に閉鎖されている。前記
平坦部10はこの頂部9に対応した内面に設けられてい
る。又、多角錘空間部8は前記多面体空間部7と同様に
光を透過させる透明ないしは彩色された半透明な樹脂で
形成されている。
【0017】前記発光並列共振回路20は、図7と同様
にアンテナ接続部14上に固定して設けられている容量
性の抵抗21とこの容量性の抵抗21上部の凸部に嵌合
よって固定されたコイル23と、コイル23の中間部分
からコイル23の内部に設けられるエレメント22と、
該エレメント22の中間部分に直列に接続される検波ダ
イオード24と、コイル23の終端とエレメント22の
終端とに直列に接続される発光ダイオード25で構成さ
れている。
【0018】図2(a)はアンテナキャップ1を示すもの
であり、前記多面体空間部7は八面体で先端が細くなる
台形状に形成されている。同様に多面体空間部7の先端
に連設されている多角錘空間部8も八角錐となってい
る。従ってこの多角錘空間部8における平坦部10も八
角形に形成されている。
【0019】図2(b)は図2(a)のA−A断面を内蔵空
間4の開口部方向から見た状態を示し、円筒空間部6
と、該円筒空間部6の上部に連設した多面体空間部7
と、該多面体空間部7の先端に連設され頂部が平坦部1
0に閉鎖された多角錘空間部8が夫々八面体から構成さ
れていることを示しているが、あくまでも一実施の形態
であり、前記多面体及び多角錐は多角であれば八面体以
下であっても、八面体以上であっても良い。
【0020】図3はアンテナキャップ1の作用を示す。
図7に示した従来のアンテナキャップ1aの透明キャッ
プ部15においては、図3(a)で示すように発光ダイオ
ード25から放射された出射光rが仮想の光源中心Lか
ら周囲の四方八方に拡散して出ていくため焦点を結ぶ光
となることができない。
【0021】これに対して、この実施の形態のアンテナ
キャップ1では、図3(b)で示すように多面体空間部7
の夫々の面7aと、キャップ表面12とが凸レンズRを
形成する。このため前記発光ダイオード25から放射さ
れた出射光rが凸レンズRにより光軸Mの前方にある焦
点へ向かって屈折し、それぞれ屈折光r1,r2となっ
て集束する強い光となる。
【0022】このことから、図4に示すように、前記多
面体空間部7の八面の面7aは、夫々の光軸M1〜M8
を有し,出射光rを光軸Mの前方焦点に向けて屈折させ
るため、前記発光ダイオード25から放射された光は八
つの光軸Mの前方にある焦点に集束する光となり、拡散
することがなく携帯電話機を持つ人の目に非常に明るく
輝いて見える。
【0023】図5に示すように、前記多角錘空間部8及
び前記平坦部10の夫々の面8a及び10aと、キャッ
プ表面12とが凸レンズRを形成することにより、前記
発光ダイオード25から放射された出射光rが凸レンズ
Rにより光軸Mの前方にある焦点へ向かって屈折してそ
れぞれ屈折光r3、r4及びr5、r6となり、前記同
様に携帯電話機を持つ人の目に非常に明るく輝いて見え
る。
【0024】以上説明した輝きの明るさは、高周波交流
による点滅によって更に顕著に明るく感じさせることが
できる。このため見かけの照度向上は更に高いものとな
る。照度の低い発光ダイオードでも明瞭な点滅光を得ら
れるため、照度の高い高価な発光ダイオードを使用しな
くてもよくなり、商品のコストを下げることができる。
【0025】また前記多面体空間部7は、上端に向かう
ほど細くなる台形状空間に形成されていることから、先
端が細い発光ダイオード25とアンテナキャップ内壁5
との隙間がなくなり、発光並列共振回路20の挿入に際
し中央部に確実に収めることができる。このため不良品
が発生する問題がなくなると共に、発光ダイオード25
が曲がったり、偏向して取付けられるなどの品質のばら
つきを防止できる。更に発光ダイオード25とアンテナ
キャップ内壁5との隙間が小さいことから発光ダイオー
ド25の光がアンテナキャップ内壁5に反射して拡散す
ることがなく、周囲に放射される照度がより高くなる。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明のアンテナキャッ
プを用いることにより、弱い光源の発光ダイオードの放
射光を散乱、反射せずアンテナキャップで屈折させるレ
ンズ効果により明瞭な光束となして、高い照度を得るこ
とができ携帯電話使用者に明瞭な表示灯となると共に、
照度の低い発光ダイオードでも明瞭な点灯、点滅光を得
られることにより、照度の高い高価な発光ダイオードを
使用しなくてよくなりコストを下げることが可能とな
る。
【0027】更に、アンテナの製造工程において、アン
テナキャップ内に発光並列共振回路を組込む作業が楽に
なり、発光ダイオードがアンテナキャップの中央に曲が
ることなく収められ品質の安定と製造の効率化を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のアンテナキャップを示
す断面図
【図2】(a)はアンテナキャップの正面図、(b)は
(a)のA−A線断面図
【図3】(a)は従来のアンテナキャップの作用を示す
断面図 (b)は一実施の形態のアンテナキャップの作用を示す
断面図
【図4】アンテナキャップにおける多面体空間部の作用
を示す断面図
【図5】アンテナキャップの多角錐空間部の作用を示す
断面図
【図6】従来のアンテナを示す正面図
【図7】従来のアンテナキャップを示す断面図
【符号の説明】
A 従来のアンテナ L 光源中心 M 光軸 M1〜M8 光軸 R 凸レンズ r 出射光 r1〜r6 屈折光 1 アンテナキャップ 1a アンテナキャップ 2 アンテナ本体 3 支持部 4 内蔵空間 5 アンテナキャップ内壁 6 円筒空間部 7 多面体空間部 7a 面 8 多角錐空間部 8a 面 9 頂部 10 平坦部 10a 面 12 キャップ表面 13 接続部 14 アンテナ接続部 15 透明キャップ部 16 不透明キャップ部 20 発光並列共振回路 21 容量性抵抗 22 エレメント 23 コイル 24 検波ダイオード 25 発光ダイオード 25a カバー 26 内蔵空間

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頂部がドーム状に閉じられた円筒形状に
    成形され、携帯電話機等の無線通信機のアンテナ先端に
    取付けるアンテナキャップであって、並列共振回路と発
    光体との内蔵空間を内部に備え、該内蔵空間は円筒空間
    部と、該円筒空間部の上部に連設した多面体空間部と、
    該多面体空間部の先端に連設され頂部が平坦に閉鎖され
    た多角錘空間部で構成されていることを特徴とするアン
    テナキャップ。
  2. 【請求項2】 前記多面体空間部は、上端に向かうほど
    細くなる台形状空間に形成されていることを特徴とする
    請求項1記載のアンテナキャップ。
JP10373279A 1998-12-28 1998-12-28 アンテナキャップ Pending JP2000196318A (ja)

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JP10373279A JP2000196318A (ja) 1998-12-28 1998-12-28 アンテナキャップ

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JP10373279A JP2000196318A (ja) 1998-12-28 1998-12-28 アンテナキャップ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007018242A2 (ja) 2005-08-10 2007-02-15 Asahi Kasei Medical Co Ltd 中空糸膜型血液浄化装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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