JP2000195543A - 絶縁リングと陰極金具の接合方法、結合構造及びこれを用いたナトリウム−硫黄電池 - Google Patents
絶縁リングと陰極金具の接合方法、結合構造及びこれを用いたナトリウム−硫黄電池Info
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Abstract
い、絶縁リングと陰極金具の接合方法及び結合構造を提
供し、更には電池寿命が長く、経済性に優れたナトリウ
ム−硫黄電池を提供する。 【解決手段】 中空円筒状の絶縁リング10と、外周面
に鍔部12aが形成された、中空管状の陰極金具12と
を、接合材11を介して熱圧接合する接合方法である。
鍔部12aの上下方向及び陰極金具12内周面側から押
圧することにより、鍔部12a下面と絶縁リング10の
上端面、及び鍔部12a下側の陰極金具12外周面と絶
縁リング10の内周面とを連続的に接合する。
Description
の二次電池として好適に利用されるナトリウム−硫黄電
池に関し、詳しくはナトリウム−硫黄電池の構成部材で
ある絶縁リングと陰極金具との接合方法及び結合構造、
或いはこれらを用いて構成されるナトリウム−硫黄電池
に関する。
たる陽極容器内に、有底円筒状の固体電解質管を配置
し、当該固体電解質管の内側には陰極活物質としてのナ
トリウムを、外側には陽極活物質としての硫黄を収容し
た構成を有し、300〜350℃に加熱された状態で使
用される。即ち、イオン化したナトリウムが固体電解質
管を透過して硫黄と反応し、多硫化ナトリウムが生成す
る際に電気を発生させる一方、これとは逆の反応によ
り、ナトリウムと硫黄を生成させて、充電を行う仕組み
となっている。
生した電気を取り出し、或いは充電の際に電気を送り込
むための陰極金具を有しているが、陰極金具は陽極側と
電気的に絶縁された状態で設置する必要があるため、一
般的にはα−アルミナ等の絶縁物質からなる中空円筒状
の絶縁リングに熱圧接合された結合構造を採っている。
すように、下治具40、絶縁リング30、接合材31、
陰極金具32の中空管部32bの外周面に形成された鍔
部32a、上治具39を順次積層し、好ましくは、陰極
金具32の内周側に陰極金具32の内周側への反りを防
止するための円筒状治具37を緩挿してワークを形成
し、高温条件下、治具39,40の一方又は双方から上
下方向の圧力を加える方法により行われる。
うに、陰極金具32は、外周面に形成された鍔部32a
の下端面が接合材31を介して絶縁リング30の上端面
に強固に結合され、上下方向に対する機械的接合強度が
高い結合構造が形成される。上記の熱圧接合後には、治
具37,39,40を取り外し、接合された絶縁リング
30と陰極金具32を、図示されない陽極容器内に装填
することによりナトリウム−硫黄電池を組み立てること
ができる。
グ30と陰極金具32との結合構造においては、上述の
ような機械的強度のみならず耐食性を備えていることが
要求される。即ち、ナトリウム−硫黄電池においては、
絶縁リング30の下端側の内周面41に、金属ナトリウ
ムを充填した有底円筒状の固体電解質管がガラス接合さ
れるため、絶縁リング30と陰極金具32の接合部分が
高温で腐食性の高いナトリウムに曝されることになるか
らである。
い陰極金具32の中空管部32bの外径が大型化する
と、ヒートサイクル負荷時に従前と比較して更に強い引
き剥がし力が結合構造に対して発生するため、従前の熱
圧接合方法による結合構造ではナトリウムに対する耐食
性の低下が認められていた。
の鍔部32a下側の外周面と絶縁リング30の上端側外
周面との間隙部42が引き剥がされ、ナトリウムが侵入
して接合部分が徐々に腐食されるため、ナトリウム−硫
黄電池の寿命短縮につながるという問題を生じていた。
決するためになされたものであって、その目的とすると
ころは、接合強度及びナトリウムに対する耐食性が高
い、絶縁リングと陰極金具の接合方法及び結合構造を提
供し、更には電池寿命が長く、経済性に優れたナトリウ
ム−硫黄電池を提供することにある。
ば、中空部を有する円筒状の絶縁リングと、外周面に鍔
部が形成された、前記中空部に嵌合し得る中空管状の陰
極金具とを、接合材を介して熱圧接合する接合方法であ
って、前記鍔部の上下方向及び陰極金具内周面側から押
圧することにより、前記鍔部下面と絶縁リングの上端
面、及び前記鍔部下側の陰極金具外周面と絶縁リングの
内周面とを連続的に接合することを特徴とする接合方法
が提供される。
内周面側からの押圧を、陰極金具の内周に嵌合し得る円
筒状治具により行うことが好ましく、陰極金具の内周面
と円筒状治具の外周面のクリアランスが30〜170μ
mであることが好ましい。また、本発明の接合方法にお
いては、陰極金具の内周面と円筒状治具の外周面が相補
的なテーパ形状であることが好ましい。
により形成された絶縁リングと陰極金具との結合構造が
提供される。
円筒状の絶縁リングに、外周面に鍔部が形成された、前
記中空部に嵌合し得る中空管状の陰極金具を、接合材を
介して熱圧接合された結合構造を有するナトリウム−硫
黄電池であって、当該結合構造が、前記鍔部下面と絶縁
リングの上端面、及び前記鍔部下側の陰極金具外周面と
絶縁リングの内周面とが連続的に接合された結合構造で
あることを特徴とするナトリウム−硫黄電池が提供され
る。
周面に鍔部が形成された、陰極金具とを、前記鍔部の上
下方向に加えて、陰極金具内周面側からも押圧する接合
方法を採る。このような接合方法を採用することによ
り、前記鍔部下面と絶縁リングの上端面のみならず、前
記鍔部下側の陰極金具外周面と絶縁リングの内周面に至
るまでが大きな加圧力で連続的に接合され、接合部分も
長くなるので、絶縁リングと陰極金具の接合部分の強度
及び耐食性が高まり、電池全体の寿命を長くすることが
可能となる。以下、本発明について詳細に説明する。
同様に陰極金具の鍔部を上下方向から押圧することに加
えて、陰極金具内周面側からも押圧する接合方法を採
る。従って、図2における上治具39,下治具40のよ
うな上下方向の圧力を加えるための治具の他に陰極金具
内周面側から外周方向への加圧のための手段が新たに必
要となる。具体的には、陰極金具内周面に嵌挿し得る円
筒状治具により陰極金具内周側からの加圧を行うことが
できる。
具の内周面に嵌挿され得る金属製の治具であり、中空円
筒状のものを用いることが好ましい。円筒状治具を中空
としたのは、熱圧接合は真空条件下で行われるため、ワ
ーク内部の真空排気を容易にし、また、熱容量が増加す
るのを防止するためである。一方、円筒状治具を中実と
すると、ワーク内部の真空排気が困難になり、また、熱
容量も増加するため好ましくない。
極金具の内反りを防止するために円筒状の治具を装填す
る場合があったが、本発明の場合は内周面側から積極的
に押圧することを目的とする点においてこれとは異な
る。即ち、従前の円筒状治具は陰極金具の内反りを防止
すれば足りるため、陰極金具内周面と円筒状治具の外周
面とのクリアランスが比較的大きく構成されており、陰
極金具内周側からの押圧力を与えることができなかっ
た。従って、たとえ熱圧接合時に陰極金具の鍔部下側の
外周面と絶縁リングの内周面との間隙部に接合材が流入
したとしても当該部分が強固に接合されるには至らなか
った。
は、陰極金具内周面側からの押圧力を得るため、陰極金
具内周面と円筒状治具の外周面とのクリアランスを小さ
く構成することが好ましい。具体的には、従前の円筒状
治具と陰極金具とのクリアランスが約300μmであっ
たのに対し、本発明では30〜170μmとすることが
好ましい。
合には、陰極金具内に円筒状治具を嵌挿すること(以
下、「組立性」という。)や熱圧接合終了後の治具の引
き抜き(以下、「取り外し性」という。)が困難となる
可能性がある。
上させるために、陰極金具内周面と円筒状治具外周面を
相補的なテーパ形状とする方法を採ることが更に好まし
い。即ち、図4に示すように、陰極金具12の内周面を
すり鉢状に、円筒状治具17の外周面をこれと相補的な
円錐台状に構成し、円筒状治具17に対して上下方向の
圧力を加える方法である。
り円筒状治具17に加えた上下方向への圧力が、テーパ
により水平方向への圧力にも変換されるため、陰極金具
12内周側から押圧することができ、また、陰極金具1
2と円筒状治具17が相補的なテーパ形状となっている
ため、組立性や取り外し性にも問題がない。テーパの傾
斜度は陰極金具12の大きさ等により適宜選択すべきで
あるが、2〜5°程度の傾斜度であることが好ましい。
具内周面側からの加圧手段を用いることを除いては、従
前と同様に熱圧接合を行えばよい。即ち、図1に示すよ
うに、下治具20、絶縁リング10、接合材11、中空
管状の陰極金具12の外周面に形成された鍔部、上治具
19を順次積層し、陰極金具内周側に円筒状治具17を
緩挿した状態において、約540〜560℃の高温条件
下、治具19,20の一方又は双方から上下方向の圧力
を加えればよい。
グ10の上端面と陰極金具12の鍔部12a下面との間
に延展されるとともに絶縁リング10の内周面と陰極金
具12の外周面との間隙部22にも流入する。この状態
で鍔部12aの上下方向と陰極金具12内周面側から圧
力を加えることにより、鍔部12a下面と絶縁リング1
0の上端面のみならず、鍔部12a下側の陰極金具12
外周面と絶縁リング10の内周面との間隙部22に至る
までが接合材11により連続的に接合され、接合部分も
長くなるのである。
陰極金具12の接合部分の強度が高まり、前記間隙部2
2からのナトリウムの侵入が防止されるため、電池全体
の寿命を長くすることが可能となる。
0、接合材11、陰極金具12、上治具19、下治具2
0については従前と同様のものを用いることができる。
絶縁リング10は、陽極金具と陰極金具の電気的絶縁性
を保持する必要から、絶縁性を有する中空円筒状のセラ
ミックスからなるものが好ましく、強度、コスト等に鑑
みるとα−アルミナなどが好適に使用される。
に鍔部を有する部材であれば足り、一般には厚さが1〜
2mm程度のアルミニウム等の薄板で構成する。接合材
11としては、アルミニウム系のロウ材を用いることが
好ましく、上治具19、下治具20の材質としては、熱
膨張率の小さいSUS430、SUS403、インバー
合金、又は窒化珪素、アルミナ等のセラミックスを用い
ることが好ましい。窒化珪素、アルミナ等はSUS43
0、SUS403より更に熱膨張率が小さく、かつ、熱
伝導率も他のセラミックスより高い点において特に好ま
しい。
に陰極金具12の鍔部12a上側の外周面にα−アルミ
ナ等のセラミックで構成された中空円筒状のバックアッ
プ用リング13を嵌合的に配設することが好ましい。熱
圧接合時の治具19と陰極金具12の鍔部12aとの癒
着を防止でき、また、電池とした後の高温運転時に陰極
金具12の伸縮、反り等を防止できるからである。
リング10を陽極容器に接合するための陽極金具を熱圧
接合する場合には、図4に示すように陽極金具15と陰
極金具12とを同時に熱圧接合することも好ましい。陽
極金具15と陰極金具12を同時に熱圧接合すれば製造
工程を簡略化することができるからである。
絶縁リングと陰極金具との結合構造の例を図面に基づき
更に詳細に説明するが、本発明は下記の実施例に限定さ
れるものではない。
極金具12内周側に円筒状治具17を緩挿した状態にお
いて、下治具20、陽極金具15、接合材14、下端側
の内周面に固体電解質管21がガラス接合されている絶
縁リング10、接合材11、陰極金具12の中空管部1
2b外周面に形成された鍔部12a、接合材16、バッ
クアップリング13、上治具19を順次積層して、ワー
クを形成した。
おいて、前記ワークに下治具20側から上方向に6to
nの荷重を加えた。即ち、上治具19によりバックアッ
プリング13の上端面及び円筒状治具17の上端面を、
下治具20により陽極金具15の下端部を加圧した。
×10-6(1/K)のSUS304製とし、外周面に3
°の傾斜度でテーパ加工を施したものを用いた。陰極金
具12内周面にも3°の傾斜度でテーパ加工を施した。
即ち、実施例1では陰極金具12内周面と円筒状治具1
7外周面とのクリアランスは0μmとなる。接合材1
1,14,16はいずれもアルミニウム系のロウ材を使
用した。
aと絶縁リング10とが接合材11により、陽極金具1
5の下端部と絶縁リング10の下端面とが接合材14に
より、バックアップリング13下端面と陰極金具12の
鍔部とが接合材16により各々強固に接合された。
極金具32内周側に円筒状治具37を緩挿した状態にお
いて、下治具40、下端側の内周面に図示しない固体電
解質管がガラス接合されている絶縁リング30、接合材
31、陰極金具12の中空管部12b外周面に形成され
た鍔部12a、上治具39を順次積層して、ワークを形
成した。
おいて、前記ワークに下治具40側から上方向に6to
nの荷重を加えた。即ち、上治具39により陰極金具鍔
部32aの上端面及び円筒状治具37の上端面を、下治
具40により絶縁リング30の下端部を加圧した。
おける陰極金具32内周面と円筒状治具37外周面との
クリアランスを100μmとし、円筒状治具37の外周
面及び陰極金具32内周面にはテーパ加工を施さずに熱
圧接合を行った。円筒状治具37の材質は実施例1同様
に線熱膨張係数約17×10-6(1/K)のSUS30
4製とした。接合材31はアルミニウム系のロウ材を使
用した。
縁リング30とが接合材31により強固に接合された。
32内周側に円筒状治具37を緩挿した状態において、
下治具40、下端側の内周面に図示しない固体電解質管
がガラス接合されている絶縁リング30、接合材31、
中空管状の陰極金具32の外周面に形成された鍔部32
a、上治具39を順次積層して、ワークを形成した。
おいて、前記ワークに下治具40側から上方向に6to
nの荷重を加えた。即ち、上治具39によりにより鍔部
32a及び円筒状治具37の上端面を、下治具40によ
り絶縁リング30の下端部を加圧した。
×10-6(1/K)のSUS304製とし、ワーク形成
時(常温)における陰極金具32内周面と円筒状治具3
7外周面とのクリアランスは300μmとした。接合材
31としてはアルミニウム系のロウ材を使用した。比較
例1では、陰極金具32の鍔部32aと絶縁リング30
とが接合材31により強固に接合された。
較例1の方法により接合された絶縁リングと陰極金具に
ついては、以下に示す方法によりNaに対する耐食性を
評価した。
されない陽極容器内に装填してナトリウム−硫黄電池を
構成し、当該電池について充放電は行わずに、360
℃まで昇温、360℃で1時間保温、280℃まで
降温、280℃で1時間保温、という操作を1サイク
ルとして、当該操作を連続して3000サイクル行い、
Naによる侵食の程度を比較した。
陰極金具鍔部との接触面において、中空管部外周面から
陰極金具鍔部の径方向にNaが侵入した距離(以下、
「侵食距離」という。)を基準として判断した。
んだ電池では、侵食距離が1〜2mm程度であった。こ
れに対し、実施例1及び実施例2の結合構造を組み込ん
だ電池では、侵食距離は0mmであり、絶縁リングと陰
極金具鍔部との接触面における侵食は全く観察されなか
った。即ち、実施例1及び実施例2の熱圧接合方法によ
りNaに対する耐食性が高い結合構造が形成することが
できた。
ば、接合強度及びナトリウムに対する耐食性が高い、絶
縁リングと陰極金具の結合構造が得ることができる。従
って、寿命が長く、しかも経済性に優れたナトリウム−
硫黄電池を提供することができる。
示す一部断面説明図である。
す一部断面説明図である。
す一部断面説明図である。
面説明図である。
2a…鍔部、12b…中空管部)、13…バックアップ
リング、14…接合材、15…陽極金具、16…接合
材、17…円筒状治具、19…上治具、20…下治具、
21…固体電解質管、22…間隙部、30…絶縁リン
グ、31…接合材、32…陰極金具(32a…鍔部、3
2b…中空管部)、37…円筒状治具、39…上治具、
40…下治具、41…絶縁リング内周面、42…間隙
部。
Claims (6)
- 【請求項1】 中空部を有する円筒状の絶縁リングと、
外周面に鍔部が形成された、前記中空部に嵌合し得る中
空管状の陰極金具とを、接合材を介して熱圧接合する接
合方法であって、 前記鍔部の上下方向及び陰極金具内周面側から押圧する
ことにより、前記鍔部下面と絶縁リングの上端面、及び
前記鍔部下側の陰極金具外周面と絶縁リングの内周面と
を連続的に接合することを特徴とする接合方法。 - 【請求項2】 陰極金具内周面側からの押圧を、陰極金
具の内周に嵌合し得る円筒状治具により行う請求項1に
記載の接合方法。 - 【請求項3】 陰極金具の内周面と円筒状治具の外周面
のクリアランスが30〜170μmである請求項2に記
載の接合方法。 - 【請求項4】 陰極金具の内周面と円筒状治具の外周面
が相補的なテーパ形状である請求項2又は3に記載の接
合方法。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一項に記載の接
合方法により形成された絶縁リングと陰極金具との結合
構造。 - 【請求項6】 中空部を有する円筒状の絶縁リングに、
外周面に鍔部が形成された、前記中空部に嵌合し得る中
空管状の陰極金具を、接合材を介して熱圧接合された結
合構造を有するナトリウム−硫黄電池であって、 当該結合構造が、前記鍔部下面と絶縁リングの上端面、
及び前記鍔部下側の陰極金具外周面と絶縁リングの内周
面とが連続的に接合された結合構造であることを特徴と
するナトリウム−硫黄電池。
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1998
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