JP2000194973A - 緊急通報システム - Google Patents

緊急通報システム

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JP2000194973A
JP2000194973A JP11014971A JP1497199A JP2000194973A JP 2000194973 A JP2000194973 A JP 2000194973A JP 11014971 A JP11014971 A JP 11014971A JP 1497199 A JP1497199 A JP 1497199A JP 2000194973 A JP2000194973 A JP 2000194973A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 子供や老人などの体力の無い人でも容易に利
用することができ、また一般人でも、使用するのに違和
感を感じなくて済む、緊急通報システムを提供すること
を目的とする。 【構成】靴などの履物と、前記履物に備えられ、前記履
物をユーザーが履いているか否か即ち使用しているか否
かを検出するための履物使用検出手段と、前記履物に備
えられ、前記履物の傾きなどの状態を検出するための履
物状態検出手段と、前記履物使用検出手段からの出力と
前記履物状態検出手段からの出力に基づいて、異常の発
生の有無を判定する異常判定手段と、異常発生を通報す
る通報先を記憶しておく通報先記憶手段と、前記異常判
定手段からの出力及び前記通報先記憶手段からの出力に
基づいて、前記通報先に異常発生を無線で送信するため
の送信手段と、を含むことを特徴とする緊急通報システ
ムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、老人や子供その他の人
が戸外で突発事故や急病などの異常に遭遇したときに、
緊急通報することができるシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、人が戸外で突発事故や急病な
どの異常に遭遇したときに、緊急通報することができる
システムが提案されている。例えば、1998年10月
11日付け日経産業新聞の「事故・・・倒れて動けない
姿勢検出し自動通報 コスモテクニカ 携帯型センサ
ー活用」という記事は、次のような文章で、新商品を紹
介している。「ファクトリーオートメーション用無線技
術のコスモテクニカ(東京、片山俊弘社長、03・37
03・3920)は人が突発事故などで倒れて動かなく
なった場合に、ジャイロセンサーで姿勢を検出して自動
的に緊急通報するシステムを開発した。姿勢を感知する
携帯型センサーやセンサーからの電波をとらえる受信
機、最寄の連絡先やポケットベルに自動的に電話をかけ
るオートダイヤル装置などで構成する。携帯型センサー
には人の動き(加速度)を感知するジャイロセンサーと
体の傾きを感知する傾斜センサーを組み込んである。体
の傾斜が二十秒以上七十五度を超えていると、人が転倒
して動けなくなったと判断。緊急信号を発して最寄の連
絡先に通報が届く仕組み。」
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
緊急通報システムは、前記の新商品の記事にも示すよう
に、「携帯型センサー」を対象者の腰や背中に携帯させ
るようにしているが、かなりの容量と重量を有する携帯
型センサーを腰や背中に付けるのは、極めて不便であ
る。また、体力のある大人でも、前述のような携帯型セ
ンサーを背中などに付けるのは違和感を感じざるを得な
い。特に体力の少ない子供や老人に付けさせることは、
実際上困難である。本発明はこのような従来技術の課題
に着目してなされたものであって、子供や老人などの体
力の無い人でも容易に利用することができ、また一般人
でも、使用するのに違和感を感じなくて済む、緊急通報
システムを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】(定義)本発明におい
て、「前記履物をユーザーが履いているか否か即ちユー
ザーが履物を使用しているか否かを検出するための履物
使用検出手段」は、例えば、履物の足を載せる部分又は
その近傍に備えられた(履物に外付け又は内蔵された)
重量センサ、圧力センサ、接触センサ、温度センサ、光
センサなどの様々な種類のセンサの一つ又は複数の組み
合わせにより構成され、履物が「ユーザーにより使用さ
れているか否か」を検出する。例えば、前記重量センサ
は、ユーザーの体重が履物の足を載せる部分にかかって
いるか否かを検出する(体重がかかっていれば、「履い
ている」と推定できる)。また、圧力センサは、ユーザ
ーの歩くときの足の移動に伴う衝撃が、履物の足を載せ
る部分にかかっているか否かを検出する。また、接触セ
ンサは、ユーザーの足が、履物の足を載せる部分に接触
しているか否かを検出する。また、温度センサは、ユー
ザーの足からの体温が、履物の足を載せる部分に伝導し
ているか否かを検出する。また、光センサは、履物の足
を載せる部分に外部からの光が到達しているか否かを検
出する(もし、外部からの光が到達していればユーザー
の足は前記履物の足を載せる部分に載せられていない
し、外部からの光が到達していなければユーザーの足が
前記履物の足を載せる部分に載せられている即ちユーザ
ーが使用していることになる)。前記「履物使用検出手
段」は、実際には、前記の各種センサの幾つかを組み合
わせて使用するのが望ましい。というのは、例えば、冬
の雪山を登山しているときは、ユーザーの足の温度その
ものが冷えているので、前記温度センサの検出結果だけ
では「使用の有無」を正確に判定できない。また、夜間
の戸外はもともと履物の周囲の光が少ないため、前記光
センサの検出結果だけでは正確な判定はできない。本発
明において、「履物の傾きなどの状態を検出するための
履物状態検出手段」は、例えば、靴底などの中に、靴の
動き(加速度)を感知するジャイロセンサと靴の傾きを
感知する傾斜センサを内蔵し、「靴の移動が停止したか
否か、及び、靴の傾斜角度など」を検出する。つまり、
本発明の履物状態検出手段は、履物が現在移動中である
か否か(「移動中」即ちユーザーが「歩行」や「運動」
を行っているときは、履物の傾斜角度がいろいろな角度
に変更しても、原則として「異常は無い」と判断する材
料となる)の検出や、履物の傾斜角度はどのようなもの
か(通常の行動の範囲内、例えばベンチに腰掛けている
ときの履物の傾き程度であれば「異常は無い」と判断す
る材料になるが、異常な傾き角度が継続していれば、
「異常が発生した」と判断する材料になる)。本発明に
おいて、「履物使用検出手段からの出力と履物状態検出
手段からの出力に基づいて、異常の発生の有無を判定す
る異常判定手段」は、例えば、靴の移動が停止し(歩行
が停止した)、靴の傾斜(異常な傾斜)が所定時間以上
継続したときは、「ユーザーが事故や急病などで転倒し
たなどの異常が発生した」と判定する。なお、本発明に
おいては、前記の履物使用検出手段、履物状態検出手
段、及び、重量等検出手段は、履物に備えられる必要が
ある(本発明において「備えられる」とは、「外付け」
される場合と「内蔵」される場合との両者を含む)が、
異常判定手段、送信手段、及び現在位置特定手段など
は、履物に備えられても良いし履物以外の場所(例え
ば、ユーザーの腰のベルトなど)に備えられてもよい。
【0005】(本発明の内容) 1.靴などの履物と、前記履物に備えられ、前記履物を
ユーザーが履いているか否か即ち使用しているか否かを
検出するための履物使用検出手段と、前記履物に備えら
れ、前記履物の傾きなどの状態を検出するための履物状
態検出手段と、前記履物使用検出手段からの出力と前記
履物状態検出手段からの出力に基づいて、異常の発生の
有無を判定する異常判定手段と、異常発生を通報する通
報先を記憶しておく通報先記憶手段と、前記異常判定手
段からの出力及び前記通報先記憶手段からの出力に基づ
いて、前記通報先に異常発生を無線で送信するための無
線送信手段と、を含むことを特徴とする緊急通報システ
ム。 2.靴などの履物と、前記履物に備えられ、前記履物を
ユーザーが履いているか否か即ち使用しているか否かを
検出するための履物使用検出手段と、前記履物に備えら
れ、前記履物の傾きなどの状態を検出するための履物状
態検出手段と、前記履物に備えられ、前記履物の足が載
せられる部分に対する重量又は圧力の有無又は変化を検
出する重量等検出手段と、前記履物使用検出手段、前記
履物状態検出手段、及び前記重量等検出手段からの出力
に基づいて、異常の発生の有無を判定する異常判定手段
と、異常発生を通報する通報先を記憶しておく通報先記
憶手段と、前記異常判定手段からの出力及び前記通報先
記憶手段からの出力に基づいて、前記通報先に異常発生
を無線で送信するための無線送信手段と、を含むことを
特徴とする緊急通報システム。 3.上記1又は2において、前記履物やユーザーの他の
身体の周辺箇所などに備えられ、前記履物又はユーザー
の現在位置を特定するための現在位置特定手段を備え、
前記送信手段は、前記現在位置特定手段からの出力に基
づいて、前記履物の現在位置データをも無線で送信する
ものである、ことを特徴とする緊急通報システム。
【0006】 〔発明の詳細な説明〕
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態を示す概
略ブロック図である。図1において、1は「履物をユー
ザーが使用している(履いている)か否か」を検出する
ための履物使用検出用の各種センサ(前述のような、履
物に外付け又は内蔵された重量センサ、圧力センサ、接
触センサ、温度センサ、光センサなどの様々な種類のセ
ンサ)である。また、2はこれらの各種センサ1からの
信号に基づいて、「履物がユーザーにより現在使用され
ている(履かれている)か否か」を判定するための履物
使用判定部である。また、10は「履物の足が載せられ
る部分に所定の重量(履物のユーザーの体重に見合う重
量)が載せられているか(又は、前記の足が載せられて
いる部分に所定の圧力(履物のユーザーの動きに見合う
圧力)が加えられているか)」を検出するための重量等
センサである。また、3は「履物が現在移動しているか
停止しているかや履物の傾斜角度などの履物の状態」を
検出するための履物状態検出部である。この履物状態検
出部は、例えば、履物の動き(加速度)を検出するジャ
イロセンサ及び履物の傾きを検出する傾斜センサなどを
使用して構成される。また、4は「ユーザーに事故や急
病などの異常が発生したか否か(ユーザーが事故や急病
で転倒しているか否かなど)」を判定する異常判定部で
ある。この異常判定部4は、前記履物使用判定部2から
の出力、前記重量等センサ10からの出力、及び前記履
物状態検出部3からの出力に基づいて、例えば、「履物
が使用されている状態で、且つ、履物に所定の重量又は
圧力が加えられていない状態で、さらに、履物の傾斜角
度が予め設定された正常範囲外でありその状態が所定時
間以上継続しているとき」に、異常が発生したと判定
し、所定の異常発生信号を出力する。
【0007】なお、ここで、前記の履物使用検出用の各
種センサ1の検出結果と前記重量等センサ10の検出結
果との関係について説明する。前記各種センサ1からの
検出結果は、履物をユーザーが使用しているか否か(履
いているか否か)を検出するために使用されるセンサで
ある。この各種センサ1の中には、重量センサや圧力セ
ンサも存在し得る。次に、前記の重量等センサ10は、
「履物をユーザーが使用している(履いている)」こと
を前提に、その「ユーザーは、その履物を履いた状態
で、歩行などの移動や運動を行っているのか、それとも
ベンチや椅子に座るなどして停止・静止しているのか」
を判定するための材料を提供するためのものである(例
えば、履物が使用中であることを前提とした場合に、ユ
ーザーの体重に見合う重量や圧力が履物の足が載せられ
る部分に加えられていないことは、ユーザーは移動・運
動していないで停止・静止していると推定する材料にな
る)。よって、両者(重量センサと圧力センサ)は、目
的の上で区別される。しかし、重量センサや圧力センサ
は、前記の履物使用検出用のセンサとしても使用され得
るので、一つの重量センサ及び圧力センサが、前記の履
物使用検出用の各種センサ1の一部として使用されると
共に、前記重量等センサとしても使用されるという「兼
用」はあり得る。
【0008】次に、異常判定部4で異常発生が判定され
たときは、異常判定部4から異常信号が異常確認部5に
送信される。異常確認部5では、この異常信号を受信す
ると、所定の異常確認動作を行う。本実施形態では、ま
ず、靴などの履物に取り付けた小型ブザー5aを数十秒
間鳴らすと共に、履物の底部に備えられたバイブレータ
5bを数十秒間振動させる。ユーザーに特に異常が発生
していないときは、ユーザーは前記のブザー音又は振動
に応じて、履物などに備えられた所定のスイッチ5cを
操作して「異常が無い」ことを異常確認部に送信する。
スイッチ5cがユーザーにより操作されたときは、異常
確認部5は「異常は無い」と判断する。これに対して、
前記のブザー音及び振動を発生させたにも拘わらず所定
時間内にユーザーによるスイッチ5cの操作が無いとき
は、異常確認部5は「異常を確認した」と判定し、異常
確認信号を、通報先メモリ6、GPS受信部8、及び無
線送信部7に送信する。
【0009】なお、このとき、異常確認部5は、履物又
はユーザーの周囲の状況を撮像するCCD(電荷結合素
子)カメラ5d及び集音マイク5eからの情報に基づい
てユーザーに発生した異常の種類(急病か、事故か、な
ど)をも判定し、その異常の種類を示す信号をも、前記
の通報先メモリ6及び送信部7に送信する。前記通報先
メモリ6は、異常の種類(急病か事故かなど)に応じた
複数種類の通報先の電話番号又は電子メールアドレスを
予め記録している。通報先メモリ6は、前記異常確認部
5からの異常確認信号及び異常の種類を示す信号を受信
すると、その異常の種類に対応した送信先(例えば、急
病の場合は消防署の119番と病院と家族、事故の場合
は警察の110番と家族、など)の電話番号又は電子メ
ールアドレスなどの通報先情報を、無線送信部7に送
る。また、GPS受信部8は、複数の衛星からの電波に
基づいて現在位置座標データを算出するもので、例えば
靴などの履物に内蔵されるか又はユーザーの腰のベルト
やイヤリングなどの身につけるアクセサリーなどに備え
付けられている(又は、ユーザーが携帯するノート型パ
ソコンや携帯情報機器でもよい)。異常確認部5からの
異常確認信号を受けたGPS受信部8は、ユーザー又は
履物の現在位置座標データを無線送信部7に送信する。
【0010】無線送信部7は、前記異常確認部5からの
異常確認信号及び異常の種類を示す信号と、前記GPS
受信機8からの現在位置データと、前記通報先メモリか
らの通報先情報(電話番号又はメールアドレスなど)と
を受けて、所定の通報先に、異常の発生と異常の種類を
示す信号、及び現在位置データを、無線送信する(場合
により、前記カメラ5dからの映像と前記マイク5eか
らの音声情報をも、前記の各データと共に送信するよう
にしてもよい)。
【0011】次に、本実施形態の具体的な動作を、図2
に基づいて説明する。図2(a)に示すように、ユーザ
ー11が戸外で歩行その他の運動を行っているときは、
ユーザーが履いている靴12には、靴12の中のユーザ
ーの足が載せられる部分を通して、ユーザーの体重が加
えられ、ユーザーの運動に伴う衝撃(圧力)が加えら
れ、ユーザーの体温が加えられ、ユーザーの足により光
が遮られ、またユーザーの足が接触する。このような状
態では、前記の重量センサ、圧力センサ、温度センサ、
光センサ、及び接触センサなどから成る各種センサ1か
らの検出結果に基づいて、前記履物使用判定手段2は、
「ユーザーは、現在、履物を使用している」と判定す
る。この「履物を使用している」という判定結果は、異
常判定部4に送信される。また、重量等センサ10(図
1参照)からの検出結果(この図2(a)の場合は、ユ
ーザーの体重や圧力が靴12に加えられる)も、異常判
定部4に送信される。よって、この場合は、異常判定部
4に送られる履物検知部3からの検出結果が、「靴の傾
斜角度が大きく傾斜している」という検出結果だとして
も、異常判定部4は「異常は無い」と判定する(歩行・
運動中であれば、靴12の傾斜角度が大きく傾斜するこ
とも不思議ではないから)。なお、図1において、少な
くとも、履物使用検出用各種センサ1と重量等センサ1
0と履物状態検出部3とは、靴などの履物に備える必要
がある。しかし、他の部分(履物使用判定部2、異常判
定部4、異常確認部5、通報先メモリ6、GPS受信機
8、無線送信部7など)は、履物に備えるようにしても
良いし、履物以外の場所に備えるようにしてもよい(例
えば、ユーザーの腰のベルトに装着したり、ユーザーが
手に持つ携帯型ノートパソコンや携帯情報端末に内臓す
るなどしてもよい)。
【0012】次に、図2(b)に示すように、ユーザー
が戸外のベンチなどに腰掛けて静止しているときの動作
を説明する。この場合は、前記各種センサ1及び履物使
用判定部2からは「ユーザーが履物を使用中であるこ
と」を示す信号が出力される。しかし他方、前記重量等
センサ10からは「ユーザーが靴を履いたまま静止して
いること」を示す信号が出力される。また、履物状態検
出部3からは「靴12が正常な角度に保たれているこ
と」を示す信号が出力される。よって、これらの出力を
受けた前記異常判定部4は、「異常無し」と判定する。
次に、図2(c)に示すように、ユーザーが戸外で前の
めり(うつ伏せ)に倒れ込んでいるときの動作を説明す
る。この場合は、履物使用検出用の各種センサ1及び履
物使用判定部2からは、「ユーザーが靴12を使用中で
あること」を示す信号が出力される。また、前記重量等
センサ10からは、「ユーザーが移動・運動しないでほ
ぼ停止・静止していること」を示す信号を出力する。さ
らに、前記履物状態検出部3からは、「靴12の傾斜角
度が予め設定された正常な範囲を逸脱して傾斜しており
それが所定時間以上継続していること」を示す信号が出
力される。これら信号を受けた異常判定部4は、「異常
が発生した」と判定し、異常発生を示す信号を異常確認
部5に送信する。次に、図2(d)に示すように、ユー
ザーが戸外で仰向けに倒れているときの動作を説明す
る。この場合は、履物使用検出用の各種センサ1及び履
物使用判定部2からは、「ユーザーが靴12を使用中で
あること」を示す信号が出力される。また、前記重量等
センサ10からは、「ユーザーが移動・運動しないでほ
ぼ停止・静止していること」を示す信号を出力する。さ
らに、前記履物状態検出部3からは、「靴12の傾斜角
度が予め設定された正常な範囲を逸脱して傾斜しており
それが所定時間以上継続していること」を示す信号が出
力される。これら信号を受けた異常判定部4は、「異常
が発生した」と判定し、異常発生を示す信号を異常確認
部5に送信する。
【0013】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、靴など
の履物に、ユーザー(履物を使用している人)の異常の
発生を検出するためのセンサ類を備えるようにしたの
で、緊急通報システムを構成する場合に、従来のように
ユーザーに「所定の重量や容量のあるセンサ類を腰や背
中に装着しなければならない」という不便が生じること
を、防止することができる。なぜなら、靴などの履物で
あれば、少しくらいの重量と容量があるセンサ類でも、
ユーザーはそれほど負担や違和感を感じないからであ
る。特に、体力の無い老人や子供にとっては、本発明の
ように「センサ類を携帯させる場所」として履物を使用
するメリットは大きい。また、履物又はユーザーの現在
位置データをも異常発生を示す緊急通報に含めるように
すれば、緊急事態に対する対処がより適切且つスピーデ
ィに行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示す概略ブロック図で
ある。
【図2】 本実施形態の動作を説明するための図であ
る。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 靴などの履物と、 前記履物に備えられ、前記履物をユーザーが履いている
    か否か即ちユーザーが使用しているか否かを検出するた
    めの履物使用検出手段と、 前記履物に備えられ、前記履物の傾きなどの状態を検出
    するための履物状態検出手段と、 前記履物使用検出手段からの出力と前記履物状態検出手
    段からの出力に基づいて、異常の発生の有無を判定する
    異常判定手段と、 異常発生を通報する通報先を記憶しておく通報先記憶手
    段と、 前記異常判定手段からの出力及び前記通報先記憶手段か
    らの出力に基づいて、前記通報先に異常発生を無線で送
    信するための無線送信手段と、を含むことを特徴とする
    緊急通報システム。
  2. 【請求項2】 靴などの履物と、 前記履物に備えられ、前記履物をユーザーが履いている
    か否か即ちユーザーが使用しているか否かを検出するた
    めの履物使用検出手段と、 前記履物に備えられ、前記履物の傾きなどの状態を検出
    するための履物状態検出手段と、 前記履物に備えられ、前記履物の足が載せられる部分に
    対する重量又は圧力の有無又は変化を検出する重量等検
    出手段と、 前記履物使用検出手段、前記履物状態検出手段、及び前
    記重量等検出手段からの出力に基づいて、異常の発生の
    有無を判定する異常判定手段と、 異常発生を通報する通報先を記憶しておく通報先記憶手
    段と、 前記異常判定手段からの出力及び前記通報先記憶手段か
    らの出力に基づいて、前記通報先に異常発生を無線で送
    信するための無線送信手段と、を含むことを特徴とする
    緊急通報システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、さらに、 前記履物やユーザーの他の身体の周辺箇所に備えられ、
    前記履物又はユーザーの現在位置を特定するための現在
    位置特定手段を備え、 前記無線送信手段は、前記現在位置特定手段からの出力
    に基づいて、前記履物の現在位置データをも無線で送信
    するものである、ことを特徴とする緊急通報システム。 【0001】
JP11014971A 1998-10-23 1999-01-22 緊急通報システム Pending JP2000194973A (ja)

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