JP2000194927A - 自動販売機の飲料攪拌混合装置 - Google Patents

自動販売機の飲料攪拌混合装置

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JP2000194927A
JP2000194927A JP10372157A JP37215798A JP2000194927A JP 2000194927 A JP2000194927 A JP 2000194927A JP 10372157 A JP10372157 A JP 10372157A JP 37215798 A JP37215798 A JP 37215798A JP 2000194927 A JP2000194927 A JP 2000194927A
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JP
Japan
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bowl
shaped container
container
hot water
stirring
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Pending
Application number
JP10372157A
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English (en)
Inventor
Takashi Nagasawa
孝志 長澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanden Corp
Original Assignee
Sanden Corp
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Publication date
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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来型の飲料攪拌混合装置に比べて、洗浄力
が強い飲料攪拌混合装置を提供する 【解決手段】 底部に開口が形成された椀状容器と、前
記開口周縁の碗状容器底壁に接近して碗状容器内に配設
され前記開口を覆う円板状の攪拌羽根と、攪拌羽根を回
転駆動する駆動装置とを備え、椀状容器内に攪拌羽根と
椀状容器底壁との間の隙間よりも大径の少なくとも1個
の粒材が収納されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は飲料攪拌混合装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1に示すように、底部に開口1aが形
成された椀状容器1と、開口1a周縁の碗状容器1の底
壁に接近して碗状容器1内に配設され前記開口を覆う円
板状の攪拌羽根2と、攪拌羽根を回転駆動するモーター
3とを備える飲料攪拌混合装置が、飲料粉末に湯を加え
攪拌混合して調製した飲料、液体飲料に砂糖や粉ミルク
等の調味料を加え攪拌混合して調製した飲料等を販売す
る自動販売機に従来から使用されてきた。
【0003】図1の飲料攪拌混合装置においては、モー
ター3を作動させて攪拌羽根2を回転駆動する。原料シ
ュート4を介して椀状容器1ヘ粉末飲料を供給し、給水
チューブ5を介して椀状容器1ヘ湯を供給し、椀状容器
1内で飲料粉末と湯とを攪拌混合して飲料を調製する。
攪拌混合中に発生した蒸気は排気ダクト6を通って排出
する。飲料粉末と湯とを十分に攪拌混合した後、モータ
ー3の作動を停止させ攪拌羽根2の回転を停止させる。
遠心力により椀状容器1の傾斜した内壁に沿って径方向
外方ヘ押しやられていた飲料が、前記内壁に沿って流れ
下り、攪拌羽根2と碗状容器1の底壁との間の隙間を通
り、開孔1aを通って椀状容器1から流出し、導管7を
通って図示しないカップヘ流入する。
【0004】調製した飲料を椀状容器1から排出した
後、モーター3を作動させて攪拌羽根2を回転駆動し、
椀状容器1へ湯を供給し、椀状容器1内の湯を攪拌し
て、椀状容器1を洗浄する。十分に湯を攪拌した後、モ
ーター3を停止させて攪拌羽根2を停止させ、洗浄廃液
を導管7を介して排出する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図1に示す従来型の飲
料攪拌混合装置には、単に湯の流れだけで椀状容器1を
洗浄するので、椀状容器1の内壁に付着した飲料を十分
に洗い流すことができず、経時的に椀状容器1の内壁が
汚れてくるという問題があった。本発明は上記問題に鑑
みてなされたものであり、従来型の飲料攪拌混合装置に
比べて、洗浄力が強い自動販売機の飲料攪拌混合装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、底部に開口が形成された椀状容
器と、前記開口周縁の碗状容器底壁に接近して碗状容器
内に配設され前記開口を覆う円板状の攪拌羽根と、攪拌
羽根を回転駆動する駆動装置とを備え、椀状容器内に攪
拌羽根と椀状容器底壁との間の隙間よりも大径の少なく
とも1個の粒材が収納されていることを特徴とする自動
販売機の飲料攪拌混合装置を提供する。本発明に係る自
動販売機の飲料攪拌混合装置においては、椀状容器内に
収納された粒材が攪拌された湯に追随して椀状容器内を
自由に動き回り、椀状容器の内面に接触して内面に付着
した飲料を掻き落とす。この結果、単に湯の流れで洗浄
する場合に比べて洗浄力が向上する。
【0007】本発明の好ましい態様においては、粒材は
球形又は略球形である。球形又は略球形の粒材は、鋭利
な角部を有する粒材に比べて椀状容器の内面に傷を付け
る危険性が少ない。
【0008】本発明の好ましい態様においては、粒材は
比重が略1又は1未満の素材で形成されている。粒材の
比重が略1又は1未満であれば、粒材は椀状容器内の湯
の流れに乗って上下左右に自由に動き回ることができる
ので、洗浄力が向上する。
【0009】本発明の好ましい態様においては、異なる
比重の素材から成る複数種類の粒材が椀状容器内に収納
されている。異なる比重の素材から成る複数種類の粒材
が椀状容器内に収納されていれば、比重の小さな素材か
ら成る粒材により椀状容器の上部内面が洗浄され、中程
度の比重の素材から成る粒材により椀状容器の中部内面
が洗浄され、比重の大きな素材から成る粒材により椀状
容器の下部内面が洗浄される。この結果、洗浄力が向上
する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施例に係る自動販売機
の飲料攪拌混合装置を図2に基づいて説明する。碗状容
器11の底部に開口11aが形成されている。椀状容器
11の上端は蓋11bによって覆われている。碗状容器
11内に円板状の攪拌羽根12が配設されている。攪拌
羽根12は、開口11a周縁の碗状容器11の底壁に接
近して配設され開口11aを覆っている。攪拌羽根12
を貫通して軸部材12aが上下に延在している。軸部材
12aは碗状容器11に取り付けられた軸受けによって
回転可能に支持されている。軸部材12aの上端は、カ
ップリングを介してモーター13に接続されている。椀
状容器11の蓋11bに形成した開孔に、原料シュート
14と、給湯チューブ15と、排気ダクト16とが接続
されている。碗状容器11の開口11aに導管17が接
続されている。
【0011】椀状容器11内に、攪拌羽根12と椀状容
器11の底壁との間の隙間Sよりも大径の、少なくとも
1個、好ましくは複数個の粒材18が収納されている。
粒材18は球形又は略球形に形成されている。粒材18
は比重が略1又は1未満の素材で形成されている。粒材
18は食品衛生上問題の無い素材で形成されている。
【0012】上記構成を有する本実施例に係る自動販売
機の飲料攪拌混合装置の作動を説明する。モーター13
が作動し、攪拌羽根12が回転する。シュート14を介
してインスタントコーヒー粉末、ココア粉末等の飲料粉
末と砂糖、粉状クリーム等とが椀状容器11ヘ供給され
る。給湯チューブ15を介して湯が椀状容器11ヘ供給
される。上記原料は、回転する攪拌羽根12によって攪
拌され混合され、飲料が調製される。攪拌中、攪拌羽根
12と碗状容器底壁との間の隙間へ侵入しようとする飲
料は遠心力により径方向外方ヘ押し戻されるので、碗状
容器11内の飲料は碗状容器11から流出しない。飲料
の攪拌混合中に発生した蒸気は、排気ダクト16を介し
て排出される。攪拌混合が終了し、攪拌羽根12が停止
すると、調製された飲料は、攪拌羽根12と碗状容器1
1の底壁との間の隙間を通り、碗状容器11の底部に形
成された開口11aを通って碗状容器11から流出し、
導管17を経て図示しない紙コップ等の容器へ流入す
る。
【0013】調製された飲料が椀状容器11から排出さ
れた後、モーター13が作動して攪拌羽根12が回転
し、給湯チューブ15を介して椀状容器11へ湯が供給
される。椀状容器11内の湯は、回転する攪拌羽根12
により、図2で矢印で示すように水平方向に攪拌され
る。湯の流れにより椀状容器11の内面に付着した飲料
が洗い流される。椀状容器11内に収納された粒材18
が、攪拌された湯に追随して椀状容器11内を自由に動
き回り、椀状容器11の内面に接触し、て内面に付着し
た飲料を掻き落とす。この結果、単に湯の流れで洗浄す
る場合に比べて洗浄力が向上する。
【0014】粒材18は球形又は略球形なので、鋭利な
角部を有する粒材に比べて椀状容器11の内面に傷を付
ける危険性が少ない。
【0015】粒材18の比重が略1又は1未満なので、
粒材18は椀状容器11内の湯の流れに乗って上下左右
に自由に動き回ることができ、椀状容器11の内面を万
遍なく洗浄できる。この結果、洗浄力が向上する。
【0016】以上本発明の実施例を説明したが、本発明
は上記実施例に限定されない。異なる比重の素材から成
る複数種類の粒材18を椀状容器11内に収納しても良
い。異なる比重の素材から成る複数種類の粒材18が椀
状容器11内に収納されていれば、比重の小さな素材か
ら成る粒材18により椀状容器11の上部内面が洗浄さ
れ、中程度の比重の素材から成る粒材18により椀状容
器11の中部内面が洗浄され、比重の大きな素材から成
る粒材18により椀状容器11の下部内面が洗浄され
る。この結果、洗浄力が向上する。
【0017】
【発明の効果】以上説明したごとく、本発明に係る自動
販売機の飲料攪拌混合装置においては、椀状容器内に収
納された粒材が攪拌された湯に追随して椀状容器内を自
由に動き回り、椀状容器の内面に接触して内面に付着し
た飲料を掻き落とす。この結果、単に湯の流れで洗浄す
る場合に比べて洗浄力が向上する。
【0018】球形又は略球形の粒材は、鋭利な角部を有
する粒材に比べて椀状容器の内面に傷を付ける危険性が
少ない。
【0019】粒材の比重が略1又は1未満であれば、粒
材は椀状容器内の湯の流れに乗って上下左右に自由に動
き回ることができるので、洗浄力が向上する。
【0020】異なる比重の素材から成る複数種類の粒材
が椀状容器内に収納されていれば、比重の小さな素材か
ら成る粒材により椀状容器の上部内面が洗浄され、中程
度の比重の素材から成る粒材により椀状容器の中部内面
が洗浄され、比重の大きな素材から成る粒材により椀状
容器の下部内面が洗浄される。この結果、洗浄力が向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来構造の自動販売機の飲料攪拌混合装置の断
面図である。
【図2】本発明に係る自動販売機の飲料攪拌混合装置の
断面図である。
【符号の説明】
1、11 碗状容器 1a、11a 開口 2、12 攪拌羽根 3、13 モーター 4、14 シュート 5、15 給湯チューブ 6、16 排気ダクト 7、17 導管 18 粒材 S 攪拌羽根と椀状容器の底壁との間の隙間

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部に開口が形成された椀状容器と、前
    記開口周縁の碗状容器底壁に接近して碗状容器内に配設
    され前記開口を覆う円板状の攪拌羽根と、攪拌羽根を回
    転駆動する駆動装置とを備え、椀状容器内に攪拌羽根と
    椀状容器底壁との間の隙間よりも大径の少なくとも1個
    の粒材が収納されていることを特徴とする自動販売機の
    飲料攪拌混合装置。
  2. 【請求項2】 粒材は球形又は略球形であることを特徴
    とする請求項1に記載の自動販売機の飲料攪拌混合装
    置。
  3. 【請求項3】 粒材は比重が略1又は1未満の素材で形
    成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    自動販売機の飲料攪拌混合装置。
  4. 【請求項4】 異なる比重の素材から成る複数種類の粒
    材が椀状容器内に収納されていることを特徴とする請求
    項3に記載の自動販売機の飲料攪拌混合装置。
JP10372157A 1998-12-28 1998-12-28 自動販売機の飲料攪拌混合装置 Pending JP2000194927A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7648049B1 (en) * 2005-04-19 2010-01-19 Food Equipment Technologies Company, Inc. Beverage ingredient mixing drink dispenser

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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