JP2000194787A - 電子カルテ装置 - Google Patents
電子カルテ装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電子カルテ画面に表示される診療情報の中か
らユーザ設定の注目情報を容易に探し出し得るようす
る。 【解決手段】 カルテの各記載項目（主訴、現病歴，血
圧等）の情報を電子的に保持して画面表示する電子カル
テ装置。色指定画面には、色指定ボタンと、色名と記載
項目名を選択するための手段があり、選択された色と記
載項目が色指定ボタン入力に応じて相互に対応付けて記
憶される。表示されるべき記載項目が色に対応つけて記
憶されている場合にはその記載項目の情報が、対応つけ
られている色でカルテ２号紙画面に表示される。
らユーザ設定の注目情報を容易に探し出し得るようす
る。 【解決手段】 カルテの各記載項目（主訴、現病歴，血
圧等）の情報を電子的に保持して画面表示する電子カル
テ装置。色指定画面には、色指定ボタンと、色名と記載
項目名を選択するための手段があり、選択された色と記
載項目が色指定ボタン入力に応じて相互に対応付けて記
憶される。表示されるべき記載項目が色に対応つけて記
憶されている場合にはその記載項目の情報が、対応つけ
られている色でカルテ２号紙画面に表示される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、カルテの各記載項
目の情報（診療情報）を電子的に保持し、必要に応じて
画面に表示する電子カルテ装置に関する。
目の情報（診療情報）を電子的に保持し、必要に応じて
画面に表示する電子カルテ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】診療情報を電子化して記録しておき、必
要に応じて画面に表示する、いわゆる電子カルテ装置が
提供されている。電子カルテ装置では、画面に表示され
る診療情報の項目は、紙カルテに記載される診療情報の
項目と同様であり、同様に利用される。例えば、医師
は、診療中の患者に対する過去の処方を画面に表示して
今回の処方の参考にする。或いは、過去に実施した血液
検査等の検査結果を画面に表示して、患者の病状の把握
や治療効果の検証に利用する。
要に応じて画面に表示する、いわゆる電子カルテ装置が
提供されている。電子カルテ装置では、画面に表示され
る診療情報の項目は、紙カルテに記載される診療情報の
項目と同様であり、同様に利用される。例えば、医師
は、診療中の患者に対する過去の処方を画面に表示して
今回の処方の参考にする。或いは、過去に実施した血液
検査等の検査結果を画面に表示して、患者の病状の把握
や治療効果の検証に利用する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】診療情報の中で、医師
が特に注目したい情報がある。例えば、患者が糖尿病患
者であれば、血液検査の中の血糖値に特に注目したいか
もしれない。肝臓病患者であれば、ＧＰＴやＧＯＴに特
に注目したいかもしれない。このような場合、従来の電
子カルテ装置では、画面表示されている各種の診療情報
の中から注目対象の情報を探し出す必要があり、手間と
時間を要していた。
が特に注目したい情報がある。例えば、患者が糖尿病患
者であれば、血液検査の中の血糖値に特に注目したいか
もしれない。肝臓病患者であれば、ＧＰＴやＧＯＴに特
に注目したいかもしれない。このような場合、従来の電
子カルテ装置では、画面表示されている各種の診療情報
の中から注目対象の情報を探し出す必要があり、手間と
時間を要していた。
【０００４】本発明は、電子カルテ装置の画面に表示さ
れている診療情報の中から注目対象の情報を探し出す際
の手間を軽減することを目的とする。また、注目対象の
情報が患者毎や医師毎に異なる場合があることに鑑み、
注目対象の情報を任意に設定できるようにすることを目
的とする。
れている診療情報の中から注目対象の情報を探し出す際
の手間を軽減することを目的とする。また、注目対象の
情報が患者毎や医師毎に異なる場合があることに鑑み、
注目対象の情報を任意に設定できるようにすることを目
的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、カル
テの各記載項目の情報を電子的に記憶して画面に表示す
る電子カルテ装置であって、記載項目と色を対応つけて
記憶する色指定記憶手段と、表示対象の記載項目が色指
定記憶手段に記憶されている場合には該記載項目の情報
を対応する色で表示する表示制御手段と、を有すること
を特徴とする電子カルテ装置である。請求項２の発明
は、カルテの各記載項目の情報を電子的に記憶して画面
に表示する電子カルテ装置であって、色指定入力手段
と、色名と記載項目名を選択するための選択入力手段
と、色指定記憶手段と、選択入力手段により選択された
色と記載項目を色指定入力手段からの入力に応じて色指
定記憶手段に相互に対応付けて記憶する記憶制御手段
と、表示対象の記載項目が色指定記憶手段に記憶されて
いる場合には該記載項目の情報を対応する色で表示する
表示制御手段と、を有することを特徴とする電子カルテ
装置である。請求項３の発明は、請求項２に於いて、さ
らに色表示入力手段を有し、表示制御手段は色表示入力
手段からの入力を条件として表示対象の記載項目であっ
て色指定記憶手段に記憶されている記載項目の情報を対
応する色で表示することを特徴とする電子カルテ装置で
ある。請求項４の発明は、請求項２に於いて、さらに表
示色選択手段を有し、表示制御手段は表示色選択手段に
より色が選択された場合には表示対象の記載項目であっ
て選択された色に対応付けて色指定記憶手段に記憶され
ている記載項目の情報のみを対応する色で表示すること
を特徴とする電子カルテ装置である。請求項５の発明
は、カルテの各記載項目の情報を電子的に記憶して画面
に表示する電子カルテ装置であって、色指定入力手段
と、色名と記載項目名を選択するための選択入力手段
と、色指定記憶手段と、選択入力手段により選択された
色と記載項目を色指定入力手段からの入力に応じて色指
定記憶手段に相互に対応付けて記憶する記憶制御手段
と、色表示入力手段と、表示色選択手段と、色表示入力
手段からの入力を条件として表示対象の記載項目であっ
て色指定記憶手段に記憶されている記載項目の情報を対
応する色で表示し、表示色選択手段により色が選択され
た場合には表示対象の記載項目であって選択された色に
対応付けて色指定記憶手段に記憶されている記載項目の
情報のみを対応する色で表示する表示制御手段と、を有
することを特徴とする電子カルテ装置である。
テの各記載項目の情報を電子的に記憶して画面に表示す
る電子カルテ装置であって、記載項目と色を対応つけて
記憶する色指定記憶手段と、表示対象の記載項目が色指
定記憶手段に記憶されている場合には該記載項目の情報
を対応する色で表示する表示制御手段と、を有すること
を特徴とする電子カルテ装置である。請求項２の発明
は、カルテの各記載項目の情報を電子的に記憶して画面
に表示する電子カルテ装置であって、色指定入力手段
と、色名と記載項目名を選択するための選択入力手段
と、色指定記憶手段と、選択入力手段により選択された
色と記載項目を色指定入力手段からの入力に応じて色指
定記憶手段に相互に対応付けて記憶する記憶制御手段
と、表示対象の記載項目が色指定記憶手段に記憶されて
いる場合には該記載項目の情報を対応する色で表示する
表示制御手段と、を有することを特徴とする電子カルテ
装置である。請求項３の発明は、請求項２に於いて、さ
らに色表示入力手段を有し、表示制御手段は色表示入力
手段からの入力を条件として表示対象の記載項目であっ
て色指定記憶手段に記憶されている記載項目の情報を対
応する色で表示することを特徴とする電子カルテ装置で
ある。請求項４の発明は、請求項２に於いて、さらに表
示色選択手段を有し、表示制御手段は表示色選択手段に
より色が選択された場合には表示対象の記載項目であっ
て選択された色に対応付けて色指定記憶手段に記憶され
ている記載項目の情報のみを対応する色で表示すること
を特徴とする電子カルテ装置である。請求項５の発明
は、カルテの各記載項目の情報を電子的に記憶して画面
に表示する電子カルテ装置であって、色指定入力手段
と、色名と記載項目名を選択するための選択入力手段
と、色指定記憶手段と、選択入力手段により選択された
色と記載項目を色指定入力手段からの入力に応じて色指
定記憶手段に相互に対応付けて記憶する記憶制御手段
と、色表示入力手段と、表示色選択手段と、色表示入力
手段からの入力を条件として表示対象の記載項目であっ
て色指定記憶手段に記憶されている記載項目の情報を対
応する色で表示し、表示色選択手段により色が選択され
た場合には表示対象の記載項目であって選択された色に
対応付けて色指定記憶手段に記憶されている記載項目の
情報のみを対応する色で表示する表示制御手段と、を有
することを特徴とする電子カルテ装置である。
【０００６】
【発明の実施の形態】図１は実施の形態の電子カルテ装
置の構成を示す。図示のように、電子カルテ装置は、制
御装置２０、キーボード１１、マウス（又は他の公知の
ポインティングディバイスでもよい）１２、ディスプレ
イ１３、記憶装置３０を有する。制御装置２０は、プロ
グラムＲＯＭ・作業ＲＡＭ・ＭＰＵ・ビデオＲＡＭ等で
構成される。機能的には、装置全体の制御機能を奏する
システム制御部２１、ディスプレイ１３の表示制御機能
を奏する表示制御部２２、記憶装置の各ファイルの読み
出し／書き込み機能を奏するファイル操作部２３を有す
る。記憶装置３０は、例えば、ハードディスク等の記録
媒体を備えた装置として構成される。記憶装置３０に
は、診療データ定義記憶ファイル３１、診療データ値記
憶ファイル３２、ユーザ定義記憶ファイル３３、患者定
義記憶ファイル３４、診療データ色指定記憶ファイル３
５、色定義記憶ファイル３６が設けられている。なお、
これら以外の他のファイルを備えていてもよい。
置の構成を示す。図示のように、電子カルテ装置は、制
御装置２０、キーボード１１、マウス（又は他の公知の
ポインティングディバイスでもよい）１２、ディスプレ
イ１３、記憶装置３０を有する。制御装置２０は、プロ
グラムＲＯＭ・作業ＲＡＭ・ＭＰＵ・ビデオＲＡＭ等で
構成される。機能的には、装置全体の制御機能を奏する
システム制御部２１、ディスプレイ１３の表示制御機能
を奏する表示制御部２２、記憶装置の各ファイルの読み
出し／書き込み機能を奏するファイル操作部２３を有す
る。記憶装置３０は、例えば、ハードディスク等の記録
媒体を備えた装置として構成される。記憶装置３０に
は、診療データ定義記憶ファイル３１、診療データ値記
憶ファイル３２、ユーザ定義記憶ファイル３３、患者定
義記憶ファイル３４、診療データ色指定記憶ファイル３
５、色定義記憶ファイル３６が設けられている。なお、
これら以外の他のファイルを備えていてもよい。
【０００７】請求項の色指定記憶手段は、図１では診療
データ色指定記憶ファイル３５に該当する。請求項の色
指定入力手段、選択入力手段、色表示入力手段、表示色
選択手段は、図１では、マウス１２、ディスプレイ１
３、表示制御部２２、システム制御部２１が協働して奏
する機能によって実現される。例えば、色指定入力手段
の機能は、診療データ色指定画面（図２（ａ））に表示
されている色指定ボタンをマウス１２のシングルクリッ
クにより押し下げる操作で実現される。選択入力手段の
機能は、同画面に表示されている記載項目の候補から所
望の記載項目名をマウス１２のダブルクリックにより選
択し、色の候補から所望の色名をマウス１２のダブルク
リックにより選択する操作で実現される。色表示入力手
段の機能は、カルテ２号紙表示画面（図２（ｂ））に表
示されている色表示ボタンをマウス１２のシングルクリ
ックにより押し下げる操作で実現される。表示色選択手
段の機能は、同画面に表示されている色選択の左のチェ
ック欄にマウス１２のシングルクリックにより黒点を記
入する操作と、その時点で色選択の右欄に表示されてい
る色名によって実現される。請求項の表示制御手段の機
能は、図１では表示制御部２２が主として担当するが、
システム制御部２１やファイル操作部２３の機能も含ま
れる場合がある。請求項の記憶制御手段の機能は、図１
ではファイル操作部２３が主として担当するが、システ
ム制御部２１や表示制御部２２の機能も含まれる場合が
ある。
データ色指定記憶ファイル３５に該当する。請求項の色
指定入力手段、選択入力手段、色表示入力手段、表示色
選択手段は、図１では、マウス１２、ディスプレイ１
３、表示制御部２２、システム制御部２１が協働して奏
する機能によって実現される。例えば、色指定入力手段
の機能は、診療データ色指定画面（図２（ａ））に表示
されている色指定ボタンをマウス１２のシングルクリッ
クにより押し下げる操作で実現される。選択入力手段の
機能は、同画面に表示されている記載項目の候補から所
望の記載項目名をマウス１２のダブルクリックにより選
択し、色の候補から所望の色名をマウス１２のダブルク
リックにより選択する操作で実現される。色表示入力手
段の機能は、カルテ２号紙表示画面（図２（ｂ））に表
示されている色表示ボタンをマウス１２のシングルクリ
ックにより押し下げる操作で実現される。表示色選択手
段の機能は、同画面に表示されている色選択の左のチェ
ック欄にマウス１２のシングルクリックにより黒点を記
入する操作と、その時点で色選択の右欄に表示されてい
る色名によって実現される。請求項の表示制御手段の機
能は、図１では表示制御部２２が主として担当するが、
システム制御部２１やファイル操作部２３の機能も含ま
れる場合がある。請求項の記憶制御手段の機能は、図１
ではファイル操作部２３が主として担当するが、システ
ム制御部２１や表示制御部２２の機能も含まれる場合が
ある。
【０００８】診療データ定義記憶ファイル３１には、図
３（ａ）に示すように、診療データの定義情報（記載項
目コード，記載項目名（主訴，現病歴，血圧，アレルギ
ー等の名称），データ型，桁数等）のみが記憶されてい
る。各受診時に入力される診療データの値（内容）は、
診療データ値記憶ファイル３２（図３（ｂ））に記憶さ
れる。ユーザ定義記憶ファイル３３には、図４（ａ）に
示すように、本電子カルテ装置を利用する各医師の情報
が記憶されている。患者定義記憶ファイル３４には、図
４（ｂ）に示すように、本電子カルテ装置により管理さ
れる各患者の情報が記憶されている。診療データ色指定
記憶ファイル３５には、図５（ａ）に示すように、記載
項目コードと色コードが対応つけて記憶されるととも
に、ユーザ識別コード及び／又は患者識別コードも対応
つけて記憶され得る。色定義記憶ファイル３６には、図
５（ｂ）に示すように、色コードが記憶されている。
３（ａ）に示すように、診療データの定義情報（記載項
目コード，記載項目名（主訴，現病歴，血圧，アレルギ
ー等の名称），データ型，桁数等）のみが記憶されてい
る。各受診時に入力される診療データの値（内容）は、
診療データ値記憶ファイル３２（図３（ｂ））に記憶さ
れる。ユーザ定義記憶ファイル３３には、図４（ａ）に
示すように、本電子カルテ装置を利用する各医師の情報
が記憶されている。患者定義記憶ファイル３４には、図
４（ｂ）に示すように、本電子カルテ装置により管理さ
れる各患者の情報が記憶されている。診療データ色指定
記憶ファイル３５には、図５（ａ）に示すように、記載
項目コードと色コードが対応つけて記憶されるととも
に、ユーザ識別コード及び／又は患者識別コードも対応
つけて記憶され得る。色定義記憶ファイル３６には、図
５（ｂ）に示すように、色コードが記憶されている。
【０００９】次に、本電子カルテ装置の記載項目の着色
表示に関する機能の概要を、図２を参照して説明する。
表示に関する機能の概要を、図２を参照して説明する。
【００１０】図２（ａ）は診療データ色指定画面であ
る。この画面内の左欄に候補表示されている何れかの記
載項目名にマウス１２でカーソルを合わせてダブルクリ
ックすると、その記載項目が選択されて、直上欄の枠内
に表示される。同様に、画面内の右欄に候補表示されて
いる何れかの色名にマウス１２でカーソルを合わせてダ
ブルクリックすると、その色が選択されて、直上欄の枠
内に表示される。こうして記載項目と色が選択された状
態で、画面内の色指定ボタンにマウス１２でカーソルを
合わせてシングルクリックして押し下げると、その時点
で選択されている記載項目と色が、相互に対応つけて記
載データ色指定記憶ファイル３５に記憶される。このと
き、患者選択表示の左のチェック欄に黒点が記入されて
おり（図には黒点が記入された状態が示されている）、
患者選択表示の右の枠内に患者名が表示されている場合
は（図には患者Ａが表示された状態が示されている）、
該患者も、上記記載項目と色に対応つけて記憶される。
また、ユーザ（医師）選択表示の左のチェック欄に黒点
が記入されており（図には黒点が記入された状態が示さ
れている）、ユーザ（医師）選択表示の右の枠内に医師
名が表示されている場合は（図には医師ａが表示された
状態が示されている）、該医師も、上記記載項目と色に
対応つけて記憶される。一方、記載項目と色が選択され
た状態で、画面内の色指定解除ボタンにマウス１２でカ
ーソルを合わせてシングルクリックして押し下げると、
選択されている記載項目と色の組合せが記載データ色指
定記憶ファイル３５から検索されて、削除される。
る。この画面内の左欄に候補表示されている何れかの記
載項目名にマウス１２でカーソルを合わせてダブルクリ
ックすると、その記載項目が選択されて、直上欄の枠内
に表示される。同様に、画面内の右欄に候補表示されて
いる何れかの色名にマウス１２でカーソルを合わせてダ
ブルクリックすると、その色が選択されて、直上欄の枠
内に表示される。こうして記載項目と色が選択された状
態で、画面内の色指定ボタンにマウス１２でカーソルを
合わせてシングルクリックして押し下げると、その時点
で選択されている記載項目と色が、相互に対応つけて記
載データ色指定記憶ファイル３５に記憶される。このと
き、患者選択表示の左のチェック欄に黒点が記入されて
おり（図には黒点が記入された状態が示されている）、
患者選択表示の右の枠内に患者名が表示されている場合
は（図には患者Ａが表示された状態が示されている）、
該患者も、上記記載項目と色に対応つけて記憶される。
また、ユーザ（医師）選択表示の左のチェック欄に黒点
が記入されており（図には黒点が記入された状態が示さ
れている）、ユーザ（医師）選択表示の右の枠内に医師
名が表示されている場合は（図には医師ａが表示された
状態が示されている）、該医師も、上記記載項目と色に
対応つけて記憶される。一方、記載項目と色が選択され
た状態で、画面内の色指定解除ボタンにマウス１２でカ
ーソルを合わせてシングルクリックして押し下げると、
選択されている記載項目と色の組合せが記載データ色指
定記憶ファイル３５から検索されて、削除される。
【００１１】図２（ｂ）はカルテ２号紙表示画面であ
る。この画面内の色表示ボタンにマウス１２でカーソル
を合わせてシングルクリックして押し下げると、この画
面内の枠内に表示されている記載項目（例：主訴）が記
載データ色指定記憶ファイル３５から検索されて、該検
索された記載項目名（例：主訴）とその情報（例：昨日
より頭が痛い）の表示色が、記載データ色指定記憶ファ
イル３５に於いて対応つけられている色に切り換えられ
る。また、色選択表示の左のチェック欄に黒点が記入さ
れると（図には黒点が記入された状態が示されてい
る）、この画面内の枠内に表示されている記載項目であ
って、色選択表示の右の枠内に表示されている色名（図
には赤が表示された状態が示されている）に対応つけて
記載データ色指定記憶ファイル３５に記憶されている記
載項目が検索されて、該検索された記載項目名とその情
報のみが、対応つけられている色（図の例では赤）で表
示される。
る。この画面内の色表示ボタンにマウス１２でカーソル
を合わせてシングルクリックして押し下げると、この画
面内の枠内に表示されている記載項目（例：主訴）が記
載データ色指定記憶ファイル３５から検索されて、該検
索された記載項目名（例：主訴）とその情報（例：昨日
より頭が痛い）の表示色が、記載データ色指定記憶ファ
イル３５に於いて対応つけられている色に切り換えられ
る。また、色選択表示の左のチェック欄に黒点が記入さ
れると（図には黒点が記入された状態が示されてい
る）、この画面内の枠内に表示されている記載項目であ
って、色選択表示の右の枠内に表示されている色名（図
には赤が表示された状態が示されている）に対応つけて
記載データ色指定記憶ファイル３５に記憶されている記
載項目が検索されて、該検索された記載項目名とその情
報のみが、対応つけられている色（図の例では赤）で表
示される。
【００１２】次に、上述の画面表示を実現する処理を、
図６〜図８のフローチャートを参照して説明する。
図６〜図８のフローチャートを参照して説明する。
【００１３】図６と図７は診療データ色指定画面の処理
である。診療データ色指定画面に切り換えられると、記
載項目名、色名、患者名、医師名が、各々の定義ファイ
ルから再生されて（Ｓ０１）、図２内の対応欄に表示さ
れる（Ｓ０５）。つまり、記載項目名は記載項目の候補
表示欄、色名は色の候補表示欄、患者名は患者の候補表
示欄、医師名は医師の候補表示欄に、各々表示される。
なお、患者名と医師名の第２候補以降については、プル
ダウン表示可能に隠されている。また、診療データ色指
定記憶ファイル３５が再生されて、相互に対応つけられ
ている患者コード、医師コード、記載項目コード、色コ
ードが読み込まれる（Ｓ０３）。
である。診療データ色指定画面に切り換えられると、記
載項目名、色名、患者名、医師名が、各々の定義ファイ
ルから再生されて（Ｓ０１）、図２内の対応欄に表示さ
れる（Ｓ０５）。つまり、記載項目名は記載項目の候補
表示欄、色名は色の候補表示欄、患者名は患者の候補表
示欄、医師名は医師の候補表示欄に、各々表示される。
なお、患者名と医師名の第２候補以降については、プル
ダウン表示可能に隠されている。また、診療データ色指
定記憶ファイル３５が再生されて、相互に対応つけられ
ている患者コード、医師コード、記載項目コード、色コ
ードが読み込まれる（Ｓ０３）。
【００１４】何れかの記載項目が選択され（Ｓ１１：Ｙ
ＥＳ）、且つ、該記載項目が診療データ色指定記憶ファ
イル３５に記憶されている記載項目である場合は（Ｓ１
３：ＹＥＳ）、対応つけられている色名が、色の候補表
示欄で強調表示（例：その色での高輝度表示、点滅表示
等）される（Ｓ１５）。これにより、ユーザは、当該記
載項目に表示色を割り当て済みであることを知ることが
できる。
ＥＳ）、且つ、該記載項目が診療データ色指定記憶ファ
イル３５に記憶されている記載項目である場合は（Ｓ１
３：ＹＥＳ）、対応つけられている色名が、色の候補表
示欄で強調表示（例：その色での高輝度表示、点滅表示
等）される（Ｓ１５）。これにより、ユーザは、当該記
載項目に表示色を割り当て済みであることを知ることが
できる。
【００１５】色指定ボタンの入力が行われると（Ｓ２
１：ＹＥＳ）、記載項目と色が選択済みであることを条
件として（Ｓ２３：ＹＥＳ）、該選択されている記載項
目と色が対応つけて診療データ色指定記憶ファイル３５
に記憶される（Ｓ２５）。さらに、患者及び／又は医師
が選択されている場合には（Ｓ２７：ＹＥＳ）、該選択
されている患者及び／又は医師が、併せて対応つけて診
療データ色指定記憶ファイル３５に記憶される（Ｓ２
９）。
１：ＹＥＳ）、記載項目と色が選択済みであることを条
件として（Ｓ２３：ＹＥＳ）、該選択されている記載項
目と色が対応つけて診療データ色指定記憶ファイル３５
に記憶される（Ｓ２５）。さらに、患者及び／又は医師
が選択されている場合には（Ｓ２７：ＹＥＳ）、該選択
されている患者及び／又は医師が、併せて対応つけて診
療データ色指定記憶ファイル３５に記憶される（Ｓ２
９）。
【００１６】色指定解除ボタンの入力が行われたとき
（Ｓ３１：ＹＥＳ）、記載項目が選択済みであり（Ｓ３
３：ＹＥＳ）、該記載項目が診療データ色指定記憶ファ
イル３５に記憶されている場合には（Ｓ３５：ＹＥ
Ｓ）、該記載項目のレコードが診療データ色指定記憶フ
ァイル３５から削除される（Ｓ３７）。他の画面へ切り
換えられるまで、上記の処理が行われる。
（Ｓ３１：ＹＥＳ）、記載項目が選択済みであり（Ｓ３
３：ＹＥＳ）、該記載項目が診療データ色指定記憶ファ
イル３５に記憶されている場合には（Ｓ３５：ＹＥ
Ｓ）、該記載項目のレコードが診療データ色指定記憶フ
ァイル３５から削除される（Ｓ３７）。他の画面へ切り
換えられるまで、上記の処理が行われる。
【００１７】図８はカルテ２号紙表示画面の処理であ
る。まず、医師が指定した患者・受診日の診療データ
が、診療データ定義記憶ファイル３１・診療データ値記
憶ファイル３２・患者定義記憶ファイル３４から再生さ
れて、各々標準色（例：黒）で該当する欄に表示され
る。また、当該医師名がユーザ定義記憶ファイル３３か
ら再生されて同様に標準色で表示される（Ｓ５１）。
る。まず、医師が指定した患者・受診日の診療データ
が、診療データ定義記憶ファイル３１・診療データ値記
憶ファイル３２・患者定義記憶ファイル３４から再生さ
れて、各々標準色（例：黒）で該当する欄に表示され
る。また、当該医師名がユーザ定義記憶ファイル３３か
ら再生されて同様に標準色で表示される（Ｓ５１）。
【００１８】色表示ボタンの入力が行われたとき（Ｓ６
１：ＹＥＳ）、色表示（非標準色での表示）中でない場
合は（Ｓ６３：ＮＯ）、診療データ色指定記憶ファイル
３５が再生されて、表示中の診療データの表示色が、診
療データ色指定記憶ファイル３５により対応つけられて
いる色の表示に切り換えられる（Ｓ６５）。但し、その
記載項目に現在の診療対象の患者及び／又は現在診療を
行っている医師が対応つけられているか、又は、その記
載項目に上記以外の他の患者や医師が対応つけられてい
ないことを条件とする。
１：ＹＥＳ）、色表示（非標準色での表示）中でない場
合は（Ｓ６３：ＮＯ）、診療データ色指定記憶ファイル
３５が再生されて、表示中の診療データの表示色が、診
療データ色指定記憶ファイル３５により対応つけられて
いる色の表示に切り換えられる（Ｓ６５）。但し、その
記載項目に現在の診療対象の患者及び／又は現在診療を
行っている医師が対応つけられているか、又は、その記
載項目に上記以外の他の患者や医師が対応つけられてい
ないことを条件とする。
【００１９】色表示ボタンの入力が行われたとき（Ｓ６
１：ＹＥＳ）、色表示（非標準色での表示）中の場合は
（Ｓ６３：ＹＥＳ）、色表示中の診療データの表示色が
標準色に戻される（Ｓ６７）。
１：ＹＥＳ）、色表示（非標準色での表示）中の場合は
（Ｓ６３：ＹＥＳ）、色表示中の診療データの表示色が
標準色に戻される（Ｓ６７）。
【００２０】色選択表示の左のチェック欄に黒点が記入
されると（Ｓ７１：ＹＥＳ）、表示中の診療データの中
で、色選択表示の右の枠内の色に対応つけられている診
療データのみが、その色で表示される（Ｓ７３）。ま
た、色選択表示の左のチェック欄の黒点が消去されると
（Ｓ７５：ＹＥＳ）、ステップＳ５１で再生された全て
の診療データが標準色で表示される（Ｓ７７）。他の画
面へ切り換えられるまで、上記の処理が行われる。
されると（Ｓ７１：ＹＥＳ）、表示中の診療データの中
で、色選択表示の右の枠内の色に対応つけられている診
療データのみが、その色で表示される（Ｓ７３）。ま
た、色選択表示の左のチェック欄の黒点が消去されると
（Ｓ７５：ＹＥＳ）、ステップＳ５１で再生された全て
の診療データが標準色で表示される（Ｓ７７）。他の画
面へ切り換えられるまで、上記の処理が行われる。
【００２１】
【発明の効果】請求項１〜請求項５の発明では、色指定
記憶手段に記憶されている記載項目の情報については、
対応つけられている色で表示されるため、表示色に基づ
いて所望の診療情報を容易に探し出すことができる。請
求項２〜請求項５の発明では、任意の記載項目に任意の
色を対応つけて色指定記憶手段に記憶できるため、所望
の記載項目の情報を所望の色で表示させるように設定す
ることができる。請求項３と請求項５の発明では、色表
示入力手段からの入力を条件として記載項目の情報が対
応する色で表示されるため、診療情報全体を見たい場合
には通常の画面表示を行い、或る診療情報を探し出した
い場合には特徴の有る表示色で画面表示を行うように、
適宜に画面表示を切り換えることができる。請求項４と
請求項５の発明では、表示色選択手段により色が選択さ
れると、その色に対応する記載項目のみが表示されるた
め、いっそう容易に所望の診療情報を探し出すことがで
きる。
記憶手段に記憶されている記載項目の情報については、
対応つけられている色で表示されるため、表示色に基づ
いて所望の診療情報を容易に探し出すことができる。請
求項２〜請求項５の発明では、任意の記載項目に任意の
色を対応つけて色指定記憶手段に記憶できるため、所望
の記載項目の情報を所望の色で表示させるように設定す
ることができる。請求項３と請求項５の発明では、色表
示入力手段からの入力を条件として記載項目の情報が対
応する色で表示されるため、診療情報全体を見たい場合
には通常の画面表示を行い、或る診療情報を探し出した
い場合には特徴の有る表示色で画面表示を行うように、
適宜に画面表示を切り換えることができる。請求項４と
請求項５の発明では、表示色選択手段により色が選択さ
れると、その色に対応する記載項目のみが表示されるた
め、いっそう容易に所望の診療情報を探し出すことがで
きる。
【図１】実施の形態の電子カルテ装置の構成を示すブロ
ック図。
ック図。
【図２】画面表示を例示する説明図であり、（ａ）は診
療データ色指定画面、（ｂ）はカルテ２号紙表示画面を
示す。
療データ色指定画面、（ｂ）はカルテ２号紙表示画面を
示す。
【図３】ファイル構成を示す説明図であり、（ａ）は診
療データ定義記憶ファイル、（ｂ）は診療データ値記憶
ファイルを示す。
療データ定義記憶ファイル、（ｂ）は診療データ値記憶
ファイルを示す。
【図４】ファイル構成を示す説明図であり、（ａ）はユ
ーザ定義記憶ファイル、（ｂ）は患者定義記憶ファイル
を示す。
ーザ定義記憶ファイル、（ｂ）は患者定義記憶ファイル
を示す。
【図５】ファイル構成を示す説明図であり、（ａ）は診
療データ色指定記憶ファイル、（ｂ）は色定義記憶ファ
イルを示す。
療データ色指定記憶ファイル、（ｂ）は色定義記憶ファ
イルを示す。
【図６】診療データ色指定画面での処理を示すフローチ
ャートの一部。
ャートの一部。
【図７】診療データ色指定画面での処理を示すフローチ
ャートの残部。
ャートの残部。
【図８】カルテ２号紙表示画面での処理を示すフローチ
ャート。
ャート。
１１ キーボード １２ マウス（ポインティングディバイス） １３ ディスプレイ
Claims (5)
- 【請求項１】 カルテの各記載項目の情報を電子的に記
憶して画面に表示する電子カルテ装置であって、記載項
目と色を対応つけて記憶する色指定記憶手段と、表示対
象の記載項目が色指定記憶手段に記憶されている場合に
は該記載項目の情報を対応する色で表示する表示制御手
段と、を有することを特徴とする電子カルテ装置。 - 【請求項２】 カルテの各記載項目の情報を電子的に記
憶して画面に表示する電子カルテ装置であって、色指定
入力手段と、色名と記載項目名を選択するための選択入
力手段と、色指定記憶手段と、選択入力手段により選択
された色と記載項目を色指定入力手段からの入力に応じ
て色指定記憶手段に相互に対応付けて記憶する記憶制御
手段と、表示対象の記載項目が色指定記憶手段に記憶さ
れている場合には該記載項目の情報を対応する色で表示
する表示制御手段と、を有することを特徴とする電子カ
ルテ装置。 - 【請求項３】 請求項２に於いて、さらに、色表示入力
手段を有し、表示制御手段は、色表示入力手段からの入
力を条件として、表示対象の記載項目であって色指定記
憶手段に記憶されている記載項目の情報を対応する色で
表示する、ことを特徴とする電子カルテ装置。 - 【請求項４】 請求項２に於いて、さらに、表示色選択
手段を有し、表示制御手段は、表示色選択手段により色
が選択された場合には、表示対象の記載項目であって選
択された色に対応付けて色指定記憶手段に記憶されてい
る記載項目の情報のみを対応する色で表示する、ことを
特徴とする電子カルテ装置。 - 【請求項５】 カルテの各記載項目の情報を電子的に記
憶して画面に表示する電子カルテ装置であって、色指定
入力手段と、色名と記載項目名を選択するための選択入
力手段と、色指定記憶手段と、選択入力手段により選択
された色と記載項目を色指定入力手段からの入力に応じ
て色指定記憶手段に相互に対応付けて記憶する記憶制御
手段と、色表示入力手段と、表示色選択手段と、色表示
入力手段からの入力を条件として表示対象の記載項目で
あって色指定記憶手段に記憶されている記載項目の情報
を対応する色で表示し、表示色選択手段により色が選択
された場合には表示対象の記載項目であって選択された
色に対応付けて色指定記憶手段に記憶されている記載項
目の情報のみを対応する色で表示する、表示制御手段
と、を有することを特徴とする電子カルテ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP37415398A JP2000194787A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 電子カルテ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP37415398A JP2000194787A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 電子カルテ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000194787A true JP2000194787A (ja) | 2000-07-14 |
Family
ID=18503355
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP37415398A Pending JP2000194787A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 電子カルテ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000194787A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005316970A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-11-10 | Yuyama Manufacturing Co Ltd | 電子カルテシステム |
| JP2011034347A (ja) * | 2009-07-31 | 2011-02-17 | Sanyo Electric Co Ltd | 診療支援装置 |
-
1998
- 1998-12-28 JP JP37415398A patent/JP2000194787A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005316970A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-11-10 | Yuyama Manufacturing Co Ltd | 電子カルテシステム |
| JP4542454B2 (ja) * | 2004-03-31 | 2010-09-15 | 株式会社湯山製作所 | 電子カルテシステム |
| JP2011034347A (ja) * | 2009-07-31 | 2011-02-17 | Sanyo Electric Co Ltd | 診療支援装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040113 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040311 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041005 |