JP3495644B2 - 電子カルテ装置 - Google Patents
電子カルテ装置Info
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子的に記憶した
診療情報をディスプレイに表示する機能を備えた電子カ
ルテ装置に関する。
診療情報をディスプレイに表示する機能を備えた電子カ
ルテ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】診療情報を電子化して記録しておき、必
要に応じて画面に表示する、いわゆる電子カルテ装置が
提供されている。電子カルテ装置の画面に表示される診
療情報の利用目的は、紙カルテの診療情報と同様であ
る。即ち、医師は、診療中の患者に対する過去の処方等
を見て今回の処方等の参考にしたり、検査結果等を見て
病状を把握したり、治療効果を検証したりする。
要に応じて画面に表示する、いわゆる電子カルテ装置が
提供されている。電子カルテ装置の画面に表示される診
療情報の利用目的は、紙カルテの診療情報と同様であ
る。即ち、医師は、診療中の患者に対する過去の処方等
を見て今回の処方等の参考にしたり、検査結果等を見て
病状を把握したり、治療効果を検証したりする。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】診療に際しては、過去
の診療記録を表示して今回の診療の参照として利用する
ため、その利用に適した表示方式が望まれる。従来の制
御では、過去の診療記録を情報単位（例：受診日）毎に
表示し、別の受診日の診療記録を見たい場合には、現在
の受診日の画面を消去して所望の受診日の画面に切り換
えている。しかし、そのような表示制御では、複数の受
診日を略同時的に見ることができず、各受診日の間の変
化等を直観的に把握することも困難であるため、病状の
推移を見たい場合等には適さない。また、所望の診療記
録を有する受診日の画面を的確に呼び出すことも困難で
ある。このため、各受診日を時系列に連続して表示し、
スクロールによって所望の診療記録を有する受診日を表
示させる方式が考えられる。しかしながら、スクロール
方式では、今回の受診日の画面への復帰もスクロールで
行われるため、復帰に手間取るという問題がある。本発
明は、スクロールにより過去の所望の情報単位（受診
日）を呼び出す方式に於いて、所望の情報単位（例：今
回の受診日）の画面への復帰を速やかに行ない得るよう
にすることを目的とする。
の診療記録を表示して今回の診療の参照として利用する
ため、その利用に適した表示方式が望まれる。従来の制
御では、過去の診療記録を情報単位（例：受診日）毎に
表示し、別の受診日の診療記録を見たい場合には、現在
の受診日の画面を消去して所望の受診日の画面に切り換
えている。しかし、そのような表示制御では、複数の受
診日を略同時的に見ることができず、各受診日の間の変
化等を直観的に把握することも困難であるため、病状の
推移を見たい場合等には適さない。また、所望の診療記
録を有する受診日の画面を的確に呼び出すことも困難で
ある。このため、各受診日を時系列に連続して表示し、
スクロールによって所望の診療記録を有する受診日を表
示させる方式が考えられる。しかしながら、スクロール
方式では、今回の受診日の画面への復帰もスクロールで
行われるため、復帰に手間取るという問題がある。本発
明は、スクロールにより過去の所望の情報単位（受診
日）を呼び出す方式に於いて、所望の情報単位（例：今
回の受診日）の画面への復帰を速やかに行ない得るよう
にすることを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】請求項１の電子カルテ装
置は、電子的に記憶した診療情報をディスプレイに設け
られた診療情報表示領域内に表示する機能を備えた電子
カルテ装置であって、前記診療情報に対応する表示用基
礎データを有する情報単位を時系列に記憶している基礎
データ記憶手段と、所定の情報単位を含む連続する情報
単位の表示用基礎データに基づいて、前記診療情報表示
領域に表示する為の表示メモリに、表示用データを展開
する表示用データ設定手段と、前記表示メモリに展開さ
れる表示用データ中の表示範囲の表示用データに基づい
て前記診療情報表示領域への表示を行う表示制御手段
と、現在の情報単位を示す現在情報を保存する保存手段
と、現在の情報単位を診療情報表示領域に表示すべき旨
が指令された場合は、現在情報が示す現在の情報単位
を、表示メモリに展開されるべき前記所定の情報単位と
して、表示用データ設定手段に指示する指示手段と、を
有し、前記表示用データ設定手段は、指示された情報単
位の表示用データの先頭が前記診療情報表示領域の先頭
となるべく設定すると診療情報表示領域の末尾側に空白
が生ずる場合には、指示された情報単位の表示用データ
の末尾が診療情報表示領域の末尾となるべく設定する、
ことを特徴とする。請求項２の電子カルテ装置は、請求
項１に於いて、情報単位が１受診日の診療情報である、
ことを特徴とする。請求項３の電子カルテ装置は、請求
項１又は請求項２に於いて、各情報単位は自己の情報単
位と他の情報単位とを識別する識別情報を有し、保存手
段は現在の情報単位の識別情報を現在情報として保存す
る、ことを特徴とする。請求項４の電子カルテ装置は、
請求項１又は請求項２に於いて、各情報単位は自己が現
在の情報単位であるか否かを示す現在情報として機能す
るフラグを有する、ことを特徴とする。請求項５の電子
カルテ装置は、請求項１〜請求項５の何れかに於いて、
現在の情報単位を表示すべき旨を指令するための入力手
段として、マウスで操作可能な画面内のボタンを有す
る、ことを特徴とする。
置は、電子的に記憶した診療情報をディスプレイに設け
られた診療情報表示領域内に表示する機能を備えた電子
カルテ装置であって、前記診療情報に対応する表示用基
礎データを有する情報単位を時系列に記憶している基礎
データ記憶手段と、所定の情報単位を含む連続する情報
単位の表示用基礎データに基づいて、前記診療情報表示
領域に表示する為の表示メモリに、表示用データを展開
する表示用データ設定手段と、前記表示メモリに展開さ
れる表示用データ中の表示範囲の表示用データに基づい
て前記診療情報表示領域への表示を行う表示制御手段
と、現在の情報単位を示す現在情報を保存する保存手段
と、現在の情報単位を診療情報表示領域に表示すべき旨
が指令された場合は、現在情報が示す現在の情報単位
を、表示メモリに展開されるべき前記所定の情報単位と
して、表示用データ設定手段に指示する指示手段と、を
有し、前記表示用データ設定手段は、指示された情報単
位の表示用データの先頭が前記診療情報表示領域の先頭
となるべく設定すると診療情報表示領域の末尾側に空白
が生ずる場合には、指示された情報単位の表示用データ
の末尾が診療情報表示領域の末尾となるべく設定する、
ことを特徴とする。請求項２の電子カルテ装置は、請求
項１に於いて、情報単位が１受診日の診療情報である、
ことを特徴とする。請求項３の電子カルテ装置は、請求
項１又は請求項２に於いて、各情報単位は自己の情報単
位と他の情報単位とを識別する識別情報を有し、保存手
段は現在の情報単位の識別情報を現在情報として保存す
る、ことを特徴とする。請求項４の電子カルテ装置は、
請求項１又は請求項２に於いて、各情報単位は自己が現
在の情報単位であるか否かを示す現在情報として機能す
るフラグを有する、ことを特徴とする。請求項５の電子
カルテ装置は、請求項１〜請求項５の何れかに於いて、
現在の情報単位を表示すべき旨を指令するための入力手
段として、マウスで操作可能な画面内のボタンを有す
る、ことを特徴とする。
【０００５】
【発明の実施の形態】図１は実施の形態の電子カルテ装
置の構成を示す。図示のように、電子カルテ装置は、制
御装置２０、キーボード１１、マウス（又は他の公知の
ポインティングディバイスでもよい）１２、ディスプレ
イ１３、記憶装置３０を有する。
置の構成を示す。図示のように、電子カルテ装置は、制
御装置２０、キーボード１１、マウス（又は他の公知の
ポインティングディバイスでもよい）１２、ディスプレ
イ１３、記憶装置３０を有する。
【０００６】制御装置２０は、プログラムＲＯＭ・作業
ＲＡＭ・ＭＰＵ・ビデオＲＡＭ等で構成される。機能的
には、装置全体の制御機能を奏するシステム制御部２
１、ディスプレイ１３の表示制御機能と表示用データの
設定機能を奏する表示制御・表示用データ設定部２２、
表示用データが展開される表示メモリ２３、診療情報に
対応する表示用基礎データと受診日ＩＤと受診日が記憶
装置３０のファイルから読み込まれて受診日を単位とし
て時系列に記憶される表示用基礎データメモリ２４、現
在選択されている受診日のＩＤを保持する現在情報メモ
リ２５、記憶装置３０のファイルから読み込まれた各受
診日のＩＤが時系列に記憶される受診日ＩＤメモリ２
６、記憶装置３０の各ファイルの読み出し／書き込み機
能を奏するファイル記録再生部２３を有する。なお、請
求項の『情報単位』は、本実施の形態の装置では『受診
日』が該当するが、『情報単位』は必ずしも『受診日』
に限定されない。例えば『診療情報項目』を『情報単
位』としてもよい。要は、選択され得る情報単位であれ
ばよい。
ＲＡＭ・ＭＰＵ・ビデオＲＡＭ等で構成される。機能的
には、装置全体の制御機能を奏するシステム制御部２
１、ディスプレイ１３の表示制御機能と表示用データの
設定機能を奏する表示制御・表示用データ設定部２２、
表示用データが展開される表示メモリ２３、診療情報に
対応する表示用基礎データと受診日ＩＤと受診日が記憶
装置３０のファイルから読み込まれて受診日を単位とし
て時系列に記憶される表示用基礎データメモリ２４、現
在選択されている受診日のＩＤを保持する現在情報メモ
リ２５、記憶装置３０のファイルから読み込まれた各受
診日のＩＤが時系列に記憶される受診日ＩＤメモリ２
６、記憶装置３０の各ファイルの読み出し／書き込み機
能を奏するファイル記録再生部２３を有する。なお、請
求項の『情報単位』は、本実施の形態の装置では『受診
日』が該当するが、『情報単位』は必ずしも『受診日』
に限定されない。例えば『診療情報項目』を『情報単
位』としてもよい。要は、選択され得る情報単位であれ
ばよい。
【０００７】記憶装置３０は、例えば、ハードディスク
等の記録媒体を備える。記憶装置３０には、例えば、各
受診日の診療情報等が格納されている診療情報ファイル
３１が設けられている。診療情報ファイルの構成を図２
（ａ）に示す。また、記憶装置３０には、診療情報を時
系列に表示するための表示設定情報が格納されたファイ
ル等の他のファイルも設けられているが、説明は省略す
る。
等の記録媒体を備える。記憶装置３０には、例えば、各
受診日の診療情報等が格納されている診療情報ファイル
３１が設けられている。診療情報ファイルの構成を図２
（ａ）に示す。また、記憶装置３０には、診療情報を時
系列に表示するための表示設定情報が格納されたファイ
ル等の他のファイルも設けられているが、説明は省略す
る。
【０００８】診療情報ファイル３１には、図２（ａ）に
示すように、診療情報が各受診日毎に格納されており、
各受診日は受診日ＩＤを有する。この診療情報ファイル
３１のデータが読み出されて、診療情報の表示に必要な
表示用基礎データとして表示用基礎データメモリ２４に
時系列に格納される。表示用基礎データメモリ２４のメ
モリ構成を図３左欄に示す。この表示用基礎データメモ
リ２４は、全ての受診日のデータを格納できる容量を有
することが望ましい。この表示用基礎データメモリ２４
のデータが読み出されて、表示メモリ２３に展開され
る。表示メモリ２３のメモリ構成を図３右欄に示す。こ
の表示メモリ２３は、リング状に構成される。なお、図
３右欄内で破線枠で囲った部分が、ディスプレイの診療
情報表示領域に表示される範囲（表示範囲）である。
示すように、診療情報が各受診日毎に格納されており、
各受診日は受診日ＩＤを有する。この診療情報ファイル
３１のデータが読み出されて、診療情報の表示に必要な
表示用基礎データとして表示用基礎データメモリ２４に
時系列に格納される。表示用基礎データメモリ２４のメ
モリ構成を図３左欄に示す。この表示用基礎データメモ
リ２４は、全ての受診日のデータを格納できる容量を有
することが望ましい。この表示用基礎データメモリ２４
のデータが読み出されて、表示メモリ２３に展開され
る。表示メモリ２３のメモリ構成を図３右欄に示す。こ
の表示メモリ２３は、リング状に構成される。なお、図
３右欄内で破線枠で囲った部分が、ディスプレイの診療
情報表示領域に表示される範囲（表示範囲）である。
【０００９】また、診療情報ファイル３１からは、受診
日ＩＤが読み出されて、受診日ＩＤメモリ２６に格納さ
れる。受診日ＩＤメモリ２６のメモリ構成を図２（ｂ）
に示す。受診日ＩＤメモリ２６は、後述のように、現在
選択されている受診日への復帰時に於いて、連続する受
診日を探し出す際に参照される。
日ＩＤが読み出されて、受診日ＩＤメモリ２６に格納さ
れる。受診日ＩＤメモリ２６のメモリ構成を図２（ｂ）
に示す。受診日ＩＤメモリ２６は、後述のように、現在
選択されている受診日への復帰時に於いて、連続する受
診日を探し出す際に参照される。
【００１０】図８に示すフローチャートに即し、図４〜
図７を参照して、現在選択されている受診日の表示を復
帰させる手順を説明する。図４に示すように、或る受診
日（図４では１９９８年１２月１０日）をマウス１２の
操作等によって選択すると、該受診日の受診日ＩＤが現
在情報メモリ２５に保存される。
図７を参照して、現在選択されている受診日の表示を復
帰させる手順を説明する。図４に示すように、或る受診
日（図４では１９９８年１２月１０日）をマウス１２の
操作等によって選択すると、該受診日の受診日ＩＤが現
在情報メモリ２５に保存される。
【００１１】図４の状態から過去へスクロールを行な
い、現在選択されている受診日（図４の例では１９９８
年１２月１０日）を表示範囲外とした状態が、図５であ
る。この時、表示メモリ２３では、図５に示されている
受診日（１９９８年９月２８日の下部〜１９９８年１０
月１９日）の表示用データが可視化されてビデオメモリ
に展開されている。
い、現在選択されている受診日（図４の例では１９９８
年１２月１０日）を表示範囲外とした状態が、図５であ
る。この時、表示メモリ２３では、図５に示されている
受診日（１９９８年９月２８日の下部〜１９９８年１０
月１９日）の表示用データが可視化されてビデオメモリ
に展開されている。
【００１２】図５の状態で復帰ボタン１００がマウス１
２の操作で押下されると（Ｓ０１：ＹＥＳ）、現在選択
されている受診日のＩＤが現在情報メモリ２５から読み
出されて、該ＩＤと合致するＩＤを有する受診日が表示
用基礎データメモリ２４から探し出される。また、探し
出された受診日の表示用基礎データが読み出されて表示
メモリ２３に展開される。次に、展開された受診日の次
の受診日のＩＤが受診日ＩＤメモリ２６を参照して探し
出されて、該探し出された受診日の表示用基礎データが
同様に読み出されて表示メモリ２３に同様に展開され
る。こうして、表示用メモリ２３には、現在選択されて
いる受診日を先頭として連続する受診日の表示用データ
が展開される（Ｓ０３）。
２の操作で押下されると（Ｓ０１：ＹＥＳ）、現在選択
されている受診日のＩＤが現在情報メモリ２５から読み
出されて、該ＩＤと合致するＩＤを有する受診日が表示
用基礎データメモリ２４から探し出される。また、探し
出された受診日の表示用基礎データが読み出されて表示
メモリ２３に展開される。次に、展開された受診日の次
の受診日のＩＤが受診日ＩＤメモリ２６を参照して探し
出されて、該探し出された受診日の表示用基礎データが
同様に読み出されて表示メモリ２３に同様に展開され
る。こうして、表示用メモリ２３には、現在選択されて
いる受診日を先頭として連続する受診日の表示用データ
が展開される（Ｓ０３）。
【００１３】次に、現在選択されている受診日の表示用
データと該受診日以降の全ての表示用データとの合計の
表示高さが、診療情報表示領域の高さを越えるか否か判
定される（Ｓ０５）。その結果、『越える場合』は、図
６に示すように、現在選択されている受診日の先頭が診
療情報表示領域の先頭となるように表示が行われる（Ｓ
０７）。上記の『越える場合』とは、現在選択されてい
る受診日の先頭を診療情報表示領域の先頭に合わせて
も、診療情報表示領域内下方に空白部分が生じない場合
である。
データと該受診日以降の全ての表示用データとの合計の
表示高さが、診療情報表示領域の高さを越えるか否か判
定される（Ｓ０５）。その結果、『越える場合』は、図
６に示すように、現在選択されている受診日の先頭が診
療情報表示領域の先頭となるように表示が行われる（Ｓ
０７）。上記の『越える場合』とは、現在選択されてい
る受診日の先頭を診療情報表示領域の先頭に合わせて
も、診療情報表示領域内下方に空白部分が生じない場合
である。
【００１４】一方、現在選択されている受診日と該受診
日以降の表示用データの合計の表示高さが診療情報表示
領域の高さを越えない場合には、図７に示すように、現
在選択されている受診日の末尾が診療情報表示領域の末
尾となるように表示が行われる（Ｓ０９）。なお、この
場合には、現在選択されている受診日以前の連続する受
診日の表示用データを表示メモリ２３に展開する必要が
あるため、該受診日の表示用基礎データが読み出されて
表示メモリ２３に展開される。即ち、高さが表示範囲以
下の場合には、現在以前の受診日のデータを、高さが表
示範囲以上になるまで表示メモリの前に展開する。表示
範囲以上の高さにするまでのデータが無い場合には、表
示メモリのデータを表示範囲の先頭から表示する。
日以降の表示用データの合計の表示高さが診療情報表示
領域の高さを越えない場合には、図７に示すように、現
在選択されている受診日の末尾が診療情報表示領域の末
尾となるように表示が行われる（Ｓ０９）。なお、この
場合には、現在選択されている受診日以前の連続する受
診日の表示用データを表示メモリ２３に展開する必要が
あるため、該受診日の表示用基礎データが読み出されて
表示メモリ２３に展開される。即ち、高さが表示範囲以
下の場合には、現在以前の受診日のデータを、高さが表
示範囲以上になるまで表示メモリの前に展開する。表示
範囲以上の高さにするまでのデータが無い場合には、表
示メモリのデータを表示範囲の先頭から表示する。
【００１５】上記の説明では、現在選択されている受診
日を示す現在情報として、該受診日のＩＤを現在情報メ
モリ２５に保存しているが、このような構成に代えて、
例えば、表示用基礎データメモリ２４内の各受診日に
『現在選択されているか否かを示すフラグ』を設け、該
フラグの状態を判定するようにしてもよい。
日を示す現在情報として、該受診日のＩＤを現在情報メ
モリ２５に保存しているが、このような構成に代えて、
例えば、表示用基礎データメモリ２４内の各受診日に
『現在選択されているか否かを示すフラグ』を設け、該
フラグの状態を判定するようにしてもよい。
【００１６】
【発明の効果】本発明では、診療情報に対応する表示用
基礎データを有する情報単位を時系列に記憶し、指示さ
れた情報単位を含む連続する情報単位の表示用基礎デー
タに基づいて表示メモリに表示用データを展開し、表示
メモリに展開されている表示用データ中の表示範囲の表
示用データに基づいてディスプレイへの表示を行うとと
もに、現在の情報単位を示す現在情報を保存し、現在の
情報単位の表示が指令された場合は現在情報が指示する
情報単位を表示メモリに展開させるため、スクロール
（表示範囲の移動）により過去の所望の情報単位（受診
日）を呼び出す方式に於いて、所望の情報単位（例：今
回の受診日）の画面への復帰を速やかに行なうことがで
きる。
基礎データを有する情報単位を時系列に記憶し、指示さ
れた情報単位を含む連続する情報単位の表示用基礎デー
タに基づいて表示メモリに表示用データを展開し、表示
メモリに展開されている表示用データ中の表示範囲の表
示用データに基づいてディスプレイへの表示を行うとと
もに、現在の情報単位を示す現在情報を保存し、現在の
情報単位の表示が指令された場合は現在情報が指示する
情報単位を表示メモリに展開させるため、スクロール
（表示範囲の移動）により過去の所望の情報単位（受診
日）を呼び出す方式に於いて、所望の情報単位（例：今
回の受診日）の画面への復帰を速やかに行なうことがで
きる。
【図１】実施の形態の電子カルテ装置を示すブロック
図。
図。
【図２】（ａ）は診療情報ファイルのフォーマットを示
す説明図、（ｂ）は受診日ＩＤメモリのデータ構成を示
す説明図。
す説明図、（ｂ）は受診日ＩＤメモリのデータ構成を示
す説明図。
【図３】（ａ）は表示用基礎データメモリのデータ構成
を示す説明図、（ｂ）は表示メモリのデータ構成を示す
説明図。（ｂ）で破線枠内が表示範囲を示す。
を示す説明図、（ｂ）は表示メモリのデータ構成を示す
説明図。（ｂ）で破線枠内が表示範囲を示す。
【図４】診療情報表示画面を示す説明図。現在選択され
ている受診日が表示されている状態を示す。
ている受診日が表示されている状態を示す。
【図５】診療情報表示画面を示す説明図。現在選択され
ている受診日がスクロールによって表示領域外となった
状態を示す。
ている受診日がスクロールによって表示領域外となった
状態を示す。
【図６】診療情報表示画面を示す説明図。現在選択され
ている受診日が復帰ボタン１００の操作に応答して表示
領域に復帰した状態を示す。現在選択されている受診日
と以降の受診日の合計高さが表示領域より大きい場合を
示す。
ている受診日が復帰ボタン１００の操作に応答して表示
領域に復帰した状態を示す。現在選択されている受診日
と以降の受診日の合計高さが表示領域より大きい場合を
示す。
【図７】診療情報表示画面を示す説明図。現在選択され
ている受診日が復帰ボタン１００の操作に応答して表示
領域に復帰した状態を示す。現在選択されている受診日
と以降の受診日の合計高さが表示領域より小さい場合を
示す。
ている受診日が復帰ボタン１００の操作に応答して表示
領域に復帰した状態を示す。現在選択されている受診日
と以降の受診日の合計高さが表示領域より小さい場合を
示す。
【図８】復帰ボタンの操作に応答して現在選択されてい
る受診日を表示領域に表示する手順を示すフローチャー
ト。
る受診日を表示領域に表示する手順を示すフローチャー
ト。
２４ 表示用基礎データメモリ
Claims (5)
- 【請求項１】 電子的に記憶した診療情報をディスプレ
イに設けられた診療情報表示領域内に表示する機能を備
えた電子カルテ装置であって、前記 診療情報に対応する表示用基礎データを有する情報
単位を時系列に記憶している基礎データ記憶手段と、所定の 情報単位を含む連続する情報単位の表示用基礎デ
ータに基づいて、前記診療情報表示領域に表示する為の
表示メモリに、表示用データを展開する表示用データ設
定手段と、前記表示メモリに展開される表示用データ中
の表示範囲の表示用データに基づいて前記診療情報表示
領域への表示を行う表示制御手段と、 現在の情報単位を示す現在情報を保存する保存手段と、 現在の情報単位を診療情報表示領域に表示すべき旨が指
令された場合は、現在情報が示す現在の情報単位を、表
示メモリに展開されるべき前記所定の情報単位として、
表示用データ設定手段に指示する指示手段と、を有し、 前記表示用データ設定手段は、指示された情報単位の表
示用データの先頭が前記診療情報表示領域の先頭となる
べく設定すると診療情報表示領域の末尾側に空白が生ず
る場合には、指示された情報単位の表示用データの末尾
が診療情報表示領域の末尾となるべく設定する、 ことを 特徴とする電子カルテ装置。 - 【請求項２】 請求項１に於いて、情報単位が１受診日
の診療情報である、ことを特徴とする電子カルテ装置。 - 【請求項３】 請求項１、又は請求項２に於いて、各情
報単位は自己の情報単位と他の情報単位とを識別する識
別情報を有し、保存手段は現在の情報単位の識別情報を
現在情報として保存する、ことを特徴とする電子カルテ
装置。 - 【請求項４】 請求項１、又は請求項２に於いて、各情
報単位は自己が現在の情報単位であるか否かを示す現在
情報として機能するフラグを有する、ことを特徴とする
電子カルテ装置。 - 【請求項５】 請求項１〜請求項４の何れかに於いて、
現在の情報単位を表示すべき旨を指令するための入力手
段として、マウスで操作可能な画面内のボタンを有す
る、ことを特徴とする電子カルテ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13077899A JP3495644B2 (ja) | 1999-05-12 | 1999-05-12 | 電子カルテ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13077899A JP3495644B2 (ja) | 1999-05-12 | 1999-05-12 | 電子カルテ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000322495A JP2000322495A (ja) | 2000-11-24 |
| JP3495644B2 true JP3495644B2 (ja) | 2004-02-09 |
Family
ID=15042457
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13077899A Expired - Fee Related JP3495644B2 (ja) | 1999-05-12 | 1999-05-12 | 電子カルテ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3495644B2 (ja) |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7469381B2 (en) | 2007-01-07 | 2008-12-23 | Apple Inc. | List scrolling and document translation, scaling, and rotation on a touch-screen display |
| JP2003108666A (ja) * | 2001-10-01 | 2003-04-11 | Nec Corp | 診療録装置、その表示方法及びそのプログラム |
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