JP2000194751A - アセット管理システムおよび方法ならびにアセット管理のためのプログラムを格納した記録媒体 - Google Patents

アセット管理システムおよび方法ならびにアセット管理のためのプログラムを格納した記録媒体

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JP2000194751A
JP2000194751A JP37666498A JP37666498A JP2000194751A JP 2000194751 A JP2000194751 A JP 2000194751A JP 37666498 A JP37666498 A JP 37666498A JP 37666498 A JP37666498 A JP 37666498A JP 2000194751 A JP2000194751 A JP 2000194751A
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Japan
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information
asset
recorded
dimensional code
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JP37666498A
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English (en)
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Yutaka Yukimura
豊 幸村
Jiro Sakamoto
次郎 阪本
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OTSUKA SHOKAI CO Ltd
Original Assignee
OTSUKA SHOKAI CO Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 企業内の機器資産(アセット;asset)を管
理するためのアセット管理システムおよび方法ならびに
アセット管理のためのプログラムを格納した記録媒体を
提供する。 【解決手段】 各管理対象機器には資産情報を2次元コ
ード25化して印刷した情報ラベル24が貼付されてい
る。HD14には管理対象機器の資産情報を記録する情
報テーブル15aが設けられている。CPU11はCC
D2によって読出された資産情報と情報テーブル15a
上の資産情報とを比較し、変更情報レポート15bとし
て出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アセット管理シ
ステムおよび方法ならびにアセット管理のためのプログ
ラムを格納した記録媒体に関する。
【0002】
【背景技術】今日多くの企業においては、デスクトップ
・コンピューティングの普及により、1人1台のPC利
用環境が整いつつある。マウス、プリンタ、スキャナ、
モデムといった周辺機器や、電話機、コピー機、ファク
シミリといったOA機器の充実も著しい。これらの装置
は毎日のように最新機種がリリースされているため、オ
フィスに配備されるOA機器の数は増える一方である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなOA機器の
充実の一方で、配備された機器の所在を管理できないと
いった問題が生じている。どこに何があるのか、どの機
器をだれが管理しているかを明確にしておかないと、不
必要な機器を購入することにより二重投資をしてしまう
危険性がある。組織変更が頻繁で「人」と「物」の移動
が激しい企業においては、なおさらである。
【0004】また、実際に購入した機器に混じってリー
ス機器やレンタル機器が存在したり、保守契約を締結し
ている機器と締結していない機器が混在している場合
は、契約期限等の管理が困難である。
【0005】この発明はこのような実情に鑑みなされた
ものであって、企業内の機器資産(アセット;asset)
を管理するためのアセット管理システムおよび方法なら
びにアセット管理のためのプログラムを格納した記録媒
体を提供することを目的としている。
【0006】
【発明を解決するための手段】この発明によるアセット
管理システムは、管理対象機器それぞれに貼付された、
少なくともシリアル番号、設置場所、利用者名を含む資
産情報が2次元コード化されて印刷されている情報ラベ
ル、前記情報ラベルの画像データをメモリに取込む画像
取込手段、前記メモリに記憶された情報ラベルの画像デ
ータに2値化処理を施し、画像データの中から2次元コ
ードの部分を切出す2次元コード切出し手段、前記2次
元コード切出し手段によって切出された2次元コードの
画像データにデコード処理を施し、記録されている資産
情報を読取る情報読取手段、管理対象機器の資産情報を
記録するための複数のレコードを備えた資産情報テーブ
ル、前記情報読取手段によって取得された資産情報に基
づき、前記資産情報テーブルの中から当該機器の資産情
報が記録されているレコードを検索する情報検索手段、
前記資産情報テーブルに当該機器のレコードが存在しな
い場合に、前記情報読取手段によって取得された当該機
器の資産情報を資産情報テーブルに追加する情報追加手
段、前記資産情報テーブルに当該機器のレコードが存在
する場合に、前記情報読取手段によって取得された当該
機器の資産情報と資産情報テーブルに記録されている当
該機器の資産情報とを比較し、変更がある場合にはその
内容を更新する情報更新手段、前記資産情報テーブルに
資産情報が記録されている機器であって、前記情報読取
手段によるすべての管理対象機器の調査が終了したにも
かかわらず調査されなかった機器を紛失機器と判定する
紛失機器判定手段、前記情報追加手段によって追加され
た資産情報と、前記情報更新手段によって更新された資
産情報と、前記紛失機器判定手段によって紛失機器と判
定された機器の資産情報とに基づく調査結果を出力する
レポート出力手段、ならびに更新された資産情報テーブ
ルに記録されている資産情報を2次元コード化し、ラベ
ル上に印刷する情報ラベル作成手段を備えている。
【0007】この発明によるアセット管理方法は、管理
対象機器それぞれに貼付された、少なくともシリアル番
号、設置場所、利用者名を含む資産情報が2次元コード
化されて印刷されている情報ラベルと、管理対象機器の
資産情報を記録するための複数のレコードを備えた資産
情報テーブルとを有し、前記情報ラベルの画像データを
メモリに取込み、前記メモリに記憶された情報ラベルの
画像データに2値化処理を施して、画像データの中から
2次元コードの部分を切出し、切出された2次元コード
の画像データにデコード処理を施して、記録されている
資産情報を読取り、取得された資産情報に基づき、前記
資産情報テーブルの中から当該機器の資産情報が記録さ
れているレコードを検索し、当該機器のレコードが存在
しない場合は、取得された当該機器の資産情報を資産情
報テーブルに追加し、当該機器のレコードが存在する場
合は、取得された当該機器の資産情報と資産情報テーブ
ルに記録されている当該機器の資産情報とを比較し、変
更がある場合にはその内容を更新し、資産情報テーブル
に資産情報が記録されている機器であって、すべての管
理対象機器の調査が終了したにもかかわらず調査されな
かった機器を紛失機器と判定し、追加された資産情報
と、更新された資産情報と、紛失と判定された機器の資
産情報とに基づく調査結果を出力し、更新された資産情
報テーブルに記録されている資産情報を2次元コード化
してラベル上に印刷するものである。
【0008】この発明の一実施態様では、上述した資産
情報の中に、当該機器の導入形態(買取り、リース、レ
ンタル等)と、この導入形態がリースもしくはレンタル
の場合の契約期限が含まれる。資産情報テーブルに記録
されている前記契約期限と調査日とを比較し、契約期限
を超過している場合はその旨をレポートに出力する。
【0009】好ましくは、この資産情報にはさらに詳細
な機器情報が含まれる。たとえばCPU(クロック
数)、IPアドレス、メモリサイズ、HDD総容量(空
き容量)、インストールされているOSおよびソフトウ
ェアとそのバージョンといったシステムに関する情報
や、リース・レンタル会社名、保守契約の有無などの契
約情報が考えられる。
【0010】この発明はさらに、プログラムにしたがう
処理を実行する処理装置(CPU)と、この処理装置が
プログラム実行において使用するメモリと、資産情報や
動作指令を入力する入力装置と、管理対象機器の資産情
報を記録するための複数のレコードを備えた資産情報テ
ーブルが設けられた記憶装置と、管理対象機器それぞれ
に貼付される情報ラベルおよび調査結果レポートを印刷
する印刷装置とを含むコンピュータを制御するプログラ
ムを格納した記録媒体(たとえばCD−ROM、ハード
ディスク、フレキシブルディスク、光磁気ディスクな
ど)を提供している。この記録媒体には、少なくともシ
リアル番号、設置場所、利用者名、当該機器の導入形態
およびこの導入形態がリースもしくはレンタルの場合の
契約期限を含む資産情報が2次元コード化されて印刷さ
れている情報ラベルの画像データをメモリに取込み、前
記メモリに記憶された情報ラベルの画像データに2値化
処理を施して、画像データの中から2次元コードの部分
を切出し、切出された2次元コードの画像データにデコ
ード処理を施して、記録されている資産情報を読取り、
取得された資産情報に基づき、前記資産情報テーブルの
中から当該機器の資産情報が記録されているレコードを
検索し、当該機器のレコードが存在しない場合は、取得
された当該機器の資産情報を資産情報テーブルに追加
し、当該機器のレコードが存在する場合は、取得された
当該機器の資産情報と資産情報テーブルに記録されてい
る当該機器の資産情報とを比較し、変更がある場合には
その内容を更新し、資産情報テーブルに資産情報が記録
されている機器であって、すべての管理対象機器の調査
が終了したにもかかわらず調査されなかった機器を紛失
機器と判定し、資産情報テーブルに記録されている前記
契約期限と調査日とを比較して、契約期限を超過してい
る場合は期限超過機器と判定し、追加された資産情報
と、更新された資産情報と、紛失と判定された機器の資
産情報と、期限超過と判定された機器の資産情報とに基
づく調査結果を出力し、更新された資産情報テーブルに
記録されている資産情報を2次元コード化してラベル上
に印刷するように上記コンピュータを制御するためのプ
ログラムが格納されている。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明によるアセット管理シス
テムを、図面に基づき詳細に説明する。
【0012】図1はアセット管理システム1の全体構成
を示すブロック図である。
【0013】アセット管理システム1は、CCD(char
ge-coupled device;固体電子撮像素子)2、2値化回
路3、ビデオRAM(random access memory)4、ク
ロック信号出力回路5、アドレス発生回路6、タイミン
グ検出回路7、比率検出回路8およびアドレス記憶RA
M9から構成されるコード読取部10と、プログラムに
したがった処理を実行しアセット管理システム1の各構
成を制御するためのCPU(central processing uni
t;中央演算処理装置)11、固定的なプログラムやデー
タなどをあらかじめ記憶しておくためのROM(read
only memory)12、可変的なプログラムやデータなど
を記憶するためのRAM13、後述するアセット管理情
報テーブル(資産管理台帳)15aや変更情報レポート
15bを記憶するためのハードディスク・ドライブ1
4、コード読取部10を接続するためのインターフェー
ス16、データを可視表示するためのディスプレイ表示
装置17、後述するアセット管理ラベル24を印刷する
ためのプリンタ(ラベラー)出力装置18、入出力装置
としてのキーボード入力装置19およびポインティング
・デバイス(マウス、トラックボールなど)20がバス
ライン21を介して接続されている制御部22とから成
っている。
【0014】図2はアセット管理システム1において用
いられるアセット管理ラベル24の一例を、図3は各機
器(ハードウェア)26にアセット管理ラベル24が貼
付されている状態を、図4はアセット管理ラベル24に
印刷された2次元コード25に記録されているアセット
管理情報の一例をそれぞれ示している。
【0015】アセット管理システム1においては、パー
ソナル・コンピュータ、ディスプレイ、プリンタ、スキ
ャナ、電話機、コピー機、ファクシミリといった各機器
26に、それぞれ図2に示すような2次元コード25が
印刷されたアセット管理ラベル24が貼付される。この
2次元コード25は機器毎にすべて異なっており、同一
コードが印刷されているアセット管理ラベル24は存在
しない。アセット管理ラベル24には、好ましくは剥離
可能な粘着ラベルが使用される。
【0016】2次元コード25は、図4に示すように、
管理番号、調査年月日、当該機器26を他の機器26か
ら識別するために必要な型番およびシリアル番号、設置
場所、利用者名、導入形態(買取り、リース、レンタル
等)、リースもしくはレンタル契約の場合の契約期限等
のアセット管理情報を、黒(1)/白(0)の2値符号
化して表現したものである。
【0017】2次元コード25には、必要に応じて他の
詳細なアセット管理情報を記録してもよいのはいうまで
もない。たとえば、CPU(クロック数)、IPアドレ
ス、メモリサイズ、HDD総容量(空き容量)、インス
トールされているOSおよびソフトウェアとそのバージ
ョンといったシステムに関する情報や、リース・レンタ
ル会社名、保守契約の有無などの契約情報が考えられ
る。
【0018】図5はアセット管理ラベル24上に印刷さ
れた2次元コード25の拡大図である。
【0019】このマトリクス型2次元コード25は、記
録される情報が2次元的な広がりをもっているため、一
般に知られている1次元的なバーコードに比べて格段に
大量の情報を記録することができるという特徴をもって
いる。
【0020】2次元コード25の内部は、黒(暗)およ
び白(明)で区別されたN×Nの正方形の小さな部分
(以下「セル」とよぶ。)26に区切られており、あら
かじめ定められた比率の正方形を組合わせた3個の位置
決めシンボル27a、27b、27c、位置決めシンボ
ル27a、27b間および27a、27c間に設けられ
た白と黒を交互に組み合わせたタイミングセル28a、
28bならびにデータ記録領域29から構成されてい
る。
【0021】実際のアセット管理データは、1/0の1
ビットデータに変換され、データ記録領域29内に黒/
白に色分けしたセル26として記録されている。
【0022】位置決めシンボル27a、27b、27c
は、2次元コード25の存在位置の確定するためのもの
で、2次元コード25の4つの頂点のうち3つにそれぞ
れ配置されている。この位置決めシンボル27a、27
b、27cには、1セル幅の黒部からなる枠状正方形3
0内の中心部分に、1セル幅の白部からなる縮小した枠
状正方形31が形成され、さらにその内側の中心部分に
黒部からなる3セル×3セルの大きさの正方形32が形
成されている。
【0023】図6は、位置決めシンボル27a、27
b、27c上を、代表的な角度で直線的に横切った(走
査した)ときのCCD2および2値化回路3からの出力
例を示している。
【0024】位置決めシンボル27a、27b、27c
の中心付近を直線的に横切った場合、CCD2の走査線
(a)、(b)および(c)での明暗パターンは、すべ
て同じ明暗成分比(黒、白、黒、日、黒のパターンが
1:1:3:1:1)をもつ構造になっている。走査線
(a)、(b)および(c)の中間の走査線においても
同様に、1:1:3:1:1の比率で明暗パターンが検
出される。したがって、前記比率で黒と白が交互に検出
された場合、そのパターンを位置決めシンボル27a、
27b、27cの最有力候補と判断することができ、こ
れらのシンボル27a、27b、27cから一義的に決
まる正方形が2次元コード25であると推定できる。ま
た、位置決めシンボル27a、27b、27cの位置か
ら2次元コード25の傾きも検出できるため、360度
全方向の読取りが可能となる。
【0025】タイミングセル28a、28bは、位置決
めシンボル27a、27b間と27a、27c間に設け
られた黒、白、黒、白、黒、…が1:1:1:1:1で
現れるパターンで、各セル26の位置の基準となるもの
である。したがって、各セル26の相対的位置は、3個
の位置決めシンボル27a、27b、27cの中心と2
つのタイミングセル28a、28bを、それぞれX方向
とY方向の座標の指標とすることにより、容易に求める
ことができる。またタイミングセル28a、28bを基
準とすることにより、2次元コード25に歪みが生じて
いたり、セル26のピッチに誤差が生じている場合に、
各セル26の座標を補正することが可能となる。
【0026】以上のように相対的位置が確定した各セル
26につき、それぞれ黒か白であるかを判定し、黒を
1、白を0のように対応させれば、2値符号データとし
てアセット管理情報を認識・解読できることになる。
【0027】図1に戻り、制御部22による2次元コー
ド25の読取り処理について説明する。
【0028】まずCCD2によって、アセット管理ラベ
ル24上の2次元コード25領域の画像が検出される。
2次元コード25の画像がCCD2上に結像すると、C
CD2は、図6(B)に示すようなの多レベルの信号で
画像データを出力する。2値化回路3は、この画像デー
タにあらかじめ定められた閾(しきい)値で2値化処理
を施し、図6(C)に示すような1/0の2つのレベル
からなる矩形のディジタル信号に変換する。
【0029】クロック信号出力回路5は、CCD2から
出力される画像データのパルス信号より十分に細かいク
ロックパルスを出力する。アドレス発生回路6はこのク
ロックパルスをカウントして、ビデオRAM4に対する
アドレスを発生させる。2値化処理が施された画像デー
タは、このアドレスごとに、たとえば8ビット単位で書
き込まれる。
【0030】タイミング検出回路7は、2値化回路3か
らの信号における「1」から「0」もしくは「0」から
「1」へ変化したタイミングで、比率検出回路8にパル
ス信号を出力する。比率検出回路8は、タイミング検出
回路7からのパルス信号入力から次のパルス信号入力ま
でに、クロック信号出力回路5から出力されたパルスを
カウントする。これにより2次元画像の中の黒(1)お
よび白(0)の連続長が算出される。この長さの比率か
ら、2次元コード25の位置決めシンボル27a、27
b、27cに該当するパターン1:1:3:1:1が検
出される。
【0031】比率検出回路8が位置決めシンボル27
a、27b、27cを検出した場合、そのタイミングで
アドレス発生回路6において発生されているビデオRA
M4のアドレスが、アドレス記憶RAM9に記憶され
る。
【0032】同様に、アドレス記憶RAM9に記憶され
た位置決めシンボル27a、27b、27cのアドレス
から、位置決めシンボル27a、27b間と27a、2
7c間に設けられたパターン1:1:1:1:1のタイ
ミングセル28a、28bが検出される。
【0033】上述のようにして得られた位置決めシンボ
ル27a、27b、27cおよびタイミングセル28
a、28bのデータに基づいて、データ記録領域29内
の各セル26の位置が決定される。CPU11は、3個
の位置決めシンボル27a、27b、27cの中心と2
つのタイミングセル28a、28bを、それぞれX方向
とY方向の座標の指標とすることにより、各セル26の
XY座標を決定する。
【0034】データ記録領域29内のすべてのセル26
のXY座標が決定されると、各画素から黒(1)および
白(0)の2値データが読出される。CPU11は、R
OM12に記録されたデコード・プログラムおよび文字
コード変換表に基づき、2値データにデコード処理を施
し、文字データに変換する。このようにして、2次元コ
ード25に記録されているアセット管理情報が得られる
ことになる。
【0035】図7は、アセット管理情報テーブル15a
にあらかじめ記録されているアセット管理情報の一例を
示している。
【0036】ハードディスク・ドライブ14内に設けら
れたアセット管理情報テーブル15aは、管理番号4
0、調査年月日41、型番42、シリアル番号43、設
置場所44、利用者名45、導入形態46、契約期限4
7といった項目と、これらの項目に対する各機器26の
データが記録された複数のレコードとから構成されてい
る。図7を参照して、たとえば管理番号「002」型番「P
C9901MX」シリアル番号「32-69-13」の機器は、本社7
Fに設置され、利用者は乙野三郎、リース契約でリース
期限は平成11年2月10日というように、各機器26のデ
ータが各レコードに記録されている。既に述べたよう
に、必要に応じて他の詳細な管理情報を記録してもよい
のはいうまでもない。
【0037】好ましくはこれらのアセット管理情報の収
集は、たとえば会社の創業時や引越し、棚卸し時のよう
なある特定の一時期に集中して、会社の各フロアごと
に、フロア内のすべての機器26に対しておこなわれる
のが望ましい。収集されたこれらのアセット管理情報は
データベース15に格納され、2値符号化、2次元コー
ド化が施された後に、プリンタ(ラベラー)出力装置1
8によってアセット管理ラベル24上に印刷され、全機
器26に貼付される。
【0038】アセット管理情報は、一定の期間ごとに、
すべての機器26に対して再調査を繰返す必要がある。
各調査終了時には、更新された最新のデータに基づいて
アセット管理ラベル24が作成し直され、全機器26に
再貼付される。
【0039】図8は、再調査によって新たに作成された
アセット管理情報テーブル15aの一例を、図9は、再
調査によって作成された変更情報レポート15bの一例
をそれぞれ示している。
【0040】以下、図7ないし図9を参照して、制御部
22によるアセット管理情報の比較処理について説明す
る。
【0041】CPU11は、アセット管理情報テーブル
15aのレコードに記録されている全機器26のアセッ
ト管理情報(図7)と、収集したばかりの最新のアセッ
ト管理情報(図8)とを比較して、機器26を特定する
ための情報である管理番号40、型番42およびシリア
ル番号43が一致するレコードが、アセット管理情報テ
ーブル15aに存在するか否かを検索する。
【0042】一致するレコード45がアセット管理情報
テーブル15aに存在する場合には、CPU11は調査
員に対して、現実の設置場所44および/または利用者
45が同一か否かの確認を要求する。設置場所44およ
び/または利用者名45が異なっている場合には、調査
員は最新の設置場所44および/または利用者名45
を、キーボード入力装置19およびポインティング・デ
バイス20を利用して入力する。変更された設置場所4
4および/または利用者名45は、アセット管理情報テ
ーブル15aの同一レコードに上書きされ、さらに「利
用者が変更されました。」といったコメントとともに、
別途変更情報レポート15bに記録される。たとえば、
管理番号「001」の機器は、利用者が「甲野二郎」から
「丁野四郎」に変更されたため、図8に示す新規のアセ
ット管理情報テーブル15aでは当該レコードの利用者
名45が変更され、図9に示す変更情報レポート15b
にその旨が記録されている。設置場所44および/また
は利用者名45が同一の場合は、当該レコード上のアセ
ット管理情報は変更されないのはいうまでもない。
【0043】つぎに、CPU11によって当該機器26
がリースもしくはレンタル契約かが判断される。リース
もしくはレンタル契約の場合には、アセット管理情報テ
ーブル15aに記録されている契約期限47と調査を実
施した日時とが比較され、「契約期限まであと○×日で
す。」や「この機器は契約期限を超過しています。」と
いった警告メッセージとともに、当該機器26に関する
情報が変更情報レポート15bに記録される。たとえ
ば、管理番号「003」の機器は、レンタル契約の期限が
近づいているため、変更情報レポート15bのコメント
エリアに「契約期限まであと6日です。」と記録されて
いる。また管理番号「006」の機器は、調査時点でリー
ス期限を既に経過しているため、変更情報レポート15
bのコメントエリアに「この機器は契約期限を超過して
います。」と記録されている。
【0044】一致する機器26がアセット管理情報テー
ブル15aに存在しない場合には、CPU11によって
当該機器26が新しくフロア内に導入されたものと判断
される。CPU11の指示によって、アセット管理情報
テーブル15a内に当該機器26のための新たなレコー
ドが作成され、調査員に対し、キーボード入力装置19
およびポインティング・デバイス20による必要なアセ
ット管理情報の入力が要求される。調査員によって入力
されたアセット管理情報は、アセット管理情報テーブル
15aの新規レコード48上に記録され、「新しく導入
された機器です。」といったコメントとともに別途変更
情報レポート15bに記録されることになる。
【0045】特定のフロアにおけるすべての機器26の
調査が終了したにもかかわらず、アセット管理情報テー
ブル15aに記録されている前回調査時に確認された機
器26のデータが検出されない場合は、2つの理由が考
えられる。すなわち、リース・レンタル期間を超過した
ため社外に搬出されたか、社内の別のフロアに移動もし
くは破棄された(あるいは盗難に遭った)かである。
【0046】CPU11は、当該機器26がリース・レ
ンタル契約でかつ契約期間を超過しているか否かを判断
し、期間を超過している場合には、当該機器26のレコ
ードをアセット管理情報テーブル15aから削除する。
期間超過でないのに機器26が存在しない場合は、「こ
の機器はなくなりました。」といった警告メッセージと
ともに変更情報レポート15bに記録される。たとえ
ば、管理番号「008」および「010」の機器は、リース期
間を超過しているため、図8に示す新規のアセット管理
情報テーブル15aから、該当するレコードが削除され
ている。管理番号「002」の機器の場合は、「この機器
はなくなりました。」といった警告メッセージが、変更
情報レポート15bのコメントエリアに記録されてい
る。
【0047】以上のようにして、変更された設置場所4
4および/または利用者名45に関する情報、契約期限
に対する警告、新しく導入された機器26に関する情
報、フロアからなくなってしまった機器26とそれに対
する警告が記録された変更情報レポート15bは、プリ
ンタ(ラベラー)出力装置18から一覧表として出力さ
れる。管理者は、この一覧表を参照することにより、誰
がどの機器26を現在使用しているのかを把握すること
ができ、どこにどの機器26があるかが管理されていな
いために生じる二重投資等を防止することが可能とな
る。
【0048】また、新しく作成されたアセット管理情報
テーブル15a上のアセット管理情報は、2値符号化、
2次元コード25化された後に、プリンタ(ラベラ)出
力装置18によってアセット管理ラベル24上に印刷さ
れる。これらの新しいアセット管理ラベル24と古いア
セット管理ラベル24とを再調査ごとに貼り替えること
によって、最新のアセット管理情報を維持していくこと
が可能となる。
【0049】図10、図11および図12は、アセット
管理システムの動作の流れを示すフローチャートであ
る。
【0050】まず、調査機器の台数をカウントするため
のカウンタNの値が1にセットされる(ステップ10
0、101)。ここで、調査時にフロア内に存在してい
る対象機器の総数をMAXとする。
【0051】CPU11は、CCD2によってアセット
管理ラベル24上の2次元コード25が読取られるのを
待機する(ステップ102)。CCD2によって2次元
コード52の画像が検出されると、CPU11は2値化
回路3に対して、当該画像データに2値化処理を施すよ
う指示を出す(ステップ103)。2値化処理が施され
た画像データから位置決めシンボル27a、27b、2
7cおよびタイミングセル28a、28bを検出し(ス
テップ104)、これらをXY方向の座標の指標とする
ことにより、各セル26のXY座標を決定する(ステッ
プ105)。
【0052】CPU11はデータ記録領域29のセル2
6の各画素から黒(1)および白(0)の2値データを
読出す(ステップ106)。この2値データにデコード
処理を施して文字データに変換し(ステップ107)、
変換された文字データから、アセット管理情報(管理番
号40、調査年月日41、型番42、シリアル番号4
3、設置場所44、利用者名45、導入形態46、契約
期限47等)を取得する(ステップ108)。
【0053】次にCPU11は、アセット管理情報テー
ブル15aに記録されている情報と、2次元コード52
から取得した最新の情報とを比較して、機器を特定する
情報(管理番号40、型番42およびシリアル番号4
3)が一致するレコードの有無を判定する(ステップ1
09)。
【0054】一致するレコードがアセット管理情報テー
ブル15aに存在する場合は(ステップ110でYe
s)、CPU11は調査員に対し、設置場所44および
利用者45に変更があるかどうかの確認を要求する(ス
テップ111)。
【0055】設置場所44および/または利用者名45
が同一の場合は(ステップ111でYes)、当該レコ
ード上のアセット管理情報は変更されず、後述するステ
ップ114に遷移する。
【0056】設置場所44および/または利用者名45
が異なっている場合は(ステップ111でNo)、CP
U11は調査員に対し、最新の設置場所44および/ま
たは利用者名45の入力を要求する(ステップ11
2)。入力された設置場所44および/または利用者名
45をアセット管理情報テーブル15aの同一レコード
上に上書きし、変更情報レポート15bに変更された旨
と当該機器26に関する情報を記録する(ステップ11
3)。
【0057】次にCPU11は、当該機器26がリース
・レンタル契約で、かつ、契約期限が接近もしくは終了
しているかを判定する(ステップ114)。契約期限が
接近もしくは終了している場合は(ステップ114でY
es)、警告メッセージを変更情報レポート15bに記
録する(ステップ115)。
【0058】以上の処理が終了すると、カウンタNの値
が調査対象機器数MAXに達しているか否かを判定する
(ステップ116)。フロア内の全機器の調査が済んで
いない場合は(ステップ116でNo)、再びステップ
101に戻り、次の機器26の2次元コード25が読取
られるのを待機する(ステップ102)。
【0059】一致する機器26がアセット管理情報テー
ブル15aに存在しない場合には(ステップ110でN
o)、CPU11は当該機器26が新しくフロア内に導
入されたものと判断し、アセット管理情報テーブル15
a内に当該機器26のための新たなレコードを作成する
(ステップ117)。さらにCPU11は、当該機器2
6のアセット管理情報の入力を調査員に要求し(ステッ
プ118)、入力された情報をアセット管理情報テーブ
ル15aの新規レコードおよび変更情報レポート15b
に記録する(ステップ119)。
【0060】フロア内の全機器26の調査が終了した
(カウンタN=全機器数MAX)にもかかわらず(ステ
ップ116でYes)、アセット管理情報テーブル15
aに記録されている前回調査時に確認された機器26の
データが検出されない場合は(ステップ120でN
o)、CPU11は、当該未調査機器26がリース・レ
ンタル契約で、かつ、契約期限を超過しているか否かを
判定する(ステップ121)。契約期限を超過している
場合は(ステップ121でYes)、当該機器26のレ
コードをアセット管理情報テーブル15aから削除する
(ステップ122)。当該機器26が買取ったものか、
もしくはリース・レンタル契約で契約期限を超過してい
ない場合は(ステップ121でNo)、紛失した旨の警
告メッセージを変更情報レポート15bに記録する(ス
テップ123)。
【0061】調査が終了すると、変更情報および警告メ
ッセージが記録された変更情報レポート15bが、プリ
ンタ(ラベラー)出力装置18から一覧表として出力さ
れる(ステップ124)。当該変更情報レポート15b
は、フロアの管理者に提出され、誰がどの機器26を現
在使用しているのかを把握することが可能となる。
【0062】さらに、最新のアセット管理情報テーブル
15aに基づいてアセット管理ラベル24が作成される
(ステップ125)。調査員が、作成された新しいアセ
ット管理ラベル24と各機器26に貼付されている古い
アセット管理ラベル24とを貼り替えて(ステップ12
6)、全処理は終了する。
【0063】以上のように、この発明によるアセット管
理システムの実施態様について説明してきたが、アセッ
ト管理情報テーブル15aのデータや変更情報レポート
15bを印刷する場合、単に一覧表として印刷するだけ
でなく、たとえばCAD(computer-aided design)ソ
フトウェアと連動させ、視覚的なフロアレイアウト図に
当該データを反映させて出力することも可能である。レ
イアウト図に描かれた各機器26をあらわす図形の上
に、当該機器26のアセット管理情報を表示すれば、フ
ロア全体の資産管理が視覚的に一目でできるといったメ
リットがある。
【0064】また、アセット管理ラベル24としては、
上述したマトリクス型2次元コード25の他に、バーコ
ードを多段に重ね合わせたスタック型2次元コードや、
リモートID(いわゆる電波タグ)のような電波でデー
タをやりとりするような媒体を利用してもよい。リモー
トIDを利用した場合、レーダー等を利用した遠隔操作
でフロア内の全機器26の情報をまとめて得ることがで
きるため、調査作業が容易になるといったメリットがあ
る。
【0065】その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々変形実施可能であるのはいうまでもない。
【0066】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、アセ
ット(機器資産)管理情報が記録された2次元コードを
各機器ごとに読取るというごく軽度の人的負荷で、今現
在誰がどの機器を使用しているのかを容易に把握するこ
とが可能となる。とくに組織変更に伴い「人」「物」の
異動が頻繁に発生する日本の企業においては、どこにな
にがあるか管理されていないために起こる二重投資によ
る損失を低減することができるため、その効果は大であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】アセット管理システム1の全体構成を示すブロ
ック図である。
【図2】アセット管理システム1において用いられるア
セット管理ラベル24の一例を示している。
【図3】各機器26にアセット管理ラベル24が貼付さ
れている状態を示している。
【図4】アセット管理ラベル24に印刷された2次元コ
ード25に記録されているアセット管理情報の一例を示
している。
【図5】アセット管理ラベル24上に印刷された2次元
コード25の拡大図である。
【図6】(A)は位置決めシンボル27a、27b、2
7c上を代表的な角度で直線的に走査している状態を、
(B)は走査の結果CCD2から出力された信号の一例
を、(C)は2値化回路3から出力された信号の一例を
それぞれ示している。
【図7】アセット管理情報テーブル15aにあらかじめ
記録されているアセット管理情報の一例を示している。
【図8】再調査によって新たに作成されたアセット管理
情報テーブル15aの一例を示している。
【図9】再調査によって作成された変更情報レポート1
5bの一例を示している。
【図10】アセット管理システムの動作の流れを示すフ
ローチャートである。
【図11】アセット管理システムの動作の流れを示すフ
ローチャートである。
【図12】アセット管理システムの動作の流れを示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 アセット管理システム 2 CCD 3 2値化回路 10 コード読取部 11 CPU 12 ROM 13 RAM 14 ハードディスク・ドライブ 15a アセット管理情報テーブル 15b 変更情報レポート 16 インターフェース 17 ディスプレイ表示装置 18 プリンタ(ラベラー)出力装置 19 キーボード入力装置 20 ポインティング・デバイス 22 制御部 24 アセット管理ラベル 25 2次元コード 26 機器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管理対象機器それぞれに貼付された、少
    なくともシリアル番号、設置場所、利用者名を含む資産
    情報が2次元コード化されて印刷されている情報ラベ
    ル、 前記情報ラベルの画像データをメモリに取込む画像取込
    手段、 前記メモリに記憶された情報ラベルの画像データに2値
    化処理を施し、画像データの中から2次元コードの部分
    を切出す2次元コード切出し手段、 前記2次元コード切出し手段によって切出された2次元
    コードの画像データにデコード処理を施し、記録されて
    いる資産情報を読取る情報読取手段、 管理対象機器の資産情報を記録するための複数のレコー
    ドを備えた資産情報テーブル、 前記情報読取手段によって取得された資産情報に基づ
    き、前記資産情報テーブルの中から当該機器の資産情報
    が記録されているレコードを検索する情報検索手段、 前記資産情報テーブルに当該機器のレコードが存在しな
    い場合に、前記情報読取手段によって取得された当該機
    器の資産情報を資産情報テーブルに追加する情報追加手
    段、 前記資産情報テーブルに当該機器のレコードが存在する
    場合に、前記情報読取手段によって取得された当該機器
    の資産情報と資産情報テーブルに記録されている当該機
    器の資産情報とを比較し、変更がある場合にはその内容
    を更新する情報更新手段、 前記資産情報テーブルに資産情報が記録されている機器
    であって、前記情報読取手段によるすべての管理対象機
    器の調査が終了したにもかかわらず調査されなかった機
    器を紛失機器と判定する紛失機器判定手段、 前記情報追加手段によって追加された資産情報と、前記
    情報更新手段によって更新された資産情報と、前記紛失
    機器判定手段によって紛失機器と判定された機器の資産
    情報とに基づく調査結果を出力するレポート出力手段、
    ならびに更新された資産情報テーブルに記録されている
    資産情報を2次元コード化し、ラベル上に印刷する情報
    ラベル作成手段、 を備えたアセット管理システム。
  2. 【請求項2】 前記資産情報は、当該機器の導入形態お
    よびこの導入形態がリースもしくはレンタルの場合の契
    約期限を含んでおり、 資産情報テーブルに記録されている前記契約期限と調査
    日とを比較し、契約期限を超過している場合はその旨を
    レポートに出力する契約期限判定手段、 を備えた請求項1に記載のアセット管理システム。
  3. 【請求項3】 管理対象機器それぞれに貼付された、少
    なくともシリアル番号、設置場所、利用者名を含む資産
    情報が2次元コード化されて印刷されている情報ラベル
    と、管理対象機器の資産情報を記録するための複数のレ
    コードを備えた資産情報テーブルとを有し、 前記情報ラベルの画像データをメモリに取込み、 前記メモリに記憶された情報ラベルの画像データに2値
    化処理を施して、画像データの中から2次元コードの部
    分を切出し、 切出された2次元コードの画像データにデコード処理を
    施して、記録されている資産情報を読取り、 取得された資産情報に基づき、前記資産情報テーブルの
    中から当該機器の資産情報が記録されているレコードを
    検索し、 当該機器のレコードが存在しない場合は、取得された当
    該機器の資産情報を資産情報テーブルに追加し、 当該機器のレコードが存在する場合は、取得された当該
    機器の資産情報と資産情報テーブルに記録されている当
    該機器の資産情報とを比較し、変更がある場合にはその
    内容を更新し、 資産情報テーブルに資産情報が記録されている機器であ
    って、すべての管理対象機器の調査が終了したにもかか
    わらず調査されなかった機器を紛失機器と判定し、 追加された資産情報と、更新された資産情報と、紛失と
    判定された機器の資産情報とに基づく調査結果を出力
    し、 更新された資産情報テーブルに記録されている資産情報
    を2次元コード化してラベル上に印刷する、 アセット管理方法。
  4. 【請求項4】 前記資産情報は、当該機器の導入形態お
    よびこの導入形態がリースもしくはレンタルの場合の契
    約期限を含んでおり、 資産情報テーブルに記録されている前記契約期限と調査
    日とを比較し、契約期限を超過している場合はその旨を
    レポートに出力する、 請求項3に記載のアセット管理方法。
  5. 【請求項5】 プログラムにしたがう処理を実行する処
    理装置と、この処理装置がプログラム実行において使用
    するメモリと、資産情報や動作指令を入力する入力装置
    と、管理対象機器の資産情報を記録するための複数のレ
    コードを備えた資産情報テーブルが設けられた記憶装置
    と、管理対象機器それぞれに貼付される情報ラベルおよ
    び調査結果レポートを印刷する印刷装置とを含むコンピ
    ュータを制御するプログラムを格納した記録媒体であっ
    て、 この記録媒体には、 少なくともシリアル番号、設置場所、利用者名、当該機
    器の導入形態およびこの導入形態がリースもしくはレン
    タルの場合の契約期限を含む資産情報が2次元コード化
    されて印刷されている情報ラベルの画像データをメモリ
    に取込み、 前記メモリに記憶された情報ラベルの画像データに2値
    化処理を施して、画像データの中から2次元コードの部
    分を切出し、 切出された2次元コードの画像データにデコード処理を
    施して、記録されている資産情報を読取り、 取得された資産情報に基づき、前記資産情報テーブルの
    中から当該機器の資産情報が記録されているレコードを
    検索し、 当該機器のレコードが存在しない場合は、取得された当
    該機器の資産情報を資産情報テーブルに追加し、 当該機器のレコードが存在する場合は、取得された当該
    機器の資産情報と資産情報テーブルに記録されている当
    該機器の資産情報とを比較し、変更がある場合にはその
    内容を更新し、 資産情報テーブルに資産情報が記録されている機器であ
    って、すべての管理対象機器の調査が終了したにもかか
    わらず調査されなかった機器を紛失機器と判定し、 資産情報テーブルに記録されている前記契約期限と調査
    日とを比較して、契約期限を超過している場合は期限超
    過機器と判定し、 追加された資産情報と、更新された資産情報と、紛失と
    判定された機器の資産情報と、期限超過と判定された機
    器の資産情報とに基づく調査結果を出力し、 更新された資産情報テーブルに記録されている資産情報
    を2次元コード化してラベル上に印刷するように上記コ
    ンピュータを制御する、 アセット管理のためのプログラムを格納した記録媒体。
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