JP2000194409A - ロボットのプログラム変換装置 - Google Patents

ロボットのプログラム変換装置

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JP2000194409A
JP2000194409A JP10371577A JP37157798A JP2000194409A JP 2000194409 A JP2000194409 A JP 2000194409A JP 10371577 A JP10371577 A JP 10371577A JP 37157798 A JP37157798 A JP 37157798A JP 2000194409 A JP2000194409 A JP 2000194409A
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axes
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

Abstract

(57)【要約】 【課題】 数値制御装置13のNCプログラムを用い
て、産業用ロボット5を動作させる。 【解決手段】 NCプログラムメモリ10を、プログラ
ム変換手段9を用いて読出し、このNCプログラムの命
令に対応するロボットプログラムの命令を、変換用メモ
リ11から読出して出力する。さらに第1複数N軸の第
1ロボットのロボットプログラムを、(m+n)軸に分
割し、m軸を有する第2ロボットのロボットプログラム
に変換し、残りのn軸のサブルーチンプログラムを、被
加工物の移動手段28の制御のために実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロボットのプログ
ラム変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、数値(NC)制御装置より
も、自由度が高い産業用ロボットを使いたいという要求
がある。或る先行技術は、特開昭62−63305であ
り、ロボット作業プログラムのオフライン編集装置を開
示しているけれども、この先行技術では、編集の対象は
ロボット作業プログラムのみであり、数値制御装置の動
作を制御するNCプログラムを、ロボット作業プログラ
ムに変更するものではない。
【0003】さらに、軸構成の異なる各ロボット、たと
えば7軸のロボットと、6軸のロボットとのためのロボ
ットプログラムを、共通化することが望まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、数値
制御装置の動作を制御するNCプログラムを、産業用ロ
ボットの動作を制御するロボットプログラムに変換する
ことができるようにしたロボットのプログラム変換装置
を提供することである。
【0005】本発明の他の目的は、軸構成の異なるロボ
ット間でのプログラムの共通化を図ることができるよう
にしたロボットのプログラム変換装置を提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、数値制御装置
の動作を制御するNCプログラムをストアするNCプロ
グラムメモリと、NCプログラムの複数種類の命令と、
ロボットの動作を制御するロボットプログラムの複数種
類の命令とを、対応してストアする変換用メモリと、N
CプログラムメモリにストアされているNCプログラム
を読出して、その読出したNCプログラムの命令に対応
して変換用メモリにストアされているロボットプログラ
ムの命令を読出し、その読出したロボットプログラムの
命令を出力するプログラム変換手段とを含むことを特徴
とするロボットのプログラム変換装置である。
【0007】本発明に従えば、数値制御装置の動作を制
御するNCプログラムは、NCプログラムメモリに一旦
ストアされ、このストアされたNCプログラムが、プロ
グラム変換手段によって読出され、NCプログラムの各
命令に対応するロボットプログラムの命令を、変換用メ
モリから読出し、出力する。プログラム変換手段によっ
て変換されたロボットプログラムは、もう1つのメモリ
にストアされてもよいけれども、その変換されたロボッ
トプログラムをそのまま用いて、ロボットを動作させる
ようにしてもよい。NCプログラムメモリにストアされ
るNCプログラムは、フロッピディスクなどの記録媒体
にストアされたNCプログラムであってもよいけれど
も、たとえば公衆電話回線などの通信線を介して伝送さ
れたNCプログラムであってもよい。
【0008】このようにして数値制御装置よりも自由度
が高い産業用ロボットを使うことができるようになり、
また数値制御装置のために生成されたNCプログラムお
よびNCデータを、産業用ロボットのためにそのまま流
用することができるようになる。したがって制御装置の
動作プログラムで、ロボットを動作させることができる
ようになり、NCプログラムを実行することができるロ
ボットを実現することができる。
【0009】また本発明は、数値制御装置の第1座標系
と、ロボットの第2座標系とが、一致し、第1座標系の
原点と、第2座標系の原点とが一致していることを特徴
とする。
【0010】本発明に従えば、数値制御装置の第1座標
系とロボットの第2座標系とが一致し、たとえば第1お
よび第2座標系は、xyz直交座標系であり、第1およ
び第2座標系の各軸、すなわちx軸、y軸およびz軸
は、相互に対応しており、平行である。さらに第1およ
び第2座標系の原点が一致している。したがってNCプ
ログラムからロボットプログラムへの変換が極めて容易
であり、移動距離、速度、加速度などの指令値データの
変換動作が必要ではなく、これによって高精度のプログ
ラム変換機能が達成される。
【0011】また本発明は、NCプログラムの座標に関
する数値と、NCプログラムの前記数値に対応するロボ
ットプログラムの座標に関する数値とは、同一値になる
ように定められることを特徴とする。
【0012】本発明に従えば、NCプログラムとロボッ
トプログラムの各座標に関する数値は、同一値になるよ
うに定められており、すなわち第1および第2座標系に
おけるx軸の長さ、速度、加速度などは、いずれも、単
位mm、mm/sec、mm/sec2などであって、各第1
および第2座標系における数値データの単位が共通化さ
れる。これによって座標系に関する数値の変換が不要と
なり、精度を向上することができる。
【0013】また本発明は、第1複数Nの軸を有する第
1ロボットの動作を制御する第1ロボットプログラムを
ストアするメモリと、前記メモリから、第1ロボットプ
ログラムの第1複数の各軸毎の命令を読出して、第1ロ
ボットプログラムを、第1複数未満である第2複数mの
各軸を有する第2ロボットの動作を制御する第2ロボッ
トプログラムに変換するとともに、第1複数Nと第2複
数mとの差n(=N−m)の各軸の動作を制御するサブ
ルーチンプログラムを作成する変換手段とを含むことを
特徴とするロボットのプログラム変換装置である。
【0014】本発明に従えば、軸構成が異なるロボット
間でのプログラムの共通化を図るために、第1複数の軸
を有する第1ロボットの動作を制御する第1ロボットプ
ログラムがメモリにストアされ、変換手段は、この第1
ロボットプログラムをメモリから読出して、第1ロボッ
トの第1複数N軸未満である第2複数mと、それらの差
n(=N−m)の軸を分割し、第2複数mの軸を有する
第2ロボットのための第2ロボットプログラムを作成す
るとともに、1または複数のn軸を有する移動手段また
はもう1つの新たなロボットのためのサブルーチンプロ
グラムを作成する。こうして第1複数Nの軸のためのロ
ボットプログラムを、m軸とn軸に分割し、m軸とn軸
とを、個別的なロボットおよび移動装置などで動作させ
ることができる。ただしN=m+nである。
【0015】たとえば11軸ロボット用に自動生成され
たロボットプログラムを、10軸ロボット用ロボットプ
ログラムと、被加工物を移動するワーク軸とを有する移
動手段とを有する装置において、流用することができ
る。さらにNCプログラムを、第1ロボットプログラム
に変換し、その後、第1ロボットプログラムを、軸構成
が異なる第2ロボットプログラムに変換することもま
た、可能である。
【0016】また本発明は、第1および第2ロボットプ
ログラムの各座標系が一致し、第1座標系の原点と第2
座標系の原点とが一致していることを特徴とする。
【0017】また本発明は、第1ロボットプログラムの
座標に関する数値と、第1ロボットプログラムの前記数
値に対応する第2ロボットプログラムの座標に関する数
値とは、同一値になるように定められることを特徴とす
る。
【0018】本発明に従えば、前述の請求項2,3に関
連して述べたように、第1および第2ロボットプログラ
ムの変換動作を、容易にかつ高精度に達成することがで
きるようになる。
【0019】また本発明は、第1ロボットは、固定位置
に設けられた被加工物を、移動可能な門形フレームに搭
載された加工手段によって加工する構成を有し、第2ロ
ボットは、移動可能な移動手段に設けられた被加工物
を、固定位置に設けられた加工手段によって加工する構
成を有することを特徴とする。
【0020】本発明に従えば、第1ロボットは、移動可
能なたとえば1軸の門形フレームを有し、固定位置に設
けられた被加工物を加工する加工手段が、門形フレーム
に搭載されているので、被加工物の加工のために、門形
フレームを高精度で移動しなければならず、このような
大形であってかつ大重量である門形フレームを高精度で
移動する必要が生じる。これに対して、第2ロボットで
は、門形フレームを固定し、または加工手段を固定位置
に設けておき、被加工物を移動手段によってたとえば1
軸で移動する。したがって被加工物が比較的小形であっ
て軽量であるとき、このような被加工物を移動手段によ
って高精度に移動することが容易であり、構成の簡略化
を図ることができる。第1ロボットでは、門形フレーム
を移動して、大形の被加工物を加工するために、用いる
ことができる。このように本発明によれば、第1ロボッ
トのための第1ロボットプログラムを、第2ロボットの
ための第2ロボットプログラムに変換することができ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態の
全体の構成を示すブロック図である。フロッピディスク
1またはハードディスク2などの記録媒体3にストアさ
れたNCプログラムは、パーソナルコンピュータなどに
よって実現されるプログラム変換装置4に与えられ、産
業用ロボット5のためのロボットプログラムに変換され
る。ロボット5は、複数軸、たとえば6軸を有するロボ
ット本体6と、このロボット本体6の各軸を駆動するた
めのモータの電流などを制御するサーボユニット7とを
含む。
【0022】図2は、図1に示される本発明の実施の一
形態の電気的構成をさらに詳しく説明するためのブロッ
ク図である。記録媒体3にストアされたNCプログラム
は、読取り手段8によって読取られ、マイクロコンピュ
ータなどによって実現される処理回路9によってNCプ
ログラムメモリ10にストアされる。こうしてNCプロ
グラムメモリ10には、数値制御装置の動作を制御する
NCプログラムがストアされる。
【0023】処理回路9にはまた、変換用メモリ11が
接続される。この変換用メモリ11には、NCプログラ
ムの複数種類の各命令と、ロボット5の動作を制御する
ロボットプログラムの複数種類の各命令とを対応してス
トアする。したがって処理回路9は、NCプログラムメ
モリ10にストアされているNCプログラムを読出し
て、その読出したNCプログラムの命令に対応して変換
メモリ11にストアされているロボットプログラムの命
令を読出す。こうして読出されたロボットプログラムの
命令は、サーボユニット7に与えられ、ロボット本体6
が動作される。
【0024】本発明の実施の他の形態では、処理回路9
によって変換されたロボットプログラムを、もう1つの
メモリ12に転送してストアし、このメモリ12にスト
アされたロボットプログラムを読出して、サーボユニッ
ト7に与えるようにしてもよい。メモリ12は、前述の
携帯可能な記録媒体3と同様な記録媒体であってもよ
い。
【0025】図3は、記録媒体3にストアされたNCプ
ログラムによって動作が制御される数値制御装置13の
電気的構成を示すブロック図である。この数値制御装置
13は、マイクロコンピュータなどによって実現される
処理回路14を備え、第1軸〜第p軸のモータなどの駆
動手段D11〜D1pによって、駆動制御される。各軸
の駆動手段D11〜D1pの角変位量、移動距離などの
移動量は、エンコーダE11〜E1pによってそれぞれ
対応して検出される。pは複数である。こうしてメモリ
15にストアされたNCプログラムが実行され、被加工
物の加工動作が行われる。数値制御装置13の第1座標
系は、図3に示されるように、x1軸、y1軸およびz
1軸を有し、第1原点O1を有する直交座標系である。
【0026】図4は、ロボット5の電気的構成を示すブ
ロック図である。サーボユニット7に備えられるマイク
ロコンピュータによって実現される処理回路17によっ
て、ロボット本体6の第1軸〜第q軸のモータなどによ
って実現される駆動手段D21〜D2qが制御される。
gは複数である。これらの各駆動手段D21〜D2qに
よって駆動される移動量は、エンコーダE21〜E2q
によってそれぞれ検出される。数値制御装置13におけ
るエンコーダE11〜E1pとロボット5におけるエン
コーダE21〜E2qによって検出される移動量とによ
って、処理回路14,17において、演算されて速度、
加速度などがさらに演算して求められる。
【0027】ロボット5における第2座標系は、図4に
示されるように、x2軸、y2軸およびz2軸を有し、
さらに第2原点O2を有する直交座標系である。数値制
御装置13の第1座標系と、ロボット5の第2座標系と
が一致し、第1および第2座標系の原点O1,O2が一
致している。もしも仮に、数値制御装置の第1座標系
が、上述のx1,y1,z1直交座標系であり、これに
対してロボット5の第2座標系が、円筒座標系または球
座標系であるとすれば、NCプログラムからロボットプ
ログラムへの変換動作の演算処理が大きくなり、しかも
高精度の変換結果を得ることが困難である。上述の実施
例では、数値制御装置の第1座標系とロボットの第2座
標系とが一致し、しかもそれらの第1および第2座標系
の原点が一致することによって、高精度のプログラム変
換動作を達成することができる。
【0028】さらにこの実施の形態では、NCプログラ
ムの座標に関する数値、すなわち第1座標系の各x1
軸、y1軸およびz1軸の座標値と、ロボットプログラ
ムの座標系に関する数値、すなわちx2軸、y2軸およ
びz2軸の座標値が、同一値であるように定められる。
このことによってもまた、座標に関する数値の変換動作
を高精度に容易に行うことができる。たとえばNCプロ
グラムの座標に関する数値とロボットプログラムの数値
に関する座標との単位mmが同一であり、また速度に関
してmm/secが同一であり、さらに加速度mm/sec2
が同一であることによって、プログラムの変換動作が容
易にかつ高精度で行うことができる。
【0029】図5は、前述の図2における変換装置4の
処理回路9の動作を説明するためのフローチャートであ
る。ステップa1からステップa2に移り、記録媒体3
にストアされているNCプログラムが読出され、NCプ
ログラムメモリ10にストアされる。ステップa3で
は、変換メモリ11のストア内容に基づき、プログラム
の変換動作を行う。NCプログラムの複数種類のたとえ
ばGコードに従う命令は、表1に示されるようにロボッ
トプログラムの複数種類の各命令に対応して、変換メモ
リ11にストアされる。
【0030】
【表1】
【0031】表1におけるiii,mmm,nnn はx,y,z
座標数値であり、NCプログラムでは、たとえばG90
X90.Y100.Z105.と表される。
【0032】こうして得られた変換後のロボットプログ
ラムは、ステップa4において、処理装置4に着脱可能
なボードであるロボットコントローラとしての制御用C
PU(Central Processing Unit)ボード18に与えら
れ、その出力はロボット5のサーボユニット7に与えら
れ、またはメモリ12にストアされて出力される。こう
してステップa5では一連の動作を終了する。このよう
なボード18を、既存のパーソナルコンピュータに搭載
することによって、本発明の変換装置を容易に実現する
ことができる。処理回路9からのプログラムが、マイク
ロコンピュータである処理回路とメモリとを含む前述の
ボード18に与えられ、これによってサーボユニット7
には、各軸毎の位置指令データ、速度指令データおよび
トルク指令データなどの各指令データが出力されて与え
られる。
【0033】図6は、本発明の実施の他の形態における
全体の構成を示すブロック図である。第1複数Nの軸を
有する第1ロボットの動作を制御する第1ロボットプロ
グラムは、フロッピディスク21またはハードディスク
22などの記録媒体23にストアされる。この記録媒体
23は、パーソナルコンピュータなどによって実現され
る処理装置24に装着される。記録媒体23にストアさ
れた第1ロボットプログラムは、第2ロボットプログラ
ムに変換されて、第2複数m軸を有する第2ロボット2
5の動作制御のために用いられる。第2ロボット25
は、第2複数m軸を有するロボット本体26と、そのロ
ボット本体26の動作を制御するモータ電流などを決定
するサーボユニット27とを含む。
【0034】さらにまた第2ロボット25に関連して被
加工物のポジショナである移動手段28が備えられる。
図6および図7では、移動手段28は、ポジショナと名
付けられて、示されている。この移動手段28は、1ま
たは複数のn軸を有し、この実施の形態ではたとえば1
軸であり、被加工物を直線方向に往復変位駆動すること
ができる。ポジショナ制御回路29は、処理装置24か
らの位置指令データを受信し、その位置指令データによ
って移動手段28を駆動するモータの電流を決定して与
える。
【0035】図7は、図6に示される本発明の実施の一
形態のさらに詳細な電気的構成を示すブロック図であ
る。処理装置24に備えられるマイクロコンピュータな
どの処理回路31には、読取り手段32が設けられ、記
録媒体23にストアされた第1ロボットプログラムを読
取り、メモリ33にストアする。こうしてメモリ33に
は、第1複数Nの軸を有する第1ロボットの動作を制御
する第1ロボットプログラムがストアされることにな
る。
【0036】図8は、図7に示される処理回路31の動
作を説明するためのフローチャートである。ステップb
1からステップb2に移り、前述のように記録媒体23
の第1ロボットプログラムを読出して入力し、メモリ3
3に転送してストアする。次のステップb3では、第1
ロボットプログラムの第1複数N軸分の座標データを、
第2複数mの軸と、差n(=N−m)の軸分の各座標デ
ータに分割する。ここでN=m+nである。nは、1ま
たは複数である。m軸分の座標データを、ロボット座標
データに割当て、n軸分の座標データを、ポジショナで
ある移動手段28のロボット外部軸座標データi割当て
る。このようなN軸からm軸とn軸との座標データに分
割する変換処理は、図7において参照符35で示され
る。
【0037】処理回路31はまた、ロボット25の動作
命令のうしろに、移動手段28による移動のためのサブ
ルーチンコールを付加する。サブルーチンコールの引数
には、対応する実数変数を指定する。移動手段28のn
軸の座標データの動作を制御するサブルーチンプログラ
ムが作成される。こうして図7の参照符36で示される
ように、m軸のロボット座標データを含む第2ロボット
プログラムと、n軸の補助データであるサブルーチンプ
ログラムとが作成される。
【0038】処理回路31からは、参照符36で示され
る第2ロボットプログラムとサブルーチンプログラムと
が、処理回路31に接続された制御用CPUボード37
に、ステップb6において転送される。制御用CPUボ
ード37は、処理回路38とメモリ39とを備える。処
理回路38は、マイクロコンピュータなどによって実現
され、受信したm軸の第2ロボットプログラムを、参照
符40で示されるように実行し、ロボット25のサーボ
ユニット27に、m軸毎の各軸の位置指令データ、速度
指令データおよびトルク指令データを与える。サーボユ
ニット27は、ロボット本体26のm軸毎のモータに与
える電流を制御する。処理回路38はまた、参照符41
で示されるように、ポジショナである移動手段28のた
めの位置指令データを、送信して、処理回路31に、与
える。
【0039】処理回路31では、参照符42で示される
ように、移動手段28の位置指令データを受信する。す
なわち制御用CPUボード37における処理回路38
は、参照符41で示されるように、第2ロボットプログ
ラム内のサブルーチンが呼出されると、引数の値を移動
手段28の位置指令データとして処理装置24の処理回
路31に、参照符42で示されるように転送する。そこ
で処理回路31は、転送された移動手段28の位置指令
データを、ポジショナ制御回路29に、与える。ポジシ
ョナ制御回路29は、参照符43で示されるように、転
送されて受信された位置指令データに従って、移動手段
28のモータ電流を設定して動作させる。
【0040】第1複数N=7であり、第2複数m=6で
あり、n=1であるとき、表2に示されるように、変換
前の各座標データおよび命令は、変換後の座標データお
よび命令に変換されるとともに、サブルーチンが作成さ
れる。
【0041】
【表2】
【0042】JT1i,JT2i,J3i,JT4i,JT5i,JT6iでロボット
の各軸値を指定する。 EXTi,EXTjは、ロボット外部のポジショナ位置を指定す
る。 Xj,Yj,Zjは、ロボットの手先位置を指定する。 Oj,Aj,Tjは、ロボット手先の姿勢を指定する。 #PJiは、i番目の各軸値変数名である。 PTjは、j番目の位置姿勢変数名である。 PJDiは、i番目の各軸値変数中のEXTiの値を定義するた
めの実数変数である。 PTDjは、j番目の位置姿勢変数中のEXTjの値を定義する
ための実数変数である。
【0043】またN=11であり、m=10、n=1で
あるとき、座標データの変換は、次のようにして行われ
る。 変換前の各軸データ:11軸データ #PJi JT1 JT2 JT3 JT4 JT5 JT6 JT7 JT8 JT9 JT10 JT11 変換前の位置姿勢データ:XYZOATと外部5軸 PTj X Y Z O A T JT7 JT8 JT9 JT10 JT11 変換処理では、11軸データを10軸データと走行軸デ
ータに分離する。
【0044】変換前のJT7を実数データとして定義す
る。実数変数の名前は、変換値の場合、PTjをPTDjに、
各軸値の場合、PJiをPJDiに変更、変換前のデータからJ
T7を削除する。
【0045】 変換後の各軸データ値:10軸データ、実数データ #PJi JT1 JT2 JT3 JT4 JT5 JT6 JT7 JT8 JT9 JT10 JT11 PJDi = JT7 変換後の位置姿勢データ:XYZOATと外部4軸、実数データ PTj X Y Z O A T JT8 JT9 JT10 JT11 PTDj = JT7 動作命令の変換は、次のようにして行われる。変換前
は、7軸データをロボットの動作命令(LMOVE,JM
OVE)で処理するものとして、プログラムが記述されて
いる。変換後は、6軸分をロボットの動作命令で処理
し、走行軸データは別関数で処理する。
【0046】 変換前の動作命令 JMOVE PJi LMOVE PTj 変換後の動作命令 JMOVE PJi CALL MOVEWORK(PTDi) LMOVE PJj CALL MOVEWORK(PTDj) MOVEWORK()は固定サブルーチンである。移動手段28
の台車46への移動指令をPCに送信する。
【0047】図9は第2ロボット25の6軸ロボット本
体26および1軸の移動手段28を示す平面図であり、
図10はその第2ロボット25のロボット本体26と移
動手段28とを示す側面図である。移動手段28は、案
内レール45によって一直線状に移動する台車46を有
する。この台車46は、被加工物47を乗載し、xyz
直交座標系において、x軸方向に往復変位可能である。
被加工物47のブラスト処理を行うために、床52に固
定された門形フレーム48が備えられ、ノズル49か
ら、粉体を含む圧縮空気が被加工物47に噴射され、サ
ンドブラスト処理加工が行われる。このノズル49は、
6軸を有する駆動手段51に取付けられる。
【0048】図11は、ロボット本体26の一部の平面
図であり、図12はそのロボット本体26の正面図であ
る。上述のように門形フレーム48には、床52に固定
される。門形フレーム48には、ノズル49を駆動する
駆動手段51が搭載され、したがって大形であり大重量
であり、このような門形フレーム48をもしも仮に高精
度で移動するとすれば、その構成は、複雑になる。そこ
で、このような門形フレーム48をx軸に移動可能とし
た合計7軸を有する第1ロボットの第1ロボットプログ
ラムを、門形フレーム48を床52に固定し、移動手段
28を制御して同様な動作を行わせるための第2ロボッ
ト25のための第2ロボットプログラムに変換するとと
もに、サブルーチンプログラムを用いて、移動手段28
を動作させる。こうして門形フレーム48よりも小形で
ある移動手段28によって被加工物47をx方向に移動
し、構成の簡略化を図るとともに、高精度の制御を可能
にすることができる。
【0049】第1ロボットでは、移動手段28は設けら
れず、ワークは床52に固定されたままである。第1お
よび第2ロボットの第1および第2座標系は一致し、ま
た第1および第2座標系の原点が一致し、第1および第
2ロボットプログラムの座標に関する数値が、同一値に
なるように定められることは、前述の実施の形態と同様
である。
【0050】
【発明の効果】請求項1の本発明によれば、NCプログ
ラムの命令に対応するロボットプログラムの命令を、変
換用メモリから読出して出力するので、NCプログラム
が実行される数値制御装置よりも自由度が高い産業用ロ
ボットを使うことができるようになり、そのNCプログ
ラムを用いてロボットを動作させることができる。
【0051】請求項2の本発明によれば、数値制御装置
およびロボットの第1および第2座標系が一致し、それ
らの第1および第2座標系の原点が一致しており、これ
によってプログラムの変換動作を容易にかつ高精度で実
現することができるようになる。
【0052】請求項3の本発明によれば、NCプログラ
ムの座標に関する数値とロボットプログラムの座標に関
する数値とは、同一値であり、このことによってもま
た、プログラムの変換動作を容易にかつ高精度に行うこ
とができる。
【0053】請求項4の本発明によれば、第1複数Nの
軸を有する第1ロボットの第1ロボットプログラムを、
第2複数mの軸を有する第2ロボットの第2ロボットプ
ログラムに変換し、残りのn軸の動作を制御するサブル
ーチンプログラムを作成し、これによって、軸構成が異
なるロボットの間で、ロボットプログラムの共通化を図
ることができ、システムの機構上の変更に対して、ロボ
ットプログラムの共通化を図ることができる。さらに数
値制御装置のNCプログラムを、第1ロボットプログラ
ムに変換し、その後、第2ロボットプログラムに変換す
ることもまた可能であり、こうして数値制御装置とロボ
ットとの間で、プログラムの共通化を図ることもまた、
可能である。
【0054】請求項5,6の本発明によれば、第1およ
び第2座標系が一致し、それらの第1および第2座標系
の原点を一致することによって、また座標系に関する数
値が第1および第2ロボットプログラムにおいて同一値
になるように定められることによって、プログラム変換
動作を容易にかつ高精度で達成することができる。
【0055】請求項7の本発明によれば、第1ロボット
に備えられる大形で大重量の門形フレームを移動する代
りに、第2ロボットにおける被加工物であるワークを、
移動手段によって移動するように構成し、被加工物が小
形、軽量であるときにおける高精度の加工を容易に達成
することができ、このような第1および第2ロボットの
使い分けを、プログラムの変換によって、容易に実現す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の全体の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】図1に示される本発明の実施の一形態の電気的
構成をさらに詳しく説明するためのブロック図である。
【図3】記録媒体3にストアされたNCプログラムによ
って動作が制御される数値制御装置13の電気的構成を
示すブロック図である。
【図4】ロボット5の電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図5】前述の図2における変換装置4の処理回路9の
動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明の実施の他の形態における全体の構成を
示すブロック図である。
【図7】図6に示される本発明の実施の一形態のさらに
詳細な電気的構成を示すブロック図である。
【図8】図7に示される処理回路31の動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図9】ロボット本体26および移動手段28を示す平
面図である。
【図10】そのロボット本体26と移動手段28とを示
す側面図である。
【図11】ロボット本体26の一部の平面図であり、図
12はそのロボット本体26の正面図である。
【図12】ロボット本体26の正面図である。
【符号の説明】
3,23 記録媒体 4 プログラム変換装置 5 ロボット 6 ロボット本体 7,27 サーボユニット 8 読取り手段 9,14,17 処理回路 10 NCプログラムメモリ 11 変換用メモリ 13 数値制御装置 18 ボード 24 処理装置 25 第2ロボット 26 ロボット本体 28 移動手段 29 ポジショナ制御回路 31,38 処理回路 32 読取り手段 37 制御用CPUボード 47 被加工物 48 門形フレーム 51 駆動手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年10月22日(1999.10.
22)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ロボットのプログラム変換装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロボットのプログ
ラム変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、軸構成の異なる各ロボット、
たとえば7軸のロボットと、6軸のロボットとのための
ロボットプログラムを、共通化することが望まれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、軸構
成の異なるロボット間でのプログラムの共通化を図るこ
とができるようにしたロボットのプログラム変換装置を
提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1複数Nの
軸を有する第1ロボットの動作を制御する第1ロボット
プログラムをストアするメモリと、前記メモリから、第
1ロボットプログラムの第1複数Nの各軸毎の命令を読
出して、第1ロボットプログラムを、第1複数N未満で
ある第2複数mの各軸を有する第2ロボットの動作を制
御する第2ロボットプログラムに変換するとともに、第
1複数Nと第2複数mとの差n(=N−m)の第1ロボ
ットにあって第2ロボットにない自由度に対応する各軸
の動作を制御するサブルーチンプログラムを作成する変
換手段とを含むことを特徴とするロボットのプログラム
変換装置である。
【0005】本発明に従えば、軸構成が異なるロボット
間でのプログラムの共通化を図るために、第1複数の軸
を有する第1ロボットの動作を制御する第1ロボットプ
ログラムがメモリにストアされ、変換手段は、この第1
ロボットプログラムをメモリから読出して、第1ロボッ
トの第1複数N軸未満である第2複数mと、それらの差
n(=N−m)の軸を分割し、第2複数mの軸を有する
第2ロボットのための第2ロボットプログラムを作成す
るとともに、1または複数のn軸を有する移動手段また
はもう1つの新たなロボットのためのサブルーチンプロ
グラムを作成する。こうして第1複数Nの軸のためのロ
ボットプログラムを、m軸とn軸に分割し、m軸とn軸
とを、個別的なロボットおよび移動装置などで動作させ
ることができる。ただしN=m+nである。差nは、第
1ロボットにあって第2ロボットにない自由度に対応す
る軸である。
【0006】たとえば11軸ロボット用に自動生成され
たロボットプログラムを、10軸ロボット用ロボットプ
ログラムと、被加工物を移動するワーク軸とを有する移
動手段とを有する装置において、流用することができ
る。さらにNCプログラムを、第1ロボットプログラム
に変換し、その後、第1ロボットプログラムを、軸構成
が異なる第2ロボットプログラムに変換することもま
た、可能である。
【0007】また本発明は、第1および第2ロボットプ
ログラムの各座標系が一致し、第1座標系の原点と第2
座標系の原点とが一致していることを特徴とする。
【0008】また本発明は、第1ロボットプログラムの
座標に関する数値と、第1ロボットプログラムの前記数
値に対応する第2ロボットプログラムの座標に関する数
値とは、同一値になるように定められることを特徴とす
る。
【0009】本発明に従えば、第1および第2ロボット
プログラムの変換動作を、容易にかつ高精度に達成する
ことができるようになる。
【0010】第1ロボットの第1座標系と第2ロボット
の第2座標系とが一致し、たとえば第1および第2座標
系は、xyz直交座標系であり、第1および第2座標系
の各軸、すなわちx軸、y軸およびz軸は、相互に対応
しており、平行である。さらに第1および第2座標系の
原点が一致している。したがって第1ロボットプログラ
ムから第2ロボットプログラムへの変換が極めて容易で
あり、移動距離、速度、加速度などの指令値データの変
換動作が必要ではなく、これによって高精度のプログラ
ム変換機能が達成される。
【0011】第1ロボットプログラムと第2ロボットプ
ログラムの各座標に関する数値は、同一値になるように
定められており、すなわち第1および第2座標系におけ
るx軸の長さ、速度、加速度などは、いずれも、単位m
m、mm/sec、mm/sec2などであって、各第1およ
び第2座標系における数値データの単位が共通化され
る。これによって座標系に関する数値の変換が不要とな
り、精度を向上することができる。
【0012】また本発明は、第1ロボットは、固定位置
に設けられた被加工物を、移動可能な門形フレームに搭
載された加工手段によって加工する構成を有し、第2ロ
ボットは、移動可能な移動手段に設けられた被加工物
を、固定位置に設けられた加工手段によって加工する構
成を有することを特徴とする。
【0013】本発明に従えば、第1ロボットは、移動可
能なたとえば1軸の門形フレームを有し、固定位置に設
けられた被加工物を加工する加工手段が、門形フレーム
に搭載されているので、被加工物の加工のために、門形
フレームを高精度で移動しなければならず、このような
大形であってかつ大重量である門形フレームを高精度で
移動する必要が生じる。これに対して、第2ロボットで
は、門形フレームを固定し、または加工手段を固定位置
に設けておき、被加工物を移動手段によってたとえば1
軸で移動する。したがって被加工物が比較的小形であっ
て軽量であるとき、このような被加工物を移動手段によ
って高精度に移動することが容易であり、構成の簡略化
を図ることができる。第1ロボットでは、門形フレーム
を移動して、大形の被加工物を加工するために、用いる
ことができる。このように本発明によれば、第1ロボッ
トのための第1ロボットプログラムを、第2ロボットの
ための第2ロボットプログラムに変換することができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態に
おける全体の構成を示すブロック図である。第1複数N
の軸を有する第1ロボットの動作を制御する第1ロボッ
トプログラムは、フロッピディスク21またはハードデ
ィスク22などの記録媒体23にストアされる。この記
録媒体23は、パーソナルコンピュータなどによって実
現される処理装置24に装着される。記録媒体23にス
トアされた第1ロボットプログラムは、第2ロボットプ
ログラムに変換されて、第2複数m軸を有する第2ロボ
ット25の動作制御のために用いられる。第2ロボット
25は、第2複数m軸を有するロボット本体26と、そ
のロボット本体26の動作を制御するモータ電流などを
決定するサーボユニット27とを含む。
【0015】さらにまた第2ロボット25に関連して被
加工物のポジショナである移動手段28が備えられる。
図1および図2では、移動手段28は、ポジショナと名
付けられて、示されている。この移動手段28は、1ま
たは複数のn軸を有し、この実施の形態ではたとえば1
軸であり、被加工物を直線方向に往復変位駆動すること
ができる。ポジショナ制御回路29は、処理装置24か
らの位置指令データを受信し、その位置指令データによ
って移動手段28を駆動するモータの電流を決定して与
える。
【0016】図2は、図1に示される本発明の実施の一
形態のさらに詳細な電気的構成を示すブロック図であ
る。処理装置24に備えられるマイクロコンピュータな
どの処理回路31には、読取り手段32が設けられ、記
録媒体23にストアされた第1ロボットプログラムを読
取り、メモリ33にストアする。こうしてメモリ33に
は、第1複数Nの軸を有する第1ロボットの動作を制御
する第1ロボットプログラムがストアされることにな
る。
【0017】図3は、図2に示される処理回路31の動
作を説明するためのフローチャートである。ステップb
1からステップb2に移り、前述のように記録媒体23
の第1ロボットプログラムを読出して入力し、メモリ3
3に転送してストアする。次のステップb3では、第1
ロボットプログラムの第1複数N軸分の座標データを、
第2複数mの軸と、差n(=N−m)の軸分の各座標デ
ータに分割する。ここでN=m+nである。nは、1ま
たは複数である。m軸分の座標データを、ロボット座標
データに割当て、n軸分の座標データを、ポジショナで
ある移動手段28のロボット外部軸座標データiに割当
てる。このようなN軸からm軸とn軸との座標データに
分割する変換処理は、図5において参照符35で示され
る。
【0018】処理回路31はまた、ロボット25の動作
命令のうしろに、移動手段28による移動のためのサブ
ルーチンコールを付加する。サブルーチンコールの引数
には、対応する実数変数を指定する。移動手段28のn
軸の座標データの動作を制御するサブルーチンプログラ
ムが作成される。こうして図7の参照符36で示される
ように、m軸のロボット座標データを含む第2ロボット
プログラムと、n軸の補助データであるサブルーチンプ
ログラムとが作成される。
【0019】処理回路31からは、参照符36で示され
る第2ロボットプログラムとサブルーチンプログラムと
が、処理回路31に接続された制御用CPUボード37
に、ステップb6において転送される。制御用CPUボ
ード37は、処理回路38とメモリ39とを備える。処
理回路38は、マイクロコンピュータなどによって実現
され、受信したm軸の第2ロボットプログラムを、参照
符40で示されるように実行し、ロボット25のサーボ
ユニット27に、m軸毎の各軸の位置指令データ、速度
指令データおよびトルク指令データを与える。サーボユ
ニット27は、ロボット本体26のm軸毎のモータに与
える電流を制御する。処理回路38はまた、参照符41
で示されるように、ポジショナである移動手段28のた
めの位置指令データを、送信して、処理回路31に、与
える。
【0020】処理回路31では、参照符42で示される
ように、移動手段28の位置指令データを受信する。す
なわち制御用CPUボード37における処理回路38
は、参照符41で示されるように、第2ロボットプログ
ラム内のサブルーチンが呼出されると、引数の値を移動
手段28の位置指令データとして処理装置24の処理回
路31に、参照符42で示されるように転送する。そこ
で処理回路31は、転送された移動手段28の位置指令
データを、ポジショナ制御回路29に、与える。ポジシ
ョナ制御回路29は、参照符43で示されるように、転
送されて受信された位置指令データに従って、移動手段
28のモータ電流を設定して動作させる。
【0021】第1複数N=7であり、第2複数m=6で
あり、n=1であるとき、表2に示されるように、変換
前の各座標データおよび命令は、変換後の座標データお
よび命令に変換されるとともに、サブルーチンが作成さ
れる。
【0022】
【表1】
【0023】JT1i,JT2i,J3i,JT4i,JT5i,JT6iでロボット
の各軸値を指定する。 EXTi,EXTjは、ロボット外部のポジショナ位置を指定す
る。 Xj,Yj,Zjは、ロボットの手先位置を指定する。 Oj,Aj,Tjは、ロボット手先の姿勢を指定する。 #PJiは、i番目の各軸値変数名である。 PTjは、j番目の位置姿勢変数名である。 PJDiは、i番目の各軸値変数中のEXTiの値を定義するた
めの実数変数である。 PTDjは、j番目の位置姿勢変数中のEXTjの値を定義する
ための実数変数である。
【0024】またN=11であり、m=10、n=1で
あるとき、座標データの変換は、次のようにして行われ
る。 変換前の各軸データ:11軸データ #PJi JT1 JT2 JT3 JT4 JT5 JT6 JT7 JT8 JT9 JT10 JT11 変換前の位置姿勢データ:XYZOATと外部5軸 PTj X Y Z O A T JT7 JT8 JT9 JT10 JT11 変換処理では、11軸データを10軸データと走行軸デ
ータに分離する。
【0025】変換前のJT7を実数データとして定義す
る。実数変数の名前は、変換値の場合、PTjをPTDjに、
各軸値の場合、PJiをPJDiに変更、変換前のデータからJ
T7を削除する。
【0026】 変換後の各軸データ値:10軸データ、実数データ #PJi JT1 JT2 JT3 JT4 JT5 JT6 JT7 JT8 JT9 JT10 JT11 PJDi = JT7 変換後の位置姿勢データ:XYZOATと外部4軸、実数データ PTj X Y Z O A T JT8 JT9 JT10 JT11 PTDj = JT7 動作命令の変換は、次のようにして行われる。変換前
は、7軸データをロボットの動作命令(LMOVE,JMOVE)
で処理するものとして、プログラムが記述されている。
変換後は、6軸分をロボットの動作命令で処理し、走行
軸データは別関数で処理する。
【0027】 変換前の動作命令 JMOVE PJi LMOVE PTj 変換後の動作命令 JMOVE PJi CALL MOVEWORK(PTDi) LMOVE PJj CALL MOVEWORK(PTDj) MOVEWORK( )は固定サブルーチンである。移動手段28
の台車46への移動指令をPCに送信する。
【0028】図4は第2ロボット25の6軸ロボット本
体26および1軸の移動手段28を示す平面図であり、
図5はその第2ロボット25のロボット本体26と移動
手段28とを示す側面図である。移動手段28は、案内
レール45によって一直線状に移動する台車46を有す
る。この台車46は、被加工物47を乗載し、xyz直
交座標系において、x軸方向に往復変位可能である。被
加工物47のブラスト処理を行うために、床52に固定
された門形フレーム48が備えられ、ノズル49から、
粉体を含む圧縮空気が被加工物47に噴射され、サンド
ブラスト処理加工が行われる。このノズル49は、6軸
を有する駆動手段51に取付けられる。
【0029】図6は、ロボット本体26の一部の平面図
であり、図7はそのロボット本体26の正面図である。
上述のように門形フレーム48には、床52に固定され
る。門形フレーム48には、ノズル49を駆動する駆動
手段51が搭載され、したがって大形であり大重量であ
り、このような門形フレーム48をもしも仮に高精度で
移動するとすれば、その構成は、複雑になる。そこで、
このような門形フレーム48をx軸に移動可能とした合
計7軸を有する第1ロボットの第1ロボットプログラム
を、門形フレーム48を床52に固定し、移動手段28
を制御して同様な動作を行わせるための第2ロボット2
5のための第2ロボットプログラムに変換するととも
に、サブルーチンプログラムを用いて、移動手段28を
動作させる。こうして門形フレーム48よりも小形であ
る移動手段28によって被加工物47をx方向に移動
し、構成の簡略化を図るとともに、高精度の制御を可能
にすることができる。
【0030】第1ロボットでは、移動手段28は設けら
れず、ワークは床52に固定されたままである。第1お
よび第2ロボットの第1および第2座標系は一致し、ま
た第1および第2座標系の原点が一致し、第1および第
2ロボットプログラムの座標に関する数値が、同一値に
なるように定められることは、前述の実施の形態と同様
である。
【0031】
【発明の効果】請求項1の本発明によれば、第1複数N
の軸を有する第1ロボットの第1ロボットプログラム
を、第2複数mの軸を有する第2ロボットの第2ロボッ
トプログラムに変換し、残りのn軸の動作を制御するサ
ブルーチンプログラムを作成し、これによって、軸構成
が異なるロボットの間で、ロボットプログラムの共通化
を図ることができ、システムの機構上の変更に対して、
ロボットプログラムの共通化を図ることができる。さら
に数値制御装置のNCプログラムを、第1ロボットプロ
グラムに変換し、その後、第2ロボットプログラムに変
換することもまた可能であり、こうして数値制御装置と
ロボットとの間で、プログラムの共通化を図ることもま
た、可能である。
【0032】請求項2,3の本発明によれば、第1およ
び第2座標系が一致し、それらの第1および第2座標系
の原点を一致することによって、また座標系に関する数
値が第1および第2ロボットプログラムにおいて同一値
になるように定められることによって、プログラム変換
動作を容易にかつ高精度で達成することができる。
【0033】請求項4の本発明によれば、第1ロボット
に備えられる大形で大重量の門形フレームを移動する代
りに、第2ロボットにおける被加工物であるワークを、
移動手段によって移動するように構成し、被加工物が小
形、軽量であるときにおける高精度の加工を容易に達成
することができ、このような第1および第2ロボットの
使い分けを、プログラムの変換によって、容易に実現す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態における全体の構成を示
すブロック図である。
【図2】図1に示される本発明の実施の一形態のさらに
詳細な電気的構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示される処理回路31の動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図4】ロボット本体26および移動手段28を示す平
面図である。
【図5】そのロボット本体26と移動手段28とを示す
側面図である。
【図6】ロボット本体26の一部の平面図である。
【図7】ロボット本体26の正面図である。
【符号の説明】 23 記録媒体 24 処理装置 25 第2ロボット 26 ロボット本体 27 サーボユニット 28 移動手段 29 ポジショナ制御回路 31,38 処理回路 32 読取り手段 37 制御用CPUボード 47 被加工物 48 門形フレーム 51 駆動手段
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図3】
【図4】
【図5】
【図2】
【図6】
【図7】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年2月18日(2000.2.1
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1複数Nの
軸を有する第1ロボットの動作を制御する第1ロボット
プログラムをストアするメモリと、前記メモリから、第
1ロボットプログラムの第1複数Nの各軸毎の命令を読
出して、第1ロボットプログラムを、第1複数N未満で
ある第2複数mの各軸を有する第2ロボットの動作を制
御する第2ロボットプログラムに変換するとともに、第
1複数Nと第2複数mとの差n(=N−m)の第1ロボ
ットにあって第2ロボットにない自由度に対応する各軸
の動作を行う手段を制御するサブルーチンプログラムを
作成する変換手段とを含むことを特徴とするロボットの
プログラム変換装置である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】図3は、図2に示される処理回路31の動
作を説明するためのフローチャートである。ステップb
1からステップb2に移り、前述のように記録媒体23
の第1ロボットプログラムを読出して入力し、メモリ3
3に転送してストアする。次のステップb3では、第1
ロボットプログラムの第1複数N軸分の座標データを、
第2複数mの軸と、差n(=N−m)の軸分の各座標デ
ータに分割する。ここでN=m+nである。nは、1ま
たは複数である。m軸分の座標データを、ロボット座標
データに割当て、n軸分の座標データを、ポジショナで
ある移動手段28のロボット外部軸座標データiに割当
てる。このようなN軸からm軸とn軸との座標データに
分割する変換処理は、図2において参照符35で示され
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】処理回路31はまた、ロボット25の動作
命令のうしろに、移動手段28による移動のためのサブ
ルーチンコールを付加する。サブルーチンコールの引数
には、対応する実数変数を指定する。移動手段28のn
軸の座標データの動作を制御するサブルーチンプログラ
ムが作成される。こうして図2の参照符36で示される
ように、m軸のロボット座標データを含む第2ロボット
プログラムと、n軸の補助データであるサブルーチンプ
ログラムとが作成される。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】第1複数N=7であり、第2複数m=6で
あり、n=1であるとき、表1に示されるように、変換
前の各座標データおよび命令は、変換後の座標データお
よび命令に変換されるとともに、サブルーチンが作成さ
れる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】
【表1】
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】変換前のJT7を実数データとして定義す
る。実数変数の名前は、位置姿勢データの場合、PTjをP
TDjに、各軸値の場合、PJiをPJDiに変更、変換前のデー
タからJT7を削除する。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】 変換後の各軸データ値:10軸データ、実数データ #PJi JT1 JT2 JT3 JT4 JT5 JT6 JT8 JT9 JT10 JT11 PJDi = JT7 変換後の位置姿勢データ:XYZOATと外部4軸、実数データ PTj X Y Z O A T JT8 JT9 JT10 JT11 PTDj = JT7 動作命令の変換は、次のようにして行われる。変換前
は、7軸データをロボットの動作命令(LMOVE,JMOVE)
で処理するものとして、プログラムが記述されている。
変換後は、6軸分をロボットの動作命令で処理し、走行
軸データは別関数で処理する。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】 変換前の動作命令 JMOVE PJi LMOVE PTj 変換後の動作命令 JMOVE PJi CALL MOVEWORK(PJDi) LMOVE PTj CALL MOVEWORK(PTDj) MOVEWORK( )は固定サブルーチンである。移動手段28
の台車46への移動指令をPCに送信する。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数値制御装置の動作を制御するNCプロ
    グラムをストアするNCプログラムメモリと、 NCプログラムの複数種類の命令と、ロボットの動作を
    制御するロボットプログラムの複数種類の命令とを、対
    応してストアする変換用メモリと、 NCプログラムメモリにストアされているNCプログラ
    ムを読出して、その読出したNCプログラムの命令に対
    応して変換用メモリにストアされているロボットプログ
    ラムの命令を読出し、その読出したロボットプログラム
    の命令を出力するプログラム変換手段とを含むことを特
    徴とするロボットのプログラム変換装置。
  2. 【請求項2】 数値制御装置の第1座標系と、ロボット
    の第2座標系とが、一致し、第1座標系の原点と、第2
    座標系の原点とが一致していることを特徴とする請求項
    1記載のロボットのプログラム変換装置。
  3. 【請求項3】 NCプログラムの座標に関する数値と、
    NCプログラムの前記数値に対応するロボットプログラ
    ムの座標に関する数値とは、同一値になるように定めら
    れることを特徴とする請求項2記載のロボットのプログ
    ラム変換装置。
  4. 【請求項4】 第1複数Nの軸を有する第1ロボットの
    動作を制御する第1ロボットプログラムをストアするメ
    モリと、 前記メモリから、第1ロボットプログラムの第1複数の
    各軸毎の命令を読出して、第1ロボットプログラムを、
    第1複数未満である第2複数mの各軸を有する第2ロボ
    ットの動作を制御する第2ロボットプログラムに変換す
    るとともに、第1複数Nと第2複数mとの差n(=N−
    m)の各軸の動作を制御するサブルーチンプログラムを
    作成する変換手段とを含むことを特徴とするロボットの
    プログラム変換装置。
  5. 【請求項5】 第1および第2ロボットプログラムの各
    座標系が一致し、第1座標系の原点と第2座標系の原点
    とが一致していることを特徴とする請求項4記載のロボ
    ットのプログラム変換装置。
  6. 【請求項6】 第1ロボットプログラムの座標に関する
    数値と、第1ロボットプログラムの前記数値に対応する
    第2ロボットプログラムの座標に関する数値とは、同一
    値になるように定められることを特徴とする請求項5記
    載のロボットのプログラム変換装置。
  7. 【請求項7】 第1ロボットは、固定位置に設けられた
    被加工物を、移動可能な門形フレームに搭載された加工
    手段によって加工する構成を有し、 第2ロボットは、移動可能な移動手段に設けられた被加
    工物を、固定位置に設けられた加工手段によって加工す
    る構成を有することを特徴とする請求項4〜6のうちの
    1つに記載のロボットのプログラム変換装置。
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