JP2000194002A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2000194002A
JP2000194002A JP37429498A JP37429498A JP2000194002A JP 2000194002 A JP2000194002 A JP 2000194002A JP 37429498 A JP37429498 A JP 37429498A JP 37429498 A JP37429498 A JP 37429498A JP 2000194002 A JP2000194002 A JP 2000194002A
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JP
Japan
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liquid crystal
film carrier
electrode
crystal panel
display device
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Pending
Application number
JP37429498A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Yamagami
善裕 山上
Kenichiro Matsuyama
健一郎 松山
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶パネルの駆動回路素子を実装したフィル
ムキャリアと、液晶パネルの間の電気的接続が安定化
し、同一形状で機能の異なる駆動回路素子を実装した場
合でもフィルムキャリアの誤った使用を防止できる液晶
表示装置を提供する。 【解決手段】 フィルムキャリア基材1上のダミー電極
14中に駆動用ICの識別マーク15を形成し、ダミー
電極14の電極部と非電極部の体積比率を有効電極2の
電極部と非電極部の体積比率とほぼ同一にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は駆動用IC等の駆動
回路素子をその上に装着したフィルムキャリアを液晶パ
ネルに接続して液晶パネルを駆動する液晶表示装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶表示装置において、液晶パネ
ルに接続して液晶パネルを駆動する駆動用ICを装着し
たフィルムキャリアは図4の一部斜視図および図5の全
体平面図に示すように、ポリイミド樹脂等のフィルムキ
ャリア基材1の表面上にストライプ状の有効電極2と、
有効電極2と平行なストライプ状のダミー電極3を形成
し、有効電極2はその一端がフィルムキャリア基材1の
表面に装着した駆動用IC4に接続し、他端が液晶パネ
ルの有効電極に接続した電極であり、ダミー電極3は駆
動用IC4に接続していない電気的には遊んだ状態の電
極である。
【0003】また、上記のフィルムキャリアにおいて、
5はフィルムキャリアを液晶パネルに接続する時に位置
合わせをするために、ストライプ状のダミー電極3の中
に形成された位置合わせマーク、6はフィルムキャリア
基材1の表面上において、有効電極2,ダミー電極3,
駆動用IC4の設けられていない部分に形成された駆動
用IC4の種類を識別する識別マークである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の液晶表示
装置においては、同一形状で機能の異なる駆動用ICを
実装したフイルムキャリアを識別するために、フィルム
キャリア基材の表面上において有効電極,ダミー電極,
駆動用IC等の形成されていない部分に識別マークを形
成していたが、昨今の液晶表示装置の軽薄化に伴いフィ
ルムキャリア基材の表面上に識別マークを形成する場所
的な余裕がなくなり、識別マークを有しないフィルムキ
ャリアが多くなってきた。そのため、外観で識別できな
くなり、誤って同一形状で機能の異なる駆動用ICを実
装したフィルムキャリアを使用する場合もあるという問
題点を有していた。
【0005】また、従来の液晶表示装置においては、フ
ィルムキャリアを液晶パネルに接続するためにフィルム
キャリアと液晶パネルの間に介在させるシート状の異方
導電性接着剤はフィルムキャリア基材上の電極の単位体
積あたりに充填される量が一定である。そのため、フィ
ルムキャリア基材上のダミー電極における電極部と非電
極部の体積比率が有効電極の電極部と非電極部の体積比
率とほぼ同一でなければ、フィルムキャリアと液晶パネ
ルを貼合わせた状態を示す液晶表示装置の側断面図であ
る図6に示すように、フィルムキャリア基材1上の有効
電極2と、液晶パネルのガラス基板7上でパネル表示素
子と導通した有効電極8と対向するようにして、フィル
ムキャリアと液晶パネルをシート状の異方導電性接着剤
9を挟んで熱圧着した場合、ガラス基板7上にはパネル
表示素子と導通していないダミー電極10の電極部があ
るが、それと対向するフィルムキャリア基材1の端の非
電極部においては電極部がないため、フィルムキャリア
基材1の端においては、フィルムキャリア基材1とガラ
ス基板7とが平行にならず、フィルムキャリア基材1上
の非電極部への異方導電性接着剤9の充填が不十分とな
り、その不十分な部分に気泡11が発生し、温度変化等
により気泡11が膨張収縮し、フィルムキャリア基材1
とガラス基板7を引きはがす場合も発生する。また、異
方導電性接着剤9中の導電粒子12と導電粒子13のつ
ぶれの形状が異なり、導通が不安定となり電気的接続の
導通不良が発生する場合もある。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、フィルムキャリア上に実装された駆動回路素子を容
易に識別でき駆動回路素子の誤った使用がなく、また、
フィルムキャリアと液晶パネルの剥離等に伴う導通不良
もない高信頼性の液晶表示装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の液晶表示装置は、液晶パネルに接続して、液
晶パネルを駆動する駆動回路素子を装着したフィルムキ
ャリアの液晶パネル対向面に液晶パネルに接続する有効
電極と、その有効電極と同形状のダミー電極とを形成し
た液晶表示装置であり、フィルムキャリアと液晶パネル
の剥離等に伴う導通不良のない高信頼性の液晶表示装置
を得ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、液晶パネルに接続して、液晶パネルを駆動する駆動
回路素子を装着したフィルムキャリアの液晶パネル対向
面に液晶パネルに接続する有効電極と、その有効電極と
同形状のダミー電極とを形成した液晶表示装置であり、
フィルムキャリアに有効電極と同形状のダミー電極を形
成することにより、フィルムキャリアと液晶パネルの平
行度が保たれ、フィルムキャリアと液晶パネルの接続面
における接着材の充填が十分に行われ、フィルムキャリ
アと液晶パネルの剥離等に伴う導通不良がなくなるとい
う作用を有する。
【0009】本発明の請求項2に記載の発明は、ダミー
電極中に駆動回路素子の識別マークを形成した請求項1
に記載の液晶表示装置であり、ダミー電極中に識別マー
クを形成することにより、場所的な余裕のないフィルム
キャリア基材上にダミー電極と兼ねて識別マークを設け
ることができ、フィルムキャリア上に実装された駆動回
路素子を容易に識別できるという作用を有する。
【0010】本発明の請求項3に記載の発明は、ダミー
電極の電極部と非電極部の体積比率が有効電極の電極部
と非電極部の体積比率の0.7倍から1.3倍の範囲に
ある請求項1に記載の液晶表示装置であり、ダミー電極
と有効電極の電極部と非電極部の体積比率を0.7倍か
ら1.3倍の範囲にすることにより、フィルムキャリア
と液晶パネルの平行度が保たれ、フィルムキャリアと液
晶パネルの接続面における接着材の充填が十分に行わ
れ、フィルムキャリアと液晶パネルの剥離等に伴う導通
不良がなくなるという作用を有する。
【0011】本発明の請求項4に記載の発明は、ダミー
電極にダミー電極の電極部と識別マークと位置合わせマ
ークを含む請求項3に記載の液晶表示装置であり、フィ
ルムキャリアと液晶パネルの剥離等に伴う導通不良がな
くなると共に形成場所に問題のある識別マークと位置合
わせマークの形成が容易になり、フィルムキャリア上に
実装された駆動回路素子の識別とフィルムキャリアと液
晶パネルの接続時の位置合わせができるという作用を有
する。
【0012】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照しながら説明する。(実施の形態)図1は本発明の
実施の形態における液晶表示装置に使用するフィルムキ
ャリアの一部斜視図、図2は同全体平面図、図3は本実
施の形態における液晶表示装置のフィルムキャリアと液
晶パネルを貼合わせた状態を示す側断面図である。
【0013】図1,図2において、従来例を示す図4,
図5と異なるところはダミー電極14の電極部と非電極
部の体積比率を有効電極2の電極部と非電極部の体積比
率とほぼ同一にした点と、フィルムキャリア基材1の表
面に装着された駆動用IC4の種類を識別する識別マー
ク15が位置合わせマーク5と共にダミー電極14の中
に形成された点であり、その他の構成は従来例を示す図
4,図5と同じであるので同じ符号を付し説明は省略す
る。
【0014】図2から、駆動用IC4が従来例を示す図
5における駆動用IC4よりも外形が大きくなり、フィ
ルムキャリア基材1上に識別マークを形成する場所がな
くなっても、ダミー電極14の中に識別マーク15を形
成することにより場所的な問題が解決できることが分か
る。
【0015】また、図3において、従来例を示す図6と
異なるところはフィルムキャリアと液晶パネルをシート
状の異方導電性接着剤9を挟んで熱圧着した場合、ガラ
ス基板7上のダミー電極10の電極部と対向するフィル
ムキャリア基材1上に有効電極2の電極部と非電極部の
体積比率とほぼ同一の電極部と非電極部の体積比率を有
するダミー電極14を形成した点であり、その他の構成
は従来例を示す図6と同じであるので同じ符号を付し説
明は省略する。
【0016】図3から、フィルムキャリア基材1上に電
極部と非電極部の体積比率が有効電極2のそれとほぼ同
一のダミー電極14を形成することにより、フィルムキ
ャリア基材1の端においても、フィルムキャリア基材1
とガラス基板7とが平行になり、フィルムキャリア基材
1上の端における非電極部へも異方導電性接着剤9が十
分に充填されることになり、このことにより、異方導電
性接着剤9中の導電粒子16のつぶれ形状が安定にな
り、導通が安定し電気的接続の導通不良が発生すること
がなくなる。
【0017】なお、ダミー電極14の電極部と非電極部
の体積比率が有効電極2の電極部と非電極部の体積比率
とほぼ同一であるとは、有効電極2の電極体積/非電極
体積=Aとした場合、ダミー電極14の電極部と識別マ
ーク15と位置合わせマーク5の合計電極体積/非電極
体積が、0.7A〜1.3Aで形成されていることであ
る。
【0018】以上のように、本実施の形態によれば、同
一形状で機能の異なる駆動用IC4を実装したフィルム
キャリアを識別することができ、誤った使用を防止し、
かつ、液晶パネルとフィルムキャリアとの電気的接続を
安定化でき信頼性の高い液晶表示装置を提供することが
できる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、液晶パネ
ルとフィルムキャリアとの電気的接続が安定化した信頼
性の高い液晶表示装置を得ることができ、さらに、フィ
ルムキャリアに装着した駆動回路素子を識別マークで識
別でき、同一形状で機能の異なる駆動回路素子を実装し
た場合でもフィルムキャリアの誤った使用を防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における液晶表示装置に使
用するフィルムキャリアの一部斜視図
【図2】本発明の実施の形態における液晶表示装置に使
用するフィルムキャリアの全体平面図
【図3】本発明の実施の形態における液晶表示装置に使
用するフィルムキャリアと液晶パネルを貼合わせた状態
を示す側断面図
【図4】従来の液晶表示装置に使用するフィルムキャリ
アの一部斜視図
【図5】従来の液晶表示装置に使用するフィルムキャリ
アの全体平面図
【図6】従来の液晶表示装置に使用するフィルムキャリ
アと液晶パネルを貼合わせた状態を示す側断面図
【符号の説明】
1 フィルムキャリア基材 2,8 有効電極 3,10,14 ダミー電極 4 駆動用IC 5 位置合わせマーク 6,15 識別マーク 7 ガラス基板 9 異方導電性接着剤 11 気泡 12,13,16 導電粒子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H092 GA49 GA50 GA57 NA15 NA30 5C094 AA31 AA42 AA43 AA48 AA53 BA43 CA19 DA12 DB03 EA01 EA10 FA01 GB01 5E344 AA02 AA22 BB04 EE23

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶パネルに接続して、液晶パネルを駆
    動する駆動回路素子を装着したフィルムキャリアの液晶
    パネル対向面に液晶パネルに接続する有効電極と、その
    有効電極と同形状のダミー電極とを形成した液晶表示装
    置。
  2. 【請求項2】 ダミー電極中に駆動回路素子の識別マー
    クを形成した請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 ダミー電極の電極部と非電極部の体積比
    率が有効電極の電極部と非電極部の体積比率の0.7倍
    から1.3倍の範囲にある請求項1に記載の液晶表示装
    置。
  4. 【請求項4】 ダミー電極にダミー電極の電極部と識別
    マークと位置合わせマークを含む請求項3に記載の液晶
    表示装置。
JP37429498A 1998-12-28 1998-12-28 液晶表示装置 Pending JP2000194002A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007034148A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Optrex Corp 表示装置
CN113021866A (zh) * 2021-03-19 2021-06-25 湖南工程学院 一种移动式多功能电气成套加工装置

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Effective date: 20041119

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