JP2000193479A - ナビゲ―ション装置及び記憶媒体 - Google Patents

ナビゲ―ション装置及び記憶媒体

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JP2000193479A
JP2000193479A JP10370691A JP37069198A JP2000193479A JP 2000193479 A JP2000193479 A JP 2000193479A JP 10370691 A JP10370691 A JP 10370691A JP 37069198 A JP37069198 A JP 37069198A JP 2000193479 A JP2000193479 A JP 2000193479A
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柴田由美
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザーが記憶すべき語句の量を少なくし、
認識率の向上とレスポンスの迅速化を図る。 【解決手段】 音声入力を含む入力手段101と、案内
に必要な情報を出力する出力手段102、103と、案
内に必要なデータ、音声入力による対話に必要なデータ
を格納した情報記憶手段と、入力手段により入力された
情報および前記情報記憶手段に格納されたデータに基づ
いて目的地までの経路を設定する経路設定手段と、情報
記憶手段に格納された対話に必要なデータを参照し、前
記入力手段から入力された音声情報を判定するととも
に、ユーザーによる確認のための情報及び想定されるユ
ーザーの返答を前記出力手段へ提示する判定提示処理手
段100と、判定提示処理手段で提示した返答の確認結
果に基づいて必要な検索を行うとともに、検索結果の確
認に基づいて案内処理するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は質問内容を判定する
音声認識機能備えたナビゲーション装置及び記憶媒体に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、音声認識機能を備えたナビゲーシ
ョン装置として、音声入力が開始されると音声認識対象
語のリストを一定時間表示し、認識エラーの発生を防止
するようにしたもの(特開平6ー259091号公
報)、音声認識を行うと、認識可能な複数の音声を一覧
表などで表示するもの(特開平9ー114490号公
報)、音声認識された結果の候補を一覧表示させる場
合、地名の音声とコマンドの音声などのようにその音声
が属する区分毎に異なる態様で表示するもの(特開平9
ー114491号公報)などが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の音声認識機能付
きのナビゲーション装置は、入力された音声をもとに装
置のもつ辞書の中から検索し、要求された項目に対して
返答を返すシステムであるため、装置が認識できる語句
は、あらかじめ登録された語句群である辞書の中に含ま
れるものに限られ、そのためユーザーはあらかじめ「コ
マンド」として語句を記憶しておく必要がある。また、
対話的なイメージを出すために、辞書の収録語句数を増
やす必要があるが、ユーザーの思考で入力された語句は
辞書内の語句すべてに対して検索がなされるので検索に
時間がかかってしまうという問題がある。
【0004】本発明は上記課題を解決するためのもの
で、ユーザーが記憶すべき語句の量を少なくし、認識率
の向上とレスポンスの迅速化を図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力された音
声を認識して、認識された結果に応じて案内制御を行う
ナビゲーション装置において、ユーザーの音声入力返答
の候補を想定して提示出力し、該提示された返答の候補
に相当する音声が認識されると、該候補に対応する処理
を実行する制御手段を有することを特徴とする。また、
本発明は、音声入力を含む入力手段と、案内に必要な情
報を出力する出力手段と、案内に必要なデータ、音声入
力による対話に必要なデータを格納した情報記憶手段
と、前記情報記憶手段に格納された対話に必要なデータ
を参照し、前記入力手段から入力された音声情報を判定
するとともに、ユーザーによる確認のための情報及び想
定されるユーザーの返答を前記出力手段へ提示する判定
提示処理手段と、前記判定提示処理手段で提示した返答
の確認結果に基づいて必要な検索を行うとともに、検索
結果の確認に基づいて案内処理する制御手段とを備えた
ことを特徴とする。また、本発明は、想定されるユーザ
ーの返答は、前回の検索データであることを特徴とす
る。また、本発明は、想定されるユーザーの返答は、検
索回数の多いデータであることを特徴とする。また、本
発明は、想定されるユーザーの返答は、設定した経路に
関連したデータであることを特徴とする。また、本発明
は、前記ユーザーによる確認のための情報は、択一方式
の情報であることを特徴とする。また、本発明は、前記
ユーザーによる確認のための情報の必要な項目部分を強
調表示することを特徴とする。また、本発明の記憶媒体
は、ユーザーの音声入力返答の候補を想定して提示出力
するステップと、提示された返答の候補に相当する音声
か否か認識するステップと、提示された返答の候補に相
当する音声が認識されたとき、該候補に対応する処理を
実行するステップとからなるプログラムを記憶したこと
を特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1は本発明のナビゲーション
装置の構成例を示す図である。本装置は音声認識により
入力音声を判定したり、出力する音声を処理するための
判定提示処理部100、音声入力部101、音声出力部
102、ユーザーとの対話のための情報や案内情報を表
示する表示部103、入力音声を判定するための辞書1
04,ユーザーからの質問内容を確認するための音声パ
ターン105、ユーザー側の返答を想定して提示するた
めの関連条件データ106からなっている。
【0007】図2に示すように、辞書104は、例え
ば、最寄り、周辺検索、施設、駐車場、コンビニ、ガソ
リンタスンド等の語句が情報記憶媒体に格納されてお
り、音声入力部101からの音声入力と比較して入力音
声を判定するもので、その比較方法としては、前方一
致、後方一致、部分一致、完全一致等適宜の方法が用い
られる。
【0008】図3に示すように、音声パターン105
は、ユーザーの質問内容を確認するための音声パターン
で、例えば、「A」もくしは「B」でお答え下さい、
「はい」もしくは「いいえ」でお答え下さい、「左」も
しくは「右」でお答え下さい、「1」若しくは「2」で
お答え下さい、等のパターンを用いる。
【0009】図4に示すように、関連条件データ106
は、質問内容に対するユーザーの返答を想定して音声出
力部102、或いは表示部103に出力するためのデー
タで、例えば図4(a)に示すように、前回の検索デー
タを用い、前回の検索データがコンビニであれば、コン
ビニを提示する。また、図4(b)に示すように、検索
があるごとに検索対象の回数を加算して検索回数の多い
順位をテーブルとしてもっておき、順位の高い順番に提
示する。例えば、図4(b)の例では、順位1がコンビ
ニ、順位2が駐車場であるので、まずコンビニを提示
し、違う場合は駐車場、次にガソリンスタンドのように
提示する。また、図4(c)に示すように、選択されて
いる目的地の種別に対応する関連候補を予めテーブルと
して持っておき、このデータに基づいて返答を想定して
提示する。例えば、目的地が観光地であればホテル、銀
行、名勝地、駐車場、ガソリンスタンド、土産物店等、
また、目的地が出張先であればビジネスホテル、郵便
局、銀行、目的地が遊園地であば駐車場、コンビニとい
うように、目的地種別に応じ、それに相応しい関連候補
を提示する。
【0010】次に、図5により本発明の音声入力による
検索案内処理を説明する。この例は最寄り検索でコンビ
ニを案内する例を示す処理フローである。なお、図中、
左側にユーザーの音声、右側にナビゲーション装置の音
声の内容を示す。音声入力を開始し(ステップ1)、ユ
ーザーが「最寄りの施設」と発音すると、ナビゲーショ
ン装置側は「少しお待ち下さい」として入力音声の判定
処理を開始する(ステップ2)。次いで、入力音声の判
定確認のための返答例が提供される(ステップ3)。こ
れは、例えば、ナビゲーション装置側からの「質問内容
を確認します。「はい」もしくは「いいえ」でお答え下
さい、」という発話で行われる。次いで、入力音声判定
結果の確認が行われ(ステップ4)、ナビゲーション装
置側から「入力音声は最寄り検索ですか」と発話され、
これに対してユーザー側が「はい」、「いいえ」で答え
る(ステップ5)。ここで、「はい」が返答されたと
き、関連条件の確認が行われる(ステップ6)。関連条
件は、図4に示すように、前回検索データ、あるいは検
索回数の多いもの、あるいは目的地の種別に対応した関
連候補によって、候補を絞って提示して行う。ここで
は、前回検索された「コンビニ」が提示され、これに対
してユーザー側は「はい」または「いいえ」で答える。
「いいえ」が返答された場合には、例えば検索回数の多
い駐車場が提示される。「はい」の答えがあればナビゲ
ーション装置側から「この周辺の「コンビニ」の検索を
開始します」が発話され(ステップ8)、次いで、検索
結果が表示される(ステップ9)。検索結果の表示は、
「走行中の道路に対して左3km圏内にコンビニががあ
ります」、「右1km以内にコンビニがあります」のよ
うに、ルートに対して左側、右側の区別をし、立ち寄り
やすさを基準に提示する。次いで案内施設の確認を行う
(ステップ10)。ここでは、「施設まで、ルート案内
をします。「左」もしくは「右」でお答え下さい。」と
質問がなされ、これに対してユーザー側が「左」、
「右」と提示すれば、それに基づて「案内を開始しま
す」と発話して案内が開始される(ステップ12)。
【0011】上記図5における案内処理においては、関
連候補を絞って提示し、その絞られた候補の中からユー
ザーが選択するようにしている。この例では、図4
(b)に示される施設名のうち、前回ユーザーが選択し
て検索した「コンビニ」と、検索回数の多い「駐車場」
の2つが候補として提示され(音声発話)、ユーザーは
この中から択一的に選択する。即ち、想定された返答
(「コンビニ」、「駐車場」等)の候補全てを音声発話
して選択を促している。
【0012】更に、以下のように構成することもでき
る。候補数が多い時、全ての候補がナビゲーション装置
側から発話されてもユーザーがそれら全ての候補を覚え
きれない場合があるので、選択可能な候補について優先
順位を付与し、優先順位の高い候補を音声発話すること
により選択を促し、その他の候補についてはリスト等を
表示画面に表示して選択を促すようにする。例えば、図
4に示す関連候補の中から5件の候補に絞り込む。この
5件の候補の中で最も検索回数の多い「コンビニ」を最
も優先順位の高い候補として設定する。この場合、図5
のステップ6(関連条件の確認処理)において、ナビゲ
ーション装置側の音声は、「1番、コンビニ、他に候補
が4件あります。番号で答えて下さい。」と発話し、表
示画面上には「コンビニ」以外の4件の候補が番号2〜
5とともにリスト表示される。そして、ユーザーは、所
望の候補が「コンビニ」以外である場合は、表示画面を
目視して選択し、番号を発話して入力する。また、優先
順位の高い候補を抽出し、その候補を順に提示してユー
ザーにその候補が所望としているものか否かを回答させ
ることにより候補を選択させることもできる。この場
合、図5のステップ6の処理において、ナビゲーション
装置側の音声が最も優先度の高い候補(例えば「コンビ
ニ」)を抽出し、「1番、コンビニですか。「はい」ま
たは「いいえ」で答えて下さい。」と発話する。これに
対してユーザーが「はい」と答えると「コンビニ」を選
択する。「いいえ」と答えると、次に優先順位の高い候
補を抽出し、「2番、駐車場ですか。」と発話する。こ
れに対してユーザーが「はい」と答えると「駐車場」を
選択する。「いいえ」と答えると、ナビゲーション装置
側音声が「ごめんなさい。よくわかりません。他のリス
トを出します。番号で答えて下さい。」と発話し、表示
画面上には「コンビニ」、「駐車場」以外の候補が番号
と共に表示され、ユーザーに選択を促す。ユーザーが番
号を音声入力すると、その番号に対応する候補が選択さ
れる。
【0013】図6はユーザーが返答を選択する場合の表
示例を示す図である。この例においては、行き先が決ま
っているとき「入力」、行き先が決まっていないとき
「教えて」と表示され、ユーザーはこのどららかを選択
する。図6(a)に示すように、画面には地図上に「入
力」「教えて」が同じ大きさで表示され、右下隅にキャ
ラクタが表示されてどちらかの選択を促す。行き先が決
まっているとき、ユーザーが「入力」を選択して音声入
力し、装置において「入力」が入力されたと認識される
と、画面上で「入力」の文字が大きくなって強調表示さ
れる(図6(b))。一方、行き先が決まっていないと
き「教えて」を選択すると、その文字が大きく表示され
て強調表示され(図6(c))、ナビゲーション装置側
から行き先についてのリストが表示され、ユーザーはそ
の中から選択を行う。なお、選択された項目の強調表示
は、文字の大きさを変えること以外にも、選択された項
目を点滅したり、文字の太さや色を変える等行ってもよ
い。
【0014】図7は音声案内処理機能を搭載したナビゲ
ーション装置の構成例を示す図である。経路案内に関す
る情報を入力する入力装置1、自車両の現在位置に関す
る情報を検出する現在位置検出装置2、経路の算出に必
要なナビゲーション用データや経路案内に必要な表示/
音声の案内データ、音声入力による対話を行うためのデ
ータとプログラム(アプリケーション及び/又はOS)
等が記録されている情報記憶装置3、経路探索処理や経
路案内に必要な表示/音声案内処理、音声入力による対
話を行うための処理、さらにシステム全体の制御を行う
中央処理装置4、車両の走行に関する情報である例えば
道路情報、交通情報を送受信したり、車両の現在位置に
関する情報を検出したり、さらに現在位置に関する情報
を送受信したりする情報送受信装置5、経路案内に関す
る情報を出力する出力装置6から構成されている。
【0015】入力装置1は、目的地を入力したり、運転
者の意志によりナビゲーション処理を中央処理装置4に
指示する機能を備えている。その機能を実現するための
手段として、目的地を電話番号や地図上の座標などにて
入力したり、経路案内をリクエストしたりするタッチス
イッチやリモートコントローラ等を用いることができ
る。また、本発明では音声入力による対話を行うための
装置を備えており、音声入力装置として機能する。ま
た、ICカードや磁気カードに記録されたデータを読み
取るための記録カード読み取り装置を付加することもで
きる。また、ナビゲーションに必要なデータを蓄積し、
運転者の要求により通信回線を介して情報提供する情報
センターや、地図データや目的地データ、簡易地図、建
造物形状地図などのデータを有する携帯型の電子装置等
の情報源との間でデータのやりとりを行うためのデータ
通信装置を付加することもできる。
【0016】現在位置検出装置2は、衛星航法システム
(GPS)を利用して車両の現在位置情報を入手するも
の、車両の進行方位を、例えば地磁気を利用することに
より絶対方位で検出する絶対方位センサ、車両の進行方
位を、例えばステアリングセンサ、ジャイロセンサを利
用することにより相対方位で検出する相対方位センサ、
例えば車輪の回転数から車両の走行距離を検出する距離
センサ等から構成される。
【0017】情報記憶装置3は、ナビゲーション用のプ
ログラム及びデータを記憶した外部記憶装置で、例えば
CD−ROM等からなっている。プログラムは、経路探
索などの処理を行うためのプログラム、本実施例記載の
フローチャートに示される処理プログラムや経路案内に
必要な表示出力制御、音声入力による対話に必要なプロ
グラム及びそれに必要なデータ、音声案内に必要な音声
出力制御を行うためのプログラム及びそれに必要なデー
タ、さらには検索や案内の報知を擬人化したキャラクタ
を介して行うためのプログラムやそれに必要なデータが
格納されている。記憶されるデータとしては、地図デー
タ、探索データ、案内データ、マップマッチングデー
タ、目的地データ、登録地点データ、道路データ、ジャ
ンル別データ、ランドマークデータ、キャラクタデータ
等のファイルからなり、ナビゲーション装置に必要なす
べてのデータが記憶されている。なお、本発明は、CD
−ROMにはデータのみ格納し、プログラムは中央処理
装置に格納するタイプのものにも適用可能である。
【0018】中央処理装置4は、種々の演算処理を実行
するCPU40、情報記憶装置3のCD−ROMからプ
ログラムを読み込んで格納するフラッシュメモリ41、
フラッシュメモリ41のプログラムチェック、更新処理
を行うプログラム(プログラム読み込み手段)を格納し
たROM42、設定された目的地の地点座標、道路名コ
ードNo.等の探索された経路案内情報や演算処理中の
データを一時的に格納するRAM43からなっている。
また、この他にも図示は省略するが、入力装置1からの
音声入力による対話処理を行ったり、CPUからの音声
出力制御信号に基づいて情報記憶装置3から読み出した
音声、フレーズ、1つにまとまった文章、音等を合成し
てアナログ信号に変換してスピーカに出力する音声プロ
セッサ、通信による入出力データのやり取りを行う通信
インタフェースおよび現在位置検出装置2のセンサ信号
を取り込むためのセンサ入力インタフェース、内部ダイ
アグ情報に日付や時間を記入するための時計などを備え
ている。なお、前記した更新処理を行うプログラムを外
部記憶装置に格納しておいてもよい。本発明に係るプロ
グラム、その他ナビゲーションを実行するためのプログ
ラムは全て外部記憶媒体であるCD−ROMに格納され
てもよいし、それらプログラムの一部または全てが本体
側のROM42に格納されていてもよい。
【0019】この外部記憶媒体に記憶されたデータやプ
ログラムが外部信号としてナビゲーション装置本体の中
央処理装置に入力されて演算処理されることにより、種
々のナビゲーション機能が実現される。
【0020】本発明のナビゲーション装置は、上記のよ
うに外部記憶装置のCD−ROMからプログラムを読み
込むための比較的大容量のフラッシュメモリ41、CD
の立ち上げ処理を行うプログラム(プログラム読み込み
手段)を格納した小容量のROM42を内蔵する。フラ
ッシュメモリ41は、電源が切断しても記憶情報が保持
される、つまり不揮発性の記憶手段である。そして、C
Dの立ち上げ処理として、プログラム読み込み手段であ
るROM42のプログラムを起動してフラッシュメモリ
41に格納したプログラムチェックを行い、情報記憶装
置3のCD−ROMのディスク管理情報等を読み込む。
プログラムのローディング処理(更新処理)は、この情
報とフラッシュメモリ41の状態から判断して行われ
る。
【0021】情報送受信装置5は、衛星航法システム
(GPS)を利用して情報を入手するGPS受信装置、
FM多重放送、電波ビーコン、光ビーコン等を利用して
情報を入手するためのVICS情報受信装置、携帯電
話、パソコン等を利用することにより、情報センター
(例えばATIS)や他車両と情報を双方向に通信する
ためのデータ送受信装置等から構成される。
【0022】出力装置6は、運転者が必要な時に案内情
報を音声および/または画面により出力したり、中央処
理装置4でナビゲーション処理されたデータなどをプリ
ント出力する機能を備えている。そのための手段とし
て、入力データを画面表示したり、経路案内画面を表示
するディスプレイ、中央処理装置4で処理したデータや
情報記憶装置3に格納されたデータをプリント出力する
プリンタ、経路案内を音声で出力するスピーカなどを備
えている。
【0023】ディスプレイは、簡易型の液晶表示器等に
より構成されており、中央処理装置4が処理する地図デ
ータや案内データに基づく交差点拡大図画面、目的地
名、時刻、距離、進行方向矢印、音声入力による対話の
ための質問や返答の表示、必要な項目部分の強調表示、
擬人化したキャラクタ等を表示する。ディスプレイへ送
られてくる画像データは、2値画像データ(ビットマッ
プデータ)であるので、専用の画像信号線を介してでは
なく、シリアル通信等で使用する通信線を使用し、ま
た、他の通信線を兼用することもできる。なお、ディス
プレイにはビットマップデータを一時的に保持するメモ
リが備えられている。
【0024】このディスプレイは、運転席近傍のインス
トルメントパネル内に設けられており、運転者はこれを
見ることにより自車両の現在地を確認したり、またこれ
からの経路についての情報を得ることができる。また、
図示は省略するが、ディスプレイの表示画面にタッチパ
ネル、タッチスクリーン等を含むタブレットを使用し、
画面に触れる、或いは画面をなぞることにより、地点入
力、道路入力等を行えるように構成してもよい。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、考えられ
るユーザーの返答の候補を想定して絞り、これを提示し
て選択形式でユーザーが返答できるようにナビゲーショ
ン装置側の質問形態を構成し、さらに画面による返答の
表示、必要な項目部分を強調表示することにより、装置
側で予め記憶しておく語句を極力少なくすることがで
き、またユーザーが記憶すべき語句の量も減少し、限ら
れた語句の中での検索が可能となり、認識率の向上、レ
ンポンスの迅速化を図り、また対話の負荷を軽減するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の車両用ナビゲーション装置の構成例
を示す図である。
【図2】 辞書を説明する図である。
【図3】 質問内容確認パターンを説明する図である。
【図4】 ユーザーの返答の候補を絞るための関連条件
を説明する図である。
【図5】 最寄りの施設案内処理フローを説明する図で
ある。
【図6】 ユーザーに対する質問の表示例を示す図であ
る。
【図7】 本発明のナビゲーション装置の構成例を示す
図である。
【符号の説明】
1…入力装置、2…現在位置検出装置、3…情報記憶装
置、4…中央処理装置、5…情報送受信装置、6…出力
装置。
フロントページの続き Fターム(参考) 2C032 HC16 HC31 HD16 2F029 AA02 AB01 AB07 AB09 AC01 AC02 AC04 AC18 AC19 5D015 KK01 LL05 LL06 5H180 AA01 BB12 BB13 CC12 FF04 FF14 FF22 FF25 FF27 FF33

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された音声を認識して、認識された
    結果に応じて案内制御を行うナビゲーション装置におい
    て、 ユーザーの音声入力返答の候補を想定して提示出力し、
    該提示された返答の候補に相当する音声が認識される
    と、該候補に対応する処理を実行する制御手段を有する
    ことを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 【請求項2】 音声入力を含む入力手段と、 案内に必要な情報を出力する出力手段と、 案内に必要なデータ、音声入力による対話に必要なデー
    タを格納した情報記憶手段と、 前記情報記憶手段に格納された対話に必要なデータを参
    照し、前記入力手段から入力された音声情報を判定する
    とともに、ユーザーによる確認のための情報及び想定さ
    れるユーザーの返答を前記出力手段へ提示する判定提示
    処理手段と、 前記判定提示処理手段で提示した返答の確認結果に基づ
    いて必要な検索を行うとともに、検索結果の確認に基づ
    いて案内処理する制御手段と、 を備えたナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】 想定されるユーザーの返答は、前回の検
    索データであることを特徴とする請求項1または2記載
    のナビゲーション装置。
  4. 【請求項4】 想定されるユーザーの返答は、検索回数
    の多いデータであることを特徴とする請求項1または2
    記載のナビゲーション装置。
  5. 【請求項5】 想定されるユーザーの返答は、設定した
    経路に関連したデータであることを特徴とする請求項1
    または2記載のナビゲーション装置。
  6. 【請求項6】 前記ユーザーによる確認のための情報
    は、択一方式の情報であることを特徴とする請求項2記
    載のナビゲーション装置。
  7. 【請求項7】 前記ユーザーによる確認のための情報の
    必要な項目部分を強調表示することを特徴とする請求項
    6記載のナビゲーション装置。
  8. 【請求項8】 ユーザーの音声入力返答の候補を想定し
    て提示出力するステップと、 提示された返答の候補に相当する音声か否か認識するス
    テップと、 提示された返答の候補に相当する音声が認識されたと
    き、該候補に対応する処理を実行するステップと、 からなるプログラムを記憶した記憶媒体。
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