JP2001272245A - ナビゲーション装置及び方法並びにナビゲーション用ソフトウェアを記録した記録媒体 - Google Patents

ナビゲーション装置及び方法並びにナビゲーション用ソフトウェアを記録した記録媒体

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JP2001272245A
JP2001272245A JP2000085741A JP2000085741A JP2001272245A JP 2001272245 A JP2001272245 A JP 2001272245A JP 2000085741 A JP2000085741 A JP 2000085741A JP 2000085741 A JP2000085741 A JP 2000085741A JP 2001272245 A JP2001272245 A JP 2001272245A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分な音声認識能力を確保しつつ、認識辞書
の量を節約することによって、作成工数及びコストの削
減と、開発期間の短縮化を実現でき、記憶媒体の有効活
用が可能なナビゲーション装置及び方法並びにナビゲー
ション用ソフトウェアを記録した記録媒体を提供する。 【解決手段】 ナビゲーション装置に、あらかじめ定め
られた処理に対応する名称を表示手段に表示させる名称
表示制御部45、音声を入力する入力部11、入力され
た音声を認識に適した情報形式に処理する入力音声処理
部47、名称の読み方若しくは呼び名に関する文字情報
を入力音声処理部47によって処理された音声との比較
に適した情報形式に変換する変換部46、変換部46に
よって変換された読み方若しくは呼び名の中から、入力
音声処理部47によって処理された音声と一致若しくは
近似するものを検索する検索部48、検索部によって検
索された名称に対応する処理を選択する選択部49を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ナビゲーションの
技術に係り、特に、ユーザが入力した音声に従って処理
を実行する音声認識技術に改良を施したナビゲーション
装置及び方法並びにナビゲーション用ソフトウェアを記
録した記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル技術の進歩に伴い、自動
車などの移動体の道案内を行うナビゲーションの技術が
普及している。例えば、車載用ナビゲーションシステム
は、CD−ROMやDVD−ROMなどに予め記録され
た道路などのデータに基づいて、与えられた目的までの
最適な経路を計算し、GPS航法などでリアルタイムに
計算する自車位置付近の地図を画面表示しながら、表示
画面や合成音声などで右左折などの道案内を行うもので
ある。
【0003】このようなナビゲーションシステムの中に
は、ユーザが声で命令すると、各種機能を実行する音声
認識機能を有するものもある。この音声認識機能は、例
えば、画面表示されたキャラクターが発するアナウンス
に応じて、ユーザが所望の名称を発声するという作業
を、あらかじめ設定された処理の階層構造に従って複数
段階行うことにより、最終的に目的とする処理を行わせ
ることができるというものである。また、あらかじめ設
定されたコマンドが、取り扱い説明書等に記載されてい
て、このコマンドの名称を発声することによって、同様
の機能を果たすことができるものもある。さらに、最近
では、リモコン等の手操作入力によって選択する表示メ
ニューの名称を、ユーザが読み上げることによっても選
択を行うことができるようにして、手操作入力と音声入
力に共通性を持たせた製品もある。
【0004】かかる音声認識は、従来は、以下のような
手順で行われていた。すなわち、所定の処理に対応する
名称の読み方や呼び名を、音素記号などの音声認識に適
した情報形式に変換したものを、あらかじめ辞書データ
(以下、認識辞書と呼ぶ)として作成しておき、ディス
ク上にその認識辞書を保持しておく。そして、必要に応
じてメモリ上にロードし、ユーザからの音声が入力され
ると、その音声を音素記号などの音声認識に適した情報
形式に変換し、認識辞書とを突き合わせて、入力された
音声と一致若しくは類似する読み方や呼び名の名称を検
索し、検索された名称に対応する処理を実行する。な
お、ユーザが設定した地点情報については、その呼び名
の設定をユーザが自由に変更できるようにしたものもあ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のナビゲーションシステムにおける音声認識
機能においては、音声認識できるようにしたい名称につ
いては、あらかじめ音声認識に適した情報形式による認
識辞書を作成しておかなければならないので、仕様を満
足させるためには、開発上、大きな工数が必要だった。
特に、手操作入力と音声入力に共通性を持たせようとす
ると、手操作入力時に画面に表示される言葉や施設名に
対応する名称について、全て認識辞書として保持してお
く必要があり、しかも、表示メニューの階層構造データ
などの付加情報も持たなければならないので、記憶媒体
に占めるデータ容量が非常に大きくなる。
【0006】これに対処するため、認識辞書の工数を削
減してデータ容量を節約すると、十分な音声認識ができ
ない認識辞書となってしまう。特に、手操作入力と音声
入力を共有化させるための認識辞書が不十分では、イン
タフェースとしては中途半端なものになり、ユーザの利
便性が良くない。
【0007】また、上記の認識辞書にあらかじめ登録さ
れている名称は、通常、ROMに記憶されており、その
呼び名をユーザが変更することができない。特に、ユー
ザが登録した地点情報については、その呼び名の設定を
ユーザが自由に変更できるようにしたものもあるが、ナ
ビゲーションソフトのアプリケーションが持つ表示メニ
ューに対しては、このような機能をつけることができな
かった。このため、ある名称に対して、異常に認識率が
下がるユーザがいる場合であっても、これを解決する手
段がなかった。さらに、認識辞書作成時に登録された名
称を、ユーザが覚えていなかったり、忘れてしまった場
合には、所望の処理を音声で行わせることができなかっ
た。
【0008】また、ユーザが表示メニューを参照して、
その名称を読み上げることによって入力することはでき
るが、メニュー表示は、あるメニューを選択すると、次
のメニューが表示されるといった階層構造となっている
場合が多く、表示されていないメニューについては読み
上げることはできない。そして、読み上げたとしても、
表示されていないメニューに対応する処理を実行するこ
とはできなかった。
【0009】本発明は、上記のような従来技術の問題点
を解決するために提案されたものであり、その目的は、
十分な音声認識能力を確保しつつ、認識辞書の量を節約
することによって、作成工数及びコストの削減と、開発
期間の短縮化を実現でき、記憶媒体の有効活用が可能な
ナビゲーション装置及び方法並びにナビゲーション用ソ
フトウェアを記録した記録媒体を提供することにある。
【0010】また、本発明の第2の目的は、ユーザが登
録した所望の呼び名で操作できるようにして、ユーザの
個人差による特定名称の認識率低下を救済し、運転に集
中しながら簡単に操作できるナビゲーション装置及び方
法並びにナビゲーション用ソフトウェアを記録した記録
媒体を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、現在位置を計算する現在位
置計算手段と、目的地を指定する目的地指定手段と、現
在位置から目的地へ到達するための経路を設定する経路
計算手段と、前記経路計算手段によって計算された経路
を表示する表示手段と、あらかじめ定められた処理に対
応する名称を、前記表示手段に表示させる名称表示制御
手段とを有するナビゲーション装置において、音声を入
力する音声入力手段と、前記音声入力手段から入力され
た音声を、認識に適した情報形式に処理する入力音声処
理手段と、前記名称の読み方若しくは呼び名を文字情報
として記憶する文字情報記憶手段と、前記文字情報記憶
手段から呼び出された読み方若しくは呼び名を、前記入
力音声処理手段によって処理された音声との比較に適し
た情報形式に変換する変換手段と、前記変換手段によっ
て変換された読み方若しくは呼び名の中から、前記入力
音声処理手段によって処理された音声と一致若しくは近
似するものを検索する検索手段と、前記検索手段によっ
て一致若しくは近似する読み方若しくは呼び名が検索さ
れた場合に、実行すべき処理として、その読み方若しく
は呼び名の名称に対応する処理を選択する選択手段と、
を有することを特徴とする。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明を方法の観点から捉えたものであり、現在位置を計算
するステップと、目的地を指定するステップと、現在位
置から目的地へ到達するための経路を計算するステップ
と、計算された経路を表示手段に表示するステップと、
あらかじめ定められた処理に対応する名称を、前記表示
手段に表示させるステップとを含むナビゲーション方法
において、音声を入力するステップと、入力された音声
を、認識に適した情報形式に処理するステップと、前記
名称の読み方若しくは呼び名を文字情報として記憶する
ステップと、前記読み方若しくは呼び名を、認識に適し
た情報形式に処理された入力音声との比較に適した情報
形式に変換するステップと、変換された読み方若しくは
呼び名の中から、認識に適した情報形式に処理された入
力音声と一致若しくは近似するものを検索するステップ
と、一致若しくは近似する読み方若しくは呼び名が検索
された場合に、実行すべき処理として、その読み方若し
くは呼び名の名称に対応する処理を選択するステップ
と、を含むことを特徴とする。
【0013】請求項7記載の発明は、請求項1及び請求
項4記載の発明をコンピュータによって読み取り可能な
記録媒体の観点から捉えたものであり、コンピュータを
用いて、車両の現在位置から指定された目的物が存在す
る目的地へ到達するための経路を計算させ、その経路を
表示手段に表示させ、あらかじめ定められた処理に対応
する名称を前記表示手段に表示させるナビゲーション用
ソフトウェアを記録した記録媒体において、そのソフト
ウェアは前記コンピュータに、入力された音声を、認識
に適した情報形式に処理させ、前記名称の読み方若しく
は呼び名を文字情報として記憶させ、前記読み方若しく
は呼び名を、認識に適した情報形式に処理された入力音
声との比較に適した情報形式に変換させ、変換された読
み方若しくは呼び名の中から、認識に適した情報形式に
処理された入力音声と一致若しくは近似するものを検索
させ、一致若しくは近似する読み方若しくは呼び名が検
索された場合に、実行すべき処理として、その読み方若
しくは呼び名の名称に対応する処理を選択させることを
特徴とする。
【0014】以上のような請求項1、4及び7記載の発
明では、処理に対応する名称に関連付けて、あらかじめ
容量が少なくて済む文字情報を保持しておき、これらの
一部を必要に応じて音声認識に適した情報形式に変換す
るので、全ての名称に対して十分な音声認識能力を確保
しつつ、音声認識のためだけに必要な情報量を極力節約
することができる。従って、作成工数及びコストの削減
と、開発期間の短縮化を実現でき、記憶媒体の有効活用
ができる。
【0015】請求項2記載の発明は、請求項1記載のナ
ビゲーション装置において、前記名称の読み方若しくは
呼び名を登録する登録手段を有することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項2記載の発明を方法の観
点から捉えたものであり、請求項4記載のナビゲーショ
ン方法において、前記名称の読み方若しくは呼び名を登
録するステップを含むことを特徴とする。請求項8記載
の発明は、請求項2及び請求項5記載の発明を、コンピ
ュータによって読み取り可能な記憶媒体の観点から捉え
たものであり、請求項7記載のナビゲーション用ソフト
ウェアを記録した記録媒体において、前記ソフトウェア
は前記コンピュータに、前記名称の読み方若しくは呼び
名を登録させることを特徴とする。
【0016】以上のような請求項2、5及び8記載の発
明では、ユーザが特定の名称について、所望の呼び名を
登録することができ、この登録した呼び名によって音声
入力操作ができる。このため、ユーザの個人差によって
特定名称の認識率が低下する場合であっても、そのユー
ザが入力し易い呼び名に変更することができるので、認
識率低下が救済され、運転に集中しながら簡単に操作で
きる。
【0017】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載のナビゲーション装置において、前記名称の中
には、対応する処理が順次実行される階層関係にあるも
のが含まれ、前記階層関係を記憶する階層関係記憶手段
と、前記階層関係の中の一部の名称が、前記選択手段に
よって選択された場合に、前記表示手段における表示内
容にかかわらず、その階層関係の順序に従って処理を実
行させる実行制御手段と、を有することを特徴とする。
【0018】請求項6記載の発明は、請求項3記載の発
明を方法の観点から捉えたものであり、請求項4又は請
求項5記載のナビゲーション方法において、前記名称の
中には、対応する処理が順次実行される階層関係にある
ものが含まれ、前記階層関係を記憶するステップと、前
記階層関係の中の一部の名称が選択された場合に、前記
表示手段における表示内容にかかわらず、その階層関係
の順序に従って処理を実行させるステップと、を含むこ
とを特徴とする。
【0019】請求項9記載の発明は、請求項3及び請求
項6記載の発明を、コンピュータによって読み取り可能
な記憶媒体の観点から捉えたものであり、請求項7又は
請求項8記載のナビゲーション用ソフトウェアを記録し
た記録媒体において、前記ソフトウェアは前記コンピュ
ータに、対応する処理が順次実行される階層関係にある
名称のうち、その一部の名称が選択された場合に、前記
表示手段における表示内容にかかわらず、その階層関係
の順序に従って処理を実行させることを特徴とする。
【0020】以上のような請求項3、6及び9記載の発
明では、ユーザが、表示手段に表示されていない名称を
音声入力した場合であっても、その名称を含む階層構造
の処理が順次実行された場合と同様の処理を行うので、
ユーザが段階を追った入力操作を行う手間がかからな
い。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態(以下
「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照して具体的に
説明する。なお、本実施形態のうち情報処理に関する部
分は、典型的には、コンピュータをソフトウェアで制御
することで実現される。この場合のソフトウェアは、コ
ンピュータのハードウェアを物理的に活用することで本
発明の作用効果を実現するもので、また、従来技術との
共通部分には従来技術も適用される。但し、この場合の
ハードウェアやソフトウェアの種類や構成、ソフトウェ
アで処理する範囲などは各種変更可能であるため、以下
の説明では、本発明及び実施形態の各機能を実現する仮
想的回路ブロックを用いる。
【0022】〔1.第1の実施の形態〕 〔1−1.構成〕まず、本実施形態は、移動体である自
動車に搭載して経路を案内するためのナビゲーション装
置(本装置と呼ぶ)と、本装置上で実行されるナビゲー
ション方法を示すもので、これらを実現するためのナビ
ゲーション用ソフトウェアを記録した記録媒体として把
握することもできる。
【0023】〔1−1−1.全体構成〕まず、本装置
は、図1の機能ブロック図に示すように、絶対位置・方
位検出部1と、相対方位検出部2と、車速検出部3と、
メインCPU及びその周辺回路4と、メモリ群Mと、ユ
ーザインタフェース部9と、表示部10と、入力部11
と、CD−ROM制御部12と、FM多重受信及び処理
部13と、光・電波ビーコン受信及び処理部14とを備
えている。
【0024】このうち、絶対位置・方位検出部1は、本
装置が搭載された自動車(自車と呼ぶ)の現在位置すな
わち自車位置について、地表での絶対的な位置座標や方
位を計算するために、例えば、GPS衛星から送られて
くるGPS電波をアンテナやレシーバなどで受信するた
めの部分である。また、相対方位検出部2は、ジャイロ
などを使って自車の相対的な方位を検出するための部分
である。また、車速検出部3は、自動車より得られる車
速パルスを処理することで自車の速度を計算する部分で
ある。
【0025】また、メインCPU及びその周辺回路4
は、本装置全体を制御する制御回路の役割を果たす部分
である。また、メモリ群Mは、本装置の動作に必要な各
種のメモリで、例えば、プログラム格納用のROM5、
ワークエリアなどを提供するDRAM6、設定などの情
報をバックアップするSRAM7、表示用のVRAM8
などを含む。なお、操作ボタンとして表示されるメニュ
ーや目的地などの名称は、メモリ上のアプリケーション
内に保持されているが、その名称に対応する読み方若し
くは呼び名として、ふりがなのテキスト文字列も、漏れ
なくアプリケーション内に持たせておく。
【0026】また、表示部10は、地図、メニュー、目
的地、50音パネルなど各種の情報を、図示しない液晶
表示画面や音声合成などで出力する部分である。入力部
11は、ユーザがフロントパネルやリモコンにおけるス
イッチやジョイスティックなどから、命令その他の情報
を入力するための部分である。また、入力部11は、マ
イクなどからユーザが発した音声を入力する音声入力手
段としての機能も有している。そして、ユーザインタフ
ェース部9は、I/O制御回路やドライバなどを使っ
て、表示部10及び入力部11と、メインCPU及びそ
の周辺回路4とを結ぶユーザインタフェースである。
【0027】また、CD−ROM制御部12は、CD−
ROMに記録されたデータベースを読み出す手段であ
り、データベースの内容は、地図データを中心として、
例えば、道路のネットワーク構造を表す経路探索用デー
タ、ガソリンスタンドなどのランドマークを表す表示用
データなどを含む。ここで、操作ボタンとして表示され
るメニューや目的地などの名称は、その全部若しくは一
部を、上記のメモリではなく、CD−ROM内に保持す
ることも可能であり、その場合には、名称に対応するふ
りがなのテキスト文字列も、名称と同時に読み込めるよ
うに保持しておく。なお、記録媒体はCD−ROMには
限定されない。例えば、DVD−ROM制御部によって
読み出されるDVD−ROMであってもよい。上記のデ
ータベースの全部若しくは一部をあらかじめメモリ郡M
内に格納しておくことも可能である。
【0028】また、FM多重受信及び処理部13は、F
M放送波やこの放送波に含まれるVICSの交通情報を
受信する部分であある。さらに、光・電波ビーコン受信
及び処理部14は、高速道路や一般道路に設置された送
信設備の下を通過する際に、VICSの交通情報を受信
する部分である。なお、交通情報は渋滞、事故、規制、
工事、目的地までの旅行時間等の情報を含んでいる。
【0029】〔1−1−2.メインCPU及びその周辺
回路の役割〕さらに、メインCPU及びその周辺回路4
は、上記のようなソフトウェアの作用によって、現在位
置計算部40と、スクロール表示制御部41と、目的地
指定部42と、経路計算部43と、案内部44と、名称
表示制御部45と、変換部46と、入力音声処理部47
と、検索部48と、選択部49と、描画部50としての
役割を果たすように構成されている。
【0030】このうち現在位置計算部40は、自車の現
在位置すなわち自車位置を計算するための手段であり、
具体的には、GPS航法測位と自律航法測位とを組み合
わせることで自車位置を計算するように構成されてい
る。ここで、GPS航法測位は、人工衛星からの電波に
基づいて絶対位置・方位検出部1から得られる情報を使
って現在位置を計算するものである。また、自律航法測
位は、地磁気及び自車の速度に基づいて相対方位検出部
2及び車速検出部3から得られる情報を使って現在位置
を計算するものである。
【0031】また、経路計算部43は、現在の自車位置
から、目的地指定部42によって指定された目的地にい
たる最適な経路を前記経路探索用データに基づいて計算
する手段である。また、案内部44は、経路計算部43
によって計算された経路について、現在位置計算部40
によって逐次計算される現在位置などに基いて、合成音
声や画面表示によって道案内する手段である。スクロー
ル表示制御部41は、表示部10における画面表示を上
下左右に動かして、見たい場所を表示するための制御を
行う手段である。
【0032】名称表示制御部45は、表示部10におけ
るメニューや目的地の名称のボタン表示を制御する手段
である。変換部46は、表示部10に表示される名称の
ふりがなのテキスト文字列を、音声認識処理に適した情
報形式、例えば、音素記号などの形式に変換することに
よって認識辞書を作成する手段である。入力音声処理部
47は、入力部11から入力されたユーザの音声を、音
声認識処理に適した情報形式、例えば、音素記号などの
形式に変換する手段である。検索部48は、変換部46
によって作成された認識辞書の中から、入力音声処理部
47によって変換された音声と一致若しくは近似するデ
ータを検索する手段である。選択部49は、検索部48
によって検索された認識辞書内のデータに対応する名称
を選択して、その名称に対応する処理の実行を指示する
手段である。なお、描画部50は、他の各部から渡され
る情報に基づいて、表示部10に表示される表示内容を
描画する手段である。
【0033】〔1−2.作用〕上記のように構成された
本実施の形態は、次のように作用する。まず、本実施の
形態は、絶対位置・方位検出部1、相対方位検出部2、
車速検出部3からの情報に基づいて、現在位置計算部4
0によって計算された自車位置から目的地指定部42に
よって指定された目的地に至る最適な経路を、経路計算
部43が経路探索用データに基づいて計算し、案内部4
4が合成音声や画面表示によって道案内するという通常
のナビゲーション装置としての機能を有している。
【0034】さらに、本実施の形態は、以下のような音
声認識機能を有している。この音声認識の処理手順を、
図2、3の説明図及び図8のフローチャートを参照して
以下に説明する。すなわち、通常の目的地検索を行う過
程で、図2に示すように、目的地の名称がリスト表示さ
れたとする(ステップ801)。このとき、その画面上
に表示された名称の文字列がメモリ上に展開されている
が、これと同時に、画面上に表示された名称と対で保持
されているふりがなのテキスト文字列も、メモリ上に展
開する。そして、このふりがなのテキスト文字列を、変
換部46が音声認識に適した情報形式に変換して、認識
辞書としてメモリ上に保持しておく(ステップ80
2)。
【0035】この状態で、ユーザからの入力を待ち受
け、ユーザが音声を発した場合には、その音声が入力部
11から入力され(ステップ803)、その音声信号は
入力音声処理部47によって音声認識に適した情報形式
に変換される(ステップ804)。検索部48は、認識
辞書の中から、入力された音声と一致若しくは近似する
データを検索する(ステップ805)。そして、入力音
声と一致若しくは近似するものが認識辞書の中から検索
できた場合には、その検索されたデータに対応する名称
が選択され、その名称に対応する処理が実行される(ス
テップ806)。例えば、図2の例で「ええどうぶつえ
ん」と音声入力がなされた場合には、「ええ動物園」の
ボタンが選択されたのと同様に、「ええ動物園」を中心
にした地図を表示するといった処理が実行される。
【0036】なお、リモコンやタッチパネルからの手操
作入力によってボタンが選択された場合にも(ステップ
807)、選択されたボタンに対応する処理が実行され
る。このようにリモコンやタッチパネルからの入力を行
う場合であっても、上記のような認識辞書の生成が行わ
れているので、いつでも音声認識操作へ移行することが
できる(ステップ803)。
【0037】なお、図3に示すように、地図画面から、
「メニュー」→「画面表示」→「進行方向」→「ヘディ
ングアップ」というように、順次、階層を追ってボタン
を選択する操作を行う場合にも、上記と同様の手順で、
音声及び手操作のいずれによっても、それぞれの画面に
おいて表示された名称を選択することができる。
【0038】〔1−3.効果〕以上説明したように、本
実施の形態によれば、音声認識のために必要となるデー
タである読み方若しくは呼び名を、作成が容易で所要記
憶容量の少ないテキスト文字列として記憶しておくの
で、全ての名称について認識辞書をあらかじめ作成し、
記憶しておく場合に比べて、作成工数及びコストの大幅
な削減、開発期間の短縮化を実現でき、メモリやCD−
ROM等の記憶媒体の有効活用を図ることができる。
【0039】また、ふりがなは、全ての名称について登
録しておくので、記憶媒体の容量制限のために認識辞書
を節約する場合に比べて、非常に多くの名称について音
声認識を実現することができる。特に、手操作入力と音
声入力をほぼ完全に共通化することができるので、ユー
ザの利便性が向上する。
【0040】〔2.第2の実施の形態〕 〔2−1.構成〕本発明の第2の実施の形態を、図4の
説明図及び図9のフローチャートを参照して以下に説明
する。本実施の形態は、上記の第1の実施の形態と同様
の構成であるが、認識辞書化の作業を行うデータの範囲
が異なる。また、画面表示されていないが、メモリ上に
展開されている名称が音声入力された場合に、画面表示
された名称が選択された場合と同様の処理を行うように
設定されている。例えば、目的地の名称をレコード名と
するレコード型のデータの場合に、検索部48による検
索によって得られたレコード名を引数として、その名称
に割り付けられた関数を実行するように設定することが
考えられる。以下、本実施の形態の作用について説明す
る。なお、上記の第1の実施の形態と同様の手順につい
ては説明を簡略化する。
【0041】〔2−2.作用〕すなわち、上記の第1の
実施の形態で説明したように、目的地の名称がリスト表
示されている場合には(ステップ901)、その内容は
メモリに展開されている。しかし、そのメモリ内容を画
面上に一度に表示できない場合もあり、その場合には、
図4に示すように、メモリー上の一部分をまず表示対象
とし、ユーザの入力操作に従って、スクロール表示制御
部41がスクロール表示させることによって、その他の
内容が画面上に表示されることとなる。つまり、メモリ
上には、画面上に表示されている名称以外の名称が読み
込まれている場合がある。そこで、画面表示されている
名称か否かにかかわらず、メモリ上の名称を上記と同様
に、認識辞書化してメモリに格納しておく(ステップ9
02)。
【0042】この状態で、ユーザからの入力を待ち受
け、ユーザが音声を発した場合には、その音声が入力部
11から入力され(ステップ903)、上記のように音
声信号が変換され(ステップ904)、検索部48によ
る検索が行われる(ステップ905)。そして、画面上
に表示されている名称か否かにかかわらず、入力音声と
一致若しくは近似するものが認識辞書の中から検索でき
た場合には、その検索されたデータに対応する名称が選
択され、その名称に対応する処理が実行される(ステッ
プ906)。さらに、通常の手操作入力が行われた場合
には、上記の第1の実施の形態と同様の手順で処理を行
う(ステップ907,908)。
【0043】〔2−3.効果〕以上説明したように、本
実施の形態によれば、スクロール操作をすれば表示され
るが、実際には画面表示されていない名称であっても、
ユーザの音声入力によって選択すれば、その名称に対応
した処理が実行されるので、利便性がさらに向上する。
【0044】〔3.第3の実施の形態〕 〔3−1.構成〕本発明の第3の実施の形態を、図5、
図6及び図7の説明図、図10のフローチャートを参照
して以下に説明する。本実施の形態は、上記の第1の実
施の形態とほぼ同様の構成であるが、あらかじめ記憶さ
れた名称に対応する呼び名を、図5に示すように、ユー
ザが50音パネルを利用して入力することによって、任
意の呼び名を登録できる登録部(図示せず)を有する。
また、上述の図3に示すように順次階層を追って選択実
行される関係にある各名称には、その階層関係について
の情報が関連付けて記憶されている。そして、この階層
関係にある名称の一部が選択部49によって選択された
場合には、その階層関係の順序に従って処理を実行させ
る実行制御部(図示せず)を有する。
【0045】階層関係についての情報は、例えば、図6
に示すように、最初の基本画面から順次選択すべきボタ
ンを示した操作手順である。また、この階層関係につい
ての情報は、例えば、同じ階層関係にある各名称が選択
されたときに実行される関数であってもよい。以下、本
実施の形態の作用について説明する。なお、上記の第1
の実施の形態と同様の手順については、説明を簡略化す
る。
【0046】〔3−2.作用〕すなわち、図5の1に示
すように、「ノースアップ」や「ヘディングアップ」な
どの操作メニューのボタンが画面表示された状態から
(ステップ1001)、図5の2に示すように、50音
パネルを表示させて、「ノースアップ」に対する所望の
呼び名をユーザが「きたうえ」と入力し、登録ボタンを
選択すると、登録部によって「ノースアップ」の名称
と、入力された「きたうえ」というテキスト文字列が関
連付けてメモリ上に格納される(ステップ1002)。
次に、登録された呼び名である「きたうえ」を上述のよ
うに認識辞書化する(ステップ1003)。
【0047】そして、図7の1に示すようにメニュー表
示がなされていない表示画面から、ユーザが「きたう
え」と音声入力すると(ステップ1004)、入力され
た音声信号が変換され(ステップ1005)、認識辞書
内の検索が行われる(ステップ1006)。そして、入
力音声である「きたうえ」が検索された場合には、これ
に対応する「ノースアップ」が選択されたのと同様の処
理が、実行制御部によって行われる(ステップ100
7)。例えば、図6に示すような階層関係に関する情報
に従って、最初の基本画面でボタン3を選択し、次の画
面でボタン2を選択し、さらに次の画面でボタン1を選
択したのと同様の処理が行われる(図3を参照)。従っ
て、図7の1に示すような状態から、「ノースアップ」
に対応する処理がなされたことを示すために、図7の2
に示すような表示がなされる。
【0048】〔3−3.効果〕以上説明したように、本
実施の形態によれば、ユーザによって認識率が下がる名
称があっても、そのユーザが所望の呼び名を登録するこ
とができるので、誤認識を防止でき、あらゆるユーザが
快適に操作することができる。また、あらかじめ登録さ
れていた名称を、ユーザが覚えていなかったり、忘れて
しまった場合であっても、所望の呼び名を登録すること
によって、音声入力操作を容易に行わせることができ
る。
【0049】また、ユーザが、画面に表示されていない
メニューについて読み上げた場合であっても、最初の基
本画面から入力操作された場合と同様の処理が行われる
ので、改めてユーザが段階を追った表示操作をする手間
が省け、より迅速で快適な操作を実現できる。
【0050】〔4.他の実施の形態〕本発明は、上記の
ような実施の形態に限定されるものではない。例えば、
画面表示されるボタン等の色、形状及び大きさ等の設定
は、自由に変更可能である。また、画面表示される各名
称の内容は、上記の実施の形態に示した具体例には限定
されない。さらに、あらかじめ用意しておく名称、読み
方及び呼び名についての文字情報は、日本語には限定さ
れず、世界のあらゆる言語について適用可能である。音
声認識のための情報形式や、音声認識の手法について
も、既存のあらゆる技術が適用可能であり、上記の実施
の形態で示したものには限定されない。上述の各種の記
憶手段として使用される記憶媒体の設定も、適宜自由に
変更可能である。さらに、本発明を車載用以外のナビゲ
ーション装置に適用することも可能である。
【0051】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、十
分な音声認識能力を確保しつつ、認識辞書の量を節約す
ることによって、作成工数及びコストの削減と、開発期
間の短縮化を実現でき、記憶媒体の有効活用が可能なナ
ビゲーション装置及び方法並びにナビゲーション用ソフ
トウェアを記録した記録媒体を提供することができる。
【0052】また、本発明によれば、ユーザが登録した
所望の呼び名で操作できるようにして、ユーザの個人差
による特定名称の認識率低下を救済し、運転に集中しな
がら簡単に操作できるナビゲーション装置及び方法並び
にナビゲーション用ソフトウェアを記録した記録媒体を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構成を示す機能ブロック
図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における名称表示画
面とメモリ上のデータとの関係の一例を示す示す説明図
である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における階層を追っ
た操作の表示画面の一例を示す説明図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態における名称表示画
面とメモリ上のデータとの関係の一例を示す示す説明図
である。
【図5】本発明の第3の実施の形態における呼び名を登
録する画面の一例を示す説明図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態における階層関係に
あるデータの一例を示す説明図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態における登録された
呼び名を音声入力した場合の画面表示例を示す説明図で
ある。
【図8】本発明の第1の実施の形態における処理手順を
示すフローチャートである。
【図9】本発明の第2の実施の形態における処理手順を
示すフローチャートである。
【図10】本発明の第3の実施の形態における処理手順
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…絶対位置・方位検出部 2…相対方位検出部 3…車速検出部 4…メインCPU及びその周辺回路 M…メモリ群 5…ROM 6…ダイナミックRAM(DRAM) 7…スタチックRAM(SRAM) 8…VideoRAM(VRAM) 9…ユーザインタフェース部 10…表示部 11…入力部 12…CD−ROM制御部 13…FM多重受信及び処理部 14…光・電波ビーコン受信及び処理部 40…現在位置計算部 41…スクロール表示制御部 42…目的地指定部 43…経路計算部 44…案内部 45…名称表示制御部 46…変換部 47…入力音声処理部 48…検索部 49…選択部 50…描画部 801以降…手順の各ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 15/00 G10L 3/00 545D 15/28 551Q

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現在位置を計算する現在位置計算手段
    と、目的地を指定する目的地指定手段と、現在位置から
    目的地へ到達するための経路を設定する経路計算手段
    と、前記経路計算手段によって計算された経路を表示す
    る表示手段と、あらかじめ定められた処理に対応する名
    称を、前記表示手段に表示させる名称表示制御手段とを
    有するナビゲーション装置において、 音声を入力する音声入力手段と、 前記音声入力手段から入力された音声を、認識に適した
    情報形式に処理する入力音声処理手段と、 前記名称の読み方若しくは呼び名を文字情報として記憶
    する文字情報記憶手段と、 前記文字情報記憶手段から呼び出された読み方若しくは
    呼び名を、前記入力音声処理手段によって処理された音
    声との比較に適した情報形式に変換する変換手段と、 前記変換手段によって変換された読み方若しくは呼び名
    の中から、前記入力音声処理手段によって処理された音
    声と一致若しくは近似するものを検索する検索手段と、 前記検索手段によって一致若しくは近似する読み方若し
    くは呼び名が検索された場合に、実行すべき処理とし
    て、その読み方若しくは呼び名の名称に対応する処理を
    選択する選択手段と、 を有することを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 【請求項2】 前記名称の読み方若しくは呼び名を登録
    する登録手段を有することを特徴とする請求項1記載の
    ナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】 前記名称の中には、対応する処理が順次
    実行される階層関係にあるものが含まれ、 前記階層関係を記憶する階層関係記憶手段と、 前記階層関係の中の一部の名称が、前記選択手段によっ
    て選択された場合に、前記表示手段における表示内容に
    かかわらず、その階層関係の順序に従って処理を実行さ
    せる実行制御手段と、 を有することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
    ナビゲーション装置。
  4. 【請求項4】 現在位置を計算するステップと、目的地
    を指定するステップと、現在位置から目的地へ到達する
    ための経路を計算するステップと、計算された経路を表
    示手段に表示するステップと、あらかじめ定められた処
    理に対応する名称を、前記表示手段に表示させるステッ
    プとを含むナビゲーション方法において、 音声を入力するステップと、 入力された音声を、認識に適した情報形式に処理するス
    テップと、 前記名称の読み方若しくは呼び名を文字情報として記憶
    するステップと、 前記読み方若しくは呼び名を、認識に適した情報形式に
    処理された入力音声との比較に適した情報形式に変換す
    るステップと、 変換された読み方若しくは呼び名の中から、認識に適し
    た情報形式に処理された入力音声と一致若しくは近似す
    るものを検索するステップと、 一致若しくは近似する読み方若しくは呼び名が検索され
    た場合に、実行すべき処理として、その読み方若しくは
    呼び名の名称に対応する処理を選択するステップと、 を含むことを特徴とするナビゲーション方法。
  5. 【請求項5】 前記名称の読み方若しくは呼び名を登録
    するステップを含むことを特徴とする請求項4記載のナ
    ビゲーション方法。
  6. 【請求項6】 前記名称の中には、対応する処理が順次
    実行される階層関係にあるものが含まれ、 前記階層関係を記憶するステップと、 前記階層関係の中の一部の名称が選択された場合に、前
    記表示手段における表示内容にかかわらず、その階層関
    係の順序に従って処理を実行させるステップと、 を含むことを特徴とする請求項4又は請求項5記載のナ
    ビゲーション方法。
  7. 【請求項7】 コンピュータを用いて、車両の現在位置
    から指定された目的物が存在する目的地へ到達するため
    の経路を計算させ、その経路を表示手段に表示させ、あ
    らかじめ定められた処理に対応する名称を前記表示手段
    に表示させるナビゲーション用ソフトウェアを記録した
    記録媒体において、 そのソフトウェアは前記コンピュータに、 入力された音声を、認識に適した情報形式に処理させ、 前記名称の読み方若しくは呼び名を文字情報として記憶
    させ、 前記読み方若しくは呼び名を、認識に適した情報形式に
    処理された入力音声との比較に適した情報形式に変換さ
    せ、 変換された読み方若しくは呼び名の中から、認識に適し
    た情報形式に処理された入力音声と一致若しくは近似す
    るものを検索させ、 一致若しくは近似する読み方若しくは呼び名が検索され
    た場合に、実行すべき処理として、その読み方若しくは
    呼び名の名称に対応する処理を選択させることを特徴と
    するナビゲーション用ソフトウェアを記録した記録媒
    体。
  8. 【請求項8】 前記ソフトウェアは前記コンピュータ
    に、 前記名称の読み方若しくは呼び名を登録させることを特
    徴とする請求項7記載のナビゲーション用ソフトウェア
    を記録した記録媒体。
  9. 【請求項9】 前記ソフトウェアは前記コンピュータ
    に、 対応する処理が順次実行される階層関係にある名称のう
    ち、その一部の名称が選択された場合に、前記表示手段
    における表示内容にかかわらず、その階層関係の順序に
    従って処理を実行させることを特徴とする請求項7又は
    請求項8記載のナビゲーション用ソフトウェアを記録し
    た記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005250917A (ja) * 2004-03-05 2005-09-15 Ikeno Tsuken Kk 音声認識型音声案内装置
JP2012027028A (ja) * 2011-08-01 2012-02-09 Kyocera Corp 移動通信端末、地図表示システム、記憶媒体、地図表示方法
JP2013140164A (ja) * 2013-02-04 2013-07-18 Kyocera Corp 移動通信端末、地図情報提供サーバ及び地図表示システム

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