JP2000193422A - 画像シ―トの幅測定方法およびその装置 - Google Patents

画像シ―トの幅測定方法およびその装置

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JP2000193422A
JP2000193422A JP11366968A JP36696899A JP2000193422A JP 2000193422 A JP2000193422 A JP 2000193422A JP 11366968 A JP11366968 A JP 11366968A JP 36696899 A JP36696899 A JP 36696899A JP 2000193422 A JP2000193422 A JP 2000193422A
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クリストファー・ビー・ライダー
David A Skye
デイビッド・エイ・スカイ
Bruce S Gowans
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    • G01B11/00Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
    • G01B11/02Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring length, width or thickness
    • G01B11/04Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring length, width or thickness specially adapted for measuring length or width of objects while moving
    • G01B11/046Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring length, width or thickness specially adapted for measuring length or width of objects while moving for measuring width

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像の幅を測定する装置およびその方法を提
供する。 【解決手段】 写真フィルム(58)の処理されたシー
トは、走査装置(12)のチャネル(36)に導かれ、
ここでシートは、細長い蛍光灯(42)の光にさらされ
る。フィルム(58)を通過する光は、細長い太陽電池
ストリップ(46)の形状にある走査装置によって検出
される。ストリップ(46)は、3つの小さな補助セン
サー(54)と4つのより大きなセンサー(52)に分
割されるように切れ目を入れられ、これらがメイン光セ
ンサー(56)を構成する。均一な光学濃度を有すると
考えられるフィルム(58)の先端が、チャネル(3
6)に入り、補助センサー(54)の少なくとも1つを
完全に遮るときに、該センサーは、フィルム(58)の
透過率を測定する。メインセンサー(56)が検知する
光の減少とともにこの値によって、フィルム(58)の
幅は測定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像シートの幅の
測定に関するものである。特に、本発明は、(i)画像
部分と、(ii)大体幅全体に渡って大体均一な光学濃度
の画像のない部分とを有する写真材料シートの幅測定に
関するものである。
【0002】本発明は、白黒画像、ハイコントラスト画
像、例えばグラフィクアートで使用される種類の画像を
有する写真シートについての特定の用途を見出している
が、一般的にハロゲン化銀のフィルムおよび紙に作成さ
れる画像と、ポリマー、染料、インク、またはトナーを
使用して作成される画像とを含むがそれだけに限定され
ないあらゆる種類の画像を有する材料シートにも適用可
能である。
【0003】「シート」という単語は、実質的に2次元
形状を含むものとして考えられ、正方形またはその他の
縦横比の小さなものだけでなく、直線の細長い形状、つ
まり例えば写真ウェブまたは写真ロールを通常含む。
【0004】
【従来の技術】都合上、本発明は、写真シートに関して
記載されているが、上記に記載されているようなその他
の材料の幅測定にも適用可能な装置および方法であると
考えられる。
【0005】写真処理装置の正確な制御のために、写真
材料が処理されるときに、処理槽の化学薬品を補充し
て、化学薬品の消費を補い、処理溶液の化学的活性を維
持することが必要である。処理溶液の調合における改良
と、生成される廃液の量を減らす要求とのために、近年
必要とされる補充量と補充レートが徐々に減少してい
る。このため、ますます補充プロセスの制御が必要にな
っている。白黒写真について、現像と定着の処理段階で
必要とされる補充溶液の量は、処理される材料の面積と
写真に現像される画像の量との関数である。多くのグラ
フィックアートにおいて、つまりハイコントラストな白
黒写真処理装置において、さまざまな幅の写真が使用さ
れ、たいていシート幅とシート長を測定することによっ
て、例えば、写真が通過することによって作動するプロ
セッサへの入口の幅方向に広がるマイクロスイッチによ
って、面積はほぼ決定される。長さは、スイッチが作動
している時間と、プロセッサの移動速度との積によって
決定される。幅は、作動したマイクロスイッチの数によ
って決定される。例えば、プロセッサへの入口の幅方向
へ等間隔に配置された4つのマイクロスイッチがあり、
3つが作動したならば、可能性のある最大幅に対する材
料の幅は40%から80%の間であり、幅は60%±2
0%として示される。
【0006】幅と長さを測定する別の方法、したがって
画像面積を測定する別の方法は、画像露光装置、例えば
画像セッターによってこの情報をプロセッサに送信する
ことである。この場合、それは例えば、Linotype Hell
Herkuls PRO/AdvantageTMの画像セッティングシステム
である。プロセッサは、画像セッターからの情報を使用
して、正確な補充を行ない、さらに処理制御をよい状態
に保つことができる。AdvantageTMプロセッサのケース
において、処理される単位体積当たりの補充液の供給に
おける誤差は、供給される量のほぼ5%に減少させて、
使用していた非常に低い補充率で安定性を保つ。
【0007】米国特許第4,506,969号(パココーポレー
ション(Pako Corporation))は、グラフィックアートフ
ィルム用プロセッサのフィルム幅および透過率スキャナ
ーシステムについて開示しており、ここにおいて、フィ
ルムを通る光の透過率は、フィルムの移動方向に対して
斜めの角度をなす線または複数の平行な線に沿って測定
される。スイッチは、フィルムの先端および末端がスキ
ャナーを通過することを表すために使用される。スキャ
ナーは、単一の光源と単一の検出器とを使用し、それら
はそれぞれフィルムの幅方向に広がっている。スキャナ
ーが加わることによってプロセッサにおけるパスの長さ
が増加させないために、フィルムの幅方向に連続的に広
がる複数の検出器の使用についても開示されている。ス
キャナーは、プロセッサの補充システムの制御において
使用される信号を生成する。
【0008】米国特許第3,554,109号(ロジトロニクス
社(Logetronics Inc))は、感光性物質の画像シートに
おいて現像された光学濃度を決定するための、さらにフ
ィルムプロセッサへの補充化学薬品の供給を制御するた
めの画像監視および制御システムについて開示してい
る。システムはスキャナーを含み、このスキャナーは、
現像されたフィルムの幅方向における連続した部分を通
過した光を、対応する複数の光源から連続的に受光する
ための12個の光通信ステーションを有する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】マイクロスイッチ測定
方法の精度をプロセッサの全幅の5%に向上させるため
に、プロセッサの入口全体に渡って19個のマイクロス
イッチを使用する必要がある。これは、非常に高価であ
るだけでなく、複数の可動部品のために信頼性も損なわ
れる。
【0010】露光装置から処理装置へ情報を転送する方
法は、プロセッサが何らかの方法で、例えばオンライン
で露光装置に接続されるときと、以下の場合のみ効果的
である。それは、露光装置が実際に幅と露光された画像
面積を測定する場合と、プロセッサが露光装置から情報
を受け取るために正確なデータリンクを備えている場合
と、プロセッサが情報を使用するために必要なアルゴリ
ズムを持ち、それによって情報を処理槽の補充システム
に対する制御信号に変換する場合である。プロセッサが
関連する露光装置に接続されていないオフラインシステ
ムについて、処理される材料は複数の異なる露光装置の
1つから送られてきて、さまざまな幅や長さになり、数
種類の異なるフィルムタイプの1つになるであろう。さ
らに材料シートは、プロセッサの入口のどこかからプロ
セッサに入れられる。つまり、プロセッサの右側または
左側から、またはプロセッサの中心から差し込まれる。
【0011】本発明の1つの目的は、材料シートの幅を
安くて正確に測定することである。
【0012】本発明の別の目的は、処理を行う際に写真
シートの露光面積を決定することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の1態様にしたが
って、(i)画像部分と、(ii)大体幅全体に渡って大
体均一な光学濃度の画像のない部分とを有する写真材料
シートの幅を測定する方法が提供される。ここにおい
て、シートは、チャネルの中へ縦に導かれる。細長い光
源からの光はシートの動く方向に対して大体垂直な方向
で、チャネルに向けられる。前記光は、(i)細長いメ
インセンサー装置によって受光され、その装置の長さは
シートの幅より長く、光に対するその反応はシートの幅
全体に渡って大体均一である。さらに、前記光は、(ii)
細長い補助センサー装置によっても受光され、その装置
の長さはシートの幅の90%未満である。ここで、
(i)シートがチャネルにある状態で、光が画像のない
部分から受光されるときと、(ii)チャネルにシートが
ない状態で光が受光されるときと、の補助センサー装置
の出力信号の差からシートの画像のない部分の透過率ま
たは反射率が決定される。さらにここで、(i)シート
がチャネルにある状態で、光が画像のない部分から受光
されるときと、(ii)チャネルにシートがない状態で光
が受光されるときと、のメインセンサー装置の出力信号
の差と測定された反射率または透過率とからシートの幅
は決定される。
【0014】好ましくは、この方法は、反射方式より透
過方式で実行される。つまり光は、シートを透過した後
でセンサー装置によって受光されるように配置される。
【0015】メインセンサー装置は、単一センサーを含
む。その代わりとして、このメインセンサー装置は、2
つ以上の別個のセンサーを含んでもよい。この別個のセ
ンサーは、シートの移動方向においておよび/または材
料シートの平面に対して実質的に垂直な方向において、
同一直線上に隣接して取りつけられるか、または互いに
ずらされるかもしれない。
【0016】好ましくは、補助センサー装置は複数の別
個のセンサーを含み、シートの先端が、前記補助センサ
ーの最初のセンサーを覆い隠し始めてから、少なくとも
前記補助センサーの別の1つを覆い隠し始めるまでの時
間差が測定される。さらに修正が測定された幅に対して
行われ、それによってチャネルにおいてシートが斜めに
なっていることによる誤差を補正する。1つ以上のセン
サーを含むセンサー装置の「長さ」は、シート平面にお
いてシートの動く方向に対して垂直な方向について、別
々のセンサーのそれぞれの長さの和であると理解すべき
である。
【0017】メインセンサー装置と補助センサー装置は
互いに独立しているが、補助センサー装置は、メインセ
ンサー装置の一部を形成することも考えられる。
【0018】幅測定の精度は、関連する写真プロセッサ
からの信号を使用することによって向上する。その信号
はシートの斜めの状態を表し、その状態はプロセッサの
入口に配置されるセンサー装置の出力から得られてい
る。
【0019】本発明の方法は、関連する写真プロセッサ
の操作を制御することを含み、その写真プロセッサとと
もに使用される。したがって、本発明の別の態様におい
て、写真プロセッサを制御する方法が提供される。この
方法において、材料シートは、プロセッサにおいて処理
され、そこからシート幅を決定する装置に送られ、シー
ト幅は、本発明の前記の1態様に従う方法によって決定
される。シート材料の幅に依存する第1信号は、シート
面積を表す第2信号を得るために使用される。さらに本
発明の別の態様において、前記第2信号は、プロセッサ
の操作を制御するために使用される。
【0020】したがって、補助センサー装置は、シート
の透過率または反射率を測定するために配置され、この
値は、シートがチャネルに存在するときに生じる、メイ
ンセンサーからの信号の減少とともに使用される。上記
に記載されているように、補助センサー装置の長さは、
シート幅のほぼ90%になってもよい。しかしながら、
都合のよいのは、この長さがシート幅のほぼ50%より
短く、好ましくはシート幅の25%より短く、より好ま
しくはシート幅の10%より短く、最も好ましくはシー
ト幅のほぼ5%を越えないことである。補助センサーは
複数の別々のセンサーで構成され、好ましくはチャネル
全体に渡って、都合よく均一に分布される3つのセンサ
ーで構成される。最少数のセンサー(または一般に補助
センサー装置の最小の長さ)、およびセンサーのチャネ
ルの横方向についての位置は、検出されるシートの最小
幅に合わせて選択される。つまり、検出装置は、シート
の最小幅に対して作動するように定められ、そのため、
シートがチャネルを通過する際に、シートの横方向の位
置に関係なく、少なくとも1つのセンサーはシートによ
って光源から完全に遮られる。コストと複雑さのため
に、最少数の補助センサーが選択されるが、最小幅のシ
ートによってセンサーの少なくとも1つが完全に遮られ
ることが損なわれないように、配慮されなければならな
い。
【0021】本発明の装置および方法は、材料シート上
の画像の光学濃度に関する情報を測定するために、従来
の手法で使用される。
【0022】測定された面積および画像の光学濃度の情
報は、ハロゲン化銀プロセッサにおける処理タンクの補
充だけではなくほかのことにも使用されるかもしれない
ことに気付くであろう。プロセッサに付属のその他の
「サブシステム」の補充および機能を制御するためにも
使用されるであろう。これらは、例えば画像量または面
積にしたがって、ろ過システムにおけるフィルターの交
換のタイミングを含むであろう。そのシステムは、ハロ
ゲン化銀の定着によって銀が生じる際に、銀を定着槽か
ら取り除くために、定着槽に接続される銀イオン回収シ
ステムも含むであろう。このケースにおいて、めっき電
流は、単に処理される面積だけでなく、処理される画像
量に依存するであろう。その上、トナーベースまたはイ
ンクベースの画像システムにおいて、画像量のデータは
蓄積され、トナーまたはインクのカートリッジの消耗が
近づき、その補充が必要であるという信号を発するため
に使用される。したがって、本発明の目的のために、ワ
ード「プロセッサ」は、サブシステムを含むと定めら
れ、このサブシステムは、プロセッサに付属しており、
スキャナーによって与えられるシートの面積または画像
データの情報も使用する。
【0023】本発明の別の態様にしたがって、材料シー
トの幅を測定する装置を提供する。この材料シートは、
(i)画像部分を有し、(ii)実質的にシートの幅全体
に渡って大体均一な光学濃度の画像のない部分を有す
る。該装置は、シートを受け取るためのチャネルと、シ
ートの平面で横方向の光をシートが受光するように、チ
ャネル内にシートを導くための手段と、シートの移動方
向に対して横方向の光がチャネルを通過するための、所
定の最小幅の光学アパーチャー(optical aperture)を定
める手段と、細長いメイン光センサー装置と細長い補助
光センサー装置とを含み、該メイン光センサー装置の長
さは、光学アパーチャーの前記最小幅以上であり、該メ
イン光センサー装置の光に対する応答は、シート幅全体
に渡って大体均一であり、該補助光センサー装置の長さ
は、光学アパーチャーの前記最小幅の90%未満であ
る。これらのセンサー装置は、チャネルにあるシートか
らの透過光または反射光を受光するように取りつけられ
る。
【0024】さらにシート材料の幅を測定する装置は、
(i)シートがチャネルにある状態で、画像のない部分
からの光が受光されるとき、および(ii)シートがチャ
ネルにない状態で、光が受光されるときに、補助センサ
ー装置によって受光される光からシートの透過率または
反射率を測定する手段と、(a)(i)シートがチャネル
にある状態で、画像のない部分からの光が受光されると
き、および(ii)シートがチャネルにない状態で、光が
受光されるときに、メイン光センサー装置によって受光
される光から、並びに(b)測定された透過率または反
射率から、シートの幅を測定する手段とを含む。
【0025】スキャナーの光軸平面は、該平面が光源の
縦軸と検出器ストリップの中心線とを交差するように定
められる。好ましくは、シートがプロセッサの乾燥セク
ションを通過する際に、スキャナーは、光軸平面がシー
トの平面に対してほぼ垂直であるように取りつけられ
る。スキャナーの光学アパーチャーは、チャネルを通る
全ての可能な光線路の外部エンベロープである。シート
は、光軸平面に対して垂直な平面において、チャネルを
通過する。光学アパーチャーを定めるスキャナーの重要
な構成部品は、 1.光源 2.下部アパーチャープレート 3.上部アパーチャープレート 4.メイン検出器 である。
【0026】最小の光学アパーチャーは、シートが乾燥
機を通過する際に、シートの平面においてシートの移動
方向に対して垂直な方向に測定された全ての光学アパー
チャーの最小の長さとして定義される。装置が以下にお
いてより詳細に記載されるとき、その理由は明らかにな
り、下部アパーチャープレートは、一般的に光源より短
く、下限において光学アパーチャーを定義する。その上
限において、(もし存在するならば)上部アパーチャー
プレートは、通常、光学アパーチャーを定義する。下部
アパーチャーが存在しないならば、それはメイン検出器
自身であり、それが光学アパーチャーを定義する。これ
ら2つのアパーチャーを定義するものの中で短い方の長
さによって定義される。
【0027】本発明の装置は、本発明の方法において使
用されると考えられる。
【0028】光源が蛍光灯であり、装置は、例えば光学
装置の適切な選択によって、蛍光灯の長さの中間部分か
ら大体均一な光だけが、測定において使用されるように
配置されることは都合がよい。
【0029】好ましくは、補助センサー装置は、メイン
センサー装置の長手方向に沿って分散した3つの別々の
センサーを含み、それはメインセンサー装置を形成する
別々のセンサーと互い違いになっている。
【0030】メインセンサー装置および補助センサー装
置は、好ましくは同一線上にあるが、それらは、お互い
から直線的にオフセットされて取り付けられるかもしれ
ない。
【0031】好ましくは、センサー装置が太陽電池で形
成され、好ましくは、アモルファスシリコン太陽電池の
ストリップである。単一のストリップが、該太陽電池を
別々のメインセンサーと補助センサーとに互い違いに分
割するように、横方向に切れ目が入れられて使用される
ことは都合がよい。
【0032】画像がカラーであるならば、スキャナー
は、それぞれの色合いについて、シート上の画像形成物
質の量に関する情報を与えるのに適している。これは、
例えば3つの平行な直線の検出装置とともにそれぞれス
ペクトルで適切にフィルター処理されている同一の単一
白色光源を使用して、スキャンされるシート上に存在す
る1つ以上の画像形成物質で変調される光を受光するこ
とによって、非常に実用的に達成される。
【0033】蛍光灯のような連続的に長く伸びた光源
と、太陽電池ストリップのような連続に長く伸びた光源
とを、一定の長さを有するアパーチャーとともに使用す
ることによって安くしっかりとした装置を提供する。光
源からの光は、アパーチャーを通ってシートに到達し、
シートからの光はアパーチャーを通ってセンサー装置に
到達する。その上、デザインは、多くの光学システムに
おいて共通である端部効果を減らすために、容易に調節
される。光学アパーチャーの端部付近において、スキャ
ナーを通過する画像データを測定するとき、端部効果
は、感度を明らかに減少させる。言い換えれば、チャネ
ルの中央における小さな黒フィルムの影響は、同一のフ
ィルムがチャネルの端部にあるならばそれによって生じ
る影響よりも大きい。そのような変形例の結果により、
検出される露光された画像の面積は減少する。これらの
端部効果は、構成する装置の適切な機械的配置によって
無くなるか、または少なくとも減少する。したがって、
各アパーチャーは、使用されるフィルムシートの最大幅
より広くされ、センサー装置の全長は、アパーチャーの
幅より長くされることは都合が良い。この特徴について
は、以下において十分に説明される。
【0034】材料シートの画像のない部分の幅を測定す
る方法の好ましい1つの実施態様において、直線走査装
置は、細長いメインセンサー装置を含み、さらに複数
の、好ましくは3つのかなり小さな補助センサーを含
む。この方法において、関連する装置を使用するととも
に、補助センサーの少なくとも1つは、材料シートの先
端または末端の透過率を測定するために配置される。あ
るケースにおいて、例えばグラフィックアート産業にお
いて、シート幅全体に渡ってかつシートの長手方向の最
初の(ほぼ)10mmに沿って、シートの透過率が均一
であると仮定することは妥当である。シートは写真プロ
セッサから出されて、幅走査装置のチャネルに導かれる
ように配置される。細長い光源からの光は、シートの動
く方向に対してほぼ垂直にチャネルに向けられる。光
は、(i)長く伸びた直線のメインセンサーによって受
光され、そのメインセンサーの長さは、シートの幅より
長く、さらに(ii)少なくとも1つの小さな補助センサ
ーによって受光され、その補助センサーは、シートによ
って光源から大体全体的に遮られる。シートの幅は、先
端の透過率の測定(完全に遮られた補助センサーによっ
て得られる)からと、全幅メインセンサーからの信号に
おける総合的な低下からと、で計算される。しかしなが
ら、走査装置の幾何学的構造および構造と、材料シート
の幅は、フィルムによって補助センサーが完全に遮られ
ることなく、それによって測定される透過率が信頼でき
なくならないようにすべきである。
【0035】したがって、本発明の別の態様にしたがっ
て、可変幅の画像シートから反射される光を、または該
シートを透過する光を測定するステップを含む前記の1
つの態様に従う方法が与えられる。ここにおいて、メイ
ン光走査装置は、2つのメインセンサーを含み、補助セ
ンサー装置は、関連する補助センサーを含む。ここにお
いて、補助センサーは、シートの透過率または反射率を
測定するために配置される。ここにおいて、メインセン
サーおよび補助センサーは、シートがチャネルを通過す
るときに、シートの幅を横切るように取り付けられ、そ
の際に(i)補助センサーは、2つのメインセンサーの
中間に配置されるか、または(ii)メインセンサーは互
いに接し、かつ補助センサーはシートの動く方向に沿っ
て中間から動かされ、メインセンサー同士の接点につい
て対称に配置される。ここにおいて、メインセンサーの
それぞれの信号出力は、チャネルにおいてシートが存在
する際に測定される。ここにおいて、メインセンサーの
それぞれの、シートからの予想される信号出力は、
(i)シートがセンサーから最も遠い位置にあるチャネ
ルに配置されるという仮定と、(ii)チャネルを横切る
シート幅は、補助センサーが光源から大体遮られるよう
になっているという仮定とに基づいて計算される。ここ
において、前記の計算された値は、前記の実測値と比較
され、それによって補助センサーによって測定されるシ
ートの透過率または反射率の信頼性を決定する。
【0036】どちらかの関連するメインセンサーで実際
に測定された信号が所定の値より大きいならば、補助セ
ンサーによって測定された透過率または反射率の値は、
信頼できないと考えられ、そうでなければ、該値は、信
頼できると考えられる。
【0037】したがって、本発明のこの態様の方法は、
補助センサーのそれぞれのサイドのメインセンサーから
の信号を使用して、補助センサーから得られる透過率ま
たは反射率の信頼性を確認する。これを達成するため
に、シートが正確な反射率または透過率を測定するため
に、チャンネルにおいて少なくとも好ましい位置にある
という事象において、メインセンサーのそれぞれによっ
て受光される光の予想される減少について計算される。
【0038】本発明の方法は、光がシートを通過した
後、センサーによって受光されるときのフィルムの透過
率の値を提供するか、または受光される光がシートの表
面で反射しているならば、反射率を提供することが分か
るであろう。
【0039】1つ以上の補助センサー、好ましくは3つ
が設けられることは都合がよく、それらのそれぞれは、
そのそれぞれのサイドに配置される関連するメインセン
サーのペアの1つを有する。上記に記載されている計算
と測定は、補助センサーとそれと関連するメインセンサ
ーのペアのそれぞれの配置に関して実行され、透過率の
値が得られ、上記に記載されているように、その値は信
頼できるものとして確認される。
【0040】一連のシートの1つのシートに関して、該
方法は実行されるが、メインセンサーのそれぞれの実測
値は、補助センサーの出力信号から計算される透過率の
値と比較するためにそれぞれのシートについて計算され
ることが好ましい。
【0041】メインセンサーの組のそれぞれによって測
定される光強度の実測値が、前記の計算された値以下で
あるならば、挿入された補助センサーによって測定され
た透過率または反射率は、有効である。それは、補助セ
ンサーがフィルムによって光源から完全に遮られるとい
う状態にあるはずだからである。逆に、メインセンサー
の組の少なくとも1つによって測定された光の減少の実
測値が前記の計算された値を越えるならば、挿入された
補助センサーによって測定された透過率または反射率
は、有効ではない。
【0042】シートの幅は、測定された有効な透過率ま
たは反射率から決定され、さらにメインセンサーによっ
て測定された光の減少の実測値からも決定される。シー
トの長さは、適切な手段によって決定される。例えば、
これは関連する写真プロセッサの入口全体に配置される
マイクロスイッチから得られ、それはシートが該入口を
通過する際に、シートの先端および末端によってスイッ
チの作動する時間間隔を与える。シートがプロセッサを
通過する既知の速度とともにこの情報は、シートの長さ
を決定するために使用されることが可能である。それか
ら、シートの面積が決定され、これに対応する信号は、
プロセッサの操作の制御において使用されることが可能
である。該信号は、例えば(i)プロセッサの少なくと
も1つのステージにおいて消費される写真処理液の補充
を制御するために、および/または(ii)プロセッサか
ら銀を回収するために、および/または(iii)プロセ
ッサのフィルターを取り換えるために使用される。
【0043】有効な透過率または反射率がいずれの補助
センサーからも得られないケースにおいては、過去の平
均有効値が代わりに使用される。その代わりとして、こ
の状態において、シート幅は、写真プロセッサと関連す
る手段によって決定され、検知装置は、それに接続され
る。例えば、関連する写真プロセッサの機械的インプッ
トスイッチは、シート幅の大雑把な概算を得るために使
用される。当該スイッチは、プロセッサへの入口全体に
渡って配置され、写真材料シートの挿入の際にプロセッ
サを作動させる。それらのスイッチのうちどれだけ作動
しているかを決定することによって、フィルムの幅だけ
ではなく、プロセッサの入口を横切る位置、つまり検知
装置のチャネルを横切る位置の大雑把な概算が行われ
る。マルチセンサー装置が使用されるときに、この情報
が関連するメインセンサーの組から受信される信号で表
されていないとしても、この情報によって、補助センサ
ーの特定の1つによって測定される透過率または反射率
は、有効な値と考えられる。しかしながら、当該技術
は、アウトプット信号がプロセッサインプットスイッチ
から得られ、検知装置に与えられる場合のみに適用可能
であることが分かるであろう。
【0044】シート平面に対して垂直な方向におけるチ
ャネルの高さは、5mmより高いことが好ましく、ほぼ
10mmより高いことがより好ましい。例えば写真プロ
セッサに供給される最も短く最も堅い材料シートでさ
え、乾燥セクションから駆動ローラーに出た後、自重の
ために装置から落ちる。
【0045】該装置において参照センサー装置を含むこ
とが好ましい。該参照センサー装置は、材料シートによ
って遮られることなく光源から光を受光するように取り
付けられ、さらにメインセンサー装置および補助センサ
ー装置に対する、光源から光のアウトプットにおける変
動の影響を排除するように本質的に配置される。
【0046】写真材料シートは、関連する写真プロセッ
サを一定速度で通過する。この動きは、シートが自然に
プロセッサから落下するまで、1つ以上のローラーによ
って行われる。例えば、プロセッサにおいて化学薬品の
補充を制御するための信号を得るために、画像シートを
走査してその積分透過率を光学的に決定することは都合
が良い。本出願人らが同時に出願した特許明細書(ケー
スレファレンス(casereference)11013)は、独立
した光学スキャナーがこの測定を行うためにプロセッサ
の乾燥機セクションの後に配置されるという方法につい
て開示している。スキャナーは、駆動ローラーを必要と
せず、したがって、シートはプロセッサから離れると、
自由加速して走査領域を通過する。この同時係属中の出
願書類の方法は、各値に関してシートの面積の変化に対
して透過率の値を補正するために、スキャナーの保管さ
れたアウトプット信号を分析する。
【0047】(本発明の有利な効果)本発明にしたがっ
て、シートを透過する光か、またはシートから反射する
光かのいずれかによって、簡単、正確、および安価な方
法でシートの幅測定を行うことができる。
【0048】米国特許第4,506,969号において、スキャ
ナーは、フィルムの移動方向に対して必ず斜めである。
そのとき、プロセッサの対応するパスの長さ、つまりフ
ットプリント(footprint)が長くなり、さらにフィルム
を処理するために必要とする時間も増加する。その上、
いつでも1枚のシートだけがスキャナーに存在すること
を保証するために、各連続するフィルムシート間の最小
間隔は、本発明によって必要とされるものより大きい。
これらの欠点は、数個の短いスキャナーの開示された実
施態様を使用することによって多少解消されるが、それ
自体が複数のスキャナーを適切に配置しなければならな
いという問題を引き起こす。この発明は、末端がスキャ
ナーを出るまでフィルムの幅を測定することができな
い。長いフィルムのロールの場合、これは、潜在的に不
正確なまたは不便な修正ステップが行われない限り、例
えば定着液の補充は、好ましくない凅渇が生じるまで実
行されない。他方、本発明にしたがって、シートの先端
が装置を通過する際に幅は測定され、補充要求について
早期に評価することができる。
【0049】米国特許第3,554,109号は、光電子増倍管
および光ファイバーの束と同様に、潜在的に信頼できな
い動くドラムを使用し、それらのそれぞれは、本発明の
簡単な装置と比較して、装置のコストをかなり引き上げ
る。
【0050】したがって、フィルムを透過する光、また
はフィルムから反射する光に完全に従属すると確認され
たセンサーによって測定されるとき、本発明の別の態様
の方法によって、測定されたシートの透過率または反射
率は、信頼して使用されることが可能である。
【0051】
【発明の実施の形態】図1について説明する。図1にお
いて、個別の白黒写真のフィルムシート(図示されてい
ない)についての従来型グラフィックアートプロセッサ
2は、連続的な処理ステージを含む。ここにおいて、フ
ィルムは現像ステージ4から定着ステージ6を通ってそ
れから洗浄ステージ8、最後に乾燥ステージ10に入
る。フィルムの幅を測定する分離している走査ステージ
12は、乾燥ステージ10の後に取りつけられる。プロ
セッサ2の入口にあるマイクロスイッチ(図示されてい
ない)は、フィルムの長さを測定するために使用され
る。処理されたフィルムの面積は、計算され、それから
信号はプロセッサ2における種々の動作を制御するため
にフィードバックされる。図示されているように、制御
信号は線14と線16とに沿って補給ユニット18と補
給ユニット20にそれぞれ送られて、その制御信号によ
り現像ステージ4および定着ステージ6にそれぞれ供給
される補給液の量を制御している。さらに、制御信号は
線22に沿って送られ、現像ステージ4から副産物を除
去するためのフィルターユニット24においてフィルタ
ーの交換を制御している。なお、他の制御信号が線26
に沿って定着ステージ6から銀を除去するハロゲン化銀
回収ユニット28に送られる。
【0052】走査ステージ12の構造および動作につい
て、図2と3に関してこれから記載する。フィルムシー
トの最大幅は550mmまでであり、シートはプロセッ
サの乾燥ステージ10で駆動している3つの出口ローラ
30のニップを離れて、通路32に沿って入り口ガイド
34の間を通ってスキャナー38のチャネル36内へ移
動し、さらにガイド40から自然に離れる。蛍光灯42
はチャネル36の下に置かれ、そこから光がアパーチャ
ープレート(aperture plate)44を通って上方に向けら
れる。アパーチャープレートはチャネルに対して横方向
に590mm伸び、フィルムの移動方向に沿って3mm
伸びている。
【0053】直線光センサーアレイ46はチャネル36
の上に置かれ、蛍光灯42に対して平行に伸び、アパー
チャープレート44を通ってさらにフィルム通路32を
横切って伝わってきた光を受光する。センサーアレイ4
6はチャネル36の長手方向に3mm伸びており、幅は
610mmである。センサーアレイ46に照射される光
量は、アパーチャープレート44に対して平行で同じ幅
を持つが、わずかに5mm長いセンサーアパーチャープ
レート48により限定される。チャネル36のそれぞれ
の側面にあるアパーチャープレート44およびアパーチ
ャープレート48は一対の透明な窓50によって物理的
にふさがれる。センサーアレイ46は、太陽電池ストリ
ップを長手方向で用いることによって設けられる。
【0054】アレイのストリップは、横方向に切れ目を
入れられ、比較的長い4つの別個のメインセンサーセク
ション52と比較的短い3つの別個の補助センサーセク
ション54に散在して分割される。別々の出力信号が補
助センサー54のそれぞれから得られ、さらにセンサー
セクション52のそれぞれからも得られる。センサーセ
クション52と補助センサー54からの合計出力は、単
一のメインセンサー出力信号を与える。センサーセクシ
ョン52と補助センサー54は、全体としてメインセン
サー56を構成する。相対的な幅、つまりチャネル36
の横方向の長さと、蛍光灯42の横方向の長さと、アパ
ーチャープレート44と48の横方向の長さと、センサ
ー52と56の横方向の長さは、それぞれスキャナー3
8によって測定されるフィルム58の最大幅に対して、
図3において図示されている。したがって、図3から明
らかになるように、メインセンサー56の幅の一部分だ
けフィルム58によって覆われている。しかしながら、
数、大きさ、位置の適切な選択によって、フィルムが蛍
光灯42からの光のストライプを通過するときに、補助
センサー54の少なくとも1つは、フィルムによって完
全に覆われるようにいつも配置される。多くの応用例に
おいて、特にグラフィクアートにおいて、フィルムの先
端および末端は、その長手方向について全体に渡って均
一な透過率を有し、さらに、完全に覆われた補助センサ
ー54で透過率の測定を行う場合は、かなりの長さ、例
えばほぼ10mmであっても同様である。先端が露出さ
れないならば、また、先端が完全に露出されるならば、
透過率が非常に高いかまたは非常に低いか全く関係がな
い場合であることが分かるであろう。その上、フィルム
58の先端がチャネル36における光ビームを通過する
とき、先端が露出されていなくても、メインセンサー5
6から信号は減少する。
【0055】フィルム58の幅の測定についてこれから
記載される。フィルム58の先端の透過率は、完全に覆
われる1つまたは複数の補助センサー54の出力から決
定される。それは、チャンネルにフィルムが存在しない
場合の該センサーからの信号、つまりオープンゲート値
Oを測定し、フィルムの先端(つまり、画像のない部
分)が存在する場合の該センサーからの信号SLEを測定
することによって得られる。透過率TLEは、それから以
下のようになる。
【数1】
【0056】メインセンサー56によって受信される信
号は、オープンゲート状態にあるとき、MOと表され、
またフィルム58の先端がスキャナーゲートにあると
き、ML Eと表される。メインセンサーからの信号Mにつ
いての一般式は、以下のように与えられる。
【数2】
【0057】ここで、MEDGEは、センサーの縁方向へセ
ンサーに照射する光から生じる信号の一部であり、縁に
おけるスキャナーの反応は、均一ではない。またM
CENTREは、反応が均一であるスキャナーの中心からの信
号の一部である。スキャナーが可能な最大のフィルム幅
MAXより広くなるように、かつMEDGEに寄与する光
が、スキャナーを通過するフィルムの通路によって変動
しないように、スキャナーは設計される。したがってM
EDGEは一定であり、その値は、スキャナーチャネルにお
けるブラックフィルムの最大幅について、Mを測定する
ことによって、スキャナー較正の一部として決定され
る。スキャナーの均一な中心部において、幅Wのフィル
ムによって生じ、白黒領域を含むハイコントラスト画像
を含む信号についての一般式は、以下のように与えられ
る。
【数3】
【0058】ここでxは、フィルムの移動方向に対して
垂直な方向でかつスキャナーを横切る方向における中心
部の一端からの距離であり、MCOは、フィルムがスキャ
ナーにないときのMCENTREの値であり、T(x)は、x
でのフィルムの透過率である。フィルムがない場合の透
過率は1なので、この式は、次のように簡単になる。
【数4】
【0059】フィルムの先端がスキャナーにあるとき、
その幅全体に渡って均一な透過率T LEを有すると仮定す
る。したがって、先端がスキャナーゲートにあり、MLE
がメインセンサーからの信号である場合、フィルム幅W
を表すために、次のように表す。
【数5】
【0060】メインセンサーからのオープンゲート信号
Oは、MEDGEとMCOとの和に等しいことが分かる。し
たがって、式(5)は、Wについて整理されて、次のよ
うになる。
【数6】
【0061】装置は、蛍光灯42からの出力を受け取る
ために配置される参照光検出器セル100をさらに含
む。センサー52、54からの信号と参照セル100と
の比測定は、蛍光灯42の出力におけるドリフト効果
と、その他の長期の変動とを最小にするために既知の方
法で使用される。
【0062】記載されているスキャナー38は、フィル
ム58上の画像形成物質の量、つまり質量を測定するた
めにも使用される。グラフィックアートフィルムの場
合、この質量は、いわゆるフィルムの「黒領域」に比例
する。連続トーン画像の場合、画像の量と画像濃度の測
定値との関係は、より複雑であり、数個のファクターに
依存する。積分透過率を画像量に変換するための方法と
これらのファクターは、当業者によく知られており、例
えばジェームス著の「写真プロセスの理論(The Theory
of the Photographic Process)」の第4版に記載されて
いる。
【0063】グラフィックアートにおける応用例の場
合、積分測定値は、画像で覆われているフィルムの断片
的な面積から測定される。スキャナー38は、補助セン
サーによってフィルムベースの透過率を測定することに
よって、フィルムベースに基づいて、言い換えると、フ
ィルムの露出されていない領域に基づいて「0にセット
される」ことが可能である。フィルム58の先端または
末端が、露出されていないケース、したがってベース濃
度の決定のために使用不可能であるケースにおいて、ベ
ース濃度は、補助センサー54のいずれか1つからの信
号によって決定され、その信号は、最も小さな透過率の
値を有するフィルムの部分からの信号である。連続する
フィルムまたはシートからの最小値は、記憶される。そ
の後、走査されるフィルム58は、露出されていない部
分を全く含まないならば、最近の平均値が近似として使
用される。
【0064】スキャナー38によってフィルム58が走
査される間、好ましくは、各サンプル間でフィルムが移
動する距離がフィルムの移動方向についてアパーチャー
プレートの長さより短くなるような定期的なサンプリン
グ間隔で、補助センサー54とメインセンサー56のそ
れぞれからの信号は、メモリーに記憶される。
【0065】フィルムシート上の全体の黒面積を決定す
るために、未処理の走査されたデータポイントのそれぞ
れは、以下の式(7)にしたがって黒面積に変換され、
別の記憶域に記憶される。この記憶域は、走査されるフ
ィルムの幅に相当する可能な最大および最小サンプル値
に対する訂正と、フィルムのベース透過率に対する訂正
とを行う。
【0066】走査されるフィルムが長さbで透過率0の
黒の領域と、長さ(w−b)で透過率TBASEの透明な領
域とを有するとして与えられると、以下の式を与えるた
めに、式(4)は整理される。
【数7】
【0067】この式は、bの値を与えるために整理され
る。TBASEの値は、(露出されていないならば)先端の
透過率を補助センサーで測定することによって得られる
か、フィルムのいずれかの場所の最大濃度の面積によっ
て得られるか、過去の平均から得られるか、典型的なフ
ィルム特性に基づく概算から得られるかのいずれかであ
る。たいてい、TBASEの値は1に近いであろう。スキャ
ナーゲートにおけるサンプルの黒の有効面積は、以下の
式によって簡単に与えられる。
【数8】
【0068】ここにおいて、sは移動速度であり、tは
サンプル間隔である。サンプルの黒の面積は、簡単に割
合b/Wである。
【0069】変換されたデータは、合計されて黒である
フィルムの面積を表す1つの数になる。グラフィックア
ートフィルムの場合、画像における銀の量は、フィルム
の黒の合計面積にフィルムの単位面積当たりの銀含有量
をかけることによって得られる。フィルムの単位面積当
たりの銀含有量は、使用されているフィルムのタイプに
ついて既知の値であり、製造業者から得られるか、また
は分析測定によって得られる値である。
【0070】補助センサー54の数および写角につい
て、複数の折衷案があるであろう。それぞれの補助セン
サー54が、良い平均値を得ることためにかなり大きな
領域についてベースの透過率を測定することは好まし
い。使用される領域が小さ過ぎるならば、測定値は平均
を表していない。他方、使用される領域が大き過ぎるな
らば、フィルムが走査されることはより適当であり、幅
が細いならば、補助センサー54の1つの写角を完全に
覆わないであろう。このケースにおいて、測定される値
は、真の値より大きな透過率を表し、計算によって得ら
れたフィルム幅は、非常に大きくなるであろう。
【0071】スキャナー38は、低コストと高い光出力
という利点を有する蛍光灯を使用する。欠点は、放射さ
れる光が非常に拡散されることである。太陽電池の検出
装置は、検出される光について、広い角度範囲で光を受
け入れることができる。これは、端部効果が増大するの
で、欠点である。この効果を最小限にするために、蛍光
灯からの光を部分的に平行にする。オンアクシス(on-ax
is)の光の強度よりオフアクシス(off-axis)の光の強度
を弱めるように作用する中性フィルターを用いてこれを
行うことが可能である。例えば3Mカンパニー製造の光
視準シートを使用してこれを行うことも可能である。こ
のシートは、薄くて黒いルーバーを組み込んでおり、そ
れによってオフアクシスの光成分をブロックするが、オ
ンアクシスの光を通すことができる。理想的には、補助
センサー54がメインセンサー56と同じ反応をするよ
うに、センサー装置全体に渡ってシートをかけるべきで
ある。その代わりとして、コストを省くために、視準フ
ィルムが補助センサー54の上だけにかけられ、補助セ
ンサー54とメインセンサー56とによる先端の透過率
の測定値をフィルム幅に変換するために使用されるアル
ゴリズムに較正係数が加えられる。
【0072】光源42の上にあり、かつセンサーアレイ
46の下にあるアパーチャープレート44と48は、フ
ィルム58の横方向について走査領域の幅を、例えば3
mmに制限するために使用される。正確に測定するため
に、アパーチャーは、端から端まで長手方向に沿って、
例えば3mmの均一な幅を有することは重要である。し
かしながら、フィルム幅が1mを越えるグラフィックア
ートフィルムのケースにおいて、アパーチャーの幅は、
支えられていない材料の重みにより、特にアパーチャー
の中心部で変化するであろう。拡散する光源を使用する
ことによって、アパーチャープレート44と48が少量
だけ走査されるフィルム58から離れて配置される場
合、フィルム58に重大な影を落とすことなく、細いブ
リッジによってアパーチャーの一端と他端を物理的につ
なぐことができることが分かっている。これにより、プ
レートを作成するために使用される材料の厚さを薄くす
るように、アパーチャープレート44と48の剛性をか
なり向上させることができる。さらに、これによってコ
ストを削減し、装置の重さを減らし、熱膨張によって生
じる不均一性と振動の影響を弱める。
【0073】本発明は、スキャナーの縁において弱めら
れた感度を打ち消すこともできる。図3について説明す
る。フィルム58の中心における小さな領域70は、広
範囲の角度から光を受光し、この光の全ては、センサー
アパーチャープレート48を通過し、センサーアレイ4
6に到達する。プレート44と48におけるアパーチャ
ーがフィルム58より広くなるように配置され、蛍光灯
42とセンサーアレイ46は、プレートのアパーチャよ
り広くなるように配置されるので、これは、フィルム5
8の縁にある小さな領域72のケースでも同様である。
したがって、スキャナー38について、視覚の縁にある
フィルム58の小さな黒い領域72は、フィルム58の
中心における同じ大きさの領域70と同じ光の量だけア
レイ46に到達することを遮る。
【0074】スキャナー要素の相対的な長さは、フィル
ム58の縁とアパーチャープレート48の縁を通る直線
によって、センサーアレイ46に対する角度θに基づい
て幾何学的に決定される。実験によって、または計算に
よって計算されて角度θは、端部効果をオペレーターが
許容できるレベルまで下げる角度であり、さらにスキャ
ナー38の望ましい精度に依存する。
【0075】図4について説明する。蛍光灯(図示され
ていない)は、下部アパーチャープレート102を通過
し、装置の入口チャネル104を通るように、光の方向
を定め、光は走査装置106によって受光される。走査
装置106は、小領域センサーもしくは補助センサー1
08と、それより大きなメインセンサー110と112
のペアを含む。メインセンサー110と112は、セン
サー108の両側に同一直線上に配置される。
【0076】4つのケースが、図に表されている。この
図には、実際に使用されるように、上下方向について、
アパーチャープレート102と走査装置106とからさ
まざまな距離で配置され、チャネル104の横方向につ
いてさまざまな位置に配置されるいろいろな幅のフィル
ムA、B、C、D(フィルムAとCは、同じ幅である)
が図示されている。
【0077】補助センサー108が、フィルムAからC
までの透過率を表す有効な信号を提供するために、その
写角は、蛍光灯からの光をフィルムによって完全に遮ら
れなければならない。補助センサーの写角は、点線の円
錐形114によって表され、入射光の大部分が受光され
る範囲内の角度を意味する。センサーの写角の値は、必
要とされる幅測定の精度を備えるために選択される。例
えば、5%の以内の正確さでフィルムの先端の透過率を
測定することが好ましいならば、センサーによって検出
される光の少なくとも95%が写角内に入射するよう
に、写角を選択することが必要である。センサー108
に関するフィルムの位置の表示は、本発明にしたがっ
て、その両側のメインセンサー110と112からの信
号の減少によって決定される。
【0078】補助センサー108が1つだけ図4におい
て図示されているが、実際には複数の補助センサーが設
けられるかもしれないし、3つが好ましい数であり、そ
れぞれは両側にメインセンサーを有することが分かるで
あろう。
【0079】図面から分かるように、フィルムA、B、
Dは、センサー108の写角114を完全にふさぎ、し
たがって正確な透過率の測定値が行われるであろう。フ
ィルムCのケースはそうではないことも分かるであろ
う。したがって、フィルムCの場合、他の方法で透過率
を測定しなければならない。
【0080】実際的な問題のために、図4の走査装置に
ついて本明細書は、この装置が処理できる最も狭いフィ
ルム幅について詳しく説明している。これは通常、関連
する写真プロセッサによって処理される材料の予想され
る最小幅によって決定される。下部アパーチャープレー
ト102に投影されるセンサー108の写角114の長
さである距離2xは、正確な透過率を得るために、指定
された最小のフィルム幅より短くなければならない。
【0081】走査装置の操作についてこれから記載す
る。透過率は、補助センサー108によって従来の方法
で測定される。これは、チャネル104にフィルムが存
在するときにセンサー108によって受光される光の量
と、チャネル104にフィルムが存在しないときにセン
サー108によって受光される光の量の割合を測定する
ことによって行われる。
【0082】フィルムが完全に透明であるならば起こり
得る最大値より、測定された透過率が大きいならば、測
定値の全ては無効であり、必然的にフィルムの幅を計算
できない。これは補助センサー108が1つもフィルム
によって部分的に遮られないためである。
【0083】他の極端な場合、少なくとも2xの距離だ
け隔てられている別の補助センサー108が両側にある
補助センサーから計算された透過率は、隣接する補助セ
ンサー108の両方がチャネル104にフィルムが存在
する際の値の減少を示しているならば、信頼できる。こ
れは、補助センサーの視野が重ならないならば、隣接す
る補助センサー108のそれぞれが少なくとも部分的に
フィルムによって遮られなければならないためであり、
そのため必然的に中間の補助センサー108は、フィル
ムによって完全に遮られなければならない。
【0084】フィルムが走査装置を通過するときに、補
助センサー108の1つまたは2つだけ(つまり、3つ
以上でない)が値の減少を示すという状態について考え
る。このケースにおいて、補助センサー108の1つま
たは両方がフィルムによって完全に遮られているかどう
か分からない。フィルムの先端の透過率TLEは、単一の
影響を受けたセンサー108によって、または従来の方
法で信号において大きく減少する2つの影響を受けたセ
ンサー108のうちの1つによって決定される。チャネ
ル104におけるフィルムの位置がセンサーのカバレッ
ジにとって最悪の位置にあり、それは補助センサー10
8から最も遠く離れた位置であると考えられる。所定の
フィルム幅に対して、フィルムの位置が走査装置106
に近ければ近いほど、1つの補助センサー108を完全
に遮る可能性が高くなることが分かるであろう。したが
って、最悪のケースは、図4におけるフィルムDであ
り、それは、補助センサー108から実行可能な最も遠
い位置にある。フィルムが長さ2xであり、補助センサ
ーの下でちょうどそれを完全に隠すために対照的に配置
されると仮定すると、計算は、メインセンサー110と
112のそれぞれ、つまりS1とS2のそれぞれからの
光信号における減少を利用して実行される。補助センサ
ーが長さxに匹敵するほど小さいものとして与えられる
ならば、この限定ケースにおいて、フィルムを通過する
光の半分はS1に到達し、半分はS2に到達することを
示すことによって、これを行う。(補助センサーが長さ
xに匹敵するという近似が正しくなければ、以下に示さ
れている簡単な計算に対する補正が直ちに行われる)。
したがって、最も離れた位置に配置される長さ2xのフ
ィルムに関するS1とS2の信号における減少は、セン
サーのすぐ隣りに間隔を開けられずに対称的に配置され
る長さxのフィルムに関するS1とS2の信号における
減少と同様である。この同値性を使用して、以下の式が
得られる。
【数9】
【0085】ここにおいて、iは、1または2を表す。
imaxは、限定されたケースの計算によって決定される
場合、Siの最大値である。Siogは、チャネル104に
フィルムがないとき(オープンゲート)のSiの値であ
る。Liは、メインセンサーSiの長さである。
【0086】メインセンサー110または112のいず
れかによって実際に測定された信号が、Simaxより大き
いならば、フィルムが補助センサー108を完全に遮っ
ていないので、補助センサー108によって得られる透
過率の測定値は、信頼できないと判断される。
【0087】フィルムB、C、Dより高い位置にある走
査装置を通過する図4のフィルムAが補助センサー10
8によって測定されるとき、その写角114が完全に覆
われるために、正確な透過率を得られるが、Simaxと比
較して信頼できないと判断される。これは、走査装置の
中心線からのフィルムAのオフセットにより、メインセ
ンサー110によって受け取られる信号における減少が
不十分であるためである。したがって、Simaxに基づく
信頼性についての基準によって、「偽陽性」のエラー率
は低くなるが、「偽陰性」のエラー率は逆に高くなる。
言い換えれば、フィルムAに関する測定は、実際は正確
であるにもかかわらず無効とされる。偽陰性のエラー
は、小領域補助センサー108の数を増やすことによっ
て減らすことができる。しかしながら、これは、メイン
センサーと補助センサーの数を増やすためにもっと多く
の信号処理チャネルが必要とされ、さらに瞬時にデータ
を処理するために、処理スピードを上げるのに必要なデ
ータを保持する、データ保存のためにもっと多くメモリ
ーが必要とされることを考慮に入れると、装置のコスト
が上昇するという欠点がある。実用的な妥協は、3つの
小領域センサー108と、したがって4つの大領域セン
サー110と112を設けることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 写真処理装置と関連する装置を説明する説明
図である。
【図2】 測定装置の略断面図である。
【図3】 図2の測定装置の正面図である。
【図4】フィルム検知装置の入口方向を見る略図であ
る。
【符号の説明】
2…プロセッサ 4…現像ステージ 6…定着ステージ 8…洗浄ステージ 10…乾燥ステージ 12…走査ステージ 14…線 16…線 18…補給ユニット 20…補給ユニット 22…線 24…フィルターユニット 26…線 28…ハロゲン化銀回収ユニット 30…出口ローラ 32…通路 34…入り口ガイド 36…チャネル 38…スキャナー 40…ガイド 42…光源 44…アパーチャープレート 46…センサーアレイ 48…アパーチャープレート 50…透明な窓 52…センサーセクション 54…補助センサー 56…メインセンサー 58…フィルム 70…小さな領域 72…小さな領域 100…参照セル 102…アパーチャープレート 104…チャネル 106…走査装置 108…センサー 110…メインセンサー 112…メインセンサー 114…写角 A、B、C、D…フィルム 2x…長さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デイビッド・エイ・スカイ イギリス、エイエル5・1ビーピー、ハー トフォードシャー、ハーペンデン、イース トムーア・パーク112番 (72)発明者 ブルース・エス・ゴーワンズ イギリス、エイチピー2・7エスディ、ハ ートフォードシャー、ヘメル・ヘンプステ ッド、ハーフ・ムーン・メドー46番

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (i)画像部分と、 (ii)大体幅全体に渡って大体均一な光学濃度の画像の
    ない部分とを有する材料シートの幅を測定する方法であ
    って、 シートは、チャネルの中を縦に導かれ、 細長い光源からの光は、シートの動く方向に対して大体
    垂直な方向で、チャネルに向けられ、 前記光は、 (i)長さがシートの幅より長くかつ光に対する反応が
    シートの幅全体に渡って大体均一である細長いメインセ
    ンサー装置によって受光され、 (ii)さらに長さがシートの幅の90%未満である細長
    い補助センサー装置によっても受光され、 (i)シートがチャネルにある状態で、画像のない部分
    からの光が補助センサー装置によって受光されるとき
    と、 (ii)シートがチャネルに存在しない状態で、光が補助
    センサー装置によって受光されるときの、 補助センサー装置の出力信号の差から、シートの画像の
    ない部分の透過率または反射率が測定され、 (i)シートがチャネルにある状態で、画像のない部分
    からの光がメインセンサー装置によって受光されるとき
    と、 (ii)シートがチャネルに存在しない状態で、光がメイ
    ンセンサー装置によって受光されるときの、 メインセンサー装置の出力信号の差と、測定された透過
    率または反射率とによってシートの幅が測定されること
    を特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 写真プロセッサを制御する方法であっ
    て、 材料シートが、プロセッサで処理され、そこからシート
    の幅を測定する装置に送られるステップと、 シートの幅が、請求項1に記載の方法で測定されるステ
    ップと、 シート材料の幅に依存する第1信号が、シートの面積を
    表す第2信号を導出するために使用されるステップと、 前記第2信号が、プロセッサの操作の制御のために使用
    されるステップとを含むことを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 画像を処理する写真プロセッサの少なく
    とも1つのステージを補充する方法であって、 前記ステージに供給される補充化学薬品の量が、前記請
    求項のいずれかの1つにしたがって測定されるときに、
    処理されたシートの幅にしたがって制御されることを特
    徴とする方法。
  4. 【請求項4】 (i)画像部分と、 (ii)大体幅全体に渡って大体均一な光学濃度の画像の
    ない部分とを有する材料シートの幅を測定する装置であ
    って、 シートを受け取るためのチャネルと、 光をチャネルに向けるように配置される細長い光源と、 シートの平面で横方向の光をシートが受光するように、
    チャネル内にシートを導くための手段と、 シートの移動方向に対して横方向の光がチャネルを通過
    するための、所定の最小幅の光学アパーチャーを定める
    手段と、 長さは、光学アパーチャーの前記最小幅以上であり、光
    に対する反応は、シートの幅全体に渡って大体均一であ
    るメイン光センサー装置と、 長さは、光学アパーチャーの前記最小幅の90%未満で
    ある細長い補助光センサー装置と、を含み、該センサー
    装置は、チャネル内のシートから透過光または反射光を
    受光するように取り付けられ、 該材料シートの幅を測定する装置は、さらに (i)シートがチャネルにある状態で、補助センサー装
    置によって受光される画像のない部分からの光と、 (ii)シートがチャネルに存在しない状態で、補助セン
    サー装置によって受光される光と、から、シートの透過
    率または反射率を測定するための手段と、 (a)(i)シートがチャネルにある状態で、メイン光セ
    ンサー装置によって受光される画像のない部分から光
    と、(ii)シートがチャネルにない状態で、メイン光セ
    ンサー装置によって受光される光から、 および(b)測定された透過率または反射率から、 シートの幅を測定する手段とを含むことを特徴とする装
    置。
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