JP2000192770A - 拡底バケットの支持方法と拡底バケットの支持装置とケーシング - Google Patents
拡底バケットの支持方法と拡底バケットの支持装置とケーシングInfo
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- JP2000192770A JP2000192770A JP10368032A JP36803298A JP2000192770A JP 2000192770 A JP2000192770 A JP 2000192770A JP 10368032 A JP10368032 A JP 10368032A JP 36803298 A JP36803298 A JP 36803298A JP 2000192770 A JP2000192770 A JP 2000192770A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】地上での拡底バケットの着脱が地上で容易に行
えると共に、拡底バケット着脱時の支持が比較的簡易、
軽量な装置で支持することが可能となる拡底バケットの
支持方法、支持装置およびケーシングを提供する。 【解決手段】地面から掘削された縦穴の地表部に埋設さ
れたケーシング13上に、支持具32を介して、拡底バ
ケット8上に拡底バケット8と同心に取付けられたスタ
ビライザ12を載置しておく。そして、拡底バケット8
側のホース類23、24とケリーバ側のホース類21、
31の着脱およびケリーバ5と拡底バケット8の取付軸
16との着脱を行う。
えると共に、拡底バケット着脱時の支持が比較的簡易、
軽量な装置で支持することが可能となる拡底バケットの
支持方法、支持装置およびケーシングを提供する。 【解決手段】地面から掘削された縦穴の地表部に埋設さ
れたケーシング13上に、支持具32を介して、拡底バ
ケット8上に拡底バケット8と同心に取付けられたスタ
ビライザ12を載置しておく。そして、拡底バケット8
側のホース類23、24とケリーバ側のホース類21、
31の着脱およびケリーバ5と拡底バケット8の取付軸
16との着脱を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、縦穴を掘削するア
ースドリルの拡底バケットをケリーバに着脱する際に、
拡底バケットを支持する方法と、支持装置と、支持装置
を有するケーシングに関する。
ースドリルの拡底バケットをケリーバに着脱する際に、
拡底バケットを支持する方法と、支持装置と、支持装置
を有するケーシングに関する。
【0002】
【従来の技術】基礎打杭施工等のための縦穴を掘削する
アースドリルは、ケリーバの下端に軸掘用バケットによ
り所定の深さに縦穴を掘削した後、その軸堀用バケット
を拡底バケットに換えて穴底部をテーパー形に拡大掘削
する。拡底バケットは、バケットの側面に、油圧シリン
ダ(以下拡底シリンダと称す)により開閉される掘削爪
付きの拡底翼が設けられ、該拡底シリンダがベースマシ
ンから油圧ホースを介しての圧油の供給を受けて伸縮す
ることにより、拡底翼が開閉される。
アースドリルは、ケリーバの下端に軸掘用バケットによ
り所定の深さに縦穴を掘削した後、その軸堀用バケット
を拡底バケットに換えて穴底部をテーパー形に拡大掘削
する。拡底バケットは、バケットの側面に、油圧シリン
ダ(以下拡底シリンダと称す)により開閉される掘削爪
付きの拡底翼が設けられ、該拡底シリンダがベースマシ
ンから油圧ホースを介しての圧油の供給を受けて伸縮す
ることにより、拡底翼が開閉される。
【0003】前記拡底バケットをケリーバに着脱する際
には、拡底バケットの上部に設けた取付軸をケリーバの
下端に結合するかまたは結合を解くと同時に、前記拡底
シリンダに圧油を供給する油圧ホースどうしをコネクタ
を介して結合するか結合を解く必要がある。また、拡底
シリンダのストロークをポテンショメータ等により検出
することにより拡底翼の開き角を検出する場合は、信号
伝達用のケーブルを着脱する必要がある。
には、拡底バケットの上部に設けた取付軸をケリーバの
下端に結合するかまたは結合を解くと同時に、前記拡底
シリンダに圧油を供給する油圧ホースどうしをコネクタ
を介して結合するか結合を解く必要がある。また、拡底
シリンダのストロークをポテンショメータ等により検出
することにより拡底翼の開き角を検出する場合は、信号
伝達用のケーブルを着脱する必要がある。
【0004】このような拡底バケットをケリーバに着脱
する場合、従来は地上に作業台を設置し、拡底バケット
をその作業台内にクレーンにより吊り込む(拡底バケッ
ト取付時)かまたはアースドリル本体の旋回、拡底バケ
ットの上下動等によりセットして支持しておき、梯子を
有する作業台上に登った作業員が拡底バケットをケリー
バに結合するピンの着脱やコネクタの着脱を行ってい
た。
する場合、従来は地上に作業台を設置し、拡底バケット
をその作業台内にクレーンにより吊り込む(拡底バケッ
ト取付時)かまたはアースドリル本体の旋回、拡底バケ
ットの上下動等によりセットして支持しておき、梯子を
有する作業台上に登った作業員が拡底バケットをケリー
バに結合するピンの着脱やコネクタの着脱を行ってい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術によ
れば、ケリーバに対する拡底バケットの結合、解離を行
う作業は、作業台上に登って行う高所作業となるという
問題点があった。また、拡底バケットを支持し、かつ作
業員が登って高所で作業が行えるだけのサイズの大型の
作業台が必要となるという問題点があった。
れば、ケリーバに対する拡底バケットの結合、解離を行
う作業は、作業台上に登って行う高所作業となるという
問題点があった。また、拡底バケットを支持し、かつ作
業員が登って高所で作業が行えるだけのサイズの大型の
作業台が必要となるという問題点があった。
【0006】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑み、地上での拡底バケットの着脱が地上で容易に行え
ると共に、拡底バケット着脱時の支持が比較的簡易、軽
量な装置で支持することが可能となる拡底バケットの支
持方法、支持装置およびケーシングを提供することを目
的とする。
鑑み、地上での拡底バケットの着脱が地上で容易に行え
ると共に、拡底バケット着脱時の支持が比較的簡易、軽
量な装置で支持することが可能となる拡底バケットの支
持方法、支持装置およびケーシングを提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の拡底バケット
の支持方法は、地面から掘削された縦穴の地表部に埋設
されたケーシング上に、支持具を介して、拡底バケット
上に拡底バケットと同心に取付けられたスタビライザを
載置しておき、拡底バケット側のホース類とケリーバ側
のホース類の着脱およびケリーバと拡底バケットの取付
軸との着脱を行うことを特徴とする。
の支持方法は、地面から掘削された縦穴の地表部に埋設
されたケーシング上に、支持具を介して、拡底バケット
上に拡底バケットと同心に取付けられたスタビライザを
載置しておき、拡底バケット側のホース類とケリーバ側
のホース類の着脱およびケリーバと拡底バケットの取付
軸との着脱を行うことを特徴とする。
【0008】このように、ケーシングに支持具を介して
スタビライザを載せることにより、拡底バケットを支持
すれば、支持台は不要になり、かつケーシングは地上よ
り少し上縁が突出した程度に縦穴に埋め込まれるので、
ケリーバに対する拡底バケットの着脱やコネクタの着脱
が地上で行える。
スタビライザを載せることにより、拡底バケットを支持
すれば、支持台は不要になり、かつケーシングは地上よ
り少し上縁が突出した程度に縦穴に埋め込まれるので、
ケリーバに対する拡底バケットの着脱やコネクタの着脱
が地上で行える。
【0009】請求項2の拡底バケットの支持装置は、地
面から掘削された縦穴の地表部に埋設されるケーシング
上に取付けられ、拡底バケットの着脱時に拡底バケット
の上部に取付けられたスタビライザを支持する支持具か
らなることを特徴とする。
面から掘削された縦穴の地表部に埋設されるケーシング
上に取付けられ、拡底バケットの着脱時に拡底バケット
の上部に取付けられたスタビライザを支持する支持具か
らなることを特徴とする。
【0010】このように、縦穴に埋め込まれるケーシン
グに取付けられ、スタビライザを載せる支持具を備える
ことにより、拡底バケットの地上での着脱、コネクタの
着脱が可能となる。また、支持具は拡底バケットの荷重
をケーシングにあずける手段に過ぎないから、小型、軽
量のものですむ。
グに取付けられ、スタビライザを載せる支持具を備える
ことにより、拡底バケットの地上での着脱、コネクタの
着脱が可能となる。また、支持具は拡底バケットの荷重
をケーシングにあずける手段に過ぎないから、小型、軽
量のものですむ。
【0011】請求項3の拡底バケットの支持装置は、請
求項2において、前記支持装置はスタビライザを支持す
る複数の支持具からなり、各支持具はケーシング上に分
散配置されることを特徴とする。
求項2において、前記支持装置はスタビライザを支持す
る複数の支持具からなり、各支持具はケーシング上に分
散配置されることを特徴とする。
【0012】このように、支持具をケーシング上に分散
配置する構造とすることにより、支持具がより小型、軽
量のものですむ。
配置する構造とすることにより、支持具がより小型、軽
量のものですむ。
【0013】請求項4の拡底バケットの支持装置は、請
求項2または3において、前記支持具はスタビライザの
半径方向の移動を防止する係止手段を有することを特徴
とする。
求項2または3において、前記支持具はスタビライザの
半径方向の移動を防止する係止手段を有することを特徴
とする。
【0014】このように、支持具にスタビライザの半径
方向の移動を防止する係止手段を備えることにより、ス
タビライザが安定的に支持される。
方向の移動を防止する係止手段を備えることにより、ス
タビライザが安定的に支持される。
【0015】請求項5の拡底バケットの支持装置は、請
求項2から4までのいずれかにおいて、前記支持具はケ
ーシングの上縁に着脱自在に嵌合する取付溝を有するこ
とを特徴とする。
求項2から4までのいずれかにおいて、前記支持具はケ
ーシングの上縁に着脱自在に嵌合する取付溝を有するこ
とを特徴とする。
【0016】このように、支持具に取付溝を備えること
により、支持具をケーシングに嵌め込んだり、外したり
するだけでケーシングに着脱することができる。
により、支持具をケーシングに嵌め込んだり、外したり
するだけでケーシングに着脱することができる。
【0017】請求項6の拡底バケットの支持装置は、請
求項2から5までのいずれかにおいて、前記支持具は、
ケーシングの内部のスタビライザ支持位置とスタビライ
ザに干渉しない退避位置との間で変位可能な構造を有す
ることを特徴とする。
求項2から5までのいずれかにおいて、前記支持具は、
ケーシングの内部のスタビライザ支持位置とスタビライ
ザに干渉しない退避位置との間で変位可能な構造を有す
ることを特徴とする。
【0018】このように、支持具を、スタビライザ支持
位置と退避位置との間で変位可能な構造とすることで、
ケーシングに支持具を常時取付けておくことができる。
位置と退避位置との間で変位可能な構造とすることで、
ケーシングに支持具を常時取付けておくことができる。
【0019】請求項7のケーシングは、請求項2から7
までのいずれかの拡底バケットの支持装置を有すること
を特徴とする。
までのいずれかの拡底バケットの支持装置を有すること
を特徴とする。
【0020】このように、ケーシングにスタビライザ支
持装置を備えることにより、前述した拡底バケット着脱
時におけるケーシングによるスタビライザを介しての拡
底バケットの支持と、地上における拡底バケットやケリ
ーバへの着脱とコネクタの着脱が可能となる。
持装置を備えることにより、前述した拡底バケット着脱
時におけるケーシングによるスタビライザを介しての拡
底バケットの支持と、地上における拡底バケットやケリ
ーバへの着脱とコネクタの着脱が可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は本発明を適用するアースド
リルの一例を示す側面図である。図1に示すアースドリ
ルは、ベースマシン1として、クレーン形式の本体2を
使用しており、ウインチ3に巻かれた吊りロープ4に支
持されたケリーバ5を、本体2に起伏自在なフロントフ
レーム6の上端に取付けたケリードライブ装置7に貫挿
し、ケリーバ5の下端に拡底バケット8が取付けられ
る。
リルの一例を示す側面図である。図1に示すアースドリ
ルは、ベースマシン1として、クレーン形式の本体2を
使用しており、ウインチ3に巻かれた吊りロープ4に支
持されたケリーバ5を、本体2に起伏自在なフロントフ
レーム6の上端に取付けたケリードライブ装置7に貫挿
し、ケリーバ5の下端に拡底バケット8が取付けられ
る。
【0022】図1に示すように、ケリードライブ装置7
の下部には、ベースマシン本体2側、すなわち非回転側
の油圧回路と、拡底バケット8の拡底シリンダ(図示せ
ず)、すなわち回転側の油圧ホースとの間を接続するセ
ンタ−ジョイント9が設けられる。10は油圧ホースを
巻くホースリール、11は拡底シリンダのストロークす
なわち拡底翼の開き角を検出するポテンショメータ等に
つながるケーブルを巻くケーブルリール、12は拡底バ
ケット8の取付軸に取付けられたスタビライザであり、
該スタビライザ12は縦穴内に挿入されてその内壁に当
接することにより、拡底バケット8の芯ずれを防止する
ものである。
の下部には、ベースマシン本体2側、すなわち非回転側
の油圧回路と、拡底バケット8の拡底シリンダ(図示せ
ず)、すなわち回転側の油圧ホースとの間を接続するセ
ンタ−ジョイント9が設けられる。10は油圧ホースを
巻くホースリール、11は拡底シリンダのストロークす
なわち拡底翼の開き角を検出するポテンショメータ等に
つながるケーブルを巻くケーブルリール、12は拡底バ
ケット8の取付軸に取付けられたスタビライザであり、
該スタビライザ12は縦穴内に挿入されてその内壁に当
接することにより、拡底バケット8の芯ずれを防止する
ものである。
【0023】図2は本発明の一実地の形態を、拡底バケ
ット8にケリーバ5を着脱している作業状態で示す側面
図である。図2に示すケーシング13は、縦穴14の最
上部である地表部の崩壊を防止するために設置されるも
ので、このケーシング13の埋め込みのため、縦穴14
の最上部の内径はそれより下方の内径よりやや大きく掘
削してその拡大部にケーシング13を嵌め込むことによ
り、ケーシング13の降下を防止している。拡底バケッ
ト8の上部には筒状の取付軸16を有し、その取付軸1
6にケリーバ5の下端の結合部5aを内嵌し、両者のピ
ン穴にピン17を挿着することにより、ケリーバ5に拡
底バケット8が着脱自在に結合される。前記スタビライ
ザ12は、図3の平面図に示すように、前記取付軸16
との間に設けられたフレーム20を介して取付軸16と
同心に取付けられる。
ット8にケリーバ5を着脱している作業状態で示す側面
図である。図2に示すケーシング13は、縦穴14の最
上部である地表部の崩壊を防止するために設置されるも
ので、このケーシング13の埋め込みのため、縦穴14
の最上部の内径はそれより下方の内径よりやや大きく掘
削してその拡大部にケーシング13を嵌め込むことによ
り、ケーシング13の降下を防止している。拡底バケッ
ト8の上部には筒状の取付軸16を有し、その取付軸1
6にケリーバ5の下端の結合部5aを内嵌し、両者のピ
ン穴にピン17を挿着することにより、ケリーバ5に拡
底バケット8が着脱自在に結合される。前記スタビライ
ザ12は、図3の平面図に示すように、前記取付軸16
との間に設けられたフレーム20を介して取付軸16と
同心に取付けられる。
【0024】また、図2に示すように、ホースリール1
0、ケーブルリール11(図1参照)にそれぞれ巻かれ
た油圧ホース21、ケーブル22は、それぞれ拡底バケ
ット8の拡底シリンダ(図示せず)や拡底翼の開き角
(掘削径)検出用のポテンショメータ等の検出器(図示
せず)に接続された油圧ホース23およびケーブル24
に、それぞれコネクタ25、26および27、28を介
して着脱自在に接続される。ケリーバ5の下端部には、
前記油圧ホース21、ケーブル22を保持するための2
個一対の保持ローラ30、31が複数組取付けられる。
0、ケーブルリール11(図1参照)にそれぞれ巻かれ
た油圧ホース21、ケーブル22は、それぞれ拡底バケ
ット8の拡底シリンダ(図示せず)や拡底翼の開き角
(掘削径)検出用のポテンショメータ等の検出器(図示
せず)に接続された油圧ホース23およびケーブル24
に、それぞれコネクタ25、26および27、28を介
して着脱自在に接続される。ケリーバ5の下端部には、
前記油圧ホース21、ケーブル22を保持するための2
個一対の保持ローラ30、31が複数組取付けられる。
【0025】拡底バケット8のケリーバ5に対する着脱
時には、ケーシング13の上部に支持装置として複数個
(好ましは3個以上6個以下であり、本実施の形態にお
いては4個を設ける場合を示す。)の支持具32を取付
け、拡底バケット8の上部に取付けられた前記スタビラ
イザ12を前記支持具32に載置する。
時には、ケーシング13の上部に支持装置として複数個
(好ましは3個以上6個以下であり、本実施の形態にお
いては4個を設ける場合を示す。)の支持具32を取付
け、拡底バケット8の上部に取付けられた前記スタビラ
イザ12を前記支持具32に載置する。
【0026】図4(A)の平面図および図4(B)の側
面図に示すように、前記支持具32はその一端側にケー
シング13の上縁に嵌合して取付るための取付溝33を
有する。また、上面には長手方向に複数個の穴34を配
設し、その複数の穴34からケーシング13のサイズに
応じて選択されたものに、スタビライザ12の係止手段
としてのストッパ35をピン36により着脱自在に取付
ける構造を有する。
面図に示すように、前記支持具32はその一端側にケー
シング13の上縁に嵌合して取付るための取付溝33を
有する。また、上面には長手方向に複数個の穴34を配
設し、その複数の穴34からケーシング13のサイズに
応じて選択されたものに、スタビライザ12の係止手段
としてのストッパ35をピン36により着脱自在に取付
ける構造を有する。
【0027】図5は本実施の形態において、拡底バケッ
ト8をケリーバ5に取付ける時の工程を示す図である。
まず図5(A)に示すように、補助クレーン(図示せ
ず)の吊りロープ37により拡底バケット8を吊上げ、
該拡底バケット8を、ケーシング13内に、スタビライ
ザ12がケーシング13より上に位置するように吊り込
む。そして、ケーシング13に、複数個の支持具32を
その取付溝33をケーシング13の上縁に嵌めて取付け
る。
ト8をケリーバ5に取付ける時の工程を示す図である。
まず図5(A)に示すように、補助クレーン(図示せ
ず)の吊りロープ37により拡底バケット8を吊上げ、
該拡底バケット8を、ケーシング13内に、スタビライ
ザ12がケーシング13より上に位置するように吊り込
む。そして、ケーシング13に、複数個の支持具32を
その取付溝33をケーシング13の上縁に嵌めて取付け
る。
【0028】次にクレーン操作により拡底バケット8を
少し降ろしてスタビライザ12を図5(B)に示すよう
に支持具13上に載せる。この場合、スタビライザ12
の直径は予め分かっているので、複数個の支持具13に
それぞれ設けるストッパ35のケーシング13側の面を
含む包絡円が、スタビライザ12の下縁の内径よりわず
かに小さくなるようにストッパ35を取付けておく。こ
のようにしておけば、スタビライザ12を複数個の支持
具32に載せた場合に、図6の側面図に示すように、ス
タビライザ12の下縁の内壁が、ストッパ35のケーシ
ング13側の面に係止されるので、スタビライザ12の
矢印Xで示す半径方向の移動が防止される。
少し降ろしてスタビライザ12を図5(B)に示すよう
に支持具13上に載せる。この場合、スタビライザ12
の直径は予め分かっているので、複数個の支持具13に
それぞれ設けるストッパ35のケーシング13側の面を
含む包絡円が、スタビライザ12の下縁の内径よりわず
かに小さくなるようにストッパ35を取付けておく。こ
のようにしておけば、スタビライザ12を複数個の支持
具32に載せた場合に、図6の側面図に示すように、ス
タビライザ12の下縁の内壁が、ストッパ35のケーシ
ング13側の面に係止されるので、スタビライザ12の
矢印Xで示す半径方向の移動が防止される。
【0029】このように、スタビライザ12を支持具3
2を介してケーシング13に載せた後、図1に示した本
体2の旋回やウインチ3による吊りロープ4の繰り出し
等により、図5(B)に示すように、ケリーバ5を取付
軸16上に位置させ、図5(C)に示すように、拡底バ
ケット8の取付軸16にケリーバ5の結合部5aを嵌合
してピン17により抜け止めする。また、ホースリール
10、ケーブルリール11より油圧ホース21、ケーブ
ル22を引き出して保持ローラ30、31に挟んで保持
し、図5(D)に示すように前記油圧ホース21、23
を図2に示すようにコネクタ25、26により接続し、
ケーブル22、24をコネクタ27、28により接続す
る。
2を介してケーシング13に載せた後、図1に示した本
体2の旋回やウインチ3による吊りロープ4の繰り出し
等により、図5(B)に示すように、ケリーバ5を取付
軸16上に位置させ、図5(C)に示すように、拡底バ
ケット8の取付軸16にケリーバ5の結合部5aを嵌合
してピン17により抜け止めする。また、ホースリール
10、ケーブルリール11より油圧ホース21、ケーブ
ル22を引き出して保持ローラ30、31に挟んで保持
し、図5(D)に示すように前記油圧ホース21、23
を図2に示すようにコネクタ25、26により接続し、
ケーブル22、24をコネクタ27、28により接続す
る。
【0030】このように、スタビライザ12をケーシン
グ13に支持具32を介して支持させることにより、拡
底バケット8のケリーバ5に対する着脱および油圧ホー
ス21、23やケーブル22、24の着脱が可能とな
る。したがって高所作業が不要となり、かつ作業台が不
要となる。
グ13に支持具32を介して支持させることにより、拡
底バケット8のケリーバ5に対する着脱および油圧ホー
ス21、23やケーブル22、24の着脱が可能とな
る。したがって高所作業が不要となり、かつ作業台が不
要となる。
【0031】図7(A)、(B)は本発明による支持具
の別の例であり、前記穴34およびストッパ35を設け
る代わりに、支持具38の上面に長手方向に、スタビラ
イザ12の係止手段として、その下縁を嵌める溝39を
設けたものである。本例のような溝39を設ければ、前
記ストッパ35のつけ替えが不要になるという利点があ
る。
の別の例であり、前記穴34およびストッパ35を設け
る代わりに、支持具38の上面に長手方向に、スタビラ
イザ12の係止手段として、その下縁を嵌める溝39を
設けたものである。本例のような溝39を設ければ、前
記ストッパ35のつけ替えが不要になるという利点があ
る。
【0032】図8は本発明による支持具の別の例であ
り、この例においては、ケーシング13の上端部の外壁
にブラケット40を固定し、該ブラケット40に横ピン
41を中心として縦方向に回動自在に支持具42を取付
け、図8(A)、(B)に示すように、該支持具42を
ケーシング13の内方に突出させた状態では支持具42
の基部がケーシング13に当接して水平姿勢をとり、ス
タビライザ12を支持することができる。一方掘削作業
においては、図8(C)の側面図に示すように、支持具
42をケーシング13の外側に倒すことにより、支持具
42を拡底バケット8の上下の邪魔にならない位置に退
避させることができる。このように、支持具42をピン
等で取付ける構造とすれば、ケーシング13に支持具を
常時取付けておくことができ、着脱が不要になり、保管
も容易である。
り、この例においては、ケーシング13の上端部の外壁
にブラケット40を固定し、該ブラケット40に横ピン
41を中心として縦方向に回動自在に支持具42を取付
け、図8(A)、(B)に示すように、該支持具42を
ケーシング13の内方に突出させた状態では支持具42
の基部がケーシング13に当接して水平姿勢をとり、ス
タビライザ12を支持することができる。一方掘削作業
においては、図8(C)の側面図に示すように、支持具
42をケーシング13の外側に倒すことにより、支持具
42を拡底バケット8の上下の邪魔にならない位置に退
避させることができる。このように、支持具42をピン
等で取付ける構造とすれば、ケーシング13に支持具を
常時取付けておくことができ、着脱が不要になり、保管
も容易である。
【0033】図9の例は、支持具45を退避位置とスタ
ビライザ12の支持位置との間で変位させるため、縦ピ
ン41を中心に横方向に回動させる構造としたものであ
る。すなわち、図9(A)の平面図および図9(B)の
側面図、図9(C)の平面図に示すように、ケーシング
13の外壁に固定したブラケット44に縦ピン47を中
心として水平回動自在に支持具45を取付け、ケーシン
グ13には該支持具45を通過させる開口部46を設
け、スタビライザ12を支持する際には、図9(A)、
(B)に示すように、開口部46を通して支持具45を
回動させて内方に向け、退避させる時は図9(C)に示
すように支持具45をケーシング13の外に位置させる
ものである。
ビライザ12の支持位置との間で変位させるため、縦ピ
ン41を中心に横方向に回動させる構造としたものであ
る。すなわち、図9(A)の平面図および図9(B)の
側面図、図9(C)の平面図に示すように、ケーシング
13の外壁に固定したブラケット44に縦ピン47を中
心として水平回動自在に支持具45を取付け、ケーシン
グ13には該支持具45を通過させる開口部46を設
け、スタビライザ12を支持する際には、図9(A)、
(B)に示すように、開口部46を通して支持具45を
回動させて内方に向け、退避させる時は図9(C)に示
すように支持具45をケーシング13の外に位置させる
ものである。
【0034】図10の例は、支持具47を退避位置とス
タビライザ12の支持位置との間で変位させるため、支
持具47をケーシング13の内外方向に移動自在に取付
けたものである。すなわち、図10(A)の平面図と、
図10(B)、(C)の側面図に示すように、ケーシン
グ13の外壁に筒状のブラケット48を固定し、該ブラ
ケット48を設けたケーシング13の壁に、支持具54
を通す開口部49を設け、支持具54の内端、外端には
それぞれピン穴50、51を設け、ブラケット48にも
ピン穴52を設け、スタビライザ12を支持具54によ
り支持する場合には、図10(A)、(B)に示すよう
に、支持具49を開口部49に通してケーシング13の
内方に突出させ、ブラケット48のピン穴52と支持具
54の外端のピン穴51にピン53を挿着して固定し、
退避させる場合は、支持具54を引き抜き、図10
(C)に示すように、支持具54の内端のピン穴50と
ブラケット48のピン穴52にピン53を挿着すること
により、退避位置で固定されるようにしたものである。
なお、退避位置ではケーシング13に支持具49が添設
されるように、ブラケット48から下向きあるいは横向
きにセットするように構成することもできる。
タビライザ12の支持位置との間で変位させるため、支
持具47をケーシング13の内外方向に移動自在に取付
けたものである。すなわち、図10(A)の平面図と、
図10(B)、(C)の側面図に示すように、ケーシン
グ13の外壁に筒状のブラケット48を固定し、該ブラ
ケット48を設けたケーシング13の壁に、支持具54
を通す開口部49を設け、支持具54の内端、外端には
それぞれピン穴50、51を設け、ブラケット48にも
ピン穴52を設け、スタビライザ12を支持具54によ
り支持する場合には、図10(A)、(B)に示すよう
に、支持具49を開口部49に通してケーシング13の
内方に突出させ、ブラケット48のピン穴52と支持具
54の外端のピン穴51にピン53を挿着して固定し、
退避させる場合は、支持具54を引き抜き、図10
(C)に示すように、支持具54の内端のピン穴50と
ブラケット48のピン穴52にピン53を挿着すること
により、退避位置で固定されるようにしたものである。
なお、退避位置ではケーシング13に支持具49が添設
されるように、ブラケット48から下向きあるいは横向
きにセットするように構成することもできる。
【0035】なお、図8ないし図10において、支持具
42、45、54には、スタビライザ12を固定するた
めの溝39あるいはストッパ35のいずれかが設けられ
る。また、支持具42、45はケーシング13の外の退
避位置にある場合とスタビライザ12に支持位置にある
場合のいずれかあるいは双方の場合にピン等により固定
しておく構造としておくこともできる。
42、45、54には、スタビライザ12を固定するた
めの溝39あるいはストッパ35のいずれかが設けられ
る。また、支持具42、45はケーシング13の外の退
避位置にある場合とスタビライザ12に支持位置にある
場合のいずれかあるいは双方の場合にピン等により固定
しておく構造としておくこともできる。
【0036】図11(A)、(B)はそれぞれ本発明の
方法を実施する支持装置の他の例であり、支持装置55
はケーシング13の上面に架設する2本のビーム56
と、その両端間に架設されてピン等により結合するロッ
ド57からなる。このような支持装置55を用いる場合
は、ケーシング13の上縁が前記拡底バケット8とスタ
ビライザ12との間に位置するように拡底バケット8を
クレーンあるいはケリーバ5を介して支持しておき、こ
の状態で2本のビーム56を取付軸16の両側に、ケー
シング13の上縁に載せてセットし、ビーム56の両端
間をロッド57のピン付けにより結合し、その後、拡底
バケット8を降ろすことによりスタビライザ12をビー
ム56上に載せてケリーバ5との着脱や油圧ホース、ケ
ーブルの着脱を行う。
方法を実施する支持装置の他の例であり、支持装置55
はケーシング13の上面に架設する2本のビーム56
と、その両端間に架設されてピン等により結合するロッ
ド57からなる。このような支持装置55を用いる場合
は、ケーシング13の上縁が前記拡底バケット8とスタ
ビライザ12との間に位置するように拡底バケット8を
クレーンあるいはケリーバ5を介して支持しておき、こ
の状態で2本のビーム56を取付軸16の両側に、ケー
シング13の上縁に載せてセットし、ビーム56の両端
間をロッド57のピン付けにより結合し、その後、拡底
バケット8を降ろすことによりスタビライザ12をビー
ム56上に載せてケリーバ5との着脱や油圧ホース、ケ
ーブルの着脱を行う。
【0037】本発明は、ベースマシンとして油圧ショベ
ルやクレーンを用い、そのフロントとしてリーダを取付
け、リーダに昇降自在にケリーバの駆動装置を装着した
構成のもの等にも適用成することができる。また、本発
明は、ケーシング13に複数個の穴を設けてその穴に支
持具をピン付けあるいはボルト付けする構造も採用でき
る。また、拡底翼の開き角を検出する手段として、拡底
シリンダへの作動油の流量等を用いる場合には、拡底バ
ケット8にはケーブルを接続しないため、ケーブルの着
脱は不要となる。
ルやクレーンを用い、そのフロントとしてリーダを取付
け、リーダに昇降自在にケリーバの駆動装置を装着した
構成のもの等にも適用成することができる。また、本発
明は、ケーシング13に複数個の穴を設けてその穴に支
持具をピン付けあるいはボルト付けする構造も採用でき
る。また、拡底翼の開き角を検出する手段として、拡底
シリンダへの作動油の流量等を用いる場合には、拡底バ
ケット8にはケーブルを接続しないため、ケーブルの着
脱は不要となる。
【0038】
【発明の効果】請求項1の拡底バケットの支持方法は、
地面から掘削された縦穴の地表部に埋設されたケーシン
グ上に、支持具を介して、拡底バケット上に拡底バケッ
トと同心に取付けられたスタビライザーを載置し、拡底
バケット側のホース類とケリーバ側のホース類の着脱お
よびケリーバと拡底バケットの取付軸との着脱を行う方
法であるから、拡底バケットの着脱時に従来必要とされ
ていた支持台は不要になり、かつケーシングは地上より
少し上縁が突出した程度に縦穴に埋め込まれるので、ケ
リーバに対する拡底バケットの着脱やコネクタの着脱が
地上で行える。このため、拡底バケットの着脱が容易と
なり、設備費も安価となる。
地面から掘削された縦穴の地表部に埋設されたケーシン
グ上に、支持具を介して、拡底バケット上に拡底バケッ
トと同心に取付けられたスタビライザーを載置し、拡底
バケット側のホース類とケリーバ側のホース類の着脱お
よびケリーバと拡底バケットの取付軸との着脱を行う方
法であるから、拡底バケットの着脱時に従来必要とされ
ていた支持台は不要になり、かつケーシングは地上より
少し上縁が突出した程度に縦穴に埋め込まれるので、ケ
リーバに対する拡底バケットの着脱やコネクタの着脱が
地上で行える。このため、拡底バケットの着脱が容易と
なり、設備費も安価となる。
【0039】請求項2の拡底バケットの支持装置は、地
面から掘削された縦穴の地表部に埋設されるケーシング
上に取付けられ、拡底バケットの着脱時に拡底バケット
の上部に取付けられたスタビライザを支持する構造を有
するので、拡底バケットの着脱時に従来必要とされてい
た支持台は不要になり、また、拡底バケットの地上での
着脱、ホース類の着脱が可能となる。また、支持装置は
拡底バケットの荷重をケーシングにあずける手段に過ぎ
ないから、小型、軽量のものですみ、安価でかつ取扱が
容易である。
面から掘削された縦穴の地表部に埋設されるケーシング
上に取付けられ、拡底バケットの着脱時に拡底バケット
の上部に取付けられたスタビライザを支持する構造を有
するので、拡底バケットの着脱時に従来必要とされてい
た支持台は不要になり、また、拡底バケットの地上での
着脱、ホース類の着脱が可能となる。また、支持装置は
拡底バケットの荷重をケーシングにあずける手段に過ぎ
ないから、小型、軽量のものですみ、安価でかつ取扱が
容易である。
【0040】請求項3の拡底バケットの支持装置は、請
求項2において、前記支持具を複数個備え、各支持具は
ケーシング上に分散配置されるため、支持具がより小
型、軽量のものですみ、取扱がさらに容易となる。
求項2において、前記支持具を複数個備え、各支持具は
ケーシング上に分散配置されるため、支持具がより小
型、軽量のものですみ、取扱がさらに容易となる。
【0041】請求項4の拡底バケットの支持装置は、請
求項2または3において、前記支持装置はスタビライザ
の半径方向の移動を防止する係止手段を有するため、ス
タビライザが安定的に支持される。
求項2または3において、前記支持装置はスタビライザ
の半径方向の移動を防止する係止手段を有するため、ス
タビライザが安定的に支持される。
【0042】請求項5の拡底バケットの支持装置は、請
求項2から4までのいずれかにおいて、支持装置がケー
シングの上縁に着脱自在に嵌合する取付溝を有するた
め、支持装置をケーシングに嵌め込んだり、外したりす
るだけでケーシングに着脱することができる。
求項2から4までのいずれかにおいて、支持装置がケー
シングの上縁に着脱自在に嵌合する取付溝を有するた
め、支持装置をケーシングに嵌め込んだり、外したりす
るだけでケーシングに着脱することができる。
【0043】請求項6の拡底バケットの支持装置は、請
求項2から5までのいずれかにおいて、前記支持装置
は、ケーシングの内部のスタビライザ支持位置とスタビ
ライザに干渉しない退避位置との間で変位可能な構造を
有するため、ケーシングに支持装置を常時取付けておく
ことができ、保守管理が容易となる。
求項2から5までのいずれかにおいて、前記支持装置
は、ケーシングの内部のスタビライザ支持位置とスタビ
ライザに干渉しない退避位置との間で変位可能な構造を
有するため、ケーシングに支持装置を常時取付けておく
ことができ、保守管理が容易となる。
【0044】請求項7のケーシングは、請求項2から6
までのいずれかの拡底バケットの支持装置を有するた
め、前述した拡底バケット着脱時におけるケーシングに
よるスタビライザを介しての拡底バケットの支持と、地
上における拡底バケットやケリーバへの着脱とコネクタ
の着脱が可能となる。
までのいずれかの拡底バケットの支持装置を有するた
め、前述した拡底バケット着脱時におけるケーシングに
よるスタビライザを介しての拡底バケットの支持と、地
上における拡底バケットやケリーバへの着脱とコネクタ
の着脱が可能となる。
【図1】本発明を適用するアースドリルの一例を示す側
面図である。
面図である。
【図2】本発明による拡底バケットの支持方法を実施す
る装置の一実施の形態を示す側面図である。
る装置の一実施の形態を示す側面図である。
【図3】本実施の形態において、ケーシング上に支持具
を介してスタビライザを搭載した状態を示す平面図であ
る。
を介してスタビライザを搭載した状態を示す平面図であ
る。
【図4】(A)、(B)はそれぞれ本実施の形態の支持
具を示す平面図と側面図である。
具を示す平面図と側面図である。
【図5】(A)〜(D)は本発明のケーシングの着脱方
法の一実施の形態の工程を示す側面図である。
法の一実施の形態の工程を示す側面図である。
【図6】本実施の形態における支持具によるスタビライ
ザの支持状態を示す側面図である。
ザの支持状態を示す側面図である。
【図7】(A)、(B)はそれぞれ本発明の支持具の他
の例を示す平面図と側面図である。
の例を示す平面図と側面図である。
【図8】(A)、(B)は本発明による支持具の他の例
をそれぞれスタビライザ支持姿勢において示す平面図、
側面図、(C)はその退避姿勢を示す側面図である。
をそれぞれスタビライザ支持姿勢において示す平面図、
側面図、(C)はその退避姿勢を示す側面図である。
【図9】(A)、(B)は本発明による支持具の他の例
をそれぞれスタビライザ支持姿勢において示す平面図、
側面図、(C)はその退避姿勢を示す側面図である。
をそれぞれスタビライザ支持姿勢において示す平面図、
側面図、(C)はその退避姿勢を示す側面図である。
【図10】(A)、(B)は本発明による支持具の他の
例をそれぞれスタビライザ支持姿勢において示す平面
図、側面図、(C)はその退避姿勢を示す側面図であ
る。
例をそれぞれスタビライザ支持姿勢において示す平面
図、側面図、(C)はその退避姿勢を示す側面図であ
る。
【図11】(A)、(B)はそれぞれ本発明による支持
装置の他の例を示す平面図および側面図である。
装置の他の例を示す平面図および側面図である。
1:ベースマシン、2:本体、3:ウインチ、4:吊り
ロープ、5:ケリーバ、6:フロントフレーム、7:ケ
リードライブ装置、8:拡底バケット、9:センタジョ
イント、10:ホースリール、11:ケーブルリール、
12:スタビライザ、13:ケーシング、14:縦穴、
16:取付軸、17:ピン、21、23:油圧ホース、
22、24:ケーブル、25〜28:コネクタ、32:
支持具、33:取付溝、34:穴、35:ストッパ、3
6:ピン、38:支持具、39:溝、40:ブラケッ
ト、41:横ピン、42:支持具、44:ブラケット、
45:支持具、46:開口部、47:縦ピン、48:ブ
ラケット、49:開口部、50〜52:ピン穴、53:
ピン、54:支持具、55:支持装置、56:ビーム、
57:ロッド
ロープ、5:ケリーバ、6:フロントフレーム、7:ケ
リードライブ装置、8:拡底バケット、9:センタジョ
イント、10:ホースリール、11:ケーブルリール、
12:スタビライザ、13:ケーシング、14:縦穴、
16:取付軸、17:ピン、21、23:油圧ホース、
22、24:ケーブル、25〜28:コネクタ、32:
支持具、33:取付溝、34:穴、35:ストッパ、3
6:ピン、38:支持具、39:溝、40:ブラケッ
ト、41:横ピン、42:支持具、44:ブラケット、
45:支持具、46:開口部、47:縦ピン、48:ブ
ラケット、49:開口部、50〜52:ピン穴、53:
ピン、54:支持具、55:支持装置、56:ビーム、
57:ロッド
Claims (7)
- 【請求項1】地面から掘削された縦穴の地表部に埋設さ
れたケーシング上に、支持具を介して、拡底バケット上
に拡底バケットと同心に取付けられたスタビライザを載
置しておき、拡底バケット側のホース類とケリーバ側の
ホース類の着脱およびケリーバと拡底バケットの取付軸
との着脱を行うことを特徴とする拡底バケットの支持方
法。 - 【請求項2】地面から掘削された縦穴の地表部に埋設さ
れるケーシング上に取付けられ、拡底バケットの着脱時
に拡底バケットの上部に取付けられたスタビライザを支
持する構造を有することを特徴とする拡底バケットの支
持装置。 - 【請求項3】請求項2において、 前記支持装置はスタビライザを支持する複数の支持具か
らなり、各支持具はケーシング上に分散配置されること
を特徴とする拡底バケットの支持装置。 - 【請求項4】請求項2または3において、 前記支持具はスタビライザの半径方向の移動を防止する
係止手段を有することを特徴とする拡底バケットの支持
装置。 - 【請求項5】請求項2から4までのいずれかにおいて、 前記支持具はケーシングの上縁に着脱自在に嵌合する取
付溝を有することを特徴とする拡底バケットの支持装
置。 - 【請求項6】請求項2から5までのいずれかにおいて、 前記支持具は、ケーシングの内部のスタビライザ支持位
置とスタビライザに干渉しない退避位置との間で変位可
能な構造を有することを特徴とする拡底バケットの支持
装置。 - 【請求項7】請求項2から7までのいずれかの拡底バケ
ットの支持装置を有することを特徴とするケーシング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10368032A JP2000192770A (ja) | 1998-12-24 | 1998-12-24 | 拡底バケットの支持方法と拡底バケットの支持装置とケーシング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10368032A JP2000192770A (ja) | 1998-12-24 | 1998-12-24 | 拡底バケットの支持方法と拡底バケットの支持装置とケーシング |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000192770A true JP2000192770A (ja) | 2000-07-11 |
Family
ID=18490810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10368032A Pending JP2000192770A (ja) | 1998-12-24 | 1998-12-24 | 拡底バケットの支持方法と拡底バケットの支持装置とケーシング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000192770A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010031633A (ja) * | 2008-06-24 | 2010-02-12 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | 拡底バケット用スタンド |
-
1998
- 1998-12-24 JP JP10368032A patent/JP2000192770A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010031633A (ja) * | 2008-06-24 | 2010-02-12 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | 拡底バケット用スタンド |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051020 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060302 |