JP2000192533A - 開閉溝蓋構造 - Google Patents

開閉溝蓋構造

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JP2000192533A
JP2000192533A JP10370525A JP37052598A JP2000192533A JP 2000192533 A JP2000192533 A JP 2000192533A JP 10370525 A JP10370525 A JP 10370525A JP 37052598 A JP37052598 A JP 37052598A JP 2000192533 A JP2000192533 A JP 2000192533A
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Japan
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arm
lid
opening
lid body
closing
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Application number
JP10370525A
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English (en)
Inventor
Shozo Ishida
昭三 石田
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Ishida Iron Works Co Ltd
Original Assignee
Ishida Iron Works Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溝蓋の開閉作業を容易にし、かつ安全に行う
ことができる開閉溝蓋構造を提供する。 【解決手段】 枠体20に対し蓋本体10が軸部15を
介して開閉自在に構成された溝蓋Mであって、前記枠体
と蓋本体との間に、枠体の下部に一端が軸支された第一
アーム30と、前記蓋本体の下部に一端が軸支された第
二アーム35と、前記第一アームと第二アームの各他端
を支持しかつ前記蓋本体の荷重によって開かない程度の
付勢力を有するバネ体40とからなるバネ機構体Sを設
けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は溝蓋の開閉構造に
関し、特には枠体に対し溝蓋本体が軸部を介して開閉自
在に構成された開閉溝蓋構造に関する。
【0002】
【従来の技術】側溝や暗渠等の水路上部に取り付けられ
る溝蓋は、水路の点検、清掃あるいは雪の多い地域では
雪捨ておよび水流変更などのために、開閉自在に構成さ
れている。この種溝蓋は強度及び耐久性の要請から重量
のある金属製よりなりものであるから、その開閉は成人
男子でも力を要しかつ危険を伴う作業である。開閉が頻
繁に行われる例えば流雪溝の溝蓋などにあっては、この
開閉作業を容易に行うために、枠体に対し溝蓋本体が軸
部を介して開閉自在に構成されたものが多用されてい
る。
【0003】しかしながら、蓋体が軸回動可能に構成さ
れているとしても、その開閉は重量があり容易ではな
い。なかでも、流雪溝などの溝蓋の開閉は、地域の住民
である老人や婦人の手によってなされることも多く、こ
の溝蓋の開閉を簡単容易に行える構造が熱望されてい
る。もちろん、このような流雪溝ばかりでなく、通常の
排水溝や用水溝等の溝蓋にあっても、開閉が容易に行え
ることが望ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明はこのような
要請に応えて提案されたものであって、溝蓋の開閉作業
を容易にし、かつ安全に行うことができる開閉溝蓋構造
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1の発
明は、枠体に対し蓋本体が軸部を介して開閉自在に構成
された溝蓋であって、前記枠体と蓋本体との間に、枠体
の下部に一端が軸支された第一アームと、前記蓋本体の
下部に一端が軸支された第二アームと、前記第一アーム
と第二アームの各他端を支持しかつ前記蓋本体の荷重に
よって開かない程度の付勢力を有するバネ体とからなる
バネ機構体を設けたことを特徴とする開閉溝蓋構造に係
る。
【0006】また、請求項2の発明は、請求項1におい
て蓋本体が二分割されその各部において外側へ開くよう
に構成されている開閉溝蓋構造に係る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に従ってこの考案
を詳細に説明する。図1はこの発明の一実施例を示す開
閉溝蓋構造の全体上面図、図2はその蓋本体を開いた状
態を表す断面図、図3は蓋本体の閉状態を表す要部の断
面図、図4は同じく蓋本体の開状態を表す要部の断面
図、図5は図4の矢印符号5の矢視図である。
【0008】この発明は、図1及び図2に示したよう
に、枠体20に対し蓋本体10が軸部15を介して開閉
自在に構成された溝蓋Mであって、枠体20と蓋本体1
0との間に、第一アーム30と第二アーム35とバネ体
40とからなるバネ機構体Sを設けたものである。
【0009】この実施例の溝蓋Mにあっては、請求項2
の発明として規定したように、枠体20に対し蓋本体1
0が二分割されており、その各部10A,10Bにおい
てそれぞれ外方に開くように構成されている。この例の
ようないわゆる観音開きタイプにあっては、分割された
分だけ蓋本体部分10A,10Bの荷重を軽くできその
開閉操作が容易となるとともに、より大きな溝開口を形
成することができる利点がある。なお、蓋本体部分10
A,10Bに適用されるこの発明構造は同様であるの
で、以下の説明では一方についてのみ説明する。
【0010】蓋本体10は従来公知の構成よりなり、基
本的には、桟状に複数並設されたベアリングバー11に
ねじり棒12が直交状に溶接固定されて格子状に形成さ
れてなるものである。なお、図1の符号19は開閉用把
手で、該当部分のベアリングバーが切除されて、握りや
すい丸棒が溶接固定されてなる。
【0011】枠体20は前記蓋本体10を囲むもので、
通常は図のような四辺形状に形成されている。枠体20
の端部に沿って軸部15が設けられていて、蓋本体10
は該軸部15を介して開閉自在に構成される。図1の符
号16は軸部15の端ナットである。
【0012】この発明構造にあっては、図示のように前
記蓋本体10の端部側の略中央部分に以下述べるような
バネ機構体Sが設けられる。なお、図示の実施例のよう
な二枚の蓋本体部分10A,10Bを有する場合には、
それぞれに設置される。単一の蓋本体を有する場合に
は、前記した軸部15側の端部に設置されることはいう
までもない。
【0013】バネ機構体Sは、図3ないし図5からよく
理解されるように、第一アーム30と第二アーム35と
バネ体40とからなる。第一アーム30はその一端30
aが枠体20の下部に軸支されている。この例では、枠
体20の下部に延長板21を取付具(ボルトナット)2
2で連接して、該延長板21に固着されたブラケット3
1に第一アーム30の一端30aが軸着されている。符
号32は軸支部である。
【0014】第二アーム35はその一端35aが蓋本体
10の下部に軸支されている。この例では、蓋本体10
のベアリングバー11の下部に溶接固定された取付板1
8に固着されたブラケット36に第二アーム35の一端
35aが軸着されている。符号37は軸支部である。
【0015】バネ体40は、図5に図示したように、芯
体41に巻着されたコイルスプリング40Aよりなり、
前記第一アーム30と第二アーム35の各他端30b、
35bを支持している。符号42a,42bは芯体41
と第一アーム30及び第二アーム35との各軸支部、4
3a,43bはコイルスプリング40Aの端部と第一ア
ーム30及び第二アーム35との固定部である。コイル
スプリング40Aよりなるバネ体40は、前記蓋本体1
0の荷重によって開かない程度の付勢力を有するもの
で、常時は該蓋本体10を閉状態にしている。
【0016】上の構成よりなるこの発明の開閉溝蓋構造
は、通常の状態にあっては、図3のように、バネ体40
の付勢力が蓋本体10の荷重より大きくないものである
から、該蓋本体10を閉状態にしている。一方、蓋本体
10を開くときには、図4のように、バネ体40の付勢
力が働き蓋本体10の荷重を低減して軽く開くことがで
きる。また、作業完了後に蓋本体10を閉じるときは、
同様にバネ体40の付勢力が働くので蓋本体10の荷重
を低減して軽くゆっくりと閉じることができる。
【0017】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明に
よれば、バネ体の付勢力によって溝蓋の開閉時における
溝蓋荷重を軽減し、その開閉作業を容易にかつ安全に行
うことができる。また、蓋本体を開放状態にして作業を
する場合にも、蓋本体にはバネ体40の付勢力が働いて
いるので、接触して不意に倒れたりすることもなくな
り、安全に作業を行うことが可能となる。
【0018】また、請求項2の発明によれば、蓋本体が
二分割されその各部において外側へ開くように構成され
ているため、蓋本体の重量が各部に分散されると共に蓋
本体の回転半径が小さくなり開閉の作業がより一層効率
良く安全に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す開閉溝蓋構造の全体
上面図である
【図2】図1の蓋本体を開いた状態を表す断面図であ
る。
【図3】蓋本体の閉状態を表す要部の断面図である。
【図4】同じく蓋本体の開状態を表す要部の断面図であ
る。
【図5】図4の矢印符号5の矢視図である。
【符号の説明】
10 蓋本体 10A,10B 蓋本体部分 15 軸部 20 枠体 30 第一アーム 35 第二アーム 40 バネ体 S バネ機構体 M 溝蓋

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体に対し蓋本体が軸部を介して開閉自
    在に構成された溝蓋であって、 前記枠体と蓋本体との間に、枠体の下部に一端が軸支さ
    れた第一アームと、前記蓋本体の下部に一端が軸支され
    た第二アームと、前記第一アームと第二アームの各他端
    を支持しかつ前記蓋本体の荷重によって開かない程度の
    付勢力を有するバネ体とからなるバネ機構体を設けたこ
    とを特徴とする開閉溝蓋構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、蓋本体が二分割され
    その各部において外側へ開くように構成されている開閉
    溝蓋構造。
JP10370525A 1998-12-25 1998-12-25 開閉溝蓋構造 Pending JP2000192533A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007186975A (ja) * 2005-12-13 2007-07-26 Daikure Co Ltd 開閉蓋
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