JP2000192425A - オ―バ―ブリッジ - Google Patents

オ―バ―ブリッジ

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JP2000192425A
JP2000192425A JP37180698A JP37180698A JP2000192425A JP 2000192425 A JP2000192425 A JP 2000192425A JP 37180698 A JP37180698 A JP 37180698A JP 37180698 A JP37180698 A JP 37180698A JP 2000192425 A JP2000192425 A JP 2000192425A
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overbridge
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JP37180698A
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Setsuo Iwata
節雄 岩田
Susumu Matsuno
松野  進
Hisahiro Yoneda
尚弘 米田
Hiroshi Tano
博 田野
Hideji Shirai
秀治 白井
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Hitachi Zosen Corp
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Hitachi Zosen Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オーバーブリッジでは多くの橋脚が必要とな
り、施工が大がかりで工費が高くなる。また、支持梁を
鋼製の箱型根太を格子状に配置すると、材料費が高くな
り、既設道路部分で支持梁を途切らなければならない場
合では、支持梁全体の剛性が低下する。 【解決手段】 床版部11の自重および車両39荷重
は、床版部11からコンクリートアンカー12に伝達さ
れ、コンクリートアンカー12間に張設されたPC鋼線
14で圧縮反力を引張軸力として受け持つので橋脚が不
要になり、施工費用を低減させることができ、構造が簡
単なので工期を短縮させることができる。また、軸力を
一旦コンクリートアンカー12で受けるので、集中荷重
を分散でき、この分散した荷重をPC鋼線14によって
受け持つよう構成したので、一本のPC鋼線14の径を
細くすることができ、工費の低減を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、既設の道
路を跨ぐように設けるオーバーブリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、道路を新設するような場合、既
設の道路と交叉しないよう、その既設の道路を跨ぐよう
にオーバーブリッジが用いられる場合がある。ここで、
従来のオーバーブリッジを、図18〜図21に示す。
【0003】まず、図18および図19に示すオーバー
ブリッジ1は、通常の地盤2の場合に用いられるもの
で、複数本の杭基礎材3を岩盤まで打ち込み、杭基礎材
3上に土台となるフーチング4を設け、このフーチング
4に橋脚5を立設し、これら橋脚5間に橋桁6を懸架す
るように設置されたものである。そして、このオーバー
ブリッジ1によれば、杭基礎材3を岩盤まで打ち込むの
で、不等沈下などの不都合を防止することができ、信頼
性も高くなる。
【0004】図18および図20に示すものは、特に軟
弱地盤2の場合に用いられるオーバーブリッジ1で、地
盤2に、軽量な鋼製の箱型根太7を格子状に配置するこ
とで支持梁8を構成して埋め込み、この支持梁8に所定
間隔置きに橋脚5を立設し、これら橋脚5間に橋桁6を
懸架するものである。そして、これら橋脚5によって橋
桁6の撓みを防止し、また、格子状の支持梁8によって
地盤2反力を得られるので、軟弱地盤2であっても、上
記と同様に不等沈下などの不都合を防止することがで
き、信頼性も高いものとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図18およ
び図19示すオーバーブリッジ1では、不等沈下などに
対する信頼性は高いが、例えば杭基礎材3は、その間隔
が20m置きに必要であり、多くの橋脚5も必要とな
る。従って、施工が大がかりとなり、工費が高くなると
いった課題を有していた。
【0006】また、図18および図20に示すオーバー
ブリッジ1は、地盤2の状態に関わらず設置可能なた
め、上記オーバーブリッジ1と同様に信頼性は高い。し
かし、支持梁8を、鋼製の箱型根太7を格子状に配置し
なければならないので、材料費が高くなる。加えて、図
21に示すように、既設道路9部分で支持梁8を途切ら
なければならない場合では、支持梁8全体の剛性が低下
することがあった。
【0007】そこで、本発明は、上記課題を解決し得る
オーバーブリッジの提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明における課題解決
手段は、跨がれる道路の両側に配置されるとともに湾曲
した床版部の各端部を支持する支持部材が設けられ、こ
れら支持部材間に、前記床版部から支持部材に働く圧縮
軸力を受け持つ複数本の鋼線材が張設されている。
【0009】この構成によれば、支持部材間に張設され
た鋼線材が床版部から支持部材に働く圧縮軸力を受け持
つので、道路同士を立体的に交叉させる際に、橋脚をは
省くことができ、工費の低減を図ることができる。
【0010】また、鋼線材の下部に、鋼線の沈下を防止
するための沈下防止部材が設けられたことによれば、橋
脚をは省くことができるとともに鋼線材および床版部の
沈下を防止することができる。
【0011】また、鋼線材の途中に基礎部材が配置さ
れ、この基礎部材と床版部との間に、床版部の上下方向
の振動を抑制する振動抑制装置が設けられ、振動抑制装
置にオイルダンパーを有したことによれば、床版部に上
下方向の振動を発生するような荷重が働いた場合に、振
動抑制装置、すなわちオイルダンパーの伸縮によって床
版部に上下方向の振動を抑制することができる。
【0012】また、床版部に、その撓みを抑制する撓み
抑制装置が取付けられ、撓み抑制装置として、床版部に
水平方向に取付けられたオイルダンパーが用いられた構
成によれば、床版部に撓みを発生させる荷重が働いた場
合に、撓み抑制装置、すなわちオイルダンパーが水平方
向に伸縮して床版部の撓みを抑制することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。まず、本発明の実施の第一形態を
図1〜図10に基づいて説明する。本発明の実施の第一
形態に係るオーバーブリッジ1は、跨がれる道路(以下
「既設道路」という)9に別の道路10を立体的に交叉
させるために施工されるオーバーブリッジ1である。
【0014】図1に示すように、このオーバーブリッジ
1は、アーチ型に湾曲して形成された床版部(鋼床版が
用いられる)11の各端部11aを支持する鉄筋コンク
リート製の支持部材(以下「コンクリートアンカー」と
いう)12が、既設道路9の両側に配置され、これらコ
ンクリートアンカー12間に、前記床版部11からコン
クリートアンカー12を介して働く圧縮軸力を受け持
つ、すなわち、コンクリートアンカー12同士が離れる
のを防止するための複数本の鋼線材(以下「PC鋼線」
という)14が張設されたものである。
【0015】次に、図2に基づいて、前記コンクリート
アンカー12の説明をする。これは、図に示すように断
面が略三角形状に形成され、前記床版部11の端部11
aを支持して地盤2上に露出する第一支持部15および
PC鋼線14を支持して地盤2下に埋設される第二支持
部16とを有している。
【0016】前記第一支持部15の端部は、円弧状に切
り欠かれた凹面部17が形成され、この凹面部17に
は、図3に示すような複数個の合成ゴム製、あるいは鋼
板製の圧力伝達ブロック18がボルト19を介して固定
され、凹面部17の下面には支承20が配置され、この
第一支持部15で架設時の床版部11の荷重の一部を受
け持つ。
【0017】また、このコンクリートアンカー12に
は、地盤2からの反力を考慮して、曲げモーメントに対
する曲げ補強配筋21が埋設され、この曲げ補強配筋2
1には、図4および図5に示すように、ねじ節鉄筋が用
いられ、床版部11の端部11a、アンカー連結ブロッ
ク22にナット23で連結されている。このアンカー連
結ブロック22を設けるのは、例えば地震時に床版部1
1とコンクリートアンカー12との離脱を防止するため
である。このアンカー連結ブロック22には、床版部1
1側に突出する突起24が複数個形成され、コンクリー
トアンカー12と突起24とがピン25を介して連結さ
れている。
【0018】また、床版部11からの圧縮軸力と前記P
C鋼線14の引張荷重との間に、剪断力に対する剪断補
強配筋26が埋設されている。
【0019】前記PC鋼線14は、第二支持部16に形
成したシース貫通孔27を通して端部が定着金具に取付
けられるもので、第二支持部16にはシース貫通孔27
付近まで前記剪断補強配筋26が延設され、第二支持部
16の圧縮に対するPC補強配筋28が施されている。
【0020】そして、この第二支持部16に隣接して作
業穴29が形成され、この作業穴29には、PC鋼線1
4を所定の軸力になるように引張るためのセンターホー
ルジャッキ30が内装されている。
【0021】上記のような構成の一対のコンクリートア
ンカー12によって床版部11が支持され、構造力学的
にタイドアーチ式の構造物を構成している。
【0022】なお、上記構成のオーバーブリッジ1にお
いて、図6の線形において、水平反力H0および垂直反
力V0は、次式で表される。
【0023】H0={sin2θ0-sin2φ-2・cosθ00・s
inθ0+cosθ0-φ・sinφ-cosφ)}P/2(θ0-3・cosθ0
・sinθ0+2・θ0cos2θ0) V0=(sinθ0+sinφ)P/2・sinθ0 但し、x=R(sinθ0-sinθ),y=R(cosθ-cosθ0),
P:荷重,R:半径、床版部11のI(剛性)は一定と
する。
【0024】例えば、オーバーブリッジ1の幅を16m、
コンクリートアンカー12(スロープ)の長さを20m、
平均高さを2mとすると、1個のコンクリートアンカー1
2の面積Aおよび重量Wは、 A=16×20=320m2 W=2×16×20×0.5×2.3=736tf となるが、これは一例であって、コンクリートアンカー
12の面積Aおよび重量Wは、床版部11から働く荷重
の大きさおよび地盤2の支持力の程度によって決定され
ることは勿論である。例えば、軟弱地盤2の場合は、コ
ンクリートアンカー12の面積Aを大きくするように設
計する。
【0025】次に、図7〜図10に基づいて、オーバー
ブリッジ1の施工順序を説明する。 (1)図7に示すように、コンクリートアンカー12を設
ける部分の掘削31を行うとともにPC鋼線14を既設
道路9下に敷設する。このコンクリートアンカー12
は、オーバーブリッジ1のスロープ部として用いられ
る。 (2)図8に示すように、敷設したPC鋼線14の両端部
にコンクリートアンカー12を打設する。このとき、P
C鋼線14は、コンクリートアンカー12の第二支持部
16に設けた定着金具32を用いて固定する。また、コ
ンクリートアンカー12には、上記のような曲げ補強配
筋21、剪断補強配筋26、PC補強配筋28を埋設し
てコンクリートを養生し、センターホールジャッキ30
を駆動してPC鋼線14を引張る。なお、各PC鋼線1
4は、錆止めのために合成樹脂(図示せず)などによっ
て被覆されている。 (3)図9に示すように、両側から支保工33を施工し、
床版部11となるブロック34を設置して、隣り合うブ
ロック34同士をボルトにて連結する。なお、同図に示
すように、支保工33の代わりに、油圧ジャッキ35な
どを用いてブロック34を所定の高さに設置するように
してもよい。また、最もコンクリートアンカー12側の
ブロック34とコンクリートアンカー12とは、ピン2
5を介して連結する。 (4)図10に示すように、ブロック34同士を連結して
床版部11を施工した後、支保工33あるいは油圧ジャ
ッキ35を取り外し、コンクリートアンカー12に新設
の道路37との擦りつけのための舗装38を行う。
【0026】このような構成のオーバーブリッジ1によ
れば、床版部11の自重および車両39荷重は、床版部
11を圧縮軸力材としてコンクリートアンカー12に伝
達される。この軸力は、コンクリートアンカー12間に
張設されたPC鋼線14によって床版部11の圧縮反力
を引張軸力としてセルフバランス的に受け持たせる。
【0027】このように、床版部11に働く軸力をコン
クリートアンカー12間に張設した複数本のPC鋼線1
4によって受け持つことで、橋脚5が不要になり、施工
費用を低減させることができるとともに、構造が簡単な
ので工期を短縮させることができる。また、橋脚を廃止
できるので、景観的にも優れる。
【0028】さらに、軸力を一旦コンクリートアンカー
12で受けるので、集中荷重を分散でき、この分散した
荷重をPC鋼線14によって受け持つよう構成したの
で、一本のPC鋼線14の径を細くすることができ、こ
の面でも工費の低減を図ることができる。
【0029】次に、図11〜図13に基づいて、本発明
の実施の第二形態を説明する。本発明の実施の第二形態
に係るオーバーブリッジ1は、軟弱地盤2の場合に適し
ており、PC鋼線14に地盤2反力を分担させるよう
に、これをメンブレン的に構成したものである。コンク
リートアンカー12の構成および床版部11の構成並び
にその取付け部分の構成は、上記実施の第一形態と同様
であるのでその説明を省略する。
【0030】そして、PC鋼線14の沈下すなわち、床
版部11の沈下を防止するために、コンクリートアンカ
ー12側である端部41が実施の第一形態に比べて深い
位置に埋設され、この部分から所定の角度φで上方へ傾
斜して、中央部分42が水平に配置されている。そし
て、PC鋼線14の傾斜部分43の下側には、コンクリ
ート製の複数の枕木(沈下防止部材の一例)44が設け
られ、これら枕木44の下側には砂利基礎45が敷設さ
れ、前記枕木44の上面には、各PC鋼線14が整然と
配置されるよう複数の設置溝46が形成されている。
【0031】上記構成において、床版部11の自重や荷
重によってオーバーブリッジ1が沈下する力が働いた場
合、床版部11に働く軸力をコンクリートアンカー12
間に張設した複数本のPC鋼線14によって受け持って
いるので、PC鋼線14が枕木44を介して砂利基礎4
5に食い込むように力が働き、PC鋼線14全体でメン
ブレン的な機能を果たし、軟弱地盤2であっても沈下を
防止できる。他の作用効果は、上記実施の第一形態と同
様である。
【0032】次に、本発明の実施の第三形態を、図14
〜図16に基づいて説明する。本発明の実施の第三形態
に係るオーバーブリッジ1は、複数本のPC鋼線14の
途中にこれを挿通するシース孔50aを有したコンクリ
ート製の基礎部材50が所定間隔を置いて埋設配置さ
れ、この基礎部材50と床版部11の下面との間に、床
版部11の上下方向の振動を抑制するオイルダンパー5
1(振動抑制装置の一例)51が設けられたものであ
る。このオイルダンパー51は、図では各基礎部材50
に2個づつ設けられている。
【0033】そして、この各オイルダンパー51の基部
53は、基礎部材50の上面に設置された円盤状の台座
54を介して基礎部材50にボルト19止めされ、各オ
イルダンパー51のロッド55の上面には、弾性的に伸
縮可能な緩衝材(例えば合成ゴムが用いられる)56が
取付けられ、この緩衝材56と床版部11の下面とは鋼
板57を介して取付けられている。
【0034】コンクリートアンカー12の構成および床
版部11の構成並びにその取付け部分の構成は、上記実
施の第一形態と同様であるのでその説明を省略する。
【0035】上記構成において、床版部11に上下方向
の振動を発生させるような荷重が働いた場合、オイルダ
ンパー51および緩衝材56が伸縮し、これを抑制す
る。他の作用効果は、上記実施の第一形態と同様である
ので省略する。
【0036】次に、図17に基づいて、本発明の実施の
第四形態を説明する。本発明の実施の第四形態に係るオ
ーバーブリッジ1は、床版部11の裏面に、床版部11
の撓みを抑制するために水平方向にオイルダンパー(撓
み抑制装置の一例)52が取付けられたものである。な
お、このオイルダンパー52の両端部は、支持金具60
を介して床版部11の裏面に取付けられている。コンク
リートアンカー12の構成および床版部11の構成並び
にその取付け部分の構成は、上記実施の第一形態と同様
であるのでその説明を省略する。
【0037】上記構成において、床版部11に、これが
撓む方向の振動を発生させるような荷重が働いた場合、
オイルダンパー52が伸縮し、これを抑制する。他の作
用効果は、上記実施の第一形態と同様であるので省略す
る。
【0038】なお、上記各実施の形態において、床版部
には鋼床版を用いたが、これに限定されるものではな
く、通常の地盤2の場合は、床版部は圧縮強度の大きい
コンクリート製にしてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明
は、跨がれる道路の両側に配置されるとともに湾曲した
床版部の各端部を支持する支持部材が設けられ、これら
支持部材間に、前記床版部から支持部材に働く圧縮軸力
を受け持つ複数本の鋼線材が張設されたので、支持部材
間に張設された鋼線材が床版部から支持部材に働く圧縮
軸力を受け持つことで、道路同士を立体的に交叉させる
際に、橋脚をは省くことができるので、工費の低減を図
ることができ、構造が簡単となるため工期を短縮させる
ことができる。さらに、橋脚を廃止できるので景観的に
も優れる。
【0040】また、床版部に働く軸力を一旦支持部材で
受けるので、集中荷重を分散でき、この分散した荷重を
鋼線材によって受け持つので、一本の鋼線材の径を細く
することができ、材料費の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第一形態を示すオーバーブリッ
ジの全体構成を示す斜視図である。
【図2】同じくコンクリートアンカーの構造を示す断面
図である。
【図3】同じく圧力伝達ブロックの斜視図である。
【図4】同じく曲げ補強配筋部分の斜視図である。
【図5】同じく床版部とコンクリートアンカーの取付け
部分を示す斜視図である。
【図6】同じく端部反力を求める際の線形図である。
【図7】同じく施工の第一段階を示す側面図である。
【図8】同じく施工の第二段階を示す側面図である。
【図9】同じく施工の第三段階を示す側面図である。
【図10】同じく施工の第四段階を示す側面図である。
【図11】本発明の実施の第二形態を示すオーバーブリ
ッジの全体構造を示す斜視図である。
【図12】同じく側面図である。
【図13】同じく枕木にPC鋼線を載置した状態の拡大
斜視図である。
【図14】本発明の実施の第三形態を示すオーバーブリ
ッジの全体構造を示す斜視図である。
【図15】同じく基礎部材の構成を示す斜視図である。
【図16】同じく振動抑制装置としてのオイルダンパー
の構成を示す側面図である。
【図17】本発明の実施の第四形態を示すオーバーブリ
ッジの全体構造を示す側面図である。
【図18】従来のオーバーブリッジの全体構造を示す斜
視図である。
【図19】同じく従来例を示すオーバーブリッジの要部
拡大斜視図である。
【図20】別の従来例を示すオーバーブリッジの要部拡
大斜視図である。
【図21】同じく全体構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 オーバーブリッジ 2 地盤 9 既設道路 10 別の道路 11 床版部 12 コンクリートアンカー 14 PC鋼線 15 第一支持部 16 第二支持部 21 曲げ補強配筋 22 アンカー連結ブロック 25 ピン 26 剪断補強配筋 28 PC補強配筋 29 作業穴 30 センターホールジャッキ 44 枕木 46 設置溝 45 砂利基礎 50 基礎部材 51 オイルダンパー 53 オイルダンパーの基部 54 台座 55 ロッド 56 緩衝材 52 オイルダンパー 60 支持金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米田 尚弘 大阪府大阪市住之江区南港北1丁目7番89 号 日立造船株式会社内 (72)発明者 田野 博 大阪府大阪市住之江区南港北1丁目7番89 号 日立造船株式会社内 (72)発明者 白井 秀治 大阪府大阪市住之江区南港北1丁目7番89 号 日立造船株式会社内 Fターム(参考) 2D059 BB37 GG13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路同士を立体的に交叉させるためのオ
    ーバーブリッジであって、跨がれる道路の両側に配置さ
    れるとともに湾曲した床版部の各端部を支持する支持部
    材が設けられ、これら支持部材間に、前記床版部から支
    持部材に働く圧縮軸力を受け持つ複数本の鋼線材が張設
    されたことを特徴とするオーバーブリッジ。
  2. 【請求項2】 鋼線材の下部に、鋼線の沈下を防止する
    ための沈下防止部材が設けられたことを特徴とする請求
    項1記載のオーバーブリッジ。
  3. 【請求項3】 鋼線材の途中に基礎部材が配置され、こ
    の基礎部材と床版部との間に、床版部の上下方向の振動
    を抑制する振動抑制装置が設けられたことを特徴とする
    請求項1または請求項2記載のオーバーブリッジ。
  4. 【請求項4】 振動抑制装置にオイルダンパーを有した
    ことを特徴とする請求項3記載のオーバーブリッジ。
  5. 【請求項5】 床版部に、その撓みを抑制する撓み抑制
    装置が取付けられたことを特徴とする請求項1〜請求項
    4の何れかに記載のオーバーブリッジ。
  6. 【請求項6】 撓み抑制装置として、床版部に水平方向
    に取付けられたオイルダンパーが用いられたことを特徴
    とする請求項5記載のオーバーブリッジ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103306188A (zh) * 2013-06-26 2013-09-18 左红 组合天桥及其架设方法
CN108193591A (zh) * 2017-12-30 2018-06-22 贵阳铝镁设计研究院有限公司 一种伸展式带反沿的铝合金人行天桥钢桥墩

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