JP2000190903A - 物品の箱詰方法 - Google Patents

物品の箱詰方法

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JP2000190903A JP10369337A JP36933798A JP2000190903A JP 2000190903 A JP2000190903 A JP 2000190903A JP 10369337 A JP10369337 A JP 10369337A JP 36933798 A JP36933798 A JP 36933798A JP 2000190903 A JP2000190903 A JP 2000190903A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直交状態に組み合わされた第1,第2中仕切
板(13)(15)によって縦横に区画された包装箱(18)内に、
物品(21)(21)を収容する物品の箱詰方法に於いて、柔軟
な物品(21)(21)を箱詰めする場合でも、各中仕切板の組
み合わせ作業が容易に行えるようにする。 【解決手段】 前記第1中仕切板(13)を水平面上に鉛直
姿勢に保持する第1中仕切板保持工程と、前記第1中仕
切板(13)の表裏に沿う態様で前記第1差込用スリット(1
4)より下の領域に下段の物品(21)(21)を供給する下段物
品群供給工程と、該工程後に前記第1差込用スリット(1
4)に前記第2中仕切板(15)を差し込む中仕切板差込工程
と、該工程後に前記第1中仕切板(13)の表裏に沿う態様
で前記第2中仕切板(15)上へ物品(21)(21)を積み重ねる
物品集積工程と、前記第2中仕切板(15)の上下に位置す
る物品(21)(21)群を前記第1,第2中仕切板(13)(15)と
共に包装箱(18)に収容する収容工程とを具備すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品の箱詰方法、
特に、箱詰めする複数の物品を井桁状等に組み合わせた
中仕切板相互間の区画室内に収容した状態で包装箱内に
箱詰めする物品の箱詰方法に関するもので、中仕切板を
組み合わせる作業が円滑に行えるようにしたものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の箱詰方法の概略を説明す
る図面である。この箱詰方法では、先ず、間隔(23)(23)
を置いて横一列に並べられた第1段目の物品(21)(21)を
テーブル(11)上に載置し、該第1段目の物品(21)(21)上
に第2中仕切板(15)を水平姿勢で載置する。このとき、
第2中仕切板(15)の側辺から切り込まれた第2差込用ス
リット(16)(16)を、横方向に隣接する物品(21)(21)相互
の間隔(23)(23)の部分に上方から合致させた状態にす
る。
【0003】次に、上記第2中仕切板(15)の上に第2段
目の物品(21)(21)を、前記第1段目の物品(21)(21)と同
じ配列態様で載置し、更に該第2段目の物品(21)(21)上
に二枚目の第2中仕切板(15)を載置する。このように、
横に並べられた物品(21)(21)を複数段に重ねると共に、
間隔(23)(23)を置いて横に並べられた物品(21)(21)の各
段の間に、第2中仕切板(15)(15)が挟み込まれた状態に
する。
【0004】次に、上記第2中仕切板(15)(15)に対して
井桁状に組み合わせる第1中仕切板(13)(13)を間隔(23)
(23)の部分に差し込む。そして、この差込時には、第1
中仕切板(13)の側辺から切り込まれた第1差込用スリッ
ト(14)を、第2中仕切板(15)の第2差込スリット(16)(1
6)部分に噛み合わせる。すると、第1中仕切板(13)(13)
と第2中仕切板(15)(15)が井桁状に組み合わされると共
に、これらで区画された区画室内に物品(21)(21)が収容
された状態になる。そして、上記物品(21)(21)を第1,
第2中仕切板(13)(13)(15)(15)と共に包装箱(18)内に押
し込むとと共に、該包装箱(18)の蓋(19)(19)を閉じる
と、箱詰作業が完了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の物品の箱詰方法では、例えば袋詰めされた液状洗剤
等のように柔軟な物品(21)(21)を、第1,第2中仕切板
(13)(13)(15)(15)の相互間の区画室に密に収容した状態
で箱詰めする場合には、物品(21)(21)の積み重ね段数が
増加するに従って、下段の各物品(21)(21)が圧縮扁平化
され、これにより、横方向に隣接する各物品(21)(21)が
相互に密着して上記横間隔(23)(23)が消失する。従っ
て、かかる場合は、横方向に隣接する物品(21)(21)の間
に第1中仕切板(13)(13)を大きな力で圧入する必要があ
り、該第1中仕切板(13)(13)の差込み作業が円滑に行え
ない。
【0006】本発明は係る点に鑑みてなされたもので、
『第1中仕切板(13)と、これの周縁に開放する第1差込
用スリット(14)に差し込まれた第2中仕切板(15)とによ
って、縦横に区画された包装箱(18)内に物品(21)(21)を
収容する物品の箱詰方法』に於いて、袋詰めされた液状
洗剤のように柔軟な物品(21)(21)を箱詰めする場合で
も、各中仕切板の組み合わせ作業が容易に行えるように
することをその課題とする。
【0007】〈1項〉
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為の
本発明の技術的手段は、『前記第1中仕切板(13)を水平
面上に鉛直姿勢に保持する第1中仕切板保持工程と、前
記第1中仕切板(13)の表裏に沿う態様で前記第1差込用
スリット(14)より下の領域に下段の物品(21)(21)を供給
する下段物品群供給工程と、前記下段物品群供給工程後
に、前記第1差込用スリット(14)に前記第2中仕切板(1
5)を水平姿勢で差し込む中仕切板差込工程と、前記中仕
切板差込工程後に、前記第1中仕切板(13)の表裏に沿う
態様で前記第2中仕切板(15)上へ物品(21)(21)を積み重
ねる物品集積工程と、前記第2中仕切板(15)の上下に位
置する物品(21)(21)群を前記第1,第2中仕切板(13)(1
5)と共に包装箱(18)に収容する収容工程とを具備する』
ことである。
【0009】上記技術的手段によれば、水平面上で鉛直
姿勢に保持された第1中仕切板(13)の差込用スリットよ
り下方に下段の物品(21)(21)を供給すると共に、該物品
(21)(21)を上記中仕切板(13)の表裏に沿わせた状態にセ
ットする。すると、横方向に隣接する物品(21)(21)の間
に対して前記第1中仕切板(13)の下部が鉛直姿勢で差し
込まれた状態になる。
【0010】次に、前記第1中仕切板(13)の周縁に開放
する第1差込用スリット(14)(下段の物品(21)(21)の上
方に露出している)に対して水平方向の第2中仕切板(1
5)を差し込む中仕切板差込工程を実行し、これにより、
第1,第2中仕切板(13)(15)を結合させる。この場合、
上記物品(21)(21)群の上方空間で第2中仕切板(15)の差
込作業が行えるから、該第2中仕切板(15)の上面側には
物品(21)(21)が存在しない。よって、物品(21)(21)相互
の狭い間隙に中仕切板を差し込む場合に比べて、前記第
2中仕切板(15)の差し込み作業が円滑に行える。
【0011】次に、第2中仕切板(15)上に上段の物品(2
1)(21)を積み重ねる物品集積工程を実行すると、下段の
物品(21)(21)群の上に第2中仕切板(15)を介して上段の
物品(21)(21)群が集積された状態になる。そして、下段
及び上段の物品(21)(21)群を前記第1,第2中仕切板(1
3)(15)と共に包装箱(18)に収容する収容工程を実行する
と、包装箱(18)への物品(21)(21)の箱詰作業が完了す
る。
【0012】
【発明の効果】本発明は、上記構成であるから次の特有
の効果を有する。下段の物品(21)(21)群の上方空間で第
2中仕切板(15)の差込作業が行えるから、物品(21)(21)
の相互の狭い間隔部に中仕切板を差し込む場合に比べて
前記第2中仕切板(15)を円滑に差し込むことができ、物
品(21)(21)の箱詰作業を円滑に進行させることができ
る。
【0013】〈2項〉前記1項において、『前記下段の
物品(21)(21)群の積み重ね方向の高さ未満の距離だけ前
記第1中仕切板(13)を持ち上げる中仕切板持ち上げ工程
を、前記下段物品群供給工程の次に実行し、前記中仕切
板持ち上げ工程の次に、前記第2中仕切板(15)の下面が
前記下段の物品(21)(21)に当接するまで該第2中仕切板
(15)と前記第1中仕切板(13)を一体的に降下させる降下
工程を実行し、前記降下工程後に前記物品集積工程を実
行する』ものでは次の作用効果が得られる。
【0014】即ち、下段物品群供給工程に続けて第1中
仕切板(13)を持ち上げる中仕切板持ち上げ工程を実行す
ると、第1中仕切板(13)の周縁に開放する第1差込用ス
リット(14)は、前記第1中仕切板(13)を持ち上げない場
合に比べて下段の物品(21)(21)の上方空間に一層顕著に
露出した状態になる。これにより、この第1差込用スリ
ット(14)に対して水平方向の第2中仕切板(15)を差し込
む作業(中仕切板差込工程)が一層円滑に行える。特
に、袋詰めされた液状洗剤のように輪郭形状が変化し易
い柔軟な物品(21)(21)を密に箱詰めする場合等には、第
1中仕切板(13)を持ち上げることによって第1差込用ス
リット(14)を下段物品群よりも適宜高さだけ高くなる位
置まで上昇させるから、第2中仕切板(15)が第1中仕切
板(13)の第1差込スリット(14)に差し込まれるときに下
段物品群に接触してこれと干渉するような不都合がな
く、該第2中仕切板(15)を差し込む作業が円滑に行え
る。
【0015】尚、中仕切板持ち上げ工程で第1中仕切板
(13)を持ち上げる距離は、第2中仕切板(15)より下の物
品(21)(21)の物品一個分の高さ(積み重ね方向の高さ)
未満に設定してもよいが、前記下段の物品(21)(21)が複
数段重ねにされる場合は、下段の物品(21)(21)群全体の
積み重ね方向の高さ未満に設定してもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を、
図示例と共に説明する。図1は、本発明の実施に使用さ
れる箱詰装置の全体の概略斜視図である。このもので
は、第1中仕切板(13)(13)を起立状態で載置する第1中
仕切板供給コンベヤ(31)と、第1中仕切板(13)(13)を所
定ピッチで保持してこれらの間に物品(21)(21)を集積す
る集積コンベヤ(41)と、該集積コンベヤ(41)に下段の物
品(21)(21)群を供給する下段供給用コンベヤ(51)と、該
下段供給用コンベヤ(51)の走行方向の下流側に於いて該
下段供給用コンベヤ(51)より高い位置を走行する上段供
給用コンベヤ(61)と、物品(21)(21)群を各コンベヤ間等
で移し替える第1〜第3プッシャー(81)(82)(83)等を具
備している。
【0017】以下、各部の詳細を説明する。 [第1中仕切板供給コンベヤ(31)について]第1中仕切
板供給コンベヤ(31)の上には第1中仕切板(13)(13)群が
起立状態で載置されている。この第1中仕切板(13)は矩
形状に形成されていると共に、その周縁に開放する第1
差込用スリット(14)が形成されている。 [集積コンベヤ(41)について]上記第1中仕切板供給コ
ンベヤ(31)の走行方向の下流端近傍から延びる集積コン
ベヤ(41)には、走行方向に所定ピッチで配設された固定
プレート(42)(42)が設けられていると共に、これら固定
プレート(42)(42)の間に、物品(21)(21)の幅とほぼ等し
いピッチで仕切板保持部材(43)(43)が設けられており、
該仕切板保持部材(43)は溝形材状に形成されている。
【0018】上記集積コンベヤ(41)の走行域の途中に
は、集積状態でストックされた第2中仕切板(15)(15)(1
5)を一枚づつり取り出して第1中仕切板(13)(13)の第1
差込用スリット(14)部分に差し込む第2中仕切板差込み
装置(B) が配設されている(図3参照)。尚、上記第2
中仕切板(15)は矩形状に形成されていると共に、その周
縁に開放する二本の平行な第2差込用スリット(16)(16)
が形成されている。
【0019】又、集積コンベヤ(41)の走行域中に於いて
第2中仕切板(15)(15)のストック部に対応する第2中仕
切板供給位置(92)には、図2に示すように、第1中仕切
板(13)(13)の上端を挟持するチャック(47)(47)を具備す
る仕切板昇降装置(46)が設けられている。集積コンベヤ
(41)の走行域の下流端近傍には、集積された物品(21)(2
1)を包装箱(18)内に押し込む第3プッシャー(83)が設け
られていると共に、該第3プッシャー(83)は上記集積コ
ンベヤ(41)上の固定プレート(42)(42)や第1中仕切板(1
3)(13)間に押し込まれる平行な押込腕(830) (830) (83
0) を具備している。 [下段供給用コンベヤ(51)について]上記集積コンベヤ
(41)と平行に走行する下段供給用コンベヤ(51)の表面に
は、物品(21)(21)の幅とほぼ同一寸法のピッチで配設さ
れた区画板(53)(53)が立設しており、これら区画板(53)
(53)の間には、下段物品供給位置(71)から物品(21)(21)
が落とし込まれるようになっている。
【0020】尚、本実施の形態では、下段物品供給装置
(71)から区画板(53)(53)間に物品(21)(21)が5段重ねに
なるように供給される。 [第1プッシャー(81)について]下段供給用コンベヤ(5
1)の走行域の下流端近傍には、区画板(53)(53)間に収容
された物品(21)(21)を集積コンベヤ(41)側に押し出す第
1プッシャー(81)が設けられていると共に、該第1プッ
シャー(81)は上記区画板(53)(53)間に押し込まれる平行
な押込腕(810) (810) (810) を具備している。 [上段供給用コンベヤ(61)について]上記下段供給用コ
ンベヤ(51)の下流端近傍から延び且つ該下段供給用コン
ベヤ(51)より高い位置を走行する上段供給用コンベヤ(6
1)の表面には、物品(21)(21)の幅とほぼ同一寸法のピッ
チで配設された区画板(63)(63)が立設しており、これら
区画板(63)(63)の間には、上段物品供給装置(75)から物
品(21)(21)が落とし込まれるようになっている。
【0021】尚、本実施の形態では、上段物品供給装置
(75)から区画板(53)(53)間には物品(21)(21)が5段重ね
になるように供給される。 [第2プッシャー(82)について]上段供給用コンベヤ(6
1)の走行域の下流端近傍には、区画板(63)(63)間に収容
された物品(21)(21)を集積コンベヤ(41)側に押し出す第
2プッシャー(82)が設けられていると共に、該第2プッ
シャー(82)は上記区画板(63)(63)間に押し込まれる平行
な押込腕(820) (820) (820) を具備している。 [箱詰動作について]次に、上記箱詰装置による箱詰動
作の実際を説明する。
【0022】第1中仕切板供給コンベヤ(31)上にストッ
クされた第1中仕切板(13)(13)は、図示しない移送装置
によって水平面たる集積コンベヤ(41)上に配設された仕
切板保持部材(43)(43)の溝内に、その一端の開放部から
スライドするように押し込まれる。これにより、固定プ
レート(42)(42)間に二枚の第1中仕切板(13)(13)を起立
状態に保持させる第1中仕切板保持工程が実行される。
【0023】上記一対の固定プレート(42)(42)とこれら
の間に位置する第1中仕切板(13)(13)の集合が、第1プ
ッシャー(81)に対向する下段押込位置(91)まで移動する
と、下段供給用コンベヤ(51)の区画板(53)(53)間に集積
された物品(21)(21)(上下5段重ねに集積されている)
が、第1プッシャー(81)の押込腕(810) (810) (810)で
押され、これにより、区画板(53)(53)間に収容された上
記5段重ねの物品(21)(21)を集積コンベヤ(41)の固定プ
レート(42)(42)と第1中仕切板(13)(13)の間に移し替え
る下段物品群供給工程が実行される。
【0024】次に、上下5段重ねの物品(21)(21)が集積
コンベヤ(41)で第2中仕切板供給位置(92)まで移送され
ると、該第2中仕切板供給位置(92)の近傍にストックさ
れた第2中仕切板(15)が一枚だけ取り出されると共に、
該第2中仕切板(15)が、これに対向する第1中仕切板(1
3)(13)の第1差込用スリット(14)(14)部分に水平状態で
差し込まれる。
【0025】即ち、第2中仕切板供給位置(92)では、図
3に示すように、第2中仕切板(15)(15)のストック部に
第1中仕切板(13)(13)が対向すると共に、この状態で、
図2,図3に示すように、仕切板昇降装置(46)で第1中
仕切板(13)(13)が若干持ち上げられる(この持ち上げ高
さは、一つの物品(21)の積み重ね方向の高さ未満の距離
であっても良く、該物品(21)(21)の5段分の高さ未満の
距離であってもよい。)。これにより、図3の如く、集
積状態にある第2中仕切板(15)(15)の最上部の第2中仕
切板(15)に形成された第2差込用スリット(16)(16)と同
じ高さまで第1中仕切板(13)(13)の第1差込用スリット
(14)(14)が上昇せしめられる。これにより、第1中仕切
板(13)(13)の周縁に開放する第1差込用スリット(14)(1
4)が物品(21)(21)の上方の所定高さまで上昇した状態に
維持され(中仕切板持ち上げ工程)、上記第1差込用ス
リット(14)(14)に差し込む第2中仕切板(15)が最上部の
物品(21)と干渉しない状態に保たれる。そして、この状
態で、最上部の第2中仕切板(15)を往復板(99)で第1中
仕切板(13)(13)側に水平に移動させる中仕切板差込工程
を実行する。この場合、上述のように第1差込用スリッ
ト(14)(14)に差し込む第2中仕切板(15)が最上部の物品
(21)と干渉しない状態に保たれているから、第1中仕切
板(13)側に移動される前記第2中仕切板(15)は物品(21)
と干渉せず、該第2中仕切板(15)を第1中仕切板(13)に
結合する作業が円滑に行える。次に、仕切板昇降装置(4
6)を降下させて(降下工程)チャック(47)(47)を開放す
ると、第1中仕切板(13)(13)が溝形材状の仕切板保持部
材(43)(43)の底部まで差し込まれた初期状態に復帰す
る。この状態では、第2中仕切板(15)と第1中仕切板(1
3)(13)とが、上記第1差込用スリット(14)と第2差込用
スリット(16)部分で噛み合った状態に結合されていると
共に、第1中仕切板(13)(13)及びこれの両側の固定板(4
2)(42)の間に収容された5段重ねの物品(21)(21)群が第
2中仕切板(15)の下方に位置した状態になっている。
尚、この実施の形態では、5段重ねの物品(21)(21)群は
集積コンベヤ(41)の走行方向に3列に並んだ状態で第1
中仕切板(13)(13)及び固定板(42)(42)間に収容されてい
る。
【0026】次に、上段押込位置(93)に於いて第2プッ
シャー(82)が前進し、これにより、上記第2中仕切板(1
5)の上方に上段の物品(21)(21)群を集積する物品集積工
程が実行される。即ち、上段供給用コンベヤ(61)の区画
板(63)(63)間に充填された上下5段重ねの物品(21)(21)
が、第3プッシャー(83)の押込腕(830) (830) (830)で
押されて第2中仕切板(15)の上方に移し替えられる。こ
れにより、下段の物品(21)(21)群(上下5段重ねになっ
ている)と上段の物品(21)(21)群(上下5段重ねになっ
ている)が第2中仕切板(15)で上下に区分され、且つ第
1中仕切板(13)(13)で水平方向に区分された状態にな
る。即ち、物品(21)(21)が上下及び水平方向に行列状に
配列された状態になる。
【0027】次に、集積コンベヤ(41)の下流端近傍の箱
詰位置(94)で、第3プッシャー(83)が進出し、第1中仕
切板(13)(13)及び固定プレート(42)(42)の間に集積され
且つ上下二段に第2中仕切板(15)で区分された10段・
3列の物品(21)(21)が包装箱(18)内に押し込まれる。即
ち、第1中仕切板(13)(13)及び固定板(42)(42)の間に侵
入する第3プッシャー(83)の押込腕(830) (830) (830)
で上記物品(21)(21)が包装箱(18)内に押し込まれる。以
後、包装箱(18)の蓋(19)(19)を閉じると、箱詰め作業が
完了する。これにより、第1差込用スリット(14)に差し
込まれた第2中仕切板(15)で縦横に区画された包装箱(1
8)内に物品(21)(21)が箱詰めされた状態になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に使用される箱詰装置の要部の概
略斜視図
【図2】仕切板昇降装置(46)の配設部の拡大図
【図3】第2中仕切板(15)の集積部の拡大図
【図4】従来例の説明図
【符号の説明】
(13)・・・第1中仕切板 (14)・・・第1差込用スリット (15)・・・第2中仕切板 (18)・・・包装箱 (21)・・・物品

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1中仕切板(13)と、これの周縁に開放
    する第1差込用スリット(14)に差し込まれた第2中仕切
    板(15)とによって、縦横に区画された包装箱(18)内に物
    品(21)(21)を収容する物品の箱詰方法に於いて、 前記第1中仕切板(13)を水平面上に鉛直姿勢に保持する
    第1中仕切板保持工程と、 前記第1中仕切板(13)の表裏に沿う態様で前記第1差込
    用スリット(14)より下の領域に下段の物品(21)(21)を供
    給する下段物品群供給工程と、 前記下段物品群供給工程後に、前記第1差込用スリット
    (14)に前記第2中仕切板(15)を水平姿勢で差し込む中仕
    切板差込工程と、 前記中仕切板差込工程後に、前記第1中仕切板(13)の表
    裏に沿う態様で前記第2中仕切板(15)上へ物品(21)(21)
    を積み重ねる物品集積工程と、 前記第2中仕切板(15)の上下に位置する物品(21)(21)群
    を前記第1,第2中仕切板(13)(15)と共に包装箱(18)に
    収容する収容工程とを具備する物品の箱詰方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の物品の箱詰方法に於いて、 前記下段の物品(21)(21)群の積み重ね方向の高さ未満の
    距離だけ前記第1中仕切板(13)を持ち上げる中仕切板持
    ち上げ工程を、前記下段物品群供給工程の次に実行し、 前記中仕切板持ち上げ工程の次に、前記第2中仕切板(1
    5)の下面が前記下段の物品(21)(21)に当接するまで該第
    2中仕切板(15)と前記第1中仕切板(13)を一体的に降下
    させる降下工程を実行し、 前記降下工程後に前記物品集積工程を実行する、物品の
    箱詰方法。
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