JP2000189972A - 酸化還元電位水、酸化還元電位水の製造装置、および添加物 - Google Patents

酸化還元電位水、酸化還元電位水の製造装置、および添加物

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JP2000189972A
JP2000189972A JP10374866A JP37486698A JP2000189972A JP 2000189972 A JP2000189972 A JP 2000189972A JP 10374866 A JP10374866 A JP 10374866A JP 37486698 A JP37486698 A JP 37486698A JP 2000189972 A JP2000189972 A JP 2000189972A
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reduction potential
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water
additive
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Reiichi Okuda
禮一 奥田
Junko Koyama
順子 小山
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NIPPON INTEK KK
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    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/46Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods
    • C02F1/461Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods by electrolysis
    • C02F1/46104Devices therefor; Their operating or servicing
    • C02F1/4618Devices therefor; Their operating or servicing for producing "ionised" acidic or basic water
    • C02F2001/46195Devices therefor; Their operating or servicing for producing "ionised" acidic or basic water characterised by the oxidation reduction potential [ORP]

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実際に使用するにあたって、好ましい臭いや
味などの性状を有する、酸化還元電位水、およびこのよ
うな酸化還元電位水を製造できる製造装置を提供する。 【解決手段】 酸化性物質を含有し、pH5.0以下、
酸化還元電位900mv以上である酸化還元電位水にお
いて、一種類以上の添加物を含有している。この場合、
添加物として、香料、調味料、アルコール、界面活性
剤、油脂、増粘剤であると好ましく、特に前記香料とし
ては、ハーブ系香料であると、より一層好ましい。ま
た、本発明の酸化還元電位水の製造装置は、前添加物供
給手段または後添加物供給手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、酸化性物質を含有
し、pH5.0以下、酸化還元電位900mv以上であ
る、酸化還元電位水に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、酸化性物質を含有し高い酸化還元
電位を有する、酸性の水(以下、酸化還元電位水とい
う)が開発され、このような酸化還元電位水は殺菌、消
毒等に非常に有用なことが知られている。たとえば、ハ
ロゲン系電解質を溶存させた水溶液を電気分解し生成さ
れる酸化還元電位水は、次亜塩素酸等による高い殺菌、
消毒効果を利用して、医療・衛生産業、エステティック
産業等において使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記酸化還
元電位水は、次亜塩素酸や塩素等により、若干の刺激臭
を有する。上記のような医療・衛生産業あるいはエステ
ティック産業等に用いる場合、人間の皮膚や粘膜や口腔
内等において使用されることになるので、この刺激臭
を、人によっては異臭として不快に感じる場合があっ
た。また、酸化還元電位水はわずかに酸味を有し、口腔
内に使用した場合、渋味が残留したり、軽い刺激を感じ
ることもあった。その他、たとえば、治療目的等で傷口
に塗布する場合には、水に類似したぬれ性や粘性を示す
ことから、傷口表面になじみにくく、浸透性に欠け、保
持しにくいという欠点があり、消毒液として用いる場合
には、高活性ではあるが、消毒力の持続性に欠け、乾き
にくいといった点が問題であった。
【0004】すなわち、従来の酸化還元電位水は、本質
的にはその有用性が認められているにも拘わらず、使用
感やその性状において、いくつかの不利な点があり、十
分に応用されてこなかった。
【0005】本発明は、上記課題に鑑み、実際に使用す
るにあたって、好ましい臭いや性状を有する、酸化還元
電位水、およびこのような酸化還元電位水を製造できる
製造装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべ
く、請求項1に記載の発明は、酸化性物質を含有し、p
H5.0以下、酸化還元電位900mv以上である酸化
還元電位水において、一種類以上の添加物を含有してい
ることを特徴とする。ここで、酸化還元電位は、Ag−
AgCl比較電極を用いて、測定した値である。
【0007】請求項1に記載のpH5.0以下、酸化還
元電位900mv以上である酸化還元電位水によれば、
添加物を含有していることにより、添加物の種類に応じ
て、酸化還元電位水の臭いや刺激性、あるいはその性状
を改善することができる。
【0008】添加物の一つとしては、たとえば、請求項
2に記載の発明のように、香料であると好ましい。請求
項2に記載の酸化還元電位水のように香料を含有するこ
とによって、次亜塩素酸等の不快な臭いがやわらぎ、好
ましい芳香が得られる。ここで、香料とは、一般に人に
好まれる芳香を発し酸化還元電位水にほぼ均一に溶解、
あるいは分散するものであればよく、たとえば、香水、
オーデコロン、香油、香木エキス等が挙げられる。特に
前記香料が、請求項3に記載の発明のように、ハーブ系
香料であると好ましい。ハーブ系香料としては、ペパー
ミント、ラベンダー、ローズマリー、ユーカリ等のハー
ブの抽出物、乾燥品等が用いられる。このようなハーブ
系香料であれば、特に人間の好む芳香が得られる。な
お、酸化還元電位水中の前記香料の含有量は、0.00
01%〜20%(重量比)程度が好ましい。
【0009】また、添加物の一つとしては、請求項4に
記載の発明のように、調味料であってもよい。請求項4
に記載の酸化還元電位水のように調味料を含有すること
によって、次亜塩素酸等による渋味が軽減され、口に含
みやすい味になる。ここで、調味料は、食味を改善する
目的で添加される食塩、砂糖、酢等のいわゆる調味料は
勿論のこと、各種スパイス、あるいはキシリトール等の
食品の味を向上させるために用いられる食品添加物でも
よい。また、酸化還元電位水中の調味料の含有量は、
0.1%〜30%(重量比)程度が好ましい。
【0010】さらに、添加物の一つとして、請求項5に
記載の発明のように、アルコールを選択してもよい。請
求項5に記載の酸化還元電位水によれば、アルコールの
種類に応じて、様々な性状が改善される。たとえば、エ
タノールであれば、殺菌力が向上し、人間にとって次亜
塩素酸等よりもなじみやすいエタノール臭を発するよう
になる上に、消毒などに用いた場合、より揮発しやすく
なり使いやすくなる。あるいは、グリセリンであれば、
その甘味により酸化還元電位水の渋味が軽減され口に含
みやすいものとなるとともに、粘度が高くなるので、塗
布して用いる際に塗りやすく皮膚等において保持されや
すくなり、酸化還元電位水本来の効果がより発揮しやす
くなる上に、酸化還元電位水使用後における皮膚等の表
面が乾燥しにくくなる。また、酸化還元電位水中のアル
コールの含有量は、0.1〜30%(重量比)程度が好
ましい。
【0011】さらに、添加物の一つとしては、請求項6
に記載の発明のように、界面活性剤、油脂、あるいは増
粘剤のいずれかであってもよい。
【0012】請求項6に記載の酸化還元電位水によれ
ば、界面活性剤を含有している場合には、皮膚等の組織
への塗布性が改善される。また、他の添加物、特に油性
の添加物と共に用いる場合には、その油性の添加物がよ
り混ざりやすくなる効果も有する。また油脂や増粘剤を
含有する場合には、水分の蒸発が抑制されるので、皮膚
に塗布した場合の乾燥を防ぐことができる。また、粘度
が大きくなるので、使用箇所において長時間塗布された
状態になりやすくなり、殺菌効果を十分に発揮できるよ
うになる。また、口当たりがまろやかになる、といった
効果がある。ここで、酸化還元電位水中の界面活性剤、
油脂、あるいは増粘剤の含有量は、0.1〜30%(重
量比)程度が好ましい。
【0013】請求項9に記載の発明は、上記請求項1〜
6において用いられる添加物である。なお、本発明の酸
化還元電位水は、香料、調味料、アルコール、界面活性
剤、油脂、増粘剤のそれぞれを2種類以上含有していて
もよいし、また、香料、調味料、アルコール、界面活性
剤、油脂、増粘剤のうちの2種類以上を含有していても
よい。さらに、請求項2〜6以外の添加物を含んでいて
もよい。
【0014】上記請求項1〜6の酸化還元電位水の製造
方法は特に限定されず、たとえば、予め所定量の添加物
を含有する原水を電気分解することによって製造した
り、あるいは、まず添加物を含有していない無添加酸化
還元電位水を製造し、その無添加酸化還元電位水に所定
量の添加物を混合する、といった方法が挙げられる。ま
た、請求項7に記載の製造装置により製造することもで
きる。すなわち、請求項7に記載の発明は、原水を導入
する原水導入口と、導入した原水に対して電解質を供給
する、電解質供給手段と、前記電解質が供給された原水
を電気分解する電解槽とを備え、前記請求項1〜6のい
ずれかに記載の酸化還元電位水を製造する、酸化還元電
位水の製造装置であって、前記電解槽において原水を電
気分解する前に、前記原水に対して、添加物を供給す
る、前添加物供給手段を備えることを特徴とする。
【0015】さらに、請求項1〜6の酸化還元電位水
は、請求項8に記載の製造装置により製造することもで
きる。すなわち、請求項8に記載の発明は、原水を導入
する原水導入口と、導入した原水に対して電解質を供給
する、電解質供給手段と、前記電解質が供給された原水
を電気分解する電解槽とを備え、前記請求項1〜6のい
ずれかに記載の酸化還元電位水を製造する、酸化還元電
位水の製造装置であって、前記電解槽における電気分解
によって生成された酸性の水に対して、添加物を供給す
る、後添加物供給手段を備えることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の酸化還元電位水、
およびその製造装置について説明する。
【0017】本発明の酸化還元電位水は、次亜塩素酸等
の酸化性物質を含有し、pH5.0以下、酸化還元電位
の値(ORP)が900mv以上であって、香料、調味
料、アルコール、界面活性剤、油脂、増粘剤等の各種添
加物を含有するものである。
【0018】本発明に用いられる香料としては、一般に
人に好まれる芳香を発し酸化還元電位水にほぼ均一に溶
解、あるいは分散するものであればよく、たとえば、香
水、オーデコロン、オードトワレ、各種植物・香木等の
油、エキス等が挙げられる。さらに、レモン、ライムや
ユズなどの食品のエキスや乾燥品などでもよい。特に、
ハーブ系香料は好適に用いることができる。たとえば、
ペパーミント、ラベンダー、ローズマリー、カモミー
ル、セージ、バラ、タイム、ユーカリ、等が挙げられ、
これらハーブから抽出されたエキス、オイル、乾燥粉
末、あるいは葉、花等の乾燥品を用いることができる。
なお、酸化還元電位水中の香料の含有量は、0.000
1%〜20%(重量比)程度が好ましい。
【0019】このような香料を含有する酸化還元電位水
は、次亜塩素酸等の不快な臭いがやわらぎ、好ましい芳
香を発するので、口腔に含む場合や皮膚を洗浄する等に
特に好ましく用いることができる。また、ハーブ系香料
を用いる場合には、好ましい芳香を有するだけでなく、
ハーブの種類によっては殺菌力を有することがあるの
で、酸化還元電位水本来の殺菌力を高めたり、その殺菌
力の持続性を高める効果がある。
【0020】また、本発明において、味、食感などを改
善する目的で添加される調味料としては、食塩、砂糖、
酢等のいわゆる調味料は勿論のこと、はちみつのような
単独でも食用になるものや、シナモン、ジンジャー、ペ
ッパー等の各種スパイス、あるいはキシリトール、ソル
ビトールといった天然・合成甘味料などの食品の味を向
上させるために用いられる食品添加物でもよい。酸化還
元電位水中の調味料の含有量は、0.01%〜30%
(重量比)程度が好ましい。
【0021】このような調味料を含有している酸化還元
電位水は、次亜塩素酸等による渋味が軽減され、口に含
みやすい味になるので、口腔用に特に好適に用いること
ができる。
【0022】本発明に用いられるアルコールとしては、
エタノール、グリセリン等の人体に悪影響を及ぼさない
ものが用いられる。このようなアルコールを含有してい
る酸化還元電位水は、アルコールの種類に応じて、様々
な性状が改善される。たとえば、エタノールであれば、
人間にとって次亜塩素酸等よりもなじみやすいエタノー
ル臭を発するようになり、また、より揮発しやすくなる
上に、殺菌力も向上するので、特に消毒に好適に用いる
ことができる。あるいは、グリセリンであれば、その甘
味により酸化還元電位水の渋味が軽減され口に含みやす
いものとなるとともに、粘度が高くなるので、塗布して
用いる際に皮膚等において保持されやすくなり、酸化還
元電位水本来の効果がより発揮しやすくなる上に、皮膚
等の表面が乾燥しにくくなる。酸化還元電位水中のアル
コールの含有量は、0.1〜30%(重量比)程度が好
ましい。
【0023】本発明に用いられる界面活性剤としては、
逆性石鹸、塩化ベンザルコニウム、あるいは各種脂肪酸
塩等が挙げられる。このような界面活性剤を含有してい
る酸化還元電位水は、皮膚等の組織への塗布性の改善が
期待される。また、他の添加物、特に油性の添加物と共
に用いる場合には、その油性の添加物がより混ざりやす
くなる効果も有する。酸化還元電位水中の界面活性剤の
含有量は、0.1〜30%(重量比)程度が好ましい。
【0024】本発明の酸化還元電位水は、より一層、臭
気、口当たり、味、ぬれ性、粘性、速乾性、抗菌性など
の改善を目的として、上記添加物以外の他の添加物を含
有していてもよい。たとえば、各種植物油、ワセリン、
ビースワックス(蜂の巣から採取されるワックス)など
の油脂類、あるいはCMCのような増粘剤を、含有して
いてもよい。これら油脂や増粘剤の酸化還元電位水中の
含有量は、0.1〜30%(重量比)程度である。これ
ら油脂類や増粘剤を含有することで、水分の蒸発が抑制
されるので、皮膚に塗布した場合の乾燥を防ぐことがで
きる。また、粘度が大きくなるので、使用箇所において
長時間塗布された状態になりやすくなり、殺菌効果を十
分に発揮できるようになる。また、口当たりがまろやか
になる、といった効果も期待できる。その他に、見た目
に好ましい印象を与えるように着色料を含有していても
よい。
【0025】さらに、本発明の酸化還元電位水は、上記
で挙げた、香料、調味料、アルコール、界面活性剤、油
脂、増粘剤等を、それぞれ2種類以上含んでいてもよ
い。また、香料、調味料、アルコール、界面活性剤、油
脂、増粘剤等の中で、香料と界面活性剤といったように
2種類以上の添加物を、含有していてもよい。
【0026】これら添加物は、本発明の酸化還元電位水
の具体的な用途に応じて、適宜、選択すればよい。たと
えば、口腔内の消毒用であれば、好ましい香りを付加す
べく、香料を添加すればよいし、さらに甘味料などを加
えてもよい。虫歯予防を目的にフッ素化合物を添加して
もよい。また、皮膚の消毒用であれば、エタノールを添
加する、といった具合である。
【0027】本発明の添加物を含有する酸化還元電位水
の製造方法は、特に限定されるものではないが、以下
に、好ましい方法について述べる。
【0028】まず、第1の製造方法について説明する。
図1には、本発明の酸化還元電位水に用いる、無添加酸
化還元電位水を製造する装置を示した。図1の製造装置
100において、1は原水バルブ、2は制御手段、3は
電解質供給部、4は電解槽、5はセンサ部、7は酸化還
元電位水吐水バルブ、9は逆止め弁、10は三方弁、で
ある。
【0029】原水導入口である原水バルブ1は水道水等
の原水源に接続され、この原水バルブ1を介して原水が
製造装置100に供給される。制御手段2は、製造装置
100の各部と接続され、これら各部の動作を制御する
ものである。電解質供給部(電解質供給手段)3は、N
aClやKClといった電解質が、たとえば、10%水
溶液としてストックされる電解質槽(図示せず)を備
え、原水バルブ1から流れてきた原水に対して所定量の
電解質を供給するものである。
【0030】電解槽4は、主に電圧印加部47とタンク
部48とから構成され、タンク部48にはイオン透過性
の隔膜41が設けられ、この隔膜41により陽極室43
と陰極室42とに分けられている。陽極室43には陽電
極46が、陰極室42には陰電極45が挿入されてい
て、陽電極46と陰電極45に対して、電圧印加部47
によって所定の直流電圧が印加されるようになってい
る。タンク部48の陰極室42と陽極室43には、電解
質供給部3を経て原水が送られるようになっていて、電
圧印加部47によって陽電極46と陰電極45間に電圧
が印加されると、陽極室46側に、次亜塩素酸等を含
み、高い酸化還元電位を有する無添加酸化還元電位水が
生成される。この陽極室46で生成された無添加酸化還
元電位水は、センサ部5に送られるようになっている。
【0031】センサ部5は、酸化還元電位計やフローメ
ータなどから構成され、陽極室46から送られてきた無
添加酸化還元電位水の酸化還元電位値や流量をモニター
するものである。この製造装置100は、前述のように
制御手段2を有し、センサ部5は得られた情報をこの制
御手段2に対して送信し、制御手段2は、センサ部5か
らの情報を元に、原水バルブ1からの原水の供給量、電
解質供給部3における電解質の供給量、電圧印加部47
の印加電圧等を制御する。そして、センサ部5を通過し
た無添加酸化還元電位水が所定範囲内、たとえばpH
5.0以下であって、900mv以上の酸化還元電位を
有するものであれば、三方弁10、逆止め弁9を経て、
酸化還元電位水吐水バルブ7から取り出すことができる
ようになっている。逆に、センサ部5を通過した無添加
酸化還元電位水の酸化還元電位が所定範囲内にない場合
には、その水は三方弁10から排出されてしまうように
なっている。
【0032】上記構成を有する製造装置100により、
通常、1050〜1160mv程度の酸化還元電位を有
し、pH(ペーハー)2〜5程度を示す無添加酸化還元
電位水が得られる。
【0033】次にこのように製造された無添加酸化還元
電位水を取り出し、前述の香料、調味料、アルコール、
界面活性剤、油脂、増粘剤等の添加物を、所定量加え
る。この際、均一に溶解あるいは分散するように、適
宜、撹拌、濾過、および加熱等の処理を行ってもよい。
【0034】なお、上記製造装置100を用いて、直
接、本発明の酸化還元電位水を得ることも可能である。
たとえば、電解質供給部3の電解質槽に、電解質と共に
添加物も入れておき、原水に電解質だけでなく添加物も
供給し、その状態の原水を電解槽4に送るようにしても
よい。
【0035】次に、第2の製造方法について説明する。
図2には、本発明の添加物を含有する酸化還元電位水が
直接得られる、酸化還元電位水の製造装置を示した。製
造装置200は、図1の製造装置100とほぼ同様の構
成を有することから、製造装置100と同様の機能を有
する構成については、同じ符号を用い説明を省略する。
製造装置200において製造装置100と異なる点は、
前添加物供給部(前添加物供給手段)11を備える点で
ある。
【0036】前添加物供給部11は、添加物をストック
する添加物槽、添加量を調整する弁(図示せず)等から
構成され、電解質供給部3から送られてきた原水に対し
て、所定量の添加物を混合するものである。また、前添
加物供給部11は、添加物が原水に均一に混合されるよ
うな装備を備えていてもよく、たとえば撹拌装置が設け
られていたり、ベンチュリ部が形成され圧力によって注
入するように構成されていてもよい。前添加物供給部1
1における添加物の供給量は、制御手段2により制御さ
れるようになっている。電解槽4には、電解質に加え、
既に香料等の添加物を含有している原水が供給され、電
解槽4では、そのような原水を電気分解することから、
得られる酸化還元電位水は添加物を含有したものとな
る。以上の製造装置200によれば、酸化還元電位水吐
水バルブ7から、既に添加物を含有する、酸化還元電位
水を取り出すことができる。
【0037】なお、前添加物供給部11は、図2では電
解質供給部3の直後に設けたが、電解槽4に付属して取
り付けられていてもよく、要は、電解槽4において電気
分解を行う前に、原水に添加物を供給できる箇所に取り
付けられていればよい。
【0038】次に、第3の製造方法について説明する。
図3には、本発明の添加物を含有する酸化還元電位水が
直接得られる、酸化還元電位水の製造装置を示した。製
造装置300は、図1の製造装置100とほぼ同様の構
成を有することから、製造装置100と同様の機能を有
する構成については、同じ符号を用い説明を省略する。
製造装置300において製造装置100と異なる点は、
後添加物供給部(後添加物供給手段)6を備える点であ
る。
【0039】後添加物供給部6は、図2の前添加物供給
部11同様に、添加物をストックする添加物槽、添加量
を調整する弁(図示せず)等から構成され、逆止め弁9
を介して、送られてきた無添加酸化還元電位水に対し
て、所定量の添加物を混合するものである。また、後添
加物供給部6は、添加物が原水に均一に混合されるよう
な装備を備えていてもよく、たとえば撹拌装置が設けら
れていたり、ベンチュリ部が形成され圧力によって注入
するように構成されていてもよい。後添加物供給部6に
おける添加物の供給量は、制御手段2により制御される
ようになっている。
【0040】以上の製造装置300によれば、酸化還元
電位水吐水バルブ7から、既に添加物を含有する、本発
明の酸化還元電位水を取り出すことができる。なお、後
添加物供給部6は、図3では酸化還元電位水吐水バルブ
7の直前に設けたが、たとえば、センサ部5の直後に設
けられていてもよく、要は、電解槽4の陽極室43にお
いて得られた酸化還元電位水に対して、添加物を供給で
きる箇所に取り付けられていればよい。
【0041】また、製造装置200、300において、
複数種類の添加物を添加する場合には、添加物供給部を
添加物の種類の数分設けてもよいし、1つの添加物供給
部により複数種類の添加物を添加できるように構成して
もよい。
【0042】次に、第4の製造方法について説明する。
第4の製造方法は、図1〜図3に示したような製造装置
を使用せずに、製造するものである。すなわち、純水
に、次亜塩素酸ナトリウム等の酸化性物質と、塩酸、ク
エン酸、酢酸、リン酸などの各種無機酸あるいは有機酸
と、上記添加物のうち所望のものを、それぞれ適量加え
ることによって、酸化還元電位が900mv以上、pH
が5以下であり、添加物が含有された本発明の酸化還元
電位水が得られる。
【0043】
【実施例】以下において、本発明の実施例について説明
するが、本発明はこれら実施例に制限されるものではな
い。
【0044】A.本発明の酸化還元電位水の各種評価 (1)無添加酸化還元電位水に添加物を添加した場合 実施例1〜13 まず、上記製造装置100と同様の構成を有する製造装
置である、ドモジョンAP(型式DJ-003、日本インテッ
ク(株)製)により無添加酸化還元電位水を製造した。
この場合、水道水を原水に用い、電解質として食塩(N
aCl、和光純薬(株)製、特級)を原水に対して、外
割の重量比(%)で、0.11%加えた。この無添加酸
化還元電位水に、各実施例ごとに、表1、表2に示す量
で各種添加物を加え、撹拌し、本発明の酸化還元電位水
を得た。なお、表1、2中の添加量は、無添加酸化還元
電位水に対する重量比(%)を外割で示している。
【0045】これら実施例1〜13の酸化還元電位水に
ついて、pH、酸化還元電位(ORP)を測定し、ま
た、味、臭気、外観の様子を調べ、それらの結果を表1
および表2に示した。各測定等の装置、方法は次のよう
に行った。 pHおよびORPの測定:パーソナルpHメータ、型式
PH826I-J(横川電機(株)製) 「味」については口に含み、「臭気」については鼻を近
づけて臭いを嗅ぎ、「外観」については目で見て観察し
た。このうち臭気については、無添加酸化還元電位水本
来の臭いと比較して、同程度のものは×、その他の臭い
がするものはその旨を記載した。
【0046】なお、各実施例で用いた添加物は以下のも
のである。ローズマリー:ランデルエッセンシャルオイ
ル(天然植物油)、原産国フランス、販売元(株)カリ
ス成城 ラベンダーオーデコロン:「ラベンダーの国から(RZ-2
4)」、発売元(株)サンハーティネス香産 キシリトール:和光純薬 エタノール:純度99.99% オスバン液:塩化ベンザルコニウム10%水溶液、日本
製薬(株)製
【0047】比較例1〜4 実施例1〜13と同様の測定等を、無添加酸化還元電位
水について行い、その結果を、表1および表2に合わせ
て示した。表1中、比較例1は実施例1、2において、
比較例2は実施例3、4において、比較例3は実施例5
〜7において、それぞれ用いた無添加酸化還元電位水に
ついて試験したものである。また、表2中、比較例4
は、実施例8〜13において用いた無添加酸化還元電位
水について試験したものである。
【0048】
【表1】
【0049】
【表2】
【0050】表1の実施例1〜4から、香料であるロー
ズマリーやラベンダーオーデコロンを加えることによっ
て、次亜塩素酸等を由来とする酸化還元電位水本来の臭
いが軽減され、人間にとってより好ましいローズマリー
やラベンダーの香りを有することが分かる。これら添加
物は、ある程度以上の量添加すると酸化還元電位が低下
することも明らかであるが、微量でも十分に好ましい芳
香を得ることができることから、酸化還元電位水本来の
殺菌力等を損なわずに、利用することが可能である。
【0051】表1の実施例5〜7から、調味料としてキ
シリトールを加えることによって、ほのかに甘くなり、
口当たりが向上することが分かる。また、キシリトール
は、1%添加しても酸化還元電位の値が下がることがな
いので、大変有用である。
【0052】表2の実施例8、9より、エタノールによ
っても、酸化還元電位水本来の臭いが軽減され、比較的
なじみのあるエタノール臭に代わることが分かった。ま
た、実施例10〜13より、界面活性剤であるオスバン
液によっても、酸化還元電位水本来の臭いが軽減され、
オスバン臭に代わることが分かった。
【0053】(2)電気分解前に、添加物を添加した場
合 実施例14〜21 実施例14〜21では、上記(1)と全く同じ装置(ド
モジョンAP)を用いたが、(1)とは異なり、電解質
として、ハーブを含有している食塩を加えて、電気分解
し、本発明の酸化還元電位水を得た。これら実施例14
〜21の酸化還元電位水についても、実施例1〜13と
全く同様に評価し、その結果を、表3に示した。表3で
ハーブ入りの食塩の量については、原水に対する重量比
(%)を、外割で示した。表3のうち臭気については、
無添加酸化還元電位水の臭いと比較して、同程度のもの
は×、無添加酸化還元電位水本来の臭いが弱くなったも
のは△、その他の臭いがするものはその旨を記載した。
また、実施例14〜21で用いたハーブ入り食塩は以下
のものである。 KEIPPバスソルト:組成(ユーカリまたはペパーミン
ト、食塩、緑色401)、原産国ドイツ、販売元ウエラ
ジャパン(株)
【0054】比較例5 ハーブ入り食塩の代わりに、実施例1〜13で用いた食
塩を、原水に対して、外割の重量比(%)で、3.2%
加え、実施例14〜21と同じ装置で無添加酸化還元電
位水を生成し、同様に評価し、その結果を表3に示し
た。
【0055】
【表3】
【0056】表3の実施例14〜21のように、原水に
電解質である食塩とともにハーブを加えた後に、電気分
解し、本発明の酸化還元電位水を製造した場合であって
も、食塩のみ加えて電気分解した比較例5と比較して、
同程度の酸化還元電位の値を有する、酸化還元電位水と
なり、本来の殺菌力等を有することが分かる。また、実
施例14〜17からは、ユーカリにより、次亜塩素酸等
の不快な臭気が、和らいだことが分かる。さらに、実施
例18〜21からは、ペパーミントにより、味および臭
気のいずれも改善されたことが分かる。
【0057】B.プラーク除去試験 (1)酸化還元電位水の製造 前記実施例1〜13と同様に、無添加酸化還元電位水を
生成した。この無添加酸化還元電位水1リットルに対し
て、ペパーミント(食用エッセンス、ナリヅカコーポレ
ーション)2mlとキシリトール(和光純薬)9.0g
を加えて撹拌し、本発明の酸化還元電位水を製造した。
この酸化還元電位水は、ペパーミントによる好ましい芳
香と、キシリトールによるほのかな甘味を有する口当た
りのよいものであった。
【0058】(2)試験 5人の試験者(A、B、C、D、E)に、(1)で製造
した酸化還元電位水を用いて歯磨き(ブラッシング)を
行ってもらい、プラーク除去試験を行った。ブラッシン
グは、1回に3分間ずつ、2回行われ、ブラッシング前
と、ブラッシングを1回行った後と、ブラッシングを2
回行った後の計3回、プラーク(歯垢)の付着の程度
を、「10点法スコア」により調べた。この方法は、個
々の歯を、10のエリアに分けて観察し、それぞれにプ
ラークが付着していないかを調べ、全てのエリア数に対
する、プラークが付着しているエリアの数の割合(%)
を求めたものである。全く同様の試験を、酸化還元電位
水の代わりに水道水を用いても行った。この結果を、表
4に示した。表4中、(a)は酸化還元電位水を使用し
たときの結果であり、(b)は水道水を使用したときの
結果である。
【0059】
【表4】
【0060】表4より、個人的な差は多少あるものの、
本発明の酸化還元電位水により、ブラッシングした方
が、水道水によりブラッシングするよりも、よりプラー
クが除去されたことが分かる。つまり、本発明の酸化還
元電位水は、高い洗浄力や除菌効果を有する上に、添加
物を含有することにより、人が使用しやすいものとなっ
ている。
【0061】C.電気分解を利用しない本発明の酸化還
元電位水の製造 蒸留水40ml(40g)に、エタノール(純度99.
99%)10ml(7.9g)、食用サフラワー油(日
清製油(株)製)1ml(0.9g)を加え、混合水A
を得た。この混合水に、1N塩酸(特級、和光純薬製)
を0.5ml加え、さらに次亜塩素酸ナトリウム水溶液
(ハイポライト10、次亜塩素酸ナトリウム有効成分を
10wt%含有、発売元サンケミファ(株))を1.0
ml加え、撹拌し、混合水Bを得た。前記と同様に調製
した混合水Aに、前記次亜塩素酸ナトリウム水溶液を、
1.5ml、または2.0ml加え、撹拌し、混合水
C、Dをそれぞれ得た。得られた混合水B、C、Dの酸
化還元電位を測定し、表5に示した。
【0062】
【表5】 表5より、次亜塩素酸ナトリウム水溶液を1.5ml、
2.0ml加えたC液、D液は十分な酸化還元電位を有
することが分かる。D液のpHを測定したところ、2.
47(水温26.2度)であった。以上のように、電気
分解に寄らなくても、本発明の添加物を含有する酸化還
元電位水が得られる。
【0063】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、含有す
る添加物の種類に応じて、酸化還元電位水が本来有する
臭いや性状を改善でき、使用しやすくなり、従来よりも
応用の幅が広がる。
【0064】たとえば、請求項2に記載の発明のよう
に、香料を含有すれば、次亜塩素酸等の不快な臭いがや
わらぎ、好ましい芳香を発するので、口腔に含む場合や
皮膚を洗浄する等に好ましく用いることができる。特
に、請求項3に記載の発明のように、ハーブ系香料を用
いれば、人間の好む芳香が得られ、より一層、好ましく
用いることができる。
【0065】また、請求項4に記載の発明のように、調
味料を含有すれば、次亜塩素酸等による渋味が軽減さ
れ、口に含みやすい味になるので、口腔用に好適に用い
ることができる。
【0066】さらに、請求項5に記載の発明のように、
アルコールを含有すれば、アルコールの種類に応じて、
酸化還元電位水の様々な性状が改善される。たとえば、
エタノールであれば、人間にとって次亜塩素酸等よりも
なじみやすいエタノール臭を発するようになり、また、
より揮発しやすくなる上に、殺菌力も向上するので、特
に消毒などに好適に用いることができる。あるいは、グ
リセリンであれば、その甘味により酸化還元電位水の渋
味が軽減され口に含みやすいものとなるとともに、粘度
が高くなるので、塗布して用いる際に皮膚等において保
持されやすくなり、酸化還元電位水本来の効果がより発
揮しやすくなる上に、酸化還元電位水使用後の皮膚等の
表面が乾燥しにくくなる。
【0067】請求項6に記載の発明のように、界面活性
剤を含有すれば、皮膚等の組織への塗布性の改善が期待
される。また、他の添加物、特に油性の添加物と共に用
いる場合には、その油性の添加物がより混ざりやすくな
る効果も有するようになる。また、油脂や増粘剤を含有
する場合には、水分の蒸発が抑制されるので、皮膚に塗
布した場合の乾燥を防ぐことができる。また、粘度が大
きくなるので、使用箇所において長時間塗布された状態
になりやすくなり、殺菌効果を十分に発揮できるように
なる。また、口当たりがまろやかになる、といった効果
も期待できる。
【0068】請求項7に記載の発明によれば、原水を電
気分解する前に原水に対して添加物を供給する前添加物
供給手段を有しているので、請求項1〜6に記載の酸化
還元電位水を、容易に製造することができる。また、請
求項8に記載の発明によれば、電気分解後の酸化還元電
位水に対して、添加物を供給する後添加物供給手段を有
しているので、請求項1〜6に記載の酸化還元電位水
を、容易に製造することができる。
【0069】請求項9に記載の発明によれば、請求項1
〜6のいずれかに記載の発明に好適に用いることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の酸化還元電位水を製造する際に用いる
無添加酸化還元電位水を製造する、製造装置の構成図で
ある。
【図2】本発明の酸化還元電位水の製造装置の一例を示
す、構成図である。
【図3】本発明の酸化還元電位水の製造装置の他の例を
示す、構成図である。
【符号の説明】
1 原水バルブ(原水導入口) 2 制御手段 3 電解質供給部(電解質供給手段) 4 電解槽 5 センサ部 6 後添加物供給部(後添加物供給手段) 7 酸化還元電位水吐水バルブ 9 逆止め弁 10 三方弁 11 前添加物供給部(前添加物供給手段) 100、200、300 製造装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸化性物質を含有し、pH5.0以下、
    酸化還元電位900mv以上である、酸化還元電位水に
    おいて、 一種類以上の添加物を含有していることを特徴とする酸
    化還元電位水。
  2. 【請求項2】 前記一種類以上の添加物の一つは、香料
    であることを特徴とする請求項1に記載の酸化還元電位
    水。
  3. 【請求項3】 前記香料は、ハーブ系香料であることを
    特徴とする請求項2に記載の酸化還元電位水。
  4. 【請求項4】 前記一種類以上の添加物の一つは、調味
    料であることを特徴とする請求項1に記載の酸化還元電
    位水。
  5. 【請求項5】 前記一種類以上の添加物の一つは、アル
    コールであることを特徴とする請求項1に記載の酸化還
    元電位水。
  6. 【請求項6】 前記一種類以上の添加物の一つは、界面
    活性剤、油脂、あるいは増粘剤のいずれかであることを
    特徴とする請求項1に記載の酸化還元電位水。
  7. 【請求項7】 原水を導入する原水導入口と、 導入した原水に対して電解質を供給する、電解質供給手
    段と、 前記電解質が供給された原水を電気分解する電解槽とを
    備え、 前記請求項1〜6のいずれかに記載の酸化還元電位水を
    製造する、酸化還元電位水の製造装置であって、 前記電解槽において原水を電気分解する前に、前記原水
    に対して、添加物を供給する、前添加物供給手段を備え
    ることを特徴とする酸化還元電位水の製造装置。
  8. 【請求項8】 原水を導入する原水導入口と、 導入した原水に対して電解質を供給する、電解質供給手
    段と、 前記電解質が供給された原水を電気分解する電解槽とを
    備え、 前記請求項1〜6のいずれかに記載の酸化還元電位水を
    製造する、酸化還元電位水の製造装置であって、 前記電解槽における電気分解によって生成された酸性の
    水に対して、添加物を供給する、後添加物供給手段を備
    えることを特徴とする酸化還元電位水の製造装置。
  9. 【請求項9】 前記請求項1〜6の酸化還元電位水を生
    成するために、用いられることを特徴とする添加物。
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