JPH09315925A - 化粧水 - Google Patents
化粧水Info
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- JPH09315925A JPH09315925A JP8133871A JP13387196A JPH09315925A JP H09315925 A JPH09315925 A JP H09315925A JP 8133871 A JP8133871 A JP 8133871A JP 13387196 A JP13387196 A JP 13387196A JP H09315925 A JPH09315925 A JP H09315925A
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- JP
- Japan
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- extract
- lotion
- acidic water
- skin
- water
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- Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 脂性肌やにきび肌等のトラブル肌の手入れか
ら一般的な肌の手入れまで安心して使える化粧水を提供
することを目的としている。 【解決手段】 塩素イオンを含む水を電気分解し、その
陽極側で生成された酸性水よりなる化粧水である。また
塩素イオンを含む水を電気分解し、その陽極側で生成さ
れた酸性水を必須の成分として含む化粧水である。また
前記酸性水と、保湿成分とを必須の成分として含む化粧
水である。
ら一般的な肌の手入れまで安心して使える化粧水を提供
することを目的としている。 【解決手段】 塩素イオンを含む水を電気分解し、その
陽極側で生成された酸性水よりなる化粧水である。また
塩素イオンを含む水を電気分解し、その陽極側で生成さ
れた酸性水を必須の成分として含む化粧水である。また
前記酸性水と、保湿成分とを必須の成分として含む化粧
水である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、肌の手入れに効果
的な化粧水に関し、詳しくは食塩水などの塩素イオンを
含む水を電気分解し、その陽極側で生成された酸性水を
用いた化粧水に関する。
的な化粧水に関し、詳しくは食塩水などの塩素イオンを
含む水を電気分解し、その陽極側で生成された酸性水を
用いた化粧水に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、収斂性化粧水（アストリンゼント
水）としては、クエン酸、酒石酸、乳酸等の有機酸を主
体としたｐＨ３〜４の収斂性の強い酸性化粧水が脂性肌
の手入れ専用に用いられ、更に、皮膚のｐＨ４．５〜
６．５に合わせエタノールを含有した化粧水が一般的な
収斂性化粧水として知られている。
水）としては、クエン酸、酒石酸、乳酸等の有機酸を主
体としたｐＨ３〜４の収斂性の強い酸性化粧水が脂性肌
の手入れ専用に用いられ、更に、皮膚のｐＨ４．５〜
６．５に合わせエタノールを含有した化粧水が一般的な
収斂性化粧水として知られている。
【０００３】また、近年、飲料用のアルカリイオン水生
成器が普及するにあたって、その装置の陽極から得られ
るｐＨ４〜６の電解酸性イオン水もアストリンゼント水
として知られている。
成器が普及するにあたって、その装置の陽極から得られ
るｐＨ４〜６の電解酸性イオン水もアストリンゼント水
として知られている。
【０００４】ニキビ用化粧水としては、日本薬局方のイ
オウ、カンフル含有のローションが知られている。
オウ、カンフル含有のローションが知られている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
収斂性化粧水（アストリンゼント水）の場合、ｐＨ３か
ら４の収斂性の強い酸性化粧水では、皮膚に対する刺激
が強すぎたり、また皮膚のｐＨ４．５〜６．５に合わせ
たエタノール含有酸性化粧水では、エタノールの刺激が
問題となって肌荒れを生じる場合があった。また、ｐＨ
約４〜６の電解酸性イオン水は、刺激の点では、肌にと
って緩和なものの、顕著な収斂効果を得るのは困難であ
る。また、上記にきび用化粧水の場合、医薬成分を含有
しているため、刺激性があった。さらに、天然植物エキ
スなどの天然成分を有効成分として配合した化粧水もあ
るが、そのままでは変質しやすいために防腐剤や殺菌剤
の添加が必要であり、これら防腐剤や殺菌剤によって肌
荒れを生じるおそれがある。
収斂性化粧水（アストリンゼント水）の場合、ｐＨ３か
ら４の収斂性の強い酸性化粧水では、皮膚に対する刺激
が強すぎたり、また皮膚のｐＨ４．５〜６．５に合わせ
たエタノール含有酸性化粧水では、エタノールの刺激が
問題となって肌荒れを生じる場合があった。また、ｐＨ
約４〜６の電解酸性イオン水は、刺激の点では、肌にと
って緩和なものの、顕著な収斂効果を得るのは困難であ
る。また、上記にきび用化粧水の場合、医薬成分を含有
しているため、刺激性があった。さらに、天然植物エキ
スなどの天然成分を有効成分として配合した化粧水もあ
るが、そのままでは変質しやすいために防腐剤や殺菌剤
の添加が必要であり、これら防腐剤や殺菌剤によって肌
荒れを生じるおそれがある。
【０００６】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あって、脂性肌やにきび肌等のトラブル肌の手入れから
一般的な肌の手入れまで安心して使える化粧水を提供す
ることを目的としている。
あって、脂性肌やにきび肌等のトラブル肌の手入れから
一般的な肌の手入れまで安心して使える化粧水を提供す
ることを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、水道水の
電解により得られる電解水の研究を重ねている中で、電
解によって得られる強酸性水を主体とする化粧水を肌の
手いれに使用することにより、脂性肌の収斂性やにきび
肌の鎮静効果に優れた効果を示し、かつ皮膚に対する刺
激性が低いことを見出し、本発明を完成させた。
電解により得られる電解水の研究を重ねている中で、電
解によって得られる強酸性水を主体とする化粧水を肌の
手いれに使用することにより、脂性肌の収斂性やにきび
肌の鎮静効果に優れた効果を示し、かつ皮膚に対する刺
激性が低いことを見出し、本発明を完成させた。
【０００８】すなわち、請求項１に係る発明は、塩素イ
オンを含む水を電気分解し、その陽極側で生成された酸
性水よりなる化粧水である。請求項２に係る発明は、塩
素イオンを含む水を電気分解し、その陽極側で生成され
た酸性水を必須の成分として含む化粧水である。請求項
３に係る発明は、前記酸性水と、保湿成分とを必須の成
分として含む請求項２記載の化粧水である。請求項４に
係る発明は、前記保湿成分がハーブエキスで、アロエエ
キス、カンゾウエキス、ウイキョウエキス、ツモツケエ
キス、シラカンバエキス、ニンジンエキス、マロニエエ
キス、ローズマリーエキス、海藻エキスよりなる群から
選択される少なくとも１種であることを特徴とする請求
項３記載の化粧水である。
オンを含む水を電気分解し、その陽極側で生成された酸
性水よりなる化粧水である。請求項２に係る発明は、塩
素イオンを含む水を電気分解し、その陽極側で生成され
た酸性水を必須の成分として含む化粧水である。請求項
３に係る発明は、前記酸性水と、保湿成分とを必須の成
分として含む請求項２記載の化粧水である。請求項４に
係る発明は、前記保湿成分がハーブエキスで、アロエエ
キス、カンゾウエキス、ウイキョウエキス、ツモツケエ
キス、シラカンバエキス、ニンジンエキス、マロニエエ
キス、ローズマリーエキス、海藻エキスよりなる群から
選択される少なくとも１種であることを特徴とする請求
項３記載の化粧水である。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明の化粧水は、食塩水などの
塩素イオンを含む水を電気分解し、その陽極側で生成さ
れた酸性水よりなるものである。また、上記酸性水を必
須の成分として含み、該酸性水に、調剤上許容される各
種の添加成分を配合して化粧水としても良い。その添加
成分としては保湿成分が特に好ましい。
塩素イオンを含む水を電気分解し、その陽極側で生成さ
れた酸性水よりなるものである。また、上記酸性水を必
須の成分として含み、該酸性水に、調剤上許容される各
種の添加成分を配合して化粧水としても良い。その添加
成分としては保湿成分が特に好ましい。
【００１０】本発明において使用される酸性水は、食塩
（ＮａＣｌ）、塩化カリウム（ＫＣｌ）、塩化カルシウ
ム（ＣａＣｌ2）、塩化マグネシウム（ＭｇＣｌ2）など
の塩類を水道水、ミネラル水などに溶かした塩溶液、あ
るいは海水などの塩素イオン（Ｃｌ-）を含む塩溶液、
好ましくは水道水に食塩（ＮａＣｌ）を加えた食塩水を
電気分解し、その際に陽極側に生成するｐＨ３．０以下
の強酸性の水（以下、強酸性水という）である。
（ＮａＣｌ）、塩化カリウム（ＫＣｌ）、塩化カルシウ
ム（ＣａＣｌ2）、塩化マグネシウム（ＭｇＣｌ2）など
の塩類を水道水、ミネラル水などに溶かした塩溶液、あ
るいは海水などの塩素イオン（Ｃｌ-）を含む塩溶液、
好ましくは水道水に食塩（ＮａＣｌ）を加えた食塩水を
電気分解し、その際に陽極側に生成するｐＨ３．０以下
の強酸性の水（以下、強酸性水という）である。
【００１１】食塩水等を電気分解すると、陽極側の電極
室に酸素と塩素が発生して高い水素イオン濃度の強酸性
水が生成される。陽極側から取り出されたばかりの強酸
性水はｐＨ３．０以下で、酸化還元電位が＋1000mV以上
という特性から、溶存活性酸素と有効塩素の作用による
除菌、殺菌用途が知られている。ただし、この強酸性水
は、貯蔵容器内で放置された場合、酸化還元電位は時間
の経過とともに低下し、一週間から十日後には元の水道
水のレベルにまでなるものの、高い水素イオン濃度は維
持したままである。この強酸性水を化粧水として用いる
場合には、陽極側から取り出した直後ではなく、容器に
貯蔵されたものを必要に応じて用いることになるため、
化粧水としての肌に対する作用原理は十分に解明されて
いないが、高い水素イオン濃度を有していることによっ
て肌に対する収斂性と、炎症に対する鎮静作用が働くも
のと推測される。また、皮膚に対する刺激性が低いの
は、有機酸やエタノール等を含まない水そのものである
ことによる。
室に酸素と塩素が発生して高い水素イオン濃度の強酸性
水が生成される。陽極側から取り出されたばかりの強酸
性水はｐＨ３．０以下で、酸化還元電位が＋1000mV以上
という特性から、溶存活性酸素と有効塩素の作用による
除菌、殺菌用途が知られている。ただし、この強酸性水
は、貯蔵容器内で放置された場合、酸化還元電位は時間
の経過とともに低下し、一週間から十日後には元の水道
水のレベルにまでなるものの、高い水素イオン濃度は維
持したままである。この強酸性水を化粧水として用いる
場合には、陽極側から取り出した直後ではなく、容器に
貯蔵されたものを必要に応じて用いることになるため、
化粧水としての肌に対する作用原理は十分に解明されて
いないが、高い水素イオン濃度を有していることによっ
て肌に対する収斂性と、炎症に対する鎮静作用が働くも
のと推測される。また、皮膚に対する刺激性が低いの
は、有機酸やエタノール等を含まない水そのものである
ことによる。
【００１２】この酸性水に添加する保湿成分としては、
グリセリン、プロピレングリコール、アミノ酸誘導体等
が挙げられるが、薬草（ハーブ）エキス等の植物由来の
保湿成分がより好ましい。植物由来の保湿成分として
は、アロエエキス、カンゾウエキス、ウイキョウエキ
ス、ツモツケエキス、シラカンバエキス、ニンジンエキ
ス、マロニエエキス、ローズマリーエキス、海藻エキス
よりなる群から選択される１種あるいは２種以上を混合
して使用される。植物由来の保湿成分の添加量は特に限
定されないが、強酸性水と混合して化粧水を調製した際
に、該化粧水のｐＨが３．０以下であり、しかも肌に対
して十分な保湿効果を生じるような添加量とされる。
グリセリン、プロピレングリコール、アミノ酸誘導体等
が挙げられるが、薬草（ハーブ）エキス等の植物由来の
保湿成分がより好ましい。植物由来の保湿成分として
は、アロエエキス、カンゾウエキス、ウイキョウエキ
ス、ツモツケエキス、シラカンバエキス、ニンジンエキ
ス、マロニエエキス、ローズマリーエキス、海藻エキス
よりなる群から選択される１種あるいは２種以上を混合
して使用される。植物由来の保湿成分の添加量は特に限
定されないが、強酸性水と混合して化粧水を調製した際
に、該化粧水のｐＨが３．０以下であり、しかも肌に対
して十分な保湿効果を生じるような添加量とされる。
【００１３】これらの植物由来の保湿成分自体は腐り易
い等変質しやすく、保存性が悪いが、これを強酸性水と
混合して用いることにより、防腐剤や殺菌剤を用いるこ
となく腐敗や変敗を防止でき、腐りにくく安定な化粧水
となる。また、薬草（ハーブ）の種類によっては、保湿
作用だけでなく、皮膚柔軟化作用、消炎作用、収斂作用
等を持つものがあり、強酸性水と混合することによる相
乗効果によって保湿成分の添加量を少なくすることがで
きる。
い等変質しやすく、保存性が悪いが、これを強酸性水と
混合して用いることにより、防腐剤や殺菌剤を用いるこ
となく腐敗や変敗を防止でき、腐りにくく安定な化粧水
となる。また、薬草（ハーブ）の種類によっては、保湿
作用だけでなく、皮膚柔軟化作用、消炎作用、収斂作用
等を持つものがあり、強酸性水と混合することによる相
乗効果によって保湿成分の添加量を少なくすることがで
きる。
【００１４】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳述する。本実施例
で用いた強酸性水は、水道水に食塩を添加した飽和食塩
水を電気分解装置に導入し、電圧１００Ｖ、電流２５Ａ
をかけながら陽極側から毎分１．５Ｌを取り出し、保存
したものである。取り出し直後の強酸性水は、ｐＨ２．
６、酸化還元電位1015mVであり、これを不透明のポリエ
チレン容器に充填して常温下で保存した。この強酸性水
の酸化還元電位は、保存開始から一週間後890mV、１０
日後680mV、３０日後530mVと低下したが、ｐＨは２．６
を維持した。
で用いた強酸性水は、水道水に食塩を添加した飽和食塩
水を電気分解装置に導入し、電圧１００Ｖ、電流２５Ａ
をかけながら陽極側から毎分１．５Ｌを取り出し、保存
したものである。取り出し直後の強酸性水は、ｐＨ２．
６、酸化還元電位1015mVであり、これを不透明のポリエ
チレン容器に充填して常温下で保存した。この強酸性水
の酸化還元電位は、保存開始から一週間後890mV、１０
日後680mV、３０日後530mVと低下したが、ｐＨは２．６
を維持した。
【００１５】実施例１：強酸性水単独での使用 １０日保存した強酸性水（ｐＨ２．６、酸化還元電位68
0mV）を化粧水として皮膚に塗布し、その有効性を調べ
た。強酸性水を脱脂綿に含浸させてクレンジング・洗顔
後の拭き取りまたは湿布として用い、収斂効果、トラブ
ル肌改善効果、美白効果について、複数の被験者につい
て効果の有無を調べた。その結果を表１に示す。
0mV）を化粧水として皮膚に塗布し、その有効性を調べ
た。強酸性水を脱脂綿に含浸させてクレンジング・洗顔
後の拭き取りまたは湿布として用い、収斂効果、トラブ
ル肌改善効果、美白効果について、複数の被験者につい
て効果の有無を調べた。その結果を表１に示す。
【００１６】
【表１】
【００１７】表１の結果から、強酸性水からなる化粧水
の収斂効果、美白効果は顕著なものであった。また、ト
ラブル肌（主ににきび）に対しても鎮静効果の面で明ら
かな改善傾向が見られた。
の収斂効果、美白効果は顕著なものであった。また、ト
ラブル肌（主ににきび）に対しても鎮静効果の面で明ら
かな改善傾向が見られた。
【００１８】実施例２：保湿成分を含む強酸性水の使用 強酸性水に、保湿成分として海藻エキスを添加して化粧
水を調製し、その効果を調べた。強酸性水１００重量部
に対して海藻エキスを添加、混合して化粧水とした。そ
のｐＨは３．０以下であった。使用する強酸性水は、電
気分解で陽極で生成され、取り出された時の酸化還元電
位が1200mVに達しているが、数日の放置により徐々に低
下して安定し、600mV程度になるが、そのｐＨは３．０
以下に保持されて、いずれにしても有効に作用する。陽
極から取り出したばかりの強酸性水の酸化還元電位は、
海藻エキスを添加した時点で急激に低下することから変
質の可能性がある。そこで強酸性水としては、一定以上
放置されたものか空気曝気等により酸化還元電位が安定
したものが好ましい。調製した化粧水を、実施例１と同
様に被験者に適用し、収斂効果、サッパリ感、シットリ
感について効果の有無を調べた。その結果を表２に示
す。
水を調製し、その効果を調べた。強酸性水１００重量部
に対して海藻エキスを添加、混合して化粧水とした。そ
のｐＨは３．０以下であった。使用する強酸性水は、電
気分解で陽極で生成され、取り出された時の酸化還元電
位が1200mVに達しているが、数日の放置により徐々に低
下して安定し、600mV程度になるが、そのｐＨは３．０
以下に保持されて、いずれにしても有効に作用する。陽
極から取り出したばかりの強酸性水の酸化還元電位は、
海藻エキスを添加した時点で急激に低下することから変
質の可能性がある。そこで強酸性水としては、一定以上
放置されたものか空気曝気等により酸化還元電位が安定
したものが好ましい。調製した化粧水を、実施例１と同
様に被験者に適用し、収斂効果、サッパリ感、シットリ
感について効果の有無を調べた。その結果を表２に示
す。
【００１９】
【表２】
【００２０】表２の結果から、強酸性水に保湿成分とし
て海藻エキスを加えた化粧水は、脂性肌から乾燥肌まで
種々の状態に広く適用でき、保湿成分の添加によってサ
ッパリ感とシットリ感のバランスが改善されることが分
かった。また、この化粧水は、容器に密封し室温下で保
管しても腐敗等の変質を生じることがなく、良好な保存
性を有していた。
て海藻エキスを加えた化粧水は、脂性肌から乾燥肌まで
種々の状態に広く適用でき、保湿成分の添加によってサ
ッパリ感とシットリ感のバランスが改善されることが分
かった。また、この化粧水は、容器に密封し室温下で保
管しても腐敗等の変質を生じることがなく、良好な保存
性を有していた。
【００２１】上記の実施例１，２の結果から、食塩水な
どの塩素イオンを含む水を電気分解したとき、陽極側か
ら取り出された強酸性水を容器に保存し、一定時間経過
したものは酸化還元電位が自然に低下するものの、ｐＨ
は３．０以下で安定しており、皮膚に対して刺激が少な
く、収斂性、炎症に対する鎮静効果に優れた化粧水とし
て有効であることが認められた。また、この強酸性水に
保湿成分を加えた化粧水は、皮膚に対して刺激が少な
く、収斂性、炎症に対する鎮静効果に加え、保湿感に優
れ、サッパリ感とシットリ感のバランスのとれた化粧水
となることがわかった。その刺激が少ないのは有機酸や
アルコール類を一切含まないことによる。また、強酸性
水に保湿成分として添加した天然の植物液は、それ自体
は腐敗しやすい等変質し易いが、この強酸性水と混合し
て使用することにより、防腐剤を添加しなくとも変質せ
ず良好な保存性が得られる。
どの塩素イオンを含む水を電気分解したとき、陽極側か
ら取り出された強酸性水を容器に保存し、一定時間経過
したものは酸化還元電位が自然に低下するものの、ｐＨ
は３．０以下で安定しており、皮膚に対して刺激が少な
く、収斂性、炎症に対する鎮静効果に優れた化粧水とし
て有効であることが認められた。また、この強酸性水に
保湿成分を加えた化粧水は、皮膚に対して刺激が少な
く、収斂性、炎症に対する鎮静効果に加え、保湿感に優
れ、サッパリ感とシットリ感のバランスのとれた化粧水
となることがわかった。その刺激が少ないのは有機酸や
アルコール類を一切含まないことによる。また、強酸性
水に保湿成分として添加した天然の植物液は、それ自体
は腐敗しやすい等変質し易いが、この強酸性水と混合し
て使用することにより、防腐剤を添加しなくとも変質せ
ず良好な保存性が得られる。
【００２２】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明による化粧水
は、塩素イオンを含む水を電気分解して陽極側から取り
出されたｐＨ３．０以下の酸性水を含むものなので、皮
膚に対して刺激が少なく、収斂性、炎症に対する鎮静効
果に優れている。従って本発明によれば、脂性肌やにき
び肌等のトラブル肌の手入れから一般的な肌の手入れま
で安心して使用できる化粧水を提供することができる。
また、この酸性水と保湿成分を必須の成分として含む化
粧水は、皮膚に対して刺激が少なく、酸性水による収斂
性、炎症に対する鎮静効果に加え、保湿成分による保湿
感に優れ、サッパリ感とシットリ感のバランスのとれた
化粧水を提供することができる。また、強酸性水に保湿
成分として天然の植物エキスを加える場合、植物エキス
それ自体は腐敗等変質し易いが、この強酸性水と混合し
て使用することにより、防腐剤を添加しなくとも変質せ
ず良好な保存性が得られ、防腐剤無添加の化粧水を提供
することができる。
は、塩素イオンを含む水を電気分解して陽極側から取り
出されたｐＨ３．０以下の酸性水を含むものなので、皮
膚に対して刺激が少なく、収斂性、炎症に対する鎮静効
果に優れている。従って本発明によれば、脂性肌やにき
び肌等のトラブル肌の手入れから一般的な肌の手入れま
で安心して使用できる化粧水を提供することができる。
また、この酸性水と保湿成分を必須の成分として含む化
粧水は、皮膚に対して刺激が少なく、酸性水による収斂
性、炎症に対する鎮静効果に加え、保湿成分による保湿
感に優れ、サッパリ感とシットリ感のバランスのとれた
化粧水を提供することができる。また、強酸性水に保湿
成分として天然の植物エキスを加える場合、植物エキス
それ自体は腐敗等変質し易いが、この強酸性水と混合し
て使用することにより、防腐剤を添加しなくとも変質せ
ず良好な保存性が得られ、防腐剤無添加の化粧水を提供
することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神山 亮 東京都新宿区四ツ谷３−１ 株式会社ビル ト内 (72)発明者 石井 光男 埼玉県川口市青木３−５−１ 株式会社東 理社内
Claims (4)
- 【請求項１】 塩素イオンを含む水を電気分解し、その
陽極側で生成された酸性水よりなる化粧水。 - 【請求項２】 塩素イオンを含む水を電気分解し、その
陽極側で生成された酸性水を必須の成分として含む化粧
水。 - 【請求項３】 前記酸性水と、保湿成分とを必須の成分
として含む請求項２記載の化粧水。 - 【請求項４】 前記保湿成分がハーブエキスで、アロエ
エキス、カンゾウエキス、ウイキョウエキス、ツモツケ
エキス、シラカンバエキス、ニンジンエキス、マロニエ
エキス、ローズマリーエキス、海藻エキスよりなる群か
ら選択される少なくとも１種であることを特徴とする請
求項３記載の化粧水。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8133871A JPH09315925A (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | 化粧水 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8133871A JPH09315925A (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | 化粧水 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09315925A true JPH09315925A (ja) | 1997-12-09 |
Family
ID=15115020
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8133871A Withdrawn JPH09315925A (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | 化粧水 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09315925A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2001278735A (ja) * | 2000-03-30 | 2001-10-10 | Kawaken Fine Chem Co Ltd | 電解海洋深層水含有化粧料 |
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-
1996
- 1996-05-28 JP JP8133871A patent/JPH09315925A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
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