JP2000189906A - 容器振分装置 - Google Patents

容器振分装置

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JP2000189906A
JP2000189906A JP10374476A JP37447698A JP2000189906A JP 2000189906 A JP2000189906 A JP 2000189906A JP 10374476 A JP10374476 A JP 10374476A JP 37447698 A JP37447698 A JP 37447698A JP 2000189906 A JP2000189906 A JP 2000189906A
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JP
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container
conveyor
defective
containers
cans
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Noboru Koyama
登 小山
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Sapporo Breweries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】機械的な外観判断で印字不良、汚れ、傷または
誤って印字不良であると選別された良品又は再生可能品
を傷つけることなく確実に回収可能とした容器の振分け
装置を提供する。 【解決手段】中味が充填された容器を一列状態で搬送す
るコンベアにより搬送中に容器を選別すると共に、その
結果に基づく指示信号を発する容器選別手段と、上記容
器選別手段より下流に位置し該容器選別手段により選別
された容器を回収するための容器回収プールと、上記容
器選別手段の上記指示信号を受けて、選別された容器を
上記容器回収プールへと導く加圧空気を発する空気発生
手段とを有する容器振分装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器を振分けるた
めの装置に関し、より詳しくは製品の中味については何
ら問題はないが、除去可能な軽微な汚れ或いは製造日時
等を確認するために付される印字の不良等、容器の外観
を問題として排除される所謂形式的な不良製品について
その容器を傷つけることなく確実に選別し、回収可能と
した容器振分け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】清涼飲料、酒、ビール等の飲料や、加工
食品など多くの製品が缶或いはペットボトル等の容器に
詰められた状態で販売されている。これらの製品は通
常、自動化された大規模な工場で大量生産され、その品
質管理がなされている。容器の中に詰められる中味とな
る飲料、食品等について十分な注意が払われることはも
ちろんであるが、正規の中味が充填され容器詰にされた
後にも、入味量の検査、外観検査等があり、これをパス
した製品のみが市場に出されるようになっている。
【0003】ここで、上記の飲料、加工食品等の関連で
は通常、賞味期限が設定されており、この期限を過ぎた
製品は回収或いは廃棄されるようになっている。さら
に、検査済みで良品として市場に出回った製品の中に不
良品が紛れ込んでしまう場合も予想される。このような
場合に、その原因を速やかに突き止め、再発防止に向け
迅速な対応が必要となる。そこで、通常、容器の底部に
は賞味期限、製造年月日、製造工場、製造時間、製造マ
シン等について確認できるようにその情報を含む文字、
番号の印字がなされている。したがって、この印字が正
確であれば、その製品の賞味期限の管理、事故が起きた
ときの原因究明にも大いに役立つことになる。 したが
って、この容器底部への印字が正確になされているか、
否かについても重要な検査項目に挙げられ、印字不良の
容器は中味に何ら問題がないものでも不良品として処理
されることになる。
【0004】また、上記外見検査においても、中味に何
ら問題がない製品でも容器の外側に付着した軽微な汚れ
のみで不良製品として排除するようにしている。ここ
で、従来において印字不良と判断された不良缶を振分け
る装置を例にして簡単に説明すると、清涼飲料、ビール
等の中味充填が完了して、密閉された缶は、その外側に
上述したような所定事項(情報)が印字され、一列状態
でコンベア上を搬送される。そして、このコンベアの下
流には缶の底部に付された印字の良・不良を判定するた
めに、カメラ等の光学的な読取り手段と、ここで読取ら
れたデータを予め定められた基準に基づき良・不良の判
断をし、不良時には信号を発する制御手段とを組合せた
不良缶検出手段としてが配設されている。
【0005】そして、更にその下流には、不良缶振分け
機構と、この機構により除けられた不良缶を回収する為
の不良缶回収用のプールとが、上記コンベアに沿って設
けられている。この不良缶振分け機構は上記不良信号を
受けると、所定タイミングをおいて油圧または空圧で駆
動されるシリンダを有しており、このシリンダで不良缶
を蹴るように押出して、上記プールに不良缶を導くもの
が一般に使用されている。
【0006】なお、容器外観からその汚れ、傷等をを検
査する外観検査装置についても上記と同様な構成で不良
容器を排除する装置となる。また、上述の説明からも明
らかであるが、本明細書における「不良缶、不良容器」
の語は厳密なる製品管理下において、選別装置による外
観検査で形式上、選別された缶、容器を意味するもので
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したような不良容
器振分け装置の外観読取りカメラは、上記コンベア上を
移動してくる多量の容器の外観を短時間で読取る必要性
から、一般に、その読取りレベルはかなり高感度に設定
されている。そのため、人間の視覚的には問題がない印
字部分の汚れ、外部に付着した僅かな傷、塵についても
不良すなわち不良容器と判断され、本来製品として出荷
して問題のない容器まで不良品として排除され、上記プ
ールに回収される場合がある。ここで、上述したように
単なる軽微な外観不良によるものは本来的な意味での不
良製品ではないので、上記プール内の製品は最終的に作
業者の目で確認され印字周辺の僅かな傷、塵等により、
或いは機械自体の判断の誤りにより不良品とされたもの
は、本来の製品ラインに戻されて出荷される。
【0008】また、印字装置の誤動作により印字不良と
なった場合であってもその誤印字を消去して、新たに印
字をし直すことにより良製品として出荷が可能になる。
さらに、印字不良だけでなく洗浄により除去可能な汚れ
が付着した容器についても外観検査で不良と判断される
が回収して洗浄すれば出荷が可能となる。このような、
再生可能な不良製品を製造ラインから回収するにあた
り、従来は多量の容器が連続して搬送されているコンベ
ア上より、シリンダを使用して良品との振分けを行って
いるため、不良容器が検出されたときにはシリンダの押
出しと戻しの往復動作を短時間で完了しなければならな
かった。そこで、シリンダの往復動作を早くすることが
考えられる。ところが、あまりに早くすること、容器を
蹴り出す力が強くなり、上述したように目視で確認後は
良品に戻せる容器や簡単な手当で良品への再生可能な容
器まで傷つけてしまう。また更に、振分けられた上記回
収プール内に移動してからもその速度が速く周壁に激突
して容器が傷ついてしまうにという問題を生じることに
もなる。
【0009】また、シリンダの押出し時に容器が転倒し
ていまう虞があり、もし転倒するとその容器自体が傷つ
くだけでなく、そのまま上記回収プール内に移動してす
でに回収され、整列されている再生可能な容器まで傷つ
けることにもなった。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
の本発明にあっては、中味が充填された容器を一列状態
で搬送するコンベアと、上記コンベアの近傍に設けら
れ、該コンベアにより搬送中の上記容器を選別し、当該
選別の結果に基づく指示信号を発する容器選別手段と、
上記容器選別手段より、上記コンベアの搬送方向で見
て、下流に位置し該容器選別手段により選別された容器
を回収するため上記コンベアの片側で該コンベアに沿う
ように配設される選別された容器の容器回収プールと、
上記コンベアを挟んで上記容器回収プールとは反対側に
配設され、上記容器選別手段の上記指示信号を受けて、
選別された容器を上記容器回収プールへと導く加圧空気
を発する空気発生手段とを有する容器振分装置、として
実現されるものである。ここで、従来のシリンダに代え
て加圧空気を採用して缶へ押圧力を加え容器回収プール
へと導くものである。空気圧は無段階に可変でき、容器
をスムーズに移動させる範囲で空気圧を高めてもこれに
より容器表面を傷つけてしまうということはない。ま
た、コンベアの搬送速度が変わっても簡単に空気圧の調
整で対応することができる。
【0011】そして、前記容器回収プールの底部には、
前記コンベアに沿うように、同方向かつ同速度で回転し
て容器を該容器回収プールの奥側に順次搬送する回収プ
ール内コンベアを設ければ、プール内でスムーズに容器
が奥側へと搬送できる。また、前記空気発生手段により
前記容器回収プールへと導かれる容器の上方に接近して
配設され、該容器が傾きかけたときにその頭部に当接し
て該容器の転倒を防止するためのアッパーガイドを更に
備えた、振分け装置とすればより好ましいものとなる。
ここで、例えば前記アッパーガイドは、容器の頭部に接
する板状のガイド部材と、該ガイド部材を保持しかつ該
板状部材を垂直方向に移動可能とする支持部材とから構
成することができる。搬送される容器の高さが異なるこ
とを考慮してこのガイド部材を上下移動可能にしておく
ことが好ましい。また、容器の頭部に当接するガイド部
は容器が風圧で倒れかかったときにこれを防止しかつ、
コンベア上の容器に触れない位置に設けられる。なお、
このガイド部材を垂直方向で移動可能保持する支持部材
は任意の場所に配置することができるが、例えば上記コ
ンベアの近傍で立ち上がるポール状の部材でガイド部材
を支えるものでもよいし、或いは上記空気発生手段に直
接固着してもよい。何れにしろ、ガイド部材が容器の転
倒を有効に防止でき、作業の邪魔とならない場所を探し
て任意に設定される。また、ガイド部材を上下に移動さ
せるスライド機構は種々の周知の手段を使用すればよ
い。例えば支持部材側にラック様の直線歯を設け、ガイ
ド部材の基部にこの直線歯に係止する爪を設けてもよ
い。そして、このスライド機構の駆動形態についても手
動、自動を必要により選択すればよい。
【0012】次に、前記空気発生手段は、例えば搬送さ
れる容器の側部に対向するように加圧空気の吹出口が垂
直方向に複数設けられている形態とされる。このように
複数とすることでコンベア上を搬送される容器の高さが
変わっても、各種の容器に適量の加圧空気を当てること
ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、添付の図面に基づき本発明
の実施の形態について説明する。ここでは、缶の印字状
態を選別の基準にして選別を行う例を示すが、容器外観
の他の部分を基準に選別することも可能である。図1 は
本発明の一実施形態である、印字不良の缶振分装置の全
体を示す斜視図である。同図において、コンベア1は矢
印の方向に缶Cを例えば65 m /min の速度で搬送する
ようにされている。このコンベア1の搬送方向で上流側
から、不良缶検出(選別)手段2、空気発生手段3、及
びコンベア1を挟んで空気発生手段3の反対側に選別さ
れた不良缶回収プール4がそれぞれ配設されている。
【0014】なお、本装置で缶Cは、底部に付された印
字が上方から確認できるように、倒立状態で搬送される
ように設計されている。また、図示されてはいないが不
良缶検出手段2の上流には周知のインクジェット印刷機
等が配されており、所定の内容を有する文字、数字が缶
の底部(図1では上面)に付され、不良缶検出手段2へ
と搬送されてくる。
【0015】上記不良缶検出手段2にはコンベア1の上
方から缶Cの底部の印字を光学的に読取るためのカメラ
2aが組込まれており、これをデータ情報として変換
し、同様に不良缶検出手段2内臓されているメモリ、C
PU等からなる制御手段2bにて、そのデータ情報であ
る印字状態の良否の判定を行い、さらに不良と判断され
たときには、下流の空気発生手段3へ警告(指示)信号
を発する処理を行うように設定されている。
【0016】上記空気発生手段3は、コンベア1の側部
で下端がグラウンドに固定され垂直に立上がる支柱3a
と、この支柱3aからコンベア1側にせり出す支持アー
ム3bを有している。このアーム3bには加圧空気の吹
出ノズル5a、5b、5c、5dが垂直方向に4個設け
られている吹出ヘッド5が固定されいる。これらの吹出
ノズル5a、5b、5c、5dはコンベア1 上を倒立状
態で搬送される缶Cの側部面に対向するように配設され
る。そして、図示されていない配線を介して不良缶検出
手段2から警告信号を受けた時には各吹出ノズル5a、
5b、5c、5dから所望の加圧空気が発せられるよう
になっている。なお、同図中6は空気加圧用のコンプレ
ッサ(図示せず)に接続されている加圧空気を搬送する
チューブである。
【0017】ここで、各吹出ノズル5a、5b、5c、
5dの垂直方向の位置は、コンベア1 で搬送される多種
の商品を転倒させることがないように、搬送されてくる
缶Cの高さ、コンベア1 の速度、コンベア1 と缶Cの摩
擦、使用する加圧空気の圧力などを考慮し定められてい
る。すなわち、例えば缶の上部にのみ加圧空気を当てる
ことがあると転倒しやすくなるので、加圧空気が負荷さ
れるた缶がスムーズに移動できるようにように考慮して
設計される。
【0018】なお、本例示の装置にあっては、コンベア
の速度は上記の65m /min 程度で、コンベア1の幅は約
80〜85mmである。そして、一番下段の吹出ノズル5dの
芯とコンベア上面との間隔は約15mm、吹出ノズル5c、
5dの芯々の間隔は30 mm 、吹出ノズル5b、5cの芯
々の間隔は40 mm 、そして吹出ノズル5a、5bの芯々
の間隔は30 mm である。このとき、各吹出ノズル5a、
5b、5c、5dの前面と搬送される缶の側面との間隔
は約1mmに設定され、加圧空気の圧力は約5.0〜7.0Kg
/cm2 であり、好ましくは6.0 Kg/cm2 前後である。
【0019】つぎに、不良缶回収プール4について説明
をすると、コンベア1 の側部でこれに沿うように配設さ
れている。この不良缶回収プール4の底部にはコンベア
1と同方向に、同速度で回転する短めの回収プール内コ
ンベア7が設けられている。また、この不良缶回収プー
ル4はその外周を囲うように仕切壁8が設けられている
が、印字不良と判断され上記吹出ノズルからの加圧空気
を受け、振分けされた不良缶fCを受け入れるための開
口8aがコンベア1 側に設けられている。また、この不
良缶回収プール4の奥側端部には送り込まれてきた不良
缶fCを傷つけず衝撃を吸収するように緩衝材9が設け
られている。
【0020】なお、振分けられた不良缶fCがスムーズ
に不良回収プール4に移動できるようにコンベア1と回
収プール内コンベア7 の上面は一致するように調整され
ている。次に、図2に基づいてより好ましい実施形態を
説明する。ここで、同図は本発明の空気発生手段、特に
ノズルヘッド5とコンベア1上の缶Cの関係について示
している。なお、前述した図1と同一の部材には同一の
符号を付している。
【0021】ここで特徴とされる部分はコンベア1の上
方に設けられるアッパーガイドである。このアッパーガ
イドは缶Cの頭部に接する板状のガイド部材12と該ガイ
ド部材12を保持しかつ該板状部材を垂直方向に移動可能
とする支持部材10とから構成されている。本装置ではこ
の支持部材10は前述したアーム部材3bの前端部にに固
着されている。そして、この支持部材10に対して垂直移
動可能なスライダ11を基部として、前記吹出ノズル5
a、5b、5c、5dとの干渉を避けるためにアングル
状にされた部材の先端にガイド部材12が略水平に設けら
れている。このガイド部材12は板状に形成され、前記吹
出ノズル5a、5b、5c、5dの加圧空気を受けた不
良缶fCが傾きかけたときにその頭部に当接して転倒を
防止するものであり、不良缶fCに軽く当たる程度に接
近した位置に設けられる。
【0022】なお、ここで支持部材10に対して垂直移動
可能とされるスライダ11は、該支持部材10内部に設けら
れるラック様の歯に係止する爪を有して、任意の高さ位
置に固定できるようになっている。以上説明したよう
な、本発明の実施形態に係る装置であれば、清涼飲料、
ビール等の中味充填が完了して、密閉された缶は、その
缶Cの底部に上述したような所定事項(情報)が印字さ
れ、一列状態でコンベア1上を搬送される。そして、こ
のコンベア1の下流には缶の底部に付された印字の良・
不良を判定(選別)するために、カメラ2aにより該印
字を読取り、ここで読取られたデータを予め定められた
基準に基づき制御手段2bにて良・不良の判断がなされ
る。ここで不良との判断された時には警告信号を発す
る。そして、更にその下流には、不良缶振分けのための
上記空気発生手段3があり、その吹出ノズル5a、5
b、5c、5dから所定圧の加圧空気が印字不良と判断
された缶fCに吹き付けられる。その際、アッパーガイ
ド部材がさらに設けられている装置であれば、缶Cが傾
きかけたときにその頭部に当接して缶の転倒が防止され
る。この様に振分けられた不良缶fCはコンベア1に並
存する不良缶回収用のプール4へと円滑に導かれる。こ
の不良缶プール4に入った不良缶fCは回収プール内コ
ンベア7により搬送され、プール4の奥側に順次送り込
まれる。一方、底部の印字が良と判断された缶rCはそ
のまま、コンベア1上を搬送される。
【0023】上記不良缶回収用のプール4内に回収さ
れ、印字不良と判断された缶fCを作業者が最終的に視
認を行い、僅かな傷、塵或いは誤判断が原因で機械的に
不良と判断されたが、印字が十分確認できると判断され
た缶Cは本来の生産ラインに戻される。なお、上記例で
は吹出ノズル(吹出口)が4つの例が示されているが、
これに限るものではなく、その数は必要に応じて変更さ
れるものである。特に缶の高さ、幅、中味重量等を総合
的に考慮して、加圧空気を受けた缶が安定的に移動する
ようにその数、高さ位置を定める。また、ノズルの配置
は直線的に並ぶものばかりでなく、例えば複数ノズルを
一つ置きに水平位置をずらした千鳥状にして缶への加圧
面積を広げる様にしてもよい。
【0024】また上記例は容器としての缶での印字不良
を一例にして説明したものであるがこれに限られるもの
ではなく、上記例の不良缶検出手段2をペットボトル容
器の印字、或いは容器の傷、汚れ等を選別する外観選別
検査装置とすれば容易にペットボトル容器の振分装置と
することができる。
【0025】
【発明の効果】以上、詳述した本発明によれば、機械的
に外観で判断され、選別された容器を加圧空気を用いて
振分けるので、従来装置のようにシリンダでの押出し時
に容器に新たな傷を付けてしまうといった問題を生じる
事が無く、プール内に回収後の確認で良と判断された容
器や軽微な措置で再生可能な容器を本来の製造ラインに
戻すことが可能になる。
【0026】さらに、従来装置の様にシリンダを用いな
いので、シリンダの往復動作の時間を考慮する必要が無
く、振分け動作の時間短縮が図られる。また、加圧空気
の圧力を調整することで、容器を搬送するコンベア速度
や、搬送されてくる容器の密度変化にも対応が容易とな
る。さらにまた、本発明装置では上述の様に、空気圧を
調整することで選別された容器が円滑に回収プールに移
動されるものであるが、コンベア上部に転倒防止用のア
ッパーガイドを設ければ振分け時に容器が転倒すること
が無くなり、更に確実な振分け作業が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る印字不良缶の振分装
置の全体を示す斜視図である。
【図2】本発明の空気発生手段周辺を拡大して示した図
である。
【符号の説明】
1 コンベア 2 不良缶検出手段(容器選別手段) 3 空気発生手段 4 不良缶回収プール(容器回収プール) 12 ガイド部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中味が充填された容器を一列状態で搬送す
    るコンベアと、 上記コンベアの近傍に設けられ、該コンベアにより搬送
    中の上記容器を選別し、当該選別の結果に基づく指示信
    号を発する容器選別手段と、 上記容器選別手段より、上記コンベアの搬送方向で見
    て、下流に位置し該容器選別手段により選別された容器
    を回収するため上記コンベアの片側で該コンベアに沿う
    ように配設される選別された容器の容器回収プールと、 上記コンベアを挟んで上記容器回収プールとは反対側に
    配設され、上記容器選別手段の上記指示信号を受けて、
    選別された容器を上記容器回収プールへと導く加圧空気
    を発する空気発生手段とを有する容器振分装置。
  2. 【請求項2】前記容器回収プールの底部には、前記コン
    ベアに沿うように、同方向かつ同速度で回転して容器を
    該容器回収プールの奥側に順次搬送する回収プール内コ
    ンベアが設けられている、ことを特徴とする請求項1に
    記載の容器振分装置。
  3. 【請求項3】前記空気発生手段により前記容器回収プー
    ルへと導かれる選別された容器の上方に接近して配設さ
    れ、該容器が傾きかけたときにその頭部に当接して該容
    器の転倒を防止するためのアッパーガイドを更に備え
    た、ことを特徴とする請求項1または2に記載の容器振
    分装置。
  4. 【請求項4】前記アッパーガイドは、容器の頭部に接す
    る板状のガイド部材と、該ガイド部材を保持しかつ該板
    状部材を垂直方向に移動可能とする支持部材からなる、
    ことを特徴とする請求項3に記載の容器振分装置。
  5. 【請求項5】前記空気発生手段は、前記コンベア上を搬
    送される容器の側部に対向するように加圧空気の吹出口
    が垂直方向に複数設けられている、ことを特徴とする請
    求項1から3いずれかに記載の容器振分装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013010602A (ja) * 2011-06-29 2013-01-17 Mitsubishi Materials Techno Corp 缶の排出装置
JP2014124621A (ja) * 2012-12-27 2014-07-07 Kirin Techno-System Co Ltd 容器排除装置
CN109201515A (zh) * 2018-07-02 2019-01-15 北京金诺时代科技发展有限公司 金诺全自动智能喷印视觉检测系统

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