JP2000189449A - 整形外科用スプリント - Google Patents

整形外科用スプリント

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JP2000189449A
JP2000189449A JP10370775A JP37077598A JP2000189449A JP 2000189449 A JP2000189449 A JP 2000189449A JP 10370775 A JP10370775 A JP 10370775A JP 37077598 A JP37077598 A JP 37077598A JP 2000189449 A JP2000189449 A JP 2000189449A
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sheet
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cloth
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Hiroshi Yamaguchi
宏 山口
Hiromichi Hirano
浩通 平野
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Alcare Co Ltd
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Alcare Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 患者の整形した患部を確実に保持固定できる
と共に、患部の形状に合わせて手直しすることが容易で
あり、患部への適用も容易なスプリントを経済的に得よ
うとする。 【解決手段】 発泡体シ−ト、織物、編物、不織布等の
布類のシート体1を概略患部に適合するような大きさに
成形する。このシ−ト体1の一部には伸縮性を有する布
類等の重層体2を添着固定し、患部の整形した状態を保
持する主区帯3と、その周縁にあって上記重層体2を有
しない副区帯4を形成する。これらに水硬化性樹脂6を
含浸保持させる。このスプリント7を水に浸漬し、軽く
搾って過剰の水を除き、綿包帯で覆われた整形の済んだ
患部に沿わせるようにして固化させて患部を固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、整形外科関連の分
野で使用される副木、即ちスプリントに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】上肢や下肢などを骨折や捻挫した場合、
患部を整肢した後で固定する必要があるが、骨折等の直
後は患部が大きく腫れており発熱もあるので、すぐにギ
ブスを巻くことができず、スプリントを当てて患部を固
定している。以前は副木として木片を用い、伸縮性包帯
を巻いて固定していたが、患部との適合性が悪いことか
ら、その後布状物に水硬化性樹脂を含浸させたスプリン
トが提供されるようになった。
【0003】このスプリントは、水に漬けて引上げてか
ら患部に沿うように押当てて型取りし、その型取りした
状態で水硬化性樹脂を硬化させて、患部に合致した支持
固定を行うと共に容易に取外しもできるようにしたもの
である。このようなスプリントとして発泡ウレタンシー
トに水硬化性樹脂を含浸させたものが提案されている
が、上記シートの厚みを薄くすると患部に適合させるこ
とが容易で、使い勝手がよいけれども、充分な強度が得
られない場合がある。また、シートを厚くした場合に
は、強度が強くなるけれども、患部に適合させることが
難しく、使い勝手が悪いという欠点がある。
【0004】そこで、発泡ウレタンシートの全体を伸張
性の織物で包み、これら双方に水硬化性樹脂を含浸させ
たものが提案されており、こうしたものでは全体の厚み
を薄くしながら、充分な強度を得ることも可能であるけ
れども、患者には背の高低、体格の太細など様々であ
り、これらの患者の多様な患部に対応するには、周縁部
を適当にカットして患部に適合させる必要がある。しか
し、この物ではカットが難しいと共にカットされた織物
の端部が水硬化性樹脂の硬化に伴って鋭利化し、これに
よって皮膚を傷つけることがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、患者の整形
した患部を確実に保持固定できると共に、患部に合致す
るように周縁部を容易にカットすることができて、必要
な形状に手直しすることが容易であり、また、全体を薄
く形成することもできて患部への適用も容易なスプリン
トを経済的に得ようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、発泡体シ−ト
や、織物、編物、不織布等の布類のシート体を概略患部
に適合するような大きさに成形し、このシ−ト体の一部
には伸縮性を有する布類や発泡体シ−トの重層体を添着
固定して、患部の整形した状態を保持する主区帯とその
周縁にあって上記重層体を有しない副区帯を形成し、こ
れらに水硬化性樹脂を含浸保持させたもので、このスプ
リントは、上記主区帯によって患部の整形状態を確実に
保持すると共に、患部の形状に合わせて上記副区帯のシ
−ト体の一部分を容易に切り除いて多様な患部に合致さ
せることができ、適用作業も容易に行うことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】発泡体、布類で形成されるシ−ト
体1は、大腿部から下肢部にかけての長下肢用、下肢部
の短下肢用、長上肢用、短上肢用など種々の使用部位の
概略の形状に合わせるように形成する。上記シ−ト体を
形成する発泡体には、水硬化性樹脂を保持しておくこと
ができるように連続気泡で形成された発泡体があるが、
独立気泡を一部併存しているものも使用でき、また患部
の形状に順応できるような適度の伸縮性と柔軟性を保持
しているものがよく、ウレタンフォ−ム、ポリエチレン
フォ−ム、ポリプロピレンフォーム、シリコンフォー
ム、アクリルフォーム、ポリエステルフォ−ム、エチレ
ン・酢ビ共重合体フォーム、塩素化ポリエチレンフォ−
ム、クロロプレンゴムや天然ゴムなどのフォームその他
が使用できる。
【0008】また、布類としては不織布、編物、織物を
用いることができ、編物や織物としては、ポリエステ
ル、ポリプロピレン、ガラス、アラミド、カーボンなど
の繊維を用いて形成したものがある。上記不織布には、
ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、スチレ
ン・イソプレン・スチレン共重合体その他のもので形成
したものがある。これらの布類は、水硬化性樹脂を保持
し、後記するように水硬化性樹脂がウレタン樹脂の場合
には硬化の際に発生する炭酸ガスが抜けやすいように隙
間の多いものが好ましいことが多く、こうしたことから
不織布ではニードルパンチ方式等で形成されたものが好
ましいことが多い。
【0009】このシ−ト体1は、上記のように長下肢
用、短下肢用、長上肢用、短上肢用など概略の大きさに
合わせて、通常、肢体の太い部分から細い部分に向って
次第に狭い幅となるような台形状に形成するとよいが、
長方形状等に形成することもできる。このシ−ト体の厚
さは、約2〜10mm程度、好ましくは約3〜8mm程度に
するとよく、長下肢用などの大きいものでは厚さを厚く
するようにすると好ましい。また、このシート体は1枚
の発泡体、布類で形成する他、2枚以上の発泡体や布類
を組み合わせて形成することもできる。
【0010】上記シ−ト体1の一部には丈夫で伸縮性を
有する布類や発泡体の重層体2を添付して固定する。こ
の重層体2の布類や発泡体には上記シート体のおいて述
べたものが使用でき、通常、上記シート体と組み合わせ
るときにシート体に比べて丈夫な物を使用するようにす
ると更に好ましい。図示するものでは、台形状の発泡ウ
レタンシート1にガラス繊維編物2を添着している。こ
うした重層体2によって、整肢などの整形を行った患部
が変形しないように保持する主区帯3を形成し、その周
縁部は重層体2が存在しないシ−ト体1だけで構成され
ている副区帯4を設けるようにする。例えば、図示のよ
うに、重層体2をテ−プ状に形成し、これを台形状の発
泡ウレタンのシート体1の長手方向に沿ってその中央部
に位置させるようにすることができる。
【0011】上記シ−ト体1に添着した重層体2は固定
して両者を一体的にするが、この場合、重層体2の中央
部を長手方向に向ってミシン縫い5することによって行
うことができる。このようにすると、シ−ト体1と重層
体2の固定一体化が確実であると共に、主に上記ミシン
縫い部分を除いた両者間は重なり合っているだけで一定
の余裕があってずれや滑りも生ずるので、患部の曲面部
や屈曲部などの種々の形状部分に対する順応性が一層高
くなって使用し易い。上記両者の固定は接着剤によって
行うこともでき、この場合には接着剤をスポット状に配
置して固定すると好ましいことが多い。上記重層体2
は、シ−ト体の一面に添着固定することもできるが、例
えば図示のようにシ−ト体1の両面に添着固定させれ
ば、一層丈夫なスプリントを得ることができる。また、
2枚のシート体1の一部を重ね合わせて一体化し、その
重ね合わせ部分を重層体2として主区帯3を形成するこ
ともできる。
【0012】この重層体が添着固定されたシ−ト体に
は、適当量の水硬化性樹脂6を含浸し保持させてスプリ
ント7を形成する。この水硬化性樹脂としては、水硬化
性ウレタンプレポリマ−が使用し易くて好適であり、こ
れはポリオ−ルとポリイソシアネ−トの反応によって得
られる端末にイソシアネ−ト基を有するプレポリマ−で
あり、使用に当って水を供給すれば反応が起ってウレタ
ン結合を生じポリウレタンになって硬化する。
【0013】上記ポリオールとしては、ポリエチレング
リコール、ポリプロピレングリコ一ル、エチレングリコ
ールとプロピレングリコ一ルの共重合体、ポリグリセリ
ンなどの低分子量ポリオール類、ポリフェノール類にエ
チレンオキシドやプロピレンオキシドなどのアルキレン
オキシドを付加させたポリエーテルポリオール類、低分
子量ポリオール類とアジピン酸やフタル酸などのジカル
ボン酸を脱水縮合させたポリエステルポリオール類、γ
―ブチルラクトンやε―カプロラクトンなどのラクトン
類を開環重合させたポリテトラメチレングリコール類、
ブタジエンやイソプレンなどのジエン化合物の重合体で
端末にヒドロキシル基を有するポリジエンポリオ一ルな
どやこれらの混合物が使用できる。
【0014】上記ポリオールの平均分子量としては約6
00〜4000程度の、好ましくは約1000〜200
0程度のものを単独でまたは混合して使用するとよく、
ポリオールとしてはポリエチレングリコール、ポリプロ
ピレングリコール、エチレングリコールとプロピレング
リコ一ルのランダム共重合体を使用すると好ましいこと
が多い。
【0015】上記ポリイソシアネートとしては、公知の
有機ポリイソシアネートが使用できる。例えば、ジフェ
ニルメタンジイソシアネート、トルエンジイソシアネー
ト、1,5−ナフタレンジイソシアネート、トリジンジ
イソシアネ−ト、ヘキサメチレンジイソシアネート、イ
ソホロンジイソシアネート、p−フェニレンジイソシア
ネート、トランスシクロヘキサン1,4−ジイソシアネ
ート、キシレンジイソシアネート、水添キシレンジイソ
シアネート、水添ジフェニルメタンジイソシアネート、
リジンジイソシアネート、トリフェニルメタントリイソ
シアネート、トリス(イソシアネートフェニール)チオ
ホスフェート、テトラメチルキシレンジイソシアネー
ト、リジンエステルトリイソシアネート、1,6,11
−ウンデカントリイソシアネート、1,8−ジイソシア
ネート−4−イソシアネートメチルオクタン、1,3,
6−ヘキサメチレントリイソシアネート、ビシクロヘプ
タントリイソシアネート、トリメチルヘキサメチレンジ
イソシアネート、ポリメチレンポリフェニレンポリイソ
シアネート、3−イソシアネートメチル3,5,5−ト
リメチルシクロヘキシルイソシアネート、上記のカルボ
ジイミド変性又はイソシアヌレ−ト変性ポリイソシアネ
ートなどがある。これらのポリイソシアネ一トは、単独
で又は適宜組み合わせて使用することができる。上記し
た中で、ジフェニルメタンジイソシアネート、p−フェ
ニレンジイソシアネート、ポリメチレンポリフェニレン
ポリイソシアネートなどの芳香族ポリイソシアネ一ト及
びこれらのカルボジイミド変性ポリイソシアネートが使
用し易いことが多い。
【0016】上記ポリオールとポリイオソシアネートの
配合比率は、通常、l当量のポリオールに対してポリイ
オソシアネートを約1.2〜10当量、好ましくは約
1.5〜5当量にするとよい。
【0017】上記水硬化性樹脂には硬化時間、貯蔵安定
性、硬化時の脱泡促進、仕上がりの色調等を考慮して触
媒、安定剤、消泡剤、酸化防止剤、着色剤、揺変性付与
剤、充填剤等を適宜使用することができる。これらの添
加剤は、上記水硬化性樹脂の成分に応じた公知の化合物
を適宜使用することができる。
【0018】このスプリント7を形成する場合、例え
ば、図3に示すようにテ−プ状の重層体21に少しの間
隔を置いたり、若しくは置かないでシ−ト体1を連続状
態に縫着5等によって固定し、これに水硬化性樹脂を順
次含浸させ過剰なものをロールなどで適当に絞るように
して除けば連続的な製造が可能となり、その後で一単位
毎に切離すようにすると効率的な生産を行うことができ
る。こうして水硬化性樹脂を含浸させたスプリント7
は、大きなものでは巻回したり折畳んだりし、小さなも
のではそのままの状態でアルミラミネ−ト袋等に入れて
水分と反応しない状態で保存する。
【0019】これを使用する場合、図4、図5に示すよ
うな長下肢に適用する場合を例にとって述べれば、通
常、患部を先づ綿包帯や綿シートで覆っておく(図示
略)。次に上記アルミラミネ−ト袋からスプリント7を
取出し、水に浸漬し、引き出してから軽く搾って過剰の
水を除く。このスプリント7を拡げ、綿で覆われ整肢等
の整形が済んだ患部の下肢8を上に載せ、この下肢8の
形状に合わせてスプリントを下方から患部に沿わせるよ
うにし、足首9も動かないように固定する。時間の経過
と共に水硬化性樹脂の反応は次第に進み、患部に適合し
た状態で硬化する。
【0020】硬化した膝の上から足指の下方に至るスプ
リントの主区帯3は丈夫なので、整形された下肢患部を
確実に保持して下肢が曲がったりすることを防いでスプ
リントとしての主要な機能を果たし、副区帯4はこのス
プリントが患部から外れないように下肢を下方からくる
むようにして、全体として下肢がずれることが無いよう
に確実に保持する。
【0021】そして、このスプリントは患部を一方から
支持しているだけなので、必要に応じて伸縮包帯等をス
プリントの上から巻いて患部に定置すれば、上記整肢し
た状態を保って的確な治療を行うことができる。また、
必要に応じて伸縮包帯等を外せばスプリントを取外すこ
とができるので、所要の治療をスム−ズに行うことがで
きる。
【0022】図6に示すものは、同様にスプリント7を
上肢10に適用したものである。また、患部の形状や状
態は上記の他様々であるので、患部への適合を良くする
ために、スプリントの大きさ、形状を少し手直した方が
よい場合があるが、こうした場合には、スプリント7の
周縁部に位置する副区帯4は鋏で容易に切り除けるの
で、形状の調整を手軽に行うことができる。そして、こ
うした形状の調整が終ってから、これを水に浸漬して使
用するようにするとよい。
【0023】図7に示すものは、上記図1、図2に示し
たスプリント7を、これよりも少し大きめに形成したク
ッション性を有する発泡体や布類の緩衝体15上に重ね
ており、その上から編物又は織物の外包体16によって
包んでいる。上記クッション性を有する緩衝体15は、
上記スプリント7に含浸されている水硬化性樹脂6を浸
透させないものであり、また上記外包体16は撥水加工
などを行ったりした水硬化性樹脂6を含浸しないような
性質のものを使用しており、本図では上記外包体16を
打ち合わせ状にし両面粘着テープ(図示略)で固定して
包んでいる。上記緩衝体15は、上記スプリント7の両
面に重ねるようにして位置させることもできる。
【0024】こうした形成したスプリント17は、その
まま全体を水に漬けて過剰な水分を絞り、上記緩衝体1
5側が患部の皮膚面側になるようにして、患部の形状に
沿わせるようにして形取り、樹脂を固化させて固定す
る。このスプリント17では上記緩衝体15と外包体1
6によって、患部の皮膚表面と水硬化性樹脂が隔てられ
ているので、上記した例のようにスプリントを適用する
場合の綿包帯等による下巻きを省略でき、一層のこと使
用しやすくなる。
【0025】
【発明の効果】本発明は上記したように、このスプリン
トを患部に当てて硬化させれば、シート体に添着固定さ
れた重層体によって形成されている主区帯が整形された
患部を変形することなく必要な強度をもって確実に保持
し、周縁の副区帯が患部から外れないように支持してい
るので、全体として患部を充分に保持しておくことがで
きる。また、スプリント7の周縁部に位置する副区帯4
は鋏で容易に切り除けるので、患部の形状に適合させる
ために形状の調整を手軽に行うことができる。そして、
ウレタン樹脂では硬化に際して発生する炭酸ガスがシ−
ト体や重層体を通して通気孔を形成するので通気性に優
れていてむれることもなく、全体に軽量になっているか
ら取扱いも容易で使用し易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図2】図1の断面図である。
【図3】本発明品を連続生産する例の説明図である。
【図4】本発明品を下肢部に適用する場合の説明図であ
る。
【図5】図4の状態から下肢部に適用した後の状態を示
す説明図である。
【図6】本発明品を上肢部に適用した状態を示す説明図
である。
【図7】本発明の他の実施例を示す部分斜視図である。
【符号の説明】 1 シート体 2 重層体 3 主区帯 4 副区帯 5 ミシン縫い 6 水硬化性
樹脂 7 スプリント 8 下肢 9 足首 10 上肢 15 緩衝体 16 外包体 17 スプリント
フロントページの続き Fターム(参考) 4C081 AA05 AC05 BB02 BB07 BC02 CA021 CA022 CA041 CA051 CA081 CA161 CA162 CA211 CA212 CA232 CA271 CB022 CB051 CC01 CC05 CC09 CE08 CE11 CF162 DA02 DA05 DC02 DC03 DC05 EA05 4C098 AA01 BB10 BB11 BC04 BC11 BC44 DD01 DD10 DD13 DD23

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 患部にほぼ適合するような大きさの連続
    気泡発泡体または布類の伸縮性を有するシ−ト体を備
    え、該シ−ト体の一部に伸縮性を有する布類または連続
    気泡発泡体の重層体を添着固定して患部の整形状態を保
    持する主区帯とその周縁にあって重層体を有しない副区
    帯を形成し、これらに水硬化性樹脂を含浸保持させた整
    形外科用スプリント。
  2. 【請求項2】 上記シート体を連続気泡発泡体で、重層
    体を布類で形成し、上記重層体は上記シ−ト体の長手方
    向に沿ってその中央部分に添着固定している請求項1記
    載の整形外科用スプリント。
  3. 【請求項3】 上記重層体は、ミシン縫によって上記シ
    −ト体に添着固定している請求項1または2記載の整形
    外科用スプリント。
  4. 【請求項4】 上記重層体は、上記シ−ト体の両面に添
    着固定している請求項1〜3のいづれかに記載の整形外
    科用スプリント。
  5. 【請求項5】 患部にほぼ適合するような大きさの連続
    気泡発泡体または布類の伸縮性を有するシ−ト体を備
    え、該シ−ト体の一部に伸縮性を有する布類または連続
    気泡発泡体の重層体を添着固定して患部の整形状態を保
    持する主区帯とその周縁にあって重層体を有しない副区
    帯を形成し、これらに水硬化性樹脂を含浸保持させ、こ
    の樹脂の含浸体の少なくとも一面に該含浸体よりも大き
    くて樹脂を浸透させないクッション性を有する発泡体ま
    たは布類の緩衝体を重ね、その上を上記樹脂を含浸しな
    い編物または織物の外包体で包んだ整形外科用スプリン
    ト。
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