JP2000188888A - 圧電アクチュエータ、時計および携帯機器 - Google Patents

圧電アクチュエータ、時計および携帯機器

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JP2000188888A JP10363550A JP36355098A JP2000188888A JP 2000188888 A JP2000188888 A JP 2000188888A JP 10363550 A JP10363550 A JP 10363550A JP 36355098 A JP36355098 A JP 36355098A JP 2000188888 A JP2000188888 A JP 2000188888A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧電素子の振動を効率よく駆動対象に伝える
ことができ、かつ、小型化を容易とする。 【解決手段】 この圧電アクチュエータA1は、振動板
10、ステータ20およびロータ100を備えている。
振動板10はステータ20の上面に取り付けられてお
り、振動板10から図中矢印で示す方向に力が加えられ
ると、ステータ20にねじれ振動が生じるようになって
いる。ステータ20の先端である可動端21は、ロータ
100の上面に重なるように配置されており、上述した
ねじれ振動による可動端21の位置変動に伴ってロータ
100が回転させられるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧電アクチュエー
タおよびこの圧電アクチュエータを用いた時計並びに携
帯機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】圧電素子は、電気エネルギーから機械エ
ネルギーへの変換効率や、応答性に優れていることか
ら、近年、圧電素子の圧電効果を利用した各種の圧電ア
クチュエータが開発されている。この圧電アクチュエー
タは、カメラのシャッター機構、プリンタのインクジェ
ットヘッド、あるいは超音波モータ等の分野に応用され
ている。
【0003】図19は、従来の圧電アクチュエータを用
いた超音波モータを模式的に示す図である。この超音波
モータに用いられている圧電アクチュエータ300は、
つっつき型と呼ばれるものであり、発振部301と、こ
の発振部301からの交流電圧により伸縮する圧電素子
302と、振動片303とにより構成されている。ここ
で、振動片303は、基端部が圧電素子302に固定さ
れるとともに先端部がロータ350の側面に当接してお
り、ロータ350の法線に対してやや傾いた姿勢をなし
ている。このような構成において、発振部301からの
交流電圧により圧電素子302が伸縮すると、これによ
り振動片303の先端がきつつきのようにロータ350
の側面を叩き、ロータ350を歩進駆動するのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した圧
電アクチュエータは、携帯機器に用いられるようになっ
てきており、最近では特に腕時計への搭載が期待されて
いる。さらに詳述すると次の通りである。
【0005】まず、腕時計は、ユーザが手首に装着して
携帯するものであるため、小型であることが望まれてい
る。この腕時計を小型化するためには、腕時計内部のカ
レンダ表示機構を小さくする必要がある。ここで、既存
のカレンダ表示機構は、電磁式のステップモータの回転
駆動力を運針用の輪列を介して日車に間欠的に伝達し、
この日車を送り駆動するように構成したものが一般的で
ある。しかし、このカレンダ表示機構に用いられるステ
ップモータは、コイル等の各種部品を組み合わせて構成
しているので、小型にすることには限界がある。
【0006】以上のような理由により、ステップモータ
に代わる小型の駆動手段が求められており、この駆動回
路として圧電アクチュエータに期待が集まったのであ
る。
【0007】しかしながら、このような期待に応えうる
小型の圧電アクチュエータはこれまで提供されていな
い。これは次の理由によるものである。
【0008】まず、圧電アクチュエータを構成する圧電
素子は、電圧印可によって生じる変位が微少であり、通
常、この変位は数μm程度である。従って、必要な駆動
力を得るためには、この圧電素子に生じる変位を増幅し
て駆動対象に伝達する何等かの増幅機構が必要となる。
【0009】しかし、この増幅機構は、ある程度の厚さ
を持ったものであり、増幅機構の構造上、これを小さく
することは困難であった。このため、圧電アクチュエー
タを十分に小型化することは困難だったのである。
【0010】また、圧電アクチュエータを腕時計等の携
帯機器に用いる場合、さらに以下に説明する問題を解決
しなければならない。
【0011】まず、腕時計等の携帯機器は、バッテリを
電源とするのが一般的であるため、これに搭載される圧
電アクチュエータは低い駆動電圧で駆動できるものであ
ることが求められる。
【0012】しかし、圧電素子に増幅機構を付加した圧
電アクチュエータの場合、電源からの電気エネルギーが
圧電素子によって運動エネルギーに変換され、この運動
エネルギーが増幅機構を介して駆動対象に与えられる際
に、増幅機構において運動エネルギーの損失が生じる。
【0013】従来の圧電アクチュエータは、この増幅機
構における運動エネルギーの損失が大きく、これを低減
することが困難であった。このため、駆動電圧を十分に
低く抑えることが困難であり、このことが、圧電アクチ
ュエータを腕時計等の携帯機器に適用することを妨げる
一要因となっていたのである。
【0014】本発明は、このような背景の下になされた
ものであり、圧電素子の振動を効率よく駆動対象に伝え
ることができ、かつ、小型化に適した圧電アクチュエー
タおよびこれを用いた時計ならびに携帯機器を提供する
ことを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る圧電アクチュエータは、圧電素子と、
支持体と、平面部を有しており、当該平面部と直交する
方向を回転軸方向として前記支持体に対して回転可能に
支持されるロータと、前記支持体に固定される固定部、
および前記ロータの前記平面部と対向する位置に配置さ
れる可動端を有する板状の部材であって、前記圧電素子
からの圧力を受けた場合に、前記可動端が前記ロータに
おける前記平面部に接触しながら移動することにより前
記ロータを駆動する駆動力伝達部材とを具備することを
特徴としている。
【0016】この構成によれば、ロータを回転駆動させ
る可動端がロータの平面部に対向する位置、つまりロー
タの平面部に重なるように配置されている。従って、装
置の小型化が可能となる。また、衝撃等が加わった場合
にも、ロータに重なるように駆動力伝達部材の可動端が
配置されているため、別に押さえ部材等を設けずに、ロ
ータが支持体からはずれたりすることを抑制できる。ま
た、装置の大型化を伴うことなく、ロータ径を大きくす
ることができるので、容易に大きなトルクを得ることが
できる。
【0017】また、前記駆動力伝達部材における前記固
定部の近傍を、前記駆動力伝達部材の他の部分より幅を
狭くするようにしてもよい。このようにすれば、圧電素
子から駆動力伝達部材に圧力が加えられた場合に、可動
端の変位が大きくなり、より大きな駆動力をロータに伝
達することができる。
【0018】また、前記駆動力伝達部材を、前記圧電素
子からの圧力を受けた場合に、ねじれ振動を生じる位置
に配置するようにしてもよい。圧電素子からの圧力を受
けて、駆動力伝達部材がねじれ振動した場合、可動端が
ロータの平面部を押さえつける方向にも移動することに
なり、ロータの駆動特性が向上する。
【0019】また、前記駆動力伝達部材における前記固
定部を、前記圧電素子からの圧力を受けてねじれ振動が
生じているときの該振動の節となる位置に配置するよう
にしてもよい。このようにすれば、振動エネルギーの損
失が減少し、効率が向上する。
【0020】また、前記駆動力伝達部材を、前記圧電素
子からの圧力を受けてねじれ振動が生じているときの該
振動の腹となる位置に、前記圧電素子からの圧力を受け
るように配置するようにしてもよい。このようにすれ
ば、圧電素子の圧力を効率よく駆動力伝達部材に伝達す
ることができる。
【0021】また、前記駆動力伝達部材を長手方向を有
する板状の部材とし、前記駆動力伝達部材における前記
長手方向の一端を前記固定部とし、他端が前記可動端と
してもよい。このようにすれば、駆動力伝達部材を長手
方向の両端で支持できるので、駆動力伝達部材の支持構
造が強固となる。
【0022】また、前記駆動力伝達部材における前記可
動端を、前記圧電素子からの圧力を受けた場合に、前記
ロータにおける前記平面部に対して斜め方向に前記平面
部側に向けて移動するようにし、該移動時に前記可動端
が前記平面部に接触することにより前記ロータを駆動す
るようにしてもよい。このようにすれば、可動端がロー
タの平面部を押さえつける方向にも移動することにな
り、ロータの駆動特性が向上する。
【0023】また、前記駆動力伝達部材における前記可
動端を、耐摩耗部材で形成するようにしてもよい。この
ようにすれば、ロータ駆動時の接触部である可動端およ
びロータの耐久性を向上させることができる。
【0024】また、前記ロータにおける前記平面部を、
耐摩耗部材で形成するようにしてもよい。このようにす
れば、ロータ駆動時の接触部である可動端およびロータ
の耐久性を向上させることができる。
【0025】また、前記耐摩耗部材としてポリイミド、
フッ化樹脂またはナイロンを用いるようにしてもよい。
このようにすれば、耐久性が向上すると共に、ロータ駆
動時の接触部である可動端とロータとの間に生じる摩擦
が大きくなり、駆動特性が向上する。
【0026】また、前記ロータを、樹脂で形成するよう
にしてもよい。このようにすれば、耐久性が向上すると
共に、ロータ駆動時の接触部である可動端とロータとの
間に生じる摩擦が大きくなり、駆動特性が向上する。ま
た、ロータの回転軸とロータ自体を一体成形することも
可能となり、製造コストを低減できる。
【0027】また、前記ロータにおける前記平面部に凹
部を形成するようにしてもよい。このようにすれば、ロ
ータ自体の弾性が大きくなる。従って、ロータと駆動力
伝達部材の取付精度が低い場合にも、駆動力を安定させ
ることができる。また、駆動力低下を招くことなく、弾
性の小さい駆動力伝達部材を使用することもできる。
【0028】また、本発明に係る時計は、上述した圧電
アクチュエータと、前記圧電アクチュエータにおける前
記ロータの回転力によって回転するリング状のカレンダ
ー表示車とを具備することを特徴としている。この構成
によれば、内蔵される圧電アクチュエータが小型化に適
した構造をしているため、時計を小型化することが可能
となる。また、内蔵される圧電アクチュエータが高効率
であるため、時計全体の消費エネルギーを低減すること
ができる。
【0029】また、本発明に係る携帯機器は、上述した
圧電アクチュエータと、前記圧電アクチュエータに電力
を給電する電池とを具備することを特徴としている。こ
の構成によれば、圧電アクチュエータが小型化に適して
いるため、機器全体の小型化が容易になるとともに、高
効率の圧電アクチュエータを搭載しているので電池寿命
が長くなり、携帯用として好適である。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。 A.第1実施形態 A−1.腕時計のカレンダー表示機構 まず、図1は本発明の第1実施形態に係る圧電アクチュ
エータを備える腕時計のカレンダー表示機構を示す図で
あり、図2はこのカレンダー表示機構付近の断面図であ
る。図1および図2に示すように、このカレンダー表示
機構は、圧電アクチュエータA1、中間車101および
日や曜が表記されたリング状の日車102を有してい
る。
【0031】圧電アクチュエータA1は、ロータ100
を有しており、ロータ100は、支持体である地板10
3に回転可能に支持されている。圧電アクチュエータA
1は、後述する機構によってロータ100を図1中矢印
Yで示す方向に駆動するようになっている。ロータ10
0に伴って回転する歯車には、地板103に支持される
中間車101が噛合されており、中間車101には日車
102が噛合されている。この構成により、ロータ10
0の回転に伴って日車102が図1中矢印Zで示す方向
に回転するようになっている。
【0032】次に、上述したカレンダー表示機構を組み
込んだ時計の構成について図3を用いて説明する。同図
において、斜線部分に上述したカレンダー表示機構が組
み込まれている。カレンダー表示機構(斜線部分)の上
側には、円盤状の文字盤201が設けられている。この
文字盤201の外周部の一部には、日付を表示するため
に窓部202が設けられており、窓部202から日車1
02に表記された日付が覗けるようになっている。な
お、文字盤201の下側には、運針203を駆動するム
ーブメント204が設けられている。この構成の下、日
車102が回転することにより、上述した窓部202に
表示される日や曜等の表示が切り換わることとなる。
【0033】A−2.圧電アクチュエータの構成 次に、図4を参照して、本実施形態に係る圧電アクチュ
エータについて説明する。同図に示すように、圧電アク
チュエータA1は、板状の振動板10と、ステータ20
と、ロータ100とを備えた構成となっている。振動板
10は、圧電素子11と、弾性板として機能するシム部
12とを貼り合わせて構成されている。ここで、シム部
12としては、リン青銅等の薄板(厚さ0.5mm程
度)等を用いることができ、圧電素子11としては、
0.2mm程度の圧電素子等を用いることができる。ま
た、圧電素子11の材料としては、チタン酸ジルコニウ
ム酸鉛(PZT(商標))、水晶、ニオブ酸リチウム、
チタン酸バリウム、チタン酸鉛、メタニオブ酸鉛、ポリ
フッ化ビニリデン、亜鉛ニオブ酸鉛((Pb(Zn1/
3-Nb1/2)O3 1-x-Pb Ti O3 x)xは
組成により異なる。x=0.09程度)、またはスカン
ジウムニオブ酸鉛((Pb((Sc1/2Nb1/2)
1-x Tix)O3)xは組成により異なる。x=0.
09程度)などの各種のものを用いることができる。
【0034】振動板10は、図示しない駆動回路からの
交流電圧が圧電素子11に印加されることにより振動す
る。その際の振動モードとしては、図5(a)に示すよ
うに振動板10が上下方向に波打つように撓み振動する
屈曲モードと、図5(b)に示すように振動板10が長
手方向に伸縮する縦振動モードとがある。いずれのモー
ドで振動するかは、圧電素子11の構成によって決定さ
れるが、いずれのモードにおいても振動板10の端部1
3が図4に示す矢印方向に振動することになる。
【0035】ステータ20は、振動板10の振動を増幅
して駆動対象に伝える駆動力伝達部材である。ステータ
20は、略長方形の形状をした薄板であり、円弧状の可
動端21と、幅が狭くなった括れ部22と、ネジ24に
よって地板103(図2参照)に固定された固定部23
とを有している。
【0036】図2に示すように、振動板10は、ステー
タ20の上面に重なるように取り付けられている。ま
た、ステータ20の可動端21は、地板103に軸支さ
れるロータ100の上面(平面部)と対向する位置に配
置、つまりロータ100の上面に重なるように配置され
ている。ステータ20の可動端21は、下方に突出する
突起部25を有しており、ステータ20の静止時におい
ては突起部25がロータ100の上面に接触するように
なっている。
【0037】A−3.圧電アクチュエータの動作 次に、上記構成の圧電アクチュエータA1の動作につい
て説明する。まず、図示せぬ駆動回路から振動板10に
駆動信号が印加されると、圧電素子11の伸縮によって
撓み振動し、ステータ20の上面に取り付けられた端部
13を介してステータ20に振動を伝達する。
【0038】この場合、図6に示すように、一点鎖線で
示すステータ20の断面中心より上部に右向きの力が加
わることになる。このような力がステータ20に加わる
と、図7に示すようなねじれがステータ20に生じ、ス
テータ20にねじれ振動が生じることになる。なお、図
7はねじれ振動を生じた場合の一時点でのステータ20
を示しており、またステータ20のねじれを明確にする
ために振幅等を実際より大きく表現した図である。
【0039】ここで、図8は、ステータ20にねじれ振
動が生じた場合の、ステータ20の可動端21の動きを
示す図である。同図に示すように、ステータ20にねじ
れ振動が生じた場合、突起部25の先端部は点a、点
b、点c、点aの順番で移動する。つまり、突起部25
の先端部は、ほぼ楕円状の軌道に沿って移動することに
なる。ここで、a点からb点の間を移動する間には、突
起部25は図の右下側に移動しようとするが、ロータ1
00と接触しているため、突起部25の先端部は、ロー
タ100の上面と接触した状態でほぼ右側に移動するこ
とになる。これにより突起部25とロータ100との間
に生じる摩擦によってロータ100が突起部25の動き
に伴って図中右側(実際には回転方向)にab間の距離
を移動させられることになる。b点以降は、突起部25
とロータ100とが離間した状態でステータ20が振動
して元の位置に戻る。つまり、突起部25の先端部とロ
ータ100とがa点で接触している状態に戻る。従っ
て、突起部25の先端部がbc間およびca間を移動し
ている間は、ロータ100には駆動力が伝わらず、ロー
タ100が逆回転しないようになっている。このような
ステータ20のねじれ振動を利用してロータ100が回
転することにより、中間車101を介して日車102が
回転させられる。
【0040】本実施形態に係る圧電アクチュエータA1
では、ロータ100とステータ20の一部とが重なった
構造となっているため、振動板10の発する振動の増幅
部であるステータ20を小さくすることなく、つまり増
幅率を小さくすることなく、装置全体の小型化が可能で
ある。
【0041】また、通常時は、ロータ100の上面にス
テータ20が重なっており、またステータ20の突起部
25がロータ100の上面に接触した状態となっている
ので、ロータ100を上面から押さえる部材等を別に設
ける必要がなく、構成を簡易とすることができる。
【0042】また、装置の大型化を招くことなく、ロー
タ100の径を大きくすることができるので、圧電アク
チュエータA1の発するトルクを大きくすることができ
る。これにより、従来装置と比較して圧電素子11に供
給する電圧を少なくした場合にも、必要十分なトルクを
得ることができるようになる、従って、上述したような
低電圧での動作が要求される時計のカレンダー表示機構
を駆動するアクチュエータとして使用するのに好適であ
る。
【0043】また、可動端21の突起部25がロータ1
00の上面に接触しながら移動することにより、ロータ
100を回転させているので、ロータ100の側面を押
圧して駆動するアクチュエータと比較してロータ100
の厚みを小さくすることができるとともに、簡単な形状
のロータ100を用いることも可能となる。
【0044】また、ステータ20は、ステータ20にお
ける長手方向の一端である固定部23が地板103に固
定されており、他端が可動端21としてロータ100と
接触した状態になっている、つまりステータ20を長手
方向の両端部で支持しているので、ステータ20の支持
構造が強固となる。従って、上述したように時計に組み
込んだ場合にも、落下等の衝撃に対する信頼性が向上す
る。
【0045】また、ロータ100との接触部である突起
部25をポリイミド、フッ化樹脂またはナイロン等の耐
摩耗性に優れた材料により構成すれば、耐久性が向上す
ると共に、ロータ100と突起部25との間の摩擦が大
きくなり、ロータ100駆動時のロータ100と突起部
25の滑りが小さくなるため、駆動特性が向上する。ま
た、ロータ100の上面をポリイミド、フッ化樹脂また
はナイロン等の耐摩耗性に優れた材料から構成するよう
にしても同様の効果が得られる。この場合、ロータ10
0全体を上述したような樹脂で構成すれば、ロータ10
0における地板103に支持される軸部と円盤部とを一
体で構成することが可能となり、低コスト化が可能とな
る。また、突起部25およびロータ100の上面の両方
を、上述した耐摩耗性に優れた材料を用いて構成するよ
うにしてもよい。
【0046】A−4.変形例 なお、上述した第1実施形態においては、以下のような
種々の変形が可能である。
【0047】(1)ステータ20における地板103に
支持される部分である固定部23は、ステータ20の長
手方向の端部となっていたが、これに限らず、例えばス
テータ20にねじれ振動が生じているときの振動の節と
なる位置、つまり振幅の小さい位置を固定部として地板
103に取り付けるようにしてもよい。図9に示すよう
な振動がステータ20に生じる場合、図示の部分が振動
の節となり、この場合、図10に示す位置に固定部23
を設け、ステータ20を固定すればよい。このようにす
れば、振動エネルギーの損失が少なくなり、効率がよく
なる。
【0048】また、ステータ20におけるねじれ振動の
腹となる位置、つまり振幅の大きい位置に振動板10を
取り付ければ、振動板10の振動を効率よくステータ2
0に伝達することができる。図9に示すような振動がス
テータ20に生じる場合には、図10に示す位置に振動
板10を取り付ければよい。なお、図9中の破線は、ス
テータ20の中心部の振幅を平面的に表した図であり、
実際にはねじれ振動であるため、図の紙面垂直方向にも
振幅を有している。
【0049】(2)上述した実施形態においては、振動
板10をステータ20の上面に取り付けるようにしてい
たが、ステータ20の下面に振動板10を取り付けるよ
うにしてもよい。他にも、振動板10のステータ20へ
の取付位置は、上述したようにステータ20にねじれ振
動を生じさせる位置であればよく、例えば、図11に示
すように、振動板10をステータ20の側部に取り付け
るようにしてもよい。この場合、図示のように、ステー
タ20の断面中心より上部に力が加わるように振動板1
0を取り付ければ、ステータ20にねじれ振動を生じさ
せることが可能である。
【0050】(3)上述した実施形態においては、ステ
ータ20の可動端21が円弧状に形成されていたが、こ
のような形状に限定されるわけではなく、可動端21が
ロータ100の上面に重なるように配置されていれば、
図12に示すように可動端21をステータ20の他の部
分より幅を狭くするようにしてもよい。
【0051】(4)ステータ20が静止している時に
は、ロータ100の上面と可動端21とが接触しない状
態であってもよく、ステータ20にねじれ振動が生じた
時に、可動端21がロータ100の上面と接触しながら
移動することにより、ロータ100を回転させることが
可能な構造であればよい。
【0052】(5)また、図13に示すように、振動板
10をステータ20に取り付けて、図中矢印で示すステ
ータ20の属する平面に対して傾斜する方向から力を加
えるようにしてもよい。このようにステータ20に対し
て力を加えた場合にも、上述した実施形態と同様にステ
ータ20にねじれ振動が生じ、ロータ100を駆動する
ことができる。
【0053】B.第2実施形態 次に、本発明の第2実施形態に係る圧電アクチュエータ
A2について説明する。第1実施形態においては、ステ
ータ20にねじれ振動を生じさせるような位置に振動板
10およびステータ20が配置されていたが、第2実施
形態においては、図14に示すように、薄板状のステー
タ20の属する平面内でステータ20が振動するように
振動板10とステータ20とが配置されている。具体的
には、図15および図16に示すように、振動板10の
端部13がステータ20の側部に取り付けられている。
【0054】図16に示すように、第2実施形態におい
ては、ロータ100の属する平面に対して振動板10お
よびステータ20の属する平面が傾斜するように、振動
板10およびステータ20が配置されている。従って、
圧電素子11に駆動電圧を印加することにより振動板1
0がステータ20に振動を伝達した場合、ステータ20
が振動し、可動端21は図中矢印で示す方向に移動しよ
うとする、つまりロータ100の上面は可動端21によ
って図中矢印で示す方向に押圧される。このようにロー
タ100の上面が押圧されると、可動端21とロータ1
00の上面との間に生じる摩擦によって、可動端21と
ロータ100とが接触した状態で図中右側(実際には回
転方向側)に移動する。このようにしてロータ100を
回転させた後、ステータ20の伸縮に伴って可動端21
が元の位置に戻る。
【0055】本実施形態に係る圧電アクチュエータA2
では、上述した第1実施形態と同様にロータ100とス
テータ20の一部とが重なった構造となっているため、
装置の小型化が容易である。また、第1実施形態と同様
に、ロータ100の径を大きくできるので、発生トルク
を増大させることが可能であり、またロータ100を薄
く簡単な形状とすることができる。
【0056】また、ステータ20におけるロータ100
の上面と接触する部分である可動端21をポリイミド、
フッ化樹脂またはナイロン等の耐摩耗性に優れた材料に
より構成すれば、耐久性が向上すると共に、駆動特性が
向上する。また、ロータ100をポリイミド、フッ化樹
脂またはナイロン等の耐摩耗性に優れた材料により構成
しても同様の効果が得られる。
【0057】なお、第2実施形態においてはロータ10
0の属する平面に対して振動板10およびステータ20
の属する平面が傾斜している場合について述べたが、図
17に示すように、振動板10およびステータ20の属
する平面とロータ100の属する平面とがほぼ平行とな
るように配置してもよい。同図に示すように、この例で
は、可動端21に設けられた突起部25がロータ100
の上面に接触し、ステータ20で押さえつけられた状態
となっている。この力によってロータ100はたわみ、
上面がわずかにステータ20に対して傾くため、駆動力
を生じることができる。
【0058】C.変形例 なお、上述した第1および第2実施形態においては、円
盤状のロータ100を用いるようにしていたが、図18
に示すように、貫通部(凹部)170が形成されたロー
タ171を用いるようにしてもよい。このような貫通部
170を有するロータ171は、通常の円盤状のロータ
と比較した場合、ロータ自体の弾性が大きくなる。従っ
て、ステータ20とロータ100との取付精度が低くな
った場合にも、ステータ20からロータ100への加圧
力をほぼ一定に維持することが可能となり、駆動特性が
安定する。また、ロータ171により大きな弾性を持た
せることによって、駆動力のばらつきの増大を伴わずに
弾性の小さいステータ20を使用することも可能とな
る。なお、貫通部は必ずしも穴である必要はなく、ハー
フエッチングによる凹みなど、ロータの柔軟性を増すこ
とができる凹部であればよいことはもちろんである。
【0059】また、上述した第1および第2実施形態で
は、ロータ100の上面に可動端21を接触させてロー
タ100を駆動するようにしていたが、ロータ100の
下面側に可動端21を重ねるように配置し、ロータ10
0の下面を可動端21と接触させてロータ100を駆動
するようにしてもよい。
【0060】また、上述した第1および第2実施形態に
おいては、本発明に係る圧電アクチュエータを時計のカ
レンダー表示機構に組み込んだ例を説明したが、これに
限らず他の装置に適用することも可能である。特に、電
池駆動される携帯機器に適用した場合には、この機器の
小型化および低消費電力が容易となる。この場合、本発
明が適用される装置のフレーム等の支持部が請求項で示
した支持体に相当することになる。また、圧電アクチュ
エータ自体が、ロータおよびステータを支持するフレー
ム等を有する構造としてもよい。
【0061】ところで、機械的な構造物に対して力を一
定にして、加振周波数を徐々に大きくしていくと、特定
の周波数で構造物の振幅は最大値となり、その後極小値
となるといった応答を繰り返す。すなわち、振幅が極大
値をとる加振周波数は複数存在し、そのような各加振周
波数を固有振動周波数という。そして、固有振動周波数
のうち最も小さい固有振動周波数によって加振された際
の振動の態様を1次の振動モード、その次に小さい固有
振動周波数によって加振された際の振動の態様を2次の
振動モード、……、という。構造物は、この固有振動周
波数で振動する場合、その機械的なインピーダンスが極
小となるため、小さな駆動力で容易に大きな変位が得ら
れる。このような原理を利用し、上述した第1および第
2実施形態において、振動板10がステータ20の固有
振動周波数の1次ましくは高次の周波数で加振する構成
とすれば、ステータ20の機械的インピーダンスが極小
となり、小さな駆動力で容易に大きな変位が得られるの
で、低い電圧での駆動が実現する。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
駆動力伝達部材の一部である可動端がロータの平面部と
対向する位置に配置されている、つまりロータと重なっ
た構造になっているため、装置の小型化容易である。ま
た、装置の大型化を招くことなくロータ径を大きくする
ことができるので、発生トルクを増加させることができ
る。従って、圧電アクチュエータとしての効率が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る圧電アクチュエ
ータを備えたカレンダー表示機構の構成を示す平面図で
ある。
【図2】 前記カレンダー表示機構を組み込んだ時計
の、前記圧電アクチュエータ付近を示す断面図である。
【図3】 前記カレンダー表示機構を組み込んだ時計の
断面図である。
【図4】 前記圧電アクチュエータの全体構成を示す平
面図である。
【図5】 (a)は前記圧電アクチュエータの構成要素
である振動板が縦モードに振動する様子を示す図であ
り、(b)は前記振動板が横モードによって振動する様
子を示す図である。
【図6】 前記振動板が振動した場合に、前記圧電アク
チュエータの構成要素であるステータに加わる力を説明
するための図である。
【図7】 前記ステータのねじれ振動時の様子を示す図
である。
【図8】 前記ステータのねじれ振動時のステータによ
るロータの駆動動作を説明するための図である。
【図9】 前記ステータのねじれ振動時の振幅を説明す
るための図である。
【図10】 前記圧電アクチュエータの変形例を示す平
面図である。
【図11】 前記圧電アクチュエータの他の変形例にお
ける振動板とステータとの位置関係を説明するための図
である。
【図12】 前記圧電アクチュエータのさらに他の変形
例を示す平面図である。
【図13】 前記圧電アクチュエータのさらに他の変形
例の振動板とステータとの位置関係を説明するための図
である。
【図14】 本発明の第2実施形態に係る圧電アクチュ
エータの構成要素であるステータの振動時の様子を示す
平面図である。
【図15】 第2実施形態に係る圧電アクチュエータの
全体構成を示す平面図である。
【図16】 第2実施形態に係る圧電アクチュエータの
構成要素であるロータと、振動板と、前記ステータとの
位置関係を説明するための図である。
【図17】 第2実施形態に係る圧電アクチュエータの
変形例を示す図である。
【図18】 第1および第2実施形態に係る圧電アクチ
ュエータの変形例におけるロータを示す平面図である。
【図19】 従来の圧電アクチュエータを用いた超音波
モータを模式的に示す図である。
【符号の説明】
10…振動板、11…圧電素子、12…シム部、13…
端部、20…ステータ(駆動力伝達部材)、21…可動
端、22…括れ部、23…固定部、25…突起部、10
0…ロータ、101…中間車、102…日車、103…
地板(支持体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 舩坂 司 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 古畑 誠 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 2C057 AF52 AG37 BC09 2H081 BB18 5H680 AA01 AA06 AA12 AA19 BB02 BB16 BC01 BC02 BC04 DD01 DD02 DD15 DD23 DD24 DD28 DD44 DD53 DD55 DD82 DD85 DD92 EE10 EE12 FF25 FF32 GG02 GG11 GG23

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電素子と、 支持体と、 平面部を有しており、当該平面部と直交する方向を回転
    軸方向として前記支持体に対して回転可能に支持される
    ロータと、 前記支持体に固定される固定部、および前記ロータの前
    記平面部と対向する位置に配置される可動端を有する板
    状の部材であって、前記圧電素子からの圧力を受けた場
    合に、前記可動端が前記ロータにおける前記平面部に接
    触しながら移動することにより前記ロータを駆動する駆
    動力伝達部材とを具備することを特徴とする圧電アクチ
    ュエータ。
  2. 【請求項2】 前記駆動力伝達部材における前記固定部
    の近傍は、前記駆動力伝達部材の他の部分より幅が狭く
    なっていることを特徴とする請求項1に記載の圧電アク
    チュエータ。
  3. 【請求項3】 前記駆動力伝達部材は、前記圧電素子か
    らの圧力を受けた場合に、ねじれ振動を生じる位置に配
    置されていることを特徴とする請求項1または2に記載
    の圧電アクチュエータ。
  4. 【請求項4】 前記駆動力伝達部材における前記固定部
    は、前記圧電素子からの圧力を受けてねじれ振動が生じ
    ているときの該振動の節となる位置に配置されているこ
    とを特徴とする請求項3に記載の圧電アクチュエータ。
  5. 【請求項5】 前記駆動力伝達部材は、前記圧電素子か
    らの圧力を受けてねじれ振動が生じているときの該振動
    の腹となる位置に、前記圧電素子からの圧力を受けるよ
    うに配置されていることを特徴とする請求項3または4
    に記載の圧電アクチュエータ。
  6. 【請求項6】 前記駆動力伝達部材は、長手方向を有す
    る板状の部材であり、 前記駆動力伝達部材における前記長手方向の一端は前記
    固定部であり、他端が前記可動端であることを特徴とす
    る請求項1ないし3のいずれかに記載の圧電アクチュエ
    ータ。
  7. 【請求項7】 前記駆動力伝達部材における前記可動端
    は、前記圧電素子からの圧力を受けた場合に、前記ロー
    タにおける前記平面部に対して斜め方向に前記平面部側
    に向けて移動し、該移動時に前記可動端が前記平面部に
    接触することにより前記ロータを駆動することを特徴と
    する請求項1または2に記載の圧電アクチュエータ。
  8. 【請求項8】 前記駆動力伝達部材における前記可動端
    は、耐摩耗部材から形成されていることを特徴とする請
    求項1ないし7のいずれかに記載の圧電アクチュエー
    タ。
  9. 【請求項9】 前記ロータにおける前記平面部は、耐摩
    耗部材から形成されていることを特徴とする請求項1な
    いし8のいずれかに記載の圧電アクチュエータ。
  10. 【請求項10】 前記耐摩耗部材は、ポリイミド、フッ
    化樹脂またはナイロンであることを特徴とする請求項8
    または9に記載の圧電アクチュエータ。
  11. 【請求項11】 前記ロータは、樹脂から形成されてい
    ることを特徴とする請求項1ないし10のいずれかに記
    載の圧電アクチュエータ。
  12. 【請求項12】 前記ロータにおける前記平面部には、
    凹部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし
    11のいずれかに記載の圧電アクチュエータ。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし12のいずれかに記載
    の圧電アクチュエータと、 前記圧電アクチュエータにおける前記ロータの回転力に
    よって回転するリング状のカレンダー表示車とを具備す
    ることを特徴とする時計。
  14. 【請求項14】 請求項1ないし12のいずれかに記載
    の圧電アクチュエータと、 前記圧電アクチュエータに電力を給電する電池とを具備
    することを特徴とする携帯機器。
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