JP3861563B2 - 圧電アクチュエータ、時計および携帯機器 - Google Patents

圧電アクチュエータ、時計および携帯機器 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高効率の圧電アクチュエータ、これを備えた時計および携帯機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
圧電素子は、電気エネルギーから機械エネルギーへの変換効率や、応答性に優れていることから、近年、圧電素子の圧電効果を利用した各種の圧電アクチュエータが開発されている。この圧電アクチュエータは、圧電ブザー、プリンタのインクジェットヘッド、あるいは超音波モータなどの分野に応用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、圧電素子の変位は印加電圧にもよるが微小であり、サブミクロン程度であるのが通常であり、上述した共振周波数で振動させる場合でも同様である。このため、なんらかの増幅機構によって変位を増幅してロータに伝達することが行われている。しかし、増幅機構を用いた場合、それ自身を動かすためにエネルギーが消費され、効率が低下するといった問題があるとともに、構成の複雑化に伴って装置サイズが大きくなってしまうといった問題もある。
【0004】
本発明は、上記の事情を考慮してなされたものであり、簡易な構成でありながら、高効率の駆動が可能な圧電アクチュエータを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に記載の圧電アクチュエータは、支持体と、
板状の圧電素子と補強部とが積層され、板面形状がほぼ台形状である振動板と、
前記振動板の短い方の底辺部が駆動対象に当接するように前記振動板を前記支持体に振動可能に支持する支持部材とを備え、
前記振動板は、前記圧電素子の伸縮により、前記台形の高さ方向に伸縮する縦振動、および前記高さ方向と直交する幅方向に揺動する屈曲振動とが組合わさった振動が生じるようになっており、当該振動による前記底辺部の変位によって前記駆動対象を駆動する圧電アクチュエータであって、
前記支持部材は、前記振動板の脚辺部のうち、前記振動板に生じる前記屈曲振動の節と前記縦振動の節との間の部位に取り付けられていることを特徴としている。
【0006】
また、請求項2に記載の圧電アクチュエータは、請求項1に記載の圧電アクチュエータにおいて、
前記縦振動の節または前記屈曲振動の節が複数存在する場合には、前記支持部材は、隣り合う前記縦振動の節と前記屈曲振動の節の間の距離が最も短い前記縦振動の節と前記屈曲振動の節の間の部位に取り付けられていることを特徴としている。
【0007】
また、請求項3に記載の圧電アクチュエータは、支持体と、
板状の圧電素子と補強部とが積層され、板面形状がほぼ台形状である振動板と、
前記振動板の短い方の底辺部が駆動対象に当接するように前記振動板を前記支持体に振動可能に支持する支持部材とを備え、
前記圧電素子の伸縮によって前記振動板を振動させ、当該振動による前記底辺部の変位によって前記駆動対象を駆動する圧電アクチュエータであって、
前記支持部材は、前記振動板の脚辺部のうち、前記振動板に生じる振動の節上の部位に取り付けられる取付部を有しており、当該取付部は、前記振動板の属する平面方向であって、当該取付部が取り付けられる前記脚辺部とほぼ直交する方向に延在していることを特徴としている。
【0009】
また、請求項4に記載の圧電アクチュエータは、請求項3に記載の圧電アクチュエータにおいて、
前記支持部材は、前記台形の高さ方向に延在し、その一端が前記支持体に固定される支持基部を有しており、
前記取付部は、前記振動板に取り付けられる部分と反対側の部分が前記支持基部の延在方向に対してほぼ直交する方向に連なるように湾曲していることを特徴としている。
【0010】
また、請求項5に記載の圧電アクチュエータは、支持体と、
板状の圧電素子と補強部とが積層され、板面形状がほぼ台形状である振動板と、
前記振動板の短い方の底辺部が駆動対象に当接するように前記振動板を前記支持体に振動可能に支持する支持部材とを備え、
前記圧電素子の伸縮によって前記振動板を振動させ、当該振動による前記底辺部の変位によって前記駆動対象を駆動する圧電アクチュエータであって、
前記支持部材は、前記振動板の重心位置を支持することを特徴としている。
【0012】
また、請求項6に記載の圧電アクチュエータは、支持体と、
長手方向を有するほぼ矩形板状の圧電素子と補強部とが積層された振動板と、前記振動板の長手方向の一端部が駆動対象に当接するように前記振動板を前記支持体に振動可能に支持する支持部材とを備え、
電力供給による前記圧電素子の伸縮によって前記振動板を振動させ、当該振動による前記一端部の変位によって前記駆動対象を駆動する圧電アクチュエータであって、
前記圧電素子の面上に設けられ、当該圧電素子に電力を供給するための電極部を備え、
前記電極部の前記長手方向と直交する幅方向の大きさは、前記駆動対象に当接する一端部側が前記長手方向の他端部側よりも小さくなっていることを特徴としている。
【0013】
また、請求項7に記載の圧電アクチュエータは、請求項6に記載の圧電アクチュエータにおいて、
前記電極部は、前記一端部側が短い方の底辺となる平面台形状に設けられていることを特徴としている。
【0014】
また、請求項8に記載の圧電アクチュエータは、請求項6に記載の圧電アクチュエータにおいて、
前記電極部は、複数の矩形状の矩形電極部によって構成されていることを特徴としている。
また、請求項9に記載の圧電アクチュエータは、支持体と、
板状の圧電素子と、長手方向を有するほぼ矩形板状の補強部とが積層された振動板と、
前記振動板の長手方向の一端部が駆動対象に当接するように前記振動板を前記支持体に振動可能に支持する支持部材とを備え、
電力供給による前記圧電素子の伸縮によって前記振動板を振動させ、当該振動による前記一端部の変位によって前記駆動対象を駆動する圧電アクチュエータであって、
前記圧電素子の前記長手方向と直交する幅方向の大きさは、前記駆動対象に当接する一端部側が前記長手方向の他端部側よりも小さくなっていることを特徴としている。
【0015】
また、請求項10に記載の圧電アクチュエータは、請求項9に記載の圧電アクチュエータにおいて、
前記圧電素子は、前記一端部側が短い方の底辺となる平面台形状に設けられていることを特徴としている。
【0016】
また、請求項11に記載の時計は、請求項1ないし10のいずれかに記載の圧電アクチュエータと、
前記圧電アクチュエータによって回転駆動されるリング状のカレンダー表示車とを具備することを特徴としている。
【0017】
また、請求項12に記載の携帯機器は、請求項1ないし10のいずれかに記載の圧電アクチュエータと、
前記圧電アクチュエータに電力を供給する電池とを具備することを特徴としている。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
A.全体構成
まず、本発明の様々な実施形態に係る圧電アクチュエータを説明するに先立ち、これらの圧電アクチュエータが組み込まれる腕時計のカレンダー表示機構の主要構成について説明する。図1に示すように、圧電アクチュエータAは、面内方向(図の紙面と平行な方向)に伸縮振動する振動板10およびロータ100から大略構成されている。ロータ100は地板103に回転自在に支持されるとともに、振動板10と当接する位置に配置されており、振動板10に生じる振動によってその外周面が叩かれると、図中矢印で示す方向に回転駆動されるようになっている。
【0019】
次に、カレンダー表示機構は、圧電アクチュエータAと連結しており、その駆動力によって駆動される。カレンダー表示機構の主要部は、ロータ100の回転を減速する減速輪列とリング状の日車50から大略構成されている。また、減速輪列は日回し中間車40と日回し車60とを備えている。
【0020】
ここで、上述したように振動板10が面内方向に振動すると、振動板10と当接しているロータ100が時計回り方向に回転させられる。ロータ100の回転は、日回し中間車40を介して日回し車60に伝達され、この日回し車60が日車50を時計回り方向に回転させる。
【0021】
B.第1実施形態
B−1.構成
次に、本発明の第1実施形態に係る圧電アクチュエータA1について説明する。図2に示すように、圧電アクチュエータA1は、図の左右方向に長く形成された平面形状がほぼ台形状の振動板10と、この振動板10を地板103(図1参照)に支持する支持部材11とを備えている。振動板10は、図の左右方向である台形の高さ方向(以下、高さ方向とする)が長い方の底辺部135aよりも長く、つまり図の左右方向に延びる台形状である。
【0022】
台形状の振動板10の短い方の底辺部35には、ステンレス鋼等の金属等から形成される突起部(接触部分)36がロータ100側に向けて突設されており、この突起部36がロータ100の外周面に接触している。このような突起部36を設けることにより、ロータ100との接触面の状態等を維持するために突起部36に対してのみ研磨等の作業を行えばよいので、ロータ100との接触部の管理が容易となる。
【0023】
また、図示のように本実施形態では、突起部36は、平面的に視てロータ100側に突出した曲面形状になされている。このようにロータ100と当接する突起部36を曲面形状にすることにより、ロータ100と振動板10の位置関係がばらついた(寸法ばらつきなどによる)場合にも、曲面であるロータ100の外周面と曲面形状の突起部36との接触状態がさほど変化しない。従って、安定したロータ100と突起部36の接触状態を維持することができる。
【0024】
台形状の振動板10の長手方向の辺部である脚辺部135には、L字状の支持部材11の一端部37が取り付けられている。支持部材11は、振動板10が取り付けられる端部37を有する取付部137と、取付部137から屈曲して延在する支持基部138とから構成されており、支持基部138の端部38は、ネジ39により地板103(図1参照)に支持されている。この構成の下、支持部材11は、その弾性力によって振動板10をロータ100側に付勢した状態で支持しており、これにより振動板10の突起部36はロータ100の側面に当接させられている。なお、本実施形態に係る圧電アクチュエータA1は、支持部材11と振動板10の取付位置に特徴を有しているが、これについては後述する。
【0025】
図3に示すように、振動板10は、2つの長方形状の圧電素子30,31の間に、これらの圧電素子30,31とほぼ同形状であり、かつ圧電素子30,31よりも肉厚の小さいステンレス鋼などの補強板(補強部)32を配置した積層構造となっている。このように圧電素子30,31の間に補強板32を配置することにより、振動板10の過振幅や外力に起因する振動板10の損傷を低減することができる。また、補強板32としては、圧電素子30,31よりも肉厚の小さいものを用いることにより、圧電素子30,31の振動を極力妨げないようにしている。
【0026】
上下に配置された圧電素子30,31の面上には、それぞれ電極33が配置されている。この電極33を介して圧電素子30,31に電圧が供給されるようになっている。ここで、圧電素子30,31としては、チタン酸ジルコニウム酸鉛(PZT(商標))、水晶、ニオブ酸リチウム、チタン酸バリウム、チタン酸鉛、メタニオブ酸鉛、ポリフッ化ビニリデン、亜鉛ニオブ酸鉛((Pb(Zn1/3-Nb2/3)03 1-x-Pb Ti 03 x)xは組成により異なる。x=0.09程度)、スカンジウムニオブ酸鉛((Pb((Sc1/2Nb1/2)1-x Tix)) 03)xは組成により異なる。x=0.09程度)等の各種のものを用いることができる。
【0027】
このような構成の振動板10は、駆動回路から電極33を介して圧電素子30,31に交流電圧が印加されると、圧電素子30,31が伸縮することによって振動するようになっている。その際、図4に示すように、振動板10が図2の左右方向である高さ方向に伸縮する縦振動で振動するようになっている。このように圧電素子30,31に交流電圧を印加して高さ方向の振動である縦振動を励振すると、図5に示すように、振動板10の重量バランスのアンバランスさやロータ100から受ける反力等による底辺部35近傍の弾性変形等によって、振動板10には幅方向の屈曲振動が誘発されることになる。
【0028】
重量バランスによる屈曲振動の原理について説明すると、図示のような台形状の振動板10を用いた時に振動板10が高さ方向に縦振動をした場合、重量バランスのアンバランスさによりその支点(無負荷時には振動板10の重心)を中心とした回転モーメントが作用し、振動板10に図示のような屈曲振動が誘発されるようになっている。
【0029】
また、本実施形態では、台形状の振動板10の短い方の底辺部35側をロータ100と当接させている。このように幅が細くなる側、つまり剛性が低い側の辺部をロータ100に当接させることにより、振動時にロータ100から受ける反力により振動板10の底辺部35側の部位の弾性変形を積極的に促し、これにより上記アンバランスさに起因する振動に加え、幅方向の振動である屈曲振動を大きくしている。つまり、本実施形態のように、短い方の底辺部35が駆動端として設定される台形状の振動板10を採用することにより、より大きな屈曲振動を誘発することができるのである。
【0030】
このような縦振動と屈曲振動とが生じ、両者が結合されると、振動板10の突起部36におけるロータ100の外周面との接触部分は、図6に示すように楕円軌道に沿って移動することになる。つまり、突起部36におけるロータ100との接触部分が大きく変位することになる。従って、突起部36の移動に伴って回転駆動されるロータ100の駆動量を多くすることができ、より効率の高い駆動が可能となる。
【0031】
次に、以上のような縦振動と屈曲振動が結合した振動が生じる振動板10の振動を極力妨げないように支持する支持部材11の振動板10への取付位置について図7を参照しながら説明する。
【0032】
図7に示す例では、圧電素子30,31の伸縮により生じる縦振動が一次の振動モードであり、この縦振動により誘発される屈曲振動が二次の振動モードである場合について説明する。この場合、図示のように、一次の縦振動の振動の節(node)は、振動板10の重心Gを通り底辺部135a側に突出する湾曲線STとなることが実測された。また、二次の屈曲振動の節は、3つ存在することになるが、その節のうち上記縦振動の節に最も近い節KPは、図示のような位置となる。ここで、支持部材11の端部37は、振動板10の脚辺部135における上記湾曲線STと、屈曲振動の節KPを通る幅方向(図の上下方向)線SKとの間の部位135hに取り付けられている。つまり、振動板10は、縦振動と屈曲振動の節の間の部位である部位135hにおいて支持部材11によって振動可能に支持されている。
【0033】
このような位置で振動板10を支持することにより、振動板10に生じる縦振動および屈曲振動の振動エネルギーの損失を抑制し、より高効率での駆動を可能とすることができる。つまり、振動板10の縦振動および屈曲振動の静止点である節の間、つまり両方の節により近い位置を支持、つまり固定することにより縦振動と屈曲振動の振動エネルギーの損失を抑制しているのである。
【0034】
なお、本実施形態では、一次の縦振動と二次の屈曲振動が励振される場合について説明したが、これに限らず、n次の縦振動(nは自然数)とm次の屈曲振動(mは自然数)が結合した振動を生じさせる場合に、両振動の節の位置が異なる場合には、上述したように最も近い両振動の節の間で振動板10を支持するようにすれば、振動エネルギーの損失を抑制することができ、より高効率の駆動が可能となる。もちろん、縦振動と屈曲振動の節の位置が一致する場合には、その節の位置で振動板10を支持するようにすればよい。また、図8に示すように、脚辺部135における縦振動の節である湾曲線STとの交点部分で振動板10を支持するようにしてもよい。この場合にも、突起部36の変位に大きく影響する縦縦振動のエネルギー損失を抑制し、効率のよい駆動が可能となる。また、脚辺部135における屈曲振動の節KPを通る幅方向線SKとの交点部分を支持するようにしてもよい。
【0035】
B−2.動作
次に、上記第1実施形態に係る圧電アクチュエータA1が組み込まれた腕時計のカレンダー表示機構の動作について説明する。まず、図示せぬ駆動回路から振動板10に電圧が印加されると、圧電素子30,31の伸縮によって撓み振動し、上述したように突起部36がロータ100と当接した状態で振動板10が楕円軌道に沿って移動する。このような突起部36の変位に伴ってロータ100が図中矢印方向に回転させられる。ロータ100が回転させられることにより、日回し中間車40を介して日車50が回転させられ(図1参照)、表示される日や曜が切り換わるようになっている。
【0036】
上記のように突起部36を楕円軌道に沿って移動させる場合、台形状の振動板10の各寸法等は、図9に示すようなインピーダンス特性を有するような寸法等に設定することが好ましい。図9に示すインピーダンスの変化特性は、屈曲振動の共振周波数が縦振動の共振周波数よりも若干大きくなるようになっている。このように縦振動の共振周波数よりも屈曲振動の共振周波数を若干大きくなるような寸法等を有する振動板10を用い、両者の共振周波数の間の周波数で振動板10を駆動すれば、振動板10に生じる縦振動と屈曲振動の両者を大きくすることができ、より大きな楕円軌道に沿って突起部36を移動させることができる。
【0037】
本実施形態では、上述したように台形状の振動板10を採用することにより、縦振動と屈曲振動が結合した大きな振動を生じさせて、駆動部である突起部36をより大きな楕円軌道に沿って移動させている。これにより、より高効率での駆動を可能としている。また、このように大きな振動を生じさせる振動板10を採用するとともに、上述したような部位135hで振動板10を支持することにより、支持構造による振動エネルギーの損失を抑制し、さらに高効率での駆動を可能としている。また、このような高効率での駆動を可能とするために、増幅機構などを設けたりする必要がないため、構成が簡易である。
【0038】
B−3.変形例
なお、上述した第1実施形態における支持部材11に代えて、図10に示すような形状の支持部材90を用いるようにしてもよい。同図に示すように、この支持部材90は、その端部37が振動板10の部位135hに取り付けられている点では、上記支持部材11と同様であるが、取付部97が脚辺部135と面内において直交する方向に延在している点で上記支持部材11と異なっている。このような支持部材90を用いれば、振動板10に生じる縦振動および屈曲振動のエネルギー損失をさらに抑制することが可能となり、さらに高効率での駆動が可能となる。
【0039】
また、図11に示すような形状の支持部材110を用いるようにしてもよい。同図に示すように、この支持部材110は、その端部37が振動板10の部位135hに取り付けられる点では支持部材11と同様であるが、取付部117は、その端部37側の部分であり、脚辺部135と直交する方向に延在する直交延在部117aと、支持基部138側の部分であり、直交延在部117aと連なって形成されるとともに支持基部138に垂直方向に連なるように湾曲する湾曲部117bとから構成されている。このような支持部材110を用いれば、上述した支持部材90と同様に振動エネルギーの損失をさらに抑制することができると共に、湾曲部117bによって、図10に示す支持基部138よりも図の左右方向である振動板10の高さ方向に長い支持基部138を用いることができる。
【0040】
ここで、支持基部138のネジ39により固定される位置と取付部と連結される位置との間の長さLは、長くすると支持部材としての弾性率が低くなり、振動板10の振動を大きく許容するようになる。つまり、振動板10の振幅を大きくしてより高速なロータ100の回転駆動を可能とすることができる。一方、支持基部138の長さLを短くすれば、支持部材の弾性率が高くなり、これにより突起部36をより大きな力でロータ100に当接させることができ、高トルク駆動が可能となる。すなわち、支持基部138の長さLは、圧電アクチュエータA1の駆動特性を決める1つの要素であり、高速駆動を要求する場合には、上述したように長さLを長くすることが好ましい。設置スペース等の設計条件により、ネジ39による支持基部138の固定位置が決められてしまうこともあるが、この場合、上記のように湾曲部117bを用いることで、限られたスペースの中でもより長い支持基部138を用いることが可能となる。一方、高トルクでの駆動を要求する場合には、図10に示すような直線状の支持部材90を用い、支持基部138の長さLを短くするようにすればよい。
【0041】
また、上述した実施形態においては、いずれか一方(図の下側)の脚辺部135に支持部材11を取り付けるようにしていたが、反対側の脚辺部の同様の位置に支持部材11を取り付けるようにしてもよい。
【0042】
C.第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態に係る圧電アクチュエータについて図12および図13を参照しながら説明する。なお、第2実施形態において、第1実施形態と共通する構成要素には、同一の符号を付けて、その説明を省略する。
【0043】
図12および図13に示すように、この圧電アクチュエータA2における振動板10は、その重心Gにおいて支持ネジ120によって地板103に支持されている。具体的には、支持ネジ120は、振動板10の重心位置を厚さ方向(図12の紙面垂直方向、図13の上下方向)に貫通するとともに、その先端部が地板103にネジ止めされている。これにより、振動板10は、重心Gを支点として支持ネジ120に支持されている。
【0044】
振動板10の縦振動の節は、重心Gを通る湾曲線上に位置することは上述した通りである。従って、本実施形態のように重心Gの位置で振動板10を支持するようにすれば、振動板10に生じる縦振動の振動エネルギーの損失を抑制することができる。
【0045】
また、上述した第1実施形態では2次の振動モードとなっていた屈曲振動を1,3,5といった奇数次の振動モードで振動させるようにすれば、重心Gを通る縦振動の節と屈曲振動の節が一致する、つまり屈曲振動の節が重心Gとなる。従って、奇数次の振動モードの屈曲振動を誘発させるようにすれば、本実施形態のように重心Gで振動板10を支持することより、屈曲振動のエネルギー損失を抑制することができる。
【0046】
また、振動板10の脚辺部135ではなく、重心Gで振動板10を支持するようにしているので、上記第1実施形態と比較してエネルギー損失をさらに抑制することができる。従って、圧電アクチュエータA2は、より高効率での動作が可能となる。
【0047】
なお、第2実施形態における圧電アクチュエータA2では、平面形状が台形状の振動板10を用いるようにしていたが、これに限らず、矩形状や他の形状のものを用いるようにしてもよく、採用した形状の振動板の重心位置で当該振動板を支持するようにすればよい。
【0048】
D.第3実施形態
次に、本発明の第3実施形態に係る圧電アクチュエータについて図14および図15を参照しながら説明する。なお、第3実施形態において、第1および第2実施形態と共通する構成要素には、同一の符号を付けて、その説明を省略する。図14および図15に示すように、第3実施形態に係る圧電アクチュエータA3では、上記第1実施形態の振動板10の代わりに、矩形状の補強板140の両面に圧電素子141が積層された構造の振動板142を備えている。これらの補強板140および圧電素子141は、上述した第1実施形態における補強板32および圧電素子30,31と平面形状が異なる以外は、同様の構成である。
【0049】
このような補強板140と圧電素子141との積層構造の振動板142は、矩形状の圧電素子141の面上に台形状の電極143が形成されている。図14に示すように、電極143は、ロータ100と当接する突起部36が設けられた側が短い方の底辺となる台形状であり、この電極143を介して圧電素子141に駆動電圧が供給されるようになっている。
【0050】
この構成の下、電極143を介して圧電素子141に駆動電圧が印加されると、振動板142が縦振動する。この縦振動による突起部36の変位に伴うロータ100からの反力等によって振動板142には屈曲振動が生じ、上述した第1実施形態と同様に縦振動と屈曲振動が組合わさった振動が励起される。つまり、振動板142は、駆動電圧印加によって機械エネルギーに変換された振動(縦振動)以外にもロータ100からの反力によって屈曲振動が励起されており、この屈曲振動の機械エネルギーの一部が圧電素子141によって電気エネルギーに変換されてしまう。このような機械エネルギーから電気エネルギーの変換が生じると、屈曲振動の振動エネルギーが若干(実験では約10%程度)少なくなってしまう。
【0051】
本実施形態は、上記のような圧電素子141によるエネルギー変換に起因する振動エネルギーの損失を抑制することを考慮し、上記のような台形状の電極143を形成している。すなわち、電極143が設けられていない部分では、ロータ100からの反力等により誘発される屈曲振動による機械エネルギーは、電気エネルギーに変換されないため、振動板142のロータ100側の部分でエネルギー変化による振動エネルギーの損失を抑制することができる。つまり、台形状の電極143を採用することにより、駆動効率の大きく影響のある振動板142の突起部36側での振動エネルギーの損失を減少させて、高効率での駆動を可能としているのである。また、圧電素子141および補強板140は、矩形状であるため、振動板142の強度が大きく減少することもない。従って、本実施形態に係る圧電アクチュエータA3では、機械的強度の低下を招くことなく、高効率での駆動を可能としているのである。
【0052】
また、振動板142では、台形状の電極143の短い方の底辺部分に対応する部分から延びるように駆動端となる突起部36が設けられている。このため振動板142における突起部36が設けられた部位では、駆動電圧印加による振動板142の振動である縦振動による変位が減少しない。従って、圧電アクチュエータA3では、縦振動の変位の減少を招くことなく、上記のように屈曲振動のエネルギー損失を抑制することが可能となる。
【0053】
なお、電極143の形状は、図14に示すような形状に限らず、圧電素子141の面上において、ロータ100側に形成される電極の幅方向(図14の上下方向)の大きさが、他端側に形成される電極よりも小さくなるような形状であればよい。例えば、図16に示すような形状の電極143を圧電素子141の面上に形成するようにしてもよい。
【0054】
また、図17に示すように、矩形状の電極部143aを複数配置することにより、ロータ100側に形成される電極の面積を小さくするようにしてもよい。このよう矩形状の電極部143aを配置するようにすれば、台形状の電極を形成する場合と比較して電極形成工程が簡易となる。
【0055】
また、上述した第3実施形態では、電極143の形状を台形状等にするようにしていたが、これに限らず、図18に示すように、補強板140のみを矩形状とし、この補強板140に台形状の圧電素子141および電極143を積層するようにしてもよい。
【0056】
また、上述した第3実施形態においても、支持部材11が上記第1実施形態と同様の位置で振動板142を支持するようにしてもよい。この場合、2つの支持部材を用いて両側(図14の上下側)で振動板142を支持するようにしてもよい。
【0057】
E.変形例
なお、本発明は、上述した様々な実施形態における圧電アクチュエータを腕時計のカレンダー表示機構に適用される以外にも、電池駆動される時計以外の携帯機器に搭載して用いることも可能である。
【0058】
また、上述した各実施形態においては、振動板は、補強板32(140)の上下に圧電素子30,31(141)を積層した構造となっていたが、いずれか一方のみに圧電素子を積層する構造であってもよいし、複数の補強板を設け、これらの上下に圧電素子を積層した多重積層構造であってもよい。
【0059】
また、上述した各実施形態では、突起部36をロータ100に当接させるようにしていたが、突起部36を設けずに振動板の一端部(底辺部35など)をロータ100に当接させるようにしてもよい。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、簡易な構成でありながら、高効率での駆動が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る圧電アクチュエータを備えた時計のカレンダー表示機構の主要構成を示す平面図である。
【図2】 前記圧電アクチュエータの全体構成を示す平面図である。
【図3】 前記圧電アクチュエータの構成要素である振動板を示す側断面図である。
【図4】 前記振動板が縦振動する様子を示す図である。
【図5】 前記振動板が縦振動することにより誘発される屈曲振動を説明するための図である。
【図6】 前記振動板の振動時における前記振動板の一端側に設けられた突起部の軌道を説明するための図である。
【図7】 前記振動板の支持構造を説明するための図である。
【図8】 前記振動板の支持構造の変形例を説明するための図である。
【図9】 前記振動板の振動周波数とインピーダンスとの関係の一例を示すグラフである。
【図10】 第1実施形態に係る圧電アクチュエータの変形例の全体構成を示す平面図である。
【図11】 第1実施形態に係る圧電アクチュエータの他の変形例の全体構成を示す平面図である。
【図12】 本発明の第2実施形態に係る圧電アクチュエータの全体構成を示す平面図である。
【図13】 第2実施形態に係る前記圧電アクチュエータを示す側断面図である。
【図14】 本発明の第3実施形態に係る圧電アクチュエータの全体構成を示す平面図である。
【図15】 第3実施形態に係る前記圧電アクチュエータの構成要素である振動板を示す斜視図である。
【図16】 第3実施形態に係る圧電アクチュエータの変形例の全体構成を示す平面図である。
【図17】 第3実施形態に係る圧電アクチュエータの他の変形例の全体構成を示す平面図である。
【図18】 第3実施形態に係る圧電アクチュエータのさらに他の変形例の構成要素である振動板を示す斜視図である。
【符号の説明】
10……振動板、11……支持部材、30……圧電素子、31……圧電素子、32……補強板、33……電極、35……底辺部、36……突起部、37……端部、90……支持部材、97……取付部、100……ロータ、103……地板、120……支持ネジ、135……脚辺部、137……取付部、138……支持基部、140……補強板、141……圧電素子、142……振動板、143……電極、A1,A2,A3……圧電アクチュエータ

Claims (12)

  1. 支持体と、
    板状の圧電素子と補強部とが積層され、板面形状がほぼ台形状である振動板と、
    前記振動板の短い方の底辺部が駆動対象に当接するように前記振動板を前記支持体に振動可能に支持する支持部材とを備え、
    前記振動板は、前記圧電素子の伸縮により、前記台形の高さ方向に伸縮する縦振動、および前記高さ方向と直交する幅方向に揺動する屈曲振動とが組合わさった振動が生じるようになっており、当該振動による前記底辺部の変位によって前記駆動対象を駆動する圧電アクチュエータであって、
    前記支持部材は、前記振動板の脚辺部のうち、前記振動板に生じる前記屈曲振動の節と前記縦振動の節との間の部位に取り付けられている
    ことを特徴とする圧電アクチュエータ。
  2. 前記縦振動の節または前記屈曲振動の節が複数存在する場合には、前記支持部材は、隣り合う前記縦振動の節と前記屈曲振動の節の間の距離が最も短い前記縦振動の節と前記屈曲振動の節の間の部位に取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の圧電アクチュエータ。
  3. 支持体と、
    板状の圧電素子と補強部とが積層され、板面形状がほぼ台形状である振動板と、
    前記振動板の短い方の底辺部が駆動対象に当接するように前記振動板を前記支持体に振動可能に支持する支持部材とを備え、
    前記圧電素子の伸縮によって前記振動板を振動させ、当該振動による前記底辺部の変位によって前記駆動対象を駆動する圧電アクチュエータであって、
    前記支持部材は、前記振動板の脚辺部のうち、前記振動板に生じる振動の節上の部位に取り付けられる取付部を有しており、当該取付部は、前記振動板の属する平面方向であって、当該取付部が取り付けられる前記脚辺部とほぼ直交する方向に延在している
    ことを特徴とする圧電アクチュエータ。
  4. 前記支持部材は、前記台形の高さ方向に延在し、その一端が前記支持体に固定される支持基部を有しており、
    前記取付部は、前記振動板に取り付けられる部分と反対側の部分が前記支持基部の延在方向に対してほぼ直交する方向に連なるように湾曲している
    ことを特徴とする請求項3に記載の圧電アクチュエータ。
  5. 支持体と、
    板状の圧電素子と補強部とが積層され、板面形状がほぼ台形状である振動板と、
    前記振動板の短い方の底辺部が駆動対象に当接するように前記振動板を前記支持体に振動可能に支持する支持部材とを備え、
    前記圧電素子の伸縮によって前記振動板を振動させ、当該振動による前記底辺部の変位によって前記駆動対象を駆動する圧電アクチュエータであって、
    前記支持部材は、前記振動板の重心位置を支持する
    ことを特徴とする圧電アクチュエータ。
  6. 支持体と、
    長手方向を有するほぼ矩形板状の圧電素子と補強部とが積層された振動板と、
    前記振動板の長手方向の一端部が駆動対象に当接するように前記振動板を前記支持体に振動可能に支持する支持部材とを備え、
    電力供給による前記圧電素子の伸縮によって前記振動板を振動させ、当該振動による前記一端部の変位によって前記駆動対象を駆動する圧電アクチュエータであって、
    前記圧電素子の面上に設けられ、当該圧電素子に電力を供給するための電極部を備え、
    前記電極部の前記長手方向と直交する幅方向の大きさは、前記駆動対象に当接する一端部側が前記長手方向の他端部側よりも小さくなっている
    ことを特徴とする圧電アクチュエータ。
  7. 前記電極部は、前記一端部側が短い方の底辺となる平面台形状に設けられている
    ことを特徴とする請求項6に記載の圧電アクチュエータ。
  8. 前記電極部は、複数の矩形状の矩形電極部によって構成されている
    ことを特徴とする請求項6に記載の圧電アクチュエータ。
  9. 支持体と、
    板状の圧電素子と、長手方向を有するほぼ矩形板状の補強部とが積層された振動板と、
    前記振動板の長手方向の一端部が駆動対象に当接するように前記振動板を前記支持体に振動可能に支持する支持部材とを備え、
    電力供給による前記圧電素子の伸縮によって前記振動板を振動させ、当該振動による前記一端部の変位によって前記駆動対象を駆動する圧電アクチュエータであって、
    前記圧電素子の前記長手方向と直交する幅方向の大きさは、前記駆動対象に当接する一端部側が前記長手方向の他端部側よりも小さくなっている
    ことを特徴とする圧電アクチュエータ。
  10. 前記圧電素子は、前記一端部側が短い方の底辺となる平面台形状に設けられている
    ことを特徴とする請求項9に記載の圧電アクチュエータ。
  11. 請求項1ないし10のいずれかに記載の圧電アクチュエータと、
    前記圧電アクチュエータによって回転駆動されるリング状のカレンダー表示車と
    を具備することを特徴とする時計。
  12. 請求項1ないし10のいずれかに記載の圧電アクチュエータと、
    前記圧電アクチュエータに電力を供給する電池と
    を具備することを特徴とする携帯機器。
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